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ニュース フラッシュ No 金属資源情報平成 28 年 6 月 1 日 No ニュース フラッシュ 独立行政法人石油天然ガス 金属鉱物資源機構調査部 ニュース フラッシュは インターネットでも御覧になれます 記事検索も行えます

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金属資源情報

平成 28 年 6 月 1 日 No.16-21

ニュース・フラッシュ

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 調査部

ニュース・フラッシュは、インターネットでも御覧になれます。記事検索も行えます。

http://mric.jogmec.go.jp/

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― [中南米]

チリ:Los Pelambres 銅鉱山、Caimanes 地区ら住民と 和解合意の見通し チリ:Minera BioLantanidos 社レアアース開発プロジ ェクトに中国企業が関心 チリ:Rockwood 社、リチウム資源開発に関する CORFO との覚書発効を楽観視 ペルー:21,000 百万 US$の鉱業投資が停止状態 ペルー:現政権期間中の鉱業投資額は、前政権時の 3.7 倍 ペルー:2016 年第 1 四半期の鉱業開発投資額は前年同 期比 44%ダウン ペルー:金銀プロジェクトの投資総額は 2,657 百万 US$ ペルー:Tia Maria 銅プロジェクト反対派、5 月 23 日 に抗議デモ再開を計画 ペルー:Volcan 社、2016 年の年間亜鉛生産量前年比 5% 増を見込む

ペルー:Buenaventura 社と Southern Copper 社、 Cajamarca 州で銅・金探鉱に参入 ペルー:Fujimori 大統領候補、Arequipa 州で次期政権 での鉱業政策に言及 ペルー:Kuczynski 大統領候補、次期政権での鉱業政策 に言及 ペルー:Las Bambas 銅鉱山、C1 コストは 0.80~ 0.90US$/lb ペルー:Dynacor Gold 社、新しい金鉱石処理プラント 建設完了

エクアドル:Toachi Mining 社、La Plata 金銅 VMS プ ロジェクトへ 2.5 百万 C$の資本増強

エクアドル:Mirador 銅鉱山、2016 年地方税として 742 千 US$納付

エクアドル:鉱業大臣が鉱区オークションの状況を説 明

パナマ:加 First Quantum 社、Cobre Panamá 銅・金プ ロジェクト推進に向け奔走 メキシコ:メキシコ金生産量上位企業、2016 年 Q1 は順 調な滑り出し メキシコ:国際金属市況の改善に期待 メキシコ:鉱業振興信託長官、メキシコ経済にとって の鉱業の重要性を強調 メキシコ:鉱業投資が地域経済開発を後押し メキシコ:メキシコ銀生産量上位企業、2016 年 Q1 は前 年同期から生産量減少 ホンジュラス:金鉱山で地滑り発生、鉱山労働者が閉 じ込められる [欧州・CIS] ロシア:ALROSA 社の政府保有株式比率を 33%に削減 ロシア:Norilsk Nickel 社の発展戦略の成果と目標 ロシア:Norilsk Nickel 社、今後 3 年間の生産投資は 60 億 US$ ロシア:Norilsk Nickel 社、ズベルバンクによる Bystrinsky 採鉱選鉱コンビナート建設向け融資の最初 のトランシェを受領 [オセアニア]

豪:Northern Minerals 社、Browns Range レアアース プロジェクトの鉱石処理パイロットプラントの建設を 開始

豪:地球科学の専門家の失業率が上昇

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2 に対して懸念 ニューカレドニア:Vale ニューカレドニアニッケル鉱 山の関連施設で小規模な酸流出事故 [アジア] インドネシア:ISPA が銅精鉱輸出税の値上げを提案 インドネシア:錫製錬ライセンス発給を停止する計画 インドネシア:中国企業による海外初の大規模アルミ ナ工場、生産開始 インドネシア:PT Antam の Pomalaa フェロニッケルプ ラント拡張が間もなく完了 インドネシア:国家行政改革省が鉱業収入に関わる新 局設置を認可 インドネシア:エネルギー鉱物資源省 Sudirman 大臣、 鉱業ライセンスの整理を 2017 年 1 月までに設定 インドネシア:Batu Hijau 鉱山は通常操業を維持 中国:アルミスクラップの産出量は大幅に増加、回収 時期が到来 中国:銅鉱石の輸入は継続的に増加しているが、依然 として供給不足 中国:中国の鉛精鉱生産は伸び、世界の下げ幅を抑制 中国:レアアース輸出量は“量増値減額は減少”傾向 が改善の兆し 中国:生産復旧は再び加速、将来アルミニウム価格に 大きなプレッシャー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― チリ:Los Pelambres 銅鉱山、Caimanes 地区ら住民と和解合意の見通し

2016 年 5 月 19 日付けメディア報道によると、Antofagasta Minerals 社が操業する Los Pelambres 銅鉱山は、Caimanes 地区住民とまもなく合意する見通し。合意に至れば、同鉱山の El Mauro 廃さ いダムをめぐる Caimanes 地区や Pupio 渓谷の住民との長年に渡る紛争に終止符が打たれることと なる。 鉱山が実施することで合意される事業としては、Pupio 河口~Caimanes 地区間の水の自由流出の 確保工事、生活用水の供給確保工事、El Mauro 廃さいダム周辺の安全性を高めるための工事などが 含まれる。また、一世帯あたり約 28 百万ペソ(約 41,000US$)の補償金のほか、地域開発基金設立 のための資金拠出(今後 10 年間で総額 10 百万 US$)を鉱山が負担する模様。これら合意事項順守 に要する経費の総額は 36 百万 US$。なお、Los Pelambres 鉱山の拡張に伴い、El Mauro 廃さいダム の堤体がかさ上げされる場合、さらに 24 百万 US$の追加負担が必要となる。

(2016 年 5 月 19 日 サンティアゴ 山本邦仁)

チリ:Minera BioLantanidos 社レアアース開発プロジェクトに中国企業が関心

2016 年 5 月 20 日付けメディア報道によると、Minera BioLantanidos 社(チリ)が推進するレア アース開発プロジェクト(第Ⅷ州 Penco)に、中国企業が関心を寄せている。

5 月 19 日、中国の企業訪問団(CHALCO Aluminium Corporation of China Limited, Grirem Advanced Materials, China Rare Earth and Metals など)がチリを訪れ、Williams 鉱業大臣と会談したほ か、El Cabrito パイロットプラントの訪問も予定されている。Minera BioLantanidos 社を擁する Mineria Activa グループ(Larrain Vial)の Andres Susaeta 常務取締役は、中国の国営企業なら びに民間企業と戦略的パートナーシップ提携について交渉していることを明かし、資金提供を求 めているとしている。

現在建設が進んでいる El Cabrito パイロットプラントでは、チリで開発された新技術 Proceso Cerrado de Desorcion Continua de Tierra Raras(Close Continuous Leaching Process, CCLP)が導 入される計画で、レアアース吸着粘土処理能力は毎時 200t、年間レアアース生産能力は 500~600t。 (2016 年 5 月 20 日 サンティアゴ 山本邦仁)

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チリ:Rockwood 社、リチウム資源開発に関する CORFO との覚書発効を楽観視

2016 年 5 月 13 日付けメディア報道によると、Rockwood Lithium Inc 社(Rockwood 社、米国)John Mitchell 社長は、投資家向け会議において、2016 年 2 月に CORFO(チリ経済開発公社)との間で締 結したものの、その後、下院の調査委員会による審議が開始された覚書について、有効と認定さ れるだろうとの楽観的な見通しを示した。 同覚書において Rockwood 社は、電池用炭酸リチウムの生産増のための新プラント建設(生産量 2.6 万 t/年)と、水酸化リチウムの生産(5 千 t/年)に必要な技術開発に、今後 4 年間で総額 4~6 億 US$の投資を行うとしている。また、覚書に基づき、Rockwood 社は CORFO から 27 年のリチウム 採掘権の貸与を受け、その一方で鉱業ロイヤルテイー、法人所得税、採掘権リース料を支払う。 年間の支払額は、0.7~1 億 US$。 (2016 年 5 月 23 日 サンティアゴ 山本邦仁) ペルー:21,000 百万 US$の鉱業投資が停止状態 2016 年 5 月 14 日付け地元紙によると、国会で開催された第 3 回鉱業懸案協議会において、鉱山 企業の代表者らは、煩雑な手続き、国による支援不足、合法化・環境保護に係る現実的な法的枠組 みの不在が原因で、21,000 百万 US$の鉱業投資がストップしていると警告した。 ペルー鉱業会議所幹部は、名の知れた大規模プロジェクトだけでなく、効率的な制度や必要な政 策・技術に恵まれない中規模プロジェクトの多くも投資を実行することができていないとし、次期 政権には現状を打開してもらいたいとしたほか、大統領候補らと事前協議に応じる用意があること を明らかした。さらに、投資促進、違法鉱業の合法化、社会争議解決を目的とし、インフォーマル 鉱業者へのアドバイス、小規模鉱区の統一、経済支援を実施すること等を提案した。 一方、同会議所の別の幹部は、現行の鉱業法規は鉱業の発展に貢献したものの、部分的改正が必 要だと述べた。 (2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:現政権期間中の鉱業投資額は、前政権時の 3.7 倍 2016 年 5 月 15 日付け地元紙によると、エネルギー鉱山省の Villegas 鉱業総局長は、国会で開催 された第 3 回鉱業懸案協議会において、現政権期間中(2011~2015 年)の鉱業投資総額は 42,000 百万 US$で、前政権(2006~2010 年)を 267%上回ったことを明らかにした。さらに、ペルー全国 25 州のうち 23 州で鉱業活動が行われ、特に Apurimac 州に 19,713 百万 US$と、鉱業投資全体の 33.8% が集中したほか、Arequipa 州(9,562 百万 US$)や Cajamarca 州(9,432 百万 US$)も主な投資対象 だったことを明らかにした。 また、鉱業プロジェクトの 70.6%が銅プロジェクトで、10.2%が多鉱種、さらに 9.1%が鉄鉱石 プロジェクトであること、ペルーに最大の鉱業投資を行っているのは中国(32.9%)で、米国 (17.4%)、カナダ(16.9%)が続くこと等を報告した。 (2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:2016 年第 1 四半期の鉱業開発投資額は前年同期比 44%ダウン 2016 年 5 月 17 日、エネルギー鉱山省(MEM)が、2016 年第 1 四半期の鉱業開発投資額は、前年 同期の 1,814 百万 US$に比べて 44%ダウンの 1,014 百万 US$であったことを公表した。

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内訳を前年同期と比較すると、プラント設備費が 48.2%減の 59 百万 US$、鉱業設備費が 51.6% 減の 83 百万 US$、探鉱費が 44.3%減の 67 百万 US$、開発工事費が 7.0%増の 199 百万 US$、インフ ラ整備費が 2.7%減の 189 百万 US$、準備費が 6.5%減の 83 百万 US$、その他が 64.4%減の 334 百 万 US$で、開発工事費以外の減少が顕著。リスクの高い投資である設備費や探鉱費の減少が目立つ ことから、同省では、減少の原因を、金属価格の下落のほか、環境問題を起因とする紛争を避け、 進行中の大統領選の行方を見守ろうとする動きの表れとみている。

地域別では、Cusco 州(177 百万 US$)、La Libertad 州(140 百万 US$)、Arequipa 州(114 百 万 US$)、Apurimac 州(109 百万 US$)、Tacna 州(104 百万 US$)の順。大規模投資を続ける企業 は、Antapaccay 鉱山(141 百万 US$)、Southern Copper 社(131 百万 US$)、Las Bambas 鉱山(107 百万 US$)、Cerro Verde 鉱山(73 百万 US$)や Arena 鉱山(57 百万 US$)などの操業フェーズに 入った鉱山ばかりで、この先鉱業投資額は先細りが予想される。中央銀行は、2016 年は鉱産物生産 が二桁%の成長率を維持するが、投資額は 30%以上減少するものと観測している。 (2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:金銀プロジェクトの投資総額は 2,657 百万 US$ 2016 年 5 月 18 日付け地元紙によると、ペルー鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)主催の第 12 回 国際金銀シンポジウムに参加した、金銀鉱山を多く抱える Buenaventura 社の Benavides 社長は、 ペルーでは投資総額 2,657 百万 US$の金銀プロジェクトが存在し、2021 年までに生産が開始される 見込みの主な金銀プロジェクトを紹介した。発言によると、2016 年 12 月には、同社 100%保有の Tambomayo プロジェクト(Arequipa 州)と Tahoe Resources 社 100%保有の Shahuindo 鉱山(Cajamarca 州)が操業を開始し、前者について、2017 年に年産金 150 千 oz(約 4.7t)と銀 3.5 百万 oz(約 109t) のフル生産となるだろうと述べた。

また、すでに EIA が承認されている Kuri Kullu 社(オペレーター、Minera IRL 社 100%保有)の Ollachea プロジェクト(Puno 州)は、2017 年 4 月までに生産開始が予想され、2018 年には、すでに EIA 承認を受けた Buenaventura 社 100%保有の San Gabriel プロジェクト(Moquegua 州)や Bear Creek Mining 社 100%保有の Corani プロジェクト(Puno 州)も生産を開始するだろうと述べた。

一方、2020 年に操業開始が期待されていた Newmont Mining 社 51.35%、Buenaventura 社 43.65%保 有で、すでに EIA が承認されている Conga プロジェクト(Cajamarca 州)について、同社長は「機は失 われた」と述べ、低下した金価格では当初期待していた利益は上げられない見通しを明らかにした。 さらに同社長は、煩雑な手続きや社会争議によって、ペルーの金生産量は減少し続けているが、政府 は鉱物資源を有効活用し、鉱業開発によって得られる利益で貧困対策に寄与するべきだと主張した。 (2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Tia Maria 銅プロジェクト反対派、5 月 23 日に抗議デモ再開を計画

2016 年 5 月 14 日付け地元紙によると、Arequipa 州 Islay 郡における Tia Maria 銅プロジェクト に反対する 72 時間抗議デモは、5 月 13 日、2 千人以上の参加者による行進後、大きな騒乱も無く 終了した。

Islay 郡の Ale 知事は、郡内の区長や農業団体の指導者らに対し、Islay 郡における鉱業プロジ ェクト阻止を目的とした反鉱業組織の結成を呼びかける方針を示した。同知事は本組織を通じて Tia Maria プロジェクトだけでなく、Cerro Verde 鉱山に対しても反対運動を行うとした。

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5 さらに、ある市民団体代表は、5 月 23 日に Tia Maria プロジェクトへの抗議運動を再開すると述 べた。これに対し同プロジェクトを進める Southern Copper 社の広報責任者は、地元地域の農家と の関係改善に努めていく方針を明らかにした。 (2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Volcan 社、2016 年の年間亜鉛生産量前年比 5%増を見込む

2016 年 5 月 18 日付け地元紙によると、ペルー最大の亜鉛生産者である Volcan 社の José Picasso 社長が、2016 年の年間亜鉛生産量を、2015 年生産量の 284,900t に比べおよそ 5%増の 30 万 t 前後 を見込んでいることを明らかにした。 また、2016 年の銀生産量については、2015 年の 24.8 百万 oz(約 771t)とほぼ同じ 22~25 百万 oz、鉛生産量については、2015 年の 59,600t からやや増産した 55,000~70,000t、銅生産量につい ては、2015 年の 4,300t とほぼ同じ 4,000~5,000t、金生産量については、2015 年の 5,300oz(約 165 ㎏)からやや減産した 3,500~5,000oz をそれぞれ見込んでいる。 同社は、最近の金属価格の低迷を受け、投資額を削減し、操業コストのカットに取り組んでいる が、今後数年間を乗り切るために必要な最低限の探鉱は継続する方針で、現在の生産量維持を目的 として、Andaychagua 鉱山、San Cristobal 鉱山、Alimon 鉱山の周辺探鉱を実施するとともに、生 産量を維持しつつ生産性を高めることが重要だとし、下請け業者との契約見直しを行ったこと、電 気料金についても 1~2 年後の新規契約で料金の削減を図りたいとの考えを示した。

(2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Buenaventura 社と Southern Copper 社、Cajamarca 州で銅・金探鉱に参入

2016 年 5 月 19 日付け地元紙によると、Buenaventura 社(本社リマ)と Southern Copper 社(ニ ューヨークベース、メキシコ Grupo Mexico 子会社)は、Regulus Resources 社(バンクーバーベー ス)との間で、Regulus 社の Antakori 金・銅プロジェクト(Cajamarca 州)とその隣接鉱区での共 同探鉱を目的とした MOU を締結した。

本 MOU は、Regulus 社のペルー子会社である Southern Legacy Peru 社が、Regulus 社の Antakori 金・銅プロジェクトの隣接鉱区を保有している Coimolache 社(Buenaventura、Southern Copper 社子会社)と Colquirrumi 社(Buenaventura 子会社)が締結している MOU に参入する形となる。本 MOU によって、3 社の鉱区内で、相互のアクセス、プロジェクトエリアの相互の拡張および共同探 鉱が可能になる。

2012 年 7 月に Southern Legacy Peru 社が発表した Antakori 金・銅プロジェクトの予測鉱物資源 量は、カットオフ品位を露天掘りで Cu 0.2%、坑内掘りで Cu 0.5%とした場合、合計 295 百万 t で、平均品位は Cu 0.48%、Au 0.36g/t、Ag 10.16g/t。

(2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Fujimori 大統領候補、Arequipa 州で次期政権での鉱業政策に言及

2016 年 5 月 19 日付け地元紙各紙によると、Arequipa 州を訪問した Keiko Fujimori 大統領候補 は、同氏が大統領に当選した場合、次期政権では全ての資源開発において社会ライセンスや環境保 全が履行されなければならないとしたほか、水資源の保全を優先するとの方針を示した。

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6 る大きな不信感は当然だとし、プロジェクトを進める Southern Copper 社が信頼を回復するには多 くの年月を要するだろうとの見通しを示した。 一方、鉱業 Canon 税は鉱業活動地域に直接税金を還元するという点で優れた制度だと意見しつつ、 税収の使い道をインフラ工事に限らず、地元地域に裨益するその他の事業にも利用できるよう、地 方自治体との相談の上で法律を一部改正することを提案した。 (2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Kuczynski 大統領候補、次期政権での鉱業政策に言及 2016 年 5 月 19 日付け地元紙各紙によると、対話・鉱業・持続開発グループフォーラムに出席し た Pedro Pablo Kuczynski 大統領候補は、次期政権では、鉱業プロジェクトの実施地域で、より多 くの公共投資や対話の実施を提案した。 鉱業プロジェクトはそれぞれ異なる問題を抱える個別の地域で活動しており、各地域において公 共投資や社会的投資を前倒しで実施し、平和かつ穏やかな環境を整えておく必要があると主張、そ のような事前準備をせず、いきなり貧困地域に超近代的な鉱山が現れても反発を招くだけとの考え を示した。 (2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Las Bambas 銅鉱山、C1 コストは 0.80~0.90US$/lb

2016 年 5 月 19 日付け地元紙によると、MMG Limited 社(本社:豪州、中国資本)COO の Marcelo Bastos 氏は、Las Bambas 銅鉱山(Apurimac 州)の商業生産開始時(2016 年下半期)の C1 コスト が 0.80~0.90US$/lb になる見通しを示した。 C1 コストは正味直接キャッシュコストとも呼ばれ、選鉱コスト+輸送費+製錬費-副産物クレジ ット。また、同氏は、2016 年の銅生産量について、従前の同社の発表どおり 25~30 万 t と見込ま れると述べた。さらに、同鉱山では鉱区エリアの 10%しか探査の手が及んでおらず、今後大規模な ボーリング調査を開始する旨言及した。 (2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Dynacor Gold 社、新しい金鉱石処理プラント建設完了

2016 年 5 月 19 日付け地元紙によると、Dynacor Gold Mines 社(本社モントリオール)が、新し い金鉱石処理プラントである Veta Dorada プラント(Arequipa 州 Chala)の建設工事がほぼ完了し たことを公表した。

新プラントは、300tpd の能力で操業を開始し、徐々に能力アップして、最終的に 600tpd まで増 強する。処理する鉱石は国内の小規模~零細規模鉱山から買い集める。同社は、本プラント建設費 に充てるため、2016 年 1 月に 10 百万 US$の資金調達を行った。

(2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏)

エクアドル:Toachi Mining 社、La Plata 金銅 VMS プロジェクトへ 2.5 百万 C$の資本増強 2016 年 5 月 17 日、Toachi Mining 社(本社トロント)が、La Plata 金銅 VMS プロジェクト(Cotopaxi 県)を進めるために、2.5 百万 C$(約 1.9 百万 US$)の資本調達を発表した。発表によると、同社 は 1 株 20¢で 12.5 百万株を発行する。

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同プロジェクトは、首都キトの南約 98 ㎞の標高 1,600m に位置し、道路、水、電力等のインフラ には恵まれているという。1975~1981 年に露天掘りされたことがあり、その後、Cambior 社や Cornerstone Capital Resources 社等の複数の探鉱を経たのち、2015 年 10 月、Ferrum Americas Mining 社(その後 Toachi Mining 社)の手に渡った。

鉱床タイプとしては、ノランダ型/黒鉱型の高金品位火山性塊状硫化物鉱床とされる。真幅平均 5~ 6m のレンズ状の鉱体で、過去の探鉱結果から予測鉱物資源量 914 千 t、Au 8.0g/t、Ag 88.3g/t、Cu 5.0%、 Zn 6.7%、Pb 0.78%を推定している。同プロジェクトの北 150m にも、着脈幅 6.8m(Cu 7.0%、Au 0.99g/t) の Guatuza 鉱徴があるほか、鉱区内に現在 6 ヶ所の金銅亜鉛の鉱徴地を持つという。 (2016 年 5 月 19 日 リマ 迫田昌敏) エクアドル:Mirador 銅鉱山、2016 年地方税として 742 千 US$納付

2016 年 5 月 14 日付けの鉱業省発表によると、Mirador 銅プロジェクト(Zamora Chinchipe 県) を進める Ecuacorriente 社(本社:カナダ、100%中国資本)は、2016 年の地方税として 742 千 US$を 地元 Pangui 郡に納めたことを公表した。

同社の納める地方税額は、総資産が膨らむにつれて増額し、年ごとの納税実績は、2010 年:69 千 US$、2011 年:104 千 US$、2012 年:136 千 US$、2013 年:211 千 US$、2014 年:221 千 US$、2015 年:420 千 US$となっている。同社は、所在地の自治体に直接納付される地方税や、国に納付され た後、地方に還元されるロイヤルティは、地方のインフラ整備に充てられるので、鉱業開発は地方 の発展に大きく貢献していると強調している。 本プロジェクトは 2012 年に同社がエクアドル政府との間に締結した開発契約に基づき実施され ており、銅の確定埋蔵量は 6,500 百万 lb(約 295 万 t)とされ、2015 年 12 月に、Javier Córdoba 鉱業大臣をはじめとする政府関係者の出席のもと、鉱山建設開始式を実施した。政府の見通しによ れば、商業生産は 2018 年 1 月に開始され、マインライフは 30 年とされている。 (2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏) エクアドル:鉱業大臣が鉱区オークションの状況を説明 2016 年 5 月 18 日付け地元紙によると、同紙のインタビューに答えるかたちで、Javier Córdoba 鉱業大臣が、鉱区譲渡オークションの状況を説明した。現在、オークションには 17 社から 201 件 の鉱区申請がある。

17 社のうち、Lowel 社(おそらく本社バンクーバーの Lowell Copper 社のことか?:筆者注)、 国営公社 Enami EP 及び個人を除きいわゆるジュニア企業。申請鉱区が重複し、後願者の条件が優 っていた場合、先願者に修正のチャンスが与えられる。審査は 2 ヶ月で終了する見込みであると同 大臣は述べた。

(2016 年 5 月 21 日 リマ 迫田昌敏)

パナマ:加 First Quantum 社、Cobre Panamá 銅・金プロジェクト推進に向け奔走

2016 年 5 月 17 日付け業界紙等によると、加 First Quantum Minerals 社(本社:バンクーバー) は、パナマに保有する Cobre Panamá 銅・金プロジェクトに関し、本プロジェクトの成功がパナマ 鉱業の発展の鍵となり、かつ、パナマ経済の新たな柱となり得ることを確信した上で、あらため て本プロジェクトの推進に向け注力する旨を明らかにした。

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8 同社によると、パナマ経済はパナマ運河や Colon 自由貿易地区による活動に多くを依存する一方、 パナマ国内ではこれまでに幾つかの鉱山開発が進められてきたものの、どれも大きな成果は得ら れず、パナマ経済に貢献するに至っていないのが実情である。こうした中、本プロジェクトは、 2018 年の操業開始を目指し、開発工事のために約 7,000 人の工事関係者を雇用するほか、操業開 始後は直接雇用 2,500 人、間接雇用 1,500 人の新たな雇用を創出するとともに、年間 20 億 US$の輸 出額を計上し、パナマ GDP を約 4%拡大に貢献することを約束する。なお、本プロジェクトの工事 進捗状況は、本年 1 月時点で約 39%となっている。 (2016 年 5 月 19 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:メキシコ金生産量上位企業、2016 年 Q1 は順調な滑り出し 2016 年 5 月 17 日付け業界紙等によると、メキシコで操業中の金生産企業のうち、生産量上位 10 社の 2016 年 Q1 における金生産量は合計で 25.5t となり、前年同期の 24.3t から若干ではあるが増 加し、順調な滑り出しとなった。 上位 5 社に限定すると、本年 Q1 における金生産量の合計は 21.5t(前年同期は 20.4t)であった。 しかしながら、本年における上位 10 社の金生産量計画は、昨年の 120.4t から 99.8t へと減少する 見通しを示している。 なお、金生産量上位 10 社の本年 Q1 における金生産量実績は、以下のとおり。 ◯Peñoles 社 前年同期の 5.9t から増加し 7.4t となり、加 Goldcorp 社を抜いてメキシコ国内第 1 位の生産量 となった。主な要因は、同社の貴金属部門の子会社である Fresnillo 社の保有する Herradura 鉱 山及び Noche Buena 鉱山が 26.3%の増産したことによる。なお、Fresnillo 社の本年における金 生産量は、24.1~24.6t を見込む。 ◯加 Goldcorp 社(本社:バンクーバー) 前年同期の 6.7t から 6.4t へと減少し、メキシコ国内における金生産量第 1 位の座から後退した。 主な要因は、メキシコ最大の金鉱山である Peñasquito 鉱山の生産量が品位の低下により、4.9t から 3.9t へと減少したことによる。なお、同鉱山の本年における金生産量は、前年の 26.8t か ら 17.1t へと大幅に減産する一方、Los Filos 鉱山は前年の 1.9t から 2.5t へと増産する見通し。 ◯Minera Frisco 社 前年同期の 3.7t から 3.2t へと減少した。主な要因は、Porvenir 鉱山と El Coronel 鉱山の減産 による。

◯加 Agnico Eagle Mines 社(本社:トロント)

前年同期の 2.8t から 2.7t へと微減した。主な要因は、La India 鉱山が増産した一方、Pinos Altos 鉱山及び Crestón Mascota 鉱山の減産による。なお、同社の本年における金生産量は、10.0t を 見込む。

◯加 Alamos Gold 社(本社:トロント)

前年同期の 1.2t から 1.7t へと増加した。主な要因は、昨年加 AuRico Gold México 社(本社: トロント)との合併を完了し El Chante 金鉱山を傘下に収めた結果による。なお、同社の本年に おける金生産量は、6.5t を見込む。

なお、上位 5 社以外に関しては、米 Argonaut Gold 社(本社:レノ)が 1.3t から 1.0t へ減少、 加 Pan American Silver 社(本社:バンクーバー)が 0.7t から 0.8t へ微増、加 Timmins Gold 社

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(本社:バンクーバー)が 0.75t から 0.78t へ微増、加 Yamana Gold 社(本社:トロント)が 0.76t と変わらず、加 McEwen Mining 社(本社:トロント)が 0.47t から 0.62t へ増加した。加 Primero Mining 社(本社:トロント)は 1.2t から 0.6t へ減少し、上位 10 位から外れた。 (2016 年 5 月 23 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:国際金属市況の改善に期待 2016 年 5 月 17 日付け業界紙等によると、州別鉱業生産額第 5 位の Durango 州に関し、本年最初 の数か月間における鉱業活動は、数年来の国際金属市況の下落と 2014 年 1 月の鉱業特別税等の導 入による高額となった鉱業関係税制の影響により、厳しい状況に置かれてきた。 しかしながら、本年に入り金及び銀の市況が上昇し始め、最近では金市況が 1,280US$/oz、銀市 況が 17.50US$/oz にまで回復してきたことから、一時停止又は中止に追い込まれていた探鉱プロジ ェクトの再開の見通しが出てきた。 加 Chesapeake Gold 社(本社:バンクーバー)が同州に保有する世界最大級の多金属プロジェク トである Metates 多金属プロジェクト(投資総額 4,220 百万 US$)や、米 Coeur Mining 社(本社: シカゴ)が同州に保有する La Preciosa 金・銀プロジェクト(投資総額 300 百万 US$)等活動の一 時停止を検討中又は一時停止しているプロジェクトに関しては、金属市況の回復が待たれるところ である。

(2016 年 5 月 23 日 メキシコ 縄田俊之)

メキシコ:鉱業振興信託長官、メキシコ経済にとっての鉱業の重要性を強調

2016 年 5 月 18 日付け業界紙等によると、鉱業振興信託(FIFOMI)の Armando Pérez Gea 長官は、 メキシコは銀生産量世界第 1 位をはじめとして、ビスマス、ストロンチウム及び珪灰石が世界第 3 位、金及びバライトが世界第 8 位、銅が世界第 10 位の生産量を誇り、国際金属市場において必要 不可欠な存在であるとともに、これら鉱業生産がメキシコ経済にとっても重要な産業である旨を強 調した。 同長官によると、メキシコ経済にとって重要である鉱業分野には中小企業が多く存在しているが、 民間金融市場において容易に融資を受けられない企業も多いことから、FIFOMI がこれら企業に対す る融資の提供や、専門技術に関する支援の提供により、政府として鉱業の発展を促進する。2015 年に FIFOMI が中小鉱業企業を中心に提供した融資総額は対前年比 34%増の 16,135 百万ペソであっ た。ちなみに、2015 年における市中銀行及び開発銀行によるこれら企業に対する融資総額は、FIFOMI が提供した融資総額に対し各々0.25%、0.35%に過ぎなかった。 なお、FIFOMI は、経済省傘下の政府機関であり、鉱業企業に対する金融等支援を行う政府機関と してはラテンアメリカ唯一の機関である。 (2016 年 5 月 23 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:鉱業投資が地域経済開発を後押し

2016 年 5 月 18 日付け業界紙等によると、Enrique Serrano 前 Chihuahua 市長は、鉱業投資が地 域経済の開発や地域コミュニティの発展において、多大な貢献を付与している旨を明らかにした。

同前市長によると、鉱業は法的確実性の下、安全対策、環境保全、社会的所有権の尊重及び熟練 労働者の支援が図られ、将来の開発に繋がる。鉱業企業の安全対策に関しては、法の支配を尊重し、

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企業側及び労働者に対し危害を加える者を法律に基づき適切に処罰を加える等、鉱業やその他産業 への投資を守るため、政府が必要に応じ的確に介入する。このように雇用を創出する投資を保護す るため、都市部や地域コミュニティにおける治安対策を確実に実施する。

一方、Chihuahua 州鉱業クラスターの Jorge Cruz Russek 会長によると、同州鉱業は州別鉱業生 産額においてメキシコ第 3 位を維持し、直接雇用者数 13,000 人、間接雇用者数 10 万人以上を創出 する等地域経済において必要不可欠となっている。こうした中、同クラスターとしては、同州外の 不適切な団体(グループ)による正常な鉱業活動の妨げとなる行為の排除、鉱業部門の利益の保護 とコンプライアンスに係る適切な規制整備、及び、鉱業に関するプロモーションと鉱業サポート企 業に対する鉱業基金からの金融支援を政府に要請した。 (2016 年 5 月 23 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:メキシコ銀生産量上位企業、2016 年 Q1 は前年同期から生産量減少 2016 年 5 月 18 日付け業界紙等によると、メキシコで操業中の銀生産企業のうち、生産量上位 10 社の 2016 年 Q1 における銀生産量は合計で 1,082.4t となり、前年同期の 1,116.6t から 3%の減少、 一昨年同期の 1,141.5t から 2 年連続の減少となった。 なお、銀生産量上位 10 社の本年 Q1 における銀生産量実績は、以下のとおり。 ◯Peñoles 社 前年同期の 447.9t から 441.7t へと減少した。主な要因は、同社の貴金属部門の子会社である Fresnillo 社の保有する Fresnillo 鉱山が増産した一方、同じく Fresnillo 社の保有する Saucito 鉱山の品位低下による減産による。なお、Fresnillo 社の本年における銀生産量は、1,524.1~ 1,586.3t を見込む。

◯加 Goldcorp 社(本社:バンクーバー)

前年同期の 158.3t から 146.5t へと減少した。主な要因は、Peñasquito 鉱山における品位低下に 伴う減産による。

◯加 First Majestic Silver 社(本社:バンクーバー)

前年同期の 86.5t から 95.5t へと増加した。主な要因は、昨年 10 月に操業開始した Santa Elena 鉱山の生産による。

◯加 Pan American Silver 社(本社:バンクーバー)

前年同期の 91.8t から 93.3t へと増加した。主な要因は、Alamo Dorado 鉱山が減産した一方、 Dolores 鉱山及び La Colorada 鉱山が増産したことによる。なお、同社の本年における銀生産量 は、317.3t を見込む。 ◯Southern Copper 社 前年同期の 90.2t と変わらず。なお、同社の全生産量は、前年同期の 99.5t から 127.5t へと増 加した。 ◯Minera Frisco 社 前年同期の 70.3t から 70.6t へとほぼ変わらず。 ◯加 Endeavour Silver 社(本社:バンクーバー) 前年同期の 56.6t から 47.0t へと減少した。なお、同社の本年における銀生産量は、152.4~164.8t を見込む。 ◯加 Fortuna Silver 社(本社:バンクーバー)

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11 前年同期の 34.2t から 39.8t へと増加した。主な要因は、San José 鉱山の品位向上に伴う増産に よる。なお、同社の本年における銀生産量は、183.5t を見込む。 ◯米 Coeur Mining 社(本社:シカゴ) 前年同期の 42.0t から 28.9t へと減少した。主な要因は、品位の向上を目指した坑内掘への移行 に伴う一時的減産による。なお、同社の本年における銀生産量は、121.3~136.9t を見込む。 ◯加 Primero Mining 社(本社:トロント) 前年同期の 60.0t から 28.6t へと大幅に減少した。主な要因は、San Dimas 鉱山のオーバーホー ルに伴う減産による。なお、同社の本年における銀生産量は、264.4~295.5t を見込む。 (2016 年 5 月 23 日 メキシコ 縄田俊之) ホンジュラス:金鉱山で地滑り発生、鉱山労働者が閉じ込められる 2016 年 5 月 18 日付け業界紙等によると、ホンジュラスの Cuculmeca 金鉱山において地滑りが発 生し、鉱山労働者 3 名が同鉱山内に閉じ込められる事故が発生した。 消防当局によると、消防士及びレスキュー隊が、現在同鉱山内に閉じ込められた鉱山労働者 3 名 の救助を試みている。 なお、労働省によると、同鉱山は安全上危険性が非常に高いとの理由により、昨年当局から採鉱 禁止の命令が出されていた。 (2016 年 5 月 23 日 メキシコ 縄田俊之) ロシア:ALROSA 社の政府保有株式比率を 33%に削減 2016 年 5 月 12 日付け地元報道等によると、ALROSA 社の定款で定めた資本の政府による株式保有 率(現在 43.93%)を 33.001%とすることを定めたロシア大統領令が公布された。 ロシア政府は、戦略企業リストから大統領が除外を決定後または定款で定めた資本における政府 の株式保有率の削減を決定後に、当該企業の政府所有株式を民営化予測計画(プログラム)に入れ ることができる。 ALROSA 社の株式は、政府(連邦国家資産管理庁)が 43.93%、サハ共和国(ヤクーチア)が 25% +1 株、同共和国の 8 つの地区が 8%を所有し、流通株式は 23.07%である。 2015 年、ALROSA 社は 3,830 万カラットの未加工ダイヤモンドを生産、2016 年は約 3,700 万カラ ットの生産を予定している。 (2016 年 5 月 23 日 モスクワ 木原栄治) ロシア:Norilsk Nickel 社の発展戦略の成果と目標 2016 年 5 月 16 日付け地元報道等によると、Norilsk Nickel 社の発展戦略の成果と目標の概要は 以下のとおり。 <2013~2015 年戦略期の主な成果> 2013~2015 年に同社経営陣は、世界的な企業への転換計画を作成・開始し、タイムィル半島の一 級鉱業資産の効率的開発に向けた効果的なビジネスプラットフォームを構築した。厳格で規律ある 投資管理へのアプローチを導入し、一級プロジェクト発展への方向転換、非中核資産の大半からの 撤退を行った。2013~2015 年には以下を達成した。 ・ニッケル換算単位キャッシュコストの 39%削減

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12 ・非生産的資本 30 億 US$の切り離し ・必須資本支出を業界標準に最適化 厳しい原料市況にもかかわらず、2013~2015 年の Norilsk Nickel 社の財務実績は鉱業製錬大手 各社の実績を上回った。負債レベルは低く、利益率は高く、株主に総合的リターンをもたらした世 界唯一の鉱業大手となった <2016~2018 年の主要目標と戦略的優先分野> ○HSE(Health, Safety and Environment)

Norilsk Nickel 社は、自社生産資産を環境に優しく従業員に安全なものとする取り組みを継続し ている。2014 年に取締役会が承認した HSE 戦略が大きな成果をもたらしたことは国際監査が証明 している。 2016 年に環境対策第一フェーズの完了が予定されている。ニッケルプラントの段階的閉鎖はスケ ジュール通りに進んでおり、2016 年 10 月完了予定である。これにより二酸化硫黄の排出がノリ リスク工業地区全体で 15%、ノリリスク市内で 35%削減される。 環境対策第二フェーズもスタートしており、「硫黄プロジェクト」(最終目標は北極圏支社の二 酸化硫黄排出量 75%削減)の建設準備が開始されている。Nadezhda 製錬プラント用の設計文書 が作成され、連邦環境・技術・原子力監督局(Rostechnadzor)の承認を得ている。 ○銅生産の再配置計画 北極圏支社の銅生産の再配置計画では、銅プラントから Nadezhda 製錬プラントへの転炉工程・ア ノード製錬工程の移転が予定されている。これにより、Nadezhda 製錬プラントの硫黄処理能力を 活用して銅プラントの最も汚染された生産施設のノリリスク市からの移転が可能となる。 ○採鉱発展と投資管理 承認済み採掘計画の基本シナリオでは、北極圏支社における Talnakh 鉱床の年間採掘量は今後 10 年間で 1,480 万 t から 1,800 万 t へと拡大する。採掘拡大により、利益率の高い金属生産を数十 年間安定的に行うことができる。 Norilsk-1 鉱床(南部クラスター)については、2024 年には年間採掘量が 600 万 t に達する可能 性があるとして、成長にむけた方針が決定されたが、これは今後プロジェクトへのパートナー誘 致の可能性も含めて検討していくことになる。現在プロジェクトの FS が行われており、2017 年 後半の完了が予定されている。 2016~2018 年の資本支出は 20 億 US$/年と予想され、安定した生産維持のための基本投資計画は 同期間全体で 44 億 US$とされている。投資計画の残余部分は Bystrinsky プロジェクトの完了、 「硫黄プロジェクト」の第一フェーズ実施及び成長プロジェクトに充てられる。 ○Bystrinsky プロジェクトの進捗状況 Bystrinsky 銅・金プロジェクト(ザバイカリエ地方)の建設工事は、承認済み予算に従い、予定 通り進められている。作業実施率は現時点で 45%に達し、プロジェクトの操業開始は 2017 年第 4 四半期を予定している。プロジェクトのリスク低減策は順調に実施されており、これにより中 国からの少数権益投資家の誘致が可能となり、ズベルバンクと 8 億 US$のプロジェクト資金供与 契約を締結することができた。 (2016 年 5 月 23 日 モスクワ 木原栄治)

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ロシア:Norilsk Nickel 社、今後 3 年間の生産投資は 60 億 US$

2016 年 5 月 17 日付け地元報道等によると、Norilsk Nickel 社は今後 3 年間に 60 億 US$の生産投 資を行う予定である。既存生産能力の維持に 19~23 億 US$、探査及び採掘に 12~14 億 US$、生産 近代化に 5~6 億 US$、その他の改修プロジェクトに 4~5 億 US$を投資し、環境プロジェクトに 16 億 US$を充てる予定である。

2016 年の投資予定額は 20 億 US$で、うち 5~5.5 億万 US$が Bystrinsky 採鉱選鉱コンビナート建設 向けとなる。Bystrinsky 採鉱選鉱コンビナートは 2017 年操業開始予定で、2018 年には銅精鉱(純分) 年産 6 万 5,800t を見込んでおり、現在ニッケルが 43%を占める収益の多様化が可能となる。

(2016 年 5 月 23 日 モスクワ 木原栄治)

ロシア:Norilsk Nickel 社、ズベルバンクによる Bystrinsky 採鉱選鉱コンビナート建設向け融資 の最初のトランシェを受領

2016 年 5 月 16 日付け地元報道等によると、鉱業会社 Bystrinskoe 社(Norilsk Nickel 社傘下)は、 融資供与の前提条件を全てクリアし、2016 年 5 月 12 日、Bystrinsky 採鉱選鉱コンビナート(ザバイ カリエ地方)建設プロジェクト向け融資に関する最初のトランシェを受領した。同社とズベルバンク は、2016 年 5 月 5 日に総額 8 億 US$(期間 8 年)のプロジェクト資金供与契約に調印した。 現在、同プロジェクトは、予算内・オンタイムでの操業開始に向け、外部からの借入金が十分確 保されている。 (2016 年 5 月 23 日 モスクワ 木原栄治)

豪:Northern Minerals 社、Browns Range レアアースプロジェクトの鉱石処理パイロットプラント の建設を開始

2016 年 5 月 12 日、Northern Minerals 社は、NT 準州の Browns Range レアアースプロジェクトの 鉱石処理パイロットプラントの建設を開始したことを発表した。同社は同プロジェクトの 100%権 益を所有しており、パイロットプラントにより年間 6 万 t の鉱石処理を行い、49t のジスプロシウ ム(Dy)と 590t のレアアース酸化物(TREO)を生産する計画である。 同社はレアアースの価格が低迷していることから、2016 年 2 月 4 日に 3 つのステージに分けて鉱 山開発を行うことを発表している。パイロットプラントの建設はその第 1 ステージに相当する。第 2 ステージでパイロットプラントによる運用を反映した Bankable FS を行い、第 3 ステージでフル スケールの鉱石処理プラントを建設して本格的な鉱山の操業を行う計画である。プレ FS では、10 年間のマインライフと発表されている。 (2016 年 5 月 20 日 シドニー 矢島太郎) 豪:地球科学の専門家の失業率が上昇 2016 年 5 月 17 日付けの地元紙によれば、地質等の地球科学の専門家(geoscientist)の失業率 が上昇している。豪州地球科学学会(Australian Institute of Geoscientists:AIG)が実施した 2016 年 1 月~3 月の四半期における所属会員約 1,000 名を対象にした調査によれば、同四半期にお ける地球科学の専門家の失業率は 19.5%となり、前期の 18.7%から上昇した。

これは調査を開始した 2009 年以降、最悪の数字であり、2011 年 9 月以降、上昇傾向が続いてい る。また 23.4%は不定期の雇用になっている。また、失業中の者のうち、半数は 12 カ月以上職を

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14 探し続けており、また、3 分の 2 以上は来年中に雇用を得る自信がないとしている。また、14%は 専門外の分野での長期の雇用を探している。 (2016 年 5 月 24 日 シドニー 山下宜範) 豪:QLD 州の鉱業団体、改正環境保護法(責任連鎖法)に対して懸念 2016 年 5 月 17 日付け地元紙は、QLD 州で制定された改正環境保護法(責任連鎖法)に対する鉱業 団体側の懸念を報じている。同法は、資源プロジェクトを実施する企業の取締役やその関連企業に対 し、当該プロジェクトに係る環境浄化のコストを負担させるものであり、州が税金を投入して浄化す る事態になることを避けるためのものである。同法は 2016 年 4 月に QLD 州議会で可決された。

この法律は Clive Palmer 氏(上院議員)が保有し、現在、経営難となっている Yabulu ニッケル 精錬所において、同氏による環境浄化コストの負担を確実にすることが意図されている。同事業に 係る企業構造は複雑であり同氏が環境浄化の責任を逃れることが懸念されている。

QLD 州の鉱業団体である QLD 州資源協会(Queensland Resources Council:QRC)は、同法の目 的は理解するものの、ビジネス界には不安が生じており、また、投資家の信頼を損なうことを懸念 すると述べた。QRC は QLD 州の Annastacia Palaszczuk 首相に対して鉱業セクターの懸念事項に係 る調査結果を送付したが、これには市税(council rate)の増税や QLD 州におけるビジネスコスト の高さに対する不満が示され、回答企業の 44%が QLD 州におけるインフラコスト、ロイヤルティ及 び税が他州と比べて高いとしている。 なお、改正環境保護法については、法の実施のためのガイドラインが制定される予定であり、QRC もこの制定に参画する予定である。 (2016 年 5 月 24 日 シドニー 山下宜範) ニューカレドニア:Vale ニューカレドニアニッケル鉱山の関連施設で小規模な酸流出事故 2016 年 5 月 19 日、各種報道メディアは Vale ニューカレドニアニッケル鉱山(VNC 鉱山)の Prony 港の貯蔵タンクから鉱石処理用の塩酸が流出する事故があったことを報じた。Vale は 30%濃度の 塩酸貯蔵タンクからの酸流出に気づき、すぐに対処を行ったため大事に至らなかったと説明してい る。酸流出は小規模で従業員及び環境への影響はなかったと報告している。 VNC 鉱山は 2 年前に大規模な酸流出事故を起こして操業停止命令を受け、周辺の環境影響調査等 に 2,000 万 US$を支出した。河川が汚染されたため、地元住民も抗議する大きな騒動となった。同 鉱山は酸流出事故を度々繰り返している。昨年も製錬所の酸による事故で 2 名の従業員が治療を受 けている。 (2016 年 5 月 20 日 シドニー 矢島太郎) インドネシア:ISPA が銅精鉱輸出税の値上げを提案 2016 年 5 月 13 日付地元メディアによると、インドネシア製錬・選鉱協会(ISPA)はインドネシ ア政府に対し、2017 年までに必要とされる国内銅製錬所が完成しない場合、銅精鉱の輸出に更な る高率の輸出税を課すよう提案を行った。 ISPA 会長 R. Sukhyar 氏は、現在インドネシア政府が直面しているジレンマについて明らかにし、 2017 年以降は銅精鉱の輸出を許可するべきではないが、また同時に、輸出禁止によって国庫収入 が失われるとした。ISPA はこのジレンマの解決のため、更なる高率の輸出税を提案したとのこと。

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15 同氏はまた、この高率輸出税は鉱業事業契約者(CoW)にのみに課されるもので、2009 年鉱業法修 正に盛り込まれるべきであると述べた。 (2016 年 5 月 23 日 ジャカルタ 山本耕次) インドネシア:錫製錬ライセンス発給を停止する計画 2016 年 5 月 17 日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省(MEMR)は既存の錫製錬所の 生産能力が充分であり、活動を行っていないものもあるとして、錫製錬の IUP 発行の停止を計画し ているという。

MEMR 首席調査官 Mochtar Husein 氏によると、バンカ・ブリトゥン州及びリアウ諸島州で実施さ れた監査によって既存の錫製錬所の稼働率は急激に減少していることから、MEMR は新たな対処法 を計画しているとのこと。昨年の監査では、両州内の製錬所稼働率は 20.73%で、2014 年の稼働率 21.74%と比較して減少している。 一方同氏は、調査結果は限定的なデータに基づくもので、工業省、バンカ・ブリトゥン州及び リアウ諸島州の有する製錬ライセンス保持者のデータは含んでいないという。Mochtar 氏によると、 47 の製錬所所有者に対して監査が行われ、その内の 61.7%、29 の製錬所が活動中とのこと。 (2016 年 5 月 23 日 ジャカルタ 山本耕次) インドネシア:中国企業による海外初の大規模アルミナ工場、生産開始 安泰科によれば、中国宏橋集団有限公司が投資建設したインドネシアのアルミナ工場はこのほど、 正式に稼働した。当該プロジェクトは国内企業による海外初の大規模アルミナ生産プロジェクトで ある。

中国宏橋集団、シンガポールの Winning International Group Pte Ltd 社、インドネシアの HARITA JAYARAYA 社は 2012 年に共同経営の契約を締結し、インドネシアで宏発 Winning 酸化アルミ会社を 設立した。宏橋集団は 56%の権益を保有している。当該工場はインドネシアの西カリマンタン州ク タパン県に位置する。3 社は年間生産量 200 万 t のアルミナ工場及び関連の発電所や埠頭の建設に 共同出資する予定。 今回、生産を始めたプロジェクトはそのうちの一部で、年間生産量 100 万 t のアルミナ生産ライ ンであり、そのほか、年間生産量 100 万 t の生産ラインも建設中である。第 1 期工事に対する投資 総額は 10~15 億 US$となる予想。 (2016 年 5 月 24 日 北京 森永正裕) インドネシア:PT Antam の Pomalaa フェロニッケルプラント拡張が間もなく完了

2016 年 5 月 18 日付地元メディアによると、国営鉱山公社 PT Aneka Tambang Tbk(PT Antam)は、 南スラウェシ州 Pomalaa におけるフェロニッケルプラント拡張を間もなく完了し、生産を開始する 予定。

PT Antam 秘書役 Trenggono Sutioso 氏によると、現時点では 2×30MW の能力を有する石炭火力発 電所を建設中で、工事全体の進捗率は 2016 年 3 月に 99.28%となり、まもなく完了する見込み。当 該プラントにおける限定的な生産は既に開始されており、2016 年 6 月にはフル生産を開始する計画 である。

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入して 2014 年から開始しており、完成のあかつきには Pomalaa におけるフェロニッケル生産能力 は 27,000~30,000t/年に増強される。従前は 18,000~20,000t/年であった。

Sutioso 氏は、PT Antam はこの他にも、ドイツ Ferrostaal 及び Cronimet と共同で 19,500t/年の フェロニッケル生産能力を有する新規プラントを Pomalaa に計画していると述べた。 (2016 年 5 月 25 日 ジャカルタ 山本耕次) インドネシア:国家行政改革省が鉱業収入に関わる新局設置を認可 2016 年 5 月 18 日付地元メディアによると、国家行政改革省は、エネルギー鉱物資源省(MEMR) 内に鉱業セクターからの非税国家収入の管理を行う新局の設置を許可したという。MEMR 広報官 Sujatmiko 氏がメディアの取材に答えたもの。 Sujatmiko 氏は、現在 MEMR では非税収入の管理が人的パワー及び権限の両方が欠如しているため、 新局では鉱業セクターからの非税収入を最適化する役割を期待されているという。新たに設置され る局は、専任の職員とより強い権限が付与される。 (2016 年 5 月 25 日 ジャカルタ 山本耕次) インドネシア:エネルギー鉱物資源省 Sudirman 大臣、鉱業ライセンスの整理を 2017 年 1 月までに 設定 2016 年 5 月 24 日付地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省 Said Sudirman 大臣は、エネ ルギー鉱物資源省及び汚職防止委員会(KPK)が共同で行っている鉱業ライセンスの整理が、2017 年初頭に完了すると述べた。同国内において、問題があるとされる鉱業ライセンス(IUP)の数は 3,966 と報告されており、874 の IUP はクリーン&クリアの基準を満たしていないことで、ライセ ンスが取り消されている。 Sudirman 大臣はまた、鉱業ライセンスの管理について容易ではないことも認めている。同大臣は 「スケジュールは、各州や県の長とのヒアリングに費やされる予定。許認可の問題を解決するのは 容易ではないが、KPK のサポートによって、本問題を解決できると考えている」と述べた。 (2016 年 5 月 25 日 ジャカルタ 山本耕次) インドネシア:Batu Hijau 鉱山は通常操業を維持

2016 年 5 月 24 日付地元メディアによると、PT Newmont Nusa Tenggara(PTNNT)は、スンバワ島 西ヌサテンガラ州の Batu Hijau 鉱山について、輸出許可が期限切れを迎える 2016 年 5 月 20 日以 降も通常の操業を継続する。PTNNT 広報担当 Rubi Purnomo 氏は、同社は大臣規則 No5/2016 に則り 輸出許可延長の申請を既に行っており、エネルギー鉱物資源省(MEMR)の速やかな認可を望んでい る、と述べた。

MEMR 鉱物石炭総局長 Bambang Gatot Ariyono 氏は、輸出許可取得に必要な MEMR からの推薦状取 得について、申請を精査している最中であるという。なお、輸出許可は商業省から発行され、発効 には MEMR の推薦状が必要となる。

認可において重要な点は、PTNNT が PT Freeport が東ジャワ Gresik に建設予定の製錬所にコミッ トするかという点だと言われている。

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17 中国:アルミスクラップの産出量は大幅に増加、回収時期が到来 安泰科によれば、CRU 社が主催した「2016 年世界アルミ業大会」からの情報によると、中国のア ルミスクラップにおける回収時期が既に訪れ、2017 年までに中国のアルミスクラップは 10%の成 長率で増加し、2017 年以降アルミスクラップの産出量増加はスピードアップする、年間伸び率は 15%以上になる見込み。 過去数年、国内のアルミスクラップの産出量が増加し続けるに伴い、輸入量も減少し続けている。 統計データによると、2010 年アルミスクラップの輸入量は 285 万 t という最高値に達し、その後年々 減少し、2015 年の輸入量は 209 万 t に落下し、下げ幅は 30%近くになる。2016 年第 1 四半期の輸 入量は 39 万 t、対前年同期比 17.03%減少した。それに対し国内産出のアルミスクラップは増加し 続けている。2010 年国内アルミスクラップの産出量は 284 万 t、2015 年の時 450 万 t に上り、60% 近く増加した。現在、国内のアルミスクラップ産出量は産出総量の 60%を占め、輸入は 40%を占 めている。 (2016 年 5 月 23 日 北京 森永正裕) 中国:銅鉱石の輸入は継続的に増加しているが、依然として供給不足 安泰科によれば、中国の 2016 年第 1 四半期の銅鉱石及び銅地金の輸入は 400 万tで前年同期比 33.1%増加した。 過去数年、中国の銅精鉱輸入は対前年比増加し続けている。国内銅製錬生産能力や拡張生産を続 けているため、銅精鉱に対する需要も次第に上昇している。それに国内銅生産は需要と比べ、伸び 率は緩和している。生産コストは海外鉱山より高く、供給不足等も重なり、輸入に対する需要は継 続的に増加している。 (2016 年 5 月 23 日 北京 森永正裕) 中国:中国の鉛精鉱生産は伸び、世界の下げ幅を抑制 国際鉛亜鉛研究グループの統計データによると、安泰科の見直しにより、世界の 2016 年第 1 四 半期の鉛精鉱生産量は対前年同期比 2.0%減の 103.9 万 t となった。 安泰科の統計によると、中国の 2016 年第 1 四半期の鉛精鉱生産量は対前年同期比 2.6%増の 43.2 万 t で、増加を維持している。 中国を除く他の国及び地域の鉛精鉱生産総量は対前年同期比 5.0%減少した。そのうち世界鉛精 鉱生産第 2 位の豪州にあるいくつかの鉱山は閉鎖または生産削減しており、第 1 四半期の鉛精鉱生 産総量は対前年同期比 23.8%減の 12.2 万 t である。米国の鉛精鉱生産量は対前年同期比 10.2%減 の 8.8 万 t であった。 (2016 年 5 月 24 日 北京 森永正裕) 中国:レアアース輸出量は“量増値減額は減少”傾向が改善の兆し 現地報道によれば、中国の 2016 年 4 月のレアアース輸出量は対前年同月比 47.5%増の 3,696t、 対前月比で 14.9%減少した。輸出平均価格は対前年同月比 49.4%減の 6US$/㎏で、対前月比 16.7% 減少した。史上最低記録となった。 2015 年から、中国政府は 17 年間続いたレアアース輸出割当て政策を廃止し、レアアース輸出を 許可し、下半期にさらに輸出関税を廃止していた。それによって、レアアース輸出が増え続けてい

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18 た。その後、ドル安によって、レアアース輸出が増え、価格下落問題が深刻化した。生産能力過剰 や末端ユーザーによる需要不足のため、レアアース価格は下がり続けている。それにレアアースの 闇産業チェーンによる通常市場に対する影響も目が離せない。 現在国内のレアアース分離製錬能力は 45 万 t/年に達し、そのうち 6 社大手集団及び国有資本に おける生産能力は 28 万 t/年、総生産能力の 62.2%を占めている。残り 37.8%は国が認めていない 闇の産業チェーンである。2015 年では、南部地域の闇の産業チェーンによるレアアース生産量は 4 万 t に昇り、非通常ルートからのレアアースは輸出総量の 1/3 を占めている。 しかし注目されるのは、最近商業的買い上げ備蓄により国内のレアアース価格は、これまでの低 迷態勢が変化し、上昇を続けている。今回の商業的備蓄は 3 期に分けて行われる。 第 1 期の買い上げ備蓄量は 1,300t、その内訳は酸化イットリウム 1,000t、酸化エルビウム 300t である。第 2 期の買い上げ総量は 1,600t、その内訳は酸化プラセオジム・ネオジム 1,250t、酸化 ジスプロシウム 250t、酸化テルビウム 46t、酸化ユウロピウム 54t で、第 3 期の買い上げ総量は 2,600t 設定されており、8 月 31 日までに買い上げを完了する予定。商業的備蓄と同時に国による 買い上げ備蓄も実施するという噂もある。買い上げ量は 15,500t 設定される予定。 国による買い上げ備蓄は 6 社大手集団に対する入札により募集するため、最終的に成功できるか どうか確定していない。いつ実施するのかについても最終的に決定していない。 (2016 年 5 月 25 日 北京 森永正裕) 中国:生産復旧は再び加速、将来アルミニウム価格に大きなプレッシャー 安泰科によれば、国内の一部のアルミ製錬企業は再び生産復旧態勢に入った。統計によると、2016 年に入り、国内生産復旧能力に換算すれば、33 万 t が増加したことになるが、新規稼働した生産能 力は既に 164 万 t を超えた。 短期的に見ると、5 月は業界の消費最盛期にあり、末端ユーザーによる消費状況も良く、現物在 庫はさらに減少する可能性がある。供給は依然として不足しているが、アルミニウム価格は上昇し たり、低下したり、金融的リスクも増え続けている。中間業者及び末端ユーザーは製品を調達する 際、依然として慎重な態度を取っている。 (2016 年 5 月 25 日 北京 森永正裕) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情 報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動 の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引 用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

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