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お客さま各位 2014 年 4 月 22 日日商エレクトロニクス株式会社エンジニアリング本部サポート サービス部プロダクト サービスグループ MOS4.3.5-GA リリースのご案内 拝啓貴社益々ご清栄の段 お慶び申し上げます 平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼を申し上げます さて このたび 201

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2014年4月22日 お客さま各位 日商エレクトロニクス株式会社 エンジニアリング本部 サポート・サービス部 プロダクト・サービスグループ MOS4.3.5-GA リリースのご案内 拝啓 貴社益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。 平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。 さて、このたび 2012年9月27日よりMOS4.3.5-GAのリリースを当社より開始させていただきますことを ご案内申し上げます。 バージョンアップをご希望されるお客さまは、下記内容をお読みの上インストールをご実施いただます 様、宜しくお願い申し上げます。 敬具 - 記 - ■対象のお客さま Mirapoint 6シリーズハードウエアモデル(※1)および61シリーズハードウエアモデル(※2)、7シリーズ ハードウエアモデル(※3)をご使用中で、かつ次の何れかの条件を満たすお客さまはバージョンアップ が可能です。 - MOS4.0.x、MOS4.1.x 若しくは MOS4.2.x、MOS4.3.xで運用中のお客さま - 購入から一年以内、若しくは保守契約を締結されているお客さま (※1) 6シリーズハードウエアモデル RG160, RG600, RG6000, M600, M6000, S6000 (※2) 61シリーズハードウエアモデル RG610, RG6100, M610, M6100 (※3) 7シリーズハードウエアモデル RG170, RG700, RG7000, M700, M7000, S7000, M7700

(2)

■MOS4.3.5-GA の新機能と変更点 <新機能>

MOS4.3.5 において追加された新機能は次の通りです。

1. WebMail Corporate Edition

既存のWebmail Corporate Edition version 1を使用するパッチ適用時、Webmailのアクセス先 URLがversion1とversion2でそれぞれ別々でアクセスできるように変更されました。

Webmail Corporate Edition version 1: http://MirapointIPアドレス/em Webmail Corporate Edition version 2: http://MirapointIPアドレス/xm

<主な変更/修正項目>

MOS4.3.5(MOS4.3.3変更含)において変更および修正された項目は次の通りです。

1.WebMail Corporate Edition version 2

Webmail Corporate Editionの新しいバージョンが追加になりました。 ※既存のCorporate Edition画面もパッチ適用により利用可能になります。

2.管理画面

E4_3_CE42_JP_2、E4_3_CE42_US_2パッチを適用している場合、MOS4.3.3では管理ログイン画面に て4.2と4.3の各言語を選択リンクが表示されておりましたが、4.3.5-GAでは4.3のみのリンク表示のみ に変更されました。

尚、Webmail Corporate Edition version 1のログイン画面では日本語v1、英語v1の表記になってお り、Webmail Corporate Edition version 2では日本語、Englishの表記になっております。

3.Webmail(管理GUI)アクセス不可 MOS4.2∼4.3において、Webmail利用時にWebmaiilおよび管理GUIが表示されなくなる不具合があり ましたが、D4_webmail_hang_restartパッチを適用することで発生前にWebmailサービスを自動で実施 し、これを回避することが可能です。 Webmailライセンスが適用されている場合には、本リリースノートのPatch適用手順に記載している D4_webmail_hang_restartのパッチを適用ください。 4.最大メッセージ合計サイズ MOS4.2より、SMTPにおいて最大メッセージ合計サイズ (一通辺りのメッセージサイズ×メッセー ジの受信者数)の制限が追加されておりますが、MOS4.3.5-GAから無制限に設定することが可 能になりました。

(3)

最大メッセージ合計サイズを無制限に設定する場合には、以下コマンドで変更します。 *コマンド実行時にSMTPサービスが再起動します。

CLI>smtp set maxmsgsum 0

確認コマンド: CLI>smtp get maxmsgsum

確認コマンドで結果が0と表示されれば、無制限の設定になっております。 5.HTMLメール コマンドラインによるWebMailサービス起動またはsoftrebootを実行した場合に、WebMailでHTMLメー ルに対してプレーンテキストで返信または転送した際に引用部の2byte文字が正常に表示されません でしたが、本バージョンにて修正されました。 6.WebMail本文のURL WebMail利用時に、メールのURLリンクに,(カンマ)が含まれている場合にリンクが機能しない問 題を修正しました。 7.LMRアラート

MOS4.3.3において、”LMR server not accepting mail”のアラートが送信される不具合がありまし たが、その問題を修正しました。 8.JMMサマリー MOS4.3.3において、JMMのサマリーが配信されない不具合がありましたが、本バージョンにて 修正しました。 9.Webmail下書き保存時の表示名文字化け Webmailにおいて表示名に日本語が含まれたものを下書き保存し、編集を選択した時に表示 名が文字化けしてしまう不具合がありましたが本バージョンにて修正しました。 10.IPv6対応のメール配送

MXレコードにIPv6のIPが含まれていた場合、メールを配送時に"Recipient domain must exist" のエラーが発生する不具合がありましたが、本バージョンにて修正しました。

(4)

<日商ナレッジ> 1.SMTP認証 SMTP認証(SMTPAuth)を使用しない場合に、MOS4.2.3-GA以降から無効化の オプションが追加されました。 ※コマンドラインではMOS4.1.6-GA以降から無効化することが可能です。 2.CLI プロンプト

CLI プロンプト表示がFQDNからホスト名に変更されました。またDelegated domain選択時、 現在選択中のドメインが表示されるように変更されました。 例) ・CLI プロンプト表示 MOS4.2以前 messageserver01.example.com> MOS4.2以降 messageserver01> ・Delegated domain選択時 messageserver01 (xxx.com) > 3.system-alerts宛メール MOS4.3.5からsystem-alerts宛メールの仕様が変更されました。この仕様変更により以下のよう なアラートが増えております。 <追加アラート例> ・コンフィグ採取のアラート ・パッチ適用/削除のアラート ・Diag採取のアラート ・LDAP属性に関するアラート 自動削除(miMailExpirePolicy)、クォータ(miMailQuota)値などに正規の値が設定されてい ない場合、その処理が実行される度にアラートを送信 4.MOS4.1.xからMOS4.3.xへのバージョンアップ後の時刻について MOS4.1.xからMOS4.3.xへバージョンした際、Mirapointの時刻が実際の時刻より9時間ずれて時 刻が設定されます。 MOSバージョンアップ後は管理GUI「システム」→「ネットワーク」→「時刻」より手動で正しい時刻 を設定してください。

(5)

■MOS4.3.5-GA 既知の問題 MOS4.3.5 において、次の既知の問題がございます。 1.AutoReply AutoReply機能をldap連携させた場合、ldap側に更新内容が反映されません。 2.フィルター EnvelopeTo を条件指定した場合、フィルターが機能しません。 3.ジャンクメールフィルター MOS4.1.9 から MOS4.3.5 にバージョンアップした場合に、閾値を超えるスコアリングされたメー ルをジャンクメールフィルターが正しく処理しません。これは、最新バージョンにおいてコマンドラ インのインターフェースの仕様が一部変更された影響によります。 <Workaround> MOS4.3.5 へバージョンアップ終了後、次のコマンドにて再設定して下さい。 例)

CLI > smtp set quarantinejunk on CLI > smtp set ldarprouting local

※ジャンクメールフィルターのルーティングを全てLDAPに問い合わせする場合には、 smtp set ldaproting all として下さい。

4.RecipientCheck機能 FastPath 機能が無効な場合において、メール受信時に送信元アドレスの逆引きした結果 localhost が返されると RecipientCheck 機能が機能しません。 <Workaround> MOS4.3.5 にて、FastPath を有効にして下さい。 以後、RecipientCheck 機能にて正しくメールを拒否します。 例)

CLI > smtp get fastpath CLI > smtp set fastpath on

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5.割当量超過メッセージ MOS4.1.9または4.1.10からMOS4.3.5-GAにアップデートすると割当量超過メッセージの カスタマイズが反映されません。 ※管理画面上では反映されておりますが、デフォルトメッセージが配送されます。 ※Delegated Domainの割当量超過メッセージは正常に引き継がれます。 <Workaround> 管理画面 [Home->システム->ブランディング->割当量超過メッセージ]にてカスタマイズ されたメッセージの内容を再度確認の上、「メッセージの設定」をクリックしてください。 6.LDAP Proxy LDAP Proxyを利用されている場合、RazorGateとMessageServerバージョンが異なると 画面が正しく表示されません。LDAP Proxy利用時にはRazorGateとMessageServerを 同時にバージョンアップしてください。

7.WebMail Corporate Edition version 2

WebMail Corporate Edition version 2(以下CE2)では以下の問題があります。 ① 自動返信の開始日時、終了日時を設定すると日時の表示がされません。 但し、内部的には日時の設定はされております。 ② オプションのアカウント設定にて文字セット 【日本語(ISO-2022-JP】を選択されており 且つフルネームに2byte文字を使用されている場合、フルネームが正常に表示されませ ん。 <Workaround> 文字セットに【既定の(ISO-2022-JP)を使用してください】を指定してください。 8.iDRACログ 7シリーズにてiDRACのログがフルになる不具合があります。 この問題に対して、メーカーより事象発生時に検知して問題を自動で解消させるパッチがリリー スされております。詳細は当社の以下社外Webをご参照ください。 URL:http://www.nissho-ele.co.jp/product/mirapoint/support_info.html ・7シリーズiDRACログ不具合に対するパッチリリースのご案内

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9.ユーザ転送と自動返信機能の併用(WebMail Corporate Editionのみ発生)

MOS4.3.3以降のバージョンにてユーザ転送が設定されている場合、WebMail Corporate Edition のユーザ設定画面の自動返信機能が設定出来ません。

<Workaround>

自動返信機能を設定する場合には次のどちらかの方法にて設定してください。 ・Webmail Standard Editionにて設定

・一時的に転送の設定を解除し、自動返信を設定後、再度転送を設定

10.NTPサーバーの通信アラート

MOS4.3.5にてNTPサーバーとの同期に関わらず以下アラートがsystem-alerts宛へ6時間毎に 送信される問題があります。指定しているNTPサーバー仕様や設定によっては送信されません。

System Alert: External NTP Service check failed to NTPサーバー名: "ERROR: Request timed out"

本アラートが発生した場合には、次のコマンドでNTPサーバーと同期が可能か確認してください。 CLI>ntp synchronize NTPサーバー名

11.ブランディング

Webmail Corporate Edition version 1を使用する2つのパッチを適用した場合、最初に適用した 言語のブランディングが反映されない問題があります。 日本語言語用パッチ:E4_3_CE42_JP_2 英語言語用パッチ:E4_3_CE42_US_2 <Workaround> 日本語、英語言語用パッチを適用する前に以下手順を実施してください。 ※パッチ適用/削除時にWebmailサービスが再起動します。 1)L4_2_zs_CN_2、L4_2_zt_TW_2パッチ適用 ※パッチ適用の注意事項等につきましては、本書のMOS4.3.5-GAへのバージョンアップ方 法およびPatch適用手順をご参照ください。 <パッチ入手先URL> ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/L4_2_zs_CN_2.mpu5 ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/L4_2_zt_TW_2.mpu5

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<パッチ適用コマンド例 (HTTP サーバーをご利用の場合)>

CLI > update install http://http サーバーのFQDN(/パス)/L4_2_zs_CN_2.mpu5 CLI > update install http://http サーバーのFQDN(/パス)/L4_2_zt_TW_2.mpu5

2) E4_3_CE42_JP_2、E4_3_CE42_US_2パッチ適用 <パッチ入手先URL>

ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/E4_3_CE42_JP_2.mpu5 ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/E4_3_CE42_US_2.mpu5 <パッチ適用コマンド例 (HTTP サーバーをご利用の場合)>

CLI > update install http://http サーバーのFQDN(/パス)/E4_3_CE42_JP_2.mpu5 CLI > update install http://http サーバーのFQDN(/パス)/E4_3_CE42_US_2.mpu5 3) L4_2_zs_CN_2、L4_2_zt_TW_2パッチ削除

以下コマンドにてパッチを削除します。 CLI >update uninstall L4_2_zs_CN_2 CLI >update uninstall L4_2_zt_TW_2

4)画面のローケル設定

WebMail Corporate Editionのトップ画面に日本語版 version 1を設定される場合には 以下コマンドを実行してください。

CLI > locale set default ja_JP.utf-8

WebMail Corporate Editionのトップ画面に英語版 version 1を設定される場合には 以下コマンドを実行してください。

CLI > locale set default en_US.ISO_8859-1

5)ブランディング画面確認

管理GUI「システム」→「ブランディング」→「ダウンロード」よりファイルの形式を選択にて ブランディングファイル名の後ろに(ja_JP.utf-8L4_2, en_US.ISO_8859-1L4_2)が表示 されていることを確認ください。

Mirapoint_apps_4.3.locale.DOS.zip (ja_JP.utf-8L4_2, en_US.ISO_8859-1L4_2)

上記のブランディングをダウンロードし、適用することによりブランディングは問題なく反映さ れます。

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12.ハードウエア誤検知アラート 7シリーズにてハードウエアが正常にもかかわらず不良として誤検知となる不具合があります。 この問題に対して、メーカーより事象発生時に検知して問題を自動で解消させるパッチがリリー スされております。詳細は当社の以下社外Webをご参照ください。 URL:http://www.nissho-ele.co.jp/product/mirapoint/support_info.html ・7シリーズ ハードウエア不良の誤検知に対するパッチリリースのご案内 13.アンチスパム(RapidAntiSpam)、アンチウィルス(Sophos)が適用されているシステムの バージョンアップについて アンチスパムライセンス、アンチウィルスライセンスが適用された機器でバージョンアップ後、 スパム、ウィルスの処理がされず、メールがメールキューに蓄積される事象が発生する可能 性があります。この対策として、バージョンアップ前にSMTPサービスを停止させてスパム関連 及びウィルスのライセンスを削除してからバージョンアップの実施をお願い致します。 バージョンアップ後に再度ライセンスを適用してSMTPサービスを起動してください。 <手順> 1) SMTPサービス停止/無効 MirapointにTelnet(SSH)で管理者ログインし、SMTPサービス停止/無効を実施 [SMTPサービス停止]CLI>service stop smtp [SMTPサービス無効]CLI>service disable smtp 以下コマンドでSMTPサービスの稼働状況を確認 [SMTPサービス停止確認]CLI>service started smtp [SMTPサービス無効確認]CLI>service enabled smtp コマンド結果がNOであればSMTPサービスは停止/無効になってます。 2) アンチスパム(RapidAntiSpam)サービスの有効確認 以下コマンドでアンチスパム(RapidAntiSpam)サービスが有効になっているか事前に確認 してください。

CLI>conf enabled antispam

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MシリーズでユーザのGUIでスパムメニューを表示させる為に、アンチスパムのサービス を無効の状態でライセンスを適用している構成もございます。アンチスパムライセンスの 適用時はサービスが有効になりますので、作業完了後にそのサービスを停止させる必要が ございます。 3) スパム、ウィルスライセンスの削除 現在適用されているライセンスを以下コマンドで確認します。 CLI>license list ライセンスの確認コマンドで表示された以下のライセンスが含まれている場合には、 ライセンスを全て削除してください。

ライセンスキー "Signature Edition Rapid Antispam 20 users" 有効期限 ライセンスキー "Mirapoint MailHurdle unlimited users"有効期限

ライセンスキー "Reputation Hurdle"有効期限

ライセンスキー "Junkmail Manager unlimited users"有効期限 ライセンスキー "Sophos Antivirus 20 users"有効期限

ライセンス削除コマンド

CLI>license revoke ライセンスキー

4) MOSバージョンアップ 手順については本書に記載している”MOS4.3.5-GA へのバージョンアップ方法”を ご参照ください。 5) スパム、ウィルスライセンスの適用 MOSバージョンアップ及び各種パッチの適用後、手順3)で削除したライセンスを 適用します。 ライセンス適用コマンド

CLI>license apply ライセンスキー

ライセンス適用後は、license listコマンドを実行し、ライセンスの削除前と同じ ライセンスが適用されている事を確認します。

(11)

アンチスパム(rapidAntiSpam)を適用した場合には、以下コマンドを実行してください。 CLI>conf disable commtouch-prescan

以下コマンドを実行して結果がNOになっている事を確認してください。 CLI>conf enabled commtouch-prescan

6) アンチスパム(RapidAntiSpam)サービスの有効確認

手順2)で確認したアンチスパム(RapidAntiSpam)サービスの結果がNOであれば、 以下コマンドでサービスを無効にします。YESだった場合にはコマンドの実行は不要 です。

CLI>conf disable antispam

7) SMTPサービス有効/開始 MirapointにTelnet(SSH)で管理者ログインし、SMTPサービス有効/開始を実施 [SMTPサービス有効]CLI>service enable smtp [SMTPサービス開始]CLI>service start smtp 以下コマンドでSMTPサービスの稼働状況を確認 [SMTPサービス有効確認]CLI>service started smtp [SMTPサービス開始確認]CLI>service enabled smtp コマンド結果がYESであればSMTPサービスは有効/開始になってます。 上記対応を実施しても問題が発生した場合には、サポート窓口までご連絡ください。 14.ディレクトリサービス連携時のWebmailアドレス帳検索不具合(LDAP連携時) Webmail(Standard Editionのみ)のアドレス帳検索をLDAPと連携して実施するディレクトリサービ スを利用している場合、最後に選択したアドレスしか選択されません。 対処として、MOS4.3.5へバージョンアップ後に以下の修正パッチを適用する必要があります。 修正パッチ名: D4_3_5_addressbook_history.mpu5 Patchの入手先などは後述のPatch適用手順をご参照ください。

(12)

15.Webmailアドレス帳のCSVファイルエクスポート/インポート不具合

Webmail(Standard EditionおよびCorporate Edition v1)にてアドレス帳のエクスポートおよび インポートを実行した際、“Internal Server Error”のエラーが表示されて処理が実行出来ない

問題がございます。 回避策としては、ブランディングをされていないシステムであれば、以下のコマンドでGUI画面の TOP画面の言語を設定する事で、Standard EditionのみCSVでエクスポート/インポートが可能 になります。 *確認コマンドの結果がja_JP.utf-8またはen_US.ISO_8859-1になっていれば、変更の必要は ございません。

[日本語がTOP画面表示の場合] CLI > locale set default ja_JP.utf-8 [英語がTOP画面表示の場合] CLI > locale set default en_US.ISO_8859-1

[確認コマンド] CLI>locale get default

ブランディングをされているシステムの場合には、ブランディングの編集が必要になりますの で、変更方法につきましては弊社サポートまでご連絡ください。

(13)

■MOS バージョンアップの前に バージョンアップの実施に際して、次の点にご注意ください。 注1) バージョンアップ進行中は、システムを再起動しないでください。バージョンアップ終了後に 自動的に再起動が実施されます。尚、バージョンダウンはできません。 注2) ブランディングを実施されている場合、事前に現在のブランディングファイルを取得してお き、バージョンアップ終了後に再適用してください。尚、古いMOS バージョンのブランディン グを使用される場合、画面の変更などにより正常に表示できない可能性がありますので、 表示に問題がないか確認して下さい。正常に表示できていない場合は、お客さまご自身にて ブランディングを再作成していただく必要があります。 注3) クラスターシステムをバージョンアップする場合、クラスターを解除後(Standby 停止後)に バージョンアップを実施してください。 注4) スプールサーバーをバージョンアップする場合、事前にシステムのフルバックアップを実施さ れることをお勧めします。RazorGate シリーズの場合は、システムコンフィグを事前にバックア ップしてください。 注5) MOSバージョンアップを実施するには、Upgrades Allowed ライセンスが必要です。ご使用中 のMirapoint にインストールされていることを事前にご確認ください。

CLI > license status Upgrades Allowed

注6) MOS4.3.5 にバージョンアップを行うには MOS4.1.9 以降にする必要があります。MOS4.1.9 未満のバージョンから MOS4.3.5 に直接バージョンアップすることはできません。

注7) HTTPサーバーを利用してバージョンアップを実施する場合、MirapointにHTTPプロキシが指定 されているとそのプロキシ経由でパッチをダウンロードします。HTTPプロキシ経由でHTTPサーバ ーへアクセスが出来ない場合には、一時的にHTTPプロキシ設定を無効にしてください。 以下コマンドでHTTPプロキシを無効/有効が可能です。

[HTTPプロキシ設定無効] CLI >conf disable httpproxy [HTTPプロキシ設定有効] CLI >conf enable httpproxy [HTTPプロキシ設定確認] CLI >conf enabled httpproxy

※確認コマンドでYESであれば有効、NOであれば無効になっております。

注8) 本バージョンより前にD4_webmail_hang_restartのパッチを適用されている場合には、以下コマ ンドにて、パッチを削除してからMOSのバージョンアップを実施してください。

CLI>update uninstall D4_webmail_hang_restart

警告でNote: Some updates can automatically reboot the system. Continue? (y/n)と 表示されますが、再起動は発生致しませんので、yを入力してください。

(14)

■MOS4.3.5-GA の入手先 メーカーFTP サイトからモジュールをダウンロードしてください。 ダウンロードしたモジュールは、バージョンアップ対象の Mirapoint からアクセス可能なネットワー ク上の anonymousFTP サーバー、若しくは HTTP サーバーに一旦保存してください。 入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/R4_3_5_GA.mpu5 ■MOS4.3.5-GA へのバージョンアップ方法 事前にサービスを停止し、必要に応じて Backup を実施した上で実行します。 ① Mirapoint に administrator でコマンドログイン ② update install コマンドを実行 <anonymousFTP サーバーをご利用の場合>

CLI > update install ftp://username:password@ftp サーバーのFQDN(/パス)/ファイル名 <HTTP サーバーをご利用の場合>

CLI > update install http://http サーバーのFQDN(/パス)/ファイル名 実行例)

②-1.update install コマンドを実行

CLI > update install http://192.168.xxx.xxx/mirapoint/R4_3_5_GA.mpu5 ②-2.上記コマンド実施後、次のメッセージが表示されますので「y」を入力

Some updates can automatically reboot the system. Continue? (y/n) ※インストール完了後、Mirapoint は自動的に再起動します。

③ バージョン確認

再起動完了後、administrator にて再度コマンドログインしバージョンを確認します。 CLI > version (MOS4.3.5-GAと出力されればバージョンアップは完了です。)

■Patch適用手順

MOS4.3.5 へバージョンアップ後、次のPatchの適用をお勧めします。適用は、MOS バージョン アップと同様にupdate installコマンドを用いて実行します。(バージョンアップ方法の項参照) - D4_Adjust_SMTP_Params

smtp 通信終了後、相手側 MTA に対して QUIT コマンドを即発行する patch です。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/mert/D4_Adjust_SMTP_Params.mpu5)

※ 本 Patch は update install 時にパッチ名の最後に下記のように下線オプションを指定する 必要があります。

CLI > update install http://192.168.xxx.xxx/D4_Adjust_SMTP_Params.mpu5?timeQuit=120s&cacheSize=0 ※ パッチ適用時は自動で smtp が再起動します。

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- E4_antivirus_DA VirusCheckにおいて、passwordで保護された添付ファイルをスキャンした場合、デフォルト動作 としてスキャンが失敗したとのメッセージが対象メールの本文に挿入されます。このメッセージ挿 入を実施させない場合に本パッチを適用します。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/E4_antivirus_DA.mpu5) ※ 本パッチはsmtpサービス稼動中に適用してください。 (サービスを停止した状態で適用すると正しく反映されない場合があります) ※ パッチ適用に伴うサービス再起動は発生しません。 - D4_webmail_hang_restart 本パッチを適用することにより、Webmail(管理GUI)にアクセス不可になる事象発生前に Webmailサービスを自動で再起動して回避することが可能です。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/mert/D4_webmail_hang_restart.mpu5) ※ パッチ適用に伴うサービス再起動は発生しません。 - E4_3_CE42_JP_2

本パッチを適用することによりWebMail Corporate Edition version 2以前のversion 1の 日本語版の画面構成も選択できるようになります。

(入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/E4_3_CE42_JP_2.mpu5) ※ パッチ適用時は数秒間WebMailへのアクセスができません。

WebMail Corporate Editionのトップ画面に日本語を設定される場合には、以下コマンドを実行 してください。

CLI > locale set default ja_JP.utf-8

パッチ適用後はコマンドラインより以下コマンドにてGUIの標準画面として表示させたいWebmail のバージョンを選択してください。

・Webmail Corporate Edition v1 => 旧Webmail Corporate Edition v1選択時 CLI>http set root Enterpriseuiv1

・Webmail Corporate Edition v2 => 新Webmail Corporate Edition v2選択時 CLI>http set root Enterpriseuiv2

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- E4_3_CE42_US_2

本パッチを適用することによりWebMail Corporate Edition version 2以前のversion 1の 英語版の画面構成も選択できるようになります。

(入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/E4_3_CE42_US_2.mpu5) ※ パッチ適用時は数秒間WebMailへのアクセスができません。

※ localeにja_JP.utf-8を設定されている場合、en_US.ISO_8859-1に変わります。

WebMail Corporate Editionのトップ画面に英語版 version 1を設定される場合には 以下コマンドを実行してください。

CLI > locale set default en_US.ISO_8859-1

パッチ適用後はコマンドラインより以下コマンドにてGUIの標準画面として表示させたいWebmail のバージョンを選択してください。

・Webmail Corporate Edition v1 => 旧Webmail Corporate Edition v1選択時 CLI>http set root Enterpriseuiv1

・Webmail Corporate Edition v2 => 新Webmail Corporate Edition v2選択時 CLI>http set root Enterpriseuiv2

設定後は確認コマンド(http get root)で設定内容を確認 - D4_sel_log_clear_1 7シリーズにてiDRACログがフルになる問題をクリアするパッチです。 6シリーズには適用の必要はございません。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/mert/D4_sel_log_clear_1.mpu5) ※ パッチ適用に伴うサービス再起動は発生しません。 -D4_healthm_restart_2 7シリーズにてハードウェアステータスの誤検知をクリアするパッチです。 6シリーズには適用の必要はございません。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/mert/D4_healthm_restart_2.mpu5) ※ パッチ適用に伴うサービス再起動は発生しません。

(17)

-D4_3_5_smtp_ipv6_ignore_1

Recipient domain must existのエラーでメールが送信出来ない不具合の修正パッチです。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/D4_3_5_smtp_ipv6_ignore_1.mpu5) ※ パッチ適用時にSMTPサービスの再起動が発生します。 -D4_3_5_ssl_security SSLのセキュリティ対策のパッチです。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/D4_3_5_ssl_security.mpu5) ※ パッチ適用時にSSLサービスの再起動が発生します。 -D4_3_5_nic_failover (NIC冗長の設定をされている場合のみ適用) NIC冗長の設定をされている場合のみ、本パッチを適用してください。 こちらはNIC冗長設定時の不具合を修正したパッチです。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/mert/D4_3_5_nic_failover.mpu5) ※ パッチ適用に伴うサービス再起動は発生しません。 -D4_3_5_addressbook_history Webmailでディレクトリサービスを利用している場合、最後に選択したアドレスしか表示されない問 題を修正したパッチです。 Webmailでディレクトリサービスを使用していない場合には、パッチ適用は不要です。 (入手先: ftp://ftp.mirapoint.com/pub/updates/D4_3_5_addressbook_history.mpu5) ※ パッチ適用に伴うサービス再起動は発生しません。 なお、ご使用いただいているシステムに既に適用されているpatchによってはバージョンアップ後に update listコマンドの結果に表示されないものがあります。また、元々update listには表示されない patchもありますので、ご不明な点は当社窓口までお問い合わせください。

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■お問い合わせ窓口 日商エレクトロニクス株式会社 日商エレクトロニクス・プロダクト・センター E-mail: npc@nissho-ele.co.jp ■改訂履歴 2012/9/27 初版 2012/10/2 第2版 MOS4.3.5-GA 既知の問題を修正 2012/11/27 第3版 主な変更/修正項目、日商ナレッジ及びPatch適用手順にパッチを 追記 2013/2/1 第4版 日商ナレッジ及びMOS4.3.5-GA 既知の問題に追記 2013/11/15 第5版 MOS4.3.5-GA 既知の問題及びPatch適用手順追記 2014/2/12 第6版 日商ナレッジ、既知の問題及びPatch適用手順追記/修正 2014/3/28 第7版 主な変更/修正項目、日商ナレッジ、既知の問題及びPatch適用手順 追記/修正 2014/4/22 第8版 既知の問題を追加 以上

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