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ご利用の前に この取扱説明書をよくお読みになり正しくご使用ください この取扱説明書は 製品と一緒に大切に保管してください 警告 (1) 故障診断機本体から煙が出る 異臭がするなどの異常がある場合は ただちに車両のイグニッションスイッチと診断機本体の電源をOFFにして ダイアグケーブルを抜いてください

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(1)

VW車故障診断アプリケーション

Version 1.3

(2)

ご利用の前に

・ この取扱説明書をよくお読みになり正しくご使用ください。 ・ この取扱説明書は、製品と一緒に大切に保管してください。

警告

(1) 故障診断機本体から煙が出る、異臭がするなどの異常がある場合は、ただちに車両のイグニッ ションスイッチと診断機本体の電源をOFFにして、ダイアグケーブルを抜いてください。 ※ 火災の原因となります。

注意

(1) 本アプリケーションは故障診断機専用です。販売元が認定する診断機以外の他メーカーの診 断機には使用できません。 ※ 診断機本体、アプリケーションソフトの故障の原因となります。 (2) 本アプリケーションはフォルクスワーゲン車専用です。他メーカーの車両には使用できません。 ※ 他メーカーの車両に使用すると、車両に悪影響をおよぼす恐れがあります。 (3) 車を修理する場合は、カーメーカー発行の整備マニュアルに基づき修理を行なってください。 (4) 販売元で認定している故障診断機用アプリケーションソフト以外のソフトやデ-タ類を、付属の CFカ-ドにインスト-ルしないでください。 ※ 診断機本体の誤作動や故障の原因となります。 (5) 診断機本体にCFカードを取り付ける時や取り外す時は、実行中のアプリケ-ションソフトを 停止させ、電源をOFFにしてください。 ※ アプリケ-ションソフト実行中や電源ONの状態でCFカードの取り付けや取り外しをすると、故障診断機本体やCF カード内のプログラムやデータを破壊する恐れがあります。 (6) 診断機本体に拡張計測ボードを取り付ける時や取り外す時は、実行中のアプリケ-ションソフト を停止させ、電源をOFFにしてください。 (7) CFカ-ドを抜いた状態で故障診断機を長時間、放置しないでください。 ※ CFスロット(挿入口)を開放したままにすると、本体内部にホコリや水滴が入り、故障となる原因を誘引します。 (8) CFカードを水に濡らしたり、曲げたり、落としたり、衝撃を与えないでください。 ※ 故障の原因となります。 (9) CFカードを挿入する時は、診断機に向きを合わせ挿入してください。 ※ 向きを間違えると故障の原因となります。 (10) CFカードを分解、改造しないでください。 ※ 故障の原因となります。 (11) CFカードのコネクタ部分または内部に異物を入れないでください。 ※ 故障の原因となります。 (12) CFカードを直射日光のあたる場所、温度の高い場所、湿度の高い場所、ほこりの多い場所に 放置しないでください。 ※ 故障の原因となります。 (13) CFカードのコネクタ端子に指で直接触れないでください。 ※ 故障または接触不良の原因となります。 (14) ケーブルの抜き差しは、コネクタハウジングをつかんで行ってください。 ※ ケーブルを直接引っ張ると断線の原因となります。

(3)

目 次

1 サポート範囲 ... 1 1.1. 対象車種 ... 1 1.2. 診断項目 ... 1 1.3. 使用言語 ... 1 2 準備... 2 2.1. 接続 ... 2 2.2. 各種設定 ... 2 3 操作... 3 3.1. 車両故障診断/点検メニュー ... 3 3.2. 車両故障診断メニュー ... 4 3.3. システム選択メニュー ... 5 3.4. システム診断メニュー ... 6 3.5. ダイアグコードの点検 ... 7 3.5.1. ダイアグコードの点検 ... 7 3.5.2. ダイアグコードのクリア ... 8 3.6. 現在のデータ表示/保存 ... 9 3.6.1. 現在のデータ表示 ... 9 3.6.2. 現在のデータ表示/保存 ... 12 3.6.3. ランモード... 13 3.6.4. ホールドモード ... 14 3.6.5. レンジ変更 ... 15 3.6.6. トリガ設定 ... 16 3.6.7. データ保存 ... 17 3.7. アクティブテスト機能 ... 18 3.8. 制御ユニットバージョン ... 21 3.9. オイルリセット ... 22 3.9.1. オイルリセットのチャンネル番号を入力する ... 22 3.9.2. オイルリセットチャンネル値 ... 23 3.9.3. 数値の変更 ... 23 3.9.4. オイルリセット終了 ... 24 3.10. 現在のデータ表示(1項目) (KWP1281通信のみ) ... 25 3.11. 保存データの表示 ... 26 3.12. 画面保存データの表示 ... 27

(4)

1 サポート範囲

1.1. 対象車種

(1)診断可能条件 本アプリケーションは、下記に示すすべての条件を満たすVW車のコントロールユニットで故障診断を行なうこと ができます。 年代 車種シリーズ

2008年MY以前 New Beetle 2008年MY以前 Lupo 2008年MY以前 Polo 2008年MY以前 Golf 2008年MY以前 Jetta 2008年MY以前 Bora 2008年MY以前 Passat 2008年MY以前 Touareg 2008年MY以前 Golf Touran 2008年MY以前 Eos ・ 国際標準規格の診断コネクタ(SAE J1962のコネクタ)を装備した車両。 ・ 本アプリケーションが診断対象としているシステムで、かつK-Line(7番端子)またはCANで故障診断通信を行う コントロールユニット。 ・ 故障診断プロトコルがCAN、KWP1281、KWP2000にて通信をおこなうコントロールユニット。 ・ 12Vのバッテリを搭載する車両。 (2)診断不可条件 下記に該当する場合は診断ができません。 ・ 国際標準規格の診断コネクタ(SAE J1962のコネクタ)以外を装備した車両。 ・ 24Vあるいはそれ以上のバッテリを搭載する車両。

1.2. 診断項目

本アプリケーションは[1.1.対象車種]の記載する条件を満たすコントロールユニットに対して、下記の診断機能を サポートしています。 診断機能 診断システム 参照項 エンジン トランスミッション ABS エアバッグ エアコン パワステ メーター ダイアグコードの点検

3.5 現在のデータ表示/保存

3.6 アクティブテスト機能

3.7 制御ユニットバージョン

3.8 オイル リセット

3.9 現在のデータ表示(1項目)

3.10

1.3. 使用言語

本アプリケーションは、日本語のみを対象としています。 [国際標準規格診断コネクタ]

(5)

2 準備

2.1. 接続

(1) 診断車両が対象車種(「1.1.対象車種」参照)であることを確認してください。

注意

対象車種以外の車両に使用すると、車両に悪影響をおよぼす恐れがあります。 (2)診断機の電源がOFFであることを確認し、CFカードを挿入してください。 (3)診断機にダイアグケーブルを接続してください。 (4)ダイアグケーブルに欧州車専用変換ケーブル(EU_CABLE-01)(※1)を接続してください。 (5)車両のイグニションスイッチがOFFであることを確認し、下図に示す箇所または整備マニュアルを参考にして診 断コネクタに欧州車専用変換ケーブルを接続してください。(※2) (※1)欧州車専用変換ケーブルは、別売りの欧州車診断セットに同梱されています。 (※2)詳しい接続方法は、欧州車診断セットに同梱されている取扱説明書をご覧ください。 (6)車両のイグニッションスイッチをONにします。

2.2. 各種設定

故障診断を実行する前に「ダイアグモニタメニュー」より「ダイアグモニタの設定」を実行して、以下の項目を設定 してください。設定方法等に関しては、診断機本体の取扱説明書をご参照ください。 項目 設定内容 日付・時刻の設定 日付時刻が違っていたら正しく設定しなおしてください。 キープッシュ音 キーを押した時のプッシュ音を設定してください。 単位の設定 国際単位系であるSI単位に設定してください。 [SI単位] 速度 km/h 温度 ℃ 圧力 kPa 空気流量 g/s 車両側診断コネクタ 欧州車専用変換ケーブル

(6)

3 操作

3.1. 車両故障診断/点検メニュー

「ダイアグモニタメニュー」で「車両故障診断/点検をする」をYESで選択すると、車両故障診断メニューを表示しま す。 このメニューで「VW車の故障診断」をYESで選択してください。 「VW車の故障診断」を選択すると「アプリケーションロード中... しばらくお待ちください」と表示されます。CFカー ド内のアプリケーションを実行する準備を行なっていますので、電源を切らずに数秒間お待ちください。

(7)

3.2. 車両故障診断メニュー

メニュー項目をYESで選択すると、以下参照項の機能をそれぞれ実行します。 メニュー項目 参照項 個別のシステムを点検する 「3.3.システム選択メニュー」 保存データを再表示する 「3.11.保存データの表示」 画面保存データを再表示する 「3.12.画面保存データの表示」

(8)

3.3. システム選択メニュー

故障診断を行なうシステムをYESで選択してください。 システムを選択すると、故障診断を実行するための準備として車両のシステムと初期化通信を行ないます。 選択したシステムと初期化通信に成功した場合、「3.4.システム診断メニュー」を表示します。 初期化通信でエラーが発生した場合、エラー画面を表示します。この場合、以下の原因が考えられますので確 認してください。 ① 故障診断コネクタの接触不良。 ② ダイアグケーブルの故障/断線/接続不良。 ③ 欧州車専用変換ケーブルの故障/断線/接続不良。 ④ 対象車両の確認。 ⑤ イグニッションスイッチ ON の確認。 ⑥ 対象車両に選択されたシステムが搭載されているかの確認。

(9)

3.4. システム診断メニュー

診断メニュー項目をYESで選択すると、以下参照項の機能をそれぞれ実行します。 診断メニュー項目 参照項目 車両通信 KWP1281 KWP2000 CAN ダイアグコードの点検 「3.5.ダイアグコードの点検」 ● ● ● 現在のデータ表示/保存 「3.6.現在のデータ表示/保存」 ● ● ● アクティブテスト機能 「3.7.アクティブテスト機能」 ● ● ● 制御ユニットバージョン 「3.8.制御ユニットバージョン」 ● ● ● オイル リセット 「3.9.オイル リセット」 ● ● ● 現在のデータ表示(1項目) 「3.10.現在のデータ表示(1項目)」 ● ※車両通信情報は、「3.8.制御ユニットバージョン」にて確認することができます。

(10)

3.5. ダイアグコードの点検

3.5.1. ダイアグコードの点検 車両が記憶しているダイアグコード(故障コード)を取得し表示します。 ダイアグコードが発生していない場合、「DTC 無し」を表示します。 <操作方法> ↑/↓ すべてのコードが1画面で表示しきれない場合、画面のスクロールをします。 C 「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 F1~F4 次項の「ファンクションキー」をご参照ください。 <ファンクションキー> F1 DTC消去 詳細は「3.5.2.ダイアグコードのクリア」をご参照ください。 F4 画面保存 画面のハードコピーを保存します。

(11)

3.5.2. ダイアグコードのクリア

車両に記憶されているダイアグコードをクリアします。

<操作方法>

YES ダイアグコードのクリアを実行します。

(12)

3.6. 現在のデータ表示/保存

3.6.1. 現在のデータ表示 現在のデータ表示を行うには車両側に読み取るチャンネル(1~255)を選択し、データの表示を行ないます。 チャンネルを選択するには2通りのメニューから実行できます。 ※すべてのチャンネルでデータ表示はできません。また、有効なチャンネルは車両によって異なります。 ① Auto(診断項目 自動抽出):データ表示実行可能なチャンネルを自動的に識別し、一覧で表示します。 ② Manual(診断項目 手動選択): データ表示を実行したいチャンネルを入力します。 メニュー項目をYESで選択すると、以下参照項の機能をそれぞれ実行します。 <操作方法> ↑/↓ カーソルの移動を行います。 YES カーソル上の機能を実行します。 C 「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 メニュー項目 参照項 Auto(診断項目 自動抽出) 「3.8.2.1.Auto(診断項目 自動抽出)」 Manual(診断項目 手動選択) 「3.8.2.2.Manual(診断項目 手動選択)」

(13)

3.6.1.1. Auto(診断項目 自動抽出) データ表示が実行可能な制御ユニットに確認を行い、有効なチャンネルを一覧で表示します。 識別した有効なチャンネルリストの中から表示したいチャンネルを選択してください。 <操作方法> ↑/↓ チャンネルを選択します。 YES 「3.6.2.現在のデータ表示/保存」を表示します。 C 「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 ※診断項目 自動抽出を行うと識別したチャンネルリストは「3.3 システム選択メニュー」に戻るまで診断機内に 保持されます。チャンネルリストを破棄する前には下記のメッセージが表示されます。 <操作方法> YES チャンネルリストを削除し、「3.3.システム選択メニュー」に戻ります。 C チャンネルリストを保持して、「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。

(14)

3.6.1.2. Manual(診断項目 手動選択) データ表示を行うチャンネルを選択し、実行します。 <操作方法> UP/DOWN 数値を変更します。 LEFT/RIGHT 桁を選択します。 YES 表示されているチャンネル番号のデータ表示を実行します。「3.6.2.現在のデータ表示/ 保存」へ移動します。 C 「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。

(15)

3.6.2. 現在のデータ表示/保存 データ表示には、下図のように数値データ表示、グラフ1表示及びグラフ2表示の3種類の表示形式があります。 数値データ表示 グラフ1表示 グラフ2表示 また、データ表示には、「ランモード」、「ホールドモード」の2つの表示モードがあります。 ランモード 車両よりリアルタイムに取得したダイアグデータを表示するモードです。 操作方法に関しては「3.6.3.ランモード」をご参照ください。 ホールドモード ランモードによって取得し記憶されたデータを以前にさかのぼって表示することができるモー ドです。 操作方法に関しては「3.6.4.ホールドモード」をご参照ください。

(16)

3.6.3. ランモード <操作方法> ↑/↓ カーソルの移動を行ないます。 YES 選択の設定/解除を行ないます。 S ファンクションキーの機能を示す表示が切り替わります。 数値データ表示時 グラフ1表示時 グラフ2表示時 C 前の画面に戻る。 F1~F4 次項の「ファンクションキー」をご参照ください。 <ファンクションキー> F1 保存 ランモードで記憶されたデータを保存します。詳細は「3.6.7.データ保存」をご参照ください。 クリア 現在選択中の項目をすべて選択解除にします。 F2 選択 YESで選択され「*」が付けられた項目のみに絞り込んで表示します。 トリガ トリガ設定を実行します。詳細は「3.6.6.トリガ設定」をご参照ください。 F3 グラフ グラフ1表示に切り替えます。 グラフ2 グラフ2表示に切り替えます。 数値 数値データ表示に切り替えます。 レンジ グラフ表示時、レンジの変更が可能となります。操作方法に関しては「3.8.6.レンジ変更」を ご参照ください。 F4 ホールド ホールドモードに移行します。 画面保存 画面のハードコピーを保存します。

(17)

3.6.4. ホールドモード <操作方法> ↑/↓ カーソルの移動を行ないます。 ← 前(過去)のデータを表示します。 グラフ表示の場合、グラフカーソルが左に移動します。 → 次のデータを表示します。 グラフ表示の場合、グラフカーソルが右に移動します。 YES 選択の設定/解除を行ないます。 S ファンクションキーの機能を示す表示が切り替わります。 数値データ表示時 グラフ1表示時 グラフ2表示時 C 前の画面に戻る。 F1~F4 次項の「ファンクションキー」をご参照ください。 <ファンクションキー> F1 保存 現在ホールド中のデータを保存します。詳細は「3.6.7.データ保存」をご参照ください。 クリア 現在選択中の項目をすべて選択解除にします。 F2 選択 YESで選択され「*」が付けられた項目のみに絞り込んで表示します。 F3 グラフ グラフ1表示に切り替えます。 グラフ2 グラフ2表示に切り替えます。 数値 数値データ表示に切り替えます。 レンジ グラフ表示時、レンジの変更が可能となります。操作方法に関しては「3.6.5.レンジ変更」を ご参照ください。 F4 スタート ランモードに移行します。 画面保存 画面のハードコピーを保存します。

(18)

3.6.5. レンジ変更 グラフ表示時、ファンクション「レンジ」を実行すると、時間軸を変更することができます。 <操作方法> ←/→ レンジの変更を行ないます。 F3 変更したレンジを確定し、ランモードを実行します。 YES 変更したレンジを確定し、「レンジ」が実行されたモードを再実行します。 C レンジ変更を中止し、「レンジ」が実行されたモードを再実行します。

(19)

3.6.6. トリガ設定 データ表示では、ランモード時「エンジン回転速度が何回転以上になった時」(レベルトリガ)や、「何らかの故障コ ードが発生した時」(コードトリガ)等の条件で自動的にデータをホールドすることができます。 トリガを設定するには、数値データ表示もしくはグラフ表示でファンクション「トリガ」を実行してください。 <操作方法> ↑/↓ カーソルの移動を行ないます。 ←/→ 設定の変更を行ないます。 YES 設定したトリガを確定し、「トリガ」が実行されたモードを再実行します。 C トリガ設定を中止し、「トリガ」が実行されたモードを再実行します。 <トリガ設定値> トリガ OFF トリガの設定を解除します。 コード コードトリガ。故障コード数に変化があった場合にトリガとします。 レベル レベルトリガ。「項目」の値が「レベル」を「スロープ条件」でまたいだ際にトリガとします。 項目 レベルトリガの対象となる項目を選択します。 ランモード時画面に表示されている項目と画面外で選択されている項目が選択できます。 スロープ条件 ↑ レベル値以下からレベル値を超えた場合にトリガとします。 ↓ レベル値以上からレベル値未満になった場合にトリガとします。 ↑/↓ レベル値をまたいだ場合すべてをトリガとします。 レベル レベルトリガのレベル値を設定します。 表示ポイント 1/5 ホールド時トリガ点を画面上の時間軸1/5点にして表示します。 2/5 ホールド時トリガ点を画面上の時間軸2/5点にして表示します。 3/5 ホールド時トリガ点を画面上の時間軸3/5点にして表示します。 4/5 ホールド時トリガ点を画面上の時間軸4/5点にして表示します。 ホールド時間 0s トリガが発生したらすぐにホールドします。 30s トリガが発生してから30秒後にホールドします。 60s トリガが発生してから60秒後にホールドします。

(20)

3.6.7. データ保存 ランモードによって取得したデータを、CFカードのデータ保存エリアに保存することができます。保存されたデー タはいつでも参照することができます。 <データ保存確認画面> <操作方法> YES データ保存を実行します。 NO データ保存を中止し、「データ保存」が実行されたモードを再実行します。 上記画面でYESを押すとデータ保存が実行されます。 ※ 保存中は絶対に電源を切らないでください。保存データエリアが破壊され、他の保存データが表示できなくなることがあります。 ※ 保存データは画面に表示されている項目のみ保存可能です。 また、データ保存が完了すると下記の確認メッセージが表示されます。 <データ保存完了画面> <操作方法> YES 「データ保存」が実行されたモードを再実行します。

(21)

3.7. アクティブテスト機能

テスト対象アクチュエータを車両ECUの指令(出力)から切り離し、診断機から強制的に駆動することで、作動良 否点検などを行ないます。

警告

アクティブテストは、対象車両の整備マニュアルによりテスト対象アクチュエータの内容を 十分理解した上で行なってください。 使用方法を間違えると、車両に悪影響をおよぼし事故発生の原因となる恐れがあります。 アクティブテストは実行するシステムが持つテスト項目を順番に実行していきます。アクティブテストの内容及び順 番は車両によって異なります。また、診断機から項目や順番を指定することはできません。 アクティブテストを実行すると実行するアクティブテストの項目が画面上に表示されます。 実行するには表示される画面にしたがって実行してください。 注:エンジンシステムのアクティブテストが実行後、再度実行するにはエンジンを約 2 分間かけた後、実行してください。 3.7.1.1. アクティブテストの実行 制御ユニットから 1 個目のアクティブテストの項目を取得します。 <操作方法> (注意)KWP1281通信の場合、アクティブテストの項目取得と同時に、アクティブテストが開始されます。 YES アクティブテストを中断し「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 F1 アクティブテストを実行します。

(22)

3.7.1.2. アクティブテストに関連するデータ(CAN、KWP2000のみ) アクティブテスト実行時に、車両のECUからテスト項目に関連したデータ数値を読み取って表示します。 <操作方法> 3.7.1.3. 次のアクティブテスト項目を実行 現在のアクティブテストを実行した後、診断機は制御ユニットから次のアクティブテスト情報を読み取って順 次実行します。テスト項目が完了するまで繰り返されます。 <操作方法> YES アクティブテストを中断し「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 F1 次の項目を実行します。 YES アクティブテストを中断し「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 F1 次のアクティブテストを実行します。

(23)

3.7.1.4. アクティブテストの終了

アクティブテストを実行している制御ユニットでのすべてのアクティブテストの項目が終了した場合、終了メッセー ジが表示されます。

CAN、KWP2000 KWP1281

(24)

3.8. 制御ユニットバージョン

通信を行っているコントロールユニットの情報を表示します。 車両通信情報は、制御ユニットバージョン上(タイトルバー内)に表示されます。 <操作方法> F4 画面のハードコピーを保存します。 YES 「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。

(25)

3.9. オイルリセット

メンテナンスメッセージのクリアを行う必要がある場合に、診断機からメッセージのクリアを行います。

警告

オイルリセットは、対象車両の整備マニュアルにより入力するチャンネル番号及び値をご 確認の上、内容を十分理解した上で行なってください。 使用方法を間違えると、車両に悪影響をおよぼし事故発生の原因となる恐れがあります。 3.9.1. オイルリセットのチャンネル番号を入力する オイルリセットを実行するには対象となるチャンネル番号を入力してください。 <操作方法> UP/DOWN 数値を変更します。 LEFT/RIGHT 桁を選択します。 YES 表示されているチャンネル番号を実行します。 C キャンセルして「3.4.システム診断メニュー」に戻ります

(26)

3.9.2. オイルリセットチャンネル値 選択したチャンネルの数値が表示されます。 数値を更新する必要がある場合は、F1から値の入力を行ってください。 <操作方法> YES 「3.9.1. オイルリセットのチャンネル番号を入力する」に戻ります。 F1 「3.9.3. 数値の変更」に移行します。 3.9.3. 数値の変更 整備マニュアル等にて確認した数値を入力し、数値を更新する場合は、YES を押してください。 <操作方法> YES 数値を更新します。 C 処理を中止し、「3.9.2 オイルリセットチャンネル値」に戻ります。

(27)

3.9.4. オイルリセット終了

オイルリセットが成功すると下記の画面が表示されます。

<操作方法>

YES 「3.9.1. オイルリセットのチャンネル番号を入力する」に戻ります。 C 「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。

(28)

3.10. 現在のデータ表示(1項目) (KWP1281通信のみ)

KWP1281 にて通信を行う制御ユニットでは、チャンネル入力することで 1 項目のみデータ表示することできます。 ※有効なチャンネルおよび表示される数値は車両によって異なります。チャンネル及び数値は対象車両の整備マニュアルを参照ください。 UP/DOWN 数値を変更します。 LEFT/RIGHT 桁を選択します。 YES 表示されているチャンネル番号を実行します。 C キャンセルして「3.4.システム診断メニュー」に戻ります。 YES 前の画面に戻ります。

(29)

3.11. 保存データの表示

選択したデータモニタ項目の保存データを表示します。 保存データがない場合、「保存データがありません」を表示します。 ※日付の新しい保存データから順に上から表示されます。 <操作方法> ↑/↓ カーソルの移動を行ないます。 YES カーソル上の保存データを読込み、「3.8.5.ホールドモード」へ移行します。 但し、保存データ表示時は「保存」「トリガ」「スタート」機能が実行できません。 C 保存データの選択を中止し前の画面に戻ります。 F2 カーソル上のデータを削除します。 ※ 削除中は絶対に電源を切らないでください。保存データエリアが破壊され、他の保存データが表示できなくなることがあります。

(30)

3.12. 画面保存データの表示

画面保存によって保存された画面のハードコピーデータを再度表示する場合に実行します。 ※日付の新しい画面保存データから順に上から表示されます。 <操作方法> ↑/↓ カーソルの移動を行ないます。 YES カーソル上の画面保存データを再表示します。 再表示後YESを押すと、この画面に戻ります。 C 保存データの選択を中止し前の画面に戻ります。 F2 カーソル上のデータを削除します。 ※ 削除中は絶対に電源を切らないでください。保存データエリアが破壊され、他の保存データが表示できなくなることがあります。

(31)

■お問い合わせについて

この製品について不明な点がある場合や故障と思われる場合には、故障診断機キットに同梱されています故 障診断機本体取扱説明書のお問い合わせ先まで、ご連絡ください。

VW車故障診断アプリケーション Version 1.3

取扱説明書

2015年 1月

初版発行

本書の内容の一部、または全部を販売元の許可なく複写、複製、転載する

ことを禁じます。

参照

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