( 平 成 2 1 年 度 ∼ 平 成 2 3 年 度 )
いつまでも、
安らぎと生きがいを感じて
元気に暮らせるまち
∼ 誰 も が 住 み 慣 れ た 地 域 で 安 心 し て 暮 ら せ る 、 支 え あ い の ま ち づ く り ∼
第 4 期
常 陸 太 田 市
計画の位置づけ
本計画は、全ての高齢者に関する福祉事業・介護保険事業全般にわたる計画で、平成17年度に 策定した、第3期計画を見直し、策定するものです。新たな介護保険サービスの展開を検証すると ともに、総合的な高齢者対策の計画として、老人福祉計画、介護保険計画を一体的に見直し、新た な事業展開、施策展開を図っていきます。
第4期
常陸太田市高齢者福祉計画
老人福祉計画 福祉事業全般に関する総合計画 介護保険事業計画 介護サービスに関する実施計画
計画の期間
本計画は、平成21年度を初年度とし、平成23年度を目標年次とする3か年の計画です。
基本理念
本計画では、
「いつまでも、安らぎと生きがいを感じて元気に暮らせるまち」
を基本理念として掲げ、「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる、支えあいのまちづくり」を めざします。
すべての市民が豊かさを実感し快適な社会とするために、住み慣れた家庭や地域で安全・安心に、 自立した生活を営むことができる社会づくりが求められています。特に、長寿社会の到来により、 高齢者の誰もが生き生きと健康に過ごすことは、個人にとっても地域社会にとっても大きな課題と なっています。
そのため、高齢者が趣味や仕事などの生きがいをもって生活ができるよう、積極的に地域社会に 参加できる環境を整えるとともに、保健・医療・福祉の連携のもと、高齢者一人ひとりの健康意識 を高め、健康の保持・増進及び介護予防に努めます。
また、介護が必要な状態になっても、適切なサービスが受けられるよう、サービス基盤を整備し、 相談・支援体制の充実を図ります。
2
-計画の基本方針
基本理念の実現を図るため、「生きがいづくりと自立の促進」、「安心できる介護サービスの充実」、 「生活支援体制の整備」を3本の柱として、各種施策の展開を図ります。
基本方針1:生きがいづくりと自立の促進
高齢者がこれまで培ってきた豊かな経験と知識を地域活動などに活かすことができるよう、活動 場所や交流機会の提供を行うなど、高齢者の社会参加を促進し、高齢者の生きがいづくりに努めま す。
また、高齢者が要介護等状態にならず、いつまでも健康で自立した日常生活を送ることができる よう、地域支援事業及び生活支援サービスの充実を図ります。
基本方針2:安心できる介護サービスの充実
介護を必要とする高齢者が、その状態や希望に合ったサービスを受けられるよう、多様な事業主 体への働きかけを行い、在宅・施設サービスの拡充及び質的向上を図ります。特に、自分の生まれ 育った地域や家庭で生活を送ることができるよう、在宅サービスの強化・充実を図ります。
また、高齢者やその家族等が各種サービスの内容を十分に理解し、利用しやすくなるよう、わか りやすい情報提供に努めます。
基本方針3:生活支援体制の整備
高齢者を含めたすべての市民が、住み慣れた地域で安全に安心して暮らすことができるよう、生 活環境や住宅環境の整備促進、さまざまな悩みや問題に対する総合的な相談・支援体制の充実を図 ります。
また、災害時における高齢者の安全確保や火災・事故防止、緊急時に対する連絡体制の整備など 高齢者を地域で見守る体制づくりを進めます。
さらに、認知症に対する正しい理解に向けた普及・啓発活動など、認知症高齢者への支援の充実 に取り組みます。
老人福祉計画
1 社会参加の促進
高齢者自身が長年にわたって培ってきた知識や経験、技術などの能力を活かし、地域社会の一員 として主体的・積極的に社会参加ができるよう、就業や老人クラブ活動、生涯学習など、さまざま な活動の場や仲間づくりの機会を提供するとともに、積極的な情報の提供により、高齢者の生きが いづくりと社会参加を促進します。
2 生活支援サービスの充実
3 生活環境の整備
高齢者をはじめ、すべての市民が安心して社会生活ができるよう、道路や公園、公共施設をは じめとする生活基盤のバリアフリー化等の整備促進や、高齢者にやさしい住まいづくりを推進し ます。
また、高齢者が医療機関等への通院や買物などの外出が円滑に行えるよう、交通手段の確保を 図ります。
さらに、消防、警察、民生委員、各種福祉ボランティア団体などと連携を図り、高齢者の防犯、 防災意識の啓発を行うとともに、災害等の緊急時の救済、援助体制づくりを行います。
4 認知症高齢者への支援
地域包括支援センターや関係機関等の連携を強化し、早期段階から保健・医療・福祉サービス を継続的に提供する体制づくりを進め、認知症高齢者のケアに努めるとともに、相談・支援体制 の充実を図ります。
また、認知症高齢者が、可能な限り在宅で暮らすことができるよう、在宅サービスの提供を促 進するとともに、認知症により意思能力・判断能力が不十分な高齢者に対して、成年後見制度や 日常生活自立支援事業などにより、日常生活を援助します。
さらに、認知症介護の専門的知識を持つ「認知症介護アドバイザー」の活用により、認知症に 対する正しい理解と認知症高齢者に関する介護知識の普及・啓発に努めます。
介護保険事業計画
1 日常生活圏域の設定
日常生活圏域については、地理的条件や人口規模、交通事情、介護保険施設の整備状況などの 諸条件を勘案し、第3期計画にて設定した、旧市町村(4地区)単位に設定し、今後の地域密着 型サービスなどの基盤整備を推進していくことにします。
区 分 常陸太田地区 金砂郷地区 水府地区 里美地区
面 積 109.50km
2
61.64km
2
80.92km
2
119.95km
2
人 口 37,151人 11,053人 5,604人 3,942人
高齢者人口 9,717人 3,268人 2,144人 1,432人
高齢化率 25.8% 29.2% 37.7% 35.8%
4
-2 介護(介護予防)サービス
介護保険財政の円滑な実施のため、健全な財政運営に努めるとともに、介護を必要とする高齢者 に対して、適切なサービスができるよう、在宅サービス・施設サービスのサービス提供基盤の充実 を図ります。また、認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加等を踏まえ、住み慣れた地域での生 活が継続できるよう、身近なところで利用できる地域密着型サービスの計画的な整備を進めます。
さらに、介護サービスに携わる人材の養成と研修体制の充実を図るとともに、事業者間の連携・ 調整を行い、苦情やトラブルを未然に防止し、利用者が安心してサービスを受けることができるよ う、介護サービス事業者の資質の向上に努めます。
3 地域包括支援センターの設置
住み慣れた地域でできるだけ自立した生活を送ることができるようにするために、地域の高齢者 の心身の健康の保持、保健・医療・福祉の向上、生活の安定のために必要な援助、支援を包括的・ 継続的に行う機関として「地域包括支援センター」を平成1 8 年4月に設置いたしました。
地域包括支援センターでは、保健師等と社会福祉士、主任ケアマネジャーの連携を図りながら、 地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援するため、①介護予防ケアマネジメント 業務 ②包括的・継続的ケアマネジメント業務 ③総合相談支援及び権利擁護業務の3つの包括的 支援事業を実施しています。
なお、今後の状況を踏まえ、地域包括支援センターを細分化に向けて、検討していきます。
4 地域支援事業
要介護等状態になる前からの介護予防を推進するため、特定高齢者や一般高齢者に対し、運動機 能・口腔機能の向上、栄養改善、閉じこもり予防をはじめとする地域支援事業を実施します。
また、できるだけ要介護等状態にならず、いつまでも健康で暮らせるよう、保健・医療・福祉と の連携を強化し、健康教育や健康相談、広報紙等による健康づくりの普及・啓発を図ります。
5 第1号被保険者保険料の推計