H23年10月25日 小松ドーム 生涯学習センター集会室
高齢者及び児童福祉施設における
感染症予防対策
~講義・DVD鑑賞・実技~
公立松任石川中央病院
感染管理認定看護師
嶋田 由美子
本日の内容
0 感染防止対策の基礎
0 ノロウイルスの臨床
0 ノロウイルス感染防止対策
0 アウトブレイク(
感染症の急激な爆発的な発生)
のDVD(約8分)
<クロストリディウム・ディフィシル関連下痢症>
0 インフルエンザの臨床
0 インフルエンザウイルスの感染防止対策
0 感染症の集団発生を疑うための情報収集
0 おわりに
目標
施設の感染対策のヒントとなる!
冷静な感染防止対策が考えられる!
疑問に思っていたことが一つでも解決
できる!!
感染とは
バイキンが病気を起こそう
とする力が人の抵抗力より
も強くなった場合
もともと非常に強い毒力を
もつバイキンの場合
人の抵抗力が非常に弱い場合
人の中で、バイキンが
増殖
して病気を起こすこと!
Http://www.kaigo-club.com/kansen/besic.html#s2高齢者及び児童福祉施設などでなぜ
感染するのか?
免疫力が低い(身体機能が未熟な小児・高齢により身
体機能が低下している高齢者)集団である
狭い密閉空間の中で、集団生活をしている
常に集団で行動することが多い
体が密接する機会が多い・手助けする手が入る
感染の輪が成立すると感染する!
抵抗力の
低い人 感染の原因 となる人 病原菌が入る場所 病原菌が出る場所感染経路
感染経路 (うつる経路) を断ち切ること が一番大事 病気の原因菌高齢者及び児童福祉施設などで従事さ
れる方の心得
患者に交差感染させないために
自分も感染しないために
感染を断ち切る方法が必要
基本となる予防策
+ うつる経路別予防策が必要!
それは
感染する経路を断ち切る方法
基本となる予防策
+
触れるときに
予防策
近づく時に
予防策
同じ空気を吸う時
予防策
うつる経路別の予防策
すべての利用者・すべての病気に対して
標準的に行う感染予防策
すべての利用者の汗を除く
①血液
②体から出る液
(傷から出る血・鼻血など) (便・尿・痰・傷から出る液など)
③粘膜
④傷ついた皮膚
(口の中・陰部など)
(けがをした時の傷・褥瘡など)
を感染する可能性があるものとして取り扱う
基本となる予防策=標準予防策
(スタンダードプリコーション
)
素手などで防護せずに処置をすると、感染の危険がある!高齢者及び児童福祉施設内での
感染する経路を断ち切る方法
基本となる予防策
うつる経路別の予防策
手洗い・うがい・
手袋など
手洗い・マスク・ガウンの装着
共有するものを清潔に管理
日常的な手洗いの効果
手に付着したバイキンと汚れを洗剤の作用により汚れを浮かせ、 手指をすり合わせることと、流水によって除去する 除菌効果は 15秒で10分の1 30秒で100分の1 60秒で1000分の1 速乾性手指消毒剤(擦式手指消毒)はアルコールの殺菌力を 主体とする化学作用を利用 →手に付着した微生物を最大10万分の1まで減らす *手に汚れや有機物がついていると、アルコールの効果は下がる *手洗いは石鹸を使って最低15秒以上行い、洗った後は清潔な タオルやペーパータオル等で水を十分に拭き取りましょう! *手洗いの後に、アルコール製剤による消毒を行うと、殺菌効果 が上がります!消毒剤と微生物の適用対象
消毒剤の種類 抗微生物スペクト 適用対象 グラム陽性菌 グラム 陰性菌 結 核 菌 真 菌 ウイルス 手 指 ・皮 膚 粘 膜 器 具 一 般 細 菌 M R S A 芽 胞 一 般 細 菌 緑 膿 菌 一 般 ウ イ ル ス H B V 広域 グルタラール ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × × ◎ 中域 消毒用エタノール ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ○ ◎ × ◎ × ◎ 次亜塩素酸ナトリウム ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ポピドンヨード ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ × 狭域 塩化ベンゼトニウム ◎ ○ × ◎ ○ × ○ × × ◎ ◎ ◎ 塩化ベンザルコニウム ◎ ○ × ◎ ○ × ○ × × ◎ ◎ ◎ グルコン酸クロルヘキ シジン ◎ ○ × ◎ ○ × ○ × × ◎ × ◎ 塩酸アルキルジアミノ エチルグリシン ◎ ○ × ◎ ◎ ○ ○ × × ◎ ○ ◎ ◎:有効 ○:効果弱い ×:無効 *消毒用エタノールのHBVに対する効果は厚生省監修「ウイルス肝 炎感染対策ガイドライン」を参考とした。 ◎:使用可 ○:注意して使用 ×:使用不可感染症罹患後における登園時の対応
感染症名 感染しやすい期間 登園のめやす 麻しん(はしか) 発症1日前から発しん出現後の4日 後まで 解熱後3日を経過してから インフルエンザ 症状が有る期間(発症前24時間から 発病後3日程度までが最も感染力が 強い) 症状が始まった日から5日以内に症状が無くなった 場合は、症状が始まった日から7日目まで又は解 熱した後、3日を経過するまで 風しん 発しん出現の前7日から後7日間くら い 発しんが消失してから 水痘(水ぼうそう) 発しん出現1~2日前から痂皮形成ま で すべての発しんが痂皮化してから 流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) 発症3日前から耳下腺腫脹後4日 耳下腺の腫脹が消失してから 結核 感染のおそれがなくなってから 咽頭結膜熱 (プール熱) 発熱、充血等症状が出現した数日間 主な症状が消え2日経過してから 流行性角結膜炎 充血、目やに等症状が出現した数日 間 感染力が非常に強いため結膜炎の症状が消失して から 百日咳 抗菌薬を服用しない場合、咳出現後3 週間を経過するまで 特有の咳が消失し、全身状態が良好であること(抗 菌薬を決められた期間服用する。7日間服用後は 医師の指示に従う) 腸管出血性大腸菌感 染症 (O157、 O26、O111等) 症状が治まり、かつ、抗菌薬による治療が終了し、 48時間をあけて連続2回の検便によって、いずれも 菌陰性が確認されたもの 医師が記入した意見書が必要な感染症厚生労働省ホームページ 保育所における感染症対策ガイドライン http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku02.pdf 病 名 感染しやすい期間 登園のめやす 溶連菌感染症 適切な抗菌薬治療を開始する前と開 始後1日間 抗菌薬内服後24~48時間経過していること マイコプラズマ肺炎 適切な抗菌薬治療を開始する前と開 始後数日間 発熱や激しい咳が治まっていること 手足口病 手足や口腔内に水疱・かいよう潰瘍が 発症した数日間 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普 段の食事がとれること 伝染性紅斑(リンゴ病) 発しん出現前の1週間 全身状態が良いこと ウイルス性胃腸炎 (ノロ、ロタ、 アデノウイルス等) 症状のある間と、症状消失後1週間 (量は減少していくが数週間ウイルスを 排泄しているので注意が必要) 嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事が とれること ヘルパンギーナ 急性期の数日間(便の中に1か月程度 ウイルスを排泄しているので注意が必 要) 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普 段の食事がとれること RSウイルス感染症 呼吸器症状のある間 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと 帯状疱疹 水疱を形成している間 すべての発しんが痂皮化してから 突発性発しん 解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと 医師の診断を受け、保護者が記入する登園届が必要な感染症
ロタウイルス感染症の特徴
生後6ヶ月から2歳の乳幼児に多くみられ、5歳までに
ほとんどの小児が経験する
米のとぎ汁のような白色の下痢便が特徴
主な症状は嘔吐と下痢
ノロウイルスよりも発熱を伴う場合が多く、
重症度が高いとされている
通常1歳を中心に流行がみられる
保育所、幼稚園、小学校などの小児や、病院、
老人ホーム、福祉施設などの成人でも集団発生
がみられることがある
感染経路と症状
• 便1g中には10から100億個ものウイルスが排出 • 感染力が非常に強く、10個以下のウイルスで感染が起こる • 便中のウイルスが、汚染された水や食物を介して、あるいは 汚染された物の表面(ドアノブ、手すり等)を触った手などから 人の口に入って感染する • 主な症状:激しい嘔吐(1日5から6回)、下痢、発熱 • 潜伏期間:約2日で、3から8日程度で治り、 発熱は半日から1日で終わる場合が多い • 急激に水分を失うため、特に乳幼児では 脱水症状に注意たびたび再感染を起こす • 一般に、年長児や成人では感染しても発症しない(不顕性感染) 場合が多い治療方法と予防
• 現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はない
• 脱水症を防ぐため、市販のイオン飲料等で水分を補給
• 飲んでも吐いてしまう場合は、 早めに医療機関を受診
• 下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので
使用しない
• 予防方法 :
日頃からの食事前やトイレの後など、石けんを
使ってしっかりと手を洗うことが大切
• 二次感染防止方法:
ノロウイルス対策と同じ
ノロウイルスとは?
ウイルス性胃腸炎集団発生の最も重要な病原因子
直径が38ナノメータ(38/1,000,000mm)の正二十面体
ノロウイルスが100個程度で感染、発病する
(糞便1g中に100万から10億個、吐物1g中に100万個
程度のノロウイルスが含まれる)
人の小腸上皮細胞のみ増殖が可能で、食品あるいは
環境中で増殖することはできない
多くの遺伝子が違うノロウイルスに感染するため、
何度でも感染・発病する
発病率は70~40%程度で、不顕性感染は30%程度
ノロウイルスの臨床症状
主症状:小腸の炎症⇒
下痢・腹痛
胃の運動神経の低下⇒吐き気
その他の症状:発熱・筋肉痛・頭痛
便の状態:水様の下痢・血便はない
潜伏期間:12~72時間
治療:1~3日後に治癒し、後遺症は残らない
ノロウイルスの診断:ノロウイルス迅速検査で15分
医療従事者の就業制限:
症状がある期間は就業制限が推奨されている
*各施設内で決められている
*ウイルスは、症状が消失した後も10日間ほど
便中に排出されるため、2次感染に注意が必要
ノロウイルスの抵抗性
酸に強い pH3の溶液に3時間でも失活しない 胃は食事をするとpH3以上となり、ノロウイルスは容易に腸 に達し、感染が成立する 70%アルコー ルに強い 拭く、あるいは噴霧では効果が少なく、湿す必要がある 熱に強い 60℃30分の加熱処理に安定 不活化には85℃1分間以上の加熱が必要 塩素イオンに 強い 3~6ppmの濃度では効果なし 水道水(0.1ppm)・プール(0.4ppm)の濃度では不活化できない 塩素イオンは有機物が存在すると、それに消費されるため 有機物がすくない時=200ppm(0.02%) 吐物・糞便=1000ppm(0.1%)以上の濃度が必要 環境中に長期 間生存可能 (ノロウイルスに 類似するネコカリ シウイルス実験) 液中:4℃で2ヶ月間 室温:2週間⇒37℃で1週間 冷凍:-20℃で数年間 乾燥にも強く、液中と同様に生存可能2つの顔を持つノロウイルス
-食中毒と感染症-
東京都福祉保健局公式ホームページ.
具体的な消毒方法
場所等 部位、種類 消毒方法 トイレ、洗面所、浴室 大・小便器、排水用レ バー、トイレのノブ、水 道の蛇口、浴槽 洗浄後、0.1%溶液をペーパー タオル等につけ拭き取る 便・吐物などの汚染の あるもの(寝衣・下着・ シーツ) 0.1%溶液でもみ洗い後、0.1% 溶液に30分間浸漬してから洗 濯する 飛沫が付着した可能性 のある場所、または汚 染物が付着した手で触 れた場所 手すり、ドアの取っ手、 タンスの引き出し、壁、 車イス、ベットの棚等 0.02%溶液をペーパータオル 等につけ拭き取る 手指 石鹸を使い、よく泡立てながら 丁寧に洗い、最後に流水で十 分洗う 寝具 布団 日光消毒など その他(食器など) 漂白在に浸漬できる もの 洗浄後、0.1%溶液に30分間 浸漬してから水洗いする1メートルの高さから嘔吐した
場合、嘔吐物は半径2メートル
程度飛び散ると言われている
施設内で突発的な嘔吐があった
時は、広めに塩素剤で消毒する
処理をする人以外は、嘔吐の
現場に近寄らない、といった
注意が必要
蛍光塗料を用いた 疑似吐物の拡散実験嘔吐物は想像以上に遠くまで、
飛び散っています!
嘔吐物の処理の準備!
便や嘔吐物を処理することで、感染するリスクや、周囲の環境を 病原体で汚染することが考えられる 準備しておく物品 使い捨て手袋、マスク、ガウンやエプロン、 ビニール袋、専用バケツ 拭き取るための布やペーパータオル 次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど) 注意点 ①処理に必要な物品は、所定の場所に準備しておく ②処理に当たる職員は、感染しないように必要な準備をしてから 作業を行う ③汚染を広げないように、後片づけまで手順にそって正確に行う次亜塩素酸ナトリウム液の希釈方法
ハイター(塩素濃度5%)の場合
*原液濃度によって、希釈量が違うため注意が必要! 作成濃度 希釈 方法 使用する場所 0.1%(1000ppm) 50倍 原液10ml+水500ml (キャップ2杯) 吐物、便で直接汚染さ れた場所や衣類など 0.02%(200ppm) 250倍 原液10ml+水2500ml (キャップ2杯) 調理器具、床、トイレ のドアノブ、便座など 500mlの容器(ペットボトルなど)に水を500mlを入れ、 使用する場所によって以下のように濃度を調整する 次亜塩素酸ナトリウム液は、希釈する と濃度が低下するため密封容器に入れ、 1日1回は液を作り直すことが重要! 金属を腐らせる性質があるため、消毒後 は10分くらいしたら水拭きしましょう!嘔吐物の処理の実際
0.1%の次亜塩素酸ナ トリウム液を入れたビ ニール袋を準備 ナイロン袋を入れて 口を広げておく おう吐物 嘔吐物を ペーパータオルで覆う 嘔吐物を覆ったペーパータオルの上に 0.1%の次亜塩素酸ナトリウム液をかけ 十分に浸す 手袋、長そでエプロ ン、マスクを着用嘔吐物のあった周辺を 0.1%次亜塩素酸ナトリ ウム液を染み込ませた ペーパータオルで、広 い範囲を拭き取り、ビ ニール袋に入れ、しっ かりと封をする 嘔吐物や拭き取りに使 用したペーパータオル を、消毒薬を入れたビ ニール袋に入れる ナイロン袋等に口 を縛ったビニール 袋を入れ、手袋を 裏返しながら脱ぐ 内側を触らないように 口を縛り、感染性廃棄 ボックスへ破棄する 嘔吐物を覆ったペー パータオルごと外側 から内側に向けて、 拭き取り面を折り込 みながら拭きとる
便や吐物の破棄、吐物汚染の服の
洗浄時も危険!
• 便や吐物を汚水槽やトイレに流す場合、
環境に飛び散らないように注意して流す
• 便や吐物を処理するひとは、衣服が汚染されないように
防護する
• 環境に飛び散ったと思われる場所は、 0.02%次亜塩素酸
ナトリウム液で拭き取る
・糞便が飛び散り、環境や衣服が汚染される
・破棄した医療従事者が感染する
・環境から二次感染が生じる
ビニール袋の口をしっかり縛り、 二重にして捨て、手洗いする あらかじめおまるのバケツに 大きいビニール袋を被せておく 下痢便の中に0.1%ハイター液 を入れる
排泄物処理時の感染の危険性を避けるための
工夫例(できれば排泄下水に流さない)
便座などは、0.1%ハイターを浸した ペーパータオルで拭き取り、10分後水拭きするノロウイルスのアウトブレイク予防と観察
非常に強い感染力を持つため、一症例目の封じ込めが重要 症状のある人の隔離予防策 • 症状のある人と接触した人は、感染していれば48時間(2日間)で症状がで るので、注意して観察する 手指衛生 • 感染の疑いがある人もしくは感染者にケアを提供した後あるいは接触した 後には、必ず流水と石けんを用いて手洗いを行う 個人防護具 • 感染が疑われる人にケア等を行う場合は、感染性の嘔吐物や糞便内のウ イルスが付着する可能性があるため、ガウン・手袋・マスクを装着 感染が疑われる人が利用する環境の清浄化 • 手がよく触れる環境表面や器具は0.02%の次亜塩素酸ナトリウムを使用し、 清拭清掃を行う 地域の状況と利用者・入所者の観擦 • 地域的に流行しているのか(自宅からの持ち込み)? • 施設内で同じ人が関わっているのか?同じ空間で過ごしているのか?Clostridium Difficile(クロストリジウム・ディフィシル)
関連下痢症のアウトブレイクが問題になっている!
• 抗菌薬などのより腸内細菌叢が乱れ、菌交替現象を契機に 発症する • 腸管内に通過菌又は定着菌として存在する嫌気性菌、芽胞を 形成し長期にわたり環境に生存 • 消毒薬抵抗性が強く、アルコールでは効果が期待できず、 手指衛生は流水下での手洗いが必須である • 近年、集団感染事例の報告も多く、感染対策の面から注目 されている • 医療従事者の関心は低く、隠れた病院感染が起きている 可能性がある • アウトブレイク(感染症の急激な爆発的な発生)を起こさない ためには、ごく初期の対応が非常に重要であるここで、
下痢便でアウトブレイク
するDVDを見ましょう!
アウトブレイク
(感染症の急激な爆発的な発生)
察知する視点
0 急な下痢や嘔吐など、発症時に報告するシステム
0 急に下痢や嘔吐を発症した場合、薬剤性、感染性、食事 によるものか、部署の責任者と施設の責任者へ報告を 行い原因の検討、情報を共有する 0 報告と情報共有と共に、感染症と疑って対策を行う 0 同じ部署から2例の発生や、異なる部署であっても同じ 担当者など共通点がある人からの発生の場合は、迅速 な報告システムが迅速な対応につながる 安易に、「その人の体調が悪かっただけ」、 「何か変なもの食べたのか?」と判断しない! 自分たちの対応に問題はないか?と考えるシステムが 重要!アウトブレイクは初期対応が重要!
初期対応のポイント
・下痢症状を呈する患者に対し、標準予防策の徹底と流
水下での手洗いを行なう
・感染対策室及びICTとCD迅速検査陽性患者関連部署、
診療科医師と緊急の対策検討を行なう
下痢や嘔吐の症状を呈す 責任者・担当者 ・もともとの体調の確認 ・家族へ確認 ・部署の対応の確認 接触感染予防策と流水下での手洗いを施行 病院受診または検査施行 陽性 陰性 感染対策 実行 ・便や吐物の処理時は、ビニール エプロン、手袋を装着し、流水下 での手洗い 介入 関連部署スタッフ数名で 緊急話し合い ・現状の確認 ・問題点 ・対策季節型インフルエンザと新型インフルエンザ
インフルエンザウイルスによる急性の呼吸器感染
毎年世界中で流行がみられている
2009年4月から流行した新型インフルエンザ
A/H1N1は、2010年3月31日で流行は沈静化
2010年~2011年は、特別大きな流行はみられず
• 新型インフルエンザ(A/H1N1)のウイルス、A香港型、B型 のウイルスが検出される 2011年4月より、感染症の予防及び感染症の患者に
対する医療に関する法律に基づき名称変更となる
• 新型インフルエンザ(A/H1N1)→「インフルエンザ(H1N1エ イチイチエヌイチ)2009ニセンキュウ」ウイルスの増え方
ノイラミニダーゼ
が必要
茨城県衛生研究所スライドを改変赤血球凝集
素が必要
入る 出る 気道の上皮細胞A型インフルエンザウイルス
N1~N9
H1~H16
(タミフル、リレンザ)