秋田大学教育学部研究紀要 教育科学部門 49 pp.49‑58. 1996
生活安全,及 び交通安全 に関す る 児童 ・生徒 の意識調査
高 崎 裕 治
Consciousnessomthesafetyoflivingandtrafficinschoolboysandgirls
YujiTAKASAKI
Abstract
AquestionnairesurveywasconductedinschoolboysandgirlsofAkitaprefectureto understandtheexperienceandtheknowledgeon thesafetyoflivingandtraffic. Subjectswerecomposedof7489boysandgirlsinprimaryschools,andjuniorand seniorhighschools.Resultsofthequestionnairesurveywereasfollows;
1.Therewasnorelationshipbetweentherecognitionrateofsafetyguidanceandthe incidencerateofaccidents.
2.Inprimaryandjuniorhighschools,therecognitionrateofmedicalbenefitsystem, whichcompensatespersonsforinjuries,correlatedsignificantlywiththeincidencerate ofaccidents.
3.Theleadingcauseoftrafficaccidentsinschoolboysandgirlswasansweredtobe rushingoutintothestreetespeciallybybicycle.
4.Insufficientattitudestowardthesafetyoftrafficwerefoundinseniorhighschool students.
先 に小 ・中学校や高校の管理者を対象 にして 安全教育や安全管理 に関す る実態調査を行 った が1・2),災害発生率が高い学校や地域 において, 安全教育や安全管理 に関連する行事をおろそか に しているような傾向はみ られなかった。む し ろ,災害発生率が高い学校や地域での各種行事 の実施回数 は多 く,災害発生防止 に努めている と考え られる例が幾っかみ られた。 また,高校 を対象 に した調査では男子生徒の割合が多いと ころはど災害発生率が高 くなること,小 ・中学 校を対象 に した調査では災害共済給付制度への 関心が高 い学校 ほど比較的軽 い傷病 について も 制度を利用 しようとす るので災害発生率 は高 く
なることが推察 された。
今回は学校の管理者ではな く児童 ・生徒を対 象に して,過去1年間に安全指導を受 けたか, 災害共済給付の制度を知 っているか という質問 を し,その回答 と災害発生率 との関連性につい て,学校の管理者を対象に したときと同様の結 果 が得 られ るか どうかを まず検討 した。つ い で,学校内の事故のみな らず,学校外で も昨今 の交通環境下では交通事故が懸念 されているこ とか ら,特に交通安全 に関す る知識や行動につ いて児童 ・生徒の意識を調査 したので,その実 態を併せて報告する。
秋田大学教育学部研究紀要 教育科学部門 第 49集
方 法
1993年度 の災害発生率3)が高率 または低率 の 地域 の小 ・中学校,及 び高校 に協力を依頼 し, 協力の得 られた学校 の児童 ・生徒を対象 に して 調査 した。1994年6月 に調査票を各学校へ郵送 し,担任教師を通 じて児童 ・生徒 に無記名での 回答を依頼 し,再 び返送 して もらうことによ り 回収 した。 その結果,小学校 は33校の5,6年 生3,135人,中学校 は10校の2,3年生2,341人 か ら回答 を得 た。高 校 は10校 よ り2,3年 生 2,013人 の回答 を集計 した (前年度 の実態 を問 う項 目があるので,前年度の時点ではまだ在籍 していなか った中学校 と高校 の1年生 を集計か ら除いている)。
調査票か らは,性別等 のフェイスシー トを も とに対象者 を分類 し,過去1年間 (1993年度) に安全指導を受 けたか,災害共済給付 の制度 を 知 っているか とい う質問の他,交通事故 の経験 の有無やその原因, 自転車 (高校生ではバイク も含む)の使用状況,交通安全のための指導 を 受 けたか等 の質問 についての回答 を集計 した。
用 いた質問の具体的内容を以下 に示す。
問 :昨年度,学校で 「けが」 などを しないため の指導 を受 けま したか。‑‑ 1.はい,2.いい え,3.わか らない
問 :学校で, または登下校中に 「けが」 を した とき,診療費が一定額以上 の場合 は,学校を通 じて診療費を請求で きる制度があることを知 っ ていますか。‑‑ 1. はい,2. いいえ 問 :今 までに交通事故 にあった ことがあ ります か。・‑‑1. はい,2. いいえ
問 :今 までに交通事故 にあいそ うになった こと があ りますか。‑‑ 1. はい,2. いいえ 問 :交通事故 にあ った り, あいそ うにな ったの は, どのようなときで したか。‑‑ 1.歩 いて (または走 って) いるとき,2. 自転車 に乗 って いるとき,3. バイクに乗せて もらって (乗 っ て)いるとき,4.自動車 に乗せて もらっている
とき,5.その他
問 :歩 いて (または走 って) いるときの交通事
故 の原因 は何で したか。‑‑ 1. とびだ し,2.
道路で遊んでいた,3.信号無視,4.左側通行, 5.相手 に原因,6.その他
問 :自転車 に乗 っているときの交通事故 の原因 は何で したか。・・‑・1.無灯火,2.‑時停止 し なか った,3. ジグザグ運転,4.信号無視,5.
二人乗 り,6,‑ ン ドル操作 の誤 り,7. カサさ し運転,8.相手 に原因,9.その他
問 :通学 す るときや,家 で 自転車 に乗 ります か。‑‑ 1. はい,2. いいえ
問 :自分で 自転車 の点検 を した ことがあ ります か。 ・‑‑1. はい,2. いいえ
問 : (自転 車 を点検 して)悪 い ところが みつ か ったとき,直 しま したか。‑・‑ 1. はい,2.
いいえ
間 : (自転車 は) 雨の日はどうしていますか。
‑‑・1.乗 らない,2.カサはささず,雨具を着 て乗 る,3. カサはささず, 雨具 も着 ないで乗
る,4. カサをさ して乗 る
問 :(自転車 に)反射 シールをっけていますか。
‑‑ 1. はい,2.いいえ
問 :自転車事故 の原因 として,つ ぎの うちで最 も多 いものは何だ と思 いますか。‑‑・1.交通 規則 をよ く知 らないか ら,2.交通規則 を知 っ ていて も,守 らないか ら,3.運転技術が未熟だ か ら,4. 自転車が整備 されていないか ら,5.
スピー ドを出 しす ぎるか ら
問 :学校で 「けが」 などを しないための指導を 受 けま したか。‑‑ 1. はい,2. いいえ,3.
わか らない
以上 の質問に対す る回答 は,小学生,中学生, 高校生 の3群 に分類 し,かつ,男女別 に集計 し た。集計 した結果 を示す各図において,人数の カラムの上 にある数値 (%) は各群 の男女別合 計人数 に対す る相対度数 を示 している。
結果 と考察
1993年度 において,各学校でけがなどを しな いための指導を受 けたとす る者の割合 と災害発 生 率 の関係 を図1に示 して い るが,小 ・中学 校,高校 のいずれにおいて も有意 な相関 は認め
‑ 50‑
高崎:生活安全,及び交通安全に関する児童・生徒の意識調査
小学校 r=0.123(ns) 中学校 r=〇・033(ns)
%.搬朝鮮柵諜 00 0
O
o oo o Q S 5 ? o
Oq)40
∽20
10
%.搬朝鮮柵謀
40
30
1
200 0「0 20 40 60 80 100
0
20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100各学校で安全指導を受けたと回答 した者の割合、%
図1 各学校で安全指導を受けたと回答した者の割合と災害発生率との関係。
小学校 r=0.497(P〈O.01) 中学校 r=0.674 (P〈O.05)
40‑
30‑
20‑
10‑
0‑
高校 r=0.264(ns)
0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100 各学校で災害共済給付の制度を知 っていると回答 した者の割合、%
図2 各学校で災害共済給付の制度を知っていると回答した者の割合と災害発生率との関係。
られなか った。安全指導 を受 けたと児童 ・生徒 が認識 しているか とい うことは安全指導を学校 側が どの程度 に実施 しているか とい うこととす ぐには結 びつかないであろうが,図1にみ られ る結果 は先 の管理者への調査で安全教育や安全 管理 に関す る行事 などの実施回数 と災害発生率 の間に関連性が認 め られなか った結果 と類似 し ている。すなわち,学校側が安全指導 の回数 を こな し,かつ,児童 ・生徒が安全指導を受 けた と認識 していて も,それ らは必ず しも災害発生 率 の低下 につ なが って いない とい うことで あ
る。
図2には各学校で災害共済給付制度 を知 って いる者 の割合 と災害発生率の関係を しめす。高 校では相関が有意でなか ったが,小 ・中学校で は有意 な正 の相関が認 め られ,災害共済給付制 度を知 っている者 の割合が高 い学校 ほど,災害
発生率 は高 くなることが示 された。先の管理者 への調査 において も,災害共済給付制度 に関心 の高 い学校 で災害発生率が高 くなることを暗示 す る結果が得 られたが,今回のように実際 に児 童 ・生徒へ直接聞いた場合 に も同様 の傾向が認 め られた。学校側や児童 ・生徒が災害共済給付 の制度 に対す る関心や知識 を持 ち,比較的軽 い 傷病 について もこの制度 をよ く利用 している場 合 に災害発生率 は高 くな るものと考え られ る。
小 ・中学校や高校 の管理者,及 び児童 ・生徒を 対象 に して筆者 らが実施 した一連 の調査 のみで は明言で きないが,災害発生率の学校差 は発生 率その ものに差があるとい うよりも,む しろ, 災害発生 の報告状況 に学校間で差があるような
印象 を受 ける。
今回の調査では,特 に交通安全 に関連す る児 童 ・生徒 の実態を幾っか質問 したが, まず,過
秋田大学教育学部研究紀要 教育科学部門 第49集
去 に交通事故 にあ った ことがあ るかで は,8‑
18%があると回答 した (図 3)。過去 に交通事故 にあいそ うにな った ことが あ るかで は,52‑
63%があると回答 した (図4)。交通事故 にあ っ た り, あいそ うにな った経験 を小 ・中学生,高 校生 ともに半数以上が持 ってお り,交通事故 と は隣合わせに生活 している様子が うかがえ る。
また,女子 よ り男子 の方 がやや多 い傾 向 にあ り,学校での災害発生率 と同様 に男子 の戸外で の比較的活発 な身体活動が このよ うな男女差を もた らしているもの と思われ る。
交通事故 にあった り, あいそ うにな ったのは どんな とさかを問 うと,大半が歩 いて (または 走 って) いるときか自転車 に乗 っているときと 回答 したが,小学生 の女子 を除いて全体的に自 転車 に乗 ってい るときと回答 した者 の方 が多
男子
1 2
か った (図 5)。歩 いて (または走 って)いると き と回答 した もの にそ の時 の原 因 を問 うと, 小 ・中学 生,高校生 と もに 「とびだ し」が多 か った (図 6)。自転車 に乗 っているときと回答 した ものにその時の原因を問 うと,小 ・中学生 では一時停止 しなか った とい うのが最 も多か っ た。高校生 において も一時停止 しなか ったとい う回答がかな り多か った (図7)。これ らの結果 か ら,交通安全の指導 に際 して は,歩 いている ときや 自転車 に乗 っているときのいずれにおい て も 「とびだ し」事故への対策を講 じることが 重要であ り,道路 に出 るときや道路を横断す る
ときには,必ず一時停止 して左右の安全を確認 す るような指導が不可欠 と考え られ る。
日頃, 自転車 にどの程度乗 っているかをみる と,小 ・中学生,高校生 ともに87‑94%が通学
女子 1500
1000
5 0 0
0
1 2 過去に交通事故にあったことがあるか1.はい 2.いいえ
図3 「今までに交通事故にあったことがありますか」の回答。
1 2 1 2
過去に交通事故にあいそうになったことがあるか 1.はい 2.いいえ
図4 「今までに交通事故にあいそうになったことがありますか」の回答。
‑ 52‑
高崎 :生活安全,及 び交通安全に関する児童 ・生徒の意識調査
帥訓棚訓加pgo醐
点Y
400
点 300
<2
∞
i[耐
0
田 小学生
1 2 3 4 5 国 中学生
T 高校生
1 2 3 4 5
交 連事故 に あ った り、あい そ うに なったの は どん な ときか 1.歩 いて (または走 って) い る とき
2.自転車 に乗 ってい る とき
3.バ イ クに乗 せ て も らって (乗 って) い る とき 4.自動車 に乗 せ て も らっている とき
5.その他
図5 「交通事故 にあ った り,あいそうにな ったのは, どのようなときで したか」の回答。
250 200
# 150
‑く
100 50
0 250
200
a 150 1< 100 50
0
‑:: 男子
:::64% 68%
;;.::17%1 ‑:,.8%
1 2 3 4 5 6
5 .:.
‑ .:.
‑:::7:三%61%59% 女 子
≡
25%: ; : i 2 3 %
1 2 3 4 5 6
歩 いて (または走 って) いる ときの交通事故 の原因 は何 だ ったか 1・ とび だ し 2・道路 で遊 んでいた 3.信号無視
4・左側 通 行 5.相手 に原囲 6.その他
図6 「歩いて (または走 って) いるときの交通事故の原因は何で したか」の回答。
秋田大学教育学部研究紀要 教育科学部門 第49集
4 5
女子%
35%隅 5% 1鼠 16笥4 'ヨ 3%3
1 2 3 4 5 6 7 8 9
自転車に乗っているときの交通事故の原田は何だったか 1.無灯火 2.‑時停止 しなかった 3.ジグザグ運転 4.信 号 無視 5.二 人乗 り 6.ハ ン ドル操作 の誤 り 7.カサさし運転 8.相手に原因 9.その他
図7 「自転車に乗っているときの交通事故の原田は何でしたか」の回答。
す るときや家 で 自転車 に乗 ると回答 した (図 8)。 自分で 自転車 の点検を した ことがあるのは 小 ・中学 生 で70%前 後 で あ るが,高 校 生 は 50%前後 とやや減少 していた (図 9)。自転車 を 点検 して不備な点がみつか った とき,小 ・中学 生 の約80%が整備 しているのにたい し,高校生 の男子 は約半数 しか整備 して いなか った (図 10)。雨 の 日はどうしているかで は,小 ・中学生 は乗 らない ものが多 いが,高校生の男子 はカサ をさ して乗 るものが多か った (図 11)。 自転車 に反射 シールをつ けているかで は,小 ・中学生 は70%以上がつ けているのにたい し,高校生で は男女 とも約半数がっ けているに過 ぎなか った (図12)。自転車事故 の原因 として,最 も多い も のは何 と思 うか とい う質問にたい して,小 ・中 学生,高校生 ともに交通規則を知 っていて も, 守 らないか らとい う選択技を選ぶ ものが多か っ た (図13)。昨年度 において,学校で交通安全の 指導 を受 けたか質 問す ると,小学生 で90%近 く,中学生で半数 をやや越え る程度,高校生で
半数 にやや満たない程度が指導を受 けた と回答 している (図14)
上記の結果か ら, まず,年齢が増す ほど自転 車 の点検や整備が十分 にお こなわれな くなる傾 向が認 め られる。特 に高校生 の男子で は自転車 の点検で不備な点がみつか って も整備を しない ものや,雨の 日にカサをさ して乗 るものなど安 全への配慮 に欠 ける者が多いようである。実際 にどの程度 に交通安全指導がなされたのかは明 らかでないが,指導 を受 けたと回答 している者 は小学生で最 も多 く,中学生,高校生 となるに したがい減少 していた ことか ら,む しろ,交通 安全 にたいす る認識が乏 しくな らないよう,年 齢が増す ほどにその指導や管理 にい っそ う力を 入れ る必要があろ う。 また, 自転車事故 の原因 として最 も多いのは,交通規制を知 っていて も 守 らないか らだろうと多 くの小 ・中学生,高校 生が予想 している。交通安全 のための知識が実 際の行動 と結 びつ くようにす ることが, 当然 な が ら一つの課題 としてあげ られ る。
‑ 54‑
高崎 二生活安全,及び交通安全 に関する児童 ・生徒の意識調査
男子 女子
1 2
1500
1000
●●
0
1 2
通学 す る ときや 、蒙 で 自転車 に乗るか 1. はい 2. いい え
図8 「通学するときや,家で自転車 に乗 りますか」の回答。
糾∽棚og2。。偶
感Y
1 2
図9
1 2
自分 で 自転車 の点検 を した こ とがある か 1.はい 2.いいえ
「自分で自転車の点検を したことがあ りますか」の回答。
1 2 1 2
田 中学生 層 中学生 } 高校生
自転車 を点検 して不倫 な点 がみつ か った とき、整 備 を した か 1.はい 2.いいえ
図10 「(自転車を点検 して)悪いところがみつか ったとき,直 しま したか」の回答。
1000 750
雪
5
00 2500
1500
1000
#
<
500
0
秋田大学教育学部研究紀要 教育科学部門 第49集 70%
1 2 3 4
85% 女 子
64% 0%
I 24% 23%
1 2 3 4
(自転 車 は) 雨 の 日.は ど う してい る か
1. 乗 らない 2.カサ は さ さず、雨 具 を着 て乗 る 3.カサ は ささず 、雨 具 も着 ない で乗 る
4.カサ を さ して乗 る
図11 「(自転車 は)雨 の 日はどう していますか」の回答。
紺 ●'・:'.紺
1 2
(自転 車 に)反射 シール をつ けて い る か 1. はい 2.い い え
図12 「(自転車 に)反射 シールをつけていますか」の回答。
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E】小学生 団 中学生
■ 高校生
高崎 :生活安全,及 び交通安全に関する児童 ・生徒の意識調査
1 2 3 4 5
自転車事故の原因 として、最 も多いものは何 だ と思 うか 1.交通規則 をよ く知 らないか ら
2.交通規則 を知 っていても、専 らないか ら 3.運転技術 が未熟 だか ら
4. 自転車が整備 されていないか ら 5.ス ピー ドを出 しすぎるか ら
図13 「自転車事故の原因として,つぎのうちで最も多いのは何だと思いますか」の回答。
男子 女子
1500‑
1000‑
500‑
0‑
15
0 0‑
1000‑
500‑
0
‑1 2 3 1 2 3
学校で交通安全の指 導
を 受
けたか1.は い 2.い い え
3
.わからない図14 「学校で rけが」などを しないための指導を受けましたか」の回答。
要 約
人,高校2,3年生2,013人 よ り得 られ た回答 を それぞれ男女別 に集計 した。 児童 ・生徒 が安全 指導 を受 けた ことを認識 して いて も, それが必 秋 田県下 の小 ・中学生,及 び高校生 を対象 に ず Lも災害発生率 の低下 につ なが っていなか っ 生 活 安 全 と交 通 安 全 に関 す る意 識 調 査 を行 っ た。小 ・中学校 で は災害共済給付制度 を知 って た。小5,6年生3,135人,中学2,3年生2,341 い る者 の割合 が高 い学校 ほど,災害発生率 は高
秋田大学教育学部研究紀要 教育科学部門 第49集
くなることが示 された。交通事故 にあ った り, あいそ うにな ったのは自転車 に乗 っているとき が多 く,その時の原因を問 うと,一時停止 しな か ったとい う回答が多か った。年齢が増す ほど 自転車 の点検や整備が十分 にお こなわれな くな る傾向が認 め られ,特 に高校生 の男子 では交通 安全への配慮 に欠 ける者が多か った。
文 献
1)高崎裕治 :災害発生率 の学校差を もた らす
要因,学校保健研究,37(2):150‑154,1995 2).高崎裕治 :小,中学校の安全教育 と管理に
関す る実態調査 :災害発生率 の学校差を も た らす要因,秋田大学教育学部研究紀要, 48:73‑79,1995
3) 日本体育 ・学 校健康 セ ンター秋 田県支部 編 :学校安全第46号,18‑19, 日本体育 ・ 学校健康 セ ンター秋 田県支部,秋 田,1995
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