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十六 凡 例 一、本書は滋賀偏に於ける高等小學校兄童用農業敗科書に 充てんがために編纂したもの々る丸叉之と同一程度の農 業補習學校教科書として辿富々り。 二、本書を分ちて上下二巻4にし、高等小學校第一學午第二學 年に各二珊づつを配富せり・。 三、本書の内容は小學校令施行規則に規定せる時間数に配 常せり、其の教授時間敷に比して教材のやx少きは主とし て賓習を課し、且つ土地の状況にょりて多少の教材を附加 寸るの要あれば々り。叉女子用としては、土地の状況若くは 教材の辿否を考へ、便宜課目を省略寸るを可と寸。 四、本書記載の教材は成る可く滋賀偏の農業に適切々るも ﹃
”  ̄ ’  ̄  ̄  ̄ ` ・ / 拶 のを選挿し、其の配列は主として季節に辿合せしめ、且つ前 後の開係及び他教科との聯絡に注意せり。 五、本書を教授与る’に常りては、文部省編纂高等小學農業書 教師用を便宜參考すべし。 明治四十五年二月 滋 賀 餌 数 育 會 鶏
皿農業教科書上唇目次
第十四課 田 植 第十五課 稲の株張⋮⋮⋮ 第十六課 日 光⋮: 第十七課 暴 風 : : : : 三 R,7 二一。 ○ 九 七 第十八課 雑草の害⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一一一・一一 第十九課 田の草取⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一一一五 第二十課 害轟の顔除⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一一一一一 第二十一課 盆当及び盆鳥半⋮⋮⋮⋮⋮⋮四一 第二十二課 稲の潅漑・:E⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮四一一一 第二十三課 水 源⋮⋮⋮ 第二十四課 洪水の防御丁⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮四一一 第二十五課 森林の効用⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮四︵ 第二十六課 林本の種類⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮五一一 第 第 第 第 二 課 作 物⋮・︻︲⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮’・⋮⋮一一 三 課 種物及び種子の良否⋮⋮⋮⋮四 四 課 選 種⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一一 五 課 発芽の歩合・:⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮七 第 六 課 播 坪⋮: 第 七 課 整 地 第 八 課 農 具 Jし 曹I毎・・I ・・鞠 一 一 一 一 -j £ 第 九 課 耕鋤の深礁:⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一七 第.十課施肥⋮⋮⋮ 第十︼課 和白: 第十二課浸 種 一 八 一 一 -⋮⋮⋮⋮一一一一一 ⋮⋮⋮⋮一一五第二十七課 林 地 j瓦 こΞ 第二十八課 造 林⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮五五 第二十九課 森林の手入及び保護:⋮⋮⋮⋮五九 第三十課 家禽⋮i⋮⋮⋮⋮︵⋮⋮⋮⋮⋮一一I 第三十一課 鶏の飼養及び管理・:⋮⋮⋮⋮一一四 y , J 〆;≒ ? ぃ 第三十二課 孵化と育雛⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮﹃一︵ー︵ 第三十三課 稲の牧穫⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一︵︵ 第三十四課 籾の乾燥及び調製⋮⋮⋮⋮⋮七つ 第三十五課 母本の鋼揮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮七︼一 第三十六課 種子の交換⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮七四 合火11 第四十二課 疏菜類⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮⋮︵.五 第四圭二課 促成栽培⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮︵九 第四十両課 果 樹⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮九一 第四十五課 果樹の剪定及び整枝⋮⋮⋮⋮九四 第四十六課 耕地整理⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮九七 第四十七課 牛馬耕⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一つつ 第四十八課 農家の製造副業⋮⋮⋮⋮⋮一9一 第四十九課 農業日誌 -⊂ ) 、 ← -第五十課 収穫物の責却‘:⋮⋮⋮⋮⋮︻つ五 第五十一課 牧支計算⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮一つI︵ 目次絡 I II jl
滋賀餌教育會 編纂
第三十八課 肌 肥 第三十九課 肥料の性質⋮⋮ 第四十課 姿の施肥⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮︵一 第四十一課 油菜の栽培﹂:⋮⋮⋮f⋮⋮⋮⋮︵一一一づ農業教科書上席⋮⋮⋮‘︷
第一課 農 業 土地を耕して穀類息子果樹等を作hノ、獄を養ひ、牛馬・ 知識特飼ひ叉鍛七ふり樹木を仕立る力ど犬皿づかパあ 揃吽薩ぅれ学燧悦ごよ皐ずと砥お 農業の生庶物には、享寥攻どの如く人の食用と攻石 ものあ町或は察綿ふ帽﹂攻どの如く、人の衣服に供せらる るものあ町叉木材記攻どの如く、人の住家に訣ぐべからざるものもあ・り。されば、農業は衣食住の原料を産 するものにしてずべての職業の源吟フ誉は、農業盛右ら ざるときは、賄工業も、亦螢呻ることあたはざるべし。 故に農業は人生に訣くべからざる極めて大切の職 業訟りと謂よべし。加ふるに、農業に従よものは、その
富譚
ましズ ずん笈強 るで予健 豆前野(−) i-〃 -a 豆碗に) 草ろ乙のゑ(三) 粟(四) たる結果、今日の如き優 良庖るものと診h/たる もの晏れば、特に之を隼 叩I 作物とい 30。 j 作物の野生植物と異 庖る鮎は、多年栽培の結 果、人生に必要僥る部分 のみょく套育し、焉に各 部の釣合を失びて、自然 に軟弱tc庖れることこ れ庖り。されば吾等は 第二課 作 物 -一 一常に作物を愛護しざの害敵を防犬叉肥料を施す庖ぐ 丁寧に之を取扱はざるべからず。 十 万 一第Ξ課 稲幽ぶ予竺狸子の良否 ば扉萍ダ礁ふ6ダすうイノ池イ礼、方非礼ドペ 作物の繁殖に用陶らる吊學地下華種子庖どは、これ を總務して種物といよ。仰して果樹の繁殖には専ら 枝條を用ふ。これ他庖し、果樹の繁殖に種子を用ふる ときは、作の成長に年月を要寸乙こと多く、殊に種子映 その特質を這傅すること少く、却て悪受する傾を有し、 また時には全く種子を結ばざるものもあれば恰ごり。 されども季亭大豆首どにありては、種賞の外他に繁殖 に供すべき部分庖ければ、種貴を以几その用に供ぶる 倚回ソ。 種賓。0中、木寥牡如きものは果宜にして、大豆幽豆の 如きは種子庖れど九農薗。上何れ﹂も之を種子と俗寸。ヽ 種子には豆類ド於けるが如く、種皮と研吉今二者よ` り成るものあれど虹米妻に於けるが如く、更に胚乳香 有するものもあり。概七て種子の重く且大庖るもの は、胚及び胚乳も亦隨て多大庖れば、其の登芽に際し、芽 は之に養はるるが故に成長盛庖れども、小粒のものは 芽の勢力も肩く、焉に其の成長迎合を常とす。隨て種 子の良否は、其の大小軽重によりて判定することを得 れど久亦形状・色筰新古庖どの如何にょりて、殼芽に著 種物及び種子の良否 五
圖 二 第 選 種 新定農業飲科書 上窓 しき影響あるもの庖れば、 是等にも相塵に注意を彿 はざるべからず。 第四課 足 種 良き種子を選ぶには、古 より我國には飾選・唐箕選 玄ど行はるかども、是等は 何れも完全に選種するこ と能はざるもの庖肛ば、稽・ 寥力どの種子を選ぶには、 唐箕選及び飾選tc共に盟 水足を行ふを常とす。 受水選は、受水の、物を浮ぶる力の淡水ようも大庖る を利用し、軽くし几不良庖る種子察二盟水の表面に浮ば しめ、重くして。沈めるものを探る選種法有り。通常水 一斗に食受二三升乃至三四升を溶したる液、若しく﹄は 普通の苦受汁附分に水六分、或は苦受汁と永ヤ千等脊 に混仁たるものを大庖る桶に涵し、その中に籾を入れ、 俘びたるものを去り、沈める種子を様々几之を播下す 庖几若し永く貯蔵する場合には之を清水にて洗ひ、乾 すべし。 第五課 冊芽の歩合 種子の良否は軽重大小等によりて之を判別し得べ
新定農業敢科書 上奏 −−しと雖もでの最も正確庖るは之を地中に播下し犬モ 験試芽登 岡三第 一 一 一 一 の登芽の状態を調ぶるにあり。種 子o中殼芽したるもの九然らざる ものケを比較し、之を百分乍に改算 し︰たるものを冊芽歩合といよ。例 へば種子百粒の中八十五粒冊芽す れば、その殺芽歩合は八十五まりと 稽するが如し。 △ 冊芽歩合を知らんには、強ひて種 子を土中に播下さずと礼小の中
に証よたる布片を敷九その上に種
子を並べ、更に水分の蒸冊を防ぐため、硝。子板を覆び、室 気の流通し得べき隙を設けて、暖所に置矢数芽するを 待ちで、之を検すべし。斯くの如くせば、能く其の歩合 を知るを得べし。之を数芽試験といふ。 種物屋より買入れたる種子は、まま古種子・り混合せ ることあれば豆家は之につき数芽の歩合をしらべ見 るをよしとす。 第六課 排 種’ 作物の種子は適常庖る時期に至れば、之を地下に播 種すべし。播種には鮎播庭播・撒播の三つの・方法あり。 鮎播とは作線の上に、或る隔を保ちて鮎ふに種子を下 すものにして、株間及畦間のI距離は共に適常庖るを得 第六課\播`腫 白 九 ¨`新定農業飲科書 上巻 法方の種・播 圖四第 るが故に言の方法によ れば作物の生育は最も 良好涜れども、唯手数を 多く要する訣黙あ・り。 條播は作線上に連績し て種子を下す方法にし て、畦間の距一離は適常に 之を保たしむるを得べ しと雖も、株間の距離は 極めてぷ揃庖り。故に 前者に比すれば作物の 生育良からざるを常と −1144!
す。叉撒播は階上一
之を訴ふには努力を要すること少晏け五ども、やヂも すれば疎密その度を談リ、作物の生育良からざれば、通﹂ 常苗床叉は苗代代のみ了の方法を行ふ。 ぃ こ。 播種は、また其の深浅に注意せざるニヘか脳ず。種子 の殺芽に水分の必要吹るは言ふまでも吹きこと吹れ ど、貧他に辿常の温熱と酸素の供給とを要するもの吹 れば、種子は徐り深く地中拡播下丿ゼざるをよしtcず。 種子の播下深きに失すれば、地温低く、且室気の流通、自 在吹らざるが焉に、其の冊芽を妨げらるる患あり。さ れどまた浅きに過ぐるも、往々水分の不足を案し、或は 外気の温度の甚だしき便化によりて、殺芽を害せらる 瞰六課﹂播種 加 s = a-新定農業飲科書 上窓 圖五第 漕開のと.育登と浚深の灘播 るごとあり・。故に下 種の深浅は須らく種 粒の大小王質及び気 候の如何庖とにより 七逼常庖る度合を定 信べき庖り。 播種の期節につき ては冊芽に最も適常 庖る時期の‘爽るを待 つべき映言よまでも 庖けれど、農作物は必 ずしも・最も多くの敢
穫を優寸ときにのみ、最大の利盆
ば、またよく経済上の事情をも考
を要叉
第七課 整 地
あ/jjjj万 ≒整地をなしたる畑の牛芳 二、整地をi^rbiijる畑の牛旁 へ るものにあらざれ ス之を定めんこLc 種子を播き或 は。苗を植うるに 際しては、先づ土 地を耕し、土塊を I︵ ■ r ♂♂♂i ■ l r r 砕きて膨軟庖ら しめ、播種右よび 聶植に便ぜざる − = = 4 -一 転 = 二 4新定農業散科書 上零 一問 へからず。是等の仕事を整地といよ
整地にぱ先づ与右手根株尨犬すべて耕作の妨害Lc
庖るものを除去ずるを要寸。これらの・妨害物は決し て取散すこと庖く二定の場所に集め置きて、更に他の 用途に供寸為をよしtcす。 かくて地面の回礼]は之を均し王塊は之泰こ節きて、作 物の根の殼育牡自在庖らしむると同時に、室気及び水 分の流通をよくし、土壌館に肥料の分解を促すべし。 ぃIXI`v 之を笹鋤とい 一〇j 耕鋤絡らは、更に地面を錨膳して土壌に適度の温気 を保たしめ、叉成形を庖さざるべからず。而しべ成形 に平作と畦作との別あれば、土地の状況によりて何れ かに定かべし。 。 第八課 農’具 ゛ 。 我國にて最も廣く用ひらるる農具は鍬庖り三鍬に は普肆の鍬の外膚・琳備中鍬庖ど、いろいろの種類あり。 鍬の蔓鋤も亦處處に用ひらる。鋤には江州鋤・京鋤ぬ 鍬庖どおり。滋賀価にては通して江州鋤を用ふ。 y維と鋤とは人力によりて耕すときに用ひらるるも の庖れど礼牛馬の力によりて耕すときには孕を用よ。 翠にも持立学西洋裁よ之この種類あり。 訃二心したる土塊を邨亘て、之を平かに均すには馬鍬 を用ひ、畑には題拐を頂上。 第入課 農 具 − 玉圖 七 第 農 ‰追腹業放科書 1 1 上零 ォッリリゴF√に 霧早剪定鋏庖ど碑 −持鹿子 馬鍬 t = 口 - S J L 。 y X 摯洋西 種λあh二九それ今れの用途に供せら 第九課
耕鋤の深浅
. . ・ ・ ・ p 耕鋤の深浅は作物の根の登育に大晏る関係を有し、 従て落葉の繁茂にも甚しぎ影響あるものにして、耕鋤 の深きときは作物の根の 容積も大庖れば、養分を に利盆大鹿リ。 らるる’心と廣く 物をして過度のI 第九課 耕鋤の深浅 殺育する土星の分量循多く、 に供することも亦多く、一般 加ふるに、その用ひたる肥料の分布せ 一時に多量の肥料を用ふ1も、作 を倚]さしめざる利あり。されば新定農業飲科書 上巻 、 . £ 八 土壌は或るべく之を深耕ゼブるべからず。 深耕はかく利盆多きもの読れど几従爽慢く耕せし 土壌を俄に深耕すれば、多くの心土を表面に混し、之が ために作物の生育を害すること庖きにあらず。され ば傍め心土の状況を調査してざの深さを定むるこlc 肝要庖り。 じ 池十課 施 肥 土中に不足せる作物り養分九人工にて補はんがた ’頓に施すものを肥料tcいふ。’ 凡そ作物咤其の成長に要する養サに種々ありて、其 の一部分は之を空気中次り吸収すれども、大部分は之 較比の否施料肥 圖(八第 誓摩奥 へざるちり ふづ を土中よbこ以るも の庖リ。而して土 壌ぼ常に多少や養 分を含み、絶えず之 を作物に供給する むの僥私ども、肥料を全く 施さずし八永くその作物 を栽培す。る時は面は如何 に肥沃の土地にて几逡に は養分の訣乏を告ぐるに 至るべし。故に農家は作 物を栽培する毎に必ず多 − 九 課 施 肥
古昔茫歎科書 上零 少の肥料を施さざるべからず。されど肥料によりて は、餓り多きに過ぐれば、徒に其の薙葉のみ繁茂して、種 。賞の敢量却て少入で﹄とあるが故に厠料を施すにぱ其 の性質身量に注意すること肝要涜り。 肥料は、我國にては古家主として人糞尿を用ひしも、 現今は此の外牛馬糞森草干魚捨粕章木裁及び諸種の 燐酸肥料等廣く川ひらる。されど是等は皆それそれ 含める養分に相違あれば、作物の種類主質等によりて、 その配合と分量ふを適常に定めざるべからず。 例へば、滋賀蒜立農事試験場 ‘に於ける稲作本田一反歩に施用する肥料の種類・ 数示施肥別海金三要素量は左の如し。 斗 施肥別 雁金三要素 肥 參 名 数量 勺副コ則申 扇判1剛剛丿剣釦 堆 肥 三8J呂 見゜J呂 一ぷ西 尽が︵ 二♂克 人 糞 ふ旅 大 ︲豆 粕 過燐酸石次 合﹂ 計 Eぺ呂︹︺ Ξ、︹︺呂 亮︹︺呂 E薦呂︷︸ 弐︵︶呂 薦︵︶呂 残呂︵︶ 但し補肥の大豆粕吠三番除草の際に施す。 第十一課 稽 辱 C コ . ● ・ w - 4 ・ . - 4 . ( ⊃ C ) ⊂ ) ( ⊃ ゝ 七 ( ⊃ C ) ⊂ ) ` S -⊂ ) 一 一 ・ 及 (⊃ 5 ︺ 変 9 ↓ 一 ︹ ︺ ︵ ︶ ﹃七西 一、次11 二、E吉 稲は我國の作物中最も大切庖ゐものにして、且最も 廣く栽培せらるるもの庖り。通常mに植うれどむ、叉 畑にも之を作る。ふ剛者は之を水稽、スは軍に稽といひ 後者は之を陸揖tcいふ。 。宍 三 稽にはまた粳き摺と・の二種あり。粳は飯に炊ぎ、ま たは酒を醸し妬け餅につき、或は菓子庖とを製する拉 第十一課 稲 一 - - - 4
-新定農業殺科書 上零 二二 川よ。その藁は蕗に織火或は繩に座皿牛馬の飼料に 供する庖ど消途極めて廣し。 禰 圖 九 第 諧 二三和の花 r;ヽT二頴 口 外殻 丿 内殼 干 鱗被 ↓ 萱 卜 雄読 稽は叉成熟 期の早晩によ わ せ なか iJ りて早郡中郡 晩稽の三種に 分たる。而し て早稽は分襲 少庖くざの敗 量も亦多からざれど、成熟早きがために暴風雨等に出一 遇ふことは比特的少合利あり。晩稽は之に反して分 rr /♂i♂♂ I・蒙多く説て収量も多けれど几成熟期長きがため、動も すれば天災に詣遇ひス減数を見ること庖きにあらず。 されば農家は三者を返常に配合して栽培するこIと肝 要晏り。而ゝして以上の三種は更に数多の品種机分大 るれども、介滋賀郷立農事試験所に於て試験の結果、優 良と認められたるものを皐ぐれば左の如し。 しん りき 御 力 b力りぶね せき とり ・ ことぶき 嘔ん くbう C なか て‘しん ■c^*> 渡船。開取/壽づ 善光寺。中生御力。 ひ で こく x.?。うみf-こ い せ にしき 日の出。穀良都。伊勢錦 なべ し! 鍋島 第十器課 浸 種 ノ 種子の冊芽には水挙温熱及び空気の三者を必要と す。然るに種子は十分の水温を得るには、多少の時B を要するもの胞れば、種子をしペその殼芽岑こ遥か庖ら
新定農業飲科書 上零﹂ 二四 しめ犬鳥返の害を免兆且稲籾に於けるが如くぐの播 種の際種子の沈下を容易庖らしめんとゼば、像め之を 圖 十 第 種 浸 清水に浸漬するをよしtcす。 されど浸種はもと過常の水浴 を供給するを以て目的とする もの庖れば、その日数の如き決 して永きに過ぐべからず、郎ち 稲籾にありては凡そ五六日乃 至一週間を越えざるをよしItc す。 ぃ < 稽籾はこれを芭に入れて川または池に浸すを常と すれどもざの場所は水清くして、温度の慢化少壹きを よしtcす。もし適常の場所を得難きtcきは桶に水を 衆して、これに浸種するも可庖り。 ザ \ 第十Ξ課こ田 代 ’− 種物を播きて苗を仕立つる處を苗床といひ、稽にあ りては之を苗代と・いふ。また苗を植ゑて培養する處 を本圃と・いひ、稲にては本田といふ。 苗代は水利便にして日常りよく、室気の流通宜しき 處を祥びて設ぐIヘく址路豪屋の近傍或は汚水の流れ 入る處士どは一般に宜しかyりIず。 苗代は播床の幅を四尺、長さを適宜とし、短珊形庖る 害轟を駆除するにじ、その
新定農業教科書 上巷 -“:十.第 圖 苗 代 他萬般の手入回便利多 ければ庖り。 苗代は個人にて之を 設くるより九寧ろ多数 の農家合同して共同苗 代を作るときは、其の便 盆一雁大吹り。 本研二反歩に要ずる 苗代は十坪内外にして、 ﹂坪に播下すべき種籾 は凡そ四五合岑こ過度tc し厚薄庖く一様に播く べし。かくて播種後は朝夕水9加減﹂に注意し躾害轟 の駆除に勉めざるべからず。 ’苗代に於ける害轟の主座るものは綴轟と浮塵子と にしぺ瞑轟の駆除は其位卵を探化父親直を捕へ、或は 燈火に親轟を誘ひ殺す座ど最も効あり。俘塵子にはこ 石油駆除の効殊に著し。 欝十麟課 m 植 苗代の苗成熟し玉之を本田に植付くるをm植叉は 挿︿秩tcいふ。’ m植は彊暖にして静座る日を選びて、之を行へば苗 の根付よろし。苗を植うるに常りては深朧を避け王 第十四課 田 植丿 二七 ’
斜定農業飲料霞 上唇 百︵
地の肥疹に塵し疎密其の度に倫T統且株間を正しくす
槙 田 圖二十第 るを要寸。若し深植に過ぐる tcきは、根の登育を妨げられ王 部地表に近き所に別に根を生 ヒ、焉に苗の勢力を損し、株張を 悪しくす。叉密植に過大或は 株間正七からざる時は日常り あ七く、且養分一不平均と吹力て 生育を害し、叉手入を吹ずに一大 器具を使用すること能はずし て不便多し。稲の株間を正しく植jるを正條植といふ。
諮十五課 稲の株張 稲古流どの︿薙稗はざの根際より枝を分つものにし 几之を株張七たは分藁とい・ IO j 薙襟根際の数節は何れも皆藁を生ず之を枝稗とい ひ、種子より直に生ぜし茎稗員之を母稗と名づく。枝 稗は更に抜襟を生八了二二叉状よよ昔入各長恨を生して成 長し、何れも皆穂を出しで登熟するもの庖り。而して 母襟の稗不爵雪といびヽ枝稗の穂をぞ診と・いふ・上故に 穂のまく繁茂するとは、分藁の多さを意味するもの庖 リ。されども分亘け通常犬口]上旬頃立てに止り、その 一 ♂tjlべ’乙゛ 後にふてッては分蔓寸為も穂を出すこと﹃少し、其の出で制定農業散科書 上客 Iレレレ¨¨¨”all ≪?く・C fi たる穂を後穂tcっいよ。 稲の分藁は主として品種及よ施肥量によりて多少 あれども、その他日光の多庖挿扶の深浅、株間の距離二 株の本数等によりても甚しき差あるもの庖り。 第十六課 日 光 凡そ植物は日光によりて其の生育を支配せられ、日 光君しきか、或は仝く之庖ぎ處にては、その生育充分庖 らずして、外形に異状を磨するもの庖り。これ他庖し、 日光は葉緑素の生’成に訣くべからざるのみ庖らず葉 緑素の保存にも亦必要iなるもの庖れば庖り。かく日 光は植物の生育に極めて大切庖るもの庖れば、之を巡 用して農業上却て利盆を得ることあり。例へば葱庖 どの根元に土寄せを大して、その緑色恰てる下部を被ふ 圖 三 十 第 一一一一- のもるせ育生に所陰(一) のもるせ育生に下光日入仁) か又はその作物を掘丿 卒りて濠く移植し長く tcきは、その綴但今呈芦 し部分も漸次白色と庖 るに至るが如き是埼ニリ。 かくて種々の作物を軟 化白愛せしむるを軟化 法といよ。 ・軟化祷を施すには王又は籾糠の如念ものにて、作物 を被ひ日光を遮らざるべからず、然れども作物をして 第十六課 日 光 一一 一 一
前定農業教科書 上言 三二 充分に生育壮士めんこ。せげよよド成るべく株Lc株古・の 距離を聯常に但たしめスよく日光に鯛牡しむ←へし。 苛日光は同乱作用に訣くべからざるものにしス作物 鉄之・によりて巽.の竪内に種々の養分を構成万らるべ けIれば庖9. , % I I 第十七課 鵬 風 風。はその強士によりて軟風廂風廳薦等の種別あh/。 軟風・和風は作物にと・りてはざの繊維が函回穴花粉の媒 介告庖す庖ど、効盆少庖からざれども威風は作物を倒、 し、樹木を折几人家を覆へす等ざの害賓に大恰フり者庖 ダノ我國には古座八月中下旬より九月上旬の問に南 支社.襲 するI し て、その ば恰 も稲の開花期にして二朝之が襲家を受くれば、敢穫殆 ん言見込庖きに至る。かの二百十り二百二十日とい へる厄日は、立春より徴へたるぼ散にしス此の頃往夕 暴風の襲家を受ぐるが故に、芦に農家蛮警戒し七示人 いへる首う。暴風は人力を以て傍防ずること辿はざ れば、處ふに防風林を仕立て、成るべく風勢を減殺ずる め外、他に良策あらざる庖り。十 箔十八課 雑草の害 づ 作物に交りてm畑に生ずる植物を雑草といよ。雑
草は作物の養分ケ筝ひヽ日光士分⊇八室気の流通を妨吠
圖 四 十 第 謳 草 制定農業教科書 上窓 なみば穴か.・ヽなぎずff ぽぽん穴4 なばけつねた∼ くぎのぢれ心t はがるひー しらがた 卜 三四 且害轟を誘ふ。叉時には マメダホシ右どの如く、作 物に寄生して養分を吸敢 寸心も?もあれば、成るべ く之を未前に除かざるべ からず。 盤草の繁殖はタンポぞ ア^ビデゾギク右どの如く、 果賓に冠毛ありて遠方よ り飛び束るもあり、叉カタ バミ・タネッケバナ去ここの 如く、数多の律子を散布す るも詣hノ、或はス‘ギナ尹シバリ庖どの如く、地下茎によ りて繁殖するものもあれは、それそれ返信の方法を用 ひて之を除かざるべ妬らず。 第十九課 田の草取 ゛ 田の草取は、稲の成長中四五回之を行ふメの、にして、 田植を絡りたる後ヽ凡そ十四五日より始汽穂孕前に至 りて、止︵しるもめ恰こり。その第一回の草取、即ち△番除 草は雁爪或はm打車庖とを用﹀ひて、株間の土を打かへ し、其の他は手にて行ふを常とす。而して二番除草よ り順次三番除草四番除草を行ひて穂孕前に至る。田 の草取は軍に草を除くのみ庖らで粂ねて土を軟かに
耕定農慨歎科書 上巻 圖五十丿第 除 草 j 三六 尚根株に温立札石水と 室気tcを輿へて、その公 有を助くゐの効鳥名も の庖ればごれを行ふに は常に水を落すべく亘。 晴天にして媛か首’る口 を選ばざるべからざる 埼ごヅ。
第ニナ課
害昌の駆除
作物の雄琴芋種賓庖
圖 六 十第 害 ヽいじ↓ず・1\1 朧朧白 太齢皿か循謬 9卜不参Tミ
聯鯵と
とを喰ひ、或は其の液 汁を吸股上工作物9 特有を害寸る混類を こÅば乙ょろぐ1つ 三七 趣新定農業散科書 上巻 三八 ?ろ ヤし う ん か け 勾し し?■くとりむしあぷらむし H ■--'≫:うS'ov*/し 害昌といふ。例へば緋亭俘塵于蛸亨尺蟻晦轟疸瓢轟 優どの如きぃ是優hノ。 害轟はもと卵より冊生寸るもの優れども、卵は母轟 の産するもの右れば、害鼠の願除け親轟の願除を以て 最も有効優りtcす。叉本圃・本田に於てするよりは、之 を苗床及び苗代に於てするを使優りtcす。 。。 害昌を願除する方法にd摺殺法烏火誘殺法・油殺法 優どの外石油乳塑除轟菊加用石鹸合剤晏ど数多の脳 除剤あり。 石油乳剤咤石油一升1水五谷tcに石鹸十五匁ばか りの割合にて混和し、乳状を優せるものにして、水にて 稀憚して用よ。叉石油一升に除轟菊粉二十匁を混し、 圖 七 十 第 虫瓢擬と虫対 二書夜間密閉して乏を 濾過し、前記の如く乳剤 に製すれば、其句効力更 に大吹るもみ吹り。 次に除轟菊加用石鹸合 剤は水一升に石鹸二匁一 乃至二匁を溶し、之に除 轟菊粉一匁乃至二匁を 混し二書夜間密閉し置 九施用の際粗布を以て 俎過すべし。但し陶筒 の筒口閉塞の恐吹き限。 三九
荷定農業歎科書 上谷 四〇 ⊃厘撒を止加号除。高循粉聯混在七る立士撒布寸万万其 の効力多し。 ⋮⋮ 害轟の中、介飯轟の如きは青酸瓦斯燥蒸法によりて、 之を絶滅ゼしむることを得べし。その法け苗木を燥 蒸室に入れ叉寒木にありては袋を以て全部を被叫が くて室叉は袋の中に二千立方尺につき甫酸加里二百 瓦乃至二百五十瓦の割合にて陶器に入れ、外部よ・今挿 入し、更に之に硫酸を注ぎて、有毒庖る青聯瓦斯を殺生 ゼし岫、燥蒸四十五分より一時間に亘るにあり。この 方法によれば、介殻轟を始めとし、あらゆる害轟は悉く 死滅して、七戸跡を繩﹂つもゐ大社ビ礼此の際瓦斯を吸 入賜ざる様充分に注意せ万るぺからず。 同n ク)/委頁 Xa −諮 ﹃‘はIととyぶi て、つ
一 ♂Q三第二十一課 盆轟及び 轟類や中、害轟を捕食ずる庖ぐ人生を盆するもの一は 之を盆轟といふ。宣轟の主庖るものには硲蛉水塔や ゛フキず・クサカゲロ了馬尾蜂・コズカバチ庖どあ・り。是 等匂巾、蜻蛉衣胤ゐマキ?クサガダロフ等は何れも害 轟今捕食人馬尾サJヌカバチ咬どは、害痙の殷内に卵 を語丁聯付けて之を鸚すもの力ごツ。さればかかる轟類 ばつとめ不之を保護し五戸の繁殖を計らざるべから ず。 \ 十 鳥類の多くは昆歳を伴食一し、大に農家を利するも一の 庖れ︿ヅト入荷半雀白子’雀宝﹀十雀ふトトギースふキレー千
圖八十第 嶺 盆 新定農業敗科書 上答 四二 ナガ庖どはご吉に好ん で害轟を食し、而も作物 を害寸ぢこと仝く庖き もの右れば、これを盆鳥 といよ。盆鳥の中その 効多きがため、特に法律 にょりて捕獲聚禁止せ るものを禁止鳥といふ。 示小市四十年五十雀ふ苧 七キレベ。ホト・トギス庖 どこれ庖り。叉ある時 期を限りで捕獲を禁止 せらるるもの あ≒之を保護鳥といふ。 鸚・鵡吹ど即ち是庖hx。 掠鳥・ヤマドリ 第二十二課 稲の濯漑 上 三 へ ■ I a l ’稽は成長期の間、水を要するこtc極めて多き作物庖 れば、その生育の時期に塵ヒ、必要の度に準して、ごれに 濯漑せざるべからず。移植常時は少しく水を深くし、 暑気強からざる間は、書け浅くし、夜は深くして、成るべ く田面をして温暖首らしむるやヽっにつとめ、暑気漸く ' '。 。-; ■ -V こレこ7ごい強きに至れば水量を壇して稽の需要を満足せし琴が るぺからず。既にして穂を抽き、開花を絡るに至らば、 鎧早水の需要も減ずるが故にぷた漸次水量を減し穂 第二十二課一i mの濯漑 岡三
債定農見放特賞 上言 四囚 先作押垂れ順言て登熟眠向ふとき賜仝く底水を中止し、 圖九丿づ窮 混 漑 要すれば力ごッ。 以てその成熟 を促Å二ぐる←へ ヤらず。こ九 作物の成長作 仁心 一︶ュ︶用は混潤庖る 空気中に於て 最凡盛んに行 はるれど几成 熟作用は空気 の乾燥庖るを j濯水は、また成るべく温暖庖るものをよします。故 にその冷か庖るものは、溜池涜とに貯へ、或は溝を迂回 せしめて、暖め、後濯ぐをよしとす。亦濯水はm面を流 ’フしyXJ過ゼしむるときは王中の養分を洗ひ流す琴あるを以 てざるべくm土中に浸潤せしむる様に濯ぐべし。 第器十Ξ課 水 源 濯漑用の水は之を用水といふ。用水は一般に河川 の水を用ひ、叉時に溜池の水を用ふ。河川の水は、もと 雨雪より爽るものにして、その初め水葺気の凝縮して、 雨雪tc庖り降りたるもの庖り。河川の流水出づる處 は之を水源とドふ。 第二十三課 水 轍 水源は大抵森林の多き山間にあ 四五
制定農業散科書 上零 四六・ リ。是他肴し、森林は気温低く永蒸気を凝縮せしめ易 ければ肴り。加ふるに森林は雨雪の水を支へ、これを 徐ろに流出せしむるが故に、森林ある山間より冊する 河川は、その。水清く、且常に組ゆること肴し。而して落 葉・蘇苔は叉よく水分を吸殺保持するの性あるにより、 大雨降りっづくとも、一時に水の濫出するが郊き患義 きもの肴り。 ’、 jされば水源を涵養せんと欲せば、森林を丁寧に取扱 ひて、濫りに伐採すること肴く、叉禿結或は樹木吹き山 には造林の途を講するこtcを怠るべからず。 第器十四課 洪水の防禦 洪水は田畑を荒らし、人畜をおし流し、その害最も甚 しきもの吟ごソ。之を防ぐには堤防を修築すべきは言 ふ迄仁庖きこtc沓れど、根本より防がんには、ぞみ水源 地号殖林するを肝要とす。 洪水は一時に多量の降雨あるが焉晏りと雖も、其の 遠因は水源地方の森林荒康し、雨水を保蓄するの力を 失ひ、一時に降雨の全量今流出し、且土砂を巡びて、河底一 を埋没するによるもの庖り。故に森林を仕立てて雨 水の二時に流出するを支へ、叉落葉・蘇苔その他腐植質 の如き水分を吸収・保蓄する力の強きものを、水源に多 からしむれば、多量の雨水と雖も揖に氾濫すること'^. く、叉草本はI土壌今被ふを以て、土砂め犬流出乙を抒犬止して、、 四七
翁定農業教科書 上容 四八 河床を高むるふ如きごとも庖く、従て洪水を防禦する ことを得るしの庖や﹁されば我國も今や大に水源に 於ける森林の経倍に注意し、是等の山林に對しでは國 土保安の焉やに特に取締の法をさへ設けらるるに。至 れ竹y。 第二十五課 森林の効用 < ″r yy、一S− i 森林は水源の涵養として、よく雨水を貯ふるのみ庖 らず森林ある地方は雨の降ろこ﹃とか亦多きを常とす。 而し不高地の森林は低地の森林に此すれば気温低き を以て、水蒸気を凝縮すること一際多く、隨ひて雨量も 亦多きもの庖り。 第 一 - , − 4 林ノ 森 圖 十 第二十五課 森林の飲用 ご霖林映聯量の外、気候 の調和に必要庖るもめ にして通常森林内と森 林外との気温を比較ず るtcきは、秋冬の間は、林 内?気温は林外より高 く、春夏・にありては之と 相反せり。故に四季の 気温を調和するの作用 あるこtc明か庖り。 犬右の他、森林員暴風・飛 心,.、i 夕尹で y砂一を防ぎ、類雪を止。め、叉
新定農業飲科帚 上零 。五〇 風景を美にし、鳥類の棲息所をつく几或は魚り集七右 を茄子yる庖どの用を庖すもの庖リノ是等め効用入を︿完 くゼんがために設けたる森伴は、保安林と稽し、其巧目 的にょりて、水源涵養林土砂抒正林亘致怯魚付林等め 亀 Q 一’別ち勺。 以上映軍に立木竹の存在によ栂へて毎る所の。利盆庖 れども、卑林の主涜る効用は、産物を吾人に供給ず弔こ と是庖り。本材9有用庖ること咤普く人の知右處に して説は建築に、或は器具盲械に、或は船艦に、其の他種 種の方面に、其の用途極琴て廣く、燃料としても亦訣ぺ べからざるもの﹂庖リ。 ︿ 叉學術の進歩に件庖竹木材をづ用ひス紙を製し、絹絲 を徘犬木精・酷酸を製する等盛米材の需用を増加する ゛ 4 j゛に至れり。此の他、落年下芋菌四予樹京樹液右材の類に 至るま叉之を散ふるときは、森林の産物は牧草に逞あ 斯く森林は鋤Vの通物を産出するもめにIして、、其町 中最も主要庖るものは木材庖れば、之を森林の主撒物 と俗し、其の他9産物は之を副産物と俗寸。是等主・副 産物を訣給することは、森林の直接の効用にして、此の 目的を以て仕立てたる森林を経済林叉は普通林と・云 3Q j
用材怯薪炭林等の名辨映其の森林より.伐り出す
木材の用途によりて匝別せるもの倚ごソ。 五﹂第二十六課 林木の種類 ⋮⋮⋮、杉兪。祢か夏祭赤松゜黒松゜囃駒疹゜早頻かどの如くずべ て森林に仕立っる樹木を林木といふ。 林木はざの葉の形によりて、針葉樹tc潤葉樹tcに別 たる、松・杉言葉松の如きは針葉樹にして、學儲・楼の如き は湘葉樹吹り。 樹木の生育も亦作物に於けるが如く、日光を要する もの庖れども、樹木によりては、その幼時は却って直接 に日光に常るを好まざるものあり。之に反し、直接に 日光に常らざれば。その成長十分庖らざるものあり。 前者は之を陰樹と栢し、後者は之を陽樹といふ。二扁柏・ 借庖どは陰樹にして、松・杉・伴庖どは陽樹庖や。森林を 仕立つるものは、能く陰陽を見別け、其の林木に適する 方法によ凹て仕立つるを要す。 此の外、竹も亦重要晏るものにし几苦竹・孟宗竹嶽竹 等の種類ありつ 第器十七課 林 地 林地に重要庖るは王地の乾皐深準粗密等庖り。 \土地の温度は適潤庖るを可tcす。適潤地とは王壌 を握り緊むるも水滴のしたsらざる程度の温気を有 するもの庖れど大樹本によ化湿地を好むもの大乾地 を好むものとあれば涌く其の土地を調査して、適常庖 第二十六課 林木の種類 第二十七課 林 地 五三
新定農業敢科書 上零 五四 る樹木を植栽すべし。 土壌の深きに過ぐ・るは害少しと雖も、浅きは林木の 生育に適長ざること多し。適度の深さとは、一尺以上 二尺五寸以内tcす・叉樹木には命根を深く地下に徐グ 入するもの九地表浅ス分岐するもめとあり。樹本の 此の性質は王地の深浅と・密接の関係あれば、大いにー注 意を要す。 土地の粗密は、土地の潔度、空気の流通、樹根の健育及 − flsく .こy`ツノ 乙、..、へ `I ’や び樹木の固定等に関係を有するものにして、彼の軽霧 庖る砂地、緊密庖る粘土り如きは、何れも不良庖り。然 れども、軽盤斗こ心坤叉は緊密庖る地にも能く生育する ものあや、前者け旱赤松魚松の如きむのにして、後者は 伴・惶・﹃こ庖ら﹄の如き是恰ニッフ 。 撒林地は肥料を施すござ能はざれば、枯枝水葉・蔀苔 等の地被物に・しス肥。料と恰7町へぎものは之を保護し、 土地の生産力を害ゼダらんことを要寸。\ 第土十八課 迪1権。 森林を仕立フる右舞林と云ふ。造林には天然造林 法と人工造林法と三や二種あhノ。 天然造林法と無粋木み切揉より殺生する荊芽によ るかズは林木の種子飛散︿して自然に殺芽せるものを、 yXy , M其の倫用びて森林を仕立う声も三のにして対用を要ず ること少けれど几樹木の︿成長ぷ良庖るを免れざIるを 第二十八課 造 林 五 五
苗 圖二十,二第 圃 詣定農業放科書 上巻 以て坦時人工造林法 最も廣く行けるsに 至れり。之を行ふに は、先づ苗木を仕立つ るを要す。 上苗木は、苗圃を設け て下種吉成するを普 涌てcす。種子は壮齢 に達せる無病健泰T寂 る母樹より殷め、之を lr lゝり貯ふるに峨杉三堀柏の 如き小粒にして且脂 肪を帯ぶるものは袋に入れ、風通しよき所に肢肛置く べし。号抱の如き大粒のものは、乾燥せる土中に埋め 置くを可とす。 j 苗圃は、住宅爾近の監督に便庖る地を選み、よく整地 し、東西に長き幅三尺の床蚕設け、板を以て床地を堅め、 普通春脆之に種子斎撒・播し細かき土を覆ひたる後、藁一 yt i ﹄ ゝ 一、FIj’゛収丿忿 を 崔ひヽ竹木等を以て之を押へ面ア犬へし・殼芽後は鴛 除草を行ひ、日吟霜除を設くることを忘る可からず。 かくて苗木の大さ三四寸許りに成長したる翌春、第 一回の床替を行ひ、更に山出しの前年春季に於て、第二 回の床替を尨戈此の場合は、成るべく造林地附近に苗 附を設くるを利ありとす。 第二十八 林 侑木の根は、第一回床替の 五七﹂
斜定農業散科害 ま郊・ 漑八 時は普通三寸内外の長さに、第二回床替の時は方寸内 外に剪り縮め、直ちに植ゑ付くべし。苗の成長宜しき に達七たる時は、早春若しくは晩秋に之を掘り・取りて、 林地に移植する座り。林地は移植前先づ地明を座寸、 之を地拵と柳寸。 ︲’ 苗木山植の位置は、正三角形植樹を以て最上と優寸。 而して一反歩の植付木散映普通三百本乃至五百木を 遠常とし、植穴は深く且大きく掘り、根は決して曲げざ る様に苗木の土際まで埋む←へし。此の際、細根の部は 土と密着せしむること肝要吟ごりとす。 かくて狗山植せし樹苗は、多少の枯損を免れざるべ 七、此の枯損木の跡には、其の年の秋若しくは翌春、健全
にして碑大庖る苗木を選びて補植寸べし。
第器十九課 森林の手入及び保護 林木をして十分に生育せしめんとせば、森林に種々 の手入を庖し了れを保護ゼざるべからず。その手入 り重希るも?は、下刈夜打・除伐・疎伐及び防火庖どとす。 下刈とは、植付けたる後、土地の状況に塵し、毎年▽回 又け二回下草を刈るをいひ、枝打tcは、林木を植付けた る後雁年を経て下枝互に入町交るに至れば、樹冠の凡 章一二分の一以下にある枝を伐り取るをいび、除伐と・は、 林木を仕立てたる後、その間に生ずる不用の樹木を伐 ?除くをい几疎伐は叉間伐ともいび、林木9生長する、 第二十戈課 森林の手入及ぴ保護十二第 一 一 -一 入手の林森 圖 新定農業飲科書 上巻
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六〇 に従ひ、優木と劣木々壬生 ずるが故に、平等の冊育を 乙 マムノ ぐをJ計らんが塀被雁木を伐憚 するを云ふ。叉防火tcは、 松・杉の如き針葉樹の類は、 樹脂多くして燃焼し易き もの庖れば、延培類焼不防 湧ため適常の位置を選び て、防火線庖とを設くるを いふ。 以上の外、森林には風市 雪害ぬ害ふ徊害等もあり、ス 害獣もあれば、是等につきても十 ず。 第Ξ十課︰、家 禽 人家に飼斗鳥類には、鸚豪鴨・七面鳥吹ど種々あ私ど も、その最も主吹るものは鸚吹訥ノ。 鸚は卵と肉とを産する最も有盆吹るものにして、そ の繁殖も頗る迪かに、飼育も亦容易吹れば、農家の副業 と・して飼養するに適せこり。殊に農家には、穀物の屑、庖 厨の残滓、其の他農庭に於ける轟類も多ければ、敷羽の 鸚を飼ふも殆ど費用を要すること・香・く、利盆大吹や。 j!︱ y 鸚はざの用途によりて、卵用・肉用・卵肉粂用及び愛翫 第三十課 家 禽 .・.・ ・ ・. ・・・..・・・ . . . ・ ・ ・ ・ . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . ・ ・ . ・ ・ ・ . . ・ ・ . . ・ ・ . ・ ・ . . ・ . ・ ・ . ・ . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . ・ . ・ ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . : . ・ . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . ・ . ・ ・ ・ .・ ● ■ ■ ■ ■ ■ ■ ¶J ・ ・ ・ ・ ・・ ・ I ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・新定農業放科書 上客 六二 用の四種に別たる。今廣く飼養ゼらるゝ主庖る品種 ⊇ど皐ぐれば、左の如し。 ∇ 卵用種 レグホー ‘ ン ミノルカ アンダルシャン ︵ンパーク 肉用種 ` コーヂンドジ・ラマ シャモ ¢ ¥ 一 ︱ ″ 、f 一 − 一 べ ’ 卵肉兼用種 プリマウスロック。才Iゼンtン タ河アンドット 名古屋つIチン 愛翫用種 緩鸚 長尾鶏 ポーラ ド ンド 農家の副業として飼養するに最も適せ・るは、卵用及 ぴ卵肉兼司種涜胆とす。七面鳥染鴨昏々とは、主tc ’し て肉を得んがために飼養せらるる涜り。 S 一 一 r"-" % % r! II,lS − ♂ r ”` 第三十課﹂銀禽 ” ’ 六Ξ ♂ %♂ ゛ り ・ 、 − ’
翁定農業散科書 上客 六四 第五十﹄課 鸚の飼養及び管理 鸚を飼ふには、飼料として穀翠疏菜等を主として奥 へ、毎日清水を給し、時々昆尋肉類をも食せしめ、或は貝 殼を.俸古たるもの、若しくは石茨水を輿へて、その盟中 の石双分の不足を補ひやるべし。然るときは、殼の軟 か吹る卵を産ずるが如き患吹きもの吹り。 凡そ鸚は、俯養一不足吹れば産卵少きもの吹れども、さ ればきて螢養のあまり過多晏る場合もまた産卵多か らざるのみ吹らずごとに諸種の病にかかり易きもの 吹り。産卵期と換刑期とは、肉類その他蛋白質に訟め るものを以て養ひ叉肉用鸚を飼ふ場食及び寒滋の候 には脂肪・犀粉類を増すをよします。 鸚は之を肉用に供ゼんとするには、先づ肥育するを 。︱ 一一 ♂よしとす。肥育には成るべく去勢を施し、薄暗き所に 入れ、消化し易き飼料を多く輿ふべし。然るときは散 週にして著しく肥満するに至るもの庖り。 養鸚には鸚舎を要ス ノ 鸚舎ば成るべく高燥庖る所 を選び十別につき廣さ一坪位と庖し、南或は東南に向 けて設け、常に室気の流通をよくし、糞を取り除き、叉風 車寒暑を防ぐ・を要す。而して若し別轟・別謳の害を被 −41 / 41r hl, 。s\、叉は病気に罹ることあらは、硫黄本除轟菊粉叉は石 油右炭嘩フオルyリン庖どの薬剤を用ひて駆除しズ 治療尹ざるべからず。 -鶏の飼養及び管理 六五
圖四十二疹 序順耽)化孵 新定農業散科書 上君 第五十二課 孵免ど育雛 ill 。 _ G / ヽ ・ − し 鸚卵は 卵殻に包 まれ、その 中心には 俗に黄身 tcいへる 卵黄あり。 卵黄の周 団には白身即ち卵白を有し、而して卵黄には一個の小 鮎即ち胚Lcいふもの介在せり。抑も胚は冊育して雛 とよ声る大切の部分にして、前記の卵黄と卵白とは、之が 養料に供辿らるるしの庖り。 十 圖五十二第 器卵孵 ス水楷 カ火管 令調温器 二畑筒 フ蓋 一フ洋燈 モ毛布 ク卵 ク空気孔 ヒ抽匝 シ凪毛布 こ惣凩筒 鸚卵を孵化するには、掃氏 四十度。0温度にて凡そ二十 一日間温むるを要す。普通 は母難に抱かしびれども、時 には人工孵卵器を用ふるこ tcあり。 孵化に用ふる卵は成る︵へ く新鮮庖るを選ぶ←へし。之 を母鸚に抱かしむるには二羽につき凡そ七八願泰二週 常とす。而して母鸚は暗くして静か庖る處におき、一 第三十二課 孵化と育雛 六七
新定農業飲科書 上巻 六八 日一回之を巣の外に出して餌と水とを輿言再ぴ絃か に巣に就かしむべし。母鸚は何種にても差支庖けれ ども、鳥骨鸚は雛を育つるに最も巧妙庖れば、特にこの 目的に賞用ゼらる。 かくて二十一日を過ぎて雛の孵化するに至れば、初 めは之に卵黄の煮たる咤穴其の他消化し易きものを 真へ、更に数日の後に至れば、砕半割季菜の葉庖とを輿 ふるをよしとず。雛はTまた超動を必要とするもの首 れば、母鸚と共に自由に遊ばしむべし。 第Ξ十Ξ課 稽の赦穫 稽ば熟するに従ひ、その穂は漸く黄色に愛し、その内 容物は初めは乳状を庖せど も、漸く固炎りて蝋様のも吟 ど庖・り屋には乾燥して硬く 首るもの庖り。而してその。 ・・・ , ,. ミ ー ● -=りュベ…
制定農業敢科書 上零 七〇 もの峨却つてその米質粗悪Lc座り、且鳥類座どのため に害ゼらるるこtcもあれば、自然その数量も減少する を常とす。 ノ[ ・ 稲を刈取るには、鏡利玄る鎌叉は鋸鎌を用ひ、刈りた 八丿悦 は さ 。 です’こふうる稲は之を束tc優し、稲架にかけてよく乾かし緬稲扱 ごF、べ1 x yJ f にて籾を扱き落ずべし。 第Ξ十四課 l籾の乾燥及び調製 扱き落したる籾はごれ漆こ席の上に植げて時々攬拝 しゴ三日の間晴天に曝して十分に乾かすべし。これ 乾燥不十分涜るtcきは、籾摺に際し砕米を生し易き9 み庖らず、貯蔵中に轟害を受け、或は腐敗することあれ 共用製調の米 圖七十二第 - i 第三十朗課 籾の乾燥及び調製 ば涜化 乾燥したる籾は、唐箕を用
谷て枇を吹き去天聾を用ひ
−sr `ゝ て籾摺を庖し、叉唐箕及び箕 にて俘を除き、更に節萬石及 庖どにて立米を精選す。か かる仕事を調製といふ。但 し永く貯蔵するには、籾のま まに庖し説くをよしとす。 かくて玄米若しくは籾ぱ之 を俵に入れて納屋久社倉庫 の中に納め、或は販費用に供新定農業散科書 上着 七二 す。凡そ農産物の價は、その品質によりて高下あるは ー %%♂ 一 i 占,x、゛い 勿論庖れども叉之が調製の如何も大いに價額に影響 あるもの吹れば、調製はすべて之斎丁寧に庖さざるべ からず。近頃米の俵装には改良せられたる方法あり。 その製作には多少の手数を要すれども、つとめて之に 従ひ、以て漏米と米質の鸞化とを防がざるべからず。 第Ξ十五課 母本の巡拝 凡そ種子は重くして大涜るものを選ばざるべから ざることは、既に遡べたるが如しと雖も、侮これのみに ては未だ十分庖りと言ふ能はず。更に進んでその種 子を産出する所の母本につきて選拝するを要す。何 tc沓れば、種子は如何に重く大庖るもの庖りとも、品種 の特性を有するにあらざれ檀、未だ以て良種子と稽し 難ければ晏り。・ 然るにこの品種特性の這傅せりや否 ダは、種子そ・のものにこつ斉ては之右年別するに由庖け れどもが吟母。本によれば之を知ることを得べし。抑 も善良香・︲︲一る母本と吠完全に﹂その品種の特性を具へた るもの庖るが故に採種に先だちてよくその形質を鑑 査し、完仝まるも9のみをとりて探種用母本tc庖すを 警寸。朧来農家に於て、禾穀類につきては穂選または 抜穂と稽すること行はれしが、ごれ即ち母’本の選祥に 外庖らず。叉十字花科・胡蘆科に属する作物庖どは、そ の花粉類交し不不良のもの混生し易ければ、それそれ 第三十五課 母本の選拝 一七三
新定農業飲科書 上零 注意を右さざるべからず。 七四 第Ξ十六課 種子の交換 ヽ’ ノ凡そ作物は永く同一の地に同[の品種を栽培し、常 にその地にて探りたる種子を用ふるときは、性質次第 に悪侵し、収量も亦漸く減ずるを常とす。されば時々 他の地方より二種子を取寄せて栽培するtcきは、その性 質改ま几数量も亦増加するに至る。故に種子は三四
年毎に必ず之を取換ふるを要寸。
いふ。
種子を交換寸るに峡清華大根庖
之を種子の交換と ど ………… の類にては、本場 よりその種子を求むるを利あ.り・とし、稲・寥庖どにあ勺 て ` は屁候土質のあ炎り異庖らざる處よりすべし。殊 に気候は梢。寒く、地味も亦飲ツ劣れる所を選ぶをよしと。 す。概して暖地に馴れたる作物を寒地に移すときは、 % ゛ 。 ` 今 ’ 4‘ 。 温度不足りため ヽ に成熟十分尨らす。’ ‘ 之に反して、寒地 のもの。を暖地に移寸ときは、成熟早きに失し、数量少き もの恰フれば種子の交樵には須らくこの注意を要し、叉 一時に多量を交換するよりは、先づ少量の種子を取寄 せてその成績を檜寸るを安全恰ごりとす。 第Ξ十七課 寥の播種 寥作には平作りtc畦作yとの別あり、平作りは乾燥 ゼる土地に行ひ、畦作りは温気多き土地に行ふフ 第三十六課 種子の交換 第三十七課 姿の播種 七五 ☆レソ∧] =… …… ェ. : -J:.j万j、こ`ェJ j l j'-1:'.、・J j J.万.-j==-_jェ]jjj一万万-]"=]こJに.-'jJヽ:ェニーj=一一、j、、ヽ.'、∠ム、-゛j=_T.j`=-こー'ヽ=、=J.- . 」新定農業放科書 上零 圖 八 十 二 第 第 一 一 種品の姿 圖九十 小 事 七六 大本 J j ラィヰ 寸卜妻 宴の播種には條播と言播とめ二種あ九 何れにも せ久播種に先だちて恐るべき傅染性の。黒穂病を像防 はvかくろ 吻 かn くろ g ≪(Kt-mくろ 吻 せざるべからず。黒穂病には程黒穂・堅黒珍脛黒穂首 どや種類あこり。是等員冷水温湯浸法を施せば、容易に 憬防するごとを得るもの首り。其の法は種子を七時 間水に浸七置きたる後、之を百二十度の温湯に浸し、種 子の温まりたると矢更に之を百三十度の・湯の中に移 八五分間浸して取出し、冷水を注ぎて種子を冷却し、直 ちに之を播種するか、然らざれば之を日陰に乾かして 貯へおくものとす。。 播種の期節は地方によりてI様庖らざれども、我がI 滋賀蒜にては、普通大寥及び程寥は十一月中旬、小寥は 第三十七課 湊の播種 七 七
新定農業散科書 上零 十一割上旬を以て適期とI優寸。 する・よりも、寧ろ早きを利とす。 七Å 而してその鋤貪に失 叉二毛作の寥の播種 量は畦立條播に於て凡そ大寥三升五合、狸孝三升、小寥 二升五合を適量とす。而して厚播に過ぎざるをよし lcす。乙 ﹂ 欝Ξ十八課 肌 肥 y 凡そ種子は甲析を始むれば、胚は胚乳或は子葉中の。 養分に養はれて殺育を逡げ、幼根殺生すれば王中より 養分を吸収して漸次生育ずるもの庖れども、小庖る種 子にありてはその貯蔵養分も自ら少ければごの際こ と仁肥料を施すの必要あり。かくり如く幼植物の成 長を促進する た衿に施す 料は LC 笑 肌肥を施すには種子を液肥に浸漬七て後播下する も。のとズ液肥を用ひずして厩肥・油部糠庖どの如き有 機物を用ひ、之吝二極量と混七て播下するも句と?二種 あり・前者の場合には。液肥の濃度及び有害物の混入 に注意すべく丈後者の場合には肥料の腐熟とその性 質に注意し酸性及び盛基性のものを避くるを要す。 肌肥はかく往々有害の作用を作物に及ぼすことあ れば、農家は時に敷肥を施すこと・あり。敷肥tcは播種 の際租ヅ深く作條を設けて之に肥料を施し土を覆ふを 云ふ。而して後ここに播種する庖リ。かくするとき は、種子と肥料tc接胸すること庖く、極めて安全に幼植
物は生育するぐとを・得る倚ごン。 八〇、 第Ξ十九課 肥料の性質 。 ゛ 肥料として用ひらるるものには人糞尿・碑酸アンモ ーJ 丿M ″ ¶″ぞ″! φ ニア逼燐酸石喬]庖どの如く、水に。溶け易くしてその毅 験の溥か庖るもの・もあれは、また之に反して厩肥庄和 s Is x撃骨粉谷どの如く孫めて徐々に水に溶け、久しきに亘 りて放験を示すものもあり。前者は之手鏡放肥料と いひ、後者は之を淫欲肥料といふ。
辿敗肥料は漬菜翠里芋大根優どの如く、成長期短ぐ
して成長速か優る作物に少量づつ数回に施すによろ
しく屈鉄肥料。は播種叉は移植の前に元肥として用ふ
るか、或は果樹轟ま犬この如き成長期の長き作物に施し て緩次に養分を吸牧ぜしむるに適す。 第四十課 寥の施肥 肥料を施ずには二時に之を典ふることあり、叉之を 藪回に分ちて真ふることあリフ稲の如1は一度に施 肥するを常とすれ’ども、寥の施肥庖ど映之を数回に分 施すること多し。かく肥料を数回に分施する場合に 一は、効用の混春堆肥庖ど鉄最初に奥へおくをよしとす。 肥料中夏初に施すもの映之を元肥︵基肥千いび、叉後よ り順次施すものは蜃肥︶または補肥といふし追肥・は生 長を促循する几の大札ぼ、成ち←へく坦効あるものを用入二 新定農業教科書 上零 ひざるべからず。 而して之を数回に分ちて施すとき は、止肥の季節の題れざるやヽっに注意ずべし。ミトれ止 肥題るるときは、寥の如きは兎角その成熟を害する患 あれば庖り。之を要するに、寥はその成長する間は、草 葉の色濃緑を呈して、盛んに伸長するを良しtcす。か くて出穂の期節に入﹂れば、その色穏めて成熟の徴ある を要す。右の外、寥の施肥にばその分量tc施肥の季節 とにも注意すぺし。・・ ぺ、 例へば滋貧弱立農事試験場に於ける大原種麦作﹂反歩に施用する肥料の種 類廠旱施肥別・所合三要素量吠左の如し 肥 料 人堆 糞 尿葡 名 数量 量2︺昌 ^o-ooo 施肥別和訓門I用心 亘︹︺・呂 I − ︵Σ︷︸︹︺ 所合ご 要素 素 燐酸 HCMO 0-︵弐 9豆六 ︷︸こ︹︺四 加m・ 二・m 0−illK 八三 大 豆 粕 過燐酸石次 藁 友 六占呂 Eら呂 四6.呂 合 六占呂 E占呂 四A︶呂 | | | − 二・五二六 2一石 1 9一芭 二ま登 9口舌 − 99一六 ︹函吉 9Q<i − ︱−.亙︵二 但し補肥の人糞尿吠一月中旬及び二月中旬の二回︻何れも︼番及び二番 中耕の翌日に︶に分施す。 第四十一課 油菜の栽培 計 へ⋮⋮⋮・し ダイートこし⋮⋮⋮ 第四十一課 油菜の栽培 油菜は温暖にしてこ週常の湯気ある気候を好みズ肥 沃庖る深き土壌に最もよく適、す。 一 Q `11−f yx 種子は唐箕と飾とによりて重大庖るものを選出し。 九十目]の頃、苗床に種子を播下し、かくて後苗を本圃に 移植す。苗床は畑地を誦起し王塊をよく砕良之に堆
制定農業激科書 上零 八四
肥人糞犀過燐酸石裁及び藁裁首とを基肥として施し、
圖一十三第 油 菜 子種(四,Ξ)茎るお花(二)藍と根(−) 播種後、狗時ふ人糞尿を追肥として施輿し丈間引を庖 し、各苗の距離は略三寸位に保脆しむょへ人 かくて十 調製して貯蔵する喰汐。 る三第 十 一 一 圖 類菜根 制定農業飲科音 上零 汚頗﹂s ご ‘’ 汽 節気苛練吊 ナ 励茫防yv 首二十日 収容誼 乙ご にこり 言 第 圖三十三 類.菜揖 八六 駄駄 緋近天小 d 41証s 習習葡萄 7、?、 洋長娶 護利隆 ?虻催丿屁 習?膳 によりス之を根葉類意葉類東菜類の三種に大別寸。 圖四寸三第 類菜葉 一 一 − 一 一 ・ − 一 一 根菜類Lcは、根叉は地下葉 忿ど、すべて地下の部分を数 むるものにして、何れも土質 の膨軟庖る所を選びて栽培 し、又整地を丁寧にゼざるぺ からず。大根 廿 藍 i− ごノ’ア’︷・ 、x 蕪苫・胡審 苓・甘藷・馬 東) 牛
蛎
鄙
づ゛で矢 濯.?ノー︲聚 こ ≒ノ 里芋薯草百合 等の如きは、即 ち此の類に属す。 葉菜類は薙玉菜及び花苦涜とを探敢する作物にして、 Å七新定農業殺科書 上窓 類菜果上岡五十三第 一 一一一一 「 t ユ胡 瓜 8大南瓜 5甜瓜 2南京瓜 4西 瓜﹂ 八八 之を栽培するに咤特に肥料とし て窒素分を多く施すをよしとす。 は■” aんそ-n ち さ み つ ぽ a *i t< a a 葉類漁姦蒋草高草野蜀茅甘草花 や w S ■ " 榔葉等は皆之に属す。 果菜類 ・ は、その果宜を探りて食 用とするものにし又この類には
苗床を設け、苗を仕立てて移植す
るもの多し。而して肥料には過
剰の窒素分を芦み加學燐酸の不
足せざるをよします。胡塔南孚
西塔茄兪茄・菜豆等は敦れも之に 屑せり。 I ♂ っべ 第四十五課 促成栽培 植物は之に適常庖る温度と一日光tcを輿声れば、冬寒 の季節tc雖も、宍よく花を開ヘ賓を結ぶに至るもの庖 り。この理を塵用しス胡塔茄桑豆優ど。種々の疏菜を、 寒中温床の中に栽培し、以て時優らざる生産を優寸を 促成栽培といふ。 促成栽培に於ける温床には二種あり、その一は適宜 s゛ Ij I r Irtr♂温か優る場所を選びて、、幅四五尺長さ適宜の匪劃を設 −`xI♂ − 一’゛卜’け、ぐの周回に支柱を立て、之に藁叉は蕗を纒ひ、そり中 に馬糞末葉優とを多く入れ、更にその・上に肥土を盛り。 I %rr゛゛II %%之に種子を播下し、その上を寒冷紗若しくは油紙障子、三 第 圖 六 十 床 温 新定農業飲科書 上奏 圖七十三第 (形洋西)床温 九〇 叉は苓 菰等に て被ひ、 寒風普 避くる 方法庖 他の 一は日 常りよ き温暖 吹る場 所に長さ二間、幅四五尺の穴を掘り、之に木製の櫛を僅 に埋め、据の底には前記の蒸熱物及び肥土を入れ、之に 種子が下しヽ更に木据を硝子または油紙障子にて被ふ もの庖り。後者ぱ前者より費用を要ずる。こtc大吹れ ども、取扱は返かに便庖リ。 促成栽培は、その生産物多くは高價庖るも0庖れば、 都會附近に於て之を行ふに適せり。叉都會を距るこ tc逍き處にて丸生産物巡搬の便あちば、之を行うて利 盆多し。 第四十四課 果 樹 ⋮⋮⋮’ 果盲を探敗せんがために栽培する作物を果樹tcい 九﹂
J 新定農業飲科書 上零 九二 果(y 圖八十三第 賓 I○ j 果樹の中磁賀鋸の風 土に適する主庖るものは、 一 炒早桃率兪萄の五種にし ︷て、革果の如きも、施肥の方 ︸法と・手入とに注意すれば、 一結果せしどろこと容易庖 二¨ど几柑橘類は気候寒冷 に失するがため、南面傾斜 地の・外はあ庫り有望庖ら ず。而して是等は何斯も 多くの品種を有し、叉土地 と気候とによりて多少の 導不適はあれども、概して皆排水よき砂傑土杏好むも の庖り。 っ ー 。果樹の繁殖には、主として接木を行ひ了の外には驚 XP-う*I)し き とりき牛挿本巣條庖どあり。 凡そ果盲は滋養分を含み、且食物の消化を助け、血液 の循環を促がす嘱のにして、従爽は主として生食する のみ庖りしも、近年は更に乾畢康詰tc庖し、或は之を醗 酵せしめて酒を醸す庖ども盛んに行はるるに至長り 果樹は一度之を栽植すれば、永年の間利益を得べし と雖も、滋賀鋸冒如きは、須らく農家の副業的施設を本 殷とし、宅地の周遊及び疹薄晏る畑地、或は山林命野等 を開墾利用して栽植するこ大利盆最も大庖りと知る 第四十四課 果 樹 九三
新定農業放揖書 上容 九囚 べし。 第四十正課 果樹の剪定及び整枝 果樹は二部の成長のみ過度に盛庖るときは、その鰹 中の倍養分は、殆どその方面に消費せられ、他の部の冊 育は圧較的良好堂らざるを常とするが故に、時々その 過度の生長言抑制して、以て樹液を各部平等に循環せ し笥ざるづからず。之が応め、樹枝の幾部を切りとる ことあ犬之を剪定といよ。二想定を行ふときは、各樹枝 ぱ均一の冊育を庖して、何れも見事庖る果雪を結ぶに 至るべし。果樹の剪定は、秋、落葉の後より早春に於て、 主として枝梢を切断するもの庖りと雖虹樹勢甚だ強 きとき映撒剪根を行尚こtc・もあるべく、或は春夏の間 に強抜を折や曲げ、又は花薔を摘み、若しくは果員を除 き、或は摘芽等を行ひてこの目的を達することあり。 共用定剪 目九十三第