St ud yo nt her e l at i o ns hi pbe t we e nf at t yac i dsc o mpo s i t i on anda nt i 一 七 umo rac t i v i t yo fJa pane s emi l l e t
木 村 賢 一 岩手大学農学部
〔研究 目的〕
日本では癌 による死因が第
1
位を占め,胃癌 は減少傾向にあるものの,食生活の欧米化等 により性 ホルモ ン依存性の乳癌 と前立腺癌が増加傾向にある。癌の分子 レベルの原因が分子 生物学の進展 により明 らか とな り,特異的な分子標的の抗癌剤が上市 されつつある現在,負 品の機能性研究 において も,最新 の医薬品の情報を利用 し,食材 に含 まれる新 たな構造や作 用を有す る機能性物質の検討が重要であると考え られる。癌において重要な分子標的の一つ にヒス トンデアセチラーゼ( HDAC)
があり,医薬品ではその阻害剤が米国において2 0 0 6
年 秋 に認可 された.本研究者 らは,平成1 5
年度の本申請研究 において,J男性 ホルモ ン依存性の 前立腺癌 に関わる性 ホルモ ン合成酵素CYP1 7( 1 7α‑ Hydr o xyl a s e /C
17.20‑Lyas e )
の阻害物 質の研究を行 い,雑穀中の活性物質をシス型 リノール酸 (以下 リノール酸 と略記す る) と同 定 した1)。 その後,多 くの癌で異常 となっている癌抑制遺伝子p5 3
に関わ るHDAC
阻害活 性 も雑穀中に見出 し,それ も同 じくリノール酸を中心 とした不飽和脂肪酸であることを明 ら かに した2・3)。 そこで本研究では,それ らの阻害活性が雑穀の種類や栽培法などで異 なるの かどうかを調べ,雑穀の違 いによる脂肪酸組成 とそれに基づ く抗癌効果の関係を明 らかにすることで,機能性食品素材 としての雑穀の新たな領域を拡大す ることを目的 とした。
〔研究方法〕
1 . HDAC
スク リーニ ング系3)市販 されているキ ッ ト
( AX‑5
01,BI OMOL)
を多少改変 した,次 の方法で行 な った。co l o rdeLps Subs t r at e
(基質)5F L l
をHDACASSAY BUFFER
(緩衝液)4 9 5F L l
で希 釈 して基質 とし,Nuc l e a rExt r a c tf r o m He LaCe l l s
(酵素)5 0F L l
を緩衝液5 0〟
1で希釈 し酵素源 とした。 また,Co l o rdeLys De v e l o pe r
(発色液)3 0F L l
を緩衝液5 7 0F L l
で希釈 し 発色液 とした。9 6
穴プ レー トに,それぞれ緩衝液1 8
pl,基質2 5
FLl,サ ンプル2
FLl,酵素5F L l
を順次加え全量 を5 0pl
とし,3 7
℃で6
時間反応 させた.その後発色液2 5F L l
を加え,3 7
℃で1 9 4
個 人 研 究
1 0
分間反応 させ,4 0 5nm
の吸光度 をプ レー トリーダーで測定 した。 メタノールをサ ンプル とした ものを コン トロール値 と し,色 を有す る抽 出物 のブランクとして緩衝液7 3〝
1にサ ン プル2/ J l
を加 えた ものを測定 し,HDAC
阻害 (%) を計算 した。2 . CYP1 7
スク リーニ ング系1・4)平成
1 5
年度 の本 申請研究 とはぼ同様 の方法,すなわち0 . 1 M
リン酸 ナ トリウム緩衝液( pH 7
.4)(2mM MgC1 2 ,0 . 2 mM EDTA,0 . 2mM DTT
含有)1 2 5F
Ll ,1 0mM NADPH1 2 . 5
FLl,1 . 2 5mM
プ ロゲスデ ロ ンあ るいは1 7α
‑ヒ ドロキ シプ ロゲステロ ン5
pl,メタノール 5F L l
(サ ンプル溶解液),ラッ ト精巣 ミクロソーム画分( 2 5F L g
タ ンパ ク) を加 えて全量 を2 5 0F L l
とし,3 7
℃で2
時間反応 を行 い,1N HC1 5 0〝
1加 えて反応 を停止 させた。 これに酢酸 エチル1m
lを加 えて,生成物である1 7α
‑ヒ ドロキ シプ ロゲステロンあるいはア ン ドロステ ンジ オ ンを抽 出 し,酢酸 エチル層81 0〟
1を遠心 エバ ポ レーターにて乾固後 メタノール9 0〟
1に溶 解 した。 この うち2 0〟
1をHPLC
に供 して各々の ピーク面積 を定量 し,メタノールを加 えたものをコン トロールとして阻害 (%) を計算 した。
3 .
各種雑穀 に含 まれ る活性物質 (脂肪酸)の抽出本学栄養化学研究室 の西滞直行教授か ら恵与 された,産地 と栽培法の異 なる各種雑穀 (モ チア ワ,ヒエ,モチキ ビ) を グ ライ ンダーにて粉末化 した後 ,メ タノール抽 出を行 い
1 0 mg/ m
lの濃度 に調整 した。 そのサ ンプルをHDAC
阻害活性測定,癌細胞毒性試験,並 びに 脂肪酸組成 ・含量 の定量 などに用 いた。4 .
各種雑穀中の活性物質 (脂肪酸) の含量測定市販 の リノール酸 ,オ レイ ン酸,リノ レン酸 を標準物質 と して,各種雑穀 のメタノール抽 出物 中 に含 ま れ る脂 肪 酸 の含 量 を
HPLC
を用 い て 定 量 した。 条 件 は,SHI SEI DO CAPCELLPAR ( 4. 6¢×1 5 0 m m ),Me OH :H
20 : CH
3COOH‑9 0:1 0:0. 1 ,1ml / mi n,2 1 0 nm
で分析 した。5 .
雑穀 と脂肪酸 の抗癌試験HDAC
阻害活性 とその脂肪酸組成 ・含量 を明 らか に した雑穀 のメタノール抽 出物 ,並 び に脂肪酸 の代表 と して リノール酸 について,ヒ ト慢性骨髄性 白血病細胞K5 6 2
と,ヒ ト前立 腺癌 細 胞LNCa P
に対 す る抗 癌 活 性 を調 べ た。 方 法 は,K5 6 2
細 胞 は5×1 0
4c e l l s /m
l,LNCa P
細胞 は1×
11 0
5c e l l s /m
lの濃度 で9 6
穴 プ レー トに1 0 0F L l
播 き,同時 に5F L l
のメ タノールに溶解 したサ ンプルを添加 し
,3 7 ℃,4
日間培養 した。 その後,MTT
溶液を添加 し さ らに4
時間培養後,5 7 0nm
の吸光度 を測定 し,コン トロール との比か ら生育 %を計算 した 。
〔結果 と考察〕
1. 各種脂肪酸 の
HDAC
阻害活性雑穀 中に含 まれ る リノール酸 に
HDAC
とCYP1 7
阻害活性が認 め られた ことか ら,市販F a t t ya ci d S t r u c t u r e I n hi bi ti o n( l C 5 0 , m M ) H D A C C Y P 1 7 C4: 0B u t y r i ca ci d
C6: 0H e x a n oi ca ci d C I O: 0D e c a n oi ca ci d C 1 4: 0M y r i s ti ca ci d C 1 8: 0S t e a r i ca cI ' d C 1 8: 10I ei ca cl l d C 1 8: 1Ri ci n ol ei ca ci d C 1 8: 2Li n ol ei ca ci d( L A ) C 1 8: 2Li n ol e ai di ca ci d C 1 8: 2C o n j u g a t e di s o m e ro fL A C 1 8: 3α‑ Li n oL e ni ca ci d C 1 8: 3 γ‑ Li n oL e n i ca ci d C 2 0: 0D o c o s a n oi ca ci d C 2 0: 4A r a c hi d o ni ca ci d C 2 0: 5Ei c o s a p e n t a e n oi ca ci d C 2 2 : 6D o c o s a h e x a e n oi ca cl l
0
・
へ八c H 0 . 4 5
0
′
〉 へ 八c O H
八 へ / ‑人 c H
′ ノ \ へ へ /
へ〉/\〉八c 0 H
O
9 0
C H9 0
1 2 9 . = = \亡、 〈 〈 〈 0 ^
C H
C H 1 . 3 1 0 . 2 2 C H o . 7 3 c H 0 . 5 1 0 . 0 8 0
・\ / \ 以 c H
未測定l l9 0 hノ a
^ ^ ^八 1 51 2 9 0
1 4l l8 5 0
C H 0 . 5 5
未測定c H 0 . 4 6
未測定0 . 3 8 0 . 2 0 c H
未測定c H O ・ 2 7 0 ・ 1 9 0 . 4 0
未測定0 . 3 6 0 ̲ 3 1
‑:i n h i b i t i o nw a sn o tr e c o g n i z e da t1 m M.
図 1
各種脂肪酸の構造.並びにHDACとCYP17 阻害活性
の各種脂肪酸 について
HDAC
とCYP1 7
阻害活性を測定す ることにより構造活性相関を調 べた。本実験 は,本研究開始以前 より継続 して行なっていた ものであ り,その結果 も含めた ものを図 1に示 した。文献 どお り,古典的なHDAC
阻害剤の短鎖脂肪酸である酪酸 は阻害 を示 した( I C
50‑0 . 4 5mM)
が,その他の飽和脂肪酸類 は1mM
で阻害を示 さなか った。 ま た,C1 8
の脂肪酸で比べ ると,不飽和度が高 くなるに従 って阻害活性が高 まる傾向が認め ら れ,一方,水酸基が結合 した リシノール酸では活性が低下 した。 さ らに,長鎖不飽和脂肪酸 では,アラキ ドン酸やDHA
などの鎖長の長 い物質の阻害が高 くなる傾向が認め られた。個 人 研 究
2 .
各種脂肪酸 のCYP1 7
阻害活性HDAC
阻害活性 とCYP1 7
阻害活性 との関係 を調 べ るため に,HDAC
阻害活性 を有 した 脂肪酸 を中心 にCYP1 7
阻害活性 を調 べ た。 その結果 ,飽和脂肪酸 の酪酸 や ステア リン酸 で は阻害が認 め られないが,長鎖不飽和脂肪酸 で は阻害 が認 め られた (図 1)。 また,不飽和 脂肪酸 の中で は, リノール酸 が最 も強 い阻害活性 を示 した(
IC5 0 ‑0. 0 8mM)
。 この結果 よ り,長鎖不飽和脂肪酸 で阻害活性 が認 め られ ることは両方 で共通 で あ るが,HDAC
阻害 の 場合で は飽和脂肪酸 の中で酪酸 にのみ阻害が認 め られ ること,またCYP1 7
阻害 の場合で は,C1 8
の不飽和脂肪酸 の活性がHDAC
阻害 よ り約6
倍強 いな どの特徴が認 め られた。3 .
雑穀 に含 まれ る脂肪酸 の簡易定量雑穀 の抽 出物 に
CYP1 7
とHDAC
阻害活性 が認 め られ,一方 で リノール酸以外 の長鎖脂 肪酸類 に も両者 の阻害活性 が認 め られた (図 1)。 この ことは,雑穀 の酵素 阻害活性 が含 ま れ る脂肪酸 の種類 と含量 に基 づ くことを示 してお り,その ことを確 かめ るため にHPLC
を 用 いて,代表 的な脂肪酸 の簡易定量 を行 な った。保持時間が離 れていて確実 に分析 で きる3
種 の脂肪酸 ,リノール酸 ,オ レイ ン酸 ,リノ レン酸 につ いて分析 を行 な った結果
,2 0 0 4
年度 産 の各種 モチアワ,ヒエ,モチキ ビ全 て において リノール酸 の割合 が最 も高 い ことが確認 さ れた (図2
)。平 は,穀類 においてオ レイ ン酸 と リノール酸 の含量 には高 い負 の相 関があ る と述べてお り5),その ことと今回の結果 は矛盾 しなか った。4. HDAC
阻害活性 と抗癌活性脂肪酸組成 を調 べ た
7
種 の雑穀 の メ タノール抽 出物 において,HDAC
阻害活性 ,並 びに 脂肪酸含量 と ヒ ト慢性骨髄性 白血病細胞K5 6 2
に対 す る抗癌活性 を調 べ ると,その両者 には 相関傾 向が認 め られ た (図2
)。 また,HDAC
とCYP1 7
阻害活性 が強 い,C1 8
の不飽和脂 肪酸 の リノール酸 について抗癌活性 を調 べた ところ,K5 6 2
細胞 とヒ ト前立腺癌細胞LNCa P
に対 し,それぞれ
I C5 。 ‑6 8〟M,1 9 3〟M
で抗癌活性 を示 した。 これ は,HDAC
とCYP1 7
無農薬モチアワ 有機栽培モチアワ 無農薬ヒエ 有機栽培ヒエ 無農薬モチキビ 有機栽培モチキビ 市販モチキビ
0 . 0 4 . 0 8 . 0 1 20
重量 (mg/g)
図 2
各種雑穀の脂肪酸組成とHDAC
阻害活性,並びに抗癌活性K 5 6 2
cells (lC50,〟g/ml)3 0 0 6 9 3 6 9 8 5 3 8 6 6 2 4 2 3 1 ﹀
1 97
に対 す る阻害 活 性 の強 さ ( I C5 0 ‑5 1 0 ,8 0〝M) と脂 肪 酸 の膜 透 過 性 や特 異 性 の面 か ら考 え た 場 合 妥 当 な値 で あ る こ と,す な わ ち脂 肪 酸 の CYP1 7 阻 害 や HDAC 阻 害 が抗 癌 活 性 と結 び つ いて い る こ とが推 定 され る。
5 . 各 種 雑 穀 中 の リノ ール酸 と HDAC 阻害 活 性 との関係
ヒエ,モ チ キ ビに含 まれ る HDAC と CYP1 7 阻 害 の メ イ ン物 質 が , リノ ール酸 で あ る こ とが 明 らか にな った こ とか ら,市 販 の リノ ール酸 を用 いて ,様 々 な雑 穀 類 の シス型 リノ ール 酸 含 量 の測 定 が可 能 とな った。 正 確 な含 量 に関 して は今 後 精 密 な分 析 が 必 要 で あ るが ,逆 相 カ ラムを用 いて 9 0 % Me OH‑ 0 . 1 % CH3 COOH,2 1 0 n m にて簡 易 測 定 す る と,図 3 に示 した よ うに,同 じ ヒエ,モ チ キ ビで も種 類 や栽 培 法 に よ って含 量 に大 きな違 いが あ る結 果 が得 ら れ た 。HDAC 阻 害 の結 果 に比 例 して ,活 性 の認 め られ な か った モ チ ア ワ類 の リノ ー ル酸 の
[
亘 垂] [亘 垂 ]/
モチアワ( 韓国) 無農薬モチアワ 有機栽培モチアワ 市販モチアワ 無農薬モチアワ( 猫足 、 2 0 0 1 年度産) 無農薬モチアワ( 岩手在来 、 2 0 0 1 年度産) 無農薬モチアワ( 二戸在来)
[二三 三コ
無農薬ヒエ( 二戸在
来)有機栽培ヒエ 市販ヒ
エ無農薬ヒエ( 二戸在来、 葛巻産)
市販モチキビ モチキビ( 韓国) 無農薬モチキビ( 二戸斗米、 葛巻産) 無農薬モチキビ( 二戸斗米、 浄法寺町) 無農薬モチキビ( 黒、 浄法寺町) 無農薬モチキビ( 二戸斗米 、 2 0 0 4 年度産) 有機栽培モチキビ
1 9 8
譜鰍 学際 を 脱 孤 ∵∵
漆蒜
実態
棚2 2 1 1 1 3 4 3 3 4 7 2 3 1 9 %阻害 %阻害 %阻害 %阻害 %‑ %阻害 %阻害 %阻害 %阻害 %阻害 阻害 l 6 4 % 阻害
6 % 阻害
6 3 堂 l : コ 6 4 % 阻害
‑ 器 機
6 6 % 阻害 漕準崇 準照妻 . 7 l % 阻害
災 義 抄紙 漁 家 ≡ 瀦W 琵群発 ぎ 望 安 宅等 妥 l8 9 旧.
W 】 g 遼 l 5 3 %阻害 l l l 0 . 0 4 . 0 8 . 0 1 2 . 0 1 6 . 0 2 0 . 0
mg/g
図 3
各種雑穀の シス型 リノール酸含量 と
HDAC阻害活性
個 人 研 究
含量 はいずれ も
2. 0mg/g以下 と低 い ものであ り,また,活性が認 め られた ヒエ とモチキ ビ
では,7.0mg/g以上含 まれて いると5 0%以上 の阻害活性 を示す ことが明 らかにな った。 モ
チキ ビの多 くで リノール酸 の含量が高 い ことが認 め られ る一方,ヒエで は一部 の ヒエでのみ7m g/g以上 を超 え るものが認 め られ るのみであ った。穀類 の脂質含量 と脂肪酸組成 につい
ての研究 に,既 に平 の総説があるが,本研究で は様 々な種頬 の雑穀 を用 いて,生物活性 の視 点で活性物質である脂肪酸 を解析 した点 に発展性がある結果であると思われ る。〔要 約〕
日本 において癌 は死因の第
1
位 を占め続 け,性 ホルモ ン依存性 の乳癌,前立腺癌 は年 々増 加傾向にある。我 々は,癌 と関わ るHDAC
とCYP1 7
阻害 スク リーニ ング系 によ り,雑穀 の ヒエとモチキ ビに阻善活性 を見出 し,活性物質 を リノール酸 と同定 している。 そ こで,本研 究で は,市販 の各種脂肪酸 につ いて両方 の活性 を測定 して,その構造活性相関を明 らかに した。雑穀 の酵素阻害活性 は,雑穀 中に含 まれ る リノール酸 の含量 に比例 してお り,それは抗 癌活性 とも相関 していた。 また,雑穀 の栽培法や生産地や種類 によ り脂肪酸組成 と含量が異 な り,それが雑穀 自体 の生物活性 に反 映 して いることが示唆 された。 すなわち雑穀 の中で ち,CYP1
7
阻害活性 もHDAC阻害活性 も示 さなか ったアワは,調べた全ての もので脂肪酸
含量,特 に リノール酸含量が低 いとい う結果が得 られた。一方 ,モチキ ビで はその含量が高 く,リノール酸が7mg/g以上含 まれ る雑穀 は,50%以上の HDAC阻害活性 を有す ることが
明 らか とな った。今回の研究 はあ くまでi n ui t r
oの酵素 ,並 びに細胞 レベルの結果である ことか ら,今後脂肪酸含量が異 なる雑穀 を会 した時の男性 ホルモ ン値 の低下作用や抗癌効果 の実験が重要であ り,その結果雑穀の抗癌 に関わ る機能性が詳細 に明 らかになるもの と思わ れる。文 献
1 )
木村賢一 :穀類,豆類抽出物のCYP17
に対する阻害作用の検討とその活性物質に関する研究, 平成15
年度㈲飯島記念食品科学振興財団年報,14 4‑1 4 8,2 0 0 5 .
2) 木村賢一 :酵素や遺伝子変異酵母を用いて見出された食材からの機能性物質‑薬と食の接点を めざして‑,食品工業,5