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大都市臨海部における緑被環境に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)

大都市臨海部における緑被環境に関する研究 

−高分解能 IKONOS 衛星画像による分析−(その1)  

    日大生産工(院)○鈴木雄三   日大生産工  宮崎隆昌   日大生産工(院)  高岡由紀子  

日大生産工(院)  阿部隼   日大生産工(PD)    中澤公伯       

1.  序論  1-1 背景 

我国の大都市圏において、生活環境に豊かさや潤いを付 加する存在の一つが『緑』

注1)

である。都市における『緑』

は、癒し・安らぎの空間、防災、環境学習、生物の生息地 などとしての役割を果たしており、その積極的な評価や誘 導指標を探求することは喫緊な課題である。 

近年、東京湾臨海部においては、工業的土地利用から商 業地域・住居地域への転用が進み、ウォーターフロント整 備が進み都市機能が拡大している。 『緑』に関しても、臨海 部では主に工業地帯との緩衝帯として整備されたという従 来の経緯があるため、工業的利用から商業地域・住居地域 への転用に対応した機能改善が必要である。しかし、埋立 地や旧海岸線付近では人工的に植栽され、生息期間も短く、

内陸部の『緑』とは異なった構成をしているため、 『緑』の 現状と特性の把握は急務であると言える。 

一般に植生図等の『緑』に関する基礎資料は、航空写真 からの解析と行政機関等による現地調査により作成が行な われているが、近年、人工衛星画像によるリモートセンシ ング解析を利用した調査・評価手法が開発されデータ化さ れている。 近年、 高分解能人工衛星画像が入手可能となり、

その利用価値と精度が向上し、都市環境評価に適用できる 実用レベルでの分析ができるようになった。 

1-2  研究の目的 

大都市臨海部における緑被

注2)

の有無、分布状況、形態を 調査・分析し、地理的条件との関係を明らかにし、緑被環 境の評価手法を検討することを目的とする。地域における 自然的環境のネットワーク形成や建築物の外構計画など、

周辺を巻き込んだ広範な連担性や持続可能性を考慮するた めの基礎資料としてまとめる。 

1-3  研究の位置づけ 

高岡ら

1)

は、東京湾沿岸域全体を土地利用上の観点から 分析し、マクロ的な視点から緑地の配置状況を明らかにし、

飯田ら

2)

は、臨海部の公園・緑地の規模や形状と来訪者の 行動の関係性について考察している。しかしながら、実際 の都市においては緑地以外にも『緑』は存在し、 『緑』を有

さない土地利用上の公園・緑地も存在しているため、別の 評価指標での検証も必要であると考えられる。 

そこで本研究では、高分解能衛星画像の利用により、ミ クロ的な視線に立ち、都市や建築・人々の生活に影響を与 える『緑』の実体を検証している。 

高分解能衛星画像に関連するリモートセンシングの分野 では、植生指標を用いた都市内緑被の抽出

3)

、低分解衛星 画像による緑被率の算定

4)

などの事例があるが、いずれも 緑被の分布状況把握や緑被形態を対象としたものではない。  

2.  研究方法  2-1  対象領域 

千葉県千葉市中央区・若葉区付近を研究対象地域とした。  

この地域は、比較的早くから埋立てが進み、かつ、海岸線 から 1-2 ㎞の帯状中間領域を境界に、臨海部と内陸部で都 市的環境特性に相違が見られる領域を含んでいる(宮崎・

中澤(1999))。 

2-2  研究のフロー 

衛星画像を用いたリモートセンシング解析の技術を援用 し、緑被を抽出、行政発行資料・埋立て変遷図等と国土地 理院・数値地図を基に、パーソナルコンピューターによる 地理情報システムアプリケーションを用いて GIS データベ ースを構築する。緑被、地形、土地利用データによるオー バーレイ分析を行ない、考察を行った(Fig.1) 。  2-3  データの作成 

①緑被データ 

1pixel

注 3)

=4m×4m精度の高分解能IKONOS衛星画像

注 4)

より、(1)を用いて正規化標準植生指標NDVI

注5)

を算出し、

植生を抽出した。 

 

NDVI = (IR-R) / (IR+R)        ……(1)   

ただし、IR:近赤外バンド  R:赤外バンド   

NDVI の閾値を 0.1、0.3、0.5 の三段階に設定し、三つ のレベルの緑被データを作成した(Fig.2)。 

同時に、現地サンプリング調査を行ない、各レベルで A study on the Green Cover Environment in the Metropolitan Coastal Areas

- Analysis by Using the Imagery of High Resolution Satellite IKONOS - Part1 -

Yuzo SUZUKI, Takamasa MIYAZAKI, Yukiko TAKAOKA, Hayato ABE and Kiminori NAKAZAWA 

(2)

 

抽出された『緑』の現状把握を行なった。その結果、

NDVI=0.1 では草地・針葉樹(低木)・芝草(夏緑型) 、 NDVI=0.3 では針葉樹(高木) 、NDVI=0.5 では広葉樹・芝 草(常緑型)を主に確認することができた。 

対象領域の設定

データ の作成

『 緑』 データ

オーバーレ イ 分析

考察 地理情報シ ステ ムデータ ベース 構築

地形データ

緑被率と 地形と の関係 NDVIと 地形と の関係

規模と 地形と の関係

緑被率と 地形と 土地利用用途の関係

地形データ 規模

地形と 土地利用構成比の関係 NDVI

対象領域の設定

データ の作成

『 緑』 データ

オーバーレ イ 分析

考察 地理情報シ ステ ムデータ ベース 構築

地形データ

緑被率と 地形と の関係 NDVIと 地形と の関係

規模と 地形と の関係

緑被率と 地形と 土地利用用途の関係

地形データ 規模

地形と 土地利用構成比の関係 NDVI

  Fig.1  研究のフロ− 

 

Fig.2  緑被データ(NDVI≧0.3) 

Fig.3  地形データ 

②地形データ 

国土地理院発行の数値地図 2500(空間データ基盤)と 千葉市作成「埋立て変遷図」より、旧海岸線を把握し、

バッファ作成により旧海岸線からの距離を 100mごとに 分類し地形データを作成した(Fig.3)。 

③土地利用データ 

IKONOS 衛星画像の 4mx4m pixel に対応するため、千葉県 から提供される「平成13年土地利用現況図」より、対 象領域の土地利用現況のベクターデータを作成し、土地 利用データとした(Fig.4)。 

3.  緑被環境  3-1  NDVI 値 

IKONOS 衛星画像の演算結果より、対象領域の NDVI 値は 約-1.00 から 0.98 であった。NDVI≧0.1 を緑被とすると、

対象領域内の NDVI 最大値は約 0.98、平均は約 0.24 となっ た。平均的にみると植生がそれほど強いものではないがあ る程度の緑被が対象領域内に存在していると考えられる。 

3-2  緑比率 

海を除いた対象領域全体の緑被率

注6)

は、NDVI≧0.1 で約 25.9%、 NDVI≧0.3で約7.2%、 NDVI≧0.5で約1.1%となった。

千葉市によると対象領域の大部分を占める中央区の緑被率

(緑化された土地や林野、農地の占有率)は 21.8%とされ ている。緑被の対象基準の違いにより緑被率にも大きな違 いが出るため、対象基準の設定が重要であると言える。 

3-3  規模別構成比 

緑被の形態を表わす要素のとして、緑被の規模に着目す る。隣接、又は一部接する pixel(Moore 近傍)を連続する 一つの緑被の集まりであると考え、pixel 数を緑被の規模 とした。pixel 数 1、2、3-4、5-10、11-50、51-100、101-500、

501-1000、1001-5000、5001-10000、10001-50000 の十一段 階に分類し、その構成比の把握を行なった。 

その結果、すべての『緑』データとも規模が大きくなる につれ、構成比は減少傾向であることが得られた。NDVI 値 が大きいほど、少規模の『緑』が多く存在しているが、

pixel=2 では NDVI 値に関わらず約 17%とほぼ同じ割合とな っている。pixel=3-4 以上では、NDVI 値が小さいほど高い 割合を示す結果となった (Fig.5) 。植生の強い『緑』は、

大きく連担してないことがわかる。 

千葉港 

旧海岸線 

4.  緑被環境と地形  1000      0      1000      2000 

4-1  NDVI 値と地形との関係 

0.1 以上で抽出した平均 NDVI 値は、旧海岸線からの距離

 

(3)

 

が海側 1000-1500m 付近の地域で約 0.15 と低い傾向が見ら れる。また、内陸側では旧海岸線から 1000m 付近まで内陸 側の他の地域に比べ NDVI 値平均が約 0.21 と低くなった。

内陸側の地域は平均的に約 0.25 程度の値となった。旧海岸 線からの距離が海側 1000m付近以上の地域では、NDVI 値が 0.3 以上は少数、0.5 以上はまったく抽出できなかった。こ のように、NDVI 値からみると埋立地と後背地で植生の強さ に差がみられる。 

Fig.4  土地利用データ 

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

1 2 4 10 50 100 500 1000 5000 10000 50000

規模(pixel数)

構成比率

NDVI≧0.1 NDVI≧0.3 NDVI≧0.5

Fig.5  緑被の規模別構成比 

0.00%

10.00%

20.00%

30.00%

40.00%

50.00%

60.00%

21 00-22 00 16 00-17 00 10 00-11 00 500-6 00 0-1 00 400-5 00 90 0-10 00 14 00-15 00 19 00-20 00 24 00-25 00 29 00-30 00 34 00-35 00 39 00-40 00 44 00-45 00

旧海岸線からの距離

緑比 率 NDVI=0.1

NDVI=0.3 NDVI=0.5

旧海 岸線

Fig.6  緑被率と地形との関係  4-2  緑被率と地形との関係 

旧海岸線から内陸側にいくにしたがって、緑被率は増加 傾向が見られる。しかし、旧海岸線から内陸側 400-800m 付近において、緑被率が低い値となっている。一方、旧海 岸線から海側に向かっては、0-100m、1900-2000mの範囲 では、周辺地域より高い値を示している (Fig.3) 。海岸線 から海側・内陸側ともに 1000m付近までの間の地域で、緑 被環境に顕著な特徴があるということがわかる。 

4-3  緑被率と規模と地形との関係 

ここでは、 (4-2) において NDVI≧0.3 のレベルからみた 緑被率で特徴の見られた地域における緑被規模の構成を分 析した。緑被率の減少傾向が見られる内陸側 500-600m、

4100-4200m の地域では、pixel=50 以下の規模の『緑』が約 80%を占めている。それに対し、緑被率の増加傾向の見られ る内陸側 3900-4000m、海側 0-100m、1900-2000m、の地域で は, pixel=51 以上の『緑』が約 70%近くを占めていること がわかる。地域によっては、緑被規模の違いによって緑被 率に大きく影響がみられる。 

5.  緑被環境と土地利用 

5-1  対象領域における土地利用構成比 

  埋立地では、工業用地が約 70%、運輸・流通施設用地が 約 10%、道路用地が 6%といった土地利用構成比をなしてい る。内陸の後背地では、住宅用地が約 32%、道路用地が約 19%、8%が商業用地、山林、文教・厚生用地、オープン施設 用地がそれそれ約 6%といった土地利用構成比となった (Fig.6)。埋立地と後背地で土地利用用途に違いがみられる 一般的な大都市沿岸域である。 

5-2  土地利用用途別緑被率と地形との関係 

埋立地での土地利用用途別緑被率の平均と、後背地での 土地利用用途別緑被率の平均を Fig.7 に示す。 

○工業用地では、NDVI≧0.5、0.3 の植生の強いレベルから 見ると埋立地の緑被率がそれぞれ約 1.5%、3.4%と後背地に 比べ高い。一方で、NDVI≧0.1 のレベルから見ると後背地 の緑被率が約 12.6%と埋立地よりも少し高くなっている。 

○商業用地では、NDVI≧0.5、0.3 の植生の強いレベルから 見ると埋立地の緑被率がそれぞれ約 0.2%、1.9%とわずかな がら後背地よりも高い。一方、NDVI≧0.1 のレベルから見

ると後背地の緑被率が約 9.5%と高い値となっている。 

○住宅用地では、NDVI 値のレベル差に関わらず、後背地の 緑被率がそれぞれ約 0.5%、4.1%、21%と埋立地よりも高い 値を示している。 

○その他の空地・未舗装地では、NDVI≧0.5,0.3 の植生の 強いレベルからみると埋立地は緑被率が 0.0%である。NDVI

≧0.1 のレベルからみると後背地の緑被率が約 32.1%と埋 立地よりも高くなっている。 

○オープン施設用地では、NDVI 値のレベル差に関わらず、

埋立地の緑被率がそれぞれ約 2.3%、29.3%、57.3%と後背地

 

(4)

 

よりも高い値となった。 

0% 20% 40% 60% 80% 100%

-2200-2100 1900-2000 1700-1800 1500-1600 1200-1300 1000-1100 800-900 600-700 400-500 200-300 0-100 0-100 200-300 400-500 600-700 800-900 1000-1100 1200-1300 1400-1500 1600-1700 1800-1900 2000-2100 2200-2300 2400-2500 2600-2700 2800-2900 3000-3100 3200-3300 3400-3500 3600-3700 3800-3900 4000-4100 4200-4300 4400-4500 4600-4700

構成比旧海岸線からの距離

構成比

田 畑 採草放牧地 荒れ地、耕作放 棄地、低湿地 山林 河川、水面、水 路 海浜、河川敷 住宅用地 商業用地 工業用地 運輸施設用地 公共用地 文教・厚生用地 オープン施設用 地 その他の空地、

未舗装地 用途改変中土地 屋外利用地 防衛用地 道路用地 鉄道 属性不明個所等

Fig.6  土地利用構成比 

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

採草放牧地 れ地、耕作放棄地低湿地 山林 河川、 海浜河川敷 住宅用地 商業用地 工業用地 運輸施設用地 公共用地 文教・厚生用地 施設用地 の他の空地、未舗装地 用途改変中土地 屋外利用地 防衛用地 道路用地 鉄道

緑被率平均(%)

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

NDVI≧0.1 平均緑被率 %

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0

NDVI≧0.3 平均緑被率 %

0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00

NDVI≧0.5 平均緑被率 %

後背地 埋立地 後背地 埋立地 後背地 埋立地

Fig.7  土地利用用途別平均緑被率  同じ土地利用用途でも、植生の強さによっては緑被率が

埋立地と後背地で差がみられる。 

6.  総括  6-1  まとめ 

本稿の分析結果から得た知見を以下にまとめる。 

①  旧海岸線から海側、特に 900m以上では、植生の弱い

『緑』は確認できるが、植生の強い『緑』が存在して いない。 

②  旧海岸線から内陸部側 700m付近から内陸部に向かう ほど、植生の強さに関わらず、緑被率は増加する傾向 がみられる。 

③  pixel=51 以上の大規模な『緑』が多くの割合を占める 地域では、緑被率が高い値を示す。 

④  内陸部側に向かって増加傾向がみられる緑被率だが、

旧海岸線から内陸部側に 400-800m周辺では緑被率は 低い。この地域は、既往研究論文

1)2)

による中間領域と 符合している。 

⑤  埋立地では平均的にみると後背地よりも植生が弱く、

旧海岸線からの距離により大きく異なっていること がわかる。これらは植物の生態プロセスや整備目的に 影響を受けているのではないかと考えられる。 

⑥  工業用地、商業用地では、植生の強い『緑』でみると 後背地よりも埋立地に緑被率が高いことがわかる。後 背地では植生の弱い『緑』までを含んでみた場合、大 きな緑被面積があると言える。 

6-2  課題と展開 

リモートセンシング、GIS 等の解析技術を組み合わせる ことで、従来の観測・調査では困難と思われる膨大で詳細 な緑被環境を容易に把握できたと考えられる。今後の課題 として、植生指標としてより誤差の少ない演算式等を適用 すること、緑被の形状など質を表わす要素を増やしての分 析、緑被の分散度を明らかにすることなどが上げられる。 

〔注〕 

1)  本研究においては、緑葉を持つ植物を総称して『緑』と定義する。 

2)  本稿で述べる緑被とは、緑葉を持つ植物に覆われた地上を意味し、NDVI によって抽出されたに覆われた分解能要素と定義する。 

3)  ラスター形式のデータを構成する基本的空間単位は pixel の他に mesh、

pixel などが上げられるが、本稿では衛星画像データを利用するため、画 像構造の表記で多く用いられる pixel をラスターデータの基本単位とし て用いる。 

4)  Space Imaging 社(U.S. Space Imaging Co Ltd)の下、米国の軍事技術を ベースに開発された高解像度の地球観測データで、最高1m精度での地 球表面の観測が可能である。 

5)  Normalized difference Vegetation Index の略称で、衛星画像の持つ波 長領域を利用し、演算によって導き出される値で、理論的には-1-+1 まで を示す。葉緑積指数と深い相関が認められており、植物が多いほど、ま た、被覆植生の活性度が高いほど、大きな値を取る。 

6)  本稿で述べる緑被率とは、ある一定地域内における、土地面積全体に対 する緑被面積の割合をいう。 

〔参考文献〕 

1)  高岡由紀子、他 2 名:東京湾沿岸域における緑地の配置特性について、

技術報告集、第 18 号、pp.371-377、2003 

2)  飯田和広、他 2 名:都市臨海地域に立地する公園・緑地の規模に関する 研究−海辺における散策行動の領域について−、日本建築学会計画系論 文集、第 504 号、227-282、1998 

3)  小泉圭吾、高木直樹:リモートセンシング技術を用いた都市内緑被の把

握−京都市の林地、農地の経年変化−、日本建築学会計画系論文集、第 552 号、77-84、2002 

4)  平野勇二郎、他 2 名:都市域を対象とした NDVI による実用的な緑被率推 定、日本リモートセンシング学会誌、Vol.22、No.2、163-175、20002  5)  宮崎隆昌、中澤公伯:東京湾沿岸域における土地利用の総体的把握と分

析システムの構築、技術報告集、第 9 号、pp.213-218、1999 

 

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