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学術集会 ご報告

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Academic year: 2021

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第14回

日本生殖内分泌学会学術集会報告

第14回日本生殖内分泌学会学術集会を,11月28日(土)にシェーンバッハ・サボーに て開催させていただきました.

今回は,多数の専門分野の研究者が集う会であるという本会の特長を生かすとともに,

産婦人科の特徴をある程度出させていただきました.特別講演は,東京大学分子細胞生 物学研究所核内情報研究分野教授の加藤茂明先生に「核内性ステロイド受容体群の転写 制御の分子機構」をご講演いただきました.転写制御における epigenomic な機構の重 要性について,まさに,教科書を書き換えるような重要な発見の数々をお話しいただき ました.招請講演として,千葉大学大学院医学研究院生殖機能病態学教授の生水真紀夫 先生には,「アロマターゼの活性調節機序」をご講演いただきました.アロマターゼ欠 損症を世界に先駆けて発見した後の,新たな研究成果をご講演いただきました.

今回のシンポジウムでは, 「生殖臓器由来幹細胞研究の最前線」を企画いたしました.

小川毅彦先生,小倉淳郎先生,丸山哲夫先生という,本分野のトップの研究者方の講演 を通して,生殖分野でも,精子,卵巣,子宮などで幹細胞の研究が進んでいることが明 らかとされました.各領域から,多くの興味あるレベルの高い一般演題を30題もいただ きました.いずれもすばらしい演題でしたが,その中から奨励賞として,矢澤隆志先生,

川島一公先生,そして北原慈和先生の3演題を選ばせていただきました.

最近,医師不足などから,大学の臨床教室ではややもすれば研究の機運がしぼみがち です.研究の発展なしには,医学の発展,若手の育成はありえないわけで,研究の重要 性が再評価されるべきであると考えています.本学術講演会が,研究の機運を高める一 助となれば幸いでございます.多数の会員の皆様のご参加をいただき,そして,最後ま で大変熱心な討論が行われましたことに心より御礼申し上げます.

最後に,本学術集会をご支援いただきました第13回会長の寺川直樹先生,峯岸 敬理 事長,理事・評議員の先生方に感謝申し上げます.また,座長を担当していただきまし た先生方,ご参加いただきました多くの会員の皆様,そして,事務を担当いただきまし た知人社に心より御礼申し上げます.

山形大学産科婦人科学講座 教授

倉智 博久

学術集会 ご報告

会長

倉智 博久

山形大学医学部 産科婦人科学教室

教授

第14回日本生殖内分泌学会学術集会プログラム[概要]

特別講演「核内性ステロイド受容体群の転写制御の分子機構」

東京大学分子細胞生物学研究所/科学技術振興機構・ERATO 加藤茂明 先生 招請講演「アロマターゼの活性調節機序」

千葉大学大学院医学研究院生殖機能病態学 生水真紀夫 先生 シンポジウム:「生殖臓器由来幹細胞研究の最前線」

「精子幹細胞の培養と精子形成」 横浜市立大学医学部泌尿器病態学 小川毅彦 先生

「新生仔マウス卵巣から分離された莢膜幹細胞と卵子の特徴について」

理研バイオリソースセンター遺伝工学基盤技術室 小倉淳郎 先生

「ヒト子宮の幹細胞」 慶応大学医学部産婦人科 丸山哲夫 先生

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2 日本生殖内分泌学会雑誌 Vol.15 2010

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