第 4学 年 理 科学習指導案
授業者
平成 15年 9月 30日 (火)5校 時 大船渡市立猪川 小学校 理 科室
4 年 1 組
男子 2 3 名 女 子 1 8 名 計 4 1 名 豊岡真也
1 単 元名 も ののかさとカ 2 単 元について
(1)内 容
本単元は、学習指導要領 目標 (2)内 容 B(1)に 位置づけ られ る。児童は これ までにボ
〒ルや浮 き輪 な ど、空気 をと じこめた物で遊んだ経験 を して きている。本単元では、 これ ら の経験 をもとに 「空気は圧 し縮 め られ るが水 は縮 め られない こと 「閉 じこめた空気には、弾 性 があること」 を理解で きるようになること」がね らいである。
空気は、私 たちの身の回 りにた くさんあるが、生活の中で意識することは少ない。
しか し、空気の弾性 を利用 したものは、ボールやタイヤな ど身近 にた くさんある。 この単 元では、空気で つぽ うをつかつた活動 を通 して、空気の持 つ重要な特性 (弾性 )を 理解 す る とともに、空気 と水 を比較 して調べる中で、気体 と液体 の性質の違 いをとらえさせ るよ うに したい。
(2)児 童の実態
子 ともたちは、理科の学習 を好んで お り、特 に実験 や観察への興味 や関心が高 い。 これ ま での学習において、予想 を立てた り、観 察方法 を考 えた りす る中で、科学的な見方や考 え方 が少 しずつ身について きて いる。
生活場面では、ボ ールや風船 を膨 らませ るとい つた経験 や体験 は して いるものの、その特 性 についての見方や考 え方は まだ十分 ではない。本単元では手 ごたえを感 じた りかさを実感
させ る活動 を通 してね らいに迫 つていきたい。
(3)指 導 にあたつて
本単元で扱 う空気 につ いて、児童 が生活の中で 、手 ごたえを感 じた り、かさを実感 と して とらえた りす る機会 は少ない。本単元 は、平成 14年 度 か らの学習指導要領で 、 3学 年 か ら 4学 年に移行 した内容であ るが、子 どもの実態 を考慮 して、まず、導入で空気 を閉 じこめて 、 空 気の弾 力やかさを体感 す る活動 を設定 して、全員 に十分 に空気の存在 を体感 させ たあ とで、
空気で っぱ うを使 つた実験 につな ぐようにす る。
空気で っぱ うで玉 を遠 くに飛ばす活動では、夢 中にな つて中の空気の存在 を意識 しないで いることが多 く見 られ る。そ こで、空 気 もれで つぽ う、空気の少ない短筒で つぼ うな ど、よ く飛ばない空気で つぼ うを併用 させ たい と考 える。 これによって 「どう した らもつと遠 くヘ 飛ばす ことがで きるか」 という問題意識 を持 たせ ることがで きると考 える。実験 を繰 り返す うちに、飛ばない原 因 を考 えるようにな つた り、空気のもれ 、中の空気のかさや圧 し縮 め る 力の違 いに気づ くことによ り、よ く飛ぶ空気で つぼ うへの工夫 が生 まれ るのではないか と考 える。
次に、玉 が飛ぶ ときの 、つつの中の空 気のかさや、後玉の位置 を調 べ させ る。 ここでは、
前玉 をおす ものが空気で あ ることを理解 させ る。その後 、空気 が後玉の力 を、棒の よ うにそ の まま伝 えたか、ぱねの よ うに縮んで伝 えたか考 えさせ る。そ こか ら、空気 が縮 むかどうか を調べさせ 、空気の弾性 を理解 させ る。 この性質 を理解 させ るために、空気で つぱ うの前玉 を飛ばな いよ うに して後 玉 をおさせて 、つつの中のかさの変化 と手 ごた えを感 じとらせ る。
さ らに、空気 と水 の性 質の違 いを理解 させ るために水で つぽ う遊 び をさせ る。空気で つぽ うのつつの中に、空気の代わ りに水 を入れて、空 気の ときのよ うに うま く飛ばな いことに気
時
所
童
日
場
児
づ かせ る。そ こか ら、水は空気 と違 い縮 まないのではと予想 させ注射器 を用 いた実験で確か め させ る。
最後 に、実際におもちゃをつ くつて確 かめた り、空気 と水の性質の違 いをまとめてい く。
以上 、児童の問題意識 を大切 に して 、解決へ意欲 をもつて取 り組め るように教材 を工夫 じ て いきたい。また、自分の考 えに 自信 を持 ち、学習 が学級全体の ものにな るように発表や実 験 ・観察を全員のものに していきたい。
3,単 元の 目標
(1)空 気 を入れた入れ物な どを圧 して、空気の存在 を確 かめ、手 ごたえを感 じることがで きる。
(2)空 気で つぽうをつ くつて玉 を飛ば し、空気は圧 じ縮めることがで きるかに問題 を持ち、
閉 じこめた空気を圧 して調べ、空気のかさと手 ごたえの変化 を関係 づけて考 えること がで きる。
(3)水 も圧 し縮めることがで きるかに問題 を持ち、空気 と比較 しなが ら調べ、力 を加 えた ときの空気と水の性質につ いて考えることがで きる。
4 単 元の主な評価規準
評価規準 自然現象への
関心 '意 欲 ・態度
閉 じこめた空気や水 に力 を加 えたときの現象 に興味 ・関心 をもち 進んで空気や水のかさや圧 し返す力の変化 を調べようとす る。
空気 と水の性 質 を使 つてものづ くりを した り、その性質 を利用 し た物 を見つけた りしようとする。
科学 的な思考
・空気や水のかさや圧 し返す力の変化によつて起 こる現象 とそれぞ れの性質 を関係付 けて考 えることがで きる。
白閉 じこめた空気や水に力を加えたときの変化 を比較 して、それら の違 いを予想することがで きる。
観察 ・実験の 技能 ・表現
・容器 を使 つて空気や水の力の変化を調べた り、ものづ くりをした りす ることがで きる。
・空気や水 による現象の変化を調べ、記録することができる。
自然現象 についての 知識 ・理解
B 閉 じこめた空気を圧 し縮めると、かさは小さ くなるが、圧 し返す 力は大 き くなることを理解する。
口空気は圧 し縮め られるが、水圧は圧 し縮め られないことを理解す
る。
5 指 導計画 (6時 間 )
主な学習活動 評価規準 (観点 )[方 法]
第 1 次 3 時 間
1
空気 を入れたポ リ袋やボール、プラス テ ックの入れ物な どを圧 して手 ごたえ を感 じる。
空気の入 つたポ リ袋な どを圧 して、空 気の存在 を確 かめた り、手 ごたえを感 じた りす ることに興味 をもち、進んで 調べようとす る。
(関心 '意欲 ・態度 )[発 言 ・行動観察]
空気で玉 をとぱす ことがで きることに 興味 をもち、進んで空気で つぽ うをつ
くろうとす る。
(関心 ・意欲 ,態 度 )[発 言 ・行動観察]
玉が遠 くに とぶように、工夫 して空気 で つぽうをつ くることがで きる。
(技能 。表現 )[行 動観察 ・作品]
2
玉 が遠 くにとぷよ うに、工夫 して空気 で っぽ うをつ くり、玉 をとば してみ る。
玉 がとぶ ときの、つつの中の空気のか さや、後玉の位置 を観察 し、押 し棒 を 押 す と、つつの中の空気のかさが小さ くな つて、玉 がとび出す ことをまとめ る。
第 2 次 1 時 間
1
前時 までの学習か ら、空気は圧 し縮 め られ ることがで きるかに問題 をもち、
注射器 に閉 じこめた空気 を圧 して、か さと手 ごたえがどうなるか、調べ る。
玉 を水中にとば して、圧 し縮め られ た 空気 が前玉をとば していることを確 か め る。
空 気は、圧 し縮め られてかさが小 さ く な るほ ど、圧 し返 す力が大 き くなるこ と、 この力で 、空気で つぼ うの前玉が とび出す ことをまとめ る。
注射器に閉 じこめた空気 を圧 して、カ の加 えかたによるかさと手 ごたえの変 化 を調べ、結果 を記録 す ることがで き る。
(技能 ・表現 )[行 動観察 ・記録]
空気は、圧 し縮め られ るほ ど、圧 し返 す力が大 き くなることと、空気で つぽ うの前玉がとぶ ことを関係 づけて考 え ることがで きる。
(科学的な思考 )[発 言 ・記録]
第 3 次 2 時 間
1
・水 も、空気のように圧 しこめ られ ると かさが小 さ くなるかに問題 をもち、注 射器 に開 じこめた水 を圧 して、かさや 手 ごたえがどうなるかを調べ、空気 と
くらべ る。
B 空 気 と違 つて、水は圧 し縮め られない ことをまとめ る。
・水は圧 し縮めることができるか、圧 し たときの手 ごたえは どうかを、空気の 場合 と比較 して考 えることがで きる。
(科学的な思考 )[発 言 ・記録]
・注射器に閉 じこめた水 を圧 して、かさ 'や 手 ごたえが どうなるかを調べ 、結果
を記録 す ることがで きる。
(技能 口表現 )[行 動観 察 ・記録]
1
。「考 えよう」について考えをまとめた り、実際におもちゃをつ くつて確 かめ た りす る。
。「学習の整理」を行 い、空気と水の性質 の違 いをまとめ る。
口閉 じこめた空気 を圧 し縮め ると、かさ は小 さ くな るが、圧 し返す力は大 き く なることを理解す る。
日空気は圧 じ縮め られるが、水は圧 し 縮め られない ことを理解 す る。
(知識 口理解 )[発 言 ・記録]
6 本 時の指導 (1)ね らい
水は圧 し縮めることがで きるか、圧 したときの手 ごたえは どうかを、空気の場合 と比較 して考 え、結果 を記録す ることがで きる。
(2)評 価 評価規準
(観点 )
[方法] おおむね満足
水 は圧 し縮めることが で きるか、圧 したとき の手 ごたえはどうか を、空気の場合 と比較 して考 えることができ る。
(科学的な思考 ) [発言 ・記録]
空気のかわ りに水 を入れた らどうな るかを問い、空気 と水 を くらべる視 点 を与 えた上で、
水の性質 を考 える よう助言す る。
B空 気 と水について の 自分の経験 と関 係 づけた り、前時 での空気の実験結 果 を想起 した りし なが ら、水は圧 じ 縮 め ることがで き るかを、予想す る ことがで きる。
白空気の性質と くら べなが ら、閉 じこ めた水 を圧 したと きの性質について 考 えることができ る。
注射器に閉 じこめた水 を圧 して、かさや手 ご べ、結果 を記録するこ
とがで きる。
(観察 ,実験の技能 ・表現) [行動 観 察 ・記 録 ]
注射器 に水 を閉 じ こめ、かさや手 ご
注 射 器 に水 を閉 じ こめ 、かさや手 ご
注射器に水 を閉 じ こめた り、圧 した るかを、空気の と
きと比較 しなが ら 調べ ることがで き る。 また、調べた 結果 を、空気の性 質 と比較 しなが ら
まとめ ることがで きる。
を調 べ 、結果 を記 録 す る ことがで き
る。
が一緒 に行 い、実 験結果 を空気の性 質 と くらべながら
まとめ るように、
助言 コ援助 する。
( 3 ) 展 開
◇支援 ◆ 評価
階旧処ぼ