• 検索結果がありません。

小学生の天体認識の調査

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "小学生の天体認識の調査"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

奈良教育大学学術リポジトリNEAR

小学生の天体認識の調査

著者 永田 四郎

雑誌名 奈良教育大学教育研究所紀要

巻 12

ページ 11‑18

発行年 1976‑03‑25

その他のタイトル A Study on Astronomical Knowledges of Primary School Children.

URL http://hdl.handle.net/10105/6361

(2)

小学生の天体認識の調査‡

永 田 四 郎淋

 (理科教育研究室)

1.前号では,僻地の子どもの天体認識の特色を明らかにしたいために,僻地校として川上村立第三 小学校(奈良県吉野郡川上村北和田・以下川上三小と略する)を選び・都市校としての奈良教育犬 付属小学校(奈良市,以下敷犬付小と略する)とのこれら両校の3年生を対象とした月に関する調 査結果について,両校を比較して報告した。

  ここには,これら両校の4年生と5年生とに対して,星や星座などについて調査をおこなった結 果を,前号同様に,両校を比較して報告する。

  前号で説明すべきであったが,川上三小は奈良市から直距離約40㎞南南東にあり,紀の川上流に  沿う美しい山間部落にあり,全児童数約230名9学級の小規模校であるが,教育設備は一般の都市校  よつむしろ整っていて,奈良教育大では昭和48年と49年に僻地校教育実習をここに依頼している。

  この調査対象となった学級の大体の児童数は次の様である。

(1〕昭和増年度調査実施  教大付小 4年生35名 5年生35名       川上三小 4年生40名 5年生45名

 (2)昭和50年度調査実施  教犬付小 4年生35名        ※        } 表中には4年生  としてある。

      川上三小 4年生40名

  調査方法は,調査項目をわかりやすい文章にしてプリントして配り,約40分で記入させて回収し  た。実施日時は両校で同じくできなかったが,できるだけ接近した日におこなった。

  教大付小については筆者自身が調査をおこない,川上三小はそれぞれの学級担任の先生に依頼し,

 同校岡崎博文教諭が回収して送付していただいた。これらの諸先生には厚く謝意を表する次第であ  るO

2.天体に関する疑問 興味の調査(4年生・5年生)

  星,星座,宇宙などの天体について,児童がどんな疑問・興味を持っていて,何をしワたく思っ  ているかを書かせてみた。 答えはいろいろであるが,内容が大体同じであるものをまとめて,整

理し,およそ多い方から並べると,次の第1〜3表のようになる。

  これらの表中,Aは教大付小で,Bは川上三小である。(以下の表についても同じ)。

‡  A Study on As t ronomi ca1Knowledges of Pr imary Schoo1Chi1dren一 榊  Shiro Nagata (Department of Science Education,Nara Universi ty    of Education, Nara〕

一1i一

(3)

第1表 天体についての疑問・興味(4年生)〔1〕 (A・・ ・教大付小 B一・・川上三小)

      土

①星はどうレてできたのか   ア

②星の形はどうしてできたか.….. 5

③星はなぜ光るのか…    2

④星はどうして☆の形なのか…… 2

⑤星はどうして空に浮いているのか…2

⑥星はどうして夜しか出ないか、昼  はどこにいるか・・・・・…     0

⑦星が光ったワきえたワするのはな  せか…       0

⑧星の名前がどうして分るかI 一… 1

⑨星はなぜ黄色や銀色やいろいろの  色をしているか・・        O

⑯星はなぜ動くのか……一・・ 0

⑪星の故はどれくらいか・なぜたく  さんあるのか……       2

B

3 7 2 7

3

4

2 1

3

2

0

       A

⑫流れ星はなぜ飛び・落ちるのか……0

⑬太陽はどうしてできたのか………・1

⑭太陽はどうして熱いのか一 ……2

⑮月にどうしてクトタがあるのか…・1

⑯星雲はなぜできるか・・…  ・・1

⑫宇宙のはてはどこか・…     1

⑱いろいろな星の名をしりたい・・……・6

⑲いろいろな星のことをしりたい……4

⑳星が光るわけをしワたい…… ・・O

⑳星の形をしりたい・・…………  1

⑳星のできカをしりたい・・・・……・…・2

⑳星が動くわけ,動き方をしりたい...口

⑳一番星の名前をおぽえたい…  ・・3

㊧星のならび方,星座をしワたい…..4

B

2 1 0 1

0 0 8 2 5 3

1

3 0 0

第2表        ※天体についての疑問・興味(4年生 )〔2〕

       A

①星の名前をしりたい     4

②なぜ名前があるのか    1

③星はなぜ光るのか     2

④星はなぜ夜に出て昼には見えない  のか       2

⑤星の形はなぜ☆オ㍉ほんとうの形  はどんなか       3

⑥星はどうしてできたのカ㍉なぜあ  るのか      4

B

5 4 5

9

3

4

⑦雨の日には星はなぜ見えないのか

⑧星はいくつあるか

⑨星には何があるか,何からできて  いるか

⑯どの星に生物,宇宙人がいるか

⑪星の大きさはどれだけか、月や太  陽にくらべたらどうか

⑫星座の形はどうしてきまるのか,

 名前や数をしりたい

A  B

0   4 3   2

2   2 2   1

1   2

3   2

第3集

※昭和50年度の4年生で,第1表の4年生とは別である。以下回㌦

 天体についての疑問・興味(5年生)〔3〕

      A

①星座の形や名前はどうしてきまる

 のか       10

②星はどうしてできたか,星の一生  や年があるのか         9

B

10

0

−12一

③星はなぜ光っているのか

④星の形,大きさ、色はどうか

⑤星の中みは何か

⑥星までの距離,黒の数はどれだ竹か

A

0 0

6

B

4

8

3

0

(4)

⑦星はなぜ動くのカ㍉まわるのか

⑧星の明るさはどうして分るカ㍉な  ぜちがうのか

⑨星はどうして昼には出ないのか

⑩宇宙のはてはあるか

⑯春・夏・秋・冬の星座と変るわけ

⑫星座はどうしてできたのか、だれ  が考えたのか

3  5

0   2

⑲星の大きさはなぜ違うのか

⑫)星はなぜまるいのか

(事星はなぜ色が違うのか

⑯星座の物語をしワたい

⑰木星のことをしリたい

⑱火星のことをしワたい

⑲土星のことをしりたい

 第1表と第2表とは同じく4年生である一が,調査年度が違い別人十あるが,傾向はだいたい似て いる。すなわち,両校ともに多いのは,「星のできたわけ」,「星の形」,「星や星座の名前」な

どであり,特に川上三小で多いのは「雇が昼間や雨の日に見えないわけ」や「星が光るわけ」「星 の色や動き」などで,教大付小は「星座や屋の名前を知りたい」が多くなっている。

 第3表の5年生では,やはり「星がどうしてできるのか」が教大付小で多いのに,どうしてか川 卜三小にはこれがない。しかし「星の形や名前がどうしてきまるのか」は両校ともに最も多い。

 4年生で星座の学習をおこなうので,その結果かもしれない。ここでも,川上三小では,「星の光る わけ」や「雇の色や形」が多く,「鳩が昼には出ないわけ」も多い。また教犬付小では「星の一生」

とか1字宙のはて」「星座の変化」「星座物語」「一惑星」などについて知りたく思っているようである。

 これらを通じて感じることは,「星の出来たわけ」すなわち扉の誕生に関する疑問が多いが,こ のような尋問的にもむつかしい内容を子どもたちにどの程度,どの様に与えたらよいのかが問題で あろう。また,川上三小(僻地の子ども)で雇が昼や雨の日には見られないのはどうしてかという 疑問が案外多いようであるが,これは後の第5表とともに検討してみるとおもしろい。教大付小

(都市校の子ども)が,堤や雇座や宇宙の知識を求めているのに対し,川上三小の子どもは,尾が 光るわけとか,屍の色の違いとか,泉の動きとカ㍉実際の観察を通してと見られる疑問が多く,教 師として,おやと思うようなものが多いようである。

3.天体の認識について(4年生)

  子どもたちが,星について,どんなに考えているのか  てみた。

 第4表  天体についての認識(4年生)〔1〕

星を見てどんなに感ずるのかなどを調べ

      A

①星のなかには生き物がいる星もある 24

②星には生き物はいない    1

③星に生き物がいるかいないか分ら  ない      9

④わたしたちが生きているうちに人  類は星に行く         6

B

7

21

⑤人類は金星に行く

⑥人類は火星に行く

⑦人類は土星に行く

⑧木星に行く

⑨流星に行く

⑯人類は星に行けない

A  B

0   4 14   1 2   1 1   1

0  2 4  23

一I3一

(5)

⑲星に行けるかどうかわからない

⑫星を見ていると美しい

(事星を見ているとなんだかふしぎな  かんじがする

5 0  ⑭星を見ていると行ってみたい 20 24   ⑮星を見ていると星がほしい

18  10

第5表  天体についての認識(4年生※)〔2〕

①星が昼間に見えないのは太陽の光  が強いから

②太陽が照っているので

③太陽も星も明るく,同じ色だから

④太陽の光にじゃまされるから

12 14

2 3

2 3

「ア

1

⑤太陽の光に負けるから

⑥反対側の7メリカの方にあるから

⑦雲にかくれるから

⑧わからない,無答

A

3 0 0 5

B

0 4 2 0

第6表 天体についての認識(4年生)〔3〕

      A

①星は動いている     30

②星は動かない,同じ所にある  3

③星は動かないが地球が動く  2

④小さい星は動くが大きい星は動か  ない

⑤自分が動くと星も動く

⑥星が動くかどうか分らない、無答

⑦星がよく見える夜に見える敏は

 10000以上

⑧gn00〜1000

⑨500〜300

⑯100ぐらい

⑪50ぐらい

⑫20ぐらい

B

28

5 2

⑲10ぐらい

⑭かぞえきれないぐらい

⑮星を見るのは好き

⑯あまワ好きでない

⑰星を見ていると美しいと思う

⑱ふしぎなきもちがする

⑲何かはなしているようだ

⑳うれしい,たのしい気持ち

⑳おもしろい

⑳きれいだ

⑳さびしい気持ちがする

⑳星に行ってみたい気がする

⑳星にさわってみたい

A

3 5 19

3

3

8

5 3 1 2 4 2 1

B

1 1

21 5

20

6 4 7 3 5 3 1 1

 第4表では,「星のなかには生物がいるものもある」と考えている子どもが,特に教大付小に過 半数もある。これに対して,川上三小ではr生物がいるかいないか分らない」という子どもが過半 数である。「星には生物はいない」というものは何れでも少ない。また,「人類が,やがてはどの 星にか行く」と考えている子どもが,教大付小で過半数であるのに,川上三小では「人類は皐には 行けない」とする者が過半数である。これらはいずれも興味ある対比を示しているが,希望的とい うか肯定的というか,このような考えを持っ教大付小の子どもと,簡単に肯定しない,あるいは百

一14一

(6)

足する川上三小の子どもとの違いが,都市校と僻地校との一つの傾向であるのかは簡単に断定でき ないにしても,どうしてこの様な差違ができるのか興味ある問題である。

 何れにしても,多くの子どもが,星の中には生物が住む星もあり,人類はやがては他の星にも行 けると期待し,夢を持っていることは,われわれも注目し教育の中に活かすべきであろう。

 星を見ていると美しい、きれいだという者のほかに,なんだかふしぎな気がするとカ㍉行ってみ たい,さわってみたいという子どももかなりあるのもおもしろい。

 第5表は星が昼間に見えないわけについてであるが,教大付小の子どもが,「太陽の光が強いか ら」とか「太陽が照っているので」とほとんどの者が答えている。これに対して,川上三小では、

「太陽も星も明るく,しかも同じ色だから」という答え方の者が半数ぐらいいる。おもしろい答え 方であるが,あるいは授業でその様に教わったのであろうか。また,前述の様に,川上三小の子ど

もには,星が昼間や雨の日に見えないことで疑問を持っている者が予想以上に多かったが,「日本 の反対側のアメリカの上にあるから」とか「雲にかくれるから」と考えているようである。第6表 の星の動きで,大部分が動いていると認識しているが,小さい星は動くが大きな星は動かない,自 分が動くと星も動くという川上三小の子どもの認識はおもしろい。

 星の数,すなわち晴れたやみ夜に肉眼で見られる星の数をたずねたのであるが,星の存在してい る数ととらえた子どももあったかもしれないが,表からは1000以上,数えきれない,無数と答えた 者がかなり多く,特に川上三小では多い。山間であるので,星がたくさん見られるのを経験してい るのかもしれない。しかし 100ぐらいという者がこれに次いで多いし,50ぐらいという者も多い。

20ぐらいとか,10ぐらいというように少ない者があるが,実際の空を見ていると,こんな数では ないことが分ると思うのだが,どこからこのような答を出すのか分らない。

 星を見ることは過半数の子どもが好きのようである。しかし,あまり好きでないと山間の子ども でも答えているが,自然環境の悪化で星空が見られな<なるにつれ,更に星を見るのが好きでない 子どもが増すとしたら,また大きな問題であろ㌔

 星を見ていて感ずることでは,前に第4表でも見られたが,ここでは更に,「何か話しているよ うだ」とか,「さびしい気持ち」が加わっている。また「うれしい,たのしい,おもしろい気持ち」

というのがあるが,これらは果してどんな気持ちなのか分りにくい。

41星や星座の名前について (4年生,5年生)

  子どもたちがどんな星,星座の名前を知っているか,数を制限しないで書かせてみた。もちろん  名前だけで,どんな星が,どんな形の星座なのかは知らない場合が多いだろうが,とにかく見聞し  て記憶している名前である。

 第7表  知っている星の名(4年生)〔1〕

①金星・

②土星・

(①火星・

A  B

・26 10 ④木星…

・25 10 ⑤冥王星・

・25 9 ⑥月…一

A  B

・25 8 ⑦太陽…

一11 3 ⑧海王星

・15 2 ⑨天王星

A  B

・14  1  ア  2

 3  2

一15一

(7)

⑩北斗七星…    4

⑪北極星…    2

⑫流れ星…    15

⑯アンタレス∵・   1

⑭ハレー等星・・

⑮ベガ・・一・・

(Φデネブ …

⑰アルタイル・・

⑯トグトウルス・…1

⑲水星・・・・…   26

⑳地球・・……・ ・13

第8表 知っている星の名(5年生)〔2〕

       ⊥

①火星・…   28

②木星・…   24

③金星…   ・24

④土星…  …26

⑤水星…   18

⑥月…     13

⑦太陽…   15

B

24

29

2ア

23

「ア

14 9

A  B

⑧地球…   rl

⑨北極星.・… I28

⑯アンタレス… ll

⑪デネブ・・…  9

⑫ベガ…   20

⑬海王星……  lO

⑭冥王星一・ ・13

       A  B

⑮天王星…・・………10 1

⑨⑤ ホマソレハウト ・・・…   6   0

⑰アークトウルス…・4 o

⑱シリウス…  5 1

⑬)スピカ … ……  2  0

⑳カペラ ………  1 0

¢Dカストル………  1  0

第9表 知っている星座の名(4年生)〔1〕

       ⊥

①さぞワ…   32

②しし…・……16

③おとめ………17

④小くま…   29

⑤大くま…・…  28

⑥こと    20

⑦かに……・ 10

⑧カシオペア・…10

⑨おうし…・・ …8

⑯てんびん… …7

⑪北斗ヒ星一… 6

      ユ

⑫オリオン・・・・・… 4

⑱へびつかい…・一 3

⑭いて……・・…… 9

⑮ひつじ……一 4

⑯ふたご一……r6

⑰白鳥一…・・・…25

⑱うお・一…・一 4

⑲りゆう一一・・ ア

⑳わし…・一・・ 6

⑳みずがめ……・・4

⑳アンドロメダ・・・・・…  1

       ⊥

⑳ペルセウス・・・… 3

⑳ペガスス・…・…・「

㊧うみへび・・・・・… 2

⑳いるか …・…   2

⑳ぎょしゃ……  1

⑳ヘルクレス・… ・1

⑳うしかい  ・0

⑳くじら一  ・0

⑳うさぎ・・…   0

⑫かんむり…・・  0

B

0 1 0 0 0 0 1 1 1 1

第10表 知っている星座の名(5年生)〔2〕

       ⊥

①カシオペア・一・…28

②さぞワ・・……・・30

③白鳥……・一29

④オリオ!…一・…26

⑤てんぴか・・一・…19

⑥小くま……一30

B 38 33 22 18

10 18

       土

⑦大くま・・…  29

⑧おとめ…・ ・20

⑨北斗七星…・ ・21

⑯ふたご…・ ・21

①かんむワ… …13

⑫しし・…  15

14

10

8 10

6

       ⊥

⑬うしかい・・… 12

⑲こと・・…… 15

⑮わし・……  1o

⑯水かめ…  ・10

⑫おうし…   8

⑱かに……  6

一16一

(8)

(⑲アンドロメダ・…  5

⑳うお・   ・7

⑳おひつじ   ・5

⑳へび・   ・2

⑳いて・    1

⑳へびつかい…  ・4

㊧うみへび 一  ・5

⑳うさぎ……・ ・4

⑳ケフェウス・…  .一7

⑳太いぬ

⑳南十字星・・・…

⑳ヘルクレス…

⑳小いぬ

@南斗六星・一・

⑧ねこ…

⑳いるか・…

⑤ワゆう…一・・

㊨ペガスス…

⑳ペルセウス・・

⑬かみのけ・…

⑧からす……I

④すばる…

⑪ぎ。し中

@くじら・・・・…

⑧やぎ……

④つる……

 知っている星の名前では,両校ともに多いのは惑星や太陽,月であるが,5年生の教大付小で地 球を星の一つとしてあげているのが多いのに一■I上三小ではこれが少ない。恒星では両校ともに北 極星が多いが,教犬付小で,ベガが20人もいるのに川上三小ではいない。ベガがこんなにいるのに

これと対のアルタイルが,教大付小4年生に1人いるだけとは,どうもおかしい。また,教大付小 5年生で,ホマルハウトやアークトウルス,シリウスなどがかなり多いが,主として4年生での学 習効果であろう。

 星座の名前では,4年生も5年生も案外多くのものを知っている。4年生では,さそり座が両校 ともに多いが,教太付小で,大くま,小くま,白鳥,こと,おとめ,こと,しし座を半数ぐらいの 者が知うているのに,川上三小では,何れも数が少ない。教犬付小でも,星座の学習に入る前に調 査しているので,教室学習の差ではあるまい。5年生は4年生での星座の学習も終えているのでさ すがに多い。おもな星座がほとんど出ているが,カシオペア・白鳥,オリオンなどが1さそリや大

くま,小ぐまとともに上位にあがっている。教大付小の南斗六星などは 星を観る会。を開いた時 に話したのを記憶しているのであろうが.「ねこ」(やまねこ)とか「つる」とか「いるか」など は,どこで覚えたのであろうか。

 星座や星の名前で感ずることは,近ごろのテレビ放送で「宇宙探検」の番組があるが,これの影 響を受けているのではないかということである。これは名前だけでなく,子どもたちの夢をかきた て,宇宙,里への関心をよぶ点では,かなりの効果をあげているのではあるまいか。そのためにも,

できるだけ,正確な内容のもの,示唆に富み,発展的なものでありたいものである。

5.前号の3年生の月に関する調査とともに,今回の4年生と5年生の星,星座,宇宙などの調査を 通じて,川上三小と教大付小との子どもの天体認識知識には,かなり明らかな種々の差違が認め  られた。これをそのまま,僻地と都市との子どもの天体認識の差と見ていいかは問題であろうが,

諸種の環境の違いによる影響は否めまい。

  川上三小と教大付小,あるいは僻地校と都市校との児童には当然種々の認識や知識の差はあるは ずであり,そして何れにも長短があるはずである。これを学校差または地域差とするなら,われわ れはこの点に注目し,長を伸ばし短を補い,それぞれの環境に応じた学習指導を実施せねばならな  いO

(9)

(1)永 田 匹

12〕永 田 四

        参

郎:へき地の理科指導ω

郎:へき地の理科指導(2)

考  文  献

 局地気象の観測,奈良教育大教育研究所紀要第9号       (1973〕

 天体に関する調査,奈良教育大教育研究所紀要,第11  号(1975)

一18一

参照

関連したドキュメント

長氏は前田家臣でありながら独立して検地を行い,独自の貢租体系をもち村落支配を行った。し

仏像に対する知識は、これまでの学校教育では必

 調査の対象とした小学校は,金沢市の中心部 の1校と,金沢市から車で約60分の距離にある

事前調査を行う者の要件の新設 ■

( 同様に、行為者には、一つの生命侵害の認識しか認められないため、一つの故意犯しか認められないことになると思われる。

子どもたちは、全5回のプログラムで学習したこと を思い出しながら、 「昔の人は霧ヶ峰に何をしにきてい

    pr¯ am¯ an.ya    pram¯ an.abh¯uta. 結果的にジネーンドラブッディの解釈は,

安全性は日々 向上すべきもの との認識不足 安全性は日々 向上すべきもの との認識不足 安全性は日々 向上すべきもの との認識不足 他社の運転.