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二重大学 における英語 による授業 の展開 と

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(1)

実践報告

一化

二重大学 における英語 による授業の展開 と

フ ァカ ル テ ィ・ ベ ロ プ メ ン ト

International Courses in English at Mie University And the Faculty Developrnent

HANAMI Makiko

Abstract〉

The Japanese government has selected 13 universitics as the first group of the 30

universities caned the Global 13。 They are the universities to be expected to join the world top universities.「

Fhe large surrls of budget are to be dispensed to thesc

universitics, but not to the rest of the universities. Mie University is One of them。

Thus, Mic University is now destined tO struggle tO internationalize its education systerrl on its own.The University renewed compulsory English language education sO that all undergraduate students must pass 400 points in T()EI{Co The Center fOr lnternational Education and Rescarch (CIER)started in 2006 thc lnternational Education COursc i,English and expanded it into 20 sutteCtS per acadenlic ycar by

2010。

This article firstly exarnines and evaluates these attemptse Secondly,it takes up the

issuc Of specialized cOurses in English which are yet rnissing in the facultics and graduate schools. In Order to stirrlulate the faculty members, C)IER Organized a faculty development progran■

inviting a lecturer frorrl Nagoya University which was

chosen as one of thc Globa1 13.Thc effOrts Of Nagoya university revealed in the FD

certainly affected the participants.It is crucial fbr Mic University tO establish clear guidclines 10r the internationalization Of education and begin intrOducing probably a few graduate courscs in which students cOn acquire degrees in English upon

complctiOn.

キーワー ド:留 学生30万人計画、教育の国際化、英語で授業す る、英語 によるコ ミュニケーションカ、 ファカルティ 0デ ィベロプメン ト

1。

は じめ に

文部科学省 は「 留学生30万人計画」 を打 ち出 し、教育 の国際基準 において上位 を 占め る大学 と して「 グローバル

30」

と呼ばれ る30大学 を全 国か ら選ぶ ことを宣言 し、 と りあ えず13大学 を指定 した。 その13大学 に入 らない二重大学 が どのよ うに教育 の国際化 を進 めるのかは未 だ判然 と しない。

‑111‑

(2)

二重大学 国際交流 セ ンター紀要

20H 

6号 (通

巻第

13号 )

二重大学 国際交流 セ ンターは、2006年度 よ り「 英語 による国際教育科 目」 を開講 し、

当初 の

4科

目か ら2010年度 には20科目にまで拡大 した。本論 で は、「 英語 による国際教 育科 目」 の発展過程 を辿 るとともにその問題点 を検証 し、次 いで、本年度 にセ ンターが主 催 した「英語 で授業す る」 と題す るファカルテ ィ・ デ ィベ ロプメ ン トを通 して明 らかにな っ て きた ことを提示す る。

2。

「英語 による国際教育科 目」 の創 出 と発展

2005年 10月 に留学生 セ ンターよ り発展的 に改組 された国際交流 セ ンターでは、半年間 の準備期間を経 て、2006年度 よ り「英語 による国際教育科 目」 を開講 した。

国際教育言語 と しての英語 の地位 は、今 日他 の言語 を圧倒 して不動 の もの とな りつつ あ る。 日本 において も、1900年代半 ばよ り国立大学 に「 英語 による短期留学 プログラム」

が次 々と創設 され るよ うにな り、 このプログラムに参加す る海外協定大学か らの学生への

ASSO奨学金 は今年度 よ り同様 の プ ログラムを開設す る私立大学へ も支給 され るよ うに な った。

二重大学 において は、今 だにこのプログラムは創設 されていないが、協定大学 か らの

6

ヶ月 または1年間の特別聴講学生 の受 け入 れ は行 われてお り、 その他 の留学生 や 日本人学 生 も含 めて、二重大学 に籍 を置 く学生 な らば、学生 の所属

(学

部、研究科、 国際交流 セ ン

ター)や身分

(学

部正規生、大学院正規生、研究生、特別聴講学生等)を問わず誰 で も受 講 できることと している。

学部生 を対象 とす る「英語 による短期留学 プログラム」 は、設置 当初 か らの文部科学省 の方針 によって、単位認定 を前提 としている。 当セ ンターが開講す る「英語 による国際教 育科 目」 も、留学生 を含 む学部正規生 には、所属す る学部 において 自由選択科 日と して単 位 が認定 され ることとな った。

(人

文学部 と生物資源学部 で は、 この単位 を卒業要件 に合 め ることがで きる。

)

初年度 の開講科 目は以下 の

5科

日である。

2006年度「 英語 による国際教育科 目」

 

 

名 担 当教員 の所属等 時間

(コ マ数 )

C)ross― cultural UnderstandingそL Adaptation 異 文 化理 解・ 適 応 I

国際交流 セ ンタニ 専任教授

前期

60時

(2コ

マ/週 )

H2‑

(3)

二重大学 における英語 による授業 の展開 とフ ァカルテ ィ・ デ ィベ ロプメ ン ト

国際交流 セ ンターで は、「英語 による国際教育科 目」 の開講 に当た って、全学委員会等 を通 して各学部 の協力 を求 めた。 その結果、文系

2学

(人

文学部、教育学部)と理系2 学部

(工

学部、生物資源学部)がそれぞれ前期・ 後期交互 に1科目ずつ開講す るとい う案 が浮上 した ものの、結果 と して、後期 に教育学部 が1科目を開講す るに留 ま った。

その結果、2007年度 には、前年度 よ り1科目少 ない

4科

目を国際交流 セ ンター教員 の みで開講す る他 なか った。

C)ross― cultural Understanding&Adaptation 異 文 化 理 解・ 適 応

H

国際交流 セ ンター 専任教授

後期

60時

(2コ

マ/週 )

Comprchensive]Disaster Support Science 統 合 的災 害 支 援 科 学 I

国際交流 セ ンター 客員教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Comprehensive]Disaster Support Sciencc 統 合 的災 害 支 援 科 学

H

国際交流 セ ンター客員教授 工学部助教授、 国際交流 セ ン ター長、 国際交流 セ ンター海 外連携教員

後期

30時

(1コ

マ/週 )

Language,Language Lcarning t支

Literature

言語、言語学習、 そ して文学

教育学部 教授

3名

助教授 1名

後期

30時

(1コ

マ/週 )

2007年度「 英語 による国際教育科 目」

 

 

名 担 当教員 の所属等 時間

(コ マ数 )

C)ross― cultural Understanding̀L Adaptation 異 文 化 理 解・ 適 応 I

国際交流 セ ンター 専任教授

前期

60時

(2コ

マ/週 ) C)ross―

cultural Understanding&Adaptation

異 文 化 理 解・ 適 応

H

国際交流 セ ンター 専任教授

後期

60時

(2コ

マ/週 )

Comprchensive]Disaster Support Science 統 合 的災 害 支 援 科 学 I

国際交流 セ ンター 客員教授

前期

30時

(1コ

/週

)

c。 ]mprchensive Disaster Support Science

統合的災害支援科学H

国際交流 セ ンター客員教授 医学部教授、医学部助手、工学 部助教授、国際交流センター長、

国際交流センター海外連携教員 後期

30時

(1コ

マ/週 )

一 ‑113‑―

(4)

二重大学国際交流センター紀要

20H 

6号 (通

巻第

13号 )

「英語 による国際教育科 目」 を2年度 に渡 って開講 してみて浮上 した最 も大 きな問題 は、

これ らの科 目の開講 を全学 の学生 に周知す るための有効 な手段 がなか った ことである。

各学部、共通教育、 国際交流 セ ンターは、 それぞれの開講科 目の シラバ スを発行 してい る。「 国際交流 セ ンター授業案 内」 は、留学生 のための 日本語教育 に加 えて、「 国際教育科 目」 の シラバ スを掲載 した ものの、 この「授業案 内」 は基本 的 に留学生 に配布 され るもの であ ったため、全学 の 日本人学生 には情報 が行 きわた らなか ったのであ る。

そ う した 中で、2008年度 よ り、「 英語 によ る国際教育科 目」 は、 共通教育 の統合科 目

(主

E「国際理解 と異文化接触」)に組 み込 まれ ることとな った。加 えて、一 つの授業群 として認知 され ることとな り、学部正規生 は、共通教育 の単位 を取得 できるようにな った。

ただ し、留学生 は これ まで通 り、 国際交流 セ ンターで受講登録 をす る。

こうして、全学 の学生への周知 とい う問題 が解決す るに ともな って、2008年度 は10科 20単位 を開講 す ることがで きた。

2008年度「 英語 による国際教育科 目」

 

 

名 担 当教員 の所属等 時間

(コ マ数 )

The Society&Culture ofJapan A

日本 の社会 と文化

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

The Society&Culture ofJapan B

日本の社会 と文化B

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

The Society&Culture ofJapan A

二重 の社会 と文化

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

The Socicty&Culture OfJapan B

二重 の社会 と文化

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

Cross―

cultural Co]mrrlunication A

異 文 化 間 コ ミュニ ケ ー シ ョン 国際交流 セ ンター客員教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Cross― cultural Communication B

異 文 化 間 コ ミュニ ケ ー シ ョン 国際交流 セ ンター客員教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

‑114‑

(5)

Global Environment&E)isaster Support A

地 球 環 境 と災 害 支 援 国際交流 セ ンター客員教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Global Environment&Disaster Support B

地 球 環 境 と災 害 支 援 国際交流 セ ンター客員教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

Intensive Serninar in Writing Academic

Articles in English

英語 による論文作成演習

教育学部外 国人講師

夏 季 集 中 (8月 )

30時

間 (15コ マ )

Intensive Serrlinar in Making Academic

PresentatiOn in English

英語 による日頭発表演習

教育学部外 国人講師

夏季集 中 (9月 )

30時

間 (15コ )

二重大学における英語 による授業の展開 とファカルティ・ デ ィベ ロプメン ト

上記、夏季集 中の

2科

日は、

3大

学 国際 ジ ョイ ン ト・ セ ミナー

&シ

ンポ ジウム参加学生 のための論文作成及 び 口頭発表準備 クラス と して設 け られ、定員 16名 で あ る。定員 に空 席 のあ るときは、 ジ ョイ ン ト・ セ ミナーに参加 しない学生 で も受講 できる。

2009年度 は、 国際交流 セ ンターの新規採用教員

(国

際交流担 当)1名、教育学部特任教

(天

津師範大学 とのダブル・ デ ィグ リー・ プログラムに基づ いて派遣 され る)1名、医

学部教員 1名 が新 たに加 わ って、7科目を増 やす ことがで き、合計 で 17科34単位 のプ ログラム とな った。

2009年度「 英語 による国際教育科 目」

 

 

名 担 当教員 の所属等 時間

(コ マ数 )

The Socicty&Culture ofJapan A

日本 の社会 と文化

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

The Society&Culture ofJapan B

日本 の社会 と文化

B

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

The Socicty&Culture ofJapan A

二重 の社会 と文化

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

H5‑

(6)

二重大学 国際交流 セ ンター紀要20H

6号 (通

巻第

13号 )

The Society&Culture ofJapan B

二重 の社会 と文化

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

C)ross― cultural Comrnunication A

異 文 化 間 コ ミュニ ケ ー シ ョン 国際交流 セ ンター客員教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Cross―

cultural ConlrrlunicatiOn B

異 文 化 間 コ ミュニ ケ ー シ ョン 国際交流 セ ンター客員教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

Global Environment&I)isaster Support A

地 球 環 境 と災 害 支 援 国際交流 セ ンター客員教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Global Environment&Disaster Support B

地 球 環 境 と災 害 支 援 国際交流 セ ンター客員教授

後期

30時

(1コ

マ/週 ) Intensive Serrlinar in Writing Academic

Articles in English

英語 による論文作成演習

国際交流 セ ンター非常勤講 師

夏 季 集 中 (8月 )

30時

間 (15コ マ )

Intcnsive Serninar in Making Acadenlic

Presentation in English

英語 による口頭発表演習

国際交流 セ ンター非常勤講 師

夏 季 集 中 (9月 )

30時

間 (15コ マ )

Civil Society inJapan A

日本 の市民社会

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

:

(1コ

マ/週 )

Civil Socicty in」

apan B

日本 の市民社会

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ

マ/週 ) Japanesc lnternational Cooperation A

日本 の国際協力

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

」apanesc lnternational Cooperation B

日本 の国際協力

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ

マ/週 ) Introduction to Chinese Culture

中国文 化 概 論 教育学部特任講 師

前期

30時

(1コ

マ/週 )

(7)

Sightsccing in China

中国 にお け る観 光 教育学部特任講 師

後期

30時

(1コ マ/週 )

Symptoms in]Discasc and]Hcalth

病 気 の サ イ ンと健 康 医学部教授

後期

30時

(1コ マ/週 )

二重大学 における英語 による授業の展開 とフ ァカルテ ィ・ デ ィベ ロプメ ン ト

2010年度 は、前年度 よ り

5科

10単位 が増加 し、22科

44単

位 とな った。増加分 の 内訳 は、教育学部特任講 師の担 当科 目が

2科

目か ら3科目へ増 えた こと、海外 で論文発表 を行 う学生 たちの訓練機会 が夏季集 中だけでは到底足 りないため、英語 による論文作成演 習を前期・ 後期 に新設 した こと、 また、春季 に行われている海外英語研修 (タ スマニア大 学での

4週

間のプログラム とシア トル・ パ シフィック大学での

5週

間のプログラム)の 位化 のため、 この科 目群 に合 めた ことによる。

2006年度の開講以来、5年を経て これだけの科 目群 とな ったことは予想以上の成果であっ た と言 えよ うが、 国際交流 セ ンターを中心 と した科 目群 と しては、 このあた りが限界 と考 えなければな らないだ ろ う。

2010年度「 英語 による国際教育科 目」

 

 

名 担 当教員 の所属等 時間

(コ マ数 )

The SOciety&Culture ofJapan A

日本 の社会 と文化

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 ) The Society&Culture of」

apan B

日本 の社会 と文化

B

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ マ/週 )

The Society&Culture of」

apan A

二重 の社会 と文化

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ マ/週 )

The Society&Culture ofJapan B

二重 の社会 と文化

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ マ/週 )

C)ross― cultural corrlmunication A

異 文 化 間 コ ミュニ ケ ー シ ョン 国際交流 セ ンター客員教授

前期

30時

(1コ マ/週 )

‑117‑

(8)

二重大学国際交流 セ ンター紀要20H

6号 (通

巻第

13号 )

Cross― cultural Comlnunication B

異 文 化 間 コ ミュニ ケ ー シ ョン 国際交流 セ ンター客員教授

後期

30時

(1コ

マ/週 ) Global Environment&I)isaster Support A

地 球 環 境 と災 害 支 援 国際交流 セ ンター客員教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Global Environment&Disaster Support B

地 球 環 境 と災 害 支 援 国際交流 セ ンター客員教授

後期

30時

(1コ

マ/週 ) Intensive SeⅡ linar in Writing Academic

ALrticlcs in English 英語 によ る論文作成演習

国際交流 セ ンター非常勤講 師

夏季集 中 (8月 )

30時

(15コ )

Intensive Senlinar in Making Academic

Presentation in English

英語 によ る日頭発表演習

国際交流 セ ンター非常勤講 師

夏 季 集 中 (9月 )

30時

(15コ マ )

Civil Society in Japan A

日本 の市民社会

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 )

Civil Socicty in Japan B

日本 の市民社会

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

Japanesc lnternational Cooperation A

日本 の国際協力

A

国際交流 セ ンター教授

前期

30時

(1コ

マ/週 ) Japanesc lnternational Cooperation B

日本 の国際協力

B

国際交流 セ ンター教授

後期

30時

(1コ

マ/週 )

Sightsecing in iChina

中国 にお け る観 光 教育学部特任講 師

前期

30時

(1コ

マ/週 ) International Exchange&Conaboration in

Chinesc Universities

中国の大学 にお ける国際交流

教育学部特任講 師

後期

30時

(1コ

マ/週 ) Case Studies of Chinesc Business

Management

中国企業経営事情

教育学部特任講 師

後期

30時

(1コ

マ/週 )

(9)

SymptOms in]Discasc and Hcalth

病 気 の サ イ ンと健 康 医学部教授

後期

30時

(1コ マ

/週

)

Advanced Academic Writing in English A

英語 に よ る論 文 作 成 演 習

A

国際交流 セ ンター非常勤講 師

前期

30時

(1コ マ

/週

)

Advanced Acadenlic Writing in English B

英語 に よ る論 文 作 成 演 習

B

国際交流 セ ンター非常勤講 師

後 期

30時

間 (1コ マ

/週

)

English rrraining(Dverscas A

海 外英 語 研 修

A

国際交流 セ ンター教授 春季集 中

4週

English Training(Dverscas B

海 外 英 語 研 修

B

国際交流 セ ンター教授 春季集 中

5週

二重大学における英語 による授業の展開 とファカルティ・ ディベ ロプメン ト

なお、 これ らの他 にヽ「主題

環境 問題 と人 間社会」 の中に、「英語 で学ぶ環境 問題

I,

ⅡJ(Environmental lssues in English I,H)が あることを付 け加 えてお く。

3。

「 英語 による国際教育科 目」の課題

1)日本人学生 の英語 によるコ ミュニケー シ ョンカが弱 い

英語 による国際教育科 目は、海外英語研修 を除 いて

1、

日本人学生 と留学生 が一緒 に受 講 している。英語 を母語 とす る留学生 は極 めて少 ないが、 日本人学生 と比較す ると、総 じ て留学生 の方 が コ ミュニケー シ ョンカが高 い と言 え る。 中国、韓 国、 タイな どのア ジア系 留学生 に して も、 た とえ文法があや遮ゝやであ って も日本人学生 よ り積極的な発言が 目立つ。

日本人学生 の多 くはお とな しく受 け身で、質問 されない となかなか 自分か らは発言 しない。

中学、高校 の

6年

間の英語教育 が コ ミュニケー シ ョンカ の養成 に力 を入 れていなか った結 果 と言 え るが、二重大 では、近年、必修外 国語 である英語 にTOEICを取 り入れ、全学生 が このテス トで400点以上 を取得す ることを要求 してい る。 そ こで、「英語 による国際教 育科 目」 の当初 の も くろみは、 この

TOEIC 400点

とい う関門を ク リア した学生 が受講す

るとい うことだ った。

しか し、現状 で は、前期 か ら学部 1年生 の受講 が 目立つ。共通教育 の英語 を受講 しなが ら「英語 による国際教育科 目」 も同時受講 しているもの と思 われ るが、 その背景 には、共 通教育 の必要単位 を早 く取 って しまいたい学生 たちの事情、すなわち

3年

生 の半 ばには就 職活動 が始 ま り、落 ち着 いて勉学 に励むゆ とりがな くな る、 といった ことがあるのだろう。

1こ れまで、中国人留学生等の参加希望があったが、査証の取得が困難なため実現 していない。

H9‑

(10)

二重大学国際交流 セ ンター紀要

20H 

6号 (通

巻第

13号 )

いずれ にせ よ、留学生 と日本人学生双方が受講 している科 日では、授業運営がなかなか むずか しい。

2)科目によ って受講生数 に差 がある

「英語 による国際教育科 目」 は、教員 か らの一方 向的な講義形式 は必要最小 限に留 め、

学生参加型 の授業 を基本 とす ることによって、受講生 にコ ミュニケー シ ョンカ をつ けるこ とを 目指 している。 したが って、1ク ラスの受講生 は20人程度 までが好 ま しい。 しか し、

中には20人を超 え るクラス もあ り、 その一方 で、

2、 3人

か ら

5、 6人

とい うよ うな小規 模 の クラスにな ることもある。一般 に、小規模 クラスでは、学生一人 ひ と りにプロジェク トを持たせ、 きめ細かい個人指導 をす ることも可能であるが、学生 同士 の コ ミュニケー シ ョ ンの機会が限 られ、 クラスのダイナ ミズムが乏 しくなる傾 向がある。

学生か らは、受講 したいが必修 の専 門科 目等 との コンフ リク トがあ り、思 うよ うに受講 で きない との声 も聞 く。科 目数 は これまで順調 に増 えては来 た ものの、 これ以上 に増 やす ことは、現状 では得策 ではないか もしれない。 それ よ りも、学生 が受講 しやすい時間帯や 彼 らの関心等 につ いて調査 し、全科 目の受講者数 の平準化 を図 ることが課題 と言 えよ う。

4。

英語 による専門科 目の開講 に向けて

文部科学省 が推進 す る「 留学生30万人計画」 への対応 の必要性 もあ り、本学 で も各研 究科や学部 における専 門科 目の授業 を英語 で行 うことへの関心 が高 ま り始 めている。 その ひ とつの き っか け と して、 国際交流 セ ンターは 11月 に「英語 で授業 す る」 と題 した フ ァ カル テ ィ・ デ ィベ ロプメ ン ト(FD)を、高等教育創造 開発 セ ンター (HEDC)の後援 を 得 て行 った。 が、 その前 に、各学部研究科 に問い合 わせ、既 に実施 している英語 による授 業 の現状 を調査 した。 その結果 を下記 に要約す る。

人文学部 で は、 日本人教員 による英語 での授業 はな く、 外 国人教 師 によ る英語 の授業

(会

話、作文)が

4科

目、英語学演習が1科日、前期・ 後期 に開講 されて いる。

教育学部 では、英語教育講座 で、前期・ 後期 10科目ない し11科目開講 され、修士課程 では前期・ 後期 1科目ずつ開講 されている。英会話、英作文、英米文学、英語教育等 に関 わ る科 日である。 その他 の講座 では英語 による授業 は行 っていない。

医学部・ 医学研究科 では、医学英語 が外 国人教師 によ り1科目開講 されている。

工学部では、学科毎 に専門英語、技術英語 を開講 しているが、英語 だけで授業 を してい るわ けではない。工学研究科 にな ると、技術英語特別演習

I、

H、

IⅡ

、 国際会議発表演習 が各学期 1コ マか ら3コマ開講 され、外国人講師がその半分以上 を担 当 し、すべて英語 で 行 われている。 その他、研究室単位 で英語論文 の輪読や英語 による論文発表 を している。

一 ‑120‑一

(11)

二重大学における英語による授業の展開とファカルティ

0デ

ィベロプメント 生物資源学部 で は、 全講座 の

3、 4年

生 を対象 に「 科学英語」

I、

Ⅱ が

3科

目、 学科毎 の

「科学英語」 が

9科

目、研究科 で、特別講義 な どの専 門科 目が

3科

目開講 されて い る。生 物資源学部・ 研究科 では、複数教員がひとつの科 目を分担講義す ることが多 いよ うである。

最後 に、創設 されて新 しい地域 イ ノベー シ ョン研究科では特 に英語 による授業 は開講 し ていない。

以上 を見 ると、工学、生物資源学等 の学部研究科 においては、英語 で出版 され る専門の 論文 を解読す るための授業 が必要 に迫 られて開講 されている様子 が伺 え る。 医学 の分野 に おいて も、専 門用語 の英語化 は進 んでお り、英語 による科 日は1科目しかない との ことで はあ るが、 その分、 日本語 での授業 において も、 日常的 に英語 での専 門用語 が 日本語 と合 わせて教 え込 まれ る もの と推察 で きる。比べ ると、文系

2学

部 では、 ほ とん どの学科が 日 本語 中心 の教育 を行 っているよ うである。

英語 で専 門科 目の授業 を行 うとい うことには、基本的 に二つの問題 があ る。 ひとつ は、

教え る側、すなわち教員 の問題 であ る。英語 で論文 を書 き、 国際学会 で発表す ることは特 に大部分 の理系 の教員 に とっては もはや当然 の こととな っている ものの、長期海外留学経 験者

(特

に海外 の大学 で、英語 で学位 を取得 した者)を除 いて、英語 で授業 をす ることに

自信 のある教員 は二重大 で もそれ ほ ど多 くはないのだろ う。

さ らに応ゝたつめの問題 は、英語 による専門の授業 が増えた場合、 それは多 くの留学生 を 引き寄せ るためには有利 な条件 とな るだろうが、 日本人学生 が どこまで理解 で きるか、授 業 につ いて来 れ るか、 とい う点である。 日本人学生 に照準 を合わせ ると勢 い授業 内容 の質 低下 につなが りかねない。 中等教育 における

6年

間の英語教育 が根本的 に変 わ らず、英語 によるコ ミュニケニ シ ョンカ養成 の観点か ら見 れば問題 の多 い状態 のままで、大学 に入 っ てか ら専 門の授業 につ いて行 けるだ けの力 をつ けさせ よ うとすれば、1年目か ら英語漬 け のカ リキ ュラムを組 む しかないだろ う。

しか し、 その よ うな ことは、二重大学 にとっては現実的な こととは考 えに くい。 まだ し も可能性 のあ るのは、大学院 において、英語 だ けで学位 の取 れ る特別 コースを開講 し、 そ こに留学生 を受 け入 れ、学部入学 当初か ら英語力 をつ けることに努力 してきた 日本人学生 も参加す る。 ただ し、 その努力 は個 々人 にまかせ る、 とい う意味ではない。学部在籍

4年

間 において、十分 な英語力 をつ けるためのは っき りした道筋 が必要 だ。

TOEIC 400点

目指す共通教育 の英語 を出発点 と して、 その次 に国際交流 セ ンターが コーデ ィネー トす る

「英語 による国際教育科 目」 があ り、 その うえで1年間協定大学 に交換留学す る。

3大

国際 ジ ョイ ン ト・ セ ミナー

&シ

ンポ ジウムヘ も何度 で も参加 し、 キ ャンパ スにおける留学 生交流支援 に も励 む。

一 ‑121‑一

(12)

二重大学国際交流センター紀要

20H 

6号 (通

巻第

13号 )

そ うした道筋 を しっか りと辿 った 日本人学生 のすべてが大学院の英語 による特別 コース に進 むわ けではないだ ろ うが、身 につ けた確 かな英語 によるコ ミュニケー シ ョンカ とい う 付加価値 は就職 に際 して も有利 に働 くと考 え られ る。

ひとつ 目の問題 に戻 ろう。英語 で授業 をす る教員 を どのように増やすか、である。 グロー バル 13に 選 ばれ、全学 の授業 の

3割

を英語化す ることを 目指す名古屋大学 の歩 みを紹介 しつつ行 われた「英語 で授業す る」 の フ ァカルテ ィ・ デ ィベ ロプメ ン トか ら得 た ものを次 に再検討す る。

5.「英語で授業 する」 とは

?そ

して「英語で授業する」前 に

名古屋大学高等教育研究 セ ンターの中井俊樹准教授 による「英語 で授業す る」 と題 した の講演 の中に、「大学 の遮ゝたつのモデル」 とい う部分があ った。 その第一 は コスモポ リタ ン大学 モデルであ り、第二 は国民国家大学 モデルである。 コスモポ リタ ン大学 モデル とは、

中世 ヨー ロ ッパ に発祥 し、知 的普遍主義

(学

問に国境 な し)を標榜 し、 ラテ ン語 を共通語 と して教育研究 を行 っていた大学群 を指す。 それ に対 し国民 国家大学 モデル とは、近代社 会 において、 国家統合 と発展 のために国家政策 に基づ いて国民教育 を行 うために普及 した

ものであ り、教育研究用語 と しては 自国語 を用 いた。

中世 の コスモポ リタ ン大学 も、近代 国家 の勃興 とともに、 国民 国家大学 モデルヘ と変貌 し、 国際教育研究言語 と しての ラテ ン語 の地位 は地 に落 ちた。 その ヨー ロ ッパ において、

近年、 コスモポ リタ ン大学 モデルが息を吹き返 し、 かつての ラテ ン語 に替 わ って英語 を共 通語 と してその地位 を着 々 と築 き、2002年か ら2007年にか けての

5年

間で、英語 のみで 学位 が取 れ るコースは

3倍

に増加 し、 それ らの コースに在籍す る学生 の65%が留学生 で

あるとい う。

我 が 日本 の大学 は、 と言 えば、 明治時代、 国民国家 の建設 と共 に生 まれた ものであ り、

国民国家大学 モデルの典型 である。 したが って、 もともと国民教育 のために発展 してきた 大学 を、 なぜ、 いか に国際化す るのか、 とい う重 い問題 を抱 えている。

講演 に続 く質疑応答 で は、「 日本人 の教員 が、 日本人学生 を前 に して、何故英語 で授業 を しな ければな らないのか」 とい う国民 国家大学 と して は当然 の疑 間が出 された。英語 で 授業す ることの メ リッ トやデメ リッ トを十分 に検討 し明確 な ビジ ョンを持つべ きだ、 との 意見 もあ った。 こう した問いか けに対 しては、人 間の営 みの多 くの部分 が グローバル化 し て行 く今 日、大学教育 も国民 国家 の枠 内に収 ま ってはい られない ことを踏 まえて、学 内の 合意形成 に向 けての議論 を活性化す ることが急務 なのではないだろ うか。 ただ し、全学 の 合意形成 を待 っていては、何事 も起 こらない うちに二重大学 は時代 の波 か ら取 り残 され、

‑122‑

(13)

二重大学における英語による授業の展開とファカルティ・ディベロプメント その存続基盤 を失 って しま うか もしれない。執行部 の強 い リーダー シ ップの下で、理系の 研究科 か ら、英語 だ けで学位 の取れ るコースの創設 に向けて具体 的な一歩 を踏 み出す こと が望 まれ る。生物資源学研究科 のダブル・ デ ィグ リー・ プログラム始動 は、 その魁 と して 評価 され る ものだろ う。

6。

「 完璧 な英語 を 目指 さない」

FD講演者 の中井氏 によると、今や名古屋大学では「英語 で授業す る」 という使命が次 々 と教員 に課 され るよ うにな って、 その ノウハ ウを開発す ることが、氏 の所属す る高等教育 開発 セ ンターに期待 され、全学 の経験知 を結集 した分 か り易 く手軽 なハ ン ドブ ックが作成 された。 その中で、打 ち出 された基本方針 の第一 が、「完壁な英語 を 目指 さない」 という、

ネガテ ィブな表現 であ りなが ら、文法 中心 に英語 を学んで きた多 くの 日本人教員 にとって、

言 わば「 目か ら鱗 が落 ちる」思 いを させて くれ る ものである。

英語 が国際教育言語 と して急速 に広が っている今 日、 それは当然 なが ら多様化 して行 く。

さまざまなア クセ ン トで話 され る英語、文法 の厳密性 に欠 ける英語等が世界 中の大学の教 室で話 され るよ うにな って いる。

そ う した中で も、例 えばアメ リカ合衆 国の トップクラスの大学 には、 ほればれす るほど 完璧 に して明解 な英語 を操 る教員 が活躍 している。筆者 の経験 した東南 ア ジア史 が専 門の ある教員 は、始業時間ぴた りにチ ョー ク箱 ひ とつを手 に持 って現 れ、聞 き取 り易 くよどみ のない英語 で、 まるで舞台俳優 のように東南 ア ジア史 の場面 を語 り、終業時間が来 ると同 時 にその 日の結論 を言 い終 えて去 ってい くのが常であ った。彼 の講義 を録音 し、 そのまま 書 き起 こ しただけで立派 な教科書 が出来上 が っただろ う。

また、ハ ーバ ー ド大学 で「正義」 について講 じる哲学 のマイケル・ サ ンデル教授 は、最 近つ とに有名 にな ったが、千名以上 の学生 が受講す るその講義 で彼 が使 う英語 も噛んで含 めるよ うな分 か り易 さと滑 らか さがあ り、文 のね じれな どはまずない。 そ して大教室での 授業 に もかかわ らず、学生 の発言 を促 し、 その名前 を素早 く覚え、学生 同士 の討論 まで喚 起 し、 それを見事 にさばいてみせ る。

このよ うなモデルを念頭 に、 日本人教員が英語 で授業 を しようとすれば、膝 があゝるえ る と して も無理 はな い。私 の メ ンターであ った

UCLAの

指導教授 は、私 の 自信 のな さか ら 来 る質 問に対 し、 アメ リカ人 と同 じ英語 で書 き話す必要 はない、母語 の影響か ら来 るので あろ う独特 の表現 は、大変興味深 い し、 その言 わん とす るところ も十分通 じる、 と励 ま し て くれた。

名古屋大学 のハ ン ドブ ックは、基本的な教室英語表現 を場面 に即 して紹介 し、 かつ教室 運営 の仕方 や シラバ スの書 き方 までを盛 り込 んでいるが、 それでいて簡単 に読 める薄 さ、

‑123‑

(14)

二重大学 国際交流 セ ンター紀要

20H 

6号 (通

巻第

13号 )

手軽 さを誇 っている。 ちなみに、第一 の基本方針「完壁 な英語 を 目指 さない」 を含 む5つ の基本方針 を抜 き出す と、

1)完

壁な英語 を 目指 さない

(英

語 を母語 とす る人 よ り非母語 とす る人 の方 が多 い

) 2)コ

ースの全体像 を しっか り設計す る

(シ

ラバ スを しっか り作 る

)

3)コ

ミュニケー シ ョンの手段 を増 やす

(笑

顔、 アイ コンタク ト、配布物、パ ワーポ イ ン ト等

)

4)授業への学生 の参加 を促す (自己紹介、ペア学習、 デ ィスカ ッシ ョン等

)

5)学生 の多様 な英語 に配慮す る

(不

安 を感 じている学生へ の対応、 ネイテ ィブの学 生 の役割等

)

とな る。 これだけで も、初 めて英語 での授業 に挑戦す る教員 に とっては、大 いな る助言 ではないだろ うか。 また、既 に英語 による授業 を行 ってきた教員 にとっては、 自己確認 の 手段 ともな る。

名古屋大学高等教育 セ ンターがハ ン ドブ ックの作成の次 に打 った手 は、 これ また特筆 に 値す る。 それ は、実際 に英語 で授業 してい る教室場面 を ビデオ に撮 り、

DVDに

して教員 に貸 し出 していることだ。講演 の中でその一部 を見せて もらったが、 日本人 らしい英語 で 訥 々と授業 している何人かの教員の様子 には好感が持てた。英語で授業す ることが差 し迫 っ ている教員 は、 この

DVDを

見 て大 いに安堵す ることだろ う。

三重大 でのFDにおいて出た質 問のひ とつ に、「 国際会議 な どで、 日本人学生 は他 のア ジアの学生 に比べ、英語力 において見劣 りがす るが、なぜだろうか」 とい うものがあ った。

この点 は、主 にア ジアの学生 たちが集 ま って開催 され る

3大

学国際 ジ ョイ ン ト・ セ ミナー

&シ

ンポジウムで も、最 も英語 によるコ ミュニケーシ ョンカが弱 く、なかなか リーダー シッ プを発揮 できない 日本人学生 とい う印象が毎年確認 されている。

中井氏 の講演 では、 ひ とつの答え として、一億余 の人 口を抱 え、早 くか ら翻訳文化 を発 達 させてきた 日本 においては、 日本語訳 された文献 が多数 出回 り、英語 のオ リジナル文献 に当たる必要性 が低 か った、 とい うことが挙 げ られた。加 えて、 中等教育

6年

間の英語教 育 が、英語 を コ ミュニケー シ ョンの手段 と して内面化 させ る力 が弱 く、大学 に入 って もそ れ はなかなか改善 されない。文法 にこだわ り、発話力 に乏 しく、 また、 と りあえず、他 の 人 の発言 を聞いてか ら自分 の意見 を言 う、 とい う日本人 同士 の 日本語 での話 し合 いにおい て もよ くある傾 向 も、国際社会で 日本人 を 目立 たな くさせ る要因 とな っていると言 えよう。

7。

おわ りに

今回試みたファカルティ・ デ ィベロプメン ト「英語で授業す る」 は、予想 に倍す る参加

‑124‑

(15)

二重大学における英語による授業の展開とファカルティ

0デ

ィベロプメント

者を集 め、熱気 に包 まれて成功裏 に終 わ った と言 え よ う。講演者 か らは、次 は、ワー クシ ョッ プをや った らよい と提 案 され、 参 加者 か らも同 じ要 望 が あ った。 国 際交 流 セ ンター と して も、 その企 画 運 営 を手 掛 け る こ とはやぶ さか で はな い もの の、 大 学 が き ちん と した討 論 を 経て、 明確 な ビジ ョン、基 本 方 針 を持 つべ き とい う提案 もお ろそか にはで きな い と考 え る。

現在 の二 重 大 学 の組 織 体 制 の 中で、 それ が集 中的 にな され るべ き と ころは、 国際化推進 室 会議 と思 わ れ る。 す で に

2年

前 、 小 林 理 事 に よ って作 成 され た「 留 学 生 30万人 計 画 へ の 対応

(た

た き台

)」

の存 在 を無 駄 にす る こ とな く、 二 重 大 学 にお け る教 育 の 国際化 とい う 最重 要課 題 に取 り組 ん で も らい た い もの で あ る。

参考文献

1.中井俊樹編『大学教員のための教室英語表現

300』

アルク、

2008

2。

中井俊樹編『大学生のための教室英語表現

300』

アル ク、

2009

3。

二重大学国際交流セ ンター編『 国際交流セ ンター授業案内』

2010

‑125‑

参照

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