• 検索結果がありません。

精神科救急システムにおけるソフトな救急の役割一般病院における往診・電話相談・時間外外来の効用

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "精神科救急システムにおけるソフトな救急の役割一般病院における往診・電話相談・時間外外来の効用"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成8年10月15日 第43巻 日本公衛誌 第10号 909

精神科救急システムにおけるソフトな救急の役割

一般病院における往診・電話相談・時間外外来の効用

遠山

照彦

松田

亮三

山下

節義

井川

玄朗

 近年わが国の精神医療も,徐々に地域ケア,地域精神保健の比重が高まりつつある。地域精神保健の確立 には,社会復帰施設など地域の受け皿の整備とともに,精神科救急システムの整備が必要不可欠である。し かし,一部の都道府県を除いて,精神科救急システムは整備されておらず,その整備が急がれるところであ る。  その際入院に至るような「ハード」なケースをあつかう「ハードな(堅い)救急」の整備に加えて,入院 に至らない「ソフト」なケースに対応する「ソフトな(軟らかい)救急」の整備が不可欠である。本報告で は,ソフトな精神科救急の例として,往診,電話相談,時間外外来の実例をあげ,その有用性について述べ た。また,ある一般病院における精神科患者に対する時間外電話相談について調査したところ,ソフトな救 急において,約80%のケースに対して外来診療が必要なことが判明した。また約40%は,精神科医の診察を 必要とした。  これらの結果より,「ソフトな救急」は有用かつ必要であること,そして精神科救急システムにおいてそ の整備が重要であることを示した。また,「ソフトな救急」に対応できる体制を確立するには,保健所だけ でなく外来対応機能をもつ民間医療機関のシステムヘの参加が必要不可欠であると思われた。著者の活動経 験から,民間医療機関(一般病院を含む)が「ソフトな救急」を担うためには,当直医への精神科的トレー ニング,後方の入院施設の整備,搬送体制の整備が必要であり,また診療報酬の改定が望まれることを指摘 した。 Key words : 地域精神保健,精神科救急,ソフトな救急,電話相談,臨時往診,危機介入

(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)

参照

関連したドキュメント

今般、 「コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」 (令和4年4月 26

 条約292条を使って救済を得る場合に ITLOS

  Part1 救難所NEWS  海難救助訓練ほか/水難救助等活動報告   Part2 洋上救急NEWS  

であり、 今日 までの日 本の 民族精神 の形 成におい て大

International Association for Trauma Surgery and Intensive Care (IATSIC) World Congress on Disaster Medicine and Emergency Medicine (WADEM). International symposium on intensive

(4) 「舶用品に関する海外調査」では、オランダ及びギリシャにおける救命艇の整備の現状に ついて、IMBVbv 社(ロッテルダム)、Benemar 社(アテネ)、Safety

平成12年 6月27日 ひうち救難所設置 平成12年 6月27日 来島救難所設置 平成12年 9月 1日 津島救難所設置 平成25年 7月 8日

いられる。ボディメカニクスとは、人間の骨格や