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2018(平成 30)年度 事業報告

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Academic year: 2022

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(1)

2018(平成 30)年度 事業報告

社会福祉法人 この街福祉会

【第2号議案】

(2)

【目 次】

法人全体・・・・・・・・・・・・・・ 1

この街学園・・・・・・・・・・・・・ 3

第2この街学園・・・・・・・・・・・ 5

この街支援センター・・・・・・・・・ 8

この街相談支援センター・・・・・・・ 10

この街ホーム・・・・・・・・・・・・ 11

多機能型施設モモ・・・・・・・・・・ 13

この街きっず学園・・・・・・・・・・ 15

あおぞら工房諏訪・・・・・・・・・・ 18

(3)

1

【法人全体】

1.基本理念に基づき一致団結して行動

法人の事業展開における普遍的なテーマとして位置付けられている法人理念について、全 役職員が意識して業務にあたった。

事業運営>

種別 事業 拠点 サービス内容等

第 2 種

障害福祉サービス事業

この街学園 生活介護 第2この街学園 生活介護

就労継続支援 B 型

この街支援センター

居宅介護 重度訪問介護 行動援護 この街ホーム 共同生活援助 多機能型施設モモ 生活介護

就労継続支援 B 型 あおぞら工房諏訪 就労継続支援 B 型

相談支援事業 この街相談支援センター

地域相談支援 計画相談支援 障害児相談支援 移動支援事業 この街支援センター 移動支援

障害児通所支援事業 この街きっず学園

児童発達支援センター 保育所等訪問支援 放課後等デイサービス

放課後児童健全育成事業 この街支援センター 学童クラブ 放課後児童クラブ

公益事業 障害児(者)タイムケア事業

この街学園

タイムケア 第2この街学園

この街支援センター 多機能型施設モモ この街きっず学園

福祉有償運送事業 この街支援センター 福祉有償運送

【法人理念】

この街福祉会は 地域との共生をはかり 利用者の幸せのために 温かい支援を常にもとめ 利用者の自立と尊厳の維持に努めます

(4)

2

2.地域ニーズに応じた事業体系の検討と推進、新体制・重点事業所の円滑な運営

(1)多機能型施設モモ分室

多機能型施設モモ分室の整備を行い、生活介護事業の定員拡大と支援場所の拡充を行った。

2 か所での運営となり、より柔軟性が求められる中、職員個々のスキルアップや事業所全体 でのチーム支援力向上を意識し、徐々に利用者受入拡充に繋がっている。

(2)この街ホーム

入居者の支援度合や 4 ホームの立地等により、手厚い人員配置が求められる事や、必要な 支援の質の確保等に基づき、体制・運営の両面において法人全体で支えながら事業を実施し た。そのため、拠点単体としては継続して厳しい運営状況であるが、この数年で人材育成力 向上や職員体制の再構築をはかる必要がある。また、それらを踏まえた今後の望ましい運営 の仕組づくりに向けて、関係各所と協議しながら進めて行く事も必要となる。

(3)児童発達支援

諏訪地域の児童発達支援における拠点として重要な役割を担っているこの街きっず学園 において、個々のニーズや地域全体のニーズ等を考察しながら事業を実施した。試行ではあ ったが、土曜日の事業実施機会を増やしながら、さらに次年度の計画へと繋がる一年だった。

3.第四期ローリングプランの推進

第四期ローリングプラン(29 年度~31 年度)の 2 年目として、主には「危機管理対策」「コ ンプライアンス」「人材育成」の推進に努めた。特に人材育成については、法人内の新任職 員研修・メンター制度・中堅職員研修等の階層的取組において新たな計画を実施し、今後の 基礎となる重要な取組みとなった。

4.社会福祉法人法改正に基づく運営管理

平成 29 年度から本格的に実施された社会福祉法人法改正の趣旨に基づき、法人運営の透 明化やガバナンス強化に向け、管理者を始めとした全役職員の意識向上に努めており、ロー リングプランの推進と合わせて更なる充実が求められている。

(5)

3

【この街学園】

1.概況

収支面においては退所者発生による減収分を目標値最後まで補えること無く(1.2 名減⇒新 規 0.4 名増)決算を迎えざるを得なかった事が課題として残った。また、職員に於いてメンタ ルヘルス面の対策が必要な事案があり、事業所だけでなく法人全体として今後の課題である。

2.利用者の状況

・契約利用者数 30 名 ・平均年齢 28・1 歳

・1 日平均利用者数 22.9 名 ・年間開所日数 243 日(職員勤務 243 日)

3.職員体制

・管理者 1(常勤換算 1) ・支援現場職員 17(常勤換算 13.6) ・看護師 1(常勤換算 1)

・事務職員 2(常勤換算 0.8)調理員 3・(常勤換算 1.7)・運転員 2(常勤換算 1.2)

4.施設活動の状況

『生産活動』

・「生活介護事業所」との認可になってからは、収益を得ることよりも働く喜びを分かち合う 機会に意義を求めることとし、ラベンダー利用者さんにとっては自分の能力を超えた業務に追 われることもなく、マイペースで楽しさを感じながら活動いただけたご様子である。

『余暇活動・行事』

・ハーブ祭クリスマス会共に盛況であり、障害者、この街学園に対する理解・認知促進にもな っている。運営方法を変更したハーブ祭もアンケートの内容を拝見すると天候への課題以外は 概ね好評であった。天候への課題として多く挙がった暑さ対策として時期をずらす等の検討を したい。

・諏訪圏域の各障害者施設との合同運動会参加により外部施設との交流も図った。諏訪養護学 校を卒業された方々にとっては同窓会の様な懐かしさとともに楽しまれていた。

『創作活動』

・1 昨年度より定期的に絵画・唱歌を導入しているが、共に沢山の利用者さんが楽しく活動が できるようになり、導入の成果があったと実感している。

『社会活動』

・福祉系の大学生の 2 名の方々の受け入れを実施。

・30 年度見学者数計 76 名(3・26・4・22・1・4・5・6・1・2・1・1 名)の見学者受け入れ。

(昨年比 8 名減)

『他機関との連携』

・長野県社会福祉協議会に施設長が 3 回出席。

・昨年度に諏訪地域自立支援協議会長に施設長が就任し、関連会議に 8 回出席。

・長野県知的障がい福祉協会に副施設長が広報委員として関連会議等に 6 回出席。

・諏訪養護学校評議員会に施設長が 2 回出席、同入学式・卒業式に列席。

・昨年度に知障協障害者福祉協会企画委員長に施設長が就任(兼務)し関連会議に 6 回出席。

・茅野市社会福祉協議会評議員に施設長が就任(兼務)し関連会議に 4 回出席。

(6)

4

・ケア会議等により適宜職員と他機関との連携を数多く行った。

『職員のスキルアップ』

・現場職員には月/2 回のスタッフ会の後半に適宜職場内研修の時間を設け実施。

・職員が職場内外研修に計 14 回参加(昨年比 2 減)。

・主任者会主催の法人内研修に 2 回参加。

・主任者会企画の他事業所交流等により切磋琢磨する機会が 3 回あった。

『危機管理』

・法人の危機管理委員会にて最良の法人・事業所を目指して 2 回の協議を行った。

『30 年度の苦情件数』:1 件:職員のご家族への対応内容に不満⇒解決。併せて職員間にて内 容や今後の対応にて協議・周知済。

『30 年度の事故件数』:①利用者さんの帰宅時に忘れ物をさせてしまった:5 件、②利用者さ んへ怪我をさせてしまった:4 件、③A 利用者から B 利用者への持参品を破損させてしまった:

3 件 ⇒①、②、③共にお詫びをし職員間にて内容や今後の対応にて協議・周知済。

5.その他

『反省及び 31 年度へ向けた課題』

・収支面において、一昨年のように利用者受け入れ枠限度を超えてしまう可能性がある場合に 神経質になり、少なければまた利用者増員対策に神経質になる。人様の心の持ようをこちら側 で強引に変えられることもできないので、利用者さん数と職員数のバランスについては引き続 き予測も含め注視していきたい。

・職員及び利用者家族へのメンタルヘルス対策に胸を痛めた(退職や利用者家族の強い苦情に よる心身ケア等)経緯があり、引き続き法人全体で研究しつつ、次年度は具体的な体制づくり に努力したい。

(7)

5

【第2この街学園】

1.概況

運営面での安定を目標に掲げて取り組んだ 1 年であったが、マイナス収支で終わることにな った。経費の削減努力はしているが、それだけでなく利用料収入を上げていかなければ改善で きない課題であることを実感する 1 年であった。

また、前年度の感染症等で大きくマイナス収支になってしまった教訓等を生かし、感染症対 策や、支出の多かった車両事故等のリスク対策に関しても意識して取り組めた 1 年でもあった。

就労面では、前年度の工賃実績が次年度の報酬単価に反映される報酬体系になり、特に就労 支援B型事業の工賃アップを掲げ取り組んできた。単価の見直し等で、B型の月当たりの工賃 は上がり、そのことに伴い生活介護事業の月当りの工賃額は下がってしまったが、年 3 回の賞 与を支給することで、結果両事業の工賃アップを図ることが出来た。

就労面以外では、余暇活動の充実の希望が多い中、今までよりも行動範囲を広げ活動を行っ た。余暇活動で充実してもらう事、工賃アップの取り組みとバランスを見ながら余暇活動の計 画を立て行うことが出来た。

また、作業種の見直しではポスティング作業の縮小をはかった。ポスティングの収入が減っ たが、負担を減らすこと、効率の良い作業を増やす、生活介護の利用者さんへの作業以外での 個別支援に時間を当てられるなど、結果としてはプラスになる面が多かった。

2.利用者の状況

【生活介護:定員 16 名】 【就労継続支援B型:定員 10 名】

・契約利用者数 23 名 ・契約利用者数 12 名

・1 日平均利用者数 14.5 名 ・1 日平均利用者数 7.7 名

・開所日数 248 日 ・総開所日数 289 日

※土曜開所を不定期で開催。 (月~土ローテーションによる)

3.職員体制

【生活介護】

・ 事務兼生活支援員 1 名(1)

・ 生活支援員 8 名(6.7)ホーム兼務 3 名

・ 看護師 1 名(0.6)きっず学園兼務

【就労継続支援B型】

・ 職業指導員 1 名(1)

・ 目標工賃達成指導員 1 名(1)

・ 生活支援員 1 名(0.2)生活介護兼務

【共通】

・ 管理者兼サービス管理責任者 1 名(1)

・ 事務員 1 名(0.2)

・ 調理員兼栄養管理士 1 名(1)

・ 運転手1名(0.5)

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6

4.施設活動の状況

(1)主な活動(作業)内容

(2)重点取組 【共通】

① 作業種の見直し・・・効率の悪いポスティング作業縮小、その他の活動を充実

② 工賃単価の見直し・・・技術・体力を使う作業の大幅な評価を単価に反映。

③ 賞与の支給回数の固定・・・利用者さんの作業意欲の向上と、職員の:工賃アップへ の意識づけにつながった。

④ 余暇活動の新たな取り組み・・・本栖湖、みはらしファーム、坂城町

⑤ 活動する環境の整備・・・より活動に取り組みやすい様、整理整頓及び、備品家具 等の配置変更等を行った。

【生活介護】平均工賃 2,588 円➝3,026 円

① 個別支援・・・個々の心身機能の維持または向上のための活動を取り入れた。

② 工賃単価の見直し・・・月々の収入は減額となるが、賞与支給することで前年度を 超える工賃を支給。

③ 新規作業・・・図書館蔵書のフィルムコート作業(練習)を取り入れた。

【就労継続支援B型】平均工賃 6,610 円➝8,356 円(県届出にもとづく)

① 工賃単価の見直し・・・生活介護と差を出すため全体的に単価アップ。

② 作業評価・・・利用者さん個々の作業について評価をする機会を作った。

③ 個々に合った作業の提供

5.その他

(1)安定した運営。

・新規利用者の受け入れをしたが、年度途中で入院となってしまう ・経費の削減に心がけることができた。

・経年劣化による今後必要になるものを把握。

(2)職員のスキルアップ

・外部研修、内部研修への積極的参加を促した。

生活介護】

① アルミリサイクル事業

② 受託作業(就労継続B型と連携)

・ ポスティング

・ ダイレクトメール

・ 古川通り維持管理

・ 店舗オリジナル商品製作

③ 事業所PR活動(チラシ作り)

④ 余暇活動

⑤ 環境整備活動

⑥ 図書館蔵書フィルムコート作業

【就労継続支援B型】

① 就労支援店舗

(テイクアウトから揚げ専門店)

・ から揚げの製造、新商品の開発

・ 弁当販売、販路拡大

・ 地域のイベント参加、販売

② 受託作業(生活介護と連携)

・ ポスティング

・ ダイレクトメール

・ ガソリンスタンド清掃

③ 環境整備活動

(9)

7

・研修及び会議等への参加で他事業所との繋がりを形成できた。

・資格取得を積極的に勧めた。

・工賃会議を定期的に行う事で、職員の工賃アップへの意識づけができた。

(3)地域、関係機関との繋がり

・地域の活動、イベントへの参加(四王祭り、子供祭り、諏訪湖マラソン等)

・外部実習、事業所見学の受け入れ(養護学校、専門学校等)

・事業所前並木通りの景観整備(下諏訪町優先調達による)

・保護者会(月次保護者会、懇親会、りんご祭り、エアコン寄附)

・真心販売先(岡谷市役所、諏訪市役所、下諏訪町役場、警察署、共立病院)

・就労事業取引企業及び団体(諏訪冷熱、ジャパンマグネット、ぷらざ、山本商店、山崎 商店)

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【この街支援センター】

1.概況

事業計画で掲げた、①人材育成・②職務分担の見直し 2 つのテーマに力を入れた 1 年とな った。新任の正規職員を増員し育成し、職務分担と労働状況の改善に繋げる事ができたが、運 営面では厳しい 1 年となった。居宅事業は例年よりやや高い水準を保てたものの、特に移動支 援、学童クラブ事業等で大きく減収。要因は定期利用者の入所や、放課後等デイサービスとの 併用利用又は移行が考えられる。また事業所全体で考える中でも各事業の 1 日当たりの利用者 数が減少しており、特に週末におけるニーズが少なく、時代の変化と共に利用者のニーズも変 化してきている事を実感した年となった。

2.利用者の状況

30 年度契約利用者数

・この街支援センター契約利用者数 150 名

居宅介護 27 名 行動援護 8 名 重度訪問介護 1 名 移動支援 88 名 タイムケア 69 名 福祉有償移送 56 名 30 年度学童クラブ契約利用数

・諏訪市学童クラブ 5 名

・茅野市学童クラブ 16 名

3.職員体制

4.施設活動の状況

『居宅介護・行動援護・重度訪問介護・移動支援』

・居宅介護・・この街支援センターの主力事業として意識していく中で、運営面では前年よ り微増。職員の労働状況を踏まえて日中の依頼への対応を模索して来たが、

ニーズはさほどなかった。利用者の希望する時間帯が重なり対応に工夫も必 要だが、引き続きこの街支援センターの主力事業として捉えている。

・重度訪問介護・・例年と大きく変わらず一定の低い水準で運営面ではやや微増。重症心身 障がいの方々が対象である事から、利用者の体調に左右されやすいが、特に 現状の利用者においては例年と変わらない支援の提供が行えた。

・行動援護・・特に前年と利用者層は変わらず一定の水準で依頼は有り対応していたが、前 年と比較する中ではやや減少気味だった。現在の職員体制では新たな受け入 れが難しい状況もあるため、経験を重ねた職員が資格を取得する事で今後を 見据えていきたい。

・移動支援・・例年と比較する中で毎月前年を下回る状況でだった。利用者のニーズが想定 職員数

管理者 2 名(常勤換算 0.8・1.0) サービス提供責任者兼主任 1 名(1.0) 支援員兼ホームヘルパー 17 名 学童クラブ指導員 21 名

事務員 2 名

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よりも少なかったが、今後意識的に力を注いでいきたい事業。埋もれている ニーズ、余暇のニーズはあるため、引き続き体制作りを構築しながら次年度 に繋げていく必要がある。

・タイムケア・・年々ニーズは減少傾向にあり、利用者の年齢層も低年齢化しています。複 数の支援依頼ではなく単発的な依頼が多く、時代の変化とともにニーズが変 化している事が伺える。

・諏訪市学童クラブ・・放課後等デイサービスとの併用利用から、曜日毎単位での利用が多 く、1 名は固定的な定期利用状況だった。時期や曜日により利用者数が増減 する事から、状況に応じて柔軟な職員体制にしながらの対応だった。

・茅野市・富士見町・原村学童クラブ・・・諏訪学童同様、放課後等デイサービスとの併用 利用者が多く、1 日当たりの利用者数が年々少なくなっている。放課後等デ イサービスのバックアップ的な利用になってしまっている事から、利用実績 の波があり、対応職員も働きにくいという声も上がっている事から、委託先 の市町村と対策を検討している。

・福祉有償移送事業・・引き続き支援と連動したニーズはあるが、前年に比べ定期的な利用 者支援がなくなった事、通所事業所からの委託が無くなった事から、前年よ りは低い運営状況だった。公用車のヴォクシーをグループホーム事業部に移 管した。

・余暇行事(GET・夢ぽっけ)・・引き続き根強いニーズがあり、内容や対応人数等に試算を しながら対応。移動支援で対応する事で採算性は良くなってきたが、職員体 制により工夫が必要である。試行的に少人数開催の試みを行った成果を、次 年度に繋げて新たなスタイルを模索していく必要がある。

5.その他

『他機関との連携』

・各市町村福祉課 ・諏訪圏域障害者自立支援センター オアシス

・諏訪圏域障害者就業・生活支援センター すわーくらいふ

・諏訪圏域自立支援協議会

『職員のスキルアップ』

・行動援護従事者研修 ・障害者虐待防止研修 ・諏訪圏域新任職員研修

・福祉有償移送運転者講習 ・精神障害者地域生活支援関係者研修

・相談支援従事者研修 ・支援者向けセミナー

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10

【この街相談支援センター】

1.概況

圏域的にも慢性的な相談支援専門員不足であるが、1 人当たりの対応件数も限られる事から、

ケースを他事業所に移行しながら事業所体制を整えている状況。特に障がい児相談が増加傾向 にあるが、圏域にも対応可能な事業所が少ない事から難しさが出て来ている。

求められる業務は多い中、職員のスキルや経験に併せて効率は上がっているが、対応件数が多 い事から業務に追われていた。運営面に関しては、前年より地域移行相談支援と障がい児相談 が増えた事から、前年度より良い事業運営が出来た。

2.利用者の状況

30 年度相談支援事業契約者数 286 名

指定一般相談支援事業 30 年度作成延べ件数 19 件 指定特定相談支援事業 30 年度作成延べ件数 510 件 指定障がい児相談支援事業 30 年度作成延べ件数 269 件

3.職員体制

4.施設活動の状況

職員体制により特定事業所加算Ⅳを取得し取り組んできた事で、運営面では前年より良い状 況を作る事が出来た。又、各自 1 人での業務が多い中、定期的なスタッフ会を設ける事で、そ れぞれの状況、困り感の共有や解決策の提案と協力、地域や制度の動きに関して共有出来る事 が増えている。

5.その他

『他機関との連携』

・各市町村福祉課 ・諏訪圏域障害者総合支援センター オアシス

・諏訪圏域障害者就業・生活支援センター すわーくらいふ

・諏訪圏域自立支援協議会(専門部会含む)・諏訪圏域障害福祉サービス事業所

・病院関係者 ・長野県相談支援専門員協会

『職員のスキルアップ』

長野県相談支援専門員協会主催の研修

・相談支援専門員初任者研修 ・相談支援専門員現任研修

・地域移行、地域定着支援研修 ・諏訪圏域内での研修

・相談支援専門員スキルアップ研修(相談支援部会主催) ・ケアマネジメント連絡会 職員数

・管理者兼相談支援専門員 1 名

・専任相談支援専門員 1 名

・兼任相談支援専門員 1 名

・非常勤相談支援専門員 2 名

常勤換算

・管理者兼相談支援専門員 0.3

・専任相談支援専門員 1.0

・兼任相談支援専門員 0.7

・非常勤相談支援専門員 1.1

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11

【この街ホーム】

1.概況

この街ホーム・ここんち・さくら・たんぽぽの 4 住居において、22 名の方々が生活を送られ ている中、家庭的な温かい雰囲気を大事にしながら事業に取り組んできた。また、日々ライフ スタイルが変化する入居者さんへの柔軟な対応を図っている。

課題である人材確保・体制面において、正規職員 2 名やその他兼務職員も新たに加わり、そ の事で支援面や労務面などにおいて好循環がうまれている。引き続き人材の確保に力を注いで いきたい。

たんぽぽの建物の老朽化については、現在の入居者さんの生活を支えるべく、調査会社が入 るなどして現在進行形で話が進んでいる状況である。

この街ホームは土石流の土砂災害特別警戒区域に、たんぽぽは土石流の土砂災害警戒区域に 指定されており、土砂災害などを想定した避難計画を作成。

経営面の収支は引き続き厳しい状況であり、繰入によるサポートを法人全体で行った。

2.利用者の状況

【この街ホーム】 入居者 7 名 (男性 6 名 女性 1 名)

平日利用(月~木)7 名 週末利用(金~日)4~6 名

【ここんち】 入居者 6 名 (男性 5 名 女性 1 名)

平日利用(日)の夕方~(金)朝 6 名 週末利用(金)~(日) 3~4 名

【さくら】 入居者 4 名 (女性 4 名)

平日利用(月~金) 3~4 名 週末利用 2 名

【たんぽぽ】 入居者 5 名 (男性 3 名 女性 2 名)

平日利用(月~木) 2~5 名 週末利用(金~日) 0 名

・開所日数 365 日(職員勤務日 365 日)

3.職員体制

4.施設活動の状況

【生活支援】

・生活に必要な援助を行う。(直接的な介助や相談などを受ける。)

・日中の通所先や就労先の関係者と連絡や連携を密に図り、それらを生活部分に反映させサ

・ 管理者 1 名

・ サービス管理責任者 1 名 ・主任 1 名 ・専従支援 1 名

・ 常勤兼務支援 15 名(この街支援センター兼務 2 名・この街学園兼務 6 名・第2この街学 園兼務 3 名・モモ兼務 4 名)

・ 非常勤支援 8 名

(14)

12 ポートが行えた。

・入居者の方の日常生活について楽しみを増やすという事で、外食や誕生日に合わせたイベ ントを行った。また週末においては意識して外出の機会(ドライブや散歩など)を多く設 け、気分転換出来る機会などを設けた。

【健康管理】

・日々の健康観察(体温、食事、睡眠、排泄、体重、表情などを生活記録に記入)をしっか り行い適切な対応を図った。

・定期的な受診や突発的な受診などにも柔軟に対応。(付き添いなど)

・服薬の管理。

・法人内の看護師とも連携しながら、医療に繋げて健康管理に努めた。

【家庭との連携】

・定期的な保護者会の開催や、必要に応じて意見交換の場を持ち、意見交換などを行い意思 の疎通を図った。

・連絡帳や電話などを通し情報交換や共有などを図った。

・モニタリング会議の際の、ご家族や関係機関との連携や共通理解。

【非常災害対策】

・この街ホームとたんぽぽは土石流の警戒区域に指定されており、土砂災害などを想定した 避難計画を新たに作成し、職員間では実際に避難場所などに足を運び確認を行った。

・事業所ごとに地区の防災訓練に参加。

・スタッフ会などにて、非常時の対応について確認を行い、装備品や備蓄品などを整える。

【余暇活動】

・この街支援センターの余暇活動『GET』に参加し活動を楽しむ。

・週末や休日に外食などへ出掛けた。(誕生日会など含む)またドライブなどにも多く出掛 け気分転換を図った。

・買い物など。

【地域活動・地域交流】

・地区の出払い作業への参加。

・地区行事への参加。(花見など)

・地区のボランティアの方たちとの交流。(歌活動や散歩やバーベキュー)

【研修・スキルアップ等】

・各事業所のスタッフ会議の開催

・法人内研修への積極的な参加。

・世話人連絡会への参加。

5.その他

ここ数年で少しずつ事業面全体での改善は図れてきているが、現状、人手不足や収支面にお いてはまだまだ多くの課題を残している。現在の形を継続して長期的に事業を行っていくこと は困難であり、事業自体を継続していく為には様々な側面で見直しを図っていかなければなら ない。運営・経営の両側面から、その仕組づくりの再構築に向けて、関係各所と協議しながら 進めて行くことが必要となっている。

(15)

13

【多機能型施設モモ】

1.概況

○生活介護モモ

H30 年度に分室を開設し、利用定員をこれまでの 15 名から 20 名に増員した。

分室に移られた方も、以前どおりの方も、スムーズに新しい生活が始めることができた。

2 軒に分かれたことにより、食事作りや送迎の工夫、スタッフの動き、合同での行事やそ れぞれでの活動など、多くの場面で試行錯誤をしてきた。

○就労継続支援 B 型ぴっぴ

ケーキの製造販売、鹿肉利用のペットフード、織りや刺し子利用の袋物など手芸製品を柱 に、工賃の増額を図ってきた。

経費の按分を見直し、本体会計の負担を減らすことを目標としていたが、売り上げが伸 びず例年並みに戻している。

2.利用者の状況

○生活介護モモ

・契約利用者数 24 名(23 名に年度当初から 1 名増)で始まり、2 月から 3 名増の 27 名。

・1 日平均利用者数 15.4 名 ○就労継続支援 B 型ぴっぴ

・契約利用者数 11 名(10 名に年度当初から 1 名増)で始まり、2 名増の 13 名。

・1 日平均利用者数 6.8 名

3.職員体制

○生活介護モモ

・管理者 1 名(ぴっぴと兼務)

・サービス管理責任者(管理者と兼務)

・常勤支援員 8 名(主任・副主任・ホーム兼務 4 名)

・非常勤支援員 6 名(ぴっぴと兼務 2 名、看護師 1 名もぴっぴと兼務)

正規 1 名が非常勤に異動して、ホーム兼務は 3 名に、非常勤は 7 名にそれぞれ変更。

〇就労継続 B 型ぴっぴ

・管理者 1 名(モモと兼務)

・サービス管理責任者(管理者と兼務)

・常勤支援員 2 名(副主任・非正規常勤 1 名)

・非常勤支援員 6 名(内 3 名は常勤換算合計 1 で目標工賃達成指導員。2 名と看護師はモ モと兼務)

4.施設活動の状況

○生活介護モモ

2 軒に分かれた後、どちらかに集まったり、ゆいわーくに集合したりするような、集まる 機会を頻繁に設けるよう計画していたが、いざ分かれてみるとそれぞれの場所で居心地よ く過ごせており、集合はゆいわーくや交流のみに落ち着いた。

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旅行では、入場料が無料になった富士急ハイランドで一日楽しんだ。また、家族会からの 寄付を旅行のためにも使わせていただき、大型バスを運転手付きで借りることができた。

○就労継続支援 B 型ぴっぴ

売り上げが伸び悩んだ原因は、鹿肉のペットフードに過大な売り上げ増を見込んでいたこ とで、安定的な仕入れと販売先の拡大が課題となった。

ケーキの製造販売は安定的、手芸品は注文で作る袋物の他、バザーでも売り上げを伸ばす ことができた。

春、秋、3 月に、山梨方面へ出かけた。

5.その他

H31 正月にぴっぴの大家様がお亡くなりになり、ご家族が引き継いでくださった。

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【この街きっず学園】

<この街きっず学園>

1.概況

近年、要保護家庭が増えている傾向にある。乳幼児期の子どもの成長には家庭の安定や情緒 の安定が欠かせないため、ご家庭を支える重層的な支援の輪を、在籍している間に丁寧に働き かけて繋げている。

ここ数年、保育園の大きな集団に入る前に療育を受けて落ち着き、力を発揮し、希望する地 域の保育園や学校へ入学する子どもたちが増えている。また、重症心身障がいのある児童の入 園に当たっては、主治医・訪問看護師や市町村と連携し情報を共有しながら、子どもらしい生 活・安全な療育の場の保障をしてきたことで、医療機関から療育への紹介も増えている。今後 も圏域の児童発達支援センターとして、早期相談と早期療育の役割を誠実に果たしたい。

今後の課題は、就労する保護者が増える中で、そのニーズにどう応えていくかである。人生 の大事な基礎となる乳幼児期の親子の愛着関係を大切に考えながら、何をなすべきか真摯に向 き合いたい。

今年度の経営は、昨年度の経験を生かし、地域で蔓延した流行性感冒にいち早く対応した。

早めの情報発信、学校・保育園や家族の体調の聴き取り等予防の徹底に看護師を中心に職員全 体で努めたことと、ご家族が感染に弱い子どもたちの通園する園の性質を理解し協力してくだ さったことで、感染拡大を防ぎ、出席率を伸ばすことができた。

2.利用者の状況

・開園日数:約 241 日

・定員 35 名(内、5 名重症心身障害児)現員:4 月 1 日付 47 名内 5 名併行通園(保育園・盲 学校幼稚部・児童発達支援)11 月 1 日付 50 名、3 月 1 日付 49 名

・卒園:10 名(諏訪養護学校 4 名,花田養護学校 2 名,各地域の小学校 4 名)

・退園:5 名(各地域の保育園へ移行)

・出席率:平均 36 名 約 103%

・年齢別児童数:5 歳児:10 名,4 歳児:14 名,3 歳児:19 名,2 歳:6 名,1 歳:1 名

・市町村別児童数:諏訪市:22 名,岡谷市:11 名,茅野市:5 名,下諏訪町:6 名,富士見町 3 名,原 村:2 名,松本:1 名

3.職員体制

活動別に 5 クラス体制。概ね子ども 1~2.5 名に対して児童指導員 1 名配置

職員数 常勤 16 名〔園 1 名、児童発達支援管理責任者 1 名、児童指導員 3 名、保育士 6 名、

栄養士兼調理師 1 名、調理師 1 名、事務長 1 名、事務員兼支援員 2 名〕、 看護師兼支援員 3 名(常勤換算 2.3 名)、調理員 2 名(常勤換算 1.4 名、)代替保育士 7 名(常勤換算 3.2 名)、 代替調理員 2 名(常勤換算 0.3 名)、理学療法士 非常勤 1 名(常勤換算 0.1 名)、作業療法 士非常勤 1 名(常勤換算 0.7 名)、言語聴覚士非常勤 1 名(常勤換算 0.2 名)、嘱託医(小児 科)1 名、(耳鼻科)1 名、(眼科)1 名、(歯科)1 名、バス運転手(委託)2 名

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4.施設活動の状況

・発達に課題のある子ども一人一人を捉え、発達の遅れや偏り障害特性に配慮し発達を促す。

・生活リズムを整え日常生活における基本的生活習慣を身につける。

・体験の積み重ねにより、社会性・言葉・意欲を育てる。

・活動を通して感覚や運動機能の発達を促す。

・健康・衛生管理を徹底し、個々の成長に合わせた食事形態に配慮し、アレルギー除去対応等、

栄養バランスのとれた給食の提供をする。

・地域社会との交流活動を通じて、集団生活への適応訓練・園内外の子育て相談支援を行う。

5.その他

法外:にこにこ広場(運動遊び)発達の気になる子どもへの地域子育て支援 平均:7 名

<この街きっず学園 放課後等デイサービスふ~もん>

1.概況

昨年度から土曜開所をスタートし、週ごとに利用の学部を小・中・高校生と分けることで、

ゆったりと親子での行事の体験が出来るという声のある反面、学年ごとの人数や参加する行事 への偏りがあった。年度途中からは小・中学生、中・高校生と臨機応変に参加を呼びかけ交流 ができた。今後も試行錯誤しながら、成人期の豊かな生活を保障するために、ふ~もんで過ご す時間以外でも気の合う仲間同士で出かけたり楽しい時を共有したりできるよう、地域の仲間 との交流の機会を作りたい。

また、主たる在籍校とケース会議等を通してスムーズに連携が取れるようになっており、今 後は地域の学校の特別支援学級とも共通認識がもてるよう、子どもの支援の統一化を図りたい。

2.利用者の状況

・開園日数:266 日 ・出席率:平均 12.9 名 約 129% 延べ:3421 名

・契約利用者数:4 月現在:41 名(小学生 25 名、中学生 11 名、高校生 5 名)

・市町村別児童数:4 月現在:諏訪市:16 名、岡谷市:5 名、茅野市:13 名、下諏訪町:3 名、

富士見町:2 名、原村:2 名

3.職員体制

およそ 2.5 人の子どもに 1 人の職員を配置

職員数:常勤 4 名 児童発達支援管理責任者 1 名、介護福祉士 1 名、保育士 1 名、

支援員 1 名、兼務 3 名:園長 1 名、事務 1 名、非常勤 3 名:保育士 1 名、児童指導員 2 名(常 勤換算 2 名)

4.施設活動の状況

・適切な個別支援計画に基づき、放課後や長期休業を楽しく有意義に過ごす。

・子どもが主に過ごす在籍校と連携を図り、相互で本人の発達支援を行う。

・健康で健全な子どもを育成するために、ご家族を含むケース会議等を開催し必要な支援の共 有・相談支援の拡大を行う

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・将来を見据えた上で、子どもの好きなこと・趣味を見つけ、広げていく。

・気の合う仲間作り。

・家族で地域に積極的に出て行けるように援助できる活動の企画をし、自立と社会参加を楽し みながら経験する。

5.その他

看護師の配置を行ったことで、医療的ケアだけでなく、親御さんだけでは中々地域の病院へ 連れて行けずに困っている現状等に、少しでも応えていきたい。

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【あおぞら工房諏訪】

1.概況

平成 23 年度からこの街福祉会が指定管理者となり、就労継続支援 B 型事業所として運営を 始めて 8 年が経過した。

経営面では、30 年度報酬改定で平均工賃月額により基本報酬の単位数が区分され、当事業所 の基本報酬単位数は前年度より下がった。それに加えて利用日数も減少したため、訓練等給付 費収入は前年度に比べて 137 万円の減となり、厳しい運営の年であった。

2.利用者の状況

30 年度も 1 日平均利用者数は 15 名前後で推移した。年間延べ利用者数は 3,599 人(対前年 度比 146 人減)で、訓練等給付費収入は 5.9%減の 22,059,588 円であった。

(1) 開所日数 241 日 (月平均 20.1 日 職員勤務日数 241 日)

(2) 定員 20 名

(3) 契約者人数 30 名(平成 31 年 3 月 31 日現在、前年度末より 5 名減)

新規契約:2 名(男性 1 名、女性 1 名)、退所者:6 名(男性 4 名、女性 2 名)

男女別 男性:17 名 女性:13 名 平均年齢 41.6 歳(前年度 41.2 歳)

(4) 利用状況 開所日の利用者数 3,552 人(前年度 3,701 人 対前年比 149 人減)

1 日平均利用者数 14.7 人(前年度 15.3 人)

3.職員体制

(1)職員体制

常勤 3 名、非常勤 4 名の計 7 名の職員体制であった。

□管理者・施設長(専任・常勤 1 名、生活支援員を兼務)

□サービス管理責任者(専任・常勤 1 名)、□職業指導員(専任・非常勤 3 名)

□生活支援員(専任・常勤 1 名)、□事務員(専任・非常勤 1 名、職業指導員を兼務)

(2)職員のスキルアップ 30 年度に受講した研修

・障がい者虐待防止権利擁護研修会 ・工賃向上セミナーⅠ、Ⅱ

・社会福祉施設における感染症・食中毒等の発生及びまん延防止等に係わる研修会

・主任者会主催研修 ・精神保健福祉担当者研修 ・意思決定支援研修

・苦情対応システム研修会 ・すわ~くネット勉強会 ・発達障害研修(ゆらり)

4.施設活動の状況

(1)自主製品の製造・販売

①菓子類

・食品製造と販売の事業所として、製造、保管、販売すべての場面で安全・衛生の徹底確保を 基本に作業に取り組んだ。

・販売した製品は、保育園・放課後児童クラブのおやつ、選挙啓発物品、贈答用品などに利用 されている。売上額は 237 万円で、対前年度比 6.6%減、就労支援事業収入の 59.7%であっ

(21)

19 た。

②布製品・ビーズ製品

・布製品、アクセサリー、エコバック等の売上額は 65 万円で、対前年度比 13.7%減、就労支 援事業収入の 16.3%であった。

・諏訪市の新生児への記念品として、巾着に加えてベビースタイを開発・製造し納品を始めた。

スタイは好評で納品した記念品の 7 割を占めている。

③焼き芋

・ショップあおぞらの集客も考えて販売を始めた焼き芋の売上は 20 万円、対前年度比 1.6%の 減、就労支援事業収入の 5.0%であった。

(2)受注作業

・受託加工収入と受託事業収入の合計は 57 万円で、昨年度に比べて 43.3%増となった。企業 の内職、ポスティング、チラシ組みなどの受託作業は、安定的な仕事を確保する上で重要で あり、就労支援事業収入に占める割合は年々増加している。

(3)ショップあおぞらでの販売

①開店日数 96 日 (前年度 95 日)

②売上総額 371,690 円 (前年度 360,260 円)

1 日平均 3,872 円 (前年度 3,792 円)

③販売品目

・クッキー、焼菓子、布製品、アクセサリー、ポップコーン、アイスクリーム、焼き芋。

④運営

・売り上げ低迷を打開することができず、経費及び職員体制を検討するとともに、グリーント ープカフェから引き継いだ経過を再確認し、この街福祉会・市担当課との協議を経て、平成 31 年 3 月末をもってショップあおぞらでの販売を終了した。当面、出張所としての位置づけ は残すが、今後の施設の管理方法について関係者と協議していく。

(4)工賃

・総作業時間は対前年度比 11.0%減少したが、工賃配分総額は若干増え、1 人当たり平均工賃 月額は増となった。しかし、目標とした 10,000 円には達しなかった。

・工賃支給総額 2,863,987 円 (前年度 2,826,768 円)

前年度に比べて、37,219 円 1.3%増となった。

・1 人当たり平均工賃月額 9,063 円 (前年度 8,618 円)

前年度に比べて、445 円、5.2%増となった。

(5)生活訓練及び社会活動

・健康、安全、衛生面等の基本的な生活訓練の指導を行った。また、お茶当番や掃除を通して、

食と住にかかわる基本的生活を営むことができるように訓練をした。

・日頃外で活動する機会や運動時間の少ないことを考慮し、運動やレクレーションの機会を設 けた。

・お花見会、スポーツレクレーション、調理実習・食事会、バスハイク、クリスマス会、地元 自治会との交流会、ラジオ体操(朝礼後)、ペン習字教室開催(月 2 回)、カラオケ会開催(月 1 回)、周辺道水路の清掃活動を定期的に実施。

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5.その他

・30 年度は、一般就労及び就労継続支援 A 型事業所への移行者はいなかった。

・20~30 歳代の利用者さんで体調を崩し入院したり通所できない方が数人おり、関係者と連絡 を取り、グループホームの利用を視野に生活環境を整える等の支援も行っている。

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