電力設備に及ぼす気象・気候影響予測手法の開発
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(2) パ タ ーンは 平 年 に比 べ た 場 合 の 差 。左 図 の 赤 青 の 陰. -4. -2 0 2 4 ᵾ‵೩ᕣೋ࡚ぜࡊࡒ㢴㏷ንິ. 定 なことを表す。緑 の 矢 印は8 5 0 h P a の 風 速で、西日 本 の 南 岸 で 南 風 が 強 い 。黒 い 等 値 線 は 2 0 0 h P a 気 圧 面高度で、東日本の上空で等圧面の高度が高い。右図 は、降雨のパターンで、赤は平年に比べて多雨である。 (a) 抽出された豪雨気象パターン3の例. 重点課題. 図1 爆弾低気圧による風の乱れ特性の評価 2 0 1 2 年 4 月 3 ∼ 4 日にかけて日 本 海 を 通 過した 爆 弾 低 気 圧は、日本 各 地に強 風をもたらし、全 国 7 5 地 点で 観 測 史 上 1 位 の 平 均 風 速を記 録した。この 事 例を対 象 に、改 良した N u W F A S を 東 北 地 方 に適 用した 。空 間 解 像 度を1 2 k m から5 0 mまで 6 段 階 かけて 高 解 像 度 化 することにより、既 往 の モ デ ルと比 較した 。図 1 は 、 平 均 風 速からの 変 動 成 分( 標 準 偏 差で正 規 化 )の 出 現 頻 度 で ある。L E Sを用 い て 改 良したモデ ル では 、標 準 偏 差 が 2 倍 以 上となる高 風 速 の 出 現 頻 度 が 大きく、低 風 速 が 継 続する中に高 風 速 が 間 欠 的に現 れる。一 方 、 改 良 前 の モ デ ル で は 逆 に 、高 風 速 が 継 続 する中 に 低 風 速 が 間 欠 的 に 現 れ 、従 来 の 観 測 事 実との 乖 離 が 明 らかとなった。. 影は850hPa相当温位で、赤は大気が平年よりも不安. (b) 豪雨気象パターンの地域特性の一例. (c)豪雨気象パターンの出現頻度の長期変化. 図3 温暖化による河川流域日降水量の変化 空 間 解 像 度 1 2 0 k m の 全 球 モ デ ルによる温 暖 化 予 測 結 果 を 用 い て 、九 州 地 方 の 河 川 流 域 の 日 降 水 量 の 頻 度 分 布( 確 率 密 度 )を 求 め た 。この 頻 度 分 布 から計 算 される超 過 確 率 分 布 を 破 線 で 示 す 。全 球 平 均 気 温 が 現 状よりも 1 . 1 ℃上 昇 することにより、流 域 の 広 さ が 4 9 1 k m 2 の こ の 河 川 で は 、7 月 の 降 水 量 の 頻 度 分 布 は、大きな日降水量の出現頻度が現状(実線)よりも高 くなることがわかる。解析した20流域の平均で、50年 確率の日降水量の増加は20%と推定された。. 図2 豪雨気象パターンの地域特性と長期変化 気 象 場 の5つ の 気 象 要 素( 相 当 温 位 、風 速・風 向 、気 圧、降水量)を対象に、自己組織化マップの手法を用い て、31年間の梅雨期の気象パターンから、豪雨に関係 するも のを6 種 類( パターン1 ∼ 6 )抽 出した( 図 2 a )。 西 日 本 の 豪 雨 時 を 対 象 に 、8 気 候 区 分 毎 に 各 パ タ ー ンの 出 現 頻 度を求めると、地 域ごとに特 性 が 見られた ( 図 2 b )。過 去 3 1 年 間 を 前 半と後 半 にわ け て パ タ ー ンの 出 現 頻 度を比 べると、九 州・四 国 の 豪 雨に関 係 す るパターン3は約2倍に増加しており、観測事実と一致 している( 図 2 c )。横 軸 の 四 角 枠は信 頼 度 水 準 9 9 %で 統計的に有意な変化が見られたパターンを表す。. 27. 研究年報_P6-P31-P課題01.indd 27. 13/05/31 11:04.
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