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Academic year: 2021

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KONAN UNIVERSITY

巻頭言

著者 中里 英樹

雑誌名 甲南大学教職教育センター年報・研究報告書

2019年度

発行年 2020‑03‑31

URL http://id.nii.ac.jp/1260/00003588/

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巻 頭 言

本年度は、再課程認定を経て新たな教職カリキュラムがスタートを切りました。

さらに本センターでは、「特別支援教育論」等を担当する専任教員や、教職指導員の 増員があり、教職志望学生への支援体制のさらなる充実が図られました。

2015年に「教職を志望する学生達が、教員採用試験の合格だけでなく、成長しな がらキャリアを続けていけるよう支援する」ということを目的とする「『持続可能な 教職キャリア』支援プロジェクト」の一部としてスタートした「甲南大学卒業新任 教員訪問事業」は、その後同プロジェクトの核となり、 2018年から始まる「つなが りと成長の教職」プロジェクトに引き継がれ、 5年にわたり続けられてきています。

詳細は、本号の実践報告をご覧いただきたいと思いますが、この事業を通じて、本 学を卒業して教師となった人たちが学校現場で頑張っている姿を、これまで以上に 知ることができるようになりました。その内容がセンターのさまざまな講座等を通 じて教職志望学生に伝わり、さらに毎年開かれる「卒業生教員のつどい」や「卒業 生講演会」で直接交流する機会を持って、現役学生が教職を目指す気持ちを強くす る、といった循環ができあがってきました。

全学向けの教職科目を提供し、教職志望学生を支援するセンター組織が充実する ことは、ともすると学内の教職の「専門家」と、教職課程を持つ主体である学部・

学科の教員との分離が進んでしまう可能性も伴いますが、それぞれの課程の代表委 員と教科教育法担当者やセンター教員からなる教職課程カリキュラム小委員会等で の情報提供や議論を通じて、全学的な連携体制を作る努力も重ねてきました。教育 実習の訪問指導には学部・学科の指導主任(ゼミや研究室の担当教員)が行くこと が以前から原則となっていますし、近年では上述の新任教員訪問事業での卒業生の 勤務校への訪間にも、教職指尊員やセンター教員に加えて学部・学科の指溝主任が 参加するケースがいくつかあります。

6年前、所長となった初年度に書いた巻頭言を読み返すと、自身の専門の家族社会 学のことから書き始めて、センターの活動については表面的に触れているのみで、

まだ十分理解できていなかったことに気づきます。私自身の所長としての役割は本 年度で終わりますが、今後ますます本センターと学部・学科の連携が進み、全学的 な教員養成の体制がさらに充実していくことと思います。

年報・研究報告書の本号も、センターにおける研究・教育、学生たちの経験を伝 えるメディアとしてぜひごー読いただければ幸いです。

教職教育センター所長 中里英樹

参照

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