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議 5 議 調査結果の総括と指導ょの問題点

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(1)

議 5 議 調査結果の総括と指導ょの問題点

以上

s

1

章で調査研究のねらいと構造を述べ

s

2

章で家庭生活問題,第

3

宝まで学校 生活問題

J

4‑

主 主で社会生活苅屈に封する児蛍生 徒

J

30 サおよび教師の道徳的価値観の実 忌を示 し,さ らにそれに対する若干の考{ 擦を加えて,今後に演された研究課題, と道徳指導 上の問題占を指摘してきた。

乙の輩では

s

全調査問題を通覧してみられる調査結果の総指を行ない,現代社会にあ、け 苔児童生徒・父均・および教師の道部的畑値観の全体的傾向を明らかにして,道徳指導上ど の . ような去に問題があり,それをいかにして解決したらよいかを総指的に考えてみること

1 2 する

a

な } S , 第

2

次道徳的価値観調査結泉を解釈するための研究資料 ι して,前記

8地区J 44 

か校における道徳教育の計回 i 荘ヤ実践記録を収集したととる ,たいへんり っぱ左も

v

のがた ぷさん集ったので,とれをそのままにしておくにしのびず,せめてその要点だけ でもと思 いとの議の第

3

節でとりあげる

l

ととにした。

また,指図の第

1

次道網均価値観翻奄の協力学校からは,前期の笑践記録にひきつづき

嬬 和33 年

4

月からお年1. 2 月までの後期の実践記録を提供してもら勺たので,同じく

i

これ

毛との章の第 2節でその要点を紹介するととにした。

Z

れらの計画書や実践

2

己縁は,第

1

次および鈴・

2l

欠の道徳的{画館協調査の結県を事倒的

![裏っ・けてくれる 員・.~な資料となったととはいうまでもないが,教育現場における治徳教

背の 計聞 と 実践にとってもよい参考資料になるであろうと信ずる。なお,とれらの計画蓄 や実践記録は研予fV f r の資料乏に保管してあるから大いに活用していただきたいと思う。

‑ ,

211‑

(2)

、 .

第 1 節 調 査 結 果 の 総 括

意 識 と 実 践 の 全 般 的 傾 向

児童生徒 父母・教師の各層にわ走り, (問

1)

すなわち認識と〔問

2)

すなわち実践 において,それぞれ第JJ:

I

買位を占めている考え方と行動の類型を全調査問題を通 し てま主 めてみると第

33

表の

1

のように なる 。

(1)

まず C 悶

1

)の意識についてみると

。小

5

では

9

問題のうち

D

型が

5

問題,

C~盟が4 問題

。中

1

では

9

問題のうちD型が

4

問題,。型が

5

問問

。中

3

では

15

問題のうち

D

型が

3

問問

J C

事 ! が

12

問題

。 高

2

では

15

問題のうち

D

却が

5

問題

,Ct

型が

JO

問題

l

0

父母ではお問題のうち

D

型が

2

問題. c 型が

12

問題,.A型が

1

問題

0

教師では

15

問題のうち

D

型が

2

問題,。型が13 問題となっている。

以上によってみると,父母における調査問題

(10)

を除くすべてにおいて , 児童生徒も 父母も教師もともに「人間尊重の立場に立ち

s

人間的信頼感を基調とする J と思われ右考

丈方ないし「民主的な考え方に通ずるものではあるが,ヤヤ公式的理論だけで剖りきっ τ

日る」と忌われる考え方を長も多くの人々が支持しているという

ζ

とになる。

C 2)

つぎに 〔 問

2)

すなわち実践についてみると

0 小

5

では

9

問題のうち

C

型 が

7

問 題,

D

型 が

2

問題

。中

1

では

9問題のうちC型が 8

問題. D 裂が

1

問題

。中

3

では

15

問題のうち

C

型が

13

問題. D 型が

2

間期

O 高

2

では15 問題のうち

C

型が

13

問題. D 型が

2

問題

。父母:ではお問題のうち

C

型が

11

問麟,

D

型が

4

問題

。教師では1

5

問題のうち

C

型が

13

問題・D型が

2

問題となっているの

以上によってみると,児童生徒も父母も教師もともにすべての調査問題を通じて, i 人 間尊重の立場に立ち,人間的信頼感を 葬 調とする」と思われる行動ないし「民主的考え

21~_"

(3)

方l 亡通ずるものではあるがやぞ公式的理論だけで割りきっている J と思われる行雷を最も 多くの人々が道徳的に侃値高い

ζ

ととしているととになる 。

(3)

な ̲ ; s ,

.

意識主実践のそれぞれにおいて,第

2

順位を市めている考え方と行動の類型 川 を全調査問題を過してまとめてみると,第

.33

表の 2のようになる。 とれによってみると

2

順位においてすら現代社会にあ・ける児童生徒も父悶;も教師もともに

C

型ぞ

D

型の総体 的に民主主義的な考え方と行動のほうを多くの人々が道徳的に高く価値っ・けている

ζ

とが

わかる。

以上によって判断するに,少なくとも乙の調査の 〔 問

1

) および 〔 問

2J

の反応、結果に 闘する│操りにおいては , 現代社会の多くの人々は総体的に民主主義的な考え方と行動を広 範に , かつかなり強力に高く価値づけている と 結論つ。けられる。事実, 戦後における民主 化の過程を経て民主主義的を考え方ぞ行動は少なくとも意識としてはかなり広範に渉透し

て いるものとみられる 。ととろで , 意識と安践の一致・不一致の関係はどのようになって いるであろうか。つぎにとの点をみよう。

ト :.!l':・・」

(4)

3

: 1 去 の

1

( ) む織と認

11

漢の第

II

町位〕

N

意 実

1

1

g 父 母

教 ~nH

識 践 言 論

j

践 融 践 五 歳 比 日 識 践 識 f 長 D  。 D  D  D  D 

10 

C  C  C 

' 0  。 c 

D  D  。 D  。 。

10 

11 

。。

。 。 。

4  C 

G  C 

。。 。

!') 

D  D  D  。 D  c  D  。 D  D 

。。。 c  。

D  G 

12 

。 。

13 

。 c  。 。 。 。

1 0 ゴ 止

G  C  C 

R O  

(l 

9  G 

。~ α 

1 4  

。。。 。

15 

c1 。。

‑‑214 

, ̲  

(5)

策問哀の

2

( 意識と実践 の第

2

順位〉

3

2

父 母 l 教 師

D │ D l c  i D l D l D 1 

c o  

C  C  0 

ト ト ト ト o1 ] )

D  D  D 

)3 

ih1 D 1 7 │ E  i E I D   E  DDJD D  n l n   D  D  D  D

D  D 

c u 1 u  D u   B  0 

DD D  D  D 

I D  ] 

‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ A 卜

中 小

5

笑 識 I

j

接 1  I 

実 識 │ 践

D

I

10 

1 1  

4  5 

6  D  D 

12 

13 

15  14 

ー さ15

(6)

2  窓 識 と 実 践 の 相 関 関 係

意識く考え方〉と実践 (行動〉の一致・不一致の度合いを児童生徒・父母・教師の各~~

にわたり , 全調査問題を通してまとめてみると第

34

表の

1‑3

のようになる

oA‑A

型‑

B‑B 型・

0‑0

型 .D‑D 型 .E‑E裂 の 5つが意識と実践の一致するもの

.1

r そ の

他 J は意識と実践が一 致しないものを一括したものである 。

)第

34

表の

1

‑3 についてみると,意識と実践の一致して

i

いるものが

50%

t

を d

めてい る問題は ,

。 小

5

・中

1

・中

3

では皆無

0

2

では

15

問題のうち

2

問題

。父母では

15

問題のうち

1

問題

。教部では

15

問題のうち

13

問題

となっている。つまり , 教仰において は訟諮~と実践が一致している場合が多いのであ る

s

児童生徒と父母:においては怠識と実践が一堂していない場合のほうが多いのである。

との

ζ

とが何を泣昧するかはあとで特にとり出して考祭を加えようと思うが , 戦後の民主 化の過程を経てかなり広範に法透してきた民セ主義的な考え方が

いまだじゅうぶん行助 化 〈 実践化)の段階にまでいたってい左いととを意味するもの とみてきしっかえないであ

ろう。

(2 

)以上によっ・て意識と実践のずれが存恥すると とをみたのであるが,それならばその

ず札の様相はどのようなものであろうか。ごく大まかにいえば 「 人間尊重の立場に立ち

2

人間的信頼感を恭調とする」 考え )5 と行動 (O~) . t . : ; 、 よ び 「 民主主義的な考え方に通ずる ものではあるが平等'公式的思論だけて~j りきった 」 考え方と行動の聞のずれが各局を逝 じ,また全調査問 題を通 して最も大きく・しかも〔問

2)

の実践においてはそのような行・

. 動をとるとするものが目だって減少しているというととである。とれに反し 「根本的に民 ア主義道徳の成長を妨げているとみられる

J

考え方と行動

(A

型)とか . r 大勢頓応もしく

は事大主義といわれる」考え方と行動

(13

型〉とか, r 打幻 : 妥協的ない

l

しは 逃避的

な j 考え方と行動(1~型〉の間のずれは a 各回を遥じ s また全調査問屈を通して G 型や D

‑216‑

(7)

型のどとき 総体的に民主主誠

l

ねな考え方と行動の問のずれほど目だったも のではないが

〔 間

2)

の 実践としてそのような 行動をとるとするものは 〔 問 1 )の意識におけるより か なり目だって増大しているのである。行動化 〈 完成イヒ〉の段階にまでいたっていない とい うととは,とれらの点からも うかが われるように思う。

d  

第 34 表の 1 (意識と 実践のー孜 ・不一致 〉

;J

、 5 1

AIBICID E

AIBICIDITC

I  I  I 

I

I  I  I  I  I  I  I  I の

J¥lnlulDIB 11¥

1  L  3  1  2 ¥   9 ‑ [ 1 4   I  ~ 1  7 0 ]   1  [  2  1  9  I 1

1 71 

ヨ 1 0  1  0  1   1 8 L 1 3  1 I 6 6   1  0  1  0  1 1 31 1 4 1  2  1 7 1   3  I  0  1 

1  6 ¥ 4 1  1  0  1 5~ J  0  I 

0] 

1 3 7 1  0  1

54 

~--l 1 2 7   I 

(i 

I  ] 悦 │ 0  1  0 1 2 7 1 6 1 1 │ ω   5  I  7  [  1  ] 1 6 1 1 5   i ‑ 35 8   1 1 7   1

11

6 6  

6  I  ~I___:J 7  1 1 3   I  1  1  7 5   I  1  1  ]  [ 1 2   1  8  I  0  1  7 8  7  1  5  1  2  ¥    6 2 I  2  I  1  I  6 4   1  1  1  4  1    2 0

1  2  1  0  I  7 3 

;  1 ‑ 9 ‑ 1   1  1

11 

7  1  8  I  6 4   1  9 ト 2 1 : 1 7 1 3

; ‑ ‑ r ‑ 2 ! '  7 [ 1 3 [ I 0  I  71  I  0  1  1  [    1 2 ] ‑ 7  1  1  I  7 0  

‑ 21'

マ ー

(8)

!118 ‑‑

(9)

‑2]9‑

(10)

各層の類男

11

比較にみられる特 徴的傾向

)まず児京生徒 ・ 父母 ・ 教師の三者の比較を適し てみられる特徴的な傾向は・三者の 中で教師の道徳的価値観は長も近代的 ・ 民主的な傾向を示していて

J

(J型~~

D

霊の詩 体的

1;:

民主主義的在考え方と行動を遊ぶものは教師

1;:

目だって多く ,中

3

1

問2 ( ' 特 l ? : 高

2)はどちらかといえばとの教師の傾向に類似しているというととである。また

,三者の

中で最 も 前五代的 @ 非民主的傾向の強いものは父母で ,どちらかといえば, 小

5

・ 中

1

が 全体的にとの父母と類似の傾向を示している 。

乙の児童伐材 ・ 父母・ ・ 教師の関係構造の問題は,あとで特にとり

111

しで 考察を加えるつ もりであるが ・ととで見失つてならない

ζ

とは , すでに窓識と実践の第

1

順位および第

2

順位で明らかなどとく・三者のいずれにも共通な根本的傾向は総体的に近代的 ・ 民主的な

ものであるという乙と

'

である。また,同じく児世生徒 ・ 父母・教師であっても,その道民 的価値観は地域ぞ年代平・ 男女の別管によってかなりその様相を異にしている乙とも見落し ではならないであろう。以下順次とれらの類別比較を通してみられる特徴的な傾向をまと

めてみるととにする。

(2)

児童生徒を小

5

・中

1

・中

3

・ 高

2

と学年を追って発達的にみた特徴的な傾向は,

C

型ない し

D

型の民主的な考え方と行動を選ぶものは学年の進むにつれてしだいに増大し

A

型ぞ

B

型や

E

型等の非民主的な考え方と行動を選ぶものは逆に学年の進むにつれてしだ い に減少していく傾向を示しているという乙とである 。 また,意識と実践のずれ

~か」

ずく

C

型と

D

型についての.ずれは , 小

5

・ 中

1

・中

3

・ 高

2

と学年が進むにつれてしだ¥

K

顕著になっていく傾向がみられるととも見青写してはならないであろう 。ただし,

公式論的考えノ ザを選ぶにのが巾

3

で最も多く ,その意識と実践のずれも巾

3

M b

顕著に みられる場合もかなりあったことを : 見のがしてはならない.つまり,中

3

が故も理想此,

公式論的であって ,高

2

に在るとかなり現実的にものどとを考えていると思われる場合 i かなりあったのである 内

(3)

つ ぎに児童生徒を地域別に比較 し てみて持徴的な傾向は , 全般的に

C

型ぞ

Dil;

主主義的考え方と行動を選ぶものは都市部・町部に多く ,

A

型ぞ

R

型ヤ

E

型などの非民さ

-~20~

(11)

J

と思われる者・え方と行動を選ぶ、 ものは山村部・平村部i':::多いというととである。ただし 尚題場面のいかんによってはIl

j

村部の児童生徒が都市部の児室生徒とほとんど同等か ,あ るいはそれ以上に

G

裂ヤ

D

型の考え方と行動を選んでいることが注目される。しかしその f 警合の意識と実践のず札は山村部に最も顕著で , 遊識としては進んだ考え方をもち在がら それが実践化〈行動化〉の駿階にまでいたってい在いととが示されている。またセ

.~

的に

A

型: や

R

裂や

E

型などの前近代的・非民主的

1

と思われる 行動を選ぶものは平村部に最も多 く,近代的 ・ 民主的な考え方を実践に移すにあた ってそ礼を臨書する要!担が平村部に最も iJffi.ぺ残っているととが示されている。ただし,ととで注意すべきととは,と乙でいう山村 部、平村部・町部、 令 部市部の区別は調査対象となった地域を類別して比較したにすぎ在い もので,以上述べた傾向が木県の山村 守 平村・町

都市のすべてに必ずしもぴったりあ て はまるものでないというととである 。例えば同じく山村であっても,その道徳的価値観 故その村の生態体制ヤ紅会関係

t

平文化様式などによってかなりその様相: を異にしている, と みられるのである。

.(4 

: 1 高

2

を説程別に比較してみて特徴的な傾向は,全般的に

C

型の老え方主行動を選ぶ もりは定時制に多く

.D

型の公式論的考え方と行動を選ぶものは全仔制

1;:

多いとと , 意 識

と 1i践のずれは定H軒frU よりも全日制に目だって顕著であるとと,全日制の中で C 型やD~盟 手 l ' ' tI)考え方色行動を選ぶものは普通課程に最も多く

,その意識と笑践のずれ;も普通課程

1 : 比

t

 

~較的顕著である ζ となどである。また農業 e 商業工業 ・ 家楚などの職業課程に A型や B

r

~

I

型 や E 型の考え方と行動を選ぶものがヤや多い傾向を示しているが,しかし

s

いくつか の

7 )  

I

問題場面においては,

C

J.I .D

型の考え方を選ぶものがむしろ職理 課程に最も多くなって ととを見のがしてはならない。ただし,その場合には,意識と実践のずれは職業課程 で最も顕著であるととが注目さ札る

b

(5 

)つぎに地域別父母の述較を過してみられる特徴的な傾向は

p

地域別児童生徒の場合

1;

とんと同様に , 総体的

i

ては

C

型ギ

D

型の

F

考え方と行動を選ぶものは山村部

Z

村部

・都市部と都市化の程度が進むにつれて

s

しだいに崎大していく傾向を示し,

A

型ペ

3

E 型の考え方と行動を選ぶものは,逆に都市化の程度が進むにつれてしだいに減

‑221 ~

(12)

少していく傾句を示している,しかし・

d l

村部ぞ平村部の父ru:にむしろ

D

型の公

え )jを選ぶものが多くなっていて s その怠識と;J.i践のずれも都市部・町部以上に~rr1!ご

っている場合

もかなりあったととを見のがしてはならないであろう。恋するに廿U1

章生徒の煩向と地域別の父母の傾向がだいたいにおいて照応し合致していること,

l替の低い児童生佐ほど全体的な傾向が地戚の父fn:と類似しているととなどが注目さ

i

1.. (6)

年代別父町‑の比般を泊してみられる特徴的な傾向は,総体的には若い年代ほどほ

D型の巧え方と行動を選ぶものが多く, 30代・ 1.1:0

60代と年代がJ佳むにつれてl.:..,t~

いにC型ぞD型の考えhーと行動を選ぶものが誠こかし

,A

型 や1.

; w . 平

R型の与え)jと行毅 選ぶものは,逆に年代の進むにつれてしだいに明大していく傾向を示しているといえも が,しかし.若い年代ほど意識と実践のずれが顕著せあるとと,かなりの調在問題におい

ては C 型ぞ D型の考え)Jを.;~ぶものが初代に最も少なく.

40

代に最も多かったり

a

長代都

最も遊んだ考え)jを示している事実を見のがしてはならないであろう。

興す心に;

宕い年代ほど理想的在考え方を強くもっているが,ぞやもすると

現実の?

それに伴わない傾向のあるととが示されている。

'£ r;: 

~ ( 7

 

(7)課程別父母の比較を通してみられる特敬的な傾向は,生徒の場合ほど課程別の追い

はみられ在いが,だいたいの傾向としては生徒

ω

場合とほどんと同じといえるe すなわ

t l ( 

比践的安定した考え方と行動と恩われるC型を選ぶものは定時制に多く

,D

型の公式詰的 考え方と行動を選ぶものは全日制,なかんずく普通課程に多く,その意識と実践のずれ

4

全日制,なかでも普通課程に顕著であって, A型ヤR型ペ:,E~~の考え方と行動を選ぶい

は全日制

定目指;!iりの日IJ では定時制に,全日 1~1]の rþでは J車業課碍・商業課程・工業課程室

庇課程な

r i

之比較的多くなっている。また課程別の生徒と父/;):の傾向がだいたい

i

こおいて 令放していることも沖目される。ただしそれは地域別児哲生徒と父母の場合ほどではなIl)

(~)ミ主的設活 用l若蹄の比較を通してみられる特徴的な傾向は,総体的にみてC 型ぞD要

の考え方を支持するものは・小学校・中γ校・均等学校とをむにつれてしだいに用大して

いるけれども,しかし . 0型ぞD聖!の行動を選ぶものはB むしろ小学校に多くa 中・高雪量

学佼で笠宮と'jf.践のずれが問書である。

.•

~れの­

..~-一

(13)

この点、からいえば・小・中 高の学校段階別児菅生徒の傾向とだいたい同じ傾向を示 しているといえる。けれども,学校段階別教師の差は学年別児室生徒の差ほど大きくは ないし・また・全制査問題を通じてみられる斉一的なものでもない。つまり,教師の場 合は彼が所属する学校段階のいかんによって道徳的価値観に発があらわれるというより も

s

教師のおかれている共通の社会的地位によって根本的に規定さ札ている面が大きい のである。

9

)年代別教

fli)i

の比較を通してみられる特徴的左傾向は

s

たいだいに

is

いて年代別父母 の傾向に組似しているといえる。とくに

D

?fJ.の公式論的考え方と行劫を選ぶものは

!]O

30 ft

の岩い年代に比般的多く,その意識と実践のずれも若い年代ほど顕者である。け 九ども,人間~~.ID:の立場に立ち s 人間的信頼感を基調とする考え)j と行動を選ぶものは

父母の場合と異えとり,年代が進むにつれて坦大していく傾向を示していて,別代であ っても減少を示していない場合が多い。また

.50

代が最も多く

D

型の公式論的考え方 と行動を選んでいる場合もかなりあった。とれは初代の教却のヰ:に学校長が相当数含 ま札ていたととにもよるが,平はり根本は教職というものの特殊性と・教師のおかれて いる社会的地位の共通性によるものと考えられる。

(1り課

1

翌別殺l'

ilIT

の比較を泊してみられる特徴的な傾向は,課程別生徒および父母の場合 と多少異なり, c 型の人│首J :tZJ.霊の立場に立ち,人間的信組感を誕制とする考え方と行動 を選ぶものは,全般的には

k:1

時制

j

より全日制に多く ,

D

型の公式論的考え方と行動を選 ぶもの,およびそのな識と実肢のずれは定時制に比較的顕著である。

全記制の中でほ

.0

型の考え方と行動を選ぶものは普通課轄に比較的多く, O~盟ゃD

型についての怠識と実践のずれも昔通課程にやや顕著であり,農業課程・商業課程・工 業課程などの職業課程がとれについでいる乙とは,だいたいにおいて課題別生徒平父母 の場合と知似している.ただし ,それぞれの差は生徒ぞ父母の場合ほど大きいものでは ない。

(11)

つぎに.

r

耳女別の比較を通してみられる特徴的左傾向は,全般的に

A!J.9

B

裂 や

R

型の考え ) j と行動を選ぶものは ! : ‑ t 較的

k

に多く・

C

型平

D

型の考え方と行動を選ぶチ

‑.22

(14)

のほ冨に比較的多;¥,:

>

といえる。しかし

0'

かなり多〈の調査閥題にあ、いて,とれとは の傾向を示している乙とを見のがしてはならない。そむ場合にはG型や

D

型的意識

践のずれが女I~ 目だって顕著であるととが注目される 6

また

s

教師における男女差は最も少左く,父母および小

5

・ 中

1

段階の児童生制てお ける男女差もそう大きくはないが,中 3・高 2段階における男女差はかなり目だった

b

のになってきているむとが注目される。つまリ,発達約には小

5・

1

・ 巾

3

・ 高 此 学年が進むにつれて,男女の道徳的価値観にはしだいに差があらわれてくるように長

のである。

, (12)

つぎに,全国の傾向と比較してみて特徴的な傾向は「人間尊重の立場に立ち, A 

間的信頼感を基調とする

」考・え方と行動 (0

型)および「民主的考え方i z適ずるもので はあるが

ぞや公式的理論だけで制りきった

」考え方と行動 (D

型〉を選ぶもの((土,

室生徒・父母

教師

とも全国に比べて少ないι

s

そして

根本的に民主主義道徳お成 長を訪げているとみられる J 4 雪之方と行動(ム型〉平. r 大勢

11

院 ) ,

ζ

もしくは撃大主義的

1

考え方£行動

(E製)~,

r 諦観的

逃避的右:いし妥協的

J

な考え方と行動く必型)を議 ぶものは,民対

it

本県に多いととである。ただし,全国との差は教師において最も

4

さ 、 く,また小

1

・中

1

3'

・高

2

と学年が進むにつれて,しだいに差はちぢまづてい る。なお,付記すべきととは

,乙とでいう 「

本県」とはこの調査の対象となったもぬを ひっくるめていったもので,決して本県の全体を意味するものではないという

ζ

と時}

ζ の乙とはつぎに述べる埼玉県および東京都との持軟においても注意しなけれi~~

らない点である。

(13)

さいどに

,全国各地の結果と比較してl

みて特徴的な傾向をつけ加えておくとと

K

す る。 ととでは,埼宝県および東京都と比較して,第

35

表の] ~2 に示した。乙れによ ると,全国の傾向と比較した場合と

l

まとんど同じような結果を示している

すな 1 も,

各層とも総体的に民主主義的考え方と行動を選ぶものは埼玉、県や東京都に多く

芹路主 主義的な考え方と行動は本県

l

r.多くなっている。特に目だっているのは

公式言語的

J

考え方と行動を選ぶものが本県に少なく, r 根本的に民主主義道徳の成長を劫げ τ い者

‑224‑

(15)

〆.

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(16)

35

表の

2

(埼玉県・東京都との比較〉

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4 個 人 の 全 体 的

傾 向

以上の総括では

1 1

1

人の個人が全謝fEr.

J)

閣を通してどのような傾.宵を示しているが の全体的傾向は明らかにされていないので 1~査結県の総括のさいどとして ζ の開通を取

り扱うととにする

e

思うに集団全体のー般的傾向をとらえるととはもとより必要なζとであるが,それと3

11

寺に必要なととは ,集団をつくりあげている側々人の全体的傾向を,総合的 ・ 具体的に,

いかえれば診断的に把握するととでなければならない。調査が教育実践に結びつき

.

そ の

r

i

Jで生きてはたら〈ものになるためには,とのような分析と総合の操作がざ合して

ι 必 ま

̲. ! l . 2

...

(17)

であると思わ:礼る。

そのみ・注として,われわれはかなり手畿のかかる仕事であるが,

1

1

ムが金調査開

i

踏 を適して,意識と実践の両国にわたり,どの

y

ような考え方と行動を選んでいるかの

l

プロフ

4

ーがをえがいてみた。その結果,との調査のねらいとする

どのような金由でそういラ 価値観をもつか」という主と, r 実際の場合どういう行動を止るかj という点、(つま" り意 識と実践のずれ)からみて,づぎの

4

つの基薄型に区Jj

IJ

できる

ζ

とがわか

った。

。第 1 の基本型は,全調査問題を適して意識と~~践が完全に一致し,

、じかもなお, u

型ゃ ないし

D

現の考え方と行動に集中してい石ものである

。第

2

り基本型は,全調査問題を過して意識と実践が完全にずれており,しかもな

.t;',

子型ぞ

B

剖 やE

:

型の考え方と行動に大きくゆれている

J

ものである。

0

3

の基本型は,意識と実践が金調査問題を過して完全に一致している点では第

1

の 基本型と同じであるが,しかし,それが

C

型ぞ

D型に集中する ζ

となく,

A

型 ヤ

B塁

3

*.'E裂の考え方と行動l~ 大きくゆれているものであるl 。

。第

4

の基本型は,認識と実践が金調査問題を適して完全にずれている点では第又の謀 本製と同乙であるが,しかL,. c 型や

D

型の考え方, と行動に集中しているものである。

以上 4 ウの悲本型を左右上 f の商品.~{として,その中間にいくつかの類割を設定すると

とができる。たとえぼ,室長庭生活問題では第

1

の基本裂に属し,学校生活問題と社会伝活 問題では第

2

の基本型に属するもの,あるわはまた,家庭生活問題では第

2

の基本型に膚

I

a

社会生活問題では錦

4

の基本型民間するものというようま具合

1,,

: ' ,

4

つの基本型の中 間裂をいくつか設定するととができる。

さて

J

<:の基本裂を児窓生徒

父母・教師

1

1.

人のプロフィーノレにあてはめてみる と

g

それぞれの基本型に所属する人数を算出するととができるーそれによると

どく大ま かではあるが,第 1の基本型は設備に最も多く

s

第 2の基本型左第 3の基本警は父母と小

5

・巾

1

に多く,節

4

の基本型は中

3'1 

~高に最も多いといえる。ゐ

レがし,われわれにとってたいせつなととは,

ζ

のような各基本型に属する人数を量的

It

算出するととよりも,そ礼ぞれの基本型の形成要因や背景を質的に究明

し‑C1r:;く乙とで -~.27

‑‑

(18)

なければ志らないと思占。

どの第

2

次道徳的価値観調査では,全国集計の J 臨本として抽出されたおり名り児童生徒

I~ ついて・.

,人11

人の児蜜生徒の身体状況・態度・管業成績・好きな教科と操いな教科・知 能・家業・家の経済状態・家族構成・ヲミ母

:

の学歴

居住地帯などを調べて、 み た の で あ 吾

語むとのような形式的,客観的な要因だけで法く, もっと実

1

質的"主

観的な要因を調べあ lr~ それが彼らの道徳的!高値観よいかに内面的な結びつきをもっているかを究明していく

必要があると思われる。

とうした試みの

1

つとして,われわれは西蒲原郡巻小

中・高等学校の児童生徒の中か ら典型的なプロフィ

ールをl

示しているもりを選ぴ,その道徳的価値観の形成要因や背景を 究明していくという事例研究を行った。つぎにその一端をいくつかの事例区即しなが' ら記 す乙とにする

1s.

乙れからとりあげて説明する事例の一郎君・二郎君

三郎君・

i

当郎君・花子さん ん

和子さ

l

文子さんはいずれも仮名である

(1)一郎君

(小6

男〉の場合

16 

:

【1)実 穀

(2) 

災 政

│ ー

(3) 

意識

党 対

(4) 

~ ~苦

(5) 実 践

(6) 立 総 実 践

議 仁

7

実 践

~~

(8) E E

((i) 

g!(

A  B  C 

一郎君のプロフィールは昭和'33

12

月中匂, 小学 校

5

年生の第

2

学期末に,学校でhっせいに実‑ 肱した 結果によると,第

]6

関のと起りである。

乙れをみると,

一郎君は

C

J,家庭生活に関する

(1)‑(3J

の問題では意識と実践とが完全に一 致

学校生活に関する (

4, )

~

(6J

の問題および社 会生活~~関ずる

(

7

)-(

9) の問題では,意識と笑

?

践とがずれている。そして〔 ロ).問題! の

(4) (6)  (7) (8). (9)では, d‑D

型を示しているが

3

C

小).問題の

(5)

では, D‑A 型を示

している。

つまり一郎君は

a

家庭生活では

民主的考え方に通 ずる

ものではあるがやヤ公式論だけで割り切った考え方と行動 J をとろうと

し℃おりa

吋 2~8 出国 、

参照

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