2011 年 7 月 4 日 楽天証券株式会社________________________________________________________________________________ 〒140-0002 東京都品川区東品川 4-12-3 品川シーサイド楽天タワー 本資料は、掲載されているいかなる銘柄についても、その売買に関する勧誘を意図して作成したものではありません。本資料に掲載さ
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東証1部
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株価 1,859 円(11 年 7 月 4 日終値) 株価レーティング A→A
株価レーティング(基準株価は表紙記載の株価) A:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 20%以上上昇すると予想される B:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 5%以上 20%未満上昇すると予想される C:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が±5%未満の範囲に留まると予想される D:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 5%以上 20%未満下落すると予想される E:今後6~12 ヶ月間で絶対株価が 20%以上下落すると予想される 企業訪問 セクター:ビデオゲーム アナリスト:今中 能夫 11.3 12.3 予 会社 12.3 予 楽天証券新 13.3 予 楽天証券新 14.3 予 楽天証券新 10.10-12 3Q 11.1-3 4Q 売上高(百万円) 前年比(%) 97,716 46.2 86,000 -12.0 86,000 -12.0 97,000 12.8 110,000 13.4 30,067 171.0 26,943 59.9 営業利益(百万円) 前年比(%) 14,295 155.9 12,100 -15.4 12,100 -15.4 15,000 24.0 19,000 26.7 8,827 黒転 1,526 98.2 経常利益(百万円) 前年比(%) 12,861 132.6 12,000 -6.7 12,000 -6.7 15,000 25.0 19,000 26.7 8,423 黒転 1,558 112.0 当期純利益(百万円) 前年比(%) 7,750 257.6 7,000 -9.7 7,000 -9.7 8,700 24.3 11,000 26.4 5,052 黒転 914 109.6 EPS(円) 131.2 118.5 118.5 147.2 186.2 配当(円) 40.0 40.0 40.0 40.0 45.0 PER(倍) 14.2 15.7 15.7 12.6 10.0 株式時価総額 1,098 億円 発行済株数 59,085 千株(他に自 己株 8,637 千株) PCFR(12/3 期楽 天証券予) 10.6 倍 PBR(11/3 期末ベー ス)1.89 倍 配当利回り(12/3 期 楽天証券予) 2.15% ROE(12/3 期予) 12.1% 自己資本比率 64.2%(11/3 期末) 目標株価レンジ 2,400~2,600 円12/3 期は減益見込みだが話題作多数、来期「バイオ6」発売か
要 約
11/3 期は表記のように大幅増収増益だった。2010 年 12 月発売の「モンスターハンター ポータブル 3rd」(PSP 用、日本のみ)が 460 万本の大ヒットとなった。 12/3 期は会社側はモバイルコンテンツ事業と AM 機器事業を減益として、全体でも 減益を予想している。ただし、ゲームソフトのタイトル数は豊富で、「バイオハザード オペレーションラクーンシティ」(2011 年冬予定)のような有力シリーズの派生版の他、 「Dragon’s Dogma」(2012 年初頭)など新作 2 作を計画。特に「Dragon’s Dogma」 は最終的に 200 万本以上、シリーズ化を目論んでいる。また、13/3 期には「バイオ ハザード6」発売か。「5」の 550 万本に対して「6」は 1000 万本を狙う。Wii U は PS3、 Xbox360 と並ぶマルチプラットフォームの対象と捉え、ゲーム新時代に対応する。 12/3 期は減益予想とはいえ内容は濃い。10 倍台半ばの予想 PER は割安と思わ経済研究所企業調査レポート
2011 年 3 期業績の概要 ■
コンシューマ・オンラインゲーム部門:2011/3 期は、表記のように大幅増収増益となった。 2010 年 12 月発売の「モンスターハンター3rd」(PSP 用、以下「モンハン 3rd」)が 11/3 期分で 460 万本、現在までの累計で 470 万本を売る大ヒットとなった。前作の「モンハン 2nd G」 (2008 年 3 月発売)が現在までに国内 385 万本、海外 65 万本、計 450 万本売れているので、 国内だけとっても合計でも過去最高販売本数を更新した。 また、「デッドライジング2」(PS3/Xbox360、2010 年 9 月発売)220 万本、「Marvel VS. Capcom3」(PS3/Xbox360、2011 年 2 月発売)200 万本などのミリオンセラーが5作(「モンハン 3rd」を含む)と、10/3 期の 2 作から大幅に増えた。3DS 用ソフトでは、2011 年 2 月の 3DS 発 売時に同時発売した「スーパーストリートファイターⅣ 3D EDITION」が 90 万本(日本 20 万 本、北米 40 万本、欧州 30 万本)売れた。 この結果、コンシューマ・オンラインゲーム部門は、61%増収、60%営業増益となった。 ゲームソフト開発体制を変更:会社側は 10/3 期、11/3 期にゲームソフト開発体制を大きく変 更した。 第一に、それまでプラットフォームごとに分かれていた開発チームを融合して、家庭用ゲーム 機、業務用ゲーム機、携帯電話、スマートフォンの各々のプラットフォーム向けのソフト開発 を、そのソフトの開発チームが対応することにした。ワンコンテンツ、マルチユースを開発体 制でも実現した。 第二に、カプコン内の開発要員に全面的に開発を依存するのではなく、外部の外注会社を 多用するやり方に変更した。これが 11/3 期に大きな効果を挙げた。例えば、「デッドライジン グ2」は外注会社が開発したソフトである。外注をミリオンセラー級の大型ソフトで使うことは管 理に注意する必要があるが、カプコンはこれを克服した模様。これによって、シリーズものの 発売間隔を 2 年に 1 回とした。 表2を見ると、11/3 期のミリオンセラーの数が過去のいずれの期よりも大幅に増えていること が分かるが、これが開発体制の改革、特に外注政策の変更の成果である。この体制が定着 することで、次のゲーム市場のピークにおいて、前回のピーク利益(09/3 期営業利益 146 億 円)を更新する準備ができたと言える。 モバイルコンテンツ部門その他:また、モバイルコンテンツ部門は、13%増収、83%営業増 益となった。会社側は、上述のように「ワンコンテンツ、マルチユース」の考え方、即ち、特定 の題材のソフトを各種プラットフォームに移植する考え方をソフト開発政策の基本としている が、この対象に中に携帯電話とスマートフォンも入ってきた。 具体的な成果としては、DeNAのモバゲーに 2010 年 8 月 10 日から配信開始した「モンハン経済研究所企業調査レポート
日記モバイルアイルー村」が配信開始後約 2 カ月で 100 万ダウンロード(DL)、2011 年 5 月 時点で 130 万 DL を記録するヒットとなった。基本使用料無料でアイテム課金制だが、アイテ ム課金の比率が想定より多く業績に貢献した模様。また、海外で配信したiPhone、iPod Touch、iPad 用ゲーム「スマーフ・ヴィレッジ」(2010 年 11 月配信開始)、「ゾンビカフェ」(2011 年 1 月配信開始)が 2011 年 2 月時点で計 1000 万 DL を達成した。 このほか、アミューズメント施設事業が、不採算店舗の閉鎖や1店舗当たりの収益向上策に よって利益率が回復した。アミューズメント機器事業も「スーパーストリートファイターⅣアー ケードエディション」の好調、パチスロ機「戦国 BASARA2」の好調で、業績が大きく回復した。表1 カプコンのセグメント別損益(新セグメント)
10/3期 11/3期 12/3期 12/3期 13/3期 14/3期 会社予想 楽天証券予想 楽天証券予想 楽天証券予想 コンシューマ・オンラインゲーム 売上高 43,702 70,269 58,000 58,000 67,500 79,000 前年比 60.8% -17.5% -17.5% 16.4% 17.0% 営業利益 7,835 12,499 12,500 12,500 15,000 18,500 営業利益率 17.9% 17.8% 21.6% 21.6% 22.2% 23.4% 前年比 59.5% 0.0% 0.0% 20.0% 23.3% モバイルコンテンツ 売上高 3,554 4,028 4,700 4,700 5,500 6,500 前年比 13.3% 16.7% 16.7% 17.0% 18.2% 営業利益 745 1,366 800 800 1,000 1,300 営業利益率 21.0% 33.9% 17.0% 17.0% 18.2% 20.0% 前年比 83.4% -41.4% -41.4% 25.0% 30.0% アミューズメント施設 売上高 11,985 11,621 11,000 11,000 11,000 11,000 前年比 -3.0% -5.3% -5.3% 0.0% 0.0% 営業利益 590 1,131 800 800 800 800 営業利益率 4.9% 9.7% 7.3% 7.3% 7.3% 7.3% 前年比 91.7% -29.3% -29.3% 0.0% 0.0% アミューズメント機器 売上高 4,545 7,903 8,800 8,800 9,000 9,000 前年比 73.9% 11.4% 11.4% 2.3% 0.0% 営業利益 2,638 1,200 1,200 1,200 1,200 営業利益率 -7.6% 33.4% 13.6% 13.6% 13.3% 13.3% 前年比 黒転 -54.5% -54.5% 赤転 赤転 その他 売上高 3,049 3,893 3,500 3,500 4,000 4,500 前年比 27.7% -10.1% -10.1% 14.3% 12.5% 営業利益 1,016 1,098 800 800 1,000 1,200 営業利益率 33.3% 28.2% 22.9% 22.9% 25.0% 26.7% 前年比 8.1% -27.1% -27.1% 25.0% 20.0% 調整額 売上高 0 0 0 0 0 営業利益 合計 売上高 66,837 97,716 86,000 86,000 97,000 110,000 前年比 46.2% -12.0% -12.0% 12.8% 13.4% 営業利益 5,587 14,295 12,100 12,100 15,000 19,000 営業利益率 8.4% 14.6% 14.1% 14.1% 15.5% 17.3% 前年比 155.9% -15.4% -15.4% 24.0% 26.7% 単位:百万円 出所:会社資料より楽天証券作成 -347 -4,253 -4,439 -4,000 -4,000 -4,000 -4,000 0経済研究所企業調査レポート
2012 年 3 月期業績見通し ■
コンシューマ・オンラインゲーム部門は、前期の「モンハン 3rd」 の反動が予想されるものの、「バイオハザード オペレーションラクーンシティ」(PS3/Xbox360、 2011 年冬)や「ストリートファイター×鉄拳」(PS3/Xbox360、発売日未定)のような有力シリー ズの派生版が複数計画されている。また新作として、「Dragon’ Dogma」(PS3/Xbox360、2012 年初頭)、「Asura’s Wrath」(アスラ ス ラース、PS3/Xbox360、2012/3 期下期)を会社側は計画している。前者はアクション RPG で会社計画本数は 150 万本だが、累計 200 万本以上を狙っており、シリーズ化する方針。 後者は、アクションゲームで計画本数 50~100 万本と小ぶりだが、これもシリーズ化する方針。 意欲的に新作にチャレンジする姿勢は高く評価してよいだろう。 また、「モンハン 3rd HD ver.」を 8 月に発売する予定。モンハン 3rd のハイディフィニション 版で PS3 用である。3D 対応になっており、会社側の見込みでは 50~60 万本だが、販売本 数が注目される。 「モンハン」の過去の販売トレンドを見ると、「モンハン 2nd」発売 1 年後に「G」が発売されて大 ヒットした。「モンハン 2nd」の例に倣えば、12/3 期下期から 13/3 期上期にかけて「モンハン 3rd G」が発売される可能性がある。会社側は「モンハン 3rd G」についても据置型の「モン ハン4」についても今のところ言及していないが、現行の「モンハン3rd」については秀作ソフト ながら、仲間を作らなければ倒せないモンスターが多く、一人でプレイする愛好家から批判 があった。「G」ではこの批判に応えて一人でプレイできる要素を多くすると思われる。 12/3 期のコンシューマ・オンラインゲーム部門は、営業利益横ばいと会社側は計画している が、公表されていないソフトの発売計画もある模様で、上乗せ期待もある。 また、モバイルコンテンツ部門は先行投資負担で減益、AM施設部門は既存店前年比を 6%減と想定しておりこれも減益予想、AM機器部門も好業績だった前期の反動で減益にな と会社側は想定している。ただし、AM施設部門の既存店売上高前年比は4月5%増、5月 10%増となっており、利益上乗せ期待がある。モバイルコンテンツ部門も、国内では GREE、 モバゲー向けに、海外ではスマートフォン向けに有力ソフトの配信を継続しており、これも上 乗せ期待がある。例えば、6 月からiPhone 向けに「モンスターハンター」を配信開始した。 楽天証券では、1Q 決算発表前で今期の傾向が不明なことから、現時点での 2012/3 期業績 予想を会社予想と同じとする(減益見通しとする)が、上述のように利益には上乗せ期待があ る。
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表2 主要タイトル販売動向
タイトル名 機種 日本・アジア 北米 欧州 計 発売日 06/3期 バイオハザード4 PS2 49 61 71 181 新鬼武者 PS2 34 16 14 64 モンスターハンターポータブル PSP 61 61 ロックマンエグゼ GBA 61 61 モンスターハンター2 PS2 54 54 戦国BASARA PS2 19 8 4 31 ダークウォッチ PS2 34 34 ロックマンシリーズ 170 07/3期 ロストプラネット Xbox360 9 81 47 137 デッドライジング Xbox360 8 73 41 122 モンスターハンターポータブル2nd PSP 122 122 バイオハザード4(廉価版) PS2 9 32 25 66 流星のロックマン DS 63 63 グランドセフトオート・サンアンドレアス PS2 43 43 ロックマンシリーズ 130 08/3期 逆転裁判4 DS 50 6 56 バイオハザード4 Wii Edition Wii 17 59 54 130 モンスターハンターポータブル2nd PSP 70 11 14 95 ロストプラネット(PC版) PC 31 バイオハザード アンブレラクロニクルズ Wii 27 46 33 106 デビルメイクライ4 PS3/Xbox360 47 103 82 232 モンスターハンターポータブル2nd G PSP 99 99 09/3期 モンスターハンターポータブル2nd G PSP 201 201 ロストプラネット コロニーズ Xbox360、PC 3 12 25 40 大神 Wii 29 9 38 Moto GP 08 Xbox360、PS3、PS2 0 12 41 53Grand Theft Auto Ⅳ Xbox360、PS3 28 28
ストリートファイターⅣ Xbox360、PS3、PC 29 132 79 240 バイオハザード5 Xbox360、PS3 75 185 165 425 10/3期 モンスターハンターポータブル2ndG(リピート) PSP 90 20 25 135 モンスターハンター3(tri) Wii 115 115 バイオハザード5(リピート) Xbox360、PS3 10 55 30 95 バイオニックコマンドー Xbox360、PS3 5 30 35 70 バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ Wii 15 20 25 60 11/3期 モンスターハンターポータブル3rd PSP 460 460 2010年12月 デッドライジング2 Xbox360、PS3、PC 20 100 100 220 2010年9月 MARVEL VS. CAPCOM3 Xbox360、PS3 20 140 40 200 2011年2月 スーパーストリートファイターⅣ Xbox360、PS3 25 85 50 160 2010年4月 ロストプラネット2 Xbox360、PS3 25 65 60 150 2010年5月 スーパーストリートファイターⅣ 3D EDITION 3DS 20 40 30 90 2011年2月 モンハン日記ぽかぽかアイルー村 PSP 50 50 2010年8月 戦国Basara3 PS3、Wii 60 5 5 70 2010年9月 12/3期 バイオハザード オペレーションラクーンシティ Xbox360、PS3 250 2011年冬 会社計画 ストリートファイター × 鉄拳 Xbox360、PS3 200 未定 Dragon's Dogma Xbox360、PS3 150 2012年初頭 デッドライジング2 Off the Record Xbox360、PS3 80 2011年秋 Asura's Wrath(アスラス ラース) Xbox360、PS3 50~100 下期 モンスターハンターポータブル3rd HD Ver. PS3 50~60 2011年8月 モンハン日記ぽかぽかアイルー村G PSP 40~50 2011年8月 単位:万本 出所:会社資料とヒアリングにより楽天証券作成
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表3 11/3期~13/3期発売予定の大型ソフト タイトル名 機種 発売時期(予想) 推定開発費 実績、予想販売本数 前作出荷本数 2011年3月期 モンスターハンターポータブル3rd PSP 2010年12月1日 約10億円 470万本「2ndG」日本向けは385万本、海外向けは65万本 デッドライジング2 PS3、Xbox360、PC 2010年9月 20~30億円 220万本前作デッドライジングは07/3期 122万本 MARVEL VS. CAPCOM3 Xbox360、PS3 2011年2月 20~25億円 2011/3期200万本 スーパーストリートファイターⅣ Xbox360、PS3 2010年4月 20~30億円 2011/3期160万本 ロストプラネット2 Xbox360、PS3 2010年5月 20~30億円 2011/3期150万本 2012年3月期予想 バイオハザード オペレーションラクーンシティ Xbox360、PS3 2011年冬 20~30億円 250万本 「バイオ2」の外伝 ストリートファイター × 鉄拳 Xbox360、PS3 2012年3月期下期 20~25億円 200万本 Dragon's Dogma Xbox360、PS3 2012年初頭 30億円前後 150万本 新作、200万本以上を目指す デッドライジング2 Off the Record Xbox360、PS3 2011年秋 10~20億円 80万本 派生版 Asura's Wrath(アスラス ラース) Xbox360、PS3 2012年3月期下期 10~20億円 50~100万本 新作 バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D 3DS 2011年6月 2~3億円 50万本前後 バイオハザード リベレーションズ 3DS 12/3期~13/3期 2~5億円 50万本前後 DmC Devil May Cry Xbox360、PS3 12/3期~13/3期 10~20億円 150~250万本 モンスターハンターポータブル3rd G PSP 12/3期~13/3期 約5億円 300~400万本 2013年3月期予想 バイオハザード6? Xbox360、PS3 2013年3月期? 30億円以上 500~1000万本 「5」は550万本 出所:会社からのヒアリング、楽天証券推定により楽天証券作成。 注:実績販売本数は2011年6月までの累計、予想販売本数は楽天証券予想を含む。グラフ1 モンスターハンターシリーズの販売実績
(単位:万本、出所:会社からのヒアリングにより楽天証券作成、注:過去の海外版はモンハン1、 ポータブル1、ポータブル2nd、モンハン3のみ、2ndGは廉価版を含む) 31 26 70 61 183 385 110 470 17 0 49 0 35 65 80 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 モンスタ ーハンタ ー(04 /3/11 、PS2 ) モンスタ ーハンタ ーG(0 5/1/2 0、PS 2) モンスタ ーハンタ ーポータ ブル(0 5/12/1 、PSP ) モンスタ ーハンタ ー2(0 6/2/1 6、PS 2) モンスタ ーハン ターポー タブル 2nd(07 /2/22、 PSP) モンスタ ーハンタ ーポータ ブル2n dG(0 8/3/27 、PSP ) モンスタ ーハンタ ー3(0 9/8/1、 Wii) モンスタ ーハンタ ーポータ ブル3rd (10/12 /1、P SP) 海外向け 日本向け経済研究所企業調査レポート
2013 年 3 月期、2014 年 3 月期見通し ■
これまでの販売サイクルから見ると、13/3 期は「バ イオハザード6」が発売される可能性が高い。前作「5」(2009 年 3 月発売、PS3/Xbox360)は これまでの累計で全世界で 550 万本売った。会社側では、次回作「6」の発売時期は明言し ていないものの、1000 万本を狙いたいとしている。 「バイオ6」が全世界で 1000 万本売れるとすれば、マイクロソフトの「Halo」シリーズ、ロックス ターゲームズの「グランドセフトオート」、アクティビジョンの「コール・オブ・デューティ」などと 並ぶ1作 1000 万本級のグローバルブランドに「バイオハザード」シリーズが成長することにな る。ちなみに、単一ソフトで 1000 万本を達成した例は、任天堂製ゲームを除いて日本のソフ ト会社からは出ていない。「バイオハザード」シリーズは全世界で評価が高く、映画化も成功 しており、内容によっては 1000 万本も十分期待できると思われる。 世界のゲーム市場は 2011 年 2 月のニンテンドー3DS発売と 2012 年中に予定されている任 天堂の「Wii U」によって新しい市場に向かうことになる。12/3 期、13/3 期は一時的に成長率 が鈍化する端境期が到来すると思われるが、2012 年後半になれば、次の上昇局面入りが明 らかになると思われる。カプコンの長期業績を見ると、過去の利益の底とピークがゲームサイ クルのボトム、ピークにほぼ一致している。したがって、外部環境は来期から上向く局面に入 ると思われるため、発売するソフトを間違わなければ、カプコンの業績も来期から上向く可能 性が高い。今のところ、「バイオハザード6」の発売時期を会社側は明言していないが、「5」の 例に倣えば、13/3 期、14/3 期の両方に「6」の実績を反映させるために、2013 年 1-3 月期に 発売する可能性がある。ただし、この辺りはまだ不透明である。 会社側は任天堂が 2012 年中に発売する計画の据置型次世代機「Wii U」を PS3、Xbox360 と同列のマルチプラットフォームの対象と捉えている。すなわち、現在 PS3/Xbox360 の両方 に移植されているゲームソフトが Wii U にも移植されてプレイできることになる。また、ソニー が 2011 年年末に発売する予定の携帯型機「PS Vita」にも対応すると思われる。据置型、 携帯型の両方で新時代を迎えることは、カプコンにとっては、市場の範囲が一層広がること になる。 「バイオハザード6」のような有力ソフトの発売が続くこと、世界のゲーム市場が新しい成長局 面入りすることを見込んで、楽天証券では 2013/3 期、2014/3 期の営業利益を各々150 億円 (前年比 24%増)、190 億円(同 27%増)と予想する。経済研究所企業調査レポート
表4 カプコン(9697) 更新日 2011/7/4 株価 1,859 円(11/7/4) 発行済株数 59,085,427株 時価総額 109,840 百万円 自己株(外数) 8,637,817株 連結業績推移 単位;百万円 EV 82,184 百万円 2007/3通 2008/3通 2009/3通 2010/3通 2011/3通 2012/3通予 2012/3通予 2013/3通予 2014/3通予 会社予想 (11/05/06) 楽天証券予想 (11/07/04) 楽天証券予想 (11/07/04) 楽天証券予想 (11/07/04) 売上高 74,542 83,097 91,878 66,837 97,716 86,000 86,000 97,000 110,000 伸び率 6.1% 11.5% 10.6% -27.3% 46.2% -12.0% -12.0% 12.8% 13.4% 売上総利益 26,382 32,594 36,917 24,720 37,304 35,100 35,100 40,000 46,000 売上総利益率 35.4% 39.2% 40.2% 37.0% 38.2% 40.8% 40.8% 41.2% 41.8% 伸び率 18.2% 23.5% 13.3% -33.0% 50.9% -5.9% -5.9% 14.0% 15.0% 販売費及び一般管理費 16,779 19,473 22,299 19,133 23,009 23,000 23,000 25,000 27,000 対売上高販管費比率 22.5% 23.4% 24.3% 28.6% 23.5% 26.7% 26.7% 25.8% 24.5% 伸び率 6.6% 16.1% 14.5% -14.2% 20.3% 0.0% 0.0% 8.7% 8.0% 営業利益 9,602 13,121 14,618 5,587 14,295 12,100 12,100 15,000 19,000 営業利益率 12.9% 15.8% 15.9% 8.4% 14.6% 14.1% 14.1% 15.5% 17.3% 伸び率 45.9% 36.6% 11.4% -61.8% 155.9% -15.4% -15.4% 24.0% 26.7% 経常利益 10,600 12,267 13,808 5,530 12,861 12,000 12,000 15,000 19,000 経常利益率 14.2% 14.8% 15.0% 8.3% 13.2% 14.0% 14.0% 15.5% 17.3% 伸び率 51.1% 15.7% 12.6% -60.0% 132.6% -6.7% -6.7% 25.0% 26.7% 当期純利益 5,852 7,807 8,063 2,167 7,750 7,000 7,000 8,700 11,000 当期純利益率 8.6% 9.9% 9.9% 9.9% 9.9% 9.9% 9.9% 9.9% 9.9% 伸び率 -15.7% 33.4% 3.3% -73.1% 257.6% -9.7% -9.7% 24.3% 26.4% 遡及済みEPS 99.0 132.1 136.5 36.7 131.2 118.5 118.5 147.2 186.2 配当 30.0 30.0 35.0 35.0 40.0 40.0 40.0 40.0 45.0 配当金額 1,633 1,798 2,160 2,087 2,363 2,363 2,363 2,363 2,659 設備投資額 3,804 3,166 2,061 1,636 2,221 2,700 2,700 2,700 2,700 減価償却費 2,774 3,393 4,143 3,368 3,315 3,400 3,400 3,400 3,400 キャッシュフロー 8,626 11,200 12,206 5,535 11,065 10,400 10,400 12,100 14,400 フリーキャッシュフロー 3,189 6,236 7,985 1,812 6,481 5,337 5,337 7,037 9,041 CFPS 146.0 189.6 206.6 93.7 187.3 176.0 176.0 204.8 243.7 FCFPS 54.0 105.5 135.1 30.7 109.7 90.3 90.3 119.1 153.0 EBITDA(*) 12,376 16,514 18,761 8,955 17,610 15,500 15,500 18,400 22,400 一株当たり営業利益 162.5 222.1 247.4 94.6 241.9 204.8 204.8 253.9 321.6 PER 18.8 14.1 13.6 50.7 14.2 15.7 15.7 12.6 10.0 PCFR 12.7 9.8 9.0 19.8 9.9 10.6 10.6 9.1 7.6 EV/EBITDA 6.6 5.0 4.4 9.2 4.7 5.3 5.3 4.5 3.7 株価/一株当たり営業利益倍率 11.4 8.4 7.5 19.7 7.7 9.1 9.1 7.3 5.8 配当利回り 1.61% 1.61% 1.88% 1.88% 2.15% 2.15% 2.15% 2.15% 2.42% 出所:会社資料より楽天証券作成 注:EBITDAは、営業利益+減価償却費株価見通し ■
カプコン株のPERのグラフ(グラフ2)と長期業績のグラフ(グラフ3)を見ると、 ゲーム市場の底=カプコンの業績の底でPERも底をつけ、ゲーム市場が上向くにつれてP ERも上昇する傾向があることがわかる。ちなみに、前回の業績の底は 2004/3 期が一番底で 2006/3 期が二番底、ピークは 2009/3 期である。グラフ2を見ると、PER の底が 2003~2006 年、ピークが実質的には 2008 年とわかる。これから見ると、前回のブームと次のブームの間 の底は既に 2010 年につけ、今は次のブームに向けてPERが上向きつつあるところであろ う。 ただし、次のゲーム市場のピークがどのようなものになるのか、まだわからない。問題は任天 堂のゲーム機が携帯型も据置型も過去のピーク(DSと Wii のピーク)を抜くのか否かであり、 このことを判断するには、Wii U 発売後しばらく必要であろう。そこで、来期の適正PERを 15 ~20 倍と仮定して、目標株価を 2400~2600 円とした。経済研究所企業調査レポート
グラフ2 カプコンの株価とPER (出所:楽天証券作成、単位:倍(左目盛)、円(右目盛) -30.0 -20.0 -10.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 1997 年5月 1997 年9月 199 8年 1月 199 8年 5月 1998 年9月 199 9年 1月 199 9年 5月 1999 年9月 2000 年1月 200 0年 5月 200 0年 9月 2001 年1月 200 1年 5月 200 1年 9月 2002 年1月 2002 年5月 200 2年 9月 200 3年 1月 2003 年5月 200 3年 9月 200 4年 1月 2004 年5月 2004 年9月 200 5年 1月 200 5年 5月 2005 年9月 200 6年 1月 200 6年 5月 2006 年9月 2007 年1月 200 7年 5月 200 7年 9月 2008 年1月 200 8年 5月 200 8年 9月 200 9年 1月 2009 年5月 200 9年 9月 201 0年 1月 2010 年5月 201 0年 9月 201 1年 1月 201 1年 5月 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 PER 調整後終値グラフ3 カプコンの長期業績
(単位:百万円、左目盛は売上高、右目盛は営業利益、予想は楽天証券) 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 98/3期 99/3 期 00/3期 01/3期 02/3期 03/3期 04/3期 05/3期 06/3期 07/3期 08/3期 09/3期 10/3期 11/3期 12/3期 予 13/3期 予 14/3期予 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 売上高 営業利益経済研究所企業調査レポート
リスク要因 ■
1.
開発したゲームソフトが売れるかどうか:これについては売ってみなければわからない。 ただし、カプコンは日本有数のゲームソフト会社であり、海外にもカプコンファンは多い。 売れるソフトを作ることができる能力は確認されている。2.
外注の問題:前述のように、カプコンは 2010/3 期~2011/3 期にゲームソフトの開発体制 を大きく変更した。自社の開発要員の全面的に依存する開発体制から、バイオハザード、 ストリートファイターなどの旗艦シリーズ以外については、外部の開発会社に任せるやり 方に変更した。また、シリーズものの発売間隔も2年に1回を目標とした。例えば、「デッド ライジング2」は外部の開発会社に外注したソフトである。今のところこのやり方は軌道に 乗っている。ただし、ゲームソフトと使う開発会社によっては今後問題が起こるかもしれな い。この点は注意を要する。3.
ゲーム市場の問題:前述したように、これから世界のゲーム市場は新しい成長サイクル に移ると思われるが、次の市場のピークがどのようなものになるかまだ分からない。任天 堂の機種の人気があまりにないようであれば、ゲーム市場全体が活発にならない懸念も ある。 表5 四半期ベース連結業績推移 09/3期 10/3期 11/3期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 16,352 14,884 15,987 44,655 19,497 19,395 11,095 16,850 19,037 21,669 30,067 26,943 伸び率 14.5% -11.6% -22.2% 42.0% 19.2% 30.3% -30.6% -62.3% -2.4% 11.7% 171.0% 59.9% 売上総利益 7,093 4,981 3,930 20,913 8,923 6,988 3,498 5,311 6,640 7,978 14,008 8,678 売上総利益率 43.4% 33.5% 24.6% 46.8% 45.8% 36.0% 31.5% 31.5% 34.9% 36.8% 46.6% 32.2% 伸び率 17.8% -2.6% -48.9% 51.9% 25.8% 40.3% -11.0% -74.6% -25.6% 14.2% 300.5% 63.4% 販管費 4,114 4,602 4,675 8,908 5,258 5,078 4,256 4,541 5,635 5,040 5,181 7,153 対売上高販管費比率 25.2% 30.9% 29.2% 19.9% 27.0% 26.2% 38.4% 26.9% 29.6% 23.3% 17.2% 26.5% 伸び率 4.2% 11.4% 0.6% 32.0% 27.8% 10.3% -9.0% -49.0% 7.2% -0.7% 21.7% 57.5% 営業利益 2,978 379 12,005 3,664 1,910 770 1,005 2,937 8,827 1,526 営業利益率 18.2% 2.5% -4.7% 26.9% 18.8% 9.8% -6.8% 4.6% 5.3% 13.6% 29.4% 5.7% 伸び率 43.5% -61.4% 赤転 71.0% 23.0% 404.0% 赤転 -93.6% -72.6% 53.8% 黒転 98.2% 税引前当期利益 4,024 91 11,701 4,117 1,359 735 216 2,664 8,423 1,558 経常利益率 24.6% 0.6% -12.6% 26.2% 21.1% 7.0% -6.1% 4.4% 1.1% 12.3% 28.0% 5.8% 伸び率 60.1% -89.7% 赤転 103.6% 2.3% 1393.4% 赤転 -93.7% -94.8% 96.0% 黒転 112.0% 当期純利益 2,382 7,884 2,230 737 436 213 1,571 5,052 914 税引利益率 14.6% -3.4% -10.6% 17.7% 11.4% 3.8% -11.1% 2.6% 1.1% 7.2% 16.8% 3.4% 伸び率 110.8% 赤転 赤転 86.3% -6.4% 赤転 赤転 -94.5% -90.4% 113.2% 黒転 109.6% 単位:百万円 出所:会社資料より楽天証券作成 -744 -757 -2,008 -681 -509 -1,694 -1,236経済研究所企業調査レポート
表6 販売タイトル数推移
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3 2012/3計画 PlayStation 2 タイトル数 46 29 10 10 1 計 4,100 3,100 1,550 600 300 -PlayStation 3 タイトル数 - 8 15 11 11 計 - 1,750 4,450 2,700 6,200 8,000 PSP タイトル数 20 16 18 20 11 11 計 2,700 3,150 3,250 2,400 6,200 2,200 Nintendo DS タイトル数 14 27 37 12 11 9 Nintendo 3DS 計 1,700 2,400 1,350 1,000 1,700 2,400 Wii タイトル数 3 13 14 8 5 2 計 100 2,930 1,700 3,200 1,400 200 Xbox 360 タイトル数 3 10 12 8 11 14 計 2,700 1,620 4,300 1,700 4,200 4,700 PCその他 タイトル数 - 3 4 3 3 3 計 - 490 600 900 500 500 合計 タイトル数 90 106 110 72 53 55 計 12,200 15,600 17,300 12,500 20,500 18,000 出所:カプコン資料より楽天証券作成 単位:千本 注:2012/3期は会社計画。 -16 株価・財務指標の計算式 PER=株価÷EPS(一株当たり当期利益) 配当利回り=配当÷株価 株式時価総額=株価×発行済株数 PCFR=株価÷一株当たりグロスキャッシュフロー (グロスキャッシュフロー=当期利益+減価償却費) ROE(株主資本利益率)=当期利益÷株主資本(純資産) PBR=株価÷一株当たり純資産 自己資本比率=自己資本(純資産)÷総資産【リスクについてのご説明】 ◆上場有価証券等のリスク 〔現物取引〕 国内外の金融商品取引所に上場されている株式(現物取引)等の上場有価証券(以下「上場有 価証券等」(※1)といいます。)には、以下のリスクがあります。 ・上場有価証券等の売買等にあたっては、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品 相場等の変動や、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等の裏付けと なっている株式、債券、投資信託、不動産、商品、カバードワラント等(以下「裏付け資産」 (※2)といいます。)の価格や評価額の変動に伴い、上場有価証券等の価格が変動すること によって損失が生じる場合があります。 ・上場有価証券等の発行者または保証会社等の業務や財産の状況に変化が生じた際や、裏付け 資産の発行者または保証会社等の業務や財産の状況の変化が生じた際に、上場有価証券等の価 格が変動することによって損失が生じる場合があります。 ・上場有価証券等のうち、他の種類株式、社債、新株予約権その他の財産に転換される(でき る)旨の条件または権利が付されている場合において、当該財産の価格や評価額の変動や、当 該財産の発行者の業務や財産の状況の変化に伴い、上場有価証券等の価格が変動することや、 転換後の当該財産の価格や評価額が当初購入金額を下回ることによって損失が生じる場合が あります。 ・また、新株予約権、取得請求権等が付された上場有価証券等については、これらの権利を行 使できる期間に制限がありますのでご留意ください。 ・なお、上場有価証券等が外貨建ての場合、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化するこ とにより、為替相場が円高になる過程で円貨換算した価値は下落し、逆に円安になる過程で円 貨換算した価値は上昇することになります。したがって、売却時等の為替相場の状況によって は為替差損が生じる場合があります。 〔信用取引〕 上場有価証券等を「信用取引」でおこなう場合は、以下のリスクがあります。 ・信用取引を行うにあたっては、株式相場、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動や、投 資信託、投資証券等の裏付けとなっている株式、債券、不動産、商品等(以下「裏付け資産」 (※2)といいます。)の価格や評価額の変動に伴い、信用取引の対象となっている株式等の 価格が変動することによって損失が生じる場合があります。また、その損失の額が、差し入れ た委託保証金の額を上回る場合があります。 ・信用取引の対象となっている株式等の発行者又は保証会社等の業務や財産の状況に変化が生 じた場合や、裏付け資産の発行者又は保証会社等の業務や財産の状況の変化が生じた場合、信 用取引の対象となっている株式等の価格が変動することによって損失が生じる場合がありま す。また、その損失の額が、差し入れた委託保証金の額を上回る場合があります。
・信用取引により売買した株券等のその後の値動きにより計算上の損失(評価損)が生じたり、 代用有価証券の価格が値下がりすること等によって、委託保証金の維持率 20%未満となった 場合には、不足額を所定の期日までに当社に差し入れていただく必要があります。 ・所定の期日までに不足額を差し入れない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の 喪失の事由に該当した場合には、計算上の損失が生じている状態で建玉(信用取引のうち決済 が結了していないもの)の一部又は全部を決済(反対売買または現引・現渡)される場合もあ ります。この場合、その決済で生じた実現損失について責任を負うことになります。 信用取引の利用が過度であると金融商品取引所または当社が認める場合には、委託保証金率 の引上げ、信用取引の制限または禁止の措置等をとることがあります。 ※1 「上場有価証券等」には、国内外の店頭売買有価証券市場において取引されている有価 証券を含み、カバードワラントなど、法令で指定される有価証券を除きます。また、外国又は 外国の者の発行する証券又は証書で同様の性質を有するものを含みます。 ※2 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である 場合には、その最終的な裏付け資産を含みます。 ※3 各有価証券には、外国又は外国の者の発行する証券又は証書で同様の性質を有するもの を含みます。 【手数料等についてのご説明】 ○手数料について (以下、手数料・費用は何れも税込) 国内の金融商品取引所に上場する株式等(日本株式)の現物取引における売買手数料 日本株式(現物取引)の売買が約定した際には、次の2つの手数料コースのうち、お客様が選択 されたコースの手数料を支払っていただきます。お客様が選択されている手数料コースは、当社メ ンバー画面にてご確認ください。 [いちにち定額コース] [ワンショットコース] 1日の約定代金合計 手数料 約定代金 手数料 50万円まで 450円/1日 10万円まで 145円/1回 ミニ 定額 100万円まで 900円/1日 20万円まで 194円/1回 200万円まで 2100円/1日 50万円まで 358円/1回 300万円まで(※1) 3150円/1日 100万円まで 639円/1回 150万円まで 764円/1回 3000万円まで 1209円/1回
※1 以降、100万円増えるごとに1050円追加。 また、カスタマーサービスのオペレーター取次ぎによる電話注文においては、次の手数料を支払 っていただきます。 約定代金 手数料 50万円まで 3622円/1回 100万円まで 3990円/1回 150万円まで 4200円/1回 150万円超 4725円/1回 ※上記の「株式等」には「上場投資信託受益証券(ETF)」、「不動産投資信託証券(REIT)」、「預 託証券(DR)」を含みます。 ※手数料は当社の判断により変更する場合があります。 国内の金融商品取引所に上場する株式等(日本株式)の信用取引における売買手数料 信用取引による売買が約定した際には、インターネット(マーケットスピード含む)又は自動 音声応答ダイヤルを経由した場合、次の2つの手数料コースのうち、お客様が選択されたコース の手数料を支払っていただきます。お客様が選択されている手数料コースは、当社メンバー画面 にてご確認ください。(手数料は当社の判断により変更する場合があります。) [いちにち定額コース] [ワンショットコース] 1日の約定代金合計 手数料 約定代金 手数料 50万円まで 450円/1日 30万円まで 262円/1回 ミニ 定額 100万円まで 900円/1日 30万円超 472円/1回 200万円まで 2100円/1日 300万円まで(※1) 3150円/1日 ※1 以降、100万円増えるごとに1050円追加。 また、カスタマーサービスのオペレーター取次ぎによる電話注文においては、次の手数料を支 払っていただきます。 約定代金 手数料 30万円まで 3412円/1回 30万円超 3622円/1回
なお、お客様が追加保証金(追証)や不足額を入金されず、当社の任意でお客様の計算により 建玉又は代用有価証券を決済・処分(強制執行)する際には、オペレーター取次ぎの手数料を支 払っていただきます。さらに、信用期日の前営業日までにお客様が信用建玉を処分されなかった 場合の強制執行においては、オペレーター取次ぎの手数料に10500円を加算した額の手数料 を支払っていただきます。 信用取引関係諸費用 [事務管理費] 建約定日から1ヶ月経過するごとに、1株あたり10.5銭の事務管理費がかかります。(単 元株制度の適用を受けない銘柄(売買単位1株)については1株あたり105円になります。) ただし、同一銘柄、同一日に成立した売付株数又は買付株数をそれぞれ合計し105円に満 たない場合は105円、1050円を超える場合には1050円とします。 ※税込金額を基に計算した結果生じた円未満の端数は切捨てております。 [名義書換料] 権利確定日を越えて買建をしている場合、信用建玉毎に1売買単位あたり52.5円の名 義書換料がかかります。 ※税込金額を基に計算した結果生じた円未満の端数は切捨てております。 【名義書換料の一部例外について】 平成13年10月1日以降に行われた株式の分割もしくは併合または1売買単位 の株式の数の変更(取引所に上場される前に行われたものを除く。)について、それ ぞれ行われる都度算出された当該分割比率もしくは当該併合比率または当該1売買 単位の株式の数の変更比率をそれぞれ乗じて得た数(以下「分割等による調整率」 といいます。)が10以上となった場合の銘柄を例外の対象とします。 ※分割比率:当該株式の分割後の発行済み株式の総数を当該分割前の発行済み株式 の総数で除して得た数をいいます。 ※併合比率:当該株式の併合後の発行済み株式の総数を当該併合前の発行済み株式 の総数で除して得た数をいいます。 ※変更比率:1売買単位の株式の数の変更前の1売買単位の株式の数を当該変更後 の1売買単位の株式の数で除して得た数をいいます。 例外の対象となった銘柄については、信用建玉毎に1売買単位あたり52.5円 に10を乗じ、分割等による調整率で除してもとめられる金額(円未満の端数切捨 て)を名義書換料としてお支払いいただきます。
○委託保証金について 委託保証金は、売買代金の30%以上で、かつ 30 万円以上が必要です。また、有価証券により 代用する場合の代用価格は、以下に掲げる銘柄に応じて、前日終値にそれぞれの掛目を乗じた価 格となります。 東証(マザーズを含む)上場銘柄 前日終値の 80% 大証(ジャスダックを含む)上場銘柄 〃 80% 名証単独上場銘柄 〃 0% 委託保証金率及び代用有価証券の掛目については、市場の動向により金融商品取引所により変 更 されること又は当社の判断により変更することがありますので、ご注意ください。 なお、当社の判断により代用有価証券の掛目の変更又は除外(以下「掛目の変更等」といいま す。)を行う事象は以下のとおりです。掛目の変更等を行う場合には、あらかじめその内容をご 通知し、変更後の掛目(又は除外)の適用日につきましては、通知した日から起算して5営業日 目の日といたします。ただし、下記③の事象の場合において、当社が必要と認めたときには、通 知した日の翌営業日から適用することができるものといたします。(当社「信用取引規定」第5 条の2参照) ①株価が一定の水準を継続して下回る、または、出来高が過少で流動性が確保できないなど、決 済リスクの観点から当社が不適当と判断した場合。 ②当社での信用取引建玉状況や代用有価証券の預り状況等に照らして、著しく偏りが見られるな ど、与信管理の観点から当社が不適切と判断した場合。 ③特定の銘柄について、明らかに経営に重大な影響を与えると認められる事象等が発生し、今後、 株価が継続かつ大幅に下落することが予想され、当該銘柄の時価が本来の株価水準を反映して いないことから、保証金としての適切な評価を行うことができないと当社が認めた場合。 なお、明らかに経営に重大な影響を与えると認められる事象等の事例としては、例えば、次の ようなケースが想定されます。 ・重大な粉飾決算の疑いが発覚し、直近の株価の水準が粉飾されたとされる決算内容に基づき形 成されていたと判断される場合 ・業務上の取引等で経営に重大な影響を与える巨額な損失が発生した場合 ・突発的な事故等により長期にわたりすべての業務が停止される場合 ・行政庁による法令等に基づく処分又は行政庁による法令違反に係る告発等により、すべての業 務が停止される場合 ・その他上場廃止につながる可能性が非常に高い事象が発生した場合
・PTS 取引(夜間取引)は、お客様が選択されているコースにかかわらず 1 回の約定代金が 50 万円まで 472 円/1 回、100 万円まで 840 円/1 回、150 万円まで 1,050 円/1 回、150 万円超は1,575 円/1 回がかかります。いずれも税込み。 ・国内株式を募集・売出し等(新規公開株式(IPO)、立会買分売)により取得する場合は、 購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。 商号等:楽天証券株式会社 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第195 号、商品先物取引業者 加入協会:日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会