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甲府市内河川水質のBODとCODの相関 利用統計を見る

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(1)

論 文

甲府市内河川水質のBODとCODの相関

今岡正美 平山公明 平山けい子 佐藤英夫

(平成2年8月31日受理)

Correlation between BOD and COD Values of River Water in Kofu

MasaharuIMAOKA KimiakiHIRAYAMA KeikoHIRAYAMA HideoSATO

      Abstract   Some simplified and practical methods to estimate BOD values with examined COD values instead of BOD examination were considerd using the data of river water qualities in Kofu, To make a correlated equation between BOD and COD values is the most fundamental method. Almost all examined BOD values were included within the estimated BOD values十〇r−mean value of COD values examined. About two thirds of the BOD/COD values were distributed within O.5−1。5.

1.はじめに

 水質検査項目の中で、互いに同一または類似した不 純物を異なる検査項目において測定する場合や、発生 源における各種汚濁物質の混合比が類似しているなど の場合に高い相関を示す水質項目があり、その一つと してBODとCODの関係がある。河川水質管理や下水 道計画ではBODが用いられているが、 CODの測定は BODの測定に対して比較的容易に、また短時間ででき ることから、CODの測定が、BODを予測するための予 備測定またはBOD測定の代用として用いられること がある。しかし、CODおよびBODの測定値群はそれ ぞれ相当ぼらつきを示し、また河川によって、あるい は経年的に両者の関係に変化がみられる。これらのこ とをふまえて、甲府市内河川の水質調査結果1)をもと に、そのBODとCODの測定値について比較し、地点 別あるいは経年的な特性の変化や、どの程度の正確さ

でCODからBODを推定できるか等について考察を

行った。 *土木環境工学科,Department of Civil and Environmental  Engineering

2.BODとCODの性質と相関式

 2−1 BODとCODの性質

 BODは水中の有機物が好気性の微生物の働きに

よって分解されるときに消費される溶存酸素量で、微 生物によって分解される有機物の量の多いほどBOD も大きくなる。その測定値はいろいろな原因で相当な ばらつきがある。  CODは過マンガン酸カリウムなどを酸化剤として 用いて水中の有機性および、無機性の被酸化物を酸化 するときに消費される酸化剤の量を酸素の量であらわ したものである。測定に要する時間は短いが、酸化剤 として過マンガン酸カリウムを用いるとき、被酸化物 がすべて酸化されるのでなく、また、消費量に相当な ぼらつきがみられる。  BODが生物科学的酸素消費量であるのに対し、 CODは化学的な酸素消費量であることが基本的に異 なる。しかし、両者には密接な関係があるとされ、生 活排水では、その成分がどこでもほぼ一定であるため 一般にBOD/COD=2として扱われている2}。

2−2 BODとCODの相関式

(2)

甲府市内河川水質のBODとCODの相関

 採水試料中のBODとCODは共にぼらつきのある

変数であり、したがって両者を組み合わせた関係を示 す相関式については十分解明されていない。しかし、

ここでは測定の比較的容易なCODからBODを推定

するためCODを独立変数、 BODを従属変数とみなし て、それぞれの測定値より相関式を求める。この相関 式から求められるBODに対し、 BODの実際の測定値 はこのまわりに正規分布をするものとし、t分布を用 いて区間推定をすると、実際のBODの測定値が落ち る範囲を示す確率水準の限界値は以下の方法で求めら れる3)。  n個のCOD(x)およびBOD(y)の測定値の組につ いて、CODの平均値を云BODの平均値を5」’、 b=

Sxッ/Sxxとし、回帰直線はBODをYとするとCOD

の測定値xについて    y=ア十b(x−x)  で与えられる。また、BODの計算値Yに対し単一 の測定値yが落ちると期待される確率水準の範囲の

限界値Vは

   V=Y±st{1十1/n十(κ一死)2/&。}1/2  で表される。ただし

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 2−4 BODとCODの各地点別平均値の相関

 BODとCODはもともと相関の強いものであるが、

その例として図一2にBODとCODの各地点別の平

均値の関係を示す。ここでは明らかに強い相関がみら れるが、しかし、各地点別あるいは年別にみると、そ れぞれの特色がみられる。以下はそれらに関して考察 する。

3.BODとCODの相関式とBODの推定

 3−1 BOD、 CODの測定値の分布と相関式の例  図一3は、二川橋における1981年∼1986年の測定資 料により求めた相関式と、測定値の分布(×印)を示す。 相関式は}7=0.83κ+0.20で、資料数n=35、相関係 数0.77である。  確率水準P=5%の点線は、BOD測定値の95%が回 帰直線からY方向に平均して±3.07mg/1の範囲内に

存在することを意味するが実際にはBOD測定値の

100%がこの範囲にあったことを示している。同様にし てP=20%の点線は、回帰直線から平均して±1.97 mg/1の範囲内に、測定値の80%が存在することを意味 するが、実際には28(80%)の測定値が存在し、P=50% では回帰直線から平均して±1.03mg/1の範囲に 18(51%)の測定値がある。しかし、例えぽ、図一3に 示す回帰直線の勾配は、右上の大きなBOD、 CODの1 組につよく影響を受けているように見受けられる。 BOD、 CODのそれぞれの測定値について、大きい側と 小さい側の各2個を除外し、残りの資料で同様の計算 を試みると、資料数は⑧で示す6資料が省かれn=29 となり、相関係数は0.59、相関式はy=O.69x+0.86 である。P ==5%では、 Y±(平均3.09 mg/1)内にn= 29の測定値(100%)が存在し、P=20%ではY±(平均 1.98㎎/1)内に22(76%)の測定値、P=50%ではY± (平均1.03mg/1)内に15(52%)の測定値が存在してい る。n=35の場合と比較して、回帰直線の位置は異な るが、回帰直線からのばらつきの程度についての差異 は認められない。

 3−2 BODとCODの相関式の経年変化

 調査地点31地点について、それぞれ5年間の測定値 を1群として、2年ごとにずらした資料についての相 関式の係数等の計算を3−1の場合と同様に行った。 その例として、二川橋、濁川流末、省路橋に関するも のを表一1に示す。P=5%、20%、50%の確率水準

に関するV−Yの計算値については、各COD測定値

に対する各水準ごとの計算値の平均値のみを示す。 BOD、 CODのそれぞれの平均値は経年的に減少傾向 を示すと共に、各確率水準のV−Yも減少する傾向を 示している。しかし、BODおよびCODの平均値の小 さいものが、必ずしもγ一γが小さいとは限らないこ とも示している。

(3)

山梨大学工学部研究報告 第41号 至昇仙峡 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 1’8 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

  ⑳

千代田湖 帯那川 採水地点名 和田峠 千松橋 長松寺橋 千秋橋 万才橋 二川橋 湯川湯村地内 湯川流末 相川横沢橋 相川流末 小湯川流末 貢川地蔵橋 貢川流末 沼川流末 共立病院北水路 忠徳橋 省路橋

熟馨上流㈱川)

藤川流末 蛭沢川流末 玉諸用水路 法印川 住吉下水路 上町用水路 小瀬用水路 四分川流末 高倉川流末 大円川流末 十郎川流末 千代田湖 帯那川流末

湯川

相川

{@   武田神社 山梨大学//

⑪ 貢川②

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笛吹川 図一1 甲府市内河川の水質調査地点の概要図

(4)

甲府市内河川水質のBODとCODの相関 mg/1  10

BOD

平均 X

COD平均

mg/1 図一2 調査地点別のBODの平均値とCODの平均    値の分散状態

 3−3 全測定地点における全測定資料による

    BODとCODの相関式

 表一2に、1975年∼1989年の15年間の測定資料に よって、回帰直線の係数および各確率水準の限界値の 幅の値の平均値を求めた結果を示す。また、比較のた めに1985年∼1989年の5年間の測定値を用いて同様の 計算を行った結果を表一3に示す。各測定地点につい て、それぞれの特色がみられ、また、1985年∼1989年 の資料は、BOD、 CODの平均値がそれぞれ全体に小さ く、また各確率水準の限界値の幅も減少する傾向を示 している。いずれにしても、V−Yの幅は、ほぼCOD の平均値程度で、この中にBODの測定値の95∼100% が落ちる程度の目安が与えられているように思われ る。

 3−4 第3章のまとめ

①BODとCODの関係を求めるために、相関式を作

 るのはもっとも基本的な方法であるが、現在一般に  行われている方法は、BODとCODのいずれかを独  立変数あるいは従属変数としているが、この方法で  は通常2つの式ができる。ここではCODを独立変  数としてBODを求める相関式を作成し、また確率

 水準によるBOD測定値の分布の限界幅を求めた

 が、これは理論的には不十分なものであり、一つの  目安にすぎないものである。

②CODを独立変数とするBODの相関式の係数は、

 地点別あるいは経年的に異なっている。それぞれに (皿9/1) 10 BOD (Y) 5 0 5 COD(X)  , P=5% / /   P=20%   P=50% @   Y=O.83X+0.20 P=50% P=20% P=5% 10  (mg!1)        資料数   35        相関係数   0.77        相関式    Y=0.83X+0.20   図一3 1981年∼1986年の二川橋におけるBODおよ      びCOD測定値の分布状態、相関式、 BODの      各確立水準の分布の理論的限界図  原因があると思われるが、結果的にはその地点のな  るべく新しい資料により各地点に関する相関式を作  成する必要がある。 ③各確率水準の限界値の幅は、確率水準を小さくと  れぽ広がるが、また年数が増加し資料数が増加する  程、広がる傾向にある。経年変化に対しては、全体  として各確率水準の限界値の幅は小さくなる傾向を  示している。 ④相関式および確率水準の限界値を求めた結果につ  いて、計算に用いた資料に対し、限界内にあるBOD  測定値の資料数を数えると、確率水準に示す百分率  の値とほぼ同じであることを示している。また、表

 一2においてP=5%で、V−Yの値はCODの平

 均値程度であり、P=50%でその約1/3程度となっ  ている。また、最近のデータによる表一3では、P=

 5%で、その値は一部の地点を除いてCOD平均値

 の0.7倍程度を示している。

4.BOD測定値の代わりにCOD測定値を用いた

 場合のBODの水質環境基準類型区分別分類

 4−1 COD測定値がBOD測定値に等しいと仮

   定した場合の水質環境基準類型区分別分類

 回帰直線により、CODからBODを求める場合、

COD、は固定された幅をもたないものとして扱われる が、CODおよびBODともにある程度幅をもたせて、

CODからBODの概略値に関する情報を得る方法に

(5)

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噸噸 毎公 報鵠 と2ば 磐磐 くく 冊笹 惜惜 申煙 ce _ 第41号

(8)

甲府市内河川水質のBODとCODの相関 表一4 1981年一一一・1986年の二川橋・におけるBODおよびCOD測定値の各組の環境基準類型別分類表 Fご\ CODによる分類**

\\ x

x \       、 X≦1 1<X≦2 2<X≦3 3<X≦5 5<X≦8 8<X≦10      TP0<X≦13 13<X

BOD

ノよる ェ類合計

AA

0 0 O 0 0 O O O O

A

O 1 O 1 O O 0 O 2 B 0 0 2 7 2 0 O 0 11  ***

aOD

i環境 ゙型) ノよる @分類 C O O 0 5 2 1 0 O 8

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0 O 0 2 8 1 0 O 11 E 、  0 O O 0 2 0 0 0 2 10<Y≦13 0 O O O 0 O 1 0 1 13<Y 0 0 O O O 0 0 0 0 合計 0 1 2

15

14

2 1 O

35

COD

ノよる ェ類 ㈹v 枠内の数 0 1 2 5 8 O 1 0 17(48$) 枠内および @上下の数 O 1 2

14

12

1 1 0 31(889)

,詩娚鍵塑纏欝精診ζ)

、㌫饗磯量職繊欝のxの区分の値に等しい ついては、たとえぽ、水質環境基準類型の階級分類を 用いることが考えられる。この場合、COD=BODとし て、COD測定値より水質環境基準類型に従った分類を 行い、ついでBOD実測値より同様のことを行って類 型に従った区分を比較する。ここで、CODとBODは ともに区分された類型に示される測定値の幅をもって 分類されることになる。表一4は、図一1で用いた二

川橋におけるCODとBODの各測定値により分類し

た例を示す。横方向はCODに関する分類の区分を

BODの水質環境基準類型と同じに示し、縦方向は

BODに関する類型をそのまま示す。枠内は、 CODと BODの各組について、そこにあてはまる数を示してい る。BODが10 mg/1以上については、資料を調べた結 果として、13mg/1以下の値が比較的多いこと、環境基 準類型がBOD 2∼3mg/1ごとに区分されているこ とから、一応13mg/1以下と13 mg/1をこえるものに分 類した。表一4によれぽ、二川橋における1981年∼1986 年の測定値35組のうち、17組(43%)がBOD=CODと した場合に同じ類型に分類され、その前後の類型には いる分、すなわち表一4で対角線上の枠から一つ上下 の枠まで含めると、31組(88%)がこの範囲にはいって いる。もっとも、B、 C類型の付近ではBODとCOD の間に多少のずれが目立っている。また、この方法で は水質が悪く類型外の資料の多い地点では合致率は高 くなる可能性を有している。表一5は、1975年∼1989 年の全資料について、5年ごとにまとめて分類した結 果を示す。これらについても合致率はほぼ二川橋の場 合と同様である。

 4−2 4章のまとめ

 BODとCODの測定値を、いくつかの区分枠内に階 級分類する方法として、その区分に環境基準類型を選 んだ。この場合、類型外は上限が示されていないので、 水質の良い地点と悪い地点を同一の基準で比較すると ころに多少の無理があるが、CODの示す値と同一類型 もしくはその前後の類型の範囲内にBODの測定値に よる分類の80%程度は合致すると考えられ、CODと BODの近似度もこの程度であることを示している。甲 府市内河川の調査結果を環境基準類型と比較すると、 全環境基準項目のうちBODが最も悪い類型の状態を 示すことが多く、たとえぽ環境基準の達成状況を詳細 に把握するため、比較的短時間でできるCODの測定 によって、水質監視の頻度を増すことなどが考えられ る。

5.BODとCODの比とその分布

 都市下水では一般にBOD/COD=2が用いられて

いるが、河川水の場合はどうか、またこの比を用いて CODからBODを推定できるか等について考察した。

(9)

第41号

 5−1 河川水のBODとCODの比とその分布

 1975年∼1989年における各地点のBOD/CODの比 を求め、地点ごとに分類した結果を表一6に示す。表 一6では、BOD/CODの値を計算して、各地点ごとに 最大値、最小値、平均値を求めた。また各BOD/COD の値を0.5刻みに分類し、それぞれの資料数を、各地点 ごとの全体数で除して分布の比率を百分率で示した。 これに関し、大部分の資料は0.5∼1.5の範囲に集中し、 この範囲に70%以上の資料があった地点は22地点で全 体の2/3を占める。しかし、千松橋、千秋橋、千代田 湖、帯那川はこの範囲のデータが少ない。また0.5以下 の割合が比較的多い地点は、千松橋(46%)、長松寺橋 (33%)、千代田湖(67%)、帯那川(53%)、四分川(27%)、 などであり、1.5以上の比較的多い地点は、湯川(41%)、 横沢橋(31%)、共立病院横(39%)、忠徳橋(32%)、そ 1.5

BOD

COD

 1.0 0.5 × × X     x   x     ∼x×  xx×♂  x      × x   ×    ×     × × × X 図一4  b        10        20        COD      mg/1 調査地点別COD測定値の平均値とBOD/CODの 平均値の関係 表一5 調査地点別のBODおよびCOD測定値の各組の環境基準類型合致状況 地点名 年 データ 相関係数

COD

ス均値 img/1)

BOD

ス均値 img/1) BODとCODが同一の類 ^にある数の比率 i%) BODとCODが同一、ま スはその前後の類型 ノある数の比率(%) 千松橋 1975−1989

79

0.72 2.4 1.4

20

70

長松寺橋 1975−1989

90

O.63 3.3 2.6

23

70

千秋橋 1975−1989

90

O.67 5.6 5.O

42

85

万才橋 1975−1987

79

O.73 5.0 4.6

48

87

二川橋 1975−1989

89

0.76 5.9 5.O

43

82

湯川湯村地内 1976−1989

83

O.81 8.5 9.1

46

89

湯川流末 1975−1989

90

O.71 9.9 14.1

36

70

相川横沢橋 1975−1989

90

O.78 9.3 13.4

46

84

相川流末 1975−1989

90

0.37 8.6 8.5

32

73

小湯川流末 1975−1989

90

0.66 12.4 14.9

42

86

貢川地蔵橋 1979・1989

64

O.61 4.3 3.8

42

85

貢川流末 1975−1989

90

0.72 7.0 6.5

36

78

沼川流末 1975−1989

90

O.67 10.1 11.7

40

76

共立病院北水路 1975−1987

71

0.98 32.2 56.4

83

95

忠徳橋 1975−1989

89

O.82 14.4 20.2

59

88

省路橋 1975−1989

90

O.81 8.9 8.9

41

81

蓬沢橋 1975−1989

90

0.65 10.O 9.4

46

85

穏池橋上流(濁川) 1975−1989

90

O.72 8.7 7.6

45

88

藤川流末 1975・1989

90

0.72 11.6 11.2

40

88

蛭沢川流末 1975−1989

87

O.27 7.9 5.3

27

79

玉諸用水路 1975−1989

85

O.76 6.4 4.9

29

78

法印川 1975−1989

80

0.86 6.8 6.6

40

87

住吉下水路 1975・1989

90

0.82 8.1 9.6

42

87

上町用水路 1975・1989

89

0.85 15.1 17.6

68

88

小瀬用水路 1975−1989

90

0.83 9.9 11.0

53

88

四分川流末 1988−1989

11

0.37 6.4 4.7

18

54

高倉川流末 1988−1989

11

0.78 5.7 5.3

36

72

大円川流末 1988−1989 8 0.88 8.3 8.2

25

100

十郎川流末 1988−1989

11

0.10 6.3 4.8

27

63

千代田湖 1987−1989

15

O.54 3.3 1.4

13

46

帯那川流末 1987−1989

17

一〇.27 2.4 1.O

17

64

(10)

$ 甲府市内河川水質のBODとCODの相関 1 Q 埋 Q Q Q 巴 罵 §

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9

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(11)

第41号 百OD

1.5       A−−−ム

        ㌔誌細ペー一末

      万才橋 0.5 0 11}::;::Ill:;::;::}::};:}::}榴:}:獅間 図一5 調査地点別のBOD/CODの経年変動(その1) 玉OD

COD

1.5 1、0 O.5 0

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㌫籔:一一AxA−一.ANb・・.AxA ..一一 ,taLS tw re       No     N       \玉諸用水路 ×一×一×\x 共立病院北水路 lr}::}::9・1:謬::}1:}1:}::6:6:1:測定期間 図一6 調査地点別のBOD/CODの経年変動(その2) の他、小湯川、住吉下水路、沼川流末、上町用水路、 などである。後者については、いずれも生活排水の流 入が比較的多いと思われる地点である。図一一4にCOD の地点別平均値とBOD/CODの地点別平均値の関係

を示す。それによれぽ、CODの平均値が大きい程

BOD/CODの平均値も大きくなる傾向を示している。

 5−2 BOD/CODの値の地点別平均値と経年的

変化  図一一5および図一6にBOD/CODについて1975年 ∼1979年、1976年∼1980年等、1985年∼1989年までの 5年ごとの移動平均による経年的変化を地点ごとに示 す。BOD/CODの地点別平均値は前述のように地点や 河川による差があるが、経年的変動は一般に小さい。 しかし、千松橋が上昇傾向にあり、また相川系統など は著しい減少傾向を示している。後者については下水 道の普及との関連性も考えられるが、今後調査する予 定である。また、変動量等については、より詳細な調 査を必要とするので、ここでは経年的変動の傾向をみ るにとどめる。

 5−3 第5章のまとめ

①BOD/CODの測定結果では、少なくとも過半数は  0.5∼1.5の間にある。その前後の分布は地点により、  河川により異なるが、0.5以下あるいは1.5以上のい  ずれかにかたよっている。 ②BOD/CODの値は、都市または流域下水道施設の  場合、BOD/COD=2が設計基準とされているが、都  市排水で汚染されているとみられる甲府市内河川の  水質調査結果では調査地点ごとに異なり、また経年  的変動もみられるが、平均的にみれぽ2よりずっと  小さい値を示している。

③BOD/CODの利用例として、たとえぽCODの測

 定値からBOD測定の希釈倍数を決定する場合など  によく用いられる。河川水の場合、BOD/CODは  0.5∼1.5の間に一つの目安をおき、河川の特徴に  よって、それより大きい方または小さい方に重点を  おく等の実用的な対応が考えられる。また、BOD/  CODの地点ごとのぼらつきは、 BOD、 CODの平均  値の地点ごとの差のばらつきに比べて、ずっと小さ  いものである。したがって、相関式を用いるより、  BOD/CODの値を用いる方が、各河川に共通な値と  しても使いやすく、容易にBOD測定の希釈倍率を  決定できる。 6.ま と め

 甲府市内河川の水質調査結果をもとに、BODと

CODの測定値から両者の関係を調べ、地域的な特色に

(12)

甲府市内河川水質のBODとCODの相関 ついて、また、CODからBODを推定できるか等につ いて考察したが、その結果をまとめれぽ次のようにな る。 ①相関式、環境基準類型程度の区分による分類、  BOD/CODの値の分布範囲による各方法は、それぞ  れ特徴をもっているが、BODに関して、CODから推  定したものと実測値とを比較すると、その適合の程  度に大きな差はないように思われた。

②CODからBODの実測値に近い値を常に導き出

 すことは困難で、両者共に測定する以外の方法がな  いが、たとえぽ、BOD測定の希釈倍率の決定など概  略の値でよい場合は、十分実用性があると思われる。 ③相関式による方法は、従来から用いられている方  法であるが、BOD測定値のぼらつきはCOD測定値  から求めたBODの計算値を中心にした、 COD測定  値の平均値の大きさの範囲内にほぼ含まれている。

④水質環境基準の類型に対し、BODは1∼3mg/1

 の一定の幅の区分をもって対応しているが、BODの  代わりにCOD測定値を使って類型別の分類をする  と、約半数は同じ類型に、さらに大部分はその前後  を含む類型内に分類される。

⑤約2/3の測定地点で、BOD/CODの値の70%以

 上が0.5∼1.5の範囲にある。また河川によって0.5以  下に片寄るか1.5以上に片寄るかもあらかじめ知る  ことができるため、COD値の0.5∼1.5倍を目安に  BOD値測定のための希釈倍率を決定することは容  易で、また十分実用性があると考えられる。

  甲府市内河川の水質について、BOD/CODの値

 は、測定地点、河川ごとに、あるいは経年的に変動  がみられる。しかし、都市下水などにおいて、平均  的な値とされているBOD/COD=2よりは小さい。  また、CODの平均値が比較的大きい地点では一般に  BOD/CODの値も大きい傾向を示している。 ⑥これらの考察は、すべての過去の測定値にもとず  いたものであり、将来の水質変化の推定に関する手  法は含まれていない。したがって、これまでのとこ  ろではなるべく同一地点の最近の資料による必要が  ある。また、異常値の取扱いについてはその発生頻  度が多い場合はさらに考察が必要である。

参考文献

1)今岡正美、平山公明:甲府市内河川の水質汚濁状況調査と考  察(昭和50年度∼平成元年度)(甲府市環境部受託研究報告  書) 2)たとえぽ 日本下水道協会:下水道施設設計指針と解説  (1984) 3)たとえぽ 藤井宏一訳:生物統計学。共立出版(1983)

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また、 NO 2 の環境基準は、 「1時間値の1 日平均値が 0.04ppm から 0.06ppm までの ゾーン内又はそれ以下であること。」です

スペイン中高年女性の平均時間は 8.4 時間(標準偏差 0.7)、イタリア中高年女性は 8.3 時間(標準偏差

平均的な交通状況を⽰す と考えられる適切な時期 の平⽇とし、24時間連続 調査を実施する。.

教職員用 平均点 保護者用 平均点 生徒用 平均点.

(水道)各年の区市町村別年平均日揚水量データに、H18 時点に現存 する水道水源井の区市町村ごとの揚水比率を乗じて、メッ

本市は大阪市から約 15km の大阪府北河内地域に位置し、寝屋川市、交野市、大東市、奈良県生駒 市と隣接している。平成 25 年現在の人口は