2013年6月24日
日興アセットマネジメント株式会社
補足資料
日興グラビティ・グローバル・ファンド
GG10+10
愛 称:
~「中所得国の罠」の克服・回避がテーマに~
当資料では、中所得国から高所得国への移行を阻害する要因である「中所得国の罠」についてご紹介する
とともに、高所得国への仲間入りを果たした例としてシンガポールおよび韓国についてご紹介いたします。
新興国の経済の高度化
世界
所得水準別区分
例
高所得国
下位
中所得国
1人当たりGNI(国民総所得)
12,476米ドル以上
1人当たりGNI(国民総所得)
4,036米ドル
~12,475米ドル
1人当たりGNI(国民総所得)
(70ヵ国)
<2011年の上位国>
(54ヵ国)
1 ノルウェー
2 カタール
3 ルクセンブルク
4 ス イス
5 デンマーク
6 ス ウェーデン
7 オース トラリア
8 オランダ
9 米国
10 オーストリア
<2011年の上位国>
1 ラトビア
2 リトアニア
3 チリ
上位
中所得国
「中所得国の罠」
とは?
安価な労働力や豊富な資源などを強みとして、
輸出主導で中所得国まで成長したものの、
高所得国には移行できず、長期にわたって
中所得国にとどまっている状況のことを、
一般的に「中所得国の罠」(に陥っている)と
言います。
罠
ワ ナ
「罠」を克服
または回避
<世界の所得水準別区分の例>
低所得国
当 り (国民総所得)
1,026米ドル
~4,035米ドル
1人当たりGNI(国民総所得)
1,025米ドル以下
11 フィンランド
12 ベルギー
13 カナダ
14 日本
15 ドイツ
16 シンガポール
29 韓国
38 ポーランド
<2011年の上位国>
8 ブラジル
9 ロシア
10 トルコ
11 メキシコ
12 レバノン
13 マレーシア
25 南アフリカ
36 ペルー
38 中国
44 タイ
<2011年の上位国>
(54ヵ国)
(36ヵ国)
出所:The World Bank 「World Development Indicators 2013」
※赤字は、2013年4月末現在の投資対象国です。投資対象国は、将来変更される場合があります。
1 アルバニア
2マーシャル諸島共和国
3 トンガ
25 フィリピン
1 モーリタニア
2 キルギス共和国
4 カンボジア
①
所得格差の拡大
②
外国資本への
過度の依存
外国資本に過度に依存した形で経済成長を
続け、自国内に技術を根付かせることや
知識を蓄えることを怠 たために 先進国の
経済成長に伴なって所得格差が拡大してい
るにもかかわらず、低所得層の底上げなど、
格差解消に向けた施策がとられず 格差が
中所得国から高所得国への移行を阻害する
「中所得国の罠」の主な例
③
天然資源への
過度の依存
④
安価な労働力への
過度の依存
安価な労働力を強みとして経済成長を続け
てきたものの、成長の過程で、生産性向上
のための技術革新や人材育成などを怠り、
国内での賃金上昇とともに、他の新興国
および、労働生産性の高い先進国の双方
に対して競争力を失ってしまう。
豊富な天然資源を強みとして経済成長を続け
てきたものの、天然資源により産み出された
富を、人材の育成や都市インフラの整備、
産業の多様化などに十分注ぎこまず、モノカル
チャー経済(国内の生産や輸出が一次産品に
大きく依存している経済)から脱却できない
まま、経済成長が行き詰まってしまう。
知識を蓄えることを怠ったために、先進国の
不況や他の新興国の景気後退などが引き
金となって、資金が引き揚げられてしまい、
経済成長が行き詰まってしまう。
格差解消に向けた施策がとられず、格差が
定着することにより、社会不安が増大し、
経済成長が停滞してしまう。
「中所得国の罠」に陥らないために
必要と考えられる要素
など
政治面でのリーダーシップがあること
技術や知識を蓄積することができる、人的、社会的基盤があること
産業の多角化など、経済成長から得た富を、次なる成長パターンに結び付け
られること
技術革新など、生産性向上に向けた取組みが行なわれること
成 功 例 ①
国家レベルで産業政策を決定。政府の強いリーダーシップのもと産業の多角化および
知識集約型経済への移行に成功し、高所得国へ。
中所得国から高所得国に移行した
:シンガポール
16
位
2011年
GNIランキング
<高所得国>
1990年11月に第2代首相に就任したゴー・チョクトン氏が、1991年2月に
将来の国づくりのビジョンを示した「ネクスト・ラップ」を発表。20世紀末まで
に先進国の仲間入りすることを目標として、知識と情報を「最も重要な経済
資源」と位置づけた。
また、1992年に発表した、シンガポールを2000年までにインテリジェント・ 70ヵ国
成 功 例 ②
1997年の経済危機をきっかけに、国家戦略として、IT分野への投資を促進。
同分野の産業育成の成功とともに、高所得国へ。
中所得国から高所得国に移行した
:韓 国
<1人当たりGNI(国民総所得)の推移>
年 年
(米ド )
韓国政府は、1997年の経済危機以降、低迷する経済の再建に向けて、
2002年までにIT先進国となることを目標として、官民協調のもと、総力を
挙げて取組む計画「サイバー・コリア21」を発表。
同計画を通じて、インフラ整備はもちろん、ITの活用による生産性の向上、
新産業・雇用の創出に向けた取り組みを行なった。
16
位
2011年
GNIランキング
<高所得国>
アイランドにするという構想のもと、国のほぼ全土をカバーする情報インフ
ラ網を整備。その後、IT分野で世界有数の国際競争力を持つ国へ。
中
29
位
70ヵ国中
(1965年~2011年)
(米ドル)
シンガポール
韓国
日本
チリ
マレーシア
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
65年 70年 75年 80年 85年 90年 95年 00年 05年 10年
シンガポール 韓国
ご参考:日本 ご参考:チリ
ご参考:マレーシア
お 申 込 み に 際 し て の 留 意 事 項 ③
その他の留意事項
• 当資料は、投資者の皆様に「日興グラビティ・グローバル・ファンド(愛称:GG10+10)」へのご理解を
高めていただくことを目的として、日興アセットマネジメントが作成した販売用資料です。
• 当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の
適用はありません。
• 投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対
象ではありません。また、銀行など登録金融機関で購入された場合、投資者保護基金の支払いの
対象とはなりません。
• 分配金は、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、
基準価額は下がります。分配金は、計算期間中に発生した運用収益を超えて支払われる場合があ
ります。投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の
一部払戻しに相当する場合があります。
• 当ファンドは、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第5条の規定により有価証券届出書を2013
年6月14日に関東財務局長に提出しており、2013年6月30日よりその効力が発生します。なお、効
力発生前に記載内容の訂正が行なわれる場合があります。
• 投資信託の運用による損益は、すべて受益者の皆様に帰属します。当ファンドをお申込みの際に
は、投資信託説明書(交付目論見書)などをSMBC日興証券よりお渡ししますので、内容を必ず
ご確認の上、お客様ご自身でご判断ください。
フ ァ ン ド の 特 色
1
投資対象国は、日興アセットマネジメント独自の評価ツールである
「アドバンス・マトリクス」を用いて選定します。
国別配分比率は、日興アセットマネジメントが「グラビティ理論」を活用し、
世界経済のけん引役として、更なる経済発展が見込まれ、
株価の成長が期待される20ヵ国を選定します。
2
3
※市況動向および資金動向などにより、上記のような運用が行なえない場合があります。
委 託 会 社 、 そ の 他 関 係 法 人
委託会社 日興アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第368号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
受託会社 三井住友信託銀行株式会社
(再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社)
販売会社 SMBC日興証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、
一般社団法人金融先物取引業協会、 一般社団法人第二種金融商品取引業協会
国別配分比率は、日興アセットマネジメントが グラビティ理論」を活用し、
決定します。
3
般社団法人金融先物取引業協会、 般社団法人第二種金融商品取引業協会
お
申
込
メ
モ
商品分類 追加型投信/内外/株式
ご購入単位 (新規購入時)10万円以上1円単位 (追加購入時)1万円以上1円単位
ご購入価額 (当初申込期間)1口当たり1円
(継続申込期間)購入申込受付日の翌営業日の基準価額
ご購入の
お申込期間
(当初申込期間)2013年7月1日~2013年7月30日
(継続申込期間)2013年7月31日~2014年10月10日
※当初申込期間以降もお申込みいただけます。また、継続申込期間は更新されます。初申込期間以降 申込 す。 、継続申込期間 更新 す。
ご購入不可日 購入申込日がニューヨーク証券取引所の休業日、英国証券取引所の休業日、ニュー
ヨークの銀行休業日、ロンドンの銀行休業日のいずれかに該当する場合は、購入のお申
込みの受付は行ないません。
※詳しくは、SMBC日興証券にお問い合わせください。
信託期間 2023年7月12日まで(2013年7月31日設定)
決算日 毎年7月12日(休業日の場合は翌営業日)
収益分配 毎決算時に、分配金額は、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定しま
す。ただし、分配対象額が少額の場合には分配を行なわないこともあります。
※将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
※原則として、収益分配金は税金を差し引いた後、無手数料で自動的に再投資されます。
再投資を停止し、分配金のお受取りをご希望される場合はお申し出ください。分配
金のお受取りをご希望される場合、SMBC日興証券の定める所定の日よりお支払い
いたします。
ご換金価額 換金請求受付日の翌営業日の基準価額
ご換金不可日 換金請求日がニューヨーク証券取引所の休業日、英国証券取引所の休業日、ニュー
ヨークの銀行休業日、ロンドンの銀行休業日のいずれかに該当する場合は、換金請求ク 銀行休業 、 ン ン 銀行休業 ずれ 該当する場合は、換金請求
の受付は行ないません。
※詳しくは、SMBC日興証券にお問い合わせください。
ご換金代金の
お支払い
原則として、換金請求受付日から起算して8営業日目からお支払いします。
課税関係 原則として、分配時の普通分配金ならびに換金時および償還時の差益は課税の対象と
なります。
※課税上は、株式投資信託として取り扱われます。
※詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
手 数 料 等 の 概 要
お客様には以下の費用をご負担いただきます。
<お申込時、ご換金時にご負担いただく費用>
購入時手数料 購入価額に、購入口数、購入時手数料率を乗じて得た額です。購入時手数料率は
お申込金額に応じて下記のように変わります。
(お申込金額はお申込代金に購入時手数料(税込)を加えて得た額です。)
1億円未満・・・・・・・・・・・・・・・・3.6750%(税抜3.50%)
1億円以上5億円未満・・・・・・・2.1000%(税抜2.00%)
5億円以上10億円未満・・・・・・1.0500%(税抜1.00%)
10億円以上・・・・・・・・・・・・・・・ 0.7875%(税抜0.75%)
<信託財産で間接的にご負担いただく(ファンドから支払われる)費用>
税
※別に定める場合はこの限りではありません。
【ご注意ください】
購入時手数料は、購入価額に、購入口数、購入時手数料率を乗じて計算します。
例えば、100万円の金額指定でご購入いただく場合、ご指定金額(お支払いいただ
く金額)の100万円の中から購入時手数料(税込)をいただきますので、100万円全
額が当該投資信託のご購入金額となるものではありません。
換金手数料 ありません。
信託財産留保額 ありません。
信託報酬 純資産総額に対して年率1.533%(税抜1.46%)を乗じて得た額
その他費用 目論見書などの作成・交付および計理等の業務にかかる費用(業務委託する場合
の委託費用を含みます。)、監査費用などについては、ファンドの日々の純資産総
額に対して年率0.1%以内を乗じて得た額が信託財産から支払われます。
組入有価証券の売買委託手数料、借入金の利息、立替金の利息および貸付有価
証券関連報酬(有価証券の貸付を行なった場合は、信託財産の収益となる品貸料
に0 525(税抜0 5)を乗じて得た額)などについては その都度 信託財産から支払
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異なりますので、表示することができません。
※ 詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
に0.525(税抜0.5)を乗じて得た額)などについては、その都度、信託財産から支払
われます。
※組入有価証券の売買委託手数料などは、運用状況などにより変動するもので
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