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2 原 油 NY 原 油 はテクニカル レンジ 内 での 揉 み 合 い 継 続 ウイークエンド NY マーケット レポート NY 原 油 は テクニカルな 揉 み 合 いに 入 っている 上 値 は 108 ドル 付 近 でトリプル トップが 形 成 され 110 ド ルまで 上 昇 することが

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ガソリン

上下に限られた範囲でのボックス相場が形成される

トーキョートレーダーズタイムズ 提供

2013 年 8 月 26 日 月曜日

金やプラチナを中心とした貴金属の上昇が著しい・南アの鉱山スト問題を材料視

⊿ウイークエンド東京マーケット・レポート 東京ガソリン相場は、横ばい推移。指標であるドバイ原油、あるいはNY 原油が 105 ドルを中心としたテクニカ ル・レンジ内での揉み合いとなっていることから、その動きに追随して上下に限られた範囲でのボックス相場を 形成。東京先限は、7 万 6000 円になると売られ、逆に 7 万円近くまで下落すると押し目買いが入る情勢である。 東京ガソリン先限の短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI が 7 万 2000 円付近から新規に買い指示。AD オ シレーターとMACD(マック D)ともに 7 万 5000 円付近から売り指示。週足ベースの中期波動では、RSI が 7 万 3000 円付近から買い指示。AD オシレーターと MACD は 8 万円付近から引き続いて売り支持のまま。 日本エネルギー経済研究所が21 日に発表した 19 日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットルあた り160.2 円。前週までの 6 週連続値上がりはひとまず止まった。ドバイ原油や NY 原油市況の上昇に一服が入り、 105 ドル付近での横ばいとなっていることが背景。この結果、石油元売り各社が卸価格を引き上げる姿勢を緩め た。都道府県別では、中国、九州地方を中心に14 府県で値上がりし、14 道府県が横ばい、19 都県で値下がり。 ガソリン価格の上昇が続いていることから、政府は公正取引委員会を通じて国内のガソリン販売価格調査に乗り 出している。調査対象は石油元売り8 社、総合商社・エネルギー商社など 11 社、ガソリン販売業者 3576 社。そ の結果、 2012 年 6 月までの 1 年間のガソリン取引において商社系への卸価格との差は平均 3.8 円/L、最大で 6.9 円/L もの開きがあった。石油元売り会社が総販売量の 10%程度を商社などに「業転玉」として流す一方、系列店 には高値で卸し自社以外のルートでの仕入れを禁じていた事実が晃かされた。独占禁止法が禁じる「優越的地位 の乱用」に該当する恐れがあるとし、石油元売り会社各社に改善を求め今後も取引状況を注視する構えを示した。 ⊿今週のTokyo フォーキャスト 先週までの方針は、「強気。原油相場の上昇が続いていることから、当面もガソリンと灯油の石油製品相場の値上 がり傾向は継続する公算が強い」としていた。 今週の石油製品相場は、逆張り。揉み合い相場となっていることから、押し目買い・戻り売りの逆張り戦略とし たい。短期的なトレンドに注意して売買戦略を進めたい。 ⊿東京ガソリン先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=7 万 5000 円付近から売りシグナル

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原油

NY 原油はテクニカル・レンジ内での揉み合い継続

⊿ウイークエンドNY マーケット・レポート NY 原油は、テクニカルな揉み合いに入っている。上値は 108 ドル付近でトリプル・トップが形成され、110 ド ルまで上昇することが難しい状況となっている。一方、下値も103 ドル付近でトリプル・ボトムが形成されて、 下値固い。この結果、上下に限られた範囲でのレンジが形成され、当面はこの値幅内での揉み合いが継続しそう な雲行きである。いずれかの時期に、このレンジから離れることは確実だが、それが上に行くのか、下に行くの か派判断に難しいところである。 NY 原油先限の短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数)が 105 ドル付近から新規に売り支持、AD オシレーターとMACD(マック D)もともに 107 ドル付近から売り指示。中期・週足ベースでは、RSI が 93 ドル 付近から買い支持のまま、MACD は 105 ドル付近から売り指示となっている。 NY 原油は、上値重い展開が続いているものの、押し目が入ったところでファンド勢による買いも入りやすく、 上昇のタイミングを計る展開である。足元は、中国や、欧州の経済指標が改善していることがサポート要因とな って上昇しやすくなっている。参考までに、英金融大手HSBC が 22 日に発表した8月の中国の製造業購買担当 者景気指数(PMI)速報値が、好不況の境目となる 50 を4カ月ぶりに上回った。欧州でも製造業関連の指標が上 昇。世界景気が持ち直し、原油需要が強まるとの見方が浮上。需給が引き締まるとの観測から買いが膨らんだ。 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が 21 日に発表した 16 日現在の週間石油在庫統計によると、原油在庫 は140 万バレル減の3億 5910 万バレルとなった。7 週連続の減少となっている。このうちクッシング原油在庫は 110 万バレル減の 3740 万バレル。2012 年3月以来の低水準となった。ガソリン在庫は事前予想が 150 バレル減 となっていた中、実際は、400 万バレル減の2億 1840 万バレル。1週間の減少としては 2012 年4月以来の大き さとなった。 なお、アラブ首長国連邦・アブダビ産「マーバン」の取引価格は、国営石油企業がドバイ原油をもとに毎月決め る価格に割増金を1バレル1.40 ドル上乗せした水準に上がった。競合するロシア産なども軒並み高い。日本など アジア企業が積極的に購入していることが背景にある。 ⊿今週のTokyo フォーキャスト 先週までの方針は、「逆張り。戻り売り・押し目買いの投資戦略としたい。相場の流れはテクニカル・ボックスに あるため、安値と高値を設定しつつ、逆張り戦略で攻めたい相場である。 今週の石油相場は、引き続き、逆張り。相場の方向感が薄く、テクニカル・レンジ内での揉み合いが続いている ため、前週に続いて相場戦略は逆張りとする。 ⊿原油先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=6 万 3000 円付近から売りシグナル AD オシレーター=6 万 3000 円付近から売りシグナル MACD(指数平滑移動平均)=6 万 4000 円付近から売りシグナル

(3)

今週から南アフリカの金鉱山がスト入りの可能性

⊿ウイークエンドNY マーケット NY 金は、底入れ反発。引き続き 6/28 の直近安値 1179.4 ドルをボトムとした上昇トレンドを維持。先週松 23 日 は中心限月が一時1399.9 ドルまで上昇し 1400 ドル超え寸前の値位置まで回復した。この上昇により、ほぼ 3 週 間ぶりの高値をつけた。同時に、6/28 の安値からは 220 ドル強の上昇となり、上昇率は 19%に達している。 NY 金相場の短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数)が 1300 ドル付近から買い指示。MACD(マ ックD)も 1300 ドル付近から買い指示。AD オシレーターは逆に 1380 ドル付近から売り指示。週足ベースの中期 波動は、RSI が 1200 ドル付近から買い指示。AD オシレーターと MACD は 1300 ドル付近から買い指示。 南アフリカの金鉱山で全国鉱山労働者組合(NUM)がストを実施する可能性が高まっていることも大きい。金鉱 山会社と労働者との間での賃金交渉が行き詰っており、早ければ26 日にもストの通告が出る可能性がある。南ア では自動車工場で週初からストライキが実施、この流れから金鉱山会社の労働者らも大規模なスト入りに入る公 算が強い。新興国通貨の下落が加速するなか、南アの通貨ランドが4年ぶりの安値をつけ、今後の同国のインフ レ要因になるとみられることで、労働者の賃上げ要求はこれからも一層強まることになる可能性が高い。一方、 南アの鉱山会社アングロゴールド・アシャンティは、同社の主要鉱山であるガーナのオブアシ鉱山で生産コスト が2008 年以降、倍増しているため、今年の金価格下落で維持不可能になっていることを明らかにした。 一方、インドでは、輸入関税の引き上げや20%の再輸出、現金決済などの措置が導入された結果、金取引価格の プレミアムが上昇している。またインドルピーが最安値を更新するなか、インド準備銀行は今年度中にインフレ が加速する可能性があると警告。インドでは例年、8月後半から金の需要が高まることで、政府による輸入規制 措置下での動向がどうなるのか気になるところである。 8 月 23 日発表、8 月 20 日現在の CFTC 建て玉明細によると、買い建て 15 万 1348 枚、売り建て 9 万 0952 万枚 で差し引きは6 万 0394 枚の買い越し。前週の 5 万 3926 枚の買い越しから 6468 枚買い越しは増加した。 8 月 23 日時点の NY 証券取引所・金 ETF の保有数量は 920.13 トン。前週の 912.92 トンから 4.81 トンの増加。 今年に入ってからの金ETF の減少傾向に本格的に歯止めがかけられる可能性が大きくなっている。 ⊿今週のTokyo フォーキャスト 先週までの方針は、「強気維持。中国の金需要の増大が、当初予想を大きく上回る規模となる確率が高くなってい ることから、引き続き相場は上昇トレンドを維持する見通し」としていた。 今週の相場戦略は、強気維持。相場はまだ上昇の入り口であり、このまま続伸の傾向をたどる公算が強い。金ETF も増加に転じているため、今後も強材料とともに上昇の期待がかかる。 ⊿東京金先限のテクニカル短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=4200 円付近から売りシグナル AD オシレーター=4200 円付近から売りシグナル

(4)

プラチナ

中国景気指標の好転や南アの鉱山スト問題で強気方針

⊿ウイークエンドNY マーケット NY プラチナ市況は、続伸。先週松 23 日には、中心限月の 10 月限が一時 1548.5 ドルまで上昇して 6 月の高値を 突破して、一気に今年4 月以来の高値をつけた。同時に、今年 6 月の直近安値 1296 ドルからは 250 ドル以上の 大幅上昇。また今年2 月からの下落幅約 450 ドルに対して、半値以上戻す展開に入っている。 短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数)が 1430 ドル付近から買い指示。AD オシレーターは 1350 ドル付近から買い支持。一方、MACD(マック D)は 1500 ドル付近から売り指示。週足ベースの中期波動で は、RSI が 1400 ドル付近から買い指示。AD オシレーターと MACD(マック D)は 1350 ドル付近から買い指示。 プラチナ相場はの最近の上昇は、生産コストといわれている 1400 ドルを割り込む値位置まで下落したことで下 げ過ぎの反動により上昇に転じたのが始まり。その後、日本の景気回復期待による日本のプラチナ消費増への期 待、あるいは中国の景気後退懸念が後退していることによる中国の消費増見通しなどに後押しされプラチナ相場 の上げ幅が拡大。なおHSBC が 22 日に発表した 8 月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は 50.1 ポ イントと発表され、分岐点である50 ポイントを上回るとともに 4 カ月ぶりの高水準を記録した。 加えて、世界最大のプラチナ生産国である南アフリカで鉱山ストが再燃しそうな雲行きであることがプラチナ需 給の引き締まり感を誘っている。南ア最大の労働組合である全国鉱山労働者組合(NUM)には金鉱労働者 14 万 人のうちのおよそ3 分の 2 となる 9 万人が加盟しているが、この NUM と産金会社との賃金引上げ交渉が行き詰 まったことを受け近く大規模な鉱山ストが決行される可能性が出てきた。今の段階ではストは来週明けの8 月 26 日から実施しそうな雲行きで、組合に加盟している9 万人全ての労働者が一斉にスト入りする公算が強い。南ア 経済に大きな打撃が与えられるだけでなくプラチナ市場においても大きな影響が出てくるのは必至の情勢。参考 までに、金鉱労働者がスト入りするより先に、今週明けの19 日から、既に南アの自動車業界では約 3 万人の労働 者がスト入りしている。この自動車労働者のストにより南ア経済に与える損失は1日当たり 6000 万ドルにのぼ ると推計されている。 ⊿今週のTokyo フォーキャスト 先週までの方針は、「強気。相場は上向きに転じて更に上昇する期待度が高まっている。原油を中心にコモディテ ィ全体の上昇が強くなっていることも追い風である。この先からは押し目買い方針で固めたい中」としていた。 今週の相場戦略は、強気維持。南アの鉱山スト問題から、金とプラチナ相場は強材料でサポートされて一段と相 場上昇が鮮明となりそうな雲行きである。 ⊿東京プラチナ先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=4600 円付近から売りシグナル AD オシレーター=4600 円付近から売りシグナル MACD(指数平滑移動平均)=4600 円付近から売りシグナル

(5)

ゴム

タイ政府による

300 億円の支援策などに刺激受ける

⊿ウイークエンド マーケット ゴム相場は、上昇トレンドを維持。8 月中旬までの相場上昇により、大勢的な上げの 5 波が達成され、値位置も 270 円に達した。ここから短期間の修正安となった後、また上昇に転じて、直近高値 269 円を突破する展開であ る。このまま続伸して、当面は、心理的な節目である 280 円向かいの展開となる見通し。更に、中期的には、5 月の高値299 円を意識する動きとなりそうだ。 短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数)が新たに 240 円付近から新たに買い指示。AD オシレ ーターとMACD(マック D)も 260 円付近から新規で買い指示。週足ベースの中期波動は、RSI が 250 円付近から 売り指示。MACD(マック D)も 250 円付近から買い指示。 ゴム相場は上昇トレンドを維持。東京先限は、6 月下旬の安値 225.0 円を起点として上昇を開始し、8/14 には 269.0 円まで上昇した。この間、上昇幅は 44 円、上昇率は 20%に達した。相場の流れは、7 月上旬までが上昇の第 1 波で、6 月下旬が第 2 波、7 月中旬までの上昇が第 3 波である。そして 270 円付近で上昇が一巡するという展開。 ここまでの相場展開は想定内であり、いったん上昇のトレンドは一巡したものと考えられる。 相場がこれまで上昇したのは、下げ過ぎによる反動高。連邦準備理事会(FRB)による金融緩和策の縮小が早期 には実施されず先送りとなっていることがゴム市場を含む商品市場全体に対し底上げ要因となった。また景気後 退が指摘されている中国経済が、思惑されていたほど急速な悪化ではなく、緩やかなソフト・ランディングとな っていることも悲観的な見方を薄れさせている。ゴム要因としては、タイ政府が小規模農民に対する支援策とし て、300 億バーツ(約 930 億円)の予算を組む方針を固めている。で閣議決定した。予算は、直接、小規模農園に 対する支援金として供与されるほか、樹齢25 年以上の古木を伐採した上で、天然ゴムの若木を植え替えるか、あ るいは天然ゴム以外の他の作物に植え替えしようとする内容となっている。別な角度では、国内のゴム在庫が大 きく減少している点も上昇要因。日本ゴム輸入協会まとめによる 7 月末現在の全国生ゴム営業倉庫在庫は 8470 トン。在庫は5 月 10 日現在の在庫から 9 週連続で減少。この間の在庫は 7624 トン減でほぼ半減。今年 1 月以来 7 カ月ぶりの低水準。ここにきて出庫が大きく伸びていることが在庫減の背景にある。 ⊿今週のTokyo フォーキャスト 先週の方針は、「強気維持。当初の高値目標270 円をクリアしたものの、一時的に押して、再び上昇トレンドに回 帰する公算が強い。長期の上昇トレンドとなりそうな雲行き」としていた。 今週の相場戦略は、強気維持。更に相場は上昇期待がかけられる。タイ政府が300 億ドルの価格支持策を打ち出 したことも奏功して、今後のゴム相場の上昇に拍車がかけられる可能性が高い。 ⊿東京大豆先限(一般大豆)のテクニカル 短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=230 円付近から買いシグナル AD オシレーター=230 円付近から買いシグナル

(6)

穀物

高温が作柄を悪化させ穀物相場を上昇させている

⊿ウイークエンド シカゴ・マーケット シカゴ・トウモロコシ相場は、反発傾向。8/13 の直近安値4ドル 53.75 セントから反発が持続的となっている。 ただし、まだ下げ止まった程度の動きであり本格上昇という流れには至っていない。しかし値位置は安値から50 セント近く上昇して 5 ドルまで上値追う展開である。短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数) が4 ドル 60 セント付近から買い指示、一方、MACD(マック D)と AD オシレーターも 4 ドル 70 セント付近から 買い指示となっている。 シカゴ大豆相場は、上昇傾向。下げ過ぎの反動から自律的に反発する場面。8/15 の直近安値 12 ドル 71 セントを 起点として上昇傾向に転じ、13 ドル 50 セントを突破して先週末には一時 13 ドル 69 セントまで上昇し、安値か らは 1 ドル近く上昇するに及んでいる。短期・日足ベースのテクニカル指標は、RSI(相対力指数)が 13 ドル 50 セント付近から買い指示。AD オシレーターと MACD(マック D)も 13 ドル 50 セント付近から新規で買い指示と なっている。 18 日現在のクロップ・レポートによれば、米トウモロコシのシルキングが平均 97%(前年 100%、平年 99%)とな り、前週から 3%進展した。ドウイングが平均 52%(同 87%、65%)となり、前週から 20%進展した。デントが平 均 11%(同 57%、30%)となり、前週から 6%進展。デントはイリノイ、カンザス、ネブラスカなど 6 州で平年比 20%以上遅れている。大豆の開花率が平均 92%(同 98%、96%)となり、前週から 4%進展。着サヤ率が平均 72%(同 90%、81%)となり、前週から 14%進展。着サヤ率はテネシー、ウィスコンシン、アイオワ、ミネソタなど 6 州で 平年比15%以上遅れている。 トウモロコシの作況報告は主要18 州平均で良以上が前週から 3%減少して 61%となり、前年同期を 38%上回って いる。大豆も良以上が前週から2%減少して 62%となり、前年同週を 31%上回っている。いずれもこの集計が始 まって以降では最低の記録。ここに来ての産地の気温上昇によってストレスが強まっているとみられる。地域別 に見るとコーン、大豆ともにイリノイ、インジアナ、ミズーリ、ウィスコンシン、南北ダコタ州などで作柄が悪 化している。 米トウモロコシの週間輸出成約高は来年度との合計で49 万 2600 トンとなり、このうち今年度が 5 万 8200 トン に増加して2 週間ぶりの高水準だが、2 週連続で前年同週を下回った。今季累計が前年同期比 52%減の 1910 万 7900 トン(7億 5230 万ブッシェル)となり、今季目標の 7 億 1500 万ブッシェルを 5%上回っている。来年度の成 約が43 万 4400 トンで来年度の成約累計が 1057 万 2500 トン。大豆は来年度との合計で 94 万 6900 トンとなり、 このうち今年度が2 万 900 トンに増加して 2 週間ぶりの高水準だが、18 週連続で前年同週を下回った。今季累計 が前年同期比4%減の 3717 万 9500 トン(13 億 6610 万ブッシェル)となり、今季目標の 13 億 1500 万ブッシェル を4%上回っている。来年度の成約が 92 万 6000 トンで来年度の成約累計が 1883 万 7000 トン。 なお、ロシア農業省は23 日、2013 年の穀物収穫高見通しを 8800 万〜9000 万トンと発表した。悪天候を受け、 従来見通しの9500 万トンから下方修正した。ロシア農業省によると、今年は約 300 万ヘクタールの農地が干ば

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今週の相場戦略は、強気。ここにきて気温上昇で作柄が悪化していることで収穫量が減少する見方が誘われてい ることがシカゴ穀物相場を押し上げているが、当面も上昇トレンドは維持されそうな雲行きである。 ⊿東京トウモロコシ先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=2 万 7000 円付近から売りシグナル AD オシレーター=2 万 6500 円付近から売りシグナル MACD(指数平滑移動平均)=2 万 7000 付近から売りシグナル ⊿東京大豆先限のテクニカル 短期シグナル(日足ベース) RSI(相対力指数)=5 万 5000 円付近から売りシグナル AD オシレーター=5 万 5000 円付近から売りシグナル MACD(指数平滑移動平均)=5 万 5000 円付近から売りシグナル ● ● yoshida-s@commodity.co.jp 1) 本レポートは、ドットコモディティ株式会社が信頼出来ると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成しております が、レポートに記載されている情報が正確であるとの保証は致しかねます。情報に関し不完全な場合もございます。本レ ポートに記載する価格、数値等は、過去の実績値、概算値、もしくは将来の予測値であり、実際の数値とは異なる場合が あります。本レポートは将来の結果をお約束するものではございません。また本レポートに記載されている情報をいかな る目的で仕様される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本レポートにある情報の 使用による結果についてドットコモディティ株式会社が責任を負うものではありません。投資に関する最終決定はお客様 ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 2)本レポートに記載されている内容の著作権は、原則ドットコモディティ株式会社に帰属いたします。本レポートにおいて 提供されている情報に関してドットコモディティ株式会社の承諾を得ずに当該情報の複製、販売、配布、公表、修正、頒 布または営利目的での利用を行う権利を有しません。

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