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層の被庄水を揚水し,その水頭を低下させて施工を行っ  

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Academic year: 2021

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西松建設技報∨O」.15   抄録  

まで根入れするとともに,デープウェルによって下部砂  

層の被庄水を揚水し,その水頭を低下させて施工を行っ  

た.なお,現場での揚水による透水試験の結果透水係   数はk=1.69×10−1cm/secであることが明らかになっ   たので,立杭では自然排水を採用した.  

NNCB工法による鉄道と県道の  

立体交差施エ  

大沼 茂弥*  

Shigeya Onuma  

須田  萱**  

Noboru Suda  

27,717   250  

1.はじめに  

秋田県内における主要交通の要衝である県央地域で  

は,東北横断自動車道および秋田外環状道路の着工に伴   い,それらヘアクセスするための道路整備の要請がなさ   れている.特に,秋田市およびその周辺地城における交   通渋滞は慢性化を呈しており,混雑解消のために市街地   内へ流人する交通量を減少させるための道路新設が強く   要望されている.   

県道外旭川新川線はその一環として計画されたもので  

ある.その一部がJR奥羽本線を横断するために,立体交   差の施工に際してはJRと弊社の特許であるNNCB工   法が採用されることになった.本工事のような比較的に   大きな断面を有する構造物へのNNCB工法の適用例  

は数が少ないことから,本文で簡単に紹介する.  

Fig.1正面図  

2.エ手概要   

工事名称:秋田操・土崎閣外旭川こ道橋新設工事   企業先:東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社   工事場所:秋田市州跡l地内  

工事期間:昭和63年8月〜平成3年2月   工  法:NNCB工法  

工事断面:幅22.OmX延長15.9mX高さ5.Om  

(Fig.1およびFig.2参照)  

Fig.2 側面図  

4.施工方法  

施工手順に従って各段階での特徴を詳述すれば,以下   のとおりである.  

(1)立坑   

立坑については,アプローチ擁壁およびポンプ室の構   築時のことを考慮し,掘削範囲を大きくとった.また,  

軌道側の土留工はJRの架空線に沿って計画されている   ため,施工時には架空線を移設し,その後土留鋼矢根が   打ち込まれた(Fig.4参照).  

(2)基礎抗および掘削   

現地盤を施工基面とし,リバースサーキュレーション   工法を軌、て¢1,500mm,J=10,200mmの杭を軌道の両  

221   

3.土質と地下水位  

当該地内では地下水位がGL−1.Omと高く,さらに,  

Fig.3に示すように上部粘性土層は軟弱であり,また下   部砂層は被庄水屑であるため掘削時に盤ぶくれが懸念さ   れた.ここではそのヌ横として,土留壁を下部粘性土層  

*東北(支)外旭川(出)所長  

**東北(支)外旭川(出)工事係長  

(2)

西松建設技報∨O」.15   抄録  

い,その都度軌道の修正を行っじ その結果,軌道変状  

量は3mm以下に抑制することが可能となった.最後に,  

垂直方向に移動可能な圧入架台よりサイドパイプの庄人  

を行った.  

(4)檎台および主桁の構築   

施工済み基礎杭の杭頭処理を行うとともに,鉄筋,型   枠,コンクリート打設の手順で橋台を施工した.その後,  

橋台両端の天端に固定ストッパー,可動ストッパーおよ   びリング沓を取り付け,主桁の構築を行った  

(5)線路下掘削およびU型擁壁   

主桁の養生を行った後,サイドパイプと橋台の間にサ   ンドバックを設置し,U型擁壁完成までの側圧を負担さ   せた.次に,軌道側の鋼矢根を除去し,NNCB工法の長   所といわれる支保工なしでの全断面掘削(幅25.OmX高  

さ6.7m)を行った その後,U型擁壁を構築し,サンド  

バックの撤去により側圧を橋台からU型擁壁へ盛り替   えた.  

(6)天井工   

天井工については,エキスバンドメタルを採用しじ   また,主桁方向には道床からの雨水を排水するための雨  

といを最後に設置した.   

5.おわりに   

当初,地下水位が高く土質が軟弱なために,難工事が   懸念されたが,列車および付近住民への影響もなく平成  

3年2月に無事完成することができた.   

今回のような大断面構造物に対してもNNCB工法  

は,施工性やコストの面から判断して今後とも有力な工  

法の一つと判断された   Fig.3 土質柱状図   

側にそれぞれ8本打ち込み,その後ルーフパイプ圧入施   工基面(GL−1.8Ⅰ正まで1次掘削した.なお,土留壁  

に切梁を設置するとサイドパイプ庄入時の施工性が著し  

く低下するため,グランドアンカー式による支保工を採  

用した.  

(3)ルーフパイプおよびサイドパイプの庄人   

パイプ庄入時に予想される湧水ヌ横として,サイドパ   イプ圧入部分を薬液注入によって地盤改良しじ次に,  

4900mm(l=13,584mm,t=19mm)のル,フパイプを断面   中心部より両側へ順次庄人し,その後2次掘削を行った.  

なお,ルーフパイプ圧入時には,軌道変状量の検測を行  

①鋼矢板打込み  

②場所打杭(リバースサーキュレーション工法)  

③1次掘削  

④2次掘削  

(9アースアンカー工  

⑥タイロッド工  

Fig.4 施工側面図    222  

参照

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