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A Consideration on Final Disposal Facility for Nuclear Waste

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*茨城大学教育学部住居学研究室(〒 310-8512 水戸市文京 2-1-1; Laboratory of Housing Science, College of Education, Ibaraki University, Mito 310-8512 Japan).

放射性廃棄物最終処分施設という都市施設について考える

乾 康代 *

(2018 年 8 月 31 日受理)

A Consideration on Final Disposal Facility for Nuclear Waste

Yasuyo I

NUI

* (Accepted August 31, 2018)

原発は「トイレのないマンション」か

 原子力発電所は「トイレのないマンション」と例えられ,広く流布されている。原発を稼働すれ ば,高レベル放射性廃棄物が発生し,放射能が十分安全なレベルに下がるまで数万~ 10 万年の間,

人間の生活環境から隔離しつづけなければならない。上記の例えは,この高レベル放射性廃棄物の 最終処分施設がないままに原発を稼働させ,廃棄物を排出させつづけていることを言っている。

 「トイレのないマンション」は致命的な欠陥住宅である。原発はそのような欠陥住宅に例えられ るということだが,その例え方は正しいか。

 マンションのトイレは人間が出す排泄物の処分設備だが,これがなければ住宅として機能しない。

したがって,このような致命的欠陥マンションは建築確認もされないから建てられない。もし仮に 建設されてしまったとしても,そのようなマンションを購入する消費者はいない。要するに,「ト イレのないマンション」は存在せず,存在しても需要はない。

 住宅から出てくる廃棄物は,ごく一部の自家処理を除いて,処理・リサイクルの社会システムに 組み込まれている。トイレの排泄物は下水処理施設で処理され,その後公共用水域に流される。処 理過程で発生した汚泥は堆肥や舗装資材としてリサイクルされる。マンションも含めほぼほとんど の住宅はこの汚物処理・リサイクルシステムに支えられて住宅としての機能を維持している。

 ここまできてすでに明らかだが,廃棄物処分施設をもたないまま建設され稼働し,排出された放 射性廃棄物はもうこれ以上保管できないというレベルにまで達している破滅的な原発を,排泄物た めつづけのマンションといったあり得ない住宅と同列に論ずることはできない。したがって,前者 は後者に比定される,と言うのは大変おかしい。

 この 2 つの施設を比較して見えてくるのは,まず,都市を構成する都市施設は,ここから排出さ

れる廃棄物の処分施設と不可分的な関係にあり,廃棄物処分ができない都市施設を建設することは,

(2)

都市問題を深刻化させるということである。二つめに,それにも関わらず,原発だけはその例外と して建設,稼働が許されてきたという事実であり,それが可能でありつづけた不思議さである。こ の不思議さは, 1959 年の東海原発の許可以来,今日まで 60 回も繰り返され, 60 基の原発が建設され,

稼働した(建設中および廃炉を含む)。

 日本では,使用済み核燃料を再処理して核燃料をリサイクルする「核燃料サイクル」政策をとっ ているので,使用済み核燃料はいわば資源で,廃棄物は,使用済み核燃料を再処理して出てきた高 レベル放射性廃棄物ということになっている。しかし,リサイクルされるのは燃料のうちの 1 %以 下にすぎず,ほとんどが高レベル廃棄物になるので,核燃料「サイクル」とはとても言えない政策 である。

 その「核燃料サイクル政策」で出てきた高レベル放射性廃棄物は,六ケ所村と東海村で保管され,

イギリスとフランスの再処理工場にも未返還分が大量にある。原子力発電環境整備機構( NUMO ) が高レベル放射性廃棄物の最終処分施設の候補地を探しているがまだ見つけられない。一方の使用 済み核燃料は,全国の原発サイトに保管されているが,ほとんど余裕のないレベルに達しており,

中間貯蔵施設の設置も緊要の課題になっている。

 筆者はこれまで,原発立地地域の開発の特質や現状について分析してきたが,廃炉後の地域再生 を考えるとき,地域最大の負の遺産となる,サイト内に大量に保管されている放射性廃棄物とその 処分施設は大きな課題となる。本論は,その放射性廃棄物処分施設に焦点を当てて,市民的視点で いくつかの問題について整理してみようとするものである。なお,本論では,高レベル放射性廃棄 物には使用済み核燃料も含まれるとしており,使用済み核燃料の再処理施設は検討の外においてい る。

放射性廃棄物処分問題の経緯

 放射性廃棄物問題の歴史を確認する。 1950 年代半ばからはじまったその歴史は,端的に言えば,

原発の設置促進にとって抑制的に働く放射性廃棄物の処分問題を先伸ばしにしてきた歴史だった。

  1957 年に制定された「核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(原子炉等規制 法)は,放射性廃棄物について規定されたが,原発の敷地内で管理する,ということのみであった。

建設が急がれたためで,処分に関しては将来の技術開発とシステム開発に期待されるとして規定さ れなかったのである。 1959 年,東海原発は,水戸射爆場に近接していて危険だという立地上の問 題を解決しないまま,技術的な問題も多数残したまま,さらに放射性廃棄物の処分施設の計画もな いままに,建設が許可された。

  1960 年代から 70 年代,高度経済成長のもと産業公害が深刻になり,四大公害訴訟の提訴, 1969 年,

公害対策基本法と公害白書発刊, 1971 年,環境庁発足,という状況の最中に開かれた 1970 年の公

害国会で「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)が成立した。この法では,事業

活動に伴って生じる 20 種類の廃棄物が産業廃棄物と規定された。燃え殻,汚泥,廃湯,廃酸,廃

アルカリ,廃プラスチック類などである。これら産業廃棄物の処分は排出した事業者自身が責任を

負い,都道府県などの許可を得て最終処分施設を建設,上記指定廃棄物を埋め立てることが規定さ

れた。廃棄物を発生させた事業者が自らこれを処理しなければならず,処理能力がなければ事業で

(3)

きないという原則が明確にされたのである。

 しかし,放射性廃棄物については原発建設にブレーキを加えることになるため,放射性廃棄物処 分に関する規定はなお先送りにされた。

 一方,廃棄物処分策への模索は始められていた。日本初の商業原発の建設許可に遅れること 3 年 目の 1962 年,深海投棄研究に着手,さらに 14 年後の 1976 年,地層処分研究が始められた。研究 の中核は,動力炉・核燃料開発事業団(動燃)である。動燃は,使用済み核燃料を再処理してウラ ンやプルトニウムを取り出して核燃料としてリサイクルして利用する「核燃料サイクル」の技術開 発を担う機関で,研究はその一端として始まった。

 東海原発の稼働から半世紀たった今日,福島第一原発を除いた日本の原発 16 サイトでは,使用 済み核燃料の敷地内管理率(使用済み核燃料貯蔵量 / 管理容量* 100 )は 71.0 %に達している。管 理率の大きい順に並べると,柏崎刈羽 7 号機 96.8 %,同 6 号機 93.1 %,柏崎刈羽 1 号機 90.6 %,

東海第二 89.8 %,浜岡 5 号機 88.7 %である。 40 基平均では 71.0 %である(東京新聞, 2018 年 3 月,廃炉を除く)。管理可能な残余年数は,短い順に並べて柏崎刈羽 7 号機 0.4 年,同 1 号機 1.1 年,

高浜 1 号機 1.6 年,浜岡 5 号機 1.6 年, 40 基平均で見てもわずか 4.9 年しかない

1

  2000 年,「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」(最終処分法)が制定された。高レベル 放射性廃棄物の最終処分に関する法律だが,増えつづける廃棄物について原発事業者の処分能力規 制や総量規制が設けられることはなかった。規定されたのは,①特定放射性廃棄物(高レベル放射 性廃棄物)が地下に浸透することがないよう安全,確実に埋設する,②経済産業大臣が,最終処分 計画を定める,③処分地を選定する機関を設けることなどである。これにより,最終処分法は地層 処分とされ,処分サイトを選定する機関 NUMO が設立された。 2002 年,最終処分施設の候補地 公募が開始されたがこれまで応募はなく,処分問題解決の方向はまだ見えていない。

 以上,日本の廃棄物問題の経緯と状況をまとめると,原子力開発は,その当初から放射性廃棄物 の処分についての規制が設けられることなく,処分地も決めないまま半世紀たっている。現在,管 理容量がゼロに近づいている原発が出てきており,処分施設の設置は一刻の猶予もない状況にある。

では,海外の廃棄物処分問題はどこまで進行しているだろうか。

 アメリカでは,使用済み核燃料を直接,地層処分することにしており, 2002 年にネバダ州ユッ カマウンテンが最終処分場として決定されたが,反対運動のために計画は中止された。 2013 年, 「使 用済み核燃料及び高レベル放射性廃棄物の管理・処分する戦略」が発表され,中間貯蔵施設,さら には最終処分場のサイト選定,許認可などのスケジュールを提示している。

 イギリスでは, 2005 年に設立された原子力廃止措置機関( Nuclear Decommissioning Authority ) は使用済み核燃料の処理と廃棄物処分の実施主体で, NDA の子会社,セラフィールドが使用済み 核燃料の再処理を担っている。 2006 年,再処理で出た高レベル放射性廃棄物を最終処分する方針 が決定され,セラフィールドがあるカンブリア州コープランド郡が候補地として名乗りを上げたが 反対運動で中止され,選定手続きは振り出しに戻っている。

 ドイツでは, 1976 年,原発の新規建設や運転認可には,使用済み核燃料の処理と処分能力の確

保を条件とする条項が原子力法に加えられた。 1983 年,ゴアレーベンを最終処分場の候補地とし

て岩塩ドームの探査が始められたが,反対運動で計画は白紙に戻され, 2013 年のサイト選定法で

新たな選定手続きに入ろうとしている。最終処分の実施主体は連邦放射線防護庁,処分場の建設と

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操業はドイツ廃棄物処分施設建設・運転会社などの民間事業者が委託を受けて実施する。

 フランスでは, 2006 年の「放射性廃棄物等管理計画法」で,使用済み核燃料の再処理で出てき た高レベル放射性廃棄物などの処分について,廃棄物を回収などができる「可逆性のある地層処分」

を基本とすることが規定されている。処分地は選定手続きの途上にある。

 フィンランドは,使用済み核燃料は再処理せずに直接処分することになっており,原発事業者 2 社が最終処分施設の建設,操業を担う会社を設立,同建設・操業会社が,オルキオト原発サイトに 隣接する予定地に最終処分施設オンカロを建設, 2023 年ごろから操業が始められる。スウェーデ ンは 2011 年に建設許可が国に申請された。これまでに最終処分場が選定されたのはこの 2 国のみ である。

最終処分施設に対する市民,自治体の意識

 先にみてきたように,最終処分地の設置候補地への応募開始から 20 年近くになるが,これに応 えた自治体はこれまでゼロである。全国の自治体の考えは処分施設拒否ということか,あるいはま だ認知や関心が低いということなのだろうか。また,市民は,処分施設に対してどの程度に認知し 関心をもっているのか。いくつかの既往調査の結果からその傾向をみてみたい。

 「核のゴミはどこへ行く? 津田大介オンカロ視察報告」(ネット番組, 2016 年 6 月 16 日)が番 組中に視聴者数約 4,000 人に向けて行ったアンケート調査がある。この調査は,なんらかの興味を 持って番組を視聴している視聴者が対象で,そのため,調査結果には一定の強い傾向が引き出され ている可能性があることをみておく必要がある。

 高レベル放射性廃棄物について「きっちり説明できる」 20.1 %,「なんとなく知っている」

57.5 %, 「あんまり知らない」 22.3 %であった。「なんとなく知っている」が過半数を占めたが, 「きっ ちり説明できる」と合わせると, 8 割近くが高レベル放射性廃棄物について知っているというのが この調査回答者集団の特徴といえる。最終処分施設の立地についてどう考えるかという質問につい ては,「安全というなら家の隣でも良い」 41.9 %,「自分の市区町村外なら良い」 6.5 %,「自分の県 以外なら良い」 20.4 %,「外国に作って欲しい」 31.2 %であった。「安全というなら」という条件つ きだが「家の隣でも良い」 4 割強は意外とも言える数字である。「安全というなら」を視聴者はど う捉えたかによるが,見方によっては最終処分問題解決への意欲や処分施設立地に対する関心の大 きさがうかがい知れるとも言える。しかし,その一方で,「自分の県以外」「外国」を望む回答も過 半数あり, NIMBY ( Not In My Back Yard ,自分の生活空間に近いところへの迷惑施設の立地は拒 否する)認識も大変強く出ている。

 この視聴者調査の後,最終処分施設選定に向けた国の具体的な動きが始まった。 2017 年 5 月か ら 6 月にかけて,経産省資源エネルギー庁が全国の自治体担当者向けの地層処分に関する説明会を 開催,つづく 7 月, NUMO が,最終処分施設の立地場所について対話をすすめるための資料として,

「地層処分に好ましい特性が確認できる可能性」を示す日本地図, 「科学的特性マップ」を公表した。

 この動きを受けて, NPO 法人 A SEED JAPAN と関東学院大学社会学部が,地層処分に好ましい 特性がある関東 7 都県の自治体 249 を対象にした調査を実施した。調査結果のサマリーによれば,

「これまでに高レベル放射性廃棄物の受け入れに関して対策や議論を行っている」自治体は 12 ( 155

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自治体中, 7.7 %),具体的には国の自治体向け説明会参加,情報収集,内部勉強会,住民向け窓口 設置などと回答された。この質問とは別に,国の自治体向け説明会への参加についての質問が設定 されていたが,参加した自治体は 68 ( 43.9 %)にのぼっている。

 住民説明会を開催した自治体は 2 ( 150 自治体中, 1.3 %),廃棄物の受け入れ可否については「受 け入れない」自治体は 43 ( 27.2 %),「わからない」 50 ( 32.3 %),「答えられない」 51 ( 32.9 %)で あった。受け入れ拒否や回答拒否など否定的回答が圧倒的に多い。

 「受け入れない」理由は,「対象地がない」「町域が狭い」「住宅地が多い」など,適地がないまた は適地でないという回答が 16 あった。「市民の理解は得られない」「住環境に多大な影響を与える」

など,市民理解や環境への影響を理由としたものは 10 あった。

 今後, NUMO による説明会が開かれた場合, 「参加する」のは 73 自治体( 47.1 %), 「参加しない」

24 ( 15.5 %),「答えられない」 55 ( 35.5 %)であった。参加しない理由として「東日本大震災の放 射性廃棄物を処理中のため,新たな負担は考えられない」 「市町村レベルで対応できる案件ではない」

などがあったという。

 サマリーは以上より,関東 7 都県自治体は「全体として,関心が低い一方で抵抗感も強い」「放 射性廃棄物処分に対する抵抗感がうかがえる」と結論づけている。

 日本原子力文化振興財団は毎年「原子力に関する世論調査」(質問紙調査)を実施している。

2017 年に実施された調査から放射性廃棄物に関する結果を概観する(回収 1,200 人,全国 15 ~ 79 歳の男女個人)。「使用済核燃料のウランとプルトニウムを取り出し,再び燃料として再処理す る過程で高レベル放射性廃棄物が発生する」について「聞いたことがあり説明できる」は 3.1 %,

「聞いたことがある」は 19.2 %である。「原子力発電で発生する高レベル放射性廃棄物は,まだ処 分地が決定していない」については,「聞いたことがあり説明できる」 6.9 %,「聞いたことがある」

36.3 %である。高レベル放射性廃棄物やその最終処分地選定問題について理解している人はごくわ ずかである。

 「 2017 年 7 月に高レベル放射性廃棄物の処分地を選ぶ際に考慮される科学的特性を日本全国で俯 瞰した『科学的特性マップ』が公表された」については, 「聞いたことがあり説明ができる」は 1.9 %,

「聞いたことがある」は 8.4 %で,理解している人はきわめて少ない。

 以上の放射性廃棄物処分に関する基本事項に対して,提案事項については,回答者は比較的明快 な態度を示している。「放射性廃棄物処分の見通しなくても再稼動すべき」に賛同する市民は 2.2 % とごくわずかで,「放射性廃棄物処分の見通しないので,再稼動はすべきでない」は 43.7 %である。

「高レベル放射性廃棄物処分は,私たちの世代で処分しなければならない」 53.1 %,「最終処分場を 早急に決定しなければならない」 32.5 %,「近くに最終処分場が計画されたら反対する」 54.0 %な どである。

 これらの分析結果から,①高レベル放射性廃棄物の基礎知識,高レベル放射性廃棄物の最終処分

地が決まらないこと,「科学的特性マップ」の認知など,市民の関心と理解レベルはきわめて低い

こと,②その一方で,廃棄物処分の見通しのない再稼動の是非や,最終処分地決定の重要性,近隣

への最終処分場計画の可否などの政策提言に関しては,明快な意思をもつ市民が多いこと,③放射

性廃棄物問題に関する基礎的理解を広げることは,処分問題の国民的合意をつくっていく上で大切

であり今後の課題である,ということが引き出せる。

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  NUMO は, 2018 年 5 月より都道府県ごと県庁所在地で「科学的特性マップに関する対話型全国 説明会」をすすめている。参加者数は大阪 16 人( 5/10 ),水戸 31 人( 5/17 ),松江 24 人( 5/19 ),

鳥取 21 人( 5/20 ),神戸 24 人( 5/25 ),高松 26 人( 5/26 ),那覇 12 人( 6/2 )などで,いずれもき わめて少ない。

  NUMO が作成し公表している,説明会「開催結果」は,科学的特性マップの安全性について,

地層処分の安全性への疑問,廃棄物を増やす再稼働の反対表明,廃棄物の総量規制をすること,処 分問題の後回し政策など,最終処分政策のほか原子力政策への質問も多数出されたことを記録して いる。参加した市民の関心の高さや理解度の深さがうかがえる。

 この他に,市民の意識や関心,自治体の意識や取り組みに関する調査結果は見いだせなかった。

廃棄物処分施設の立地選定には,科学的知見の豊富な蓄積と市民的な議論が必要だが,これまでの ところ関連する研究は少ない。

放射性廃棄物の最終処分施設

 原子力利用で発生する放射性廃棄物は大きく 3 種に分けられる。原発の運転や解体などに伴って 発生する低レベル放射性廃棄物,使用済み核燃料の再処理で出てくる高レベル放射性廃棄物,そし て福島第一原発事故によって発生した指定廃棄物である。これら 3 種の廃棄物にはそれぞれ別の処 分施設が設置される。

 低レベル放射性廃棄物は各原発サイト内で貯蔵され,その後六ヶ所村の低レベル放射性廃棄物埋 設センターで埋設処分されている。高レベル放射性廃棄物については先述の通りで,現在は東海村 と六ヶ所村,イギリスとフランスに保管されているが,最終処分をするための候補地探しがすすめ られている。指定廃棄物は,福島県で出たものは中間貯蔵のあと最終処分施設へ,その他の被災県 で集められた廃棄物は県内で最終処分地を選定,処分される。

 高レベル放射性廃棄物の最終処分施設は, NUMO の資料( 2017 年)によれば以下のようである。

施設は,地上施設と地下施設で構成される。地上施設は,ガラス固化体受け入れ施設,ガラス固化 体を金属製の密閉容器(オーバーパック)に封入する施設,オーバーパックを包む緩衝材(ベント ナイト)製造施設,検査施設,管理施設などのほか港湾などが設置される。地下施設は, 300m 以 深の岩盤中に設置される廃棄物貯蔵庫と,地上と貯蔵庫をつなげる坑道で構成される地下構造物で ある。処分場の用地面積は,地下坑道が占める面積として 3km 四方となる。

 廃棄物の搬入が終了した後,坑道等の空洞部を埋め戻し材で充填して入り口を閉鎖,地上施設は 撤去され緑地に戻される。地下深く埋められた廃棄物は,放射能が十分に安全なレベルになるまで の数万年~ 10 万年間封じ込められる。閉鎖までは放射能はモニターされるが,閉鎖後もモニタリ ングを継続するかどうかについては地域住民との対話で対応するとし,今後の地層処分に代わる技 術開発に備えて廃棄物を回収する技術を検討するという。

  NUMO の全国対話型説明会配布資料によれば( 2018 年 5 月),「全て埋め戻した後も一定期間は

万が一のことに備え,廃棄物を掘り起こすことは可能である」「それ以降の長期では,人為的管理

が失われても,不測の事態,例えば,活断層が地下施設を横切る場合のことも,シミュレーション

を行い,安全性の評価を実施する」。

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 埋め戻しが完了し最終処分施設が廃止された後は管理も停止される。いつか密閉容器が腐食して 放射性廃棄物が地下水に溶け出したとき,後世の人々の生活環境を汚染することになるかもしれな い。現在なお安全性確保の多くの課題が残されている地層処分法が最善の方法といえるのだろうか。

産業廃棄物の最終処分施設

 有害物質が含まれる産業廃棄物の処分はどうなっているのだろうか。

 産業廃棄物の処分法は,地表面で廃棄物を積み上げる埋め立て処分で,土圏の浄化能力と保持能 力に依存して廃棄物を自然還元し,いずれ土地利用ができる状態にすることを最終目標にしている。

 最終処分施設は,処理する廃棄物の種類によって安定型,管理型,遮断型処分場に分けられてい る。安定型は,上記 20 種類の産業廃棄物の中でも環境に影響を与えない安定 5 品目(廃プラスチッ ク類,金属くず,ガラス陶磁器くず,ゴムくず,がれき類)のうち,除外項目に該当しない産業廃 棄物を対象とする処分場である。有機物を含まず分解しない廃棄物なので,処分場の内部と外部を 遮断する遮水工や浸透水の集配水施設などの設置は義務づけられていない。

 管理型は,低濃度の有害物質と生活環境項目の汚濁物質を発生させる産業廃棄物の処分場である。

廃棄物は埋め立て後に徐々に分解し,重金属などの有害物質を含む浸出液が生じるので,浸出水処 理施設の設置が義務づけられている。

 遮断型は,重金属や有害な化学物質が基準を越えて含まれる燃え殻,煤塵,汚泥,鉱さいなどの 有害な産業廃棄物を埋め立てる処分場である。雨水流入防止措置が設けられ,コンクリート製の仕 切りで公共の水域および地下水と完全に遮断される構造となっている。廃棄物が無害化することは ないため,埋立終了後も保有水漏出管理が厳重に行われなければならない施設である。

 これら産業廃棄物の最終処分施設は全国で合計 1,803 ,安定型が多数( 1,053 サイト, 58.4 %),

管理型がつづく( 726 サイト, 40.3 %)(図 1 )。遮断型は 24 ( 1.3 %)である。運営主体別では,専 門の処理業者 1,347 ( 74.7 %)が圧倒的多数で,つづいて事業者 337 ( 18.7 %)である。公共 119 ( 6.6 %)

はごく少ない(環境省, 2018 年 4 月 1 日)。

 残余状況は,全国では 16,736 万㎥,残余年数は 16.6 年だが,首都圏(茨城県,栃木県,群馬県,

埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,山梨県)では残余容量 1,532 万㎥,残余年数はわずか 4.8 年,

近畿圏(三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県)では残余容量 2,825 万㎥,

残余年数 20.5 年。首都圏で最終処分が逼迫している。

 北海道がもっとも多く 291 サイト,つづいて静岡県 173 ,愛知県 101 ,広島県 88 ,福島県 68 が つづく。少ないのは埼玉県 2 ,山梨県 4 ,東京都 5 ,徳島県 8 などである。処分施設は大都市に少ない。

北海道が群を抜いて多く,これにつづくのが大都市に比較的近い県である。山間,平地,水面のう

ち,多くが山間部に位置している。これらを考え合わせると,処分施設は,多くが地方や山間部に

設置されている。立地の偏在は著しいが,その特徴は,都市の廃棄物処分を地方や山間部が負担し

ているということにある。

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 管理型と,安定型のうち環境汚染を起こす廃棄物が処分されている可能性のある 1997 年以前の 既存不適格施設では,埋め立てが終了しても処理の必要な浸出水や埋め立てガスなどが発生する。

そのために,埋め立て地開口部の閉鎖,埋め立て表面を覆う 50cm 以上の保護土の措置,浸出水や 発生ガスなど環境モニタリング,埋め立てられた廃棄物の記録保存などが求められている。

 廃止措置は廃止基準にもとづいて行われる。廃止基準とは,「廃棄物処理施設としての規制を行 う必要がない状態になれば最終処分場を廃止することができるという考えに立って,廃棄物処理施 設としての通常の維持管理を続けなくても,そのままであれば生活環境の保全上の問題が生じるお それがなくなっていることを判断するものとして」設定される(廃棄物処理基準等専門委員会報告,

1997 年 10 月 22 日)。

 廃止基準は,管理型ではたとえば,悪臭が発散しないような措置,火災発生の防止措置,ネズミ が生息しハエその他の害虫が発生しないなどの措置が講じられていること,保有水等の水質が基準 に適合していること,ガスの発生がほとんど認められない又は発生量の増加がないなどである。廃 止基準に適合すると廃止が決定されるが,埋め立て完了から廃止までに数十年かかる場合があると いわれる。廃止されれば安定型と管理型では跡地利用ができるが,遮断型は,埋め立て終了後の保 有水漏出管理は厳重に行われなければならず,超長期にわたって土地利用ができない。

 図 2 は 2000 年以降 15 年間の廃止届出件数をみたものだが,安定型,つづいて管理型が多い。

これら毎年廃止届出が出る 2 者とは異なって,遮断型は少なく 15 年間で 20 件である。廃止措置 が決まれば,管理も終了する。

 ここで,改めて放射性廃棄物の地層処分をみてみよう。放射性廃棄物は人工バリアと自然バリア によって二重に保護されているから安全で,管理は不要という。処分した廃棄物管理の負担は,未 来の世代に負わせるべきではないとも主張する。いずれ廃棄物の密閉容器が腐食して放射性物質が 地下水に溶け出し人間環境を汚染しても,その頃には放射能レベルは十分に低くなっているという。

管理をせずして将来の世代に環境汚染リスクを負わせようとするものである。著しい倫理感の欠如 というべきではないだろうか。

図 1 産業廃棄物最終処分の許可施設数

ϯϯ ϯϯ ϯϯ ϯϮ ϯϮ ϯϮ Ϯϱ Ϯϱ Ϯϱ Ϯϰ Ϯϰ Ϯϰ

ϭ͕ϰϴϰ

ϭ͕ϰϭϯ ϭ͕ϯϴϮ ϭ͕ϯϲϭ ϭ͕ϯϮϲ ϭ͕Ϯϴϯ

ϭ͕Ϯϰϰ ϭ͕ϮϬϭ ϭ͕ϭϲϰ ϭ͕ϭϮϬ

ϭ͕Ϭϳϯ ϭ͕Ϭϱϯ ϵϲϭ ϴϴϵ ϴϴϬ ϴϲϬ ϴϰϭ ϴϰϮ ϳϳϴ ϳϲϰ ϳϱϯ ϳϯϲ ϳϯϬ ϳϮϲ

Ϭ ϮϬϬ ϰϬϬ ϲϬϬ ϴϬϬ ϭϬϬϬ ϭϮϬϬ ϭϰϬϬ ϭϲϬϬ

ϮϬϬϰ ϮϬϬϱ ϮϬϬϲ ϮϬϬϳ ϮϬϬϴ ϮϬϬϵ ϮϬϭϬ ϮϬϭϭ ϮϬϭϮ ϮϬϭϯ ϮϬϭϰ ϮϬϭϱ अஇܗ ҈ఈܗ ؇ཀྵܗ

環境省「産業廃棄物行政組織等調査報告書」

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中間貯蔵施設

 最終処分の前段階の施設として中間貯蔵施設がある。最終処分するまでの間,廃棄物を安全に管 理,保管するための施設で,青森県六ヶ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター(返還高レ ベル放射性廃棄物の中間貯蔵施設),むつ市のリサイクル燃料備蓄センター(東京電力と日本原子 力発電の原発から出た使用済み核燃料の中間貯蔵施設),福島県大熊町,双葉町の中間貯蔵施設(指 定廃棄物の中間貯蔵施設)がある。

 廃棄物は,中間貯蔵施設から最終処分施設へ搬出されることになっているが,最終処分の安全性 は保証できるレベルにはなく,サイト選定は行き詰まっている。そこで,中間貯蔵サイトがそのま ま最終処分サイトになるのではないか,という疑念が絶えず起こることになる。

 指定廃棄物の場合,除染土壌などがフレキシブルコンテナに詰められて各地の仮置場に集積され ている。このうち,指定廃棄物(放射能濃度 8,000Bq/kg を超える廃棄物)のうち放射性セシウム 濃度が 10 万 Bq/kg を超える県内の廃棄物が中間貯蔵施設に搬入され, 10 万 Bq/kg 以下の廃棄物は,

既存の管理型処分場に搬入される。

 この中間貯蔵施設の目的は,廃棄物の量が膨大となるため現時点で最終処分の方法を明らかにす ることは困難だから,と説明される。約 1,600ha の超巨大サイトには,貯蔵や減容化のための施設 のほか,空間放射線や地下水のモニタリング,情報公開,減容化開発・評価のための施設も併設さ れる。施設の稼働は 30 年を限度とすること,最終処分施設は県外立地,という 2 点だけは明確に 示されている。

 他方,福島県以外の被災県(宮城県,茨城県,栃木県,群馬県,千葉県)では,中間貯蔵施設は なく長期保管施設が設置される。長期保管施設とは,各地に分散保管されている指定廃棄物を集約 して処理する施設とされる。福島県の中間貯蔵施設と異なる点は,「中間貯蔵」ではなく「長期保 管」,すなわち,期限なく保管する施設である。設地場所の選定手続きは, NUMO の高レベル放射 性廃棄物の最終処分場選定の手続きとほぼ同じであるから,長期保管施設はほぼ最終処分施設であ

図 2 産業廃棄物最終処分の廃止届出件数 Ϭ Ϭ ϭ

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環境省「産業廃棄物行政組織等調査報告書」

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る。この長期保管施設の選定手続きがすすんでいるのは宮城県,栃木県,千葉県の 3 県で,茨城県 と群馬県では手続き以前の状態にある( 2018 年 2 月)。

 通常の使用済み核燃料も中間貯蔵施設に搬入される。むつ市の中間貯蔵施設は 50 年を限度とし て貯蔵した後,六ヶ所村の再処理工場へ搬出することになっている。その他の電力事業者では中間 貯蔵施設はない。中部電力などは敷地内での乾式キャスク貯蔵を検討,関西電力は,福井県から中 間貯蔵施設の県外設置が求められており, 2020 年ごろまでに施設計画地を確定すると回答してい るがその見通しはない。中間貯蔵施設もサイト選定は行き詰まっている。

 これまでに施設が立地している青森県六ヶ所村,むつ市,福島県大熊町,双葉町は,いずれも原 子力関連施設がすでに立地しているところである。むつ市には原子力船むつの使用済み核燃料の保 管施設があり,六ヶ所村には再処理工場,大熊町,双葉町には原発が立地している。

 中間貯蔵施設が既存原子力関連施設の立地地域に限定されているのは,この施設を原発と同様の 電源立地施設に位置づけ,加えて,貯蔵施設は期限付きで廃棄物の域外搬出を約束した上で,電源 三法交付金の増額によって設置を誘導した結果である。

 しかし,中間貯蔵施設が電源立地施設,というのは大変おかしい。中間貯蔵施設は,放射性廃棄 物を最終処分するまでの保管施設であって,したがって廃棄物処理施設に属する施設である。「電 源立地」施設では決してない。新たなサイト選定が困難なために,原発などが既に立地している地 域での立地誘導を意図したものと思われる。

おわりに

 市民の居住と事業者の事業が集中する都市では,それらの生活,活動が快適,効率的にすすめら れるよう,道路や鉄道,港湾,河川,住宅地,公園などとともに電力供給施設や廃棄物処分施設な どの都市施設が,適切に配置,体系化することが求められている。そのあり様は都市の進展状況に よって変わり,制度も頻繁に更新されてきた。

 数ある都市施設の中で有害廃棄物の最終処分施設は,その立地について特異な扱いを受けてきた。

廃棄物を地下に処分した後,施設はいずれ廃止される。それゆえに処分「施設」ではなく処分「場」

と呼ばれるのだろう。処分された有害廃棄物は地表上の施設のように撤去されることはなく,周辺 環境を汚染するリスクだけが残される。そのために,都市ではなく地方や山間地域に立地するとい う不公平な立地選定が行われてきた。

 国が提示している放射性廃棄物の最終処分施設は,その中でも不公平性と不明性が著しい施設で ある。著しい不公平性とは,全国の原発から出る廃棄物を地域ごとにそれぞれ負担するというので はなく,一立地点ですべてを,しかも数万年もの先まで負担しつづけなければならない,という点 にある。不明性とは,安全性の確保に不明な点が多いにもかかわらず,処分総量も確定させないま まに,負担を受け入れないといけないという点である。安全性確保の不明性は,将来の世代に環境 リスクを負わせるという倫理的問題ももたらしている。サイト選定の取り組みがなかなか具体化し ないのは,この施設をめぐる未解決の問題が多く,議論もまったく広がっていないことにある。

科学的知見を蓄積しつつ公共の場で議論が積み重ねられなければならない。筆者は,都市計画と住

宅を専門としており原子力は専門外だが,あえて廃棄物処分施設の問題に取り組んでみた。そこに

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は,自然科学と工学だけでなく人文,社会科学のあらゆる分野の人々がこの問題に関心を向け議論 することが,今現在とても重要になっているという思いがある。

 さらに,この問題は深く重く,解決には時間がかかり,次の世代に引き継がれなければならない。

そこで気になるのが,公教育はこの問題をどのように伝えようとしているのかということである。

「原子力エネルギー」と「原子力発電」という用語で拾い上げてみると,中学では地理,公民,理 科第一分野,技術・家庭科の技術分野,高校では物理基礎,現代社会,世界史,地理,政治経済な どの教科書がこれを扱っている。では,「放射性廃棄物」はどうか。高校学習指導要領と同解説で みると,「現代社会」などで記述例が見出されたが,「原子力エネルギー」などに比べると記述はは るかに限定的になる。放射性廃棄物の処分問題は,研究分野の関心がなお薄いことを指摘したが,

公教育ではさらに関心が薄いようである。

 その中で,東京書籍『現代社会』は,小さいながらコラム「追求してみよう」で,この問題を取 り上げている。「 1. 日本の使用済み核燃料をめぐる政策の変遷を調べてみよう。 2. 高レベル放射性 廃棄物の最終処分について各国の現状を調べてみよう。 3. 将来世代への影響を考慮したエネルギー 政策はどうあるべきか,考えてみよう」は注目される。

 放射性廃棄物処分と処分施設問題についての国民的な合意形成には長い時間がかかる。研究の蓄 積とともに,次の世代への教育と公共の場での議論をどう展開させるかが重要な課題である。

1) 残り年数は,核燃料を 13 ヶ月ごとに交換する目安をもとに,再処理工場などへの搬出がない場合を想定 して試算された。

引用文献

乾 康代 . 2014.「原子力発電所の立地規制と地帯整備基本計画 – わが国最初の東海原子力発電所の立地過程

分析-」『日本都市計画学会都市計画論文集』49-3.

乾 康代 . 2015.「原子力開発黎明期における原発立地規制と周辺開発規制の枠組みづくりの経緯」『日本都市

計画学会都市計画論文集』50-3.

乾 康代・齊藤充弘・中田 潤 .2016.「原子力発電所の廃炉後の跡地利用と地元の町の再生 - ドイツ,旧グラ イフスヴァルト原発の事例研究」『日本都市計画学会都市計画論文集』51-3.

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藤村 陽 , 石橋克彦,高木仁三郎 . 2000. 「高レベル放射性廃棄物の地層処分はできるか I ―変動帯二本の本質」

『科学』12 月号(岩波書店).

藤村 陽 , 石橋克彦,高木仁三郎 . 2001. 「高レベル放射性廃棄物の地層処分はできるか Ⅱ ―地層処分の安全

性は保障されていない」『科学』3 月号(岩波書店).

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64(4), pp.61-82.

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参照

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