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脳血管障害をもつ患者家族への退院指導のあり方

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Academic year: 2021

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5 脳血管障害をもつ患者家族への退院指導のあり方

○稲田 衣美(赤穂市民病院)  

Ⅰ.はじめに  脳血管疾患で入院した患者はさまざまな後遺症を残すことが多く、退院後の生活に不安を抱え ながら生活することが多い。今回の事例を通し、社会資源の利用が有効利用できていたのか、な ぜ痙攣による入退院を繰り返してきたのだろうかと疑問に思い、インタビューを実践した。それ を元に、今後の患者・家族への支援につながる退院指導について考えていきたいと思い、研究す ることとした。 Ⅱ.研究方法  1.研究デザイン   質的研究:事例研究  2.対象および期間   対象:A氏の妻(50代)   期間:平成20年5月~平成20年7月11日  3.データ収集方法   妻に対して、半構成的面接法を用いる。10~30分、3回面接を行った。  4.データ分析方法 1)インタビュー内容結果を、参考資料を元に脳血管障害の後遺症をもつ患者の退院指導に ついての分類を元にし、①健康認識、②症状出現時の対応、③社会資源の活用の項目に分 類し、その意味内容についてまとめる。 2)上記の3項目について考察する。  5.倫理的配慮  患者とそのご家族に口頭で研究目的を説明し、了解を得てから実施した。そして、患者様・家 族のプライバシーに配慮し、データは全て匿名化で扱い個人が特定できないようにし、データは 本研究以外に使用しないこととする。 Ⅲ.結果  退院指導を受けた後の生活状況の結果を、3項目(①健康認識、②症状出現時の対応、③社会 資源の活用)に分類し、まとめた。 Ⅳ.結論  今回の事例を通し、今後の患者・家族の支援につながる退院指導は、①患者家族の生活に応じ た退院指導を行い、日々の看護業務の中に退院指導を行う時間を確保するようにしていく。②医 師の説明内容を確認し、医師と家族との間にズレはないかを確認する。そして、退院するにあたっ ての具体的な指導を提示していく。③入院時から身体的、精神的、社会的側面の情報収集し、ア セスメントをしていく。④退院サマリーを有効に活用し継続して、患者家族が指導を守れるよう にサポートしていく、ということが分かった。

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