System x
DFS レプリケーション構成ガイド
Windows Server 2008 R2 編
DFS レプリケーション構成ガイド
~ Windows Server 2008 R2 にてDFS レプリケーションの構成 ~
2012年7月
発行: レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 株式会社 担当: System x Technical Sales
System x は、Lenovo Enterprise Solutionsの商標です。
Microsoft、WindowsおよびWindowsロゴは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国に おける商標です。
Intel、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標です。
お願い
ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に、「本書をご利用になる前に」
の事項を必ずご確認ください。
本書をご利用になる前に
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的 として作成しました。
詳細につきましては、URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/ )の利用条件をご参照ください。
当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo
Enterprise Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提
供されたものであり、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。
当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または 同様な結果が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があり ます。お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行 なってくださいますようお願いいたします。
Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
INDEX
本書をご利用になる前に ... 4
要約 ... 6
本書の構成 ... 7
システムの構成... 7
事前に準備するもの ... 8
DFS レプリケーションを展開する手順に必要なラボ要件 ... 9
1. DFS レプリケーション ... 10
1-1.DFS レプリケーションとは ... 10
1-2.DFS レプリケーション機能と「DFS の管理」スナップインのインストール ... 11
1-2-1. ファイル サービスの役割が追加されていない場合のインストール手順 ... 12
1-2-2. ファイル サービスの役割が追加済みの環境へのインストール手順 ... 17
2. DFS レプリケーションの構成 ... 19
2-1. 「DFS の管理」スナップイン起動 ... 19
2-2.DFS レプリケーションを使用したフォルダーのレプリケーション ... 22
2-2-1. DFS レプリケーション有効化 ... 23
2-2-2. DFS レプリケーションの動作確認 ... 34
2-2-3. 読み取り専用フォルダーの作成 ... 35
2-3.DFS レプリケーションの診断レポート ... 38
2-3-1. DFS レプリケーションの診断レポート作成 ... 38
3. 参考 ... 43
要約
本書ではDFS レプリケーション環境を構築するための主要なプロセスについて取り上げました。
Windows Server 2008 R2 を導入した、Lenovo System x サーバーを利用し、DFS レプリケーシ ョン環境をセットアップするために必要な手順を、ステップ・バイ・ステップで紹介しています。
本書では、一定の環境が用意されれば、本書を参照しながら実際にDFS レプリケーション環境の構 築が可能となることを目指しています。また、Lenovo System x を用いたDFS レプリケーション構成 の検討・導入はもとより、その構造や技術的特徴について速習されたい方の参考資料としてもご活用 くだされば幸いです。
活用局面: □ 提案時 ■ 構築時 □ 運用時 情報 : □ Marketing ■ Technical
シリーズ: ■ 単発 □ 定期発行
対象機種: ■ 全機種 □ 特定機種( )
本書の構成 システムの構成
なお本書ではハードウェアのインストールやラックへの搭載、電源の確保等の準備は既に正常に完 了されている環境を前提とします。また各種コンポーネントに対する最新ファームウェア更新は完了さ れた状態として省略しています。(最新の状態で無い場合、機器が本書で記載されたとおりの動作をし ない場合もあり得ます。)
本書で使用したシステム環境
サーバー名 ドメイン レプリケーション用フォルダー レプリケー
ション1
DFS-R1 company.com C:¥DFS-test1¥Rep¥
レプリケー ション2
DFS-R2 company.com C:¥DFS-test2¥
本書では、レプリケーション用フォルダーを共有フォルダーとして構成しています。
ガイド内における各種設定値は、当システム環境における設定値として以下のような表形式にて記載 いたします。 実際に導入される環境に応じて、読み替えてください。
AD サ ーバー クライアン
トPC
レプリケーショ ン元フォルダ ー
レプリケーショ ン先フォルダ ー
ドメイン名:
Company.com
レプリ ケーシ ョン2 レプリ
ケーシ ョン1
事前に準備するもの
ソフトウェア
以下のものをWebサイトからダウンロードし、サーバーに適用しておきます。
本書作成日現在のダウンロード先もそれぞれについて併記していますが、万一リンク先が変更されて いた場合、以下より該当のファイルを検索してください。
「日本アイ・ビー・エム IAサーバー技術情報」
http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/
ファームウェア、デバイスドライバー、
「Fix Central」
http://www.ibm.com/support/fixcentral/
Bootable Media Creator (BoMC)
http://www.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=TOOL-BOMC
Bootable Media Creator導入ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-00B98A0
UpdateXpress
http://www.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=SERV-XPRESS
System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installerガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-02FE011
「Fix Central」から該当するファームウェア等を検索する事が可能です。必ずしもこのバージョンのも のが公開されているとは限りませんので御了承ください。
DFS レプリケーションを展開する手順に必要なラボ要件
このセクションのすべての作業を完了するには、テスト環境が次のように構成されている必要がありま す。
少なくとも 2台のファイル・サーバーが必要です。これらのサーバーにはすべて、Windows Server
2008 R2と DFS レプリケーション・サービスをインストールする必要があります。サービスおよびス
ナップインをインストールするには、このガイドにある 「1-2. Windows Server 2008 R2 と DFS の管理スナップインのインストール」の手順に従ってください。
テスト環境には、“Active Directory ドメイン サービス”がインストールされている必要があります。
DFS レプリケーションに関して以下の要件と制限を確認することが重要です。
レプリケーション・グループ内のサーバーは同じActive Directory 内のフォレストに属する必要が あります。異なるフォレスト内にある複数のサーバーにまたがってレプリケーションを有効にすること はできません。
レプリケーション フォルダーは NTFS ボリュームに格納する必要があります。
ウイルス対策ソフトウェアは、DFS レプリケーションに対応している必要があります。対応について
は、ウイルス対策ソフトウェアのベンダーにご確認ください。
仮想プライベート・ネットワーク (VPN) で結ばれていないブランチ・オフィス間でレプリケーションを
行う場合、ファイアーウォールが設定されていると、DFS レプリケーションが有効にならないことが あります(DFS レプリケーションがリモート・プロシージャ・コール (RPC) の動的エンドポイント・マ ッパーを使用するため)。また、ファイアーウォールが有効にされていると、DFS の管理スナップイ ンを使用して DFS レプリケーションを構成することはできません。ファイアーウォールを超えて DFS レプリケーションを有効にするには、Dfsrdiag.exe コマンド・ライン・ツールを使用して静的ポ ートを定義します。ファイアーウォールを超える DFS レプリケーションの使用方法の詳細について は、Microsoft Web サイトの「分散ファイル・システムに関してよく寄せられる質問」
(http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc773238%28v=ws.10%29.aspx) の「制限と要件」
のセクションを参照してください。
参考:ステップ バイ ステップ ガイド - Windows Server 2008 の分散ファイル システム http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc732863%28v=ws.10%29.aspx
1. DFS レプリケーション 1-1. DFS レプリケーションとは
DFS レプリケーションは、ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) または、ワイド・エリア・ネットワーク
(WAN) のネットワーク接続を通じて、複数のサーバーのフォルダーを同期させることが可能です。
DFS レプリケーションは、DFS 名前空間と組み合わせて使用することも、単体で使用することもでき ます。
DFS レプリケーションの要素は、メンバー、レプリケート・フォルダー、レプリケーション・グループから 構成されます。
メンバー:
レプリケーションに参加しているファイル・サーバーです。
レプリケート・フォルダー:
レプリケーションの対象となるフォルダーです。ファイルを複製するデータを含みます。
レプリケーション・グループ:
レプリケーションに参加しているメンバーとレプリケート・フォルダーから構成されます。
レプリケーション・グループ
レプリケート・
フォルダー
レプリケート・
フォルダー
サーバー サーバー
メンバー メンバー
1-2. DFS レプリケーション機能と「DFS の管理」スナップインのインストール
DFS レプリケーション機能を使用するためには、レプリケーション・フォルダーを構成するすべてのサ ーバーにDFS レプリケーション機能をインストールする必要があります。
当ガイドにてDFS レプリケーションをインストールするサーバー
DFS-R1サーバー
DFS-R2 サーバー
事前に各サーバーにて、「ファイル サービス」の役割が追加されているかを確認します。
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] 、[サーバー マネージャー] をクリックします。
Windows OS へログオン後、「スタート」メニューをクリックし、「管理ツール」をポイント後、「サーバー
マネージャー」をクリックします。
「サーバー マネージャー」画面のコンソール・ツリーにて「役割」をクリックし、「役割」エリアの表示を確 認します。
「ファイル サービス」の表示がない場合、対象となるサーバーに「ファイル サービス」が追加され ていませんので、次の手順を実行します。
1-2-1. ファイル サービスの役割が追加されていない場合のインストール手順
「ファイル サービス」の表示がある場合、対象となるサーバーには「ファイル サービス」が追加さ れていますので、次の手順を実行します。
1-2-2. ファイル サービスの役割が追加済みの環境へのインストール手順
1-2-1. ファイル サービスの役割が追加されていない場合のインストール手順
このステップでは、対象となるサーバーに「ファイル サービス」の追加、および、「DFS レプリケーショ ン」のインストールを行います。
__1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] 、[サーバー マネージャー] をクリック、ま たは、スタート・ボタン横のサーバー マネージャー ボタンをクリックします。
__2. 「サーバー マネージャー」のコンソール・ツリーで [役割] を右クリックし、[役割の追加]
をクリックします。
__3. 役割の追加ウィザードが起動します。「開始する前に」画面では、【 次へ 】ボタンをクリ ックします。
__4. 「サーバーの役割の選択」画面では、役割欄にて、「ファイル サービス」にチェックをい れ、【 次へ 】ボタンをクリックします。
チェック項目 ファイル サービス
__5. 「ファイル サービス」画面では、表示内容を読み、【 次へ 】ボタンをクリックします。
__6. 「役割サービスの選択」画面では、「分散ファイル システム」を展開、「DFS レプリケー ション」にチェックをいれ、【 次へ 】ボタンをクリックします。
チェック項目 ファイル サーバー、DFS レプリケーション
__7. 「インストール オプションの確認」画面では、「DFS レプリケーション」が表示されている ことを確認し、【 インストール 】ボタンをクリックします。
__8. 「インストールの結果」画面にて「インストールが正常に完了しました」メッセージを確認 します。【閉じる】ボタンをクリックし、「役割の追加ウィザード」を終了します。
__9. 「サーバー マネージャー」画面に戻ります。「サーバー マネージャー」のコンソール・ツ リーにて「役割」をクリックし、「役割」エリア「ファイル サービス」内の「役割サービス」欄 にて「DFS レプリケーション」が「インストール済み」となっていることを確認します。
1-2-2. ファイル サービスの役割が追加済みの環境へのインストール手順
このステップでは、「ファイル サービス」がインストール済みのサーバーへ、「DFSレプリケーション」を インストールします。
__1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[サーバー マネージャー]
をクリックします。
__2. サーバー マネージャーのコンソール・ツリーで、[ 役割 ]を展開後、[ファイル サービ ス] を右クリックし、[役割サービスの追加] をクリックします。
__3. 「1-2-1. ファイル サービスの役割が追加されていない場合のインストール手順」の
__6. ~__8. を参考に、DFS レプリケーションをインストールします。
__4. 「サーバー マネージャー」画面に戻ります。「サーバー マネージャー」のコンソール・ツ リーにて「役割」をクリックし、「役割」エリア「ファイル サービス」内の「役割サービス」欄 にて「DFS レプリケーション」が「インストール済み」となっていることを確認します。
2. DFS レプリケーションの構成 2-1. 「DFS の管理」スナップイン起動
このステップでは、DFS レプリケーションの管理を行う「DFS の管理」スナップインを起動 します。
__1. 「スタート」 ボタンをクリックし、「管理ツール」 をポイントして、「DFS の管理」 をクリッ クします。「DFS の管理」スナップインが起動します。
参考:「DFS の管理」スナップインは、「サーバー マネージャー」から、「役割」-「ファイル サービス」
を展開し、「DFS の管理」をクリックすることでも、「DFS の管理」スナップインを使用することもでき ます。
参考:DFS の管理スナップインの概要
DFS の管理スナップインは、DFS 名前空間および DFS レプリケーションの管理に使用するグラフ ィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI)です。この新しいスナップインは、Windows Server 2003 の分散ファイル・システム・スナップインとは異なります。したがって、DFS 名前空間および DFS レ プリケーションを使用する前に、この新しいスナップインのコンポーネントを確認しておくことをお勧めし ます。
コンソール・
ツリー 詳細ウィンドウ 操作ウィンドウ
2-2. DFS レプリケーションを使用したフォルダーのレプリケーション
このタスクでは、DFS-R1サーバーの「c:¥DFS-test1¥Rep¥」フォルダー(事前に共有フォルダーとし て作成済み)、DFS-R2サーバーの「c:¥DFS-test2¥」フォルダー(事前に作成済み)に対して DFS レプリケーションを有効にします。
「c:¥DFS-test1¥Rep¥」フォルダーの内容は「c:¥DFS-test2¥Rep¥」フォルダーとの間で相互に同 期されます。
名前空間とあわせてDFS レプリケーションを使用することも可能です。 Windows Server 2008 R2 の DFS レプリケーションでは、スタンドアロンと ドメイン・ベースのどちらの名前空間もサポートされ ます。
このタスクを実行するには、ラボ環境にActive Directory Domain Service を展開し、さらに
Domain Admins グループのメンバーになっているか、このタスクを実行するレプリケーション・グル
ープを作成する権限が委任されている必要があります。
このタスクを完了しても、レプリケーションはすぐに開始されるわけではありません。トポロジーと DFS レプリケーションの設定をすべてのドメイン・コントローラーにレプリケートする必要があります。
また、レプリケーション・グループの各メンバーは、最も近くのドメイン・コントローラーにポーリングして、
これらの設定を取得する必要があります。これにかかる時間は、Active Directory ドメイン サービ ス レプリケーションの潜在期間および各メンバーの長いポーリング間隔 (60分) によって決まりま す。
詳細な情報は、以下のリンク先の「初期レプリケーション中の動作」欄にてご確認いただけます。
(TechNet ライブラリ)レプリケーション グループを作成する http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc725893
2-2-1. DFS レプリケーション有効化
これよりDFS-R1サーバーの「c:¥DFS-test1¥Rep¥」フォルダーに対してDFS レプリケーション機
能を有効化します。
__1. DFS の管理スナップインのコンソール ツリーで、「レプリケーション」を右クリックし、
「新しいレプリケーション グループ」をクリックします。
__2. 「新しいレプレケーショングループウィザード」が起動し、「レプリケーション グループの 種類」画面が表示されます。種類を選択し、【次へ】をクリックします。
レプリケーションをおこなうサーバーが2 台の場合、「データ 収集用のレプリケーション グループ」を選択し、2台以上の 場合、「汎用レプリケーション グループ」を選択します。
__3. 「名前およびドメイン」画面では、各項目を入力し、【次へ】をクリックします。
レプリケーション グル ープの名前
Rep1-test ドメイン company.com
注意:ウィザードを実行中のサーバーが、ドメイン環境にログインしていない場合、【参照】ボタン、また は、【次へ】ボタンをクリックすると、以下のエラーが表示されます。ウィザードを終了し、ドメイン環境へ ログイン後、再度「新しいレプリケーション グループのウィザード」を実行してください。
__4. 「ブランチ サーバー」画面では、レプリケーション開始時にレプリケーション元となるサ ーバー名を名前欄に入力し、【次へ】ボタンをクリックします。
名前 DFS-R1
注意1:指定したサーバーがドメインに所属していない場合、【次へ】ボタンをクリックするとエラーが表
示されますので、該当のサーバーにてドメインへのログインを行ってください。
注意2:ドメインに所属しているサーバーで「DFS レプリケーション」サービスがインストールされてい
ないサーバー名を入力し、【次へ】ボタンをクリックすると以下のエラーが表示されますので、該当のサ ーバーにDFS レプリケーションをインストールしてください。
__5. 「レプリケート フォルダー」画面では、レプリケート元となるフォルダーを指定します。
【追加】ボタンをクリックします。
__6. 「レプリケートするフォルダーの追加」画面では、「レプリケートするフォルダーのローカ ル パス」欄に、レプリケート元となるフォルダーを指定し、【OK】ボタンをクリックします。
画面下部の「レプリケーション グループのすべての・・・」欄は必要に応じて設定します。
レプリケートするフォルダー C:¥DFS-test1¥Rep
__7. 「レプリケート フォルダー」画面に戻り、「レプリケート フォルダー」欄に指定したフォル ダーが表示されていることを確認し、【次へ】ボタンをクリックします。
__8. 「ハブ サーバー」画面では、レプリケート先のサーバー名を「名前」欄に入力し、【次へ】
ボタンをクリックします。
注意1:指定したサーバーがドメインに所属していない場合、【次へ】ボタンをクリックするとエラーが表 示されますので、該当のサーバーにてドメインへのログインを行ってください。
注意2:ドメインに所属しているサーバーで「DFS レプリケーション」サービスがインストールされてい
ないサーバー名を入力し、【次へ】ボタンをクリックすると以下のエラーが表示されますので、該当のサ ーバーにDFS レプリケーションをインストールしてください。
__9. 「ハブ サーバー上のターゲット フォルダー」画面では、レプリケート先となるフォルダー を入力し【次へ】ボタンをクリックします。
ターゲット フォルダー C:¥DFS-test2¥
__10. 「レプリケーション グループのスケジュールおよび帯域幅」画面では、適切に設定を行 い、【次へ】をクリックします。WAN 接続など、帯域幅に余裕がない場合、帯域幅の調 整とレプリケーションの実行スケジュールを設定することができます。
設定値 デフォルトの値を使用
__11. 「設定の確認およびレプリケーション グループの作成」画面では、設定した内容を確認 し、【作成】ボタンをクリックします。
__12. 「確認」画面にて、「新しいレプリケーション グループ ウィザード を正常に完了しまし た。」メッセージを確認後、【閉じる】ボタンをクリックし、「新しいレプリケーション グルー プ ウィザード」を終了します。
__13. 「レプリケーションの遅延」画面では、【OK】ボタンをクリックします。
__14. 「DFS の管理」画面に戻ります。「DFS の管理」画面内のコンソール・ツリーにて、「レ プリケーション」を展開し、作成したレプリケーション・グループが表示されていることを 確認します。
__15. 作成したレプリケーション・グループを選択し、「詳細」ウィンドウの「メンバーシップ」タブ にてレプリケート用として設定したフォルダーが表示されていることを確認します。
また、「接続」タブにて、接続状態が有効であることも確認します。
以上で、レプリケーション グループの作成は終了です。
レプリケーション グループの他のサーバー(メンバー)にて、「DFS の管理」を起動し、コンソール・ツ リーにて、「レプリケーション」を展開し、作成した「レプリケーション グループ」が登録されていることを 確認します。
2-2-2. DFS レプリケーションの動作確認
__1. クライアントPCより、レプリケーション元となるフォルダー(共有フォルダーとして設定済 み)にリモートよりアクセスします。
¥¥DFS-R1.company.com¥Rep¥
__2. クライアントPC より、レプリケーション元となるサーバーに対してファイルの保存を行い ます。
__3. ファイルの保存終了後、レプリケーション先のフォルダーを確認し、同じファイルが保存 されていることを確認します。
サーバー DFS-R2
フォルダー C:¥DFS-test2¥Rep¥
AD サ ーバー クライアン
トPC
レプリケー ション元フォ ルダー
レプリケー ション先フォ ルダー
ドメイン名:
Company.com
サーバー名:
DFS-R1
サーバー名:
DFS-R2 レプリケーション
保存
レプリ ケーシ ョン2 レプリ
ケーシ ョン1
2-2-3. 読み取り専用フォルダーの作成
これまでの手順では、レプリケート フォルダーは相互にコンテンツをレプリケーションする設定となっ ています。片方向のみのレプリケーションが必要な場合には、レプリケーション先のフォルダーを「読 み取り専用フォルダー」として設定します。
ハブ・サーバー(レプリケート先)に設定したフォルダーを読み取り専用フォルダーとして設定します。
__1. 「DFS の管理」スナップインを起動します。コンソール・ツリーにて、「レプリケーション」
を展開し、作成したレプリケーション グループをクリックします。「詳細」ウィンドウにて、
「メンバーシップ」タブを開きます。
__2. 読み取り専用に設定するフォルダーを右クリックし、「読み取り専用にする」を選択しま す。または、読み取り専用に設定するフォルダーをクリックし、操作パネルのメンバー表 示エリアより、「読み取り専用にする」をクリックします。
メンバー:DFS-R2
レプリケート フォルダー:c:¥DFS-test2¥Rep
※設定が反映されるまでしばらく時間が掛かる場合があります。
__3. 設定後、「詳細」ウィンドウの「メンバーシップ」タブを確認します。「メンバーシップの状 態」欄が「有効(読み取り専用)」に変更されたことを確認します。
__4. 読み取り専用フォルダーの確認を行います。
※設定が反映されるまでしばらく時間が掛かる場合があります。
設定したフォルダー(レプリケーション先のフォルダー)内のファイルを操作します。
保存操作を実行するとエラーが表示されますので、【キャンセル】をクリックします。
エラーの内容は、OSのバージョンや、アプリケーションにより異なります。
__5. 読み取り専用フォルダー設定を解除する場合、「DFS の管理」画面にて、読み取り専 用に設定したレプリケート・フォルダーを右クリックし、「読み取り-書き込みに設定する」
を選択します。または、読み取り専用に設定したレプリケート・フォルダーをクリックし、
操作パネルのメンバー表示エリアより、「読み取り-書き込みに設定する」をクリックしま す。
エラー表示の例
2-3. DFS レプリケーションの診断レポート
DFS レプリケーションの診断レポートを作成してレプリケーションの状態を確認します。このステップ で作成する診断レポートの種類は、状態レポートです。レプリケーションおよびレプリケーション効率の 状態を示す .html ファイルを作成します。この状態レポートには、レプリケーション・グループの各メ ンバーに関するエラーおよび警告イベント、レプリケーションの統計情報、バックログ ファイル、および その他の情報が含まれます。
2-3-1. DFS レプリケーションの診断レポート作成
__1. 「DFS の管理」スナップインを起動します。
__2. 「DFS の管理」画面のコンソール・ツリーにて、「レプリケーション」ノードの下にあるレプ リケーション グループを右クリックして、「診断レポートの作成」をクリックします。
__3. 「診断レポート ウィザード」が起動します。「診断レポートまたはテストの種類」画面では、
必要な項目を選択し、【次へ】をクリックします。
伝達テストでは、レプリケート フォルダーにテスト ファイルを作成することで、レプリケ ーションの進行状態を計測します。伝達レポートには、伝達テスト中に作成されたテスト ファイルのレプリケーションの進捗状況に関する情報が示されます。
設定値 状態レポートを選択
__4. 「パスと名前」画面では、適切な値を入力し、【次へ】をクリックします。
設定値 デフォルト値を使用
__5. 「含めるメンバー」画面では、【追加】、【削除】ボタンを使用し、レポートに含めるメンバー
(サーバー)を「含めるメンバー」欄に移動後、【次へ】をクリックします。
__6. 「オプション」画面では、バックログ ファイル数の計算の有無に応じて選択し、【次へ】を クリックします。
設定値 はい、このレポートでバックログ ファイル数を計算します
__7. 「設定の確認およびレポートの作成」画面では、設定内容を確認し、【作成】をクリックし ます。
__8. ブラウザーが起動し、「DFS レプリケーションの状態レポート」が表示されます。
•「DFS レプリケーション帯域幅の節約」:この数値は、時間の経過と共にファイルの追加や変更など が行われるにつれ、変化します。
•各メンバーについて、エラーや警告を確認します (発生している場合)。これらは通常、イベント ログ エラーとして、メンバーのそれぞれの DFS レプリケーション イベント ログに記録されます。
•各メンバーの情報セクションで、レプリケート フォルダーの状態 (初期レプリケーションが完了すると、
状態は "通常" となります) およびその他の情報を確認します。
3. 参考
参考リンク
System x はじめての設定ガイド集(System x FAQ)
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-03D24FE
Windows Storage Server 2008 R2に関するFAQ
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-0239299
xSeries 206m Windows Storage Server 2003 R2 プリインストールモデル 操作ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-02E761A
日本アイ・ビー・エム IAサーバー技術情報
http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/
Fix Central
http://www.ibm.com/support/fixcentral/
他社サイト
レプリケーション(Windows Server 2008 R2 DFS レプリケーションについて)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc770278
DFS レプリケーション: よく寄せられる質問 (FAQ)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc773238(v=ws.10).aspx