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台風 18 号豪雨における淀川水系ダム群の治水効果について 平成 25 年 9 月 18 日近畿地方整備局 ( 独 ) 水資源機構関西支社 9 月 15 日から16 日にかけて近畿地方に接近した台風 18 号により 淀川水系では 大規模な出水となりました 国土交通省及び ( 独 ) 水資源機構が管理

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近畿地方整備局 独立行政法人 水資源機構 資料配付 配布日時 平成25年9月18日 16時00分 件 名 台風18号豪雨における 淀川水系ダム群の治水効果について 概 要 9月15日から16日にかけて近畿地方に接近した台風 18号により、淀川水系では、大規模な出水となりました。 国土交通省及び(独)水資源機構が管理する7ダムの洪 水調節(防災操作)により、各ダム下流の淀川水系各支川 (宇治川・木津川・桂川)の水位低下、洪水被害軽減を図 るとともに、堤防を越流した桂川下流の水位低下に努めま した。これにより京都市街地に甚大な氾濫被害が生じるこ とを防いだものと考えています。 【淀川水系管理ダム】 ○ 淀川(宇治川):天ヶ瀬ダム(国) ○木津川:室生ダム(水資源機構)、青蓮寺ダム(水資 源機構)、比奈知ダム(水資源機構)、高山ダ ム(水資源機構)、布目ダム(水資源機構) ○桂川:日吉ダム(機構) 取 扱 い - 配布場所 近畿建設記者クラブ、大手前記者クラブ、京都府政記者室、 宇治日刊記者クラブ、宇治日刊地方記者クラブ、南丹市政 記者クラブ、奈良県政・経済記者クラブ、奈良市市政クラ ブ、学研都市記者クラブ、名張市政記者クラブ、桜井市 政記者クラブ 問 合 せ 先 近畿地方整備局河川部 河川管理課長 南後 和寛 電話 06-6942-1141(代表)、06-6941-7343(直通) 独立行政法人 水資源機構 関西支社 事業部 施設管理課長 廣瀬 正一 電話 06-6763-5182(代表)

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台風18号豪雨における淀川水系ダム群の治水効果について

平成25年9月18日 近畿地方整備局 (独)水資源機構 関西支社 9月15日から16日にかけて近畿地方に接近した台風18号により、淀川水 系では、大規模な出水となりました。 国土交通省及び(独)水資源機構が管理する7ダムの洪水調整(防災操作) により、ダム下流の淀川水系各支川(宇治川・木津川・桂川)の水位低減、洪 水被害軽減を図るとともに、ダム群の連携により、堤防を越流した桂川下流及 び淀川本川の水位低下に努めました。 最大流入量最大流入時流下量 ダムによる洪水低減量 (m3/s ) (m3/s ) (m3/s ) 瀬田川洗堰 国 - - - - 昭和47年以来、41年ぶりに全閉。 天ヶ瀬ダム 国 約1360 約850 約510 塔の島地点で約0.9m低下 計画された洪水調節容量をほぼ全容量を使って、下流宇治市・京都市等を守る。 日吉ダム 水機構 約1690 約150 約1550 保津橋地点で約1.5m低下 計画された洪水調節容量をこえて洪水調節を行い、下流亀岡市・京都市等を守る。 室生ダム 水機構 約330 約80 約250 青蓮寺ダム 水機構 約500 約300 約200 比奈知ダム 水機構 約370 約200 約170 高山ダム 水機構 約1600 約480 約1120 有市地点で約1.1m低下 国道163号の冠水時間を7時間低減。 布目ダム 水機構 約200 約50 約150 興ヶ原地点で約1.3m低下 流入量が管理開始以来最大。 3ダムが連携して、下流名張市を守る。 名張地点で約0.7m低下 洪水低減(水位低下)効果 桂川関係 木津川関係 管理者 宇治川関係 特記事項 特に、天ヶ瀬ダム、日吉ダムにおいては、流入量が非常に大きかったことから、 ダムの容量をぎりぎりまで活用して洪水を貯留する操作を行い、下流への流量 を低減し、河川水位を低下させました。 【ダム位置図】

1

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日時 日/ 時 15/1 15/2 15/3 15/4 15/5 15/6 15/7 15/8 15/9 15/ 10 15/ 11 15/ 12 15/ 13 15/ 14 15/ 15 15/ 16 15/ 17 15/ 18 15/ 19 15/ 20 15/ 21 15/ 22 15/ 23 16/0 16/1 16/2 16/3 16/4 16/5 16/6 16/7 16/8 16/9 16/ 10 16/ 11 16/ 12 16/ 13 16/ 14 16/ 15 16/ 16 16/ 17 16/ 18 16/ 19 16/ 20 16/ 21 16/ 22 16/ 23 17/0 -250 500 750 1,000 1,250 1,500(m3/s) 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 流入量 m3/s 放流量 m3/s 貯水位 m 0 10 20 30 40 50 (mm) 0 50 100 150 200 250 300 天ヶ瀬ダム流域平均 時間雨量 mm 天ヶ瀬ダム流域平均 累加雨量mm

■台風18号により淀川水系天ヶ瀬ダムの流域では、1時間雨量で流域最大37mm、降り始めからの総雨量は300mmを観測しまし

た。この降雨により天ヶ瀬ダムへの最大流入量は毎秒約1,360立方メートルに達しました。

■天ヶ瀬ダムでは、流域全体の安全を確保する観点から操作を行うことで

約790万立方メートル(京セラドーム

大阪約6杯分)の水をダムに貯留

下流の河川へ流す水量を最大で毎秒約500立方メートル(約4割)低減

しました。

■ダム下流の塔の島(宇治市)では宇治川の水位を

約0.9m

低下させる効果があったものと推測されます。これにより、宇治市街

地への浸水被害を防ぐことができたと考えています。

【宇治川】 天ヶ瀬ダムの防災操作の効果について

(平成25年9月)台風18号 〔天ヶ瀬ダム〕降雨量/流入量・放流量 最大流入時の放流量 毎秒約850m3 ダムで河川の水量を調節しなかった場合の推定水位 約 3.7m 今回の出水の流入量が最大となった時点の水位 2.8m 水位を約 0.9m 低下させる効果がありました。 布目ダム 日吉ダム 一庫ダム 天ヶ瀬ダム (京都府宇治市) 天ヶ瀬ダム位置図 高山ダム 放流時の様子 ダムに貯めた水量 約790万m3 最大流入量 毎秒約1360m3 瀬田川洗堰 ※下流の水位が低下し たので、下流の状態を 見ながら放流を行った 時間雨量 累積 雨 量 貯水 位 流入量 ・放 流 量 〔天ヶ瀬ダム〕塔の島地点での河川水位低減効果 天ヶ瀬ダムに大量の洪水を貯めました とう しま う じ あま が せ 塔の島地点 ・ ※数値は速報値

2

(4)

0.0 25.0 50.0 0 50 100 150 200 250 300 350 400 時間雨量 累計雨量 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 2: 00 5: 00 8: 00 11: 00 14: 00 17: 00 20: 00 23: 00 2: 00 5: 00 8: 00 11: 00 14: 00 17: 00 20: 00 23: 00 2: 00 170.00 175.00 180.00 185.00 190.00 195.00 200.00 205.00 流入量 ダム流下量 貯水位 ■台風18号により淀川水系日吉ダムの流域では、1時間雨量で流域最大34.5mm、降り始めからの総雨量は345mmを観測しました。この降雨により 日吉ダムへの最大流入量は毎秒約1,690立方メートルに達し、日吉ダム管理開始(平成10年)以降最大の流入量を記録しました。 ■日吉ダムでは、流域全体の安全を確保する観点から操作を行うことで約4,460万立方メートル(京セラドーム大阪約37杯分)の水をダムに貯留し下流 の河川へ流す水量を最大で毎秒約1,550立方メートル(約9割)低減しました。 ■この結果、ダム下流の保津橋地点(亀岡市保津川下り船乗場付近)では、桂川の水位を約1.5m低下させ、京都市街地に甚大なはん濫被害が生じる ことを防ぐことが出来たと考えています。

【桂川】 日吉ダムの防災操作の効果について

(平成25年9月)台風18号 流 入量 放流量( m3/s) 洪水調節 操作図 今回 水位(m) m3/s 日吉ダム位置図 日吉ダム (京都府南丹市) 保津橋地点 〔日吉ダム〕降雨量/流入量・放流量 下流へ流す水量を 最大毎秒約1,550m3低減 ダムに貯めた水量 約4,460万m3 (京セラドーム大阪約37杯分) 最大流入量 毎秒約1,690m3 時間雨量 累積 雨 量 日吉ダムに大量の洪水を貯めました。 ひ よし ほ づ 流入量と同じ流量を流下 流量 貯水 位 保津橋地点での河川水位低下効果 ※下流において、浸水被害が発生しましたが、ダムで貯留したことにより水位低下効果があったものと推測されます。 ダムで河川の水量を調節しなかった場合の推定水位 約 8.3m 今回の出水の実績最高水位 6.8m 水位を約1.5m低下させる効果があったと考えています ※下流の水位が低下し たので、下流の状態を 見ながら放流を行った。 (mm) (mm) (m3/s) (m3/s) ※数値は速報値 右岸 左岸

3

(5)

0 100 200 300 400 500 600 260 265 270 275 280 285 290 295 300 305 310 0 100 200 300 400 500 600 250 255 260 265 270 275 280 285 0 100 200 300 400 500 600 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 280 282 284 286 288 290 292 294 296 298

■平成25年9月15日、台風18号により淀川水系名張川3ダムの流域では、1時間雨量で流域最大33mm、降り始めからの総雨量

は青蓮寺ダムで368mm、室生ダムで226mm、比奈知ダムで440mmを観測しました。

■この降雨により、名張川の浸水被害の恐れがあったこと、淀川本川下流への水量を低減させる必要があったため、

3ダムでの

統合操作を行いました

■この結果、ダム下流の名張地点では名張川の水位を

約0.7m

低下させ、名張地点でのはん濫が生じる危険な水位を下回ること

ができたと考えています。

【木津川】 名張川上流3ダム

(青蓮寺・比奈知・室生)

の防災操作効果

(平成25年9月)台風18号 比奈知ダム 室生ダム 名張市街地 青蓮寺ダム 浸水防止区域 名張地点 (名張大橋下流) 名張川地点位置図

<比奈知ダム>

ダムからの流下量を最大約170m3/s低減

<青蓮寺ダム>

ダムからの流下量を最大約200m3/s低減

<室生ダム>

ダムからの流下量を最大約250m3/s低減 通常操作による流下量 洪水時最高水位 305.0m 洪水時最高水位 282.0m 洪水時最高水位 296.5m 洪水貯留準備水位 287.5m 洪水貯留準備水位 273.0m 洪水貯留準備水位 292.0m 統合操作による流下量 最大流入量 370m3 通常操作による流下量 統合操作による流下量 最大流入量 500m3 通常操作による流下量 統合操作による流下量 最大流入量 330m3 流量(m3/s) 貯水位(m) 流量(m3/s) 貯水位(m) 流量(m3/s) 貯水位(m) しょう れん じ ひ な ち むろ う な ばり 統合操作による貯留 統合操作による貯留 統合操作による貯留 <統合操作> 3ダムの空き容量を勘案し、ダムからの放 流量を減らすことにより、名張川の水位低 下を図る。 ※数値は速報値

4

(6)

名張地点の水位状況図 比奈知ダム 室生ダム 名張市街地 青蓮寺ダム 浸水防止区域 名張地点(名張大橋下流) 名張地点位置図 宇陀川 (室生ダム) 名張地点 名 張 川 ( 青 蓮 寺 ダ ム ・ 比 奈 知 ダ ム ) 近鉄線 名張川上流3ダム位置図 名張地点航空写真

【木津川】 名張川上流3ダム

(青蓮寺・比奈知・室生)

の防災操作効果

(平成25年9月)台風18号 青蓮寺ダムの貯留状況 室生ダムの貯留状況 比奈知ダムの貯留状況 ▼ ダムで河川の水量を調節しなかった場合の推定水位 約7.8m

3ダムの防災操作による名張地点の水位低下効果は、

約0.7mと推定され、はん濫の危険が生じる水位を下回る

ことができました。

▼ 今回の出水の実績最高水位 7.1m 水位を約0.7m低下させる効果がありました はん濫危険水位 7.6m

5

(7)

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 20 :0 0 23 :0 0 2:00 5:00 8:00 11 :0 0 170.00 175.00 180.00 185.00 190.00 195.00 200.00 流入量 ダム流下量

■台風18号により淀川水系高山ダムの流域では、1時間雨量で流域最大22mm、降り始めからの総雨量は290mmを観測しました。

この降雨により高山ダムへの最大流入量は毎秒約1,600立方メートルに達しました。

■今回の防災操作では、

下流の河川へ流す水量を最大で毎秒約1,120立方メートル(約7割)低減

しました。

■ダム下流の有市水位観測所では、ダムが無い場合に比べて水位が

約1.1m

低減したと推定されます。これにより国道163号冠

水の影響時間を短縮をはかることができたと考えられます。

【木津川】 高山ダムの防災操作の効果について

(平成25年9月)台風18号 〔高山ダム〕降雨量/流入量・放流量/下流河川水位 最大流入量 毎秒約1,600m3

高山ダム

布目ダム 日吉ダム 天ヶ瀬ダム 一庫ダム 高山ダム位置図 高山ダム (京都府相楽群 南山城村) 高山ダム 有市水位観測所 0 25 0 50 100 150 200 250 時間雨量 累計雨量 (mm) (m3/s) ※高山ダム上流域の雨量 下流へ流す水量を 最大毎秒約1,120m3低減 9/15 9/16 0.00m 4.00m 8.00m 10.00m 2.00m 6.00m 12.00m ▽ ダムで河川の水量を調節しなかった場合の推定水位 約10.2m ▽ 今回の出水の実績最高水位 9.1m 水位を約1.1m低下させる効果がありました。 最小流下能力地点の有市地点の水位低下効果 国道 時間雨量 累積 雨 量 国道の水没時間を、8時間半から 1時間半に短縮する効果を発揮したと 考えています あり いち たか やま ※数値は速報値

6

(8)

■台風18号により淀川水系布目ダムの流域では、1時間雨量で流域最大33mm、降り始めからの総雨量は 252mmを観測しまし

た。この降雨により布目ダムへの最大流入量は管理開始(平成4年)以来最大となる毎秒約200立方メートルに達した。

■今回の防災操作では、淀川ダム統合管理事務所と連携し

下流の河川へ流す水量を最大で毎秒約150立方メートル(約7割)低

しました。

■ダム下流の興ヶ原水位観測所では、ダムが無い場合に比べて

約1.3m

低下したと推定されます。これにより当該地域の浸水被

害を回避することができたと考えています。

0 50 100 150 200 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 放流量 流入量

【木津川】 布目ダムの防災操作の効果について

(平成25年9月台風18号) 日吉ダム 天ヶ瀬ダム 一庫ダム 布目ダム位置図 布目ダム (奈良県奈良市) 高山ダム 0 10 20 30 40 0 50 100 150 200 250 300 時間雨量(㎜) 累計雨量(㎜) 〔布目ダム〕降雨量/流入量・放流量 最大流入量 毎秒約200m3 ※布目ダム上流域の雨量 下流へ流す水量を 最大毎秒約150m3低減 9/15 9/16 (mm) (m3/s) ▽ ダムで河川の水量を調節しなかった場合の推定水位 約3.7m ▽ 今回の出水の最高水位 2.4m 水位を約1.3m低下させる効果があったと考えています。 〔布目ダム〕興ヶ原地点での河川水位低下効果 興ヶ原水位観測所 (ダムから下流約6km地点) 時間雨量 累積 雨 量 ぬの め ※数値は速報値 おくがはら

7

(9)

日吉ダム管理開始以来、最大のダム流入量を記録

ひ よ し 淀川 水系桂川 の水資 源機構日 吉ダム( 南丹市日 吉町)流 域では、 台風1 8号の み ず し げ ん き こ う ひ よ し な ん た ん し ひよしちょう 降 雨により 、9月 15日2 時から1 6日17 時までの 総雨量が 345 mm( ダム流 域平均雨量)を記録しました。 この 降雨によ り、ダ ムへの最 大流入量 は、平成 10年4 月の管理 開始以 来最大 となる毎秒1,694立方メートルとなりました。 この 洪水に対 して、 日吉ダム では防災 操作を実 施し、ダ ム下流の 洪水被 害軽減 に努めました。 ※ 防 災 操 作 : 大 雨 に よ り 、 ダ ム に 流 れ 込 む 水 の 一 部 を ダ ム に 一 時 的 に た め 込 ん で、ダムから下流に流す量を減らし、下流の川の水位を低減させる操作。 ※ 今 回 の 発 表 は 速 報 値 で あ り 、 今 後 の 調 査 に よ り 数 値 等 が 変 わ る こ と が あ り ま す。

平成25年9月18日

国土交通省

近畿地方整備局

淀川ダム統合管理事務所

独立行政法人

水資源機構

日吉ダム管理所

発表記者クラブ

京都府政記者室 南丹市政記者クラブ

問い合わせ先

独立行政法人 水資源機構 日吉ダム管理所 所長代理 新井 あ ら い 住 所:京都府南丹市日吉町中神子ヶ谷68 み こ たに 電 話:(0771)72-0171 国土交通省 淀川ダム統合管理事務所 副所長 吉原よしはら 住 所:大阪府枚方市山田池北町10番1号 電 話:(072)856-3131

(10)

日吉ダム管理開始以来、最大のダム流入量を記録

ひ よ し 列 島 各 地 に 被 害 を も た ら し た 台 風 1 8 号 に よ り 、 淀 川 水 系 桂 川 の 日 吉 ダ ム ( 南 丹 市 日 吉 町 ) 流 域 で は 、 9 月 1 6 日 0 時 か ら 1 時 ま で の 1 時 間 の 雨 量 が 最 大 3 4 . 5 ㎜ を 記 録 し 、 降 り 始 め の 9 月 1 5 日 2 時 か ら 1 6 日 1 7 時 ま で の 総 雨 量 は 345mmに達しました。 こ の 降 雨 に よ り 、 流 入 量 が 増 加 し 、 1 5 日 2 2 時 3 4 分 に は 洪 水 量 ( 毎 秒 1 5 0立方メートル)に達したため、防災操作を開始しました。 防災操作の概要 ※1:日吉ダム管理開始以来、最大のダム流入量を記録 1 6 日 1 0 時 3 2 分 に は 、 緊 急 放 流 操 作 を 開 始 す る 水 位 ( 2 0 0 .2 m ) に 達 し ま し た が 、 国 土 交 通 省 淀 川 ダ ム 統 合 管 理 事 務 所 長 と の 調 整 の 結 果 、 ダ ム 下 流 の 状 況を考慮して、操作の開始を遅らせました。 1 6 日 1 1 時 2 5 分 に は 、 洪 水 時 最 高 水 位 ( 2 0 1 .0 m ) を 超 え 、 こ れ 以 上 操 作 を 遅 ら せ る と 、 ダ ム の 安 全 性 に 支 障 が 考 え ら れ る た め 、 1 2 時 0 0 分 に 緊 急 放 流 操 作( ※ 2 )を 開 始 し 、 ダ ム へ の 流 入 量 と 放 流 量 を 同 量 に 近 づ け る 操 作 を 行 い ま し た 。 今 回 は 、 ダ ム の 洪 水 調 節 容 量 以 上 に 洪 水 を 貯 留 し 、 下 流 の 河 川 水 位 の 低 減 に 努めました。 ※2:緊急放流操作 日 吉 ダ ム で は 、 下 流 河 川 の 改 修 に あ わ せ て 暫 定 的 に 2 0 年 に 1 度 の 確 率 で ダ ム に 入 っ て く る 洪 水 を 溜 め 込 む 治 水 容 量 に 対 し て 、 更 に 上 回 る 規 模 の 洪 水 が 発 生した時に流入量と放流量を同量に近づける操作です。 今 回 の 防 災 操 作 に よ り 、 ダ ム 下 流 の 保 津 橋 地 点 ( 亀 岡 市 保 津 町 下 中 島 地 先 ) で ほ づ ば し か め お か し ほ づ ち ょ う し も な か じ ま は 、 約 1 . 5 m の 水 位 低 減 効 果 が あ っ た も の と 推 定 さ れ 、 ダ ム が な か っ た 場 合 に は、ダム下流域での浸水被害が更に拡大していたものと想定されます。 保津橋地点の水位低減効果 日 吉 ダ ム で は 、 今 後 も ダ ム の 効 果 が 最 大 限 に 発 現 で き る よ う 努 め て 参 り ま す 。 流域平均 総雨量 ダムへの流入量が 最大となった時刻 同時刻における ダムへの流入量 同時刻における ダム流下量 同時刻における ダム貯留量 日吉 ダム 345㎜ 平成25年9月16日 6時44分 毎秒1,694m3(※1) 毎秒148m3 毎秒1,546m3 保津橋地点の河川水位が 最高水位となった時刻 同時刻における 保津橋地点の河川水位 ダムがなかった場合 の同地点の最高水位 水位低減効果 平成25年9月16日 7時40分 6.82m 8.31m 1.49m

(11)

資料1

位置図

(12)

資料2

  ・日吉ダム管理開始以来、最大のダム流入量を記録 ※雨量は日吉ダム流域平均雨量である。

(参考)

管理開始(平成10年4月)以降の主な出水の記録

順位 総雨量 [mm]

1

345

2

238

3

170

※ 管理開始(平成10年4月)以降の出水で、最大流入量が大きい方から3番目までを記載しています。

台風18号の降雨に伴う日吉ダム防災操作について

最大流入時の 貯留量[m3/s]

698

150

ダム流下量 (最大)[m3/s]

504

出水名 最大流入量 [m3/s]

150

平成16年10月 台風23号

549

1,546

708

平成25年 9月 台風18号

1,694

平成22年 7月 梅雨前線

856

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 2: 00 5: 00 8: 00 11: 00 14: 00 17: 00 20: 00 23: 00 2: 00 5: 00 8: 00 11: 00 14: 00 17: 00 20: 00 23: 00 2: 00 170.00 175.00 180.00 185.00 190.00 195.00 200.00 205.00 流入量 ダム流下量 貯水位 ダムに貯留した量 最大流入量 1,694m3/s 0.0 25.0 50.0 0 50 100 150 200 250 300 350 400 時間雨量 累計雨量 9/15 2時~9/16 17時 累計雨量345㎜

日吉ダム防災操作実績図(台風18号)

(単位:㎜) 流量(単位:m3/s) 水位(単位:EL.m) 9/16 9/15 ダム流下量(最大) 504m3/s 最大流入時のダム流下量 148m3/s (単位:㎜) 時間雨量 累計雨量 洪水時最高水位EL.201.0m 洪水貯留準備水位EL.178.5m 9/16 0時~1時 1時間最大雨量34.5㎜ 9/17 最高貯水位EL.201.87m3/s 流入量の約9割(1,546m3/s)を カット ダム下流の状況から洪水 時最高水位を超える貯留 下流河川の水位がピー クを過ぎ、水位低下して からダム流下量を増加 緊急放流操作 防災操作

(13)

● 保津橋地点 日吉ダム

台風18号の降雨により、9月15日より桂川の水量が増大し、日吉ダム管理開始以来最大の流入量(毎秒1,

694立方メートル)を記録しました。日吉ダムでは、洪水時にダムに貯留することができる洪水調節容量以上の

洪水を貯留し、京セラドーム37杯分(4,455万m

)に相当する水をダムに貯め込むことによって、桂川(保

津橋地点)の水位上昇を約1.5m低く抑えました。ダムがなかった場合には、浸水被害が拡大していたものと想

定されます。

日吉ダム管理開始以来、最大のダム流入量を記録

京セラドーム※37杯分に相当する水を日吉ダムに溜め込み、少ない量を放流することで 下流の河川水位上昇の低減に努めました。(※京セラドームの容量を120万m3として算出)

保津橋地点(保津川下り乗船場付近)での水位低減効果

資料

3

23.7mのダム水位上昇 (最高貯水位EL.201.87m:平成25年9月16日) ダム堤体上流面 (貯水位EL.178.17m:平成25年9月15日) 保津小学校側 JR亀岡駅側 ダムがなかった場合 約8.3m(推定) 今回の出水の最高水位 約6.8m 河川水位低減効果 約1.5m はん濫危険水位4.50m

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保津橋地点水位

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時刻

水位(m)

保津橋地点水位(ダム有り実績) 保津橋地点水位(ダムなし) 過去最高水位 はん濫危険水位 過去最高水位6.32m ダムなし最高水位(推定) 8.31m ダム有り最高水位(実績) 6.82m はん濫危険水位4.50m 約1.5m水位低減

資料4

ダム有り 約13時間 ダムなし 約16時間 はん濫危険水位を上回った時間

9/15

9/16

9/17

※ 緊急放流操作により、保津橋地点のピーク水位   を増大させるような影響はなかった。

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参照

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