平成
29
年度
大学機関別認証評価
自
己
点
検
評
価
書
[日本高等教育評価機構]
平成
29(2017)
年
6
月
目
次
Ⅰ.建 学の 精神・大 学の 基本理 念、使命・目 的、大学の 個性・特 色 等・・・・・ 1
Ⅱ.沿革 と現 況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
Ⅲ.評 価機 構が 定める 基準に 基づ く自 己評 価・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
基準1 使命・目 的等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
基準2 学修 と教 授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
基準3 経営・管理 と財 務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
基準4 自己 点検・評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61
Ⅳ.大 学が 使命・目的 に 基づい て独 自に 設定 し た基準 によ る自 己評 価・・・・・ 65
基準A 実践 力を 育む 教 育の推 進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65
基準B 地域 連携・貢献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
Ⅴ.エビ デン ス集 一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
エビデ ンス 集( デー タ 編)一 覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
1
Ⅰ . 建 学 の 精 神 ・ 大学の 基 本 理 念 、 使 命 ・目的 、 大 学 の 個 性 ・ 特色等
1 . 建 学 の 精 神 ・ 諏訪東 京 理 科 大 学 の 基 本理念 、 使 命 ・ 目 的
[建学 の精 神]
諏訪東 京理 科大 学(以下 「本学 」と いう 。)は、 学校法 人東 京理 科大 学(以下「 本法 人」
という 。)が茅 野市 を中 心とし た諏 訪地 域6市町 村及び 長野 県と 地元 産 業界か らの 要請 を
受け、「 理学 の普 及を 以 て国運 発展 の基 礎と す る」の東 京理 科大 学の 建 学の精 神を 信州 諏
訪の地 で具 現化 し、 大 都市一 極集 中の 人の 流 れを変 える べく 、地 域 の学術 振興 と地 域に
密着す る中 堅技 術者 の 養成を 目的 に、平成2(1990)年4月に 公私 協力 方 式で設 置さ れた「東
京理科 大学 諏訪 短期 大 学(以 下「 短期 大学 」と いう。)」 を前 身と して いる。 短期 大学 の
設 置 に あ た っ て は 、 校 舎 建 築 費 、 機 器 備 品 費 、 図 書 ・ 雑 誌 費 、 外 構 工 事 費 は 諏 訪 地 域6
市町村 と長 野県 が全 額 負担し 、大 学の 運営 は 本法人 が行 うこ とと し た。
その後 、平成14(2002)年4月に4年制 大学 への 進 学志向 の高 まり と 、諏 訪 地域6市町 村及
び長野 県並 びに 地元 産 業界か らの 要請 と協 力 を得て 、高 度技 術者 ・ 経営管 理者 を育 成す
る教育 研究 体制 の確 立 を目指 すた め、短 期大 学 を改組 転換 し、公 私協 力 方式に より4年 制
大学と して 設置 され た 。
本学は 、前 述の 経緯 で 設置し た大 学と して 、 東京理 科大 学の 伝統 を 引き継 ぎ、 建学 の 精神を 「理 学の 普及 を 以て国 運発 展の 基礎 と する」 と定 めて いる 。
[基本 理念]
本学の 基本 理念 とし て 、下記 のと おり 定め て いる。
大学の 基本 理念
1.主 体性 の確 立し た 人材の 育成
急 速 に 発 展 す る 科 学 技 術 に 対 応 し 、 自 ら 将 来 を 開 拓 で き る 実 力 あ る 人 材 を 育 成
する。
2.地 域の 生涯 学習 と 地元企 業の 技術 力・ 経 営力の 向上 に貢 献
地 域 に 開 か れ た 大 学 と し て 地 域 に 貢 献 す る と と も に 、 産 学 官 連 携 の も と に 新 産 業・新 技術 創出 の促 進 と経営 革新 活動 推進 に 積極的 に取 組む 。
大学院 の基 本理 念
1.21世紀 の社 会でリ ーダー シッ プを 発揮 で きる人 材の 育成
「主体 性を 確立 した 人 材」に とど まら ず、時 代の要 求す る新 しい 考 え方、方法 論、 技術を 駆使 して 、組 織 の中で リー ダー シッ プ を発揮 でき る人 材を 育 成する 。
2.地 域企 業の 技術 力 ・経営 力の 向上 に寄 与 し、地 域産 業の 発展 に 貢献
地 域 に 開 か れ た 大 学 と し て 産 学 官 連 携 の も と に 、 新 技 術 の 創 出 、 社 会 シ ス テ ム と
2
[使命 ・目 的]
本学の 使命 ・目 的は 、 建学の 精神 、基 本理 念 を踏ま え、「諏 訪東 京理 科大学 学則(以 下
「学則 」と いう 。)」第1条と、「諏 訪東 京理 科 大学大 学院 学則(以 下「 大学院 学則 」と い
う。)」第5条に 明確 に 定めて いる 。
大学の 使命 ・目 的
本学は 、理 学及 び工 学 並びに それ らの 応用 を 教育研 究す ると とも に 、幅広 い教 養教 育
を行い 、人 間性 及び 創 造性豊 かで 主体 性の 確 立した 人材 を育 成し 、地域の 知の 拠点 とし
て文化 の進 展と 産業 の 興隆に 寄与 する こと を 目的と する 。
大学院 の使 命・ 目的
○ 修 士 課 程 は 、 工 学 と 経 営 学 を 融 合 し た 研 究 及 び 応 用 の 能 力 を 培 い 、 社 会 に お い て リ
ー ダ ー シ ッ プ を 発 揮 で き る 人 材 を 育 成 し て 、 文 化 の 進 展 ・ 産 業 の 興 隆 に 寄 与 す る こ とを目 的と する 。
○ 博 士 後 期 課 程 は 、 技 術 革 新 に 自 立 し て 対 応 で き る 高 度 な 研 究 開 発 能 力 及 び 技 術 経 営
に 関 す る 幅 広 い 素 養 を 持 ち 、 国 際 的 に 活 躍 で き る 豊 か な 学 識 を 身 に 付 け た 人 材 を 育
成する こと を目 的と す る。
[教育 理念]
建学の 精神 、基 本理 念 及び使 命・ 目的 を踏 ま え、大 学、 大学 院の 教 育理念 を下 記の と
おり定 めて いる 。
大学の 教育 理念
1.21世紀 に活 躍でき る高度 なス ペシ ャリ ス トの育 成
高 い 専 門 性 を も つ こ と は も ち ろ ん 、 社 会 の 変 化 に 対 応 で き る 知 識 ・ 方 法 論 ・ 技 術 等を自 ら獲 得し てい け る能力 と意 欲を 持つ プ ロフェ ッシ ョナ ルを 育 成する 。
2.新 しい 社会 の倫 理 に基づ く人 材の 育成
情 報 通 信 技 術 に 関 す る 知 識 と 倫 理 観 、 環 境 保 全 の 重 要 性 を 踏 ま え 、 情 報 化 社 会 の
課題を 解決 し、21世紀 の新し いモ ノを 創り 出 す力と なる 人材 を育 成 する。
3.実 力重 視の 教育 の 実施
本 学 の 卒 業 生 が 社 会 や 企 業 に お い て 高 水 準 の 能 力 を 発 揮 し 、 有 用 な 人 材 と し て 認 められ るよ う真 の実 力 を身に 付け るた めの 教 育を実 施す る。
大学院 の教 育理 念
1.「 工学 と経 営学 の融 合教育 」の 更な る高 度 化
学 部 で 実 施 し た 「 ビ ジ ネ ス 社 会 と の 関 係 を 理 解 で き る 技 術 者 と 技 術 の 性 格 や 技 術
革 新 の 意 味 が 理 解 で き る ビ ジ ネ ス の 専 門 家 の 育 成 」 の 教 育 を 、 さ ら に 実 社 会 で 必 要とさ れる レベ ルま で 高度化 し学 習で きる よ う教育 する 。
2.地 域社 会へ 貢献 で きる人 材育 成
長 野 県 及 び 諏 訪 地 域 の 産 業 ・ 社 会 構 造 を 理 解 し 、 技 術 力 、 シ ス テ ム 力 、 経 営 力 を
も っ て 地 域 に 貢 献 で き る 人 材 を 育 成 す る 。 併 せ て 、 地 域 の 産 業 界 や 自 治 体 の 人 材
を 高 度 化 す る た め の 教 育 機 関 と し て 、 社 会 人 学 生 を 受 け 入 れ 、 地 域 社 会 の 活 性 化
3
3.特 徴あ る先 端分 野 の教育 ・研 究の 深耕
本 学 の 特 徴 あ る 先 端 領 域 の 基 礎 ・ 応 用 ・ シ ス テ ム 研 究 を さ ら に 深 め る 研 究 を 通 じ
て、高 度な 知識 を持 ち 自ら研 究で きる 人材 を 育成す る。
2 . 諏 訪 東 京 理 科 大学の 個 性 ・ 特 色
本学は 、1.で記 した 建 学の精 神、 基本 理念 、 使命・ 目的 及び 教育 理 念を具 体化 する た
め、授 業科 目、授 業方 法 等の「 教育 の特 色」を 下 記の4点に 定め、これ に 基づく 教育 を実
践して いる 。
教育の 特色
1.工 学と 経営 学の 融 合教育
工 学 部 は 工 学 を 、 経 営 情 報 学 部 は 経 営 学 を 足 場 と し な が ら 、 工 学 と 経 営 学 相 互 の
視 野 と 知 識 を 修 得 さ せ る 教 育 を 行 う こ と に よ り 、 ビ ジ ネ ス 社 会 と の 関 係 を 理 解 で
き る 技 術 者 と 、 技 術 の 性 格 や 技 術 革 新 の 意 味 が 理 解 で き る ビ ジ ネ ス の 専 門 家 を 育
成 する 。
具 体 的 に は 、 全 学 科 必 修 科 目 と し て 「 フ レ ッ シ ュ マ ン ゼ ミ 」、「 工 学 と 経 営 」、「 総
合講座 」及 び「 総合 演 習」を 中心 に教 育す る 。
2.「 情報 リテ ラシ ー」 と「環 境保 全マ イン ド 」を身 に付 けさ せる 教 育
情 報 リ テ ラ シ ー と 環 境 保 全 マ イ ン ド を 共 通 教 育 及 び 専 門 教 育 の 基 底 に 組 み 込 み 、
倫 理 観 ・ 知 識 ・ 技 術 を 学 ぶ 一 連 の 過 程 で 系 統 的 に 、 か つ 科 学 技 術 や 企 業 活 動 ・ 経
営管理 と具 体的 に関 連 づけて 教育 する 。 3.専 門基 礎教 育の 徹 底
卒 業 後 も 変 化 す る 知 識 と 技 術 を 自 ら の 力 で 修 得 ・ 高 度 化 し て い く た め に は 、 専 門
の 基 礎 と な る 汎 用 性 の 高 い 能 力 を 身 に 付 け て お く こ と が 重 要 で あ る 。 専 門 の 基 礎
と な る 分 野 の 教 育 を 徹 底 し て 行 い 、 次 に 続 く 専 門 教 育 を 実 り 多 い も の と す る カ リ
キュラ ムを 編成 して い る。 4.学 習意 欲や 社会 的 能力の 養成
学 生 の 知 識 や 技 術 の 学 習 を 支 え る の は 、 学 習 へ の 意 欲 と 問 題 発 見 ・ 解 決 能 力 、 自
己 表 現 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 能 力 で あ る 。 こ の よ う な 意 欲 と 能 力 に 支 え ら れ た
学 習 へ の 態 度 が 、 卒 業 後 の た ゆ み な い 自 発 的 努 力 を 生 む 土 台 と な る 。 演 習 ・ 実 験
や ゼ ミ 、 さ ら に 卒 業 研 究 を 通 じ て 、「 覚 え る 教 育 」 か ら 「 考 え る 教 育 」 へ 、「 知 る
喜 び 」 に 「 創 る 喜 び 」 を 加 え た 教 育 、 時 代 の 変 化 に 「 自 ら 対 応 で き る 」 能 力 を 身 に付け させ る教 育の た めに、 少人 数教 育と 双 方向教 育を 徹底 して 行 う。
3 . 諏 訪 東 京 理 科 大学の 公 立 大 学 法 人 化 への状 況
近年の 少子 化の 影響 を 受け、 特に 地方 の私 立 大学は 全国 的に も入 学 定員の 確保 が大 変
厳しい 状況 にあ り、本学 も入学 者の 定員 割れ が 続き厳 しい 大学 運営 に 直面し たこ とか ら、
平成26(2014)年4月 に、本法人 から 茅野 市に 対 して 、大 学の 維持・発展 を目的 とし た大 学
のあり 方に つい て、 意 見交換 の場 を設 置す る よう依 頼し た。
4
につい て意 見交 換を 行 い、平 成27(2015)年10月 には、本学 が一 層教 育と 研究を 発展 させ 、
さらに 地域 に貢 献し て いくた めに は公 立大 学 への転 換が 必要 であ る との方 向性 を「 今後 の諏訪 東京 理科 大学 の あり方 に関 する 報告 書(以下「 報告 書」 とい う 。)」 とし て取 り纏
めた。
この報 告書 を受 け 、平 成27(2015)年12月 、諏 訪地域6市 町村 、本 法人 及び長 野県 の代 表
で構成 する 「諏 訪東 京 理科大 学公 立化 等検 討 協議会 」を 設置 し、 さ らにそ の下 に「 諏訪 東京理 科大 学公 立化 等 検討有 識者 会議 」を 設 置して 検討 を行 って き た。
これら の協 議を 経て 平 成28(2016)年8月、 諏訪 地域6市町 村と 本法 人で 、公立 化に 関す
る基本 協定 を締 結し 、 現在、「公 立大 学設 立準 備委員 会」 を設 置し て 、平成30(2018)年4
5
Ⅱ . 沿 革 と 現 況
1 . 本 学 の 沿 革
年 内 容
平成2(1990)年 東京理 科大 学諏 訪短 期 大学開 学
(電子 工学 科、 生産 管理 工学科 、経 営情 報学 科 の3学 科構 成)
平成14(2002)年 諏訪東 京理 科大 学開 学
(シス テム 工学 部- 電子 システ ム工 学科 、機械 シ ステム デザ イン 工学
科、経 営情 報学 部- 経 営情報 学科 の2学部3学 科構成)
平成15(2003)年 東京理 科大 学諏 訪短 期 大学閉 学
平成18(2006)年 諏訪東 京理 科大 学大 学 院設置 (工学 ・マ ネジ メン ト研 究科
工学・ マネ ジメ ント 専 攻<修 士課 程>)
平成21(2009)年 システ ム工 学部 の「 機 械シス テム デザ イン 工 学科」 を
「機械 シス テム 工学 科 」に名 称変 更
平成24(2012)年 工学・ マネ ジメ ント 専 攻に「 博士 後期 課程 」 設置
平成26(2014)年 「シス テム 工学 部」 を 「工学 部」 に改 組
(機械 工学 科、 電気 電子 工学科 、コ ンピ ュー タ メディ ア工 学科 の
3学科 構成)
2 . 大 学 の 現 況 < 平 成29(2017)年5月1日現 在> (1)大 学名 諏訪 東京 理科大 学
(2)所 在地 長野 県茅 野市豊 平5000番 地1
(3)学 部・ 研究 科等 の 構成 (単位 :人)
学部・ 研究 科名 学科・ 専攻 名 入学定 員 収容定 員
工学部 機械工 学科 65 260
電気電 子工 学科 65 260
コンピ ュー タメ ディ ア 工学科 70 280
経営情 報学 部 経営情 報学 科 100 400
工学・ マネジメント研究 科 工学・ マネジメント専攻(修 士課程) 15 30
工学・ マネジメント専攻(博 士後期 課程) 2 6
6
(4)学 生数 、教 育職 員 数、事 務職 員数
<学生 数> (単 位: 人)
学 部 学 科 1年次 2年次 3年次 4年次 合計
工学部
機械工 学科 85 64 39 45 233
電気電 子工 学科 73 49 45 31 198
コンピュータメディア工 学科 93 76 66 47 282
システ ム工 学部 電子シ ステ ム工 学科 - - - 10 10
機械シ ステ ム工 学科 - - - 8 8
経営情 報学 部 経営情 報学 科 114 53 36 59 262
合 計 365 242 186 200 993
研究科 専攻 1年次 2年次 3年次 - 合計
工学・マネジメント研 究科
工 学 ・ マ ネ シ ゙ メ ン ト 専 攻
(修士 課程) 14 9 - - 23
工 学 ・ マ ネ シ ゙ メ ン ト 専 攻
(博士 後期 課程)
2 0 1 - 3
※シ ステ ム工 学部 は 、平成26(2014)年度 か ら募集 停止
<教育 職員 数> (単位:人)
学部 学科 教授 准教授 講師 助教 非 常 勤 教 員
工学部
機械工 学科 5 3 0 2 7
電気電 子工 学科 7 1 0 2 9
コンピュータメディア工 学科 5 2 1 1 3
経営情 報学 部 経営情 報学 科 8 1 5 2 6
共通教 育セ ンタ ー 4 3 2 0 19
合 計 29 10 8 7 44
<事務 職員 数> (単位 :人)
専任職 員 臨時職 員 パート 職員 派遣職 員 合計
7
Ⅲ . 評 価 機 構 が 定 める基 準 に 基 づ く 自 己 評価
基 準1. 使 命 ・ 目的 等
1-1 使 命・ 目 的 及 び教 育 目 的 の 明 確 性
≪ 1-1の 視点 ≫
1-1-①
1-1-②
意 味 ・ 内 容 の 具 体 性と明 確 性
簡 潔 な 文 章 化
(1) 1-1の 自己 判定
基準項 目1-1を 満た し ている 。
(2) 1-1の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
本学は 、建 学の 精神 を 「理学 の普 及を 以て 国 運発展 の基 礎と する 」 と東京 理科 大学 と
同様に 定め、地域 から の 要請と 協力 を得 て公 私 協力方 式に より 設置 し た大学 とし て、「 主
体性の 確立 した 人材 の 育成」 と「 地域 の生 涯 学習と 地元 企業 の技 術 力・経 営力 の向 上に 貢献」 を基 本理 念と し て定め てい る。
これら を踏 まえ 大学 の 使命・ 目的 を、 Ⅰ-1.[使命・ 目的]で も記 載し たとお り、「諏 訪
東京理 科大 学学 則(以下 「学則 」と いう 。)第1条と「 諏訪 東京 理科 大 学大学 院学 則(以下
「大学 院学 則」 とい う 。)第5条に 下記 のと お り示し てい る。
<学部 >
○本学 は、 理学 及び 工 学並び にそ れら の応 用 を教育 研究 する とと も に、幅 広い 教養 教
育を行 い、 人間 性及 び 創造性 豊か で主 体性 の 確立し た人 材を 育成 し 、地域 の知 の拠 点とし て文 化の 進展 と 産業の 興隆 に寄 与す る ことを 目的 とす る。
<大学 院>
○修士 課程 は、 工学 と 経営学 を融 合し た研 究 及び応 用の 能力 を培 い 、社会 にお いて リ
ーダー シッ プを 発揮 で きる人 材を 育成 して 、 文化の 進展 ・産 業の 興 隆に寄 与す るこ とを目 的と する 。
○博士 後期 課程 は、 技 術革新 に自 立し て対 応 できる 高度 な研 究開 発 能力及 び技 術経 営
に関す る幅 広い 素養 を 持ち、 国際 的に 活躍 で きる豊 かな 学識 を身 に 付けた 人材 を育
成する こと を目 的と す る。
さらに 、学 部・ 学科 、 共通教 育セ ンタ ー及 び 専攻に 係る 人材 育成 等 に関す る目 的と し て、学則 第4条 、第5条 及 び「 諏訪 東京 理科 大学 大学院 研究 科細 則 」第3条にお いて 明確 に
定めて いる 。
上記の とお り、 本学 の 使命・ 目的 は、 その 意 味・内 容を 、学 則及 び 大学院 学則 で簡 潔 な文章 で具 体的 に明 文 化して いる 。
【エビ デン ス集 ・資 料 編】
【資 料1-1-1】諏 訪東 京理科 大学 学則
【資 料1-1-2】諏 訪東 京理科 大学 大学 院学 則
8
(3) 1-1の 改善 ・向 上 方策(将来 計画)
本学の 建学 の精 神、 及 び基本 理念 に基 づい た 使命・ 目的 を学 則に 定 めると とも に、 学
部学科 、共通 教育セ ンタ ー及び 大学 院に おい て も人材 育成 等に 関す る 目的を 定め てお り、
この使 命・ 目的 に沿 っ て教育 、研 究を 実施 す るとと もに 、地 方創 生 が迫ら れる 中で 継続
して点 検し 、そ の時 々 の地域 社会 のニ ーズ に 合った 見直 しを 行い 、 技術力 と経 営力 を備
え、主 体性 を持 った 人 材を育 成し てい く。
1-2 使 命・ 目 的 及 び教 育 目 的 の 適 切 性
≪ 1-2の 視点 ≫
1-2-①
1-2-②
1-2-③
個 性 ・ 特 色 の 明 示
法 令 へ の 適 合
変 化 へ の 対 応
(1) 1-2の 自己 判定
基準項 目1-2を 満た し ている 。
(2) 1-2の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
本学は 、茅 野市 を中 心と した諏 訪地 域6市町 村及 び長野 県と 地元 産業 界 からの 要請 と協
力のも と、 公私 協力 方 式によ り設 置さ れた 背 景から 、人 材育 成等 に 関する 目的 に「 ビジ
ネス社 会と の関 係を 理 解でき る技 術者 」、「 技 術の性 格や 技術 倫理 を 理解で きる ビジ ネス
の専門 家」 の育 成を 目 指した 、工 学と 経営 学 相互の 視野 と知 識を 修 得させ る「 工学 と経
営学の 融合 教育 」を 行 うこと を明 示し 、特 色 ある教 育を 実施 して い る。
使命・ 目的 は、 前述 の とおり 学則 第1条と 大学 院学則 第5条に 定め てお り、ま た、 社会
情勢の 変化 や地 域社 会 のニー ズを 把握 し、 教 育組織 の改 組も 行う 等 対応し てい るこ とか ら、学 校教 育法83条 及 び99条 に適 合し てい る と言え る。
【エビ デン ス集 ・デ ー タ編】
【表3-2】法 令等 の遵 守状況
(3) 1-2の 改善 ・向 上 方策(将来 計画)
今後も 、本 学の 基本 理 念を踏 まえ 、使 命・ 目 的の定 期的 な検 討・ 見 直しを 継続 して い く。
また、 少子 高齢 化等 の 社会構 造の 変化 やグ ロ ーバル 化の 更な る進 展 等、社 会情 勢は 大
きく変 化し てお り、 本 学にお いて も地 域の ニ ーズを 的確 に把 握す る ために 、産 業界 との
連携を 一層 緊密 にし 、 本学の 教育 の特 色の 柱 である 「工 学と 経営 学 の融合 教育 」の 取組
9
1-3 使 命・ 目 的 及 び教 育 目 的 の 有 効 性
≪1-3の 視点 ≫
1-3-①
1-3-②
1-3-③
1-3-④
役 員 、 教 職 員 の 理 解と支 持
学 内 外 へ の 周 知
中 長 期 的 な 計 画 及 び3つの 方 針 等 へ の 使 命 ・目的 及 び 教 育 目 的 の 反映
使 命 ・ 目 的 及 び 教 育目的 と 教 育 研 究 組 織 の構成 と の 整 合 性
(1) 1-3の 自己 判定
基準項 目1-3を 満た し ている 。
(2) 1-3の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
使命・目 的に 準じ た教 育 が行わ れて いる かを 確 認し 、学 長の もと 、学部 長、研究 科長 、
学科主 任、 共通 教育 セ ンター 主任 、学 生部 長 、図書 館長 、生 涯学 習 センタ ー長 、教 務幹
事長及 び事 務部 長を 構 成員と した「 学部 長学 科主任 会議 」(2回/月)と、「大 学院 研究科 会
議」(1回/月)を 開催 し 、教育 に係 る諸 施策 を 講じて いる 。こ の会 議 の内容 及び 決議 事項
は、助 教以 上が 出席 す る「教 授総 会」 を通 じ て各教 員に 周知 され る ととも に、 事務 部長
を通じ て事 務職 員に 周 知され てお り、 最近 で は、本 法人 が運 営す る 教職員 ポー タル サイ ト「CENTIS」に よっ て 教職員 に周 知を 行っ て いる。
また、 使命 ・目 的は 本 学ホー ムペ ージ のほ か 「学修 簿」、「学 園生 活 の手引 」、「 大学 院
要覧」、「教 員ハ ンド ブ ック」 に掲 載す ると と もに、 保証 人懇 談会 等 の機会 でも 周知 して
いる。
平成25(2013)年 度に は 、5ヵ年 の中 期計 画の 位置 づけと して 、建学 の精 神 と基本 理念 の
一層の 具現 化を 目指 し た下記 の「 大学 改革 基 本方針 」を 定め 、
①シス テム 工学 部改 編 と経営 情報 学部 の教 育 研究の 充実
②実践 力の ある 学生 を 育成す るた めの 教育 の 質的転 換の 推進 ③ラボ 開設 によ る教 育 と研究 の活 性化
④地域 の課 題解 決の た めの「 地(知)の 拠点 」 機能の 充実
重点目 標の 方針 を達 成 すべく 、平 成26(2014)年度に シス テム 工学 部2学科を 工学 部3学科
に改組 し、 使命 ・目 的 を踏ま えて 、デ ィプ ロ マポリ シー 、カ リキ ュ ラムポ リシ ー、 アド
ミッシ ョン ポリ シー の3つの方 針を 新た に策 定 し、ホー ムペ ージを はじ めとし た各 種媒 体
で公表 して いる 。
また、 平成27(2015)年 度には 、平 成30(2018)年度以 降の 本学 の教 育 研究の ある べき 姿
を構想 すべ く 、学 長の ガバナ ンス の下 、「 中期 ビジョ ン検 討委 員会 」におい て「中 期ビ ジ
ョン 」を 策定 し 、平 成30(2018)年度 に現 行の2学 部4学 科を 工学 部2学 科 へ再編 すべ く 、現
在準備 を進 めて いる 。
使命・ 目的 を達 成す る ための 教育 研究 組織 の 構成は 、図1-3-1の とお り、2学部4学科 、
1研究 科1専 攻を 置く と ともに 、学 部の 教養 教 育を行 う共 通教 育セ ン ターを 設置 して 、学
則第2条で 明記 した 自己 点検及 び評 価に より 、第1条の 目的 と第3条以 降 の教育 研究 組織 の
10
図1-3-1 基本 組織 図
東京理科大学
経営情報学科 経営情報学部
学部
修士課程
博士後期課程
コンピュータメディア 工学科 電気電子工学科
機械工学科 工学部
工学・マネジメント研究科 工学・マネジメント専攻 大学院
諏訪東京理科大学 評議員会
理事会 監事 学校法人
東京理科大学
共通教育センター
また 、図1-3-2のと おり 、時 代の 変化 によ り専 門的に 対応 する ため 、学生部 、図書 館及
び本学 の基 本理 念に あ る地域 との 交流 を目 的 別に対 応す るた め、 生 涯学習 セン ター 、産
学連携 セン ター 、地 域 連携セ ンタ ー及 び高 大 連携推 進セ ンタ ーを 設 置して いる 他、 学部
長学科 主任 会議 の構 成 委員に 、ファ カル ティ・ディベ ロッ プメ ント 実 施委員 会(以下「FD
実施委 員会 」と いう。)委員長 と学 習支 援室 長 を加え た「 教育 推進委 員会」を設 置し、本
学の教 育施 策の 企画 と 教育活 動の 継続 的な 改 善の推 進を 行う こと で 、教育 の充 実と 質的 向上を 諮っ てい る。 教 育推進 委員 会が 立案 し たFD活 動方 針に 関し て その実 施はFD実 施委
員会が 行い 、実施 結果 を「教 学IR委員 会 」で 分析 し、教授 総会 を通 じて 全 学的に 周知 し、
改善活 動に 繋げ てい る 。
図1-3-2 運営 組織 図
学長
研 究 科 委 員 会
学 部 長 学 科 主 任 会 議
自 己 点 検 ・ 評 価 委 員 会
教 育 推 進 委 員 会
研 究 科 会 議
教 授 総 会 教 授 会
情 報 委 員 会 防 災 管 理
委 員 会 学 生 募 集
委 員 会 教 学 IR
委 員 会 FD実 施 委 員 会
学 生 相 談 室 運 営 委 員 会 入 学 者 選 抜
小 委 員 会
工 学 部
経 営 情 報 学 部
機 械 工 学 科 会 議
電 気 電 子 工 学 科 会 議
コ ン ピ ュ ー タ メ デ ィ ア
工 学 科 会 議
経 営 情 報 学 科 会 議
共 通 教 育 セ ン タ ー 会 議
学 生 部 委 員 会
図 書 館 委 員 会
学 生 相 談 室 教 務 幹 事 会
及 び 就 職 幹 事 会
工 学 ・ マネジメント 専 攻
機 械 工 学 科 電 気 電 子
工 学 科
コ ン ピ ュ ー タ メ デ ィ ア
工 学 科 経 営 情 報
学 科 共 通 教 育 セ ン タ ー
学 生 部 図 書 館 生 涯 学 習 セ ン タ ー 生 涯 学 習 セ ン タ ー 運 営 委 員 会
産 学 連 携 セ ン タ ー 運 営 委 員 会
地 域 連 携 セ ン タ ー 運 営 委 員 会
高 大 連 携 推 進 セ ン タ ー
運 営 委 員 会 学 習 支 援 室 運 営 委 員 会 工 学 ・ マネジメント
研 究 科
産 学 連 携 セ ン タ ー
地 域 連 携 セ ン タ ー
高 大 連 携 推 進 セ ン タ ー
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【エビ デン ス集 ・資 料 編】
【資料1-3-1】 教職 員ポ ータル(CENTIS)につ い て
【資料1-3-2】 学修 簿(平成28(2016)年 度)
【資料1-3-3】 学園 生活 の手引(平 成28(2016)年 度)
【資料1-3-4】 大学 院要 覧(平 成28(2016)年 度)
【資料1-3-5】 諏訪 東京 理科大 学教 員ハ ンド ブ ック(平成28(2016)年度)
【資料1-3-6】 諏訪 東京 理科大 学大 学改 革基 本 方針
【資料1-3-7】 諏訪 東京 理科大 学平 成30年度 以 降の中 期ビ ジョ ン
【資料1-3-8】 諏訪 東京 理科大 学教 育推 進委 員 会要項
(3) 1-3の 改善 ・向 上 方策(将来 計画)
FD実施 委員 会、 教務 幹 事会に おい て、 大学 の 使命・ 目的 及び 教育 目 的であ る専 門教 育
と幅広 い教 養教 育に よ る主体 性の 確立 した 人 材育成 と、 様々 な地 域 貢献活 動に つい ての
現状把 握を 行い 、教育 推進委 員会 にお いて 大 学とし ての3つ の方 針を 再確 認 し 、各 学 部 ・
学科の 方針 とも 一貫 性 を持た せる よう に見 直 しを行 う。
また 、現 行の 工学 部と 経 営情報 学部 の2学部 から 、長 野県 中南 信地 域唯 一 の工学 系大 学
として 教育 と研 究を さ らに充 実さ せ、 地域 産 業・文 化の 振興 に取 組 み一層 地域 に貢 献す
る大学 とし て 、そ の特 色をよ り鮮 明化 させ る ため 、工 学部2学科 へ改 組すべ く 、準 備を 進
めてい る。
【 基 準1の 自 己 評価 】
大 学 の 使 命 ・ 目 的 を 学 則 と 大 学 院 学 則 に 明 確 に 定 め3つ の 方 針 に も 反 映 し て お り 、 教
職員と 学生 に浸 透さ せ るよう 教員 ハン ドブ ッ ク、学修 簿等 の様々 な媒 体を通 じて 周知 し、
学外に もホ ーム ペー ジ 等で周 知し てい る。
また 、社 会の 要請に 合わ せた地 域連 携を 一層 推 進する ため に 、学長 のガ バナン スの 下、
全学的 な推 進体 制を 整 備し中 期ビ ジョ ンに 基 づく具 体的 な方 針・ 目 標を実 施し てお り、 地 域 の 知 の 拠 点 と な る 大 学 と し て 継 続 性 を も っ て 不 断 の 努 力 し て い る こ と か ら 基 準1を
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基 準2. 学 修 と 教授
2-1 学 生の 受 入 れ
≪2-1の 視点 ≫
2-1-①
2-1-②
2-1-③
入 学 者 受 入 れ の 方 針の明 確 化 と 周 知
入 学 者 受 入 れ の 方 針に沿 っ た 学 生 受 入 れ 方法の 工 夫
入 学 定 員 に 沿 っ た 適切な 学 生 受 入 れ 数 の 維持
(1) 2-1の 自己 判定
基準項 目2-1を 満た して いる。
(2) 2-1の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
本学で は、 創立 以来 、 母体で ある 東京 理科 大 学から 受け 継ぐ 「理 学 の普及 を以 て国 運
発展の 基礎 とす る」 を 建学の 精神 に掲 げ「 理 学及び 工学 並び にそ れ らの応 用を 教育 研究
すると とも に、 幅広 い 教養教 育を 行い 、人 間 性及び 創造 性豊 かで 主 体性の 確立 した 人材
を育成 し、 地域 の知 の 拠点と して 文化 の進 展 と産業 の興 隆に 寄与 す ること 」を 使命 ・目 的とし て、 教育 研究 活 動を行 って いる 。
この使 命・ 目的 を基 に 、大学 、学 部、 学科 、 研究科 、専 攻の アド ミ ッショ ンポ リシ ー
を定め 、大 学ホ ーム ペ ージ、 募集 要項 等に 掲 載する ほか 、オ ープ ン キャン パス 、キ ャン
パス相 談会 、高 校内 ガ イダン ス、 進学 相談 会 等にお いて 広く 周知 し ている 。
表2-1-1 大学 のア ドミ ッショ ンポ リシ ー
1.自 らの 目指 す分 野 におけ る専 門知 識と 応 用力を 身に 付け よう と する意 欲の ある 人
2. 専門 分野 のみ なら ず技 術と 経営 の両 分野 に渡 る幅 広い 素養 を身 に付 けた いと いう
意欲の ある 人
3. 修得 した 知識 ・教 養・ 倫理 観を もと に、 将来 、地 域に おい ても また グロ ーバ ルに も活躍 しよ うと する 意 欲のあ る人
これら のア ドミ ッシ ョ ンポリ シー に基 づき 、本学で は 、表2-1-2のと おり 、学 部入 学者
選抜方 法と して 、一 般 入試(A方式)、 一般 入試(B方式)、AO入 試、 推薦 入試(指定 校制)、
推薦入 試(公募 制)、 専 門高校 ・総 合学 科特 別 選抜、 外国 人留 学生 入 学試験 を、 大学 院入
学者選 抜方 法と して 、 学内選 考、 一般 選考(博 士後期 課程 にお いて は 一般選 抜)、他 大学
等から の推 薦入 学、 社 会人特 別選 抜等 の多 様 な入試 方式 を行 って い る。
一般入 試(A方式)、 一般 入試(B方式)で はア ドミ ッショ ンポ リシ ーを 踏 まえ、 高等 学校
教育課 程も しく は同 等 の学習 内容 を修 了し た 基礎学 力を 確認 する こ とに主 眼を 置い てお り、そ の他 の入 試で は 基礎学 力に 加え て学 習 意欲を 確認 する こと に 主眼を 置い てい る。
また 、一 般入 試(B方式)では 、本 学以 外に も、長野 、甲 府、名古 屋、東 京等の 会場 で入
試を行 うほ か、一般入 試(A方式)、一 般入 試(B方 式)で は、複 数の 試験 日 程を設 けて いる 。
入試問 題は 、複 数の 本 学教員 が作 成を 担当 し 、学習 指導 要領 や出 題 範囲の 確認 、チ ェ
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表2-1-2 入 学試 験の 概 要(平 成29(2017)年 度入 試)
入試方 式 概 要
学部入 試
一般入 試
(A方式)
大 学 入 試 セ ン タ ー 試 験 の 中 か ら 本 学 が 指 定 し た 科 目 を 受 験 し 、 そ の 結果で 合否 を判 定す る 入学試 験。
前期、 中期 、後 期の3期 に分け て募 集を 行っ て いる。
一般入 試
(B方式)
本学が 独自 に行 う入 学 試験。
(前期 試験)
工学部 は「 数学 」及 び 「理科 」、「 外国 語」 か ら1科 目選 択。
経営情 報学 部は 「国 語」、「外 国語」、「 数学 」か ら2科 目選 択。
(後期 試験)
工学部 は「 数学 」1科目 のみ。
経営情 報学 部は 「国 語」、「数 学」 から1科目 選 択。
上記の2期 に分 けて 募集 を行っ てい る。
AO入試 志望学 科へ の入 学を 第 一志望 とす る者 で、
①課外 活動 、学 術・ 文 化、ス ポー ツ等 で優 れ た実績 をあ げた 者
②技術 ・技 能で 高度 な 資格を 有し てい る者
に対し て、 書類 選考 及 び面接 にて 選抜 を行 う 入学試 験。
推薦入 試
(指定校制)
本 学 か ら 依 頼 し た 学 校 長 の 推 薦 が あ り 、 本 学 を 第 一 志 望 と し 、 各 学
科 の 推 薦 要 件 を 満 た す 者 に 対 し て 書 類 審 査 及 び 面 接 を 行 う 入 学 試
験。な お、 工学 部は 口 頭試問(数 学)を 課し て いる。
推薦入 試
(公募 制)
学校長 の推 薦が あり 、学 部が設 定し た推 薦要 件(特定科 目の 履修 及び
評 定 平 均 値 が3.5以 上)を 満 た す 者 に 対 し て 、 書 類 審 査 及 び 面 接 を 行
う入学 試験 。
指 定 校 推 薦 と 異 な り 、 他 大 学 と の 併 願 が 可 能 。 な お 、 工 学 部 は 口 頭 試問(数学)を課 して い る。
専門高 校・ 総合
学科特 別選 抜
工 業 、 商 業 、 農 業 等 専 門 教 育 を 主 と す る 高 等 学 校 も し く は 中 等 教 育
学 校 で 専 門 教 育 を 主 と す る 学 科 に 在 籍 し た 者 、 及 び 総 合 学 科 で 専 門 に 関 す る 科 目 を20単 位 以 上 修 得 し た 者 に 書 類 審 査 及 び 面 接 を 行 う 入
学試験 。な お、 工学 部 は口頭 試問(数 学)を 課 してい る。
外国人 留学 生入
学試験
日 本 の 国 籍 を 有 さ な い 者 に 、 日 本 留 学 試 験 の 結 果 を 含 む 書 類 審 査 及
び面接 を行 う入 学試 験 。
大学院 入試(修 士課 程)
学内選 考 当 該 年 度 に 本 学 学 部 を 卒 業 予 定 の 者 で 、 本 学 大 学 院 工 学 ・ マ ネ ジ メ
ン ト 研 究 科 修 士 課 程 へ の 進 学 を 第 一 希 望 と す る 者 に 対 し て 、 書 類 選 考及び 面接 を行 う入 学 試験。
一般選 考 学 部 卒 業 程 度 の 者 に 対 し て 、 書 類 選 考 、 面 接 及 び 筆 記 試 験 を 行 う 入
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他大学 から の推 薦入学
本 学 大 学 院 に お け る 教 育 研 究 を 熱 望 し 、 学 業 成 績 が 優 秀 で あ る と 所
属 学 部 長 あ る い は 指 導 教 員 に 認 め ら れ 推 薦 を 受 け た 者 に 対 し て 、 書
類選考 及び 面接 を行 う 入学試 験。
大学院 入試(博 士後 期課 程)
一般選 抜 修 士 修 了 程 度 の 者 に 対 し て 、 修 士 論 文 の 内 容 、 関 連 す る 専 門 科 目 及
び 外 国 語(原 則 と し て 英 語)に つ い て 口 頭 試 問 を 行 う ほ か 、 必 要 に 応
じ て 筆 記 試 験 を 行 う 入 学 試 験 。 外 国 人 に 対 し て は 、 日 本 語 力 に つ い ても面 接試 験を 行う 。
大学院 入試(修 士課 程)、大学 院入 試(博士 後期 課程)共通
社会人 特別 選抜 原 則 と し て1年 以 上(博 士 後 期 課 程 は2年)の 職 業 経 験 を 持 つ 社 会 人 に
対 し て 、 学 士(博 士 後 期 課 程 は 修 士)相 当 の 学 力 ・ 経 験 を 有 す る こ と
を判定 する ため 、書 類 選考、面接 及び 小論 文(博士後 期課 程は 口頭 試
問)を 行う 入学 試験 。
入学定 員に 添っ た適 切 な学生 の受 入れ に向 け 、入試 方式 ごと の定 員 は、近 年の 長野 県
内外の 受験 者数 ・入 学 者数の デー タを 踏ま え 、主に 県内 出身 者が 占 める推 薦入 試と 、主
に県外 出身 者が 占め る 一般入 試の 募集 定員 の 割合を 「学 生募 集委 員 会」が 設置 した 「入
学者選 抜小 委員 会」 で 検討し 、学 長が 決定 し ている 。
大学全 体を 通じ ては 、 表2-1-3の とお り学 部の 入学定 員合 計300人 に対 して、 入学 者が
下回る 状況 が続 いて い たが、 平成26(2014)年 度に工 学部 の再 編を 行 ったこ とに より 、志
願者数 は増 加傾 向と な った。ま た、平成30(2018)年4月の 公立 大学 法人 化に向 けた 基本 協
定の締 結と その 発表 を 受け、 平成29(2017)年 度入試 は志 願者1,600人 、入学 者365人 とな
り、す べて の学 部・ 学 科で定 員を 充足 した 。
表2-1-3 志 願者 ・入 学 者の推 移 (単位 :人)
学 部 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
工学部
入学定 員200人
- - 708 156 694 171 731 202 1,202 251
システ ム工 学部
入学定 員200人
340 156 - - - - - - - -
経営情 報学 部
入学定 員100人
134 74 98 46 102 43 122 57 398 114
学部合 計
入学定 員300人
474 230 806 202 796 214 853 259 1,600 365
※上段 :志 願者 、下 段 :入学 者
システ ム工 学部 では 、平 成25(2013)年度 には 学 部全体 の志 願者 数が340人、入学 者数 は
156人 であ った が、平 成26(2014)年 度に「シス テム工 学部 」2学 科か ら「工学 部」3学 科に
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人 、 入 学 者 数171人 と 志 願 者 は 倍 増 し 、 平 成28(2016)年 度 は 志 願 者731人 で 入 学 者 数202
人とな り入 学定 員を 充 足する に至 った 。平 成29(2017)年 度は 公立 大学 法人化 に向 けた 基
本協定 の締 結と その 発 表を受 け、 志願 者1,202人、入 学者251人と さら に志願 者が 増加 し
た。
経営情 報学 部で は 、平 成20(2008)年 度ま では100人の入 学定 員を 満た し ていた が 、平 成
21(2009)年 度に 志願 者 数156人、入 学者 数95人 と定員 割れ とな った。平 成22(2010)年度 か
ら再度 入学 定員 を満 た してい たが、平成24(2012)年度 に志 願者 数159人 、入学者 数99人と
定員割 れと なっ て以 降、平成25(2013)年 度が 志 願者数134人、入学者 数74人、平成26(2014)
年 度 が 志 願 者 数98人 、 入 学 者 数46人 、 平 成27(2015)年 度 が 志 願 者 数102人 、 入 学 者 数43
人、平成28(2016)年度 が志願 者数122人、入学 者57人 と定 員割 れが 続 いた 。こ のこ とに 対
応 す る た め 、2013(平 成25)年 度 に 経 営 情 報 学 部 に コ ー ス 制(「 ビ ジ ネ ス エ キ ス パ ー ト 」、
「会計・金 融」、「 経営 科 学」、「 情報 シス テム」)を導入 し、高等 学校に おける 広報 活動 の
際に、 その 教育 内容 の 浸透を 図っ てい る。 な お、平 成26(2014)年 度 からは 、コ ース 名か
らより 内容 をイ メー ジ しやす いよ うに 「企 業 経営分 野」、「会 計・ 財 務分野 」、「 経営 科学
分野」、「情 報シ ステ ム 分野」 に名 称を 改め て いる。 さら に、 県外 高 校生の 志願 者増 加を
目指し 、現 代社 会の キ ーワー ドで ある 「グ ロ ーバル 社会 」、「 地域 大 学の地 元貢 献」、「ア
クティ ブ・ ラー ニン グ」、「課 題解 決型 授業 」等 に関連 した 科目 とし て 「海外 ビジ ネス 研
修(短 期・ 長期)」と 「 プロジ ェク ト& マネ ジ メント 」を 新設 した 。 平成29(2017)年 度は
これら 取組 みに 加え 、 公立大 学法 人化 に向 け た基本 協定 の締 結と そ の発表 を受 け、 志願 者398人、 入学 者114人 と入学 定員 を充 足す る に至っ た。
工学・ マネ ジメ ント 研 究科で は、 表2-1-4のと おり修 士課 程の 入学 定 員15人 に対 して 、
平成25(2013)年 度ま で はほぼ 定員 を充 足し て いたが 、平成26(2014)年 度に9人と なり 定員
を大き く下 回っ た 。平 成27(2015)年度14人 、平成28(2016)年 度8人、平成29(2017)年 度14
人と 、収 容定 員を 充足 するに は至 って いな い 。ま た、博士 後期 課程 で は、入学 定員2人に
対して 、平成27(2015)年度1人 、平 成28(2016)年度0人 、平 成29(2017)年度2人と なっ てい
る。
表2-1-4 大 学院 入学 者 の推移 (単 位:人)
研究科 平成25年
度
平成26年
度
平成27年
度
平成28年
度
平成29年
度
工学・ マネジメント研究 科
(修士 課程)
入学定 員15人
17 9 14 8 14
工学・ マネジメント研究 科
(博士 課程)
入学定 員2人
2 1 1 0 2
【エビ デン ス集 ・資 料 編】
【資 料2-1-1】志 願者 ・入学 者一 覧(過去5年 間)
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【エビ デン ス集 ・デ ー タ編】
【表2-1】学 部・ 学科 別の志 願者 、合 格者 、 入学者 の推 移(過去5年 間)
【表2-3】大 学院 研究 科の入 学者 の内 訳(過去3年間)
(3) 2-1の 改善 ・向 上 方策(将来 計画)
学部、 学科 の特 徴に よ り、社 会情 勢等 によ る 志願者 数と 入学 者数 は 影響を 受け 、平 成 26(2014)年 度に 改組 し た工学 部で は、 志願 者 が増加 して いる こと か ら、地 域社 会や 時代
の要請 に対 応す るた め 、アド ミッ ショ ンポ リ シーの 検証 と見 直し を 継続し て行 う。
本学で は、 特に 地域 産 業の要 であ る「 もの づ くり」 を支 える 機械 電 気技術 や今 後の 地
域産業 をリ ード して い く人工 知能 等の 情報 応 用技術 につ いて 深い 関 心を持 ち、 自律 した
社会人 とし て地 域や 国 内外で 活躍 でき る人 材 の育成 を目 的と して 、平 成30(2018)年度 に
現行の2学 部4学科 を 工学部2学 科に 改組 す べく準 備を 進め てい る 。
また 、多 様な 学生 の 受入れ のた め、 学部 で は工学 系短 期大 学、 工 業高等 専門 学校 、各
種専修 学校 等か らの 編 入学と 、大 学院 では 、 社会人 、留 学生 等の 受 入れを 促進 する ため
の入学 者選 抜方 法及 び 教育課 程に つい て見 直 しを行 う。
2-2 教 育課 程 及 び 教授 方 法
≪2-2の 視点 ≫
2-2-①
2-2-②
教 育 目 的 を 踏 ま え た教育 課 程 編 成 方 針 の 明確化
教 育 課 程 編 成 方 針 に沿っ た 教 育 課 程 の 体 系的編 成 及 び 教 授 方 法 の工夫・開 発
(1) 2-2の 自己 判定
基準項 目2-2を 満た して いる。
(2) 2-2の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
本学の 使命 ・目 的に 対 応した 人材 を育 成す る ために 、大 学、 学部 、 学科、 研究 科に カ リキュ ラム ポリ シー を 設定し てい る。
本学の カリ キュ ラム は 主に3つの 領域 に分 かれ ており 、それ ぞれ 本学 の 使命・目 的に 対
応する ほか、教育 理念、大学の カリ キュ ラム ポ リシー(表2-2-1)に 対応 して体 系的 に設 定
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表2-2-1 大 学の カリ キ ュラム ポリ シー
1 . 本 学 の 「 建 学 の 精 神 」 及 び 「 教 育 理 念 」 に 基 づ き 、 デ ィ プ ロ マ ポ リ シ ー を 達 成
す る た め に 、 各 学 部 ・ 学 科 が 掲 げ る 教 育 目 標 を 実 現 す る た め の 教 育 課 程 を 編 成
する。
2.1,2,3年次 では、共 通する 基礎 科目 及び 各 々の専 門科 目を 学ば せ るとと もに 、工
学 と 経 営 学 の 融 合 教 育 や 地 域 か ら の 学 び を 通 じ て 、 専 門 の み で な い 幅 広 い 素 養 とコミ ュニ ケー ショ ン 力、自 ら行 動し 問題 を 解決す る力 を養 う。
3.4年次 では 、全員 が 卒業研 究を 行い 、自 ら が学ん だ知 識と 問題 解 決力を 特定 のテ
ーマに 結実 させ ると と もに、 その 成果 を発 信 するこ とを 学ば せる 。
本学の 教育 課程 は、 各 学部・ 学科 のカ リキ ュ ラムポ リシ ーに 定め た 「融合 教育 領域 科
目」、「共 通教 育領 域科 目」、「専 門教 育領 域科 目」に加 え、「自由 領域 科目 」を 設定 し、体
系的に 編成 して いる 。
共通 教育 領域 科目 はさ らに 「環 境基 礎」、「情 報基 礎」、「一 般科 目」、「導 入基 礎科 目」
に細分 され 、専 門教 育領 域科目 はさ らに「基 礎専 門科目 」、「 専門 科目」、「 関連専 門科 目」、
「環境 関連 専門 科目 」 に細分 され てい る。
表2-2-2 各領 域に 設置 する科 目の 概要
領域 科目の 概要
①融合 教育 領域 科目 教 育 理 念 に 定 め た 、「 新 し い 社 会 の 倫 理 に 基 づ く 人 材 の 育
成 」 及 び 大 学 の カ リ キ ュ ラ ム ポ リ シ ー 「 工 学 と 経 営 学 の 融 合
教 育 や 地 域 か ら の 学 び を 通 じ て 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 力 、 自
ら 行 動 し 問 題 を 解 決 す る 力 を 養 う 」 に 対 応 し て 、 工 学 部 と 経 営 情 報 学 部 の4学 科 の 学 生 に よ る 混 成 ク ラ ス に よ っ て 工 学 と
経営学 の融 合教 育を 実 施して いる 。
1年次 で「フ レッ シュ マ ンゼミ 」と「工 学と 経 営」、2年 次で
「 総 合 講 座 」、「 総 合 演 習 」 を 設 置 し 、 技 術 の 普 及 に 対 し て 経
営 力 が い か に 重 要 か 、 ま た 技 術 革 新 が ビ ジ ネ ス に い か に 影 響
を 与 え る か を 理 解 さ せ る と と も に 、 自 分 の 考 え を 他 人 に 理 解 しても らう コミ ュニ ケ ーショ ン力 を養 う。
②共通 教育 領域 科目 教 育 理 念 に 定 め た 「 実 力 重 視 の 教 育 の 実 施 」 及 び 大 学 の カ
リ キ ュ ラ ム ポ リ シ ー 「 共 通 す る 基 礎 科 目 を 学 ば せ る 」、「 専 門
の み で な い 幅 広 い 素 養 を 養 う 」 に 対 応 し て 基 礎 学 力 を 身 に 付
けるた めの 教育 を実 施 してい る。
グ ロ ー バ ル 化 や 情 報 化 に 対 応 で き 、 自 主 的 、 総 合 的 に 的 確
に 判 断 す る 能 力 を 身 に 付 け る こ と を 目 的 と し て お り 、 ま た 今
後 、 専 門 分 野 を 学 ぶ 上 で 必 要 と な る 基 礎 知 識 を 身 に 付 け る 。
本 領 域 科 目 と し て 、 環 境 系 と 情 報 系 、 社 会 と の 連 携 分 野 、 外
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基礎に 分け 学修 する 。
英 語 等 の 外 国 語 科 目 で は 、 複 数 の ク ラ ス を 異 な る 時 間 に 設
置して 、ど の学 科の 学 生でも 受講 が可 能と な ってい る。また 、
数 学 、 物 理 、 英 語 等 の 基 礎 科 目 で は 学 習 段 階 別 に 少 人 数 ク ラ
ス に よ る 授 業 を 実 施 し て 、 そ れ ぞ れ の ク ラ ス に 適 し た 教 授 方 法で実 施す る工 夫を 行 ってい る。
③専門 教育 領域 科目 教 育 理 念 に 定 め た 「21世 紀 に 活 躍 で き る 高 度 な ス ペ シ ャ リ
ス ト の 育 成 」 及 び 大 学 の カ リ キ ュ ラ ム ポ リ シ ー 「 各 々 の 専 門
科 目 を 学 ば せ る 」、「 全 員 が 卒 業 研 究 を 行 い 、 自 ら が 学 ん だ 知
識 と 問 題 解 決 力 を 特 定 の テ ー マ に 結 実 さ せ る と と も に 、 そ の
成 果 を 発 信 す る こ と を 学 ば せ る 」 に 対 応 し て 高 度 な 専 門 知 識
の 修 得 と 問 題 発 見 ・ 解 決 能 力 を 身 に 付 け る こ と を 目 的 と し た 教育を 行っ てい る。
専 門 教 育 領 域 科 目 で は 、 融 合 教 育 領 域 科 目 、 共 通 教 育 領 域 科目で 得ら れた 知識 を 基に、4年 次に 行う「卒 業研究 」の 研究
課題も 考慮 して 、各 学 科、各 分野 の専 門科 目 を学修 する 。
④自由 領域 科目 ① ~ ③ 以 外 の 領 域 と し て 「 自 由 領 域 科 目 」 を 設 け 「 共 通 教 育
領 域 科 目 」 と 「 専 門 教 育 領 域 科 目 」 に お い て 、 卒 業 所 要 単 位
数 を 超 え て 修 得 し た 科 目 や 、 他 学 部 ・ 他 学 科 あ る い は 他 大 学
で 修 得 し た 科 目 を 大 学 の カ リ キ ュ ラ ム ポ リ シ ー で あ る 「 専 門
の み で な い 幅 広 い 素 養 を 養 う 」 に 該 当 す る 科 目 と し 、 当 該 領 域科目 とし て扱 う。
卒業に 要す る単 位は 、工学部 では124単位 、経 営情報 学部 では128単位 に設定 し 、上 記4
領域の 科目 をそ れぞ れ 表2-2-3の とお り修 得す ること を定 めて いる 。
表2-2-3 学 部の 卒業 に 要する 単位 数
学部・ 学科
融合教 育
領域科 目
共通教 育
領域科 目
専門教 育
領域科 目
自由
領域科 目
合 計
工学部 6単位 39単位 63単位 16単位 124単 位
経営情 報学 部 6単位 32単位 82単位 8単位 128単 位
各授業 科目 は「 必修 科 目、選 択必 修科 目、 選 択科目 」に 区分 され 、 以下の とお り取 り
扱う。
<科目 の区 分>
①必修 科目
必ず履 修し 、単 位を 修 得しな けれ ばな らな い 。
②選択 必修 科目
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数 以 上を 修得 しな けれ ばなら ない 。
③選択 科目
選択 科目 の中 から 任意 に選 択し 、学 部学 科が 定めた 単位 数以 上を 修 得しな けれ ばな
らない 。
全学部 、学 科と も1年間 で履修 登録 が可 能な 単 位数の 上限 を49単位 と 定め、1単 位当 た
りの学 習時 間の 確保 に 努める とと もに 、シ ラ バスに は、 授業 の概 要 、目的 、到 達目 標、
成績評 価基 準や 各回 の 授業内 容に 加え 、準 備 学習・ 復習 の内 容を 明 記して おり 、授 業時 間に加 えて 、自 己学 習 の時間 を担 保し てい る 。
また、 学科 ごと に科 目 系統図 を作 成し 、入 学 時に配 布す る学 修簿 に 記載し て学 生に 明
示して いる 。科 目系 統 図に記 載し た各 科目 に は、ナ ンバ リン グも 付 されて おり 、科 目の 領域や 履修 の時 期、 科 目間の つな がり を学 生 が理解 でき るよ うに 工 夫して いる 。
教授方 法の 改善 ・向 上 のため 、「 ファ カル ティ ・ディ ベロ ップ メン ト 実施委 員会(以 下
「FD実 施委 員会 」とい う。)」を 設け てい る。FD実施 委員 会で は、授 業 アンケ ート の計 画
と結果 の解 析、 授業 改 善の方 策を 検討 する ほ か、シ ラバ スの 内容 の 見直し 等を 行っ てい
る。
授業ア ンケ ート は 、毎 学期に 全教 員が 実施 し ており 、実施 率は 、表2-2-4の とお り非 常
勤講師 を含 めて ほぼ100%であ る 。授 業アン ケー トの集 計結 果を 受け て 教員は 各自 で振 り
返りを 行い 、学 生に 向 けては 授業 アン ケー ト の集計 結果 に教 員か ら の振り 返り コメ ント
を付し て学 生ポ ータ ル サイト(CLASS)によ り公 開する こと でフ ィー ド バック を行 い 、授業
の改善 ・向 上に 役立 て ている 。さ らに 、ア ン ケート 結果 を点 数化 し 、授業 アン ケー トで
の評価 が高 い授 業を 「 高評価 授業 」と して 、 担当教 員を 表彰 する こ とで、 モチ ベー ショ
ンの向 上を 図っ てい る 。あわ せて 、す べて の 教員が 担当 授業 のい ず れかを 公開 し、 他の
教員が 授業 参観 、評 価 するこ とで 各教 員相 互 による 教授 改善 ・教 育 力向上 の取 組み とし
ている 。
表2-2-4 授業 アン ケー ト実施 率 (単位 :%)
平成26年度 平成27年度 平成28年度
前期 後期 前期 後期 前期 後期
専任教 員 98.1 98.0 100.0 100.0 100.0 100.0
非常勤 講師 100.0 95.2 100.0 95.5 100.0 100.0
合計 98.7 97.2 100.0 98.6 100.0 100.0
【エビ デン ス集 ・資 料 編】
【資料2-2-1】 学修 簿(平成28(2016)年 度)
【資料2-2-2】 授業 アン ケート 実施 結果(平 成27(2015)年度 、平 成28(2016)年 度分)
【資料2-2-3】FD実 施委 員会議 事次 第(平成27(2015)年 度、 平成28(2016)年度 分)
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【エビ デン ス集 ・デ ー タ編】
【表2-5】授 業科 目の 概要
【表2-6】成 績評 価基 準
【表2-7】修 得単 位状 況(平 成28(2016)年 度実 績)
【表2-8】年 間履 修登 録単位 数の 上限 と進 級 、卒業(修 了)要 件(単位 数)
(3) 2-2の改 善・ 向上 方策(将来 計画)
教育課 程の 編成 にあ た り、本 学の 教育 の特 色 である 「工 学と 経営 学 の融合 教育 」を さ
らに発 展さ せる ため 、「 教育推 進委 員会 」を中 心に 、技 術者 に必 要な 経営管 理等 のマ ネジ
メント 力を 強化 する カ リキュ ラム を編 成す る 。また 、地 域の 歴史 や 文化、 環境 等を 学ぶ
ことで 地域 の特 性を 知 り、地 域の 課題 を解 決 できる 人材 を育 成す る ことを 目的 とし て、 学生の 社会 参画 力や 課 題解決 力を 伸ば すPBL(Project Based Learning)授業を 推進 して い
く。
さら に、 教育 課程 編 成の改 善を 行う ため 、「 教育推 進委 員会 」に お いて、FD(Faculty
Development)活 動の 基 本方針 を明 確に 示し 、 その方 針に 従い 、FD実 施委員 会を 中心 に、
FD活動 のPDCAサ イク ル を実践 する 方策 を検 討 してい く。
2-3 学 修及 び 授 業 の支 援
≪2-3の 視点 ≫
2-3-① 教 員 と 職 員 の 協 働 並 び にTA(Teaching Assistant)等 の 活 用 に よ る 学 修 支 援 及
び 授 業 支 援 の 充 実
(1) 2-3の 自己 判定
基準項 目2-3を 満た し ている 。
(2) 2-3の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
本学で は、 以下 の6項目 におい て教 員と 職員 が 協働し 、さ らにTA制 度 の連動 によ って 、
学修支 援及 び授 業支 援 を行っ てい る。
本学の 学修 支援 の大 き な特色 とし て、 ①ガ イ ダンス グル ープ 制度 ② 学修ポ ート フォ リ オ③オ フィ スア ワー 制 度④学 習支 援室 の設 置 ⑤TA制 度⑥ 保証 人に 向 けた懇 談会 の実 施及
び勉学 状況 通知 、が 挙 げられ る。
①ガイ ダン スグ ルー プ 制度
学生 が円 滑に 授業 を履 修で きる よう 、年 度初 めに修 学ガ イダ ンス を 実施す るほ か、
入学当 初よ り各 学科 の 新入生 を8人程 度の 小グ ループ に分 け 、そ のグ ル ープを 教員 が
卒業す るま で担 任し 支 援を行 う「 ガイ ダン ス グルー プ制 度」 を設 け ている 。
ガイ ダン スグ ルー プを 受け 持つ 教員 は、 各期 初めに 学生 と面 談を 行 い、単 位修 得状
況の 確認 、卒 業ま でを 見据 えた 履修 計画 の策 定とア ドバ イス 、悩 み 事等の 相談 への
対応 を行 い、FDの 一環 とし て行 われ る授 業ア ンケー ト以 外に おい て も、学 生か ら直
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②学修 ポー トフ ォリ オ
修学指 導内 容を 学生 と 教員が 共有 する ため に、学生に は学 修ポ ート フ ォリオ(自己 点
検表)を 作成 させ てい る 。学修ポ ート フォ リオ には、上 記の 学修 に関 わる内 容と、課
外に おけ る内 容が あり 、後 者に おい ても 学期 初めに 履修 計画 や卒 業 後の夢 、目 標達
成の ため にや るべ きこ とを 記入 させ 、振 り返 りを行 うこ とで 、客 観 的に自 身を 評価
し、 自己 の成 長を 実感 して 修学 に励 むこ とを 支援す るた めの ツー ル として 活用 して
いる。
③オフ ィス アワ ー制 度
学生 から 教員 への 質問 及び コミ ュニ ケー ショ ンを円 滑か つ容 易に 行 えるよ う、 各教
員は オフ ィス アワ ーを 設け 、シ ラバ ス内 で公 開し、 訪問 のあ った 学 生に対 応し てい
る。
④学習 支援 室の 設置
学科 及び 共通 教育 セン ター から 選出 した 専任 教員と 非常 勤講 師に よ る学習 支援 室が
設置 され てお り、 基礎 学力 に不 安が ある 学生 の学習 相談 に対 応す る ととも に、 東京
理科 大学 への 編入 学や 大学 院へ の進 学希 望者 に対応 して 、更 なる 実 力を身 に付 けた
い者に 対応 した 「発 展 学習講 座」 を設 けて い る。
さら に、 一部 の必 修科 目の 不合 格者 に対 し行 われる 再試 験に つい て 、定期 試験 終了
後のな るべ く早 い時 期 に対象 者を 明示 する こ とで、再試 験ま でに十 分 な学習 期間(1
ヵ月以 上)を 確保 する と ともに 、学習 支援 室が 主体と なり 、再試 験受 験者に 向け て再
試験対 策講 座を 実施 し 、授業内 容の 振り 返り や 定期試 験問 題の 解説 等 を行っ てい る。
学習支 援室 の利 用件 数 は表2-3-1のと おり 、年 度によ りば らつ きは あ るが多 くの 学生
の学習 支援 に役 立っ て いる。
表2-3-1 学習 支援 室の 利用者 延べ 件数 (単位 :件)
学部学 科名 平成24年 度 平成25年 度 平成26年 度 平成27年 度 平成28年 度
工学部 機械 工学 科
(システム工学 部機 械システム工 学科)
91 70 38 56 34
工学部 電気 電子 工学 科
(システム工学 部電 子システム工 学科) 208 359 249 138 221
工学部 コンピュータメディア工 学科 - - 54 63 132
経営情 報学 部経 営情 報 学科 41 23 24 24 35
合 計 340 452 365 281 422
⑤TA制 度
実験 科目 や製 図科 目等 の実 技科 目及 び演 習科 目の一 部に おい て教 育 指導補 助の 役割
を目 的に 、大 学院 生をTAとし て採 用し 受講 者に 対して 適切 な指 導を 行 う体制 を整 え
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これ によ り受 講者 もよ り気 軽に 質問 がで きる だけで なく 、TAを勤 め る大学 院生 にも
自身 の学 術習 熟度 と指 導力 の向 上及 び授 業補 助・実 技指 導の 訓練 と して役 立っ てい る。
⑥保証 人に 向け た懇 談 会の実 施及 び勉 学状 況 通知
学生 の保 証人 に対 して 毎年9月末 に保 証人 懇談 会を実 施し てい る。 ま た、毎 年3月末
に保 証人 に送 付す る成 績通 知と 併せ て各 学科 から単 位取 得状 況を 通 知して おり 、平
均修 得単 位数 と比 較し て修 得単 位数 が少 ない 場合や 各学 部学 科履 修 内規に より 卒業
研究に 着手 でき ず卒 業 年度が 延び る場 合等 、保 証人に 書面 で通 知し て いる。さら に、
必要に 応じ て学 生・保 証人と の3者面 談を 実施 するこ とで 、学生 の学 修状況・家庭 で
の状 況等 を双 方が 共有 した 上で 学修 支援 を行 い、中 途退 学者 や休 学 者及び 留年 者減 少の対 策に 役立 てて い る。
【エビ デン ス集 ・資 料 編】
【資 料2-3-1】学 科別TA採用 人数 デー タ
【資料2-3-2】 学科 別保 証人懇 談会 参加 人数 デ ータ
(3) 2-3の 改善 ・向 上 方策(将来 計画)
授業ア ンケ ート に基 づ く振り 返り を継 続し て 行うと とも に、 学科 内 の教員 が数 名の 学
生を受 け持 つガ イダ ン スグル ープ 制度 を継 続 させ、 入学 時・ 新年 時 等の学 生へ の履 修に 関する 個人 指導 体制 を 継続し て実 施し てい く 。
また 、す べて の学 生 が順調 に学 修し 卒業 で きるよ う、 基礎 科目 の クラス 編成 の工 夫、
必要な 教員 の確 保、 学 生の自 主学 習活 動の 支 援のた め、 学習 支援 室 に教育 専門 の教 員を 配置す る等 、多 様な 学 生に対 応で きる 支援 体 制を教 務幹 事会 で検 討 する。
さらに、学生自身が定期的に振り返りと目標の設定を行い、入学から卒業までの継続的
なレベルアップに繋げることができるよう学修ポートフォリオの機能の充実と活用機会を 検討し、より質の高い学修活動の支援を行う。
2-4 単 位認 定 、 卒 業・ 修 了 認 定 等
≪2-4の 視点 ≫
2-4-① 単 位 認 定 、 進 級 及 び卒業 ・ 修 了 認 定 等 の 基準の 明 確 化 と そ の 厳 正な適 用
(1) 2-4の 自己 判定
基準項 目2-4を 満た し ている 。
(2) 2-4の 自己 判定 の 理由(事実 の説 明及 び自 己評価)
単位認 定 、卒 業・修 了認 定等の 基準 は「諏 訪東 京 理科大 学学 則(以下「 学 則」とい う 。)」
及び「 諏訪 東京 理科 大 学大学 院学 則(以下 「大 学院学 則」 とい う。)」 におい て明 確に 定
めてい る。
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授業時 間と30時 間の 自 習時間 、外 国語 ・実 習 ・実技 ・演 習科 目は30時間の 授業 時間 と15
時間の 自習 時間 、実 験 科目は30時 間の 授業 時 間と15時間 の自 習時 間 、又は45時 間の 授業
時間で 構成 され てい る 。また 、卒 業研 究は 必 要な学 修等 を考 慮し て 各学部 学科 で付 与す
る単位 数を 定め てい る 。
学期は 、前 期・ 後期 に 分かれ てお り、 実験 等 の一部 科目 と卒 業研 究 を除き 、セ メス タ
ー制と して いる 。授業 期 間は、定期 試験 等の期 間 を含め 、年 間35週を確 保 すると とも に、
単位制 度の 趣旨 に則 り、1単位 に必 要な 授業 時間 を満た すよ う授 業回 数 を適切 に確 保し て
いる。
単位は 、授業 科目 を履 修し 、試 験に 合格 した 者に付 与し てい る 。た だし 、実 験・実 習 ・
演習・ 実技 ・卒 業研 究 等の授 業科 目に つい て は試験 に代 える こと も ある。
成 績 評 価 は 、 素 点 が90点 か ら100点 をS(秀)、80点 か ら89点 をA(優)、70点 か ら79点 を
B(良)、60点か ら69点をC(可)、59点以 下をD(不 可)と し、60点 以上 を合 格とし てい る。
単位制 度に つい ては 、「 学修簿 」、「履 修の 手引 」に詳し く記 載す ると と もに 、修 学ガ イ
ダンス にお いて 説明 す るほか 、ガ イダ ンス グ ループ の担 任に よる き め細か い説 明が 行わ
れてい る。
本学で は、GPA制度 を導 入して いる 。GPA制 度に より、 単位 修得 状況 だ けでは なく 、学
修成果 の質 を客 観的 に 把握で きる よう にす る ととも に、 より きめ 細 かな学 修指 導に 役立
ててい る。GPAの 算出 は 表2-4-1の とお りで あり 、学生は 学生 ポー タル サ イト(CLASS)に よ
りGPAを含 めた 成績 評価 と単位 修得 状況 につ い て確認 する こと がで き る。
表2-4-1 GPA算 出に つ いて
1. GP(Grade Point):1ポ イント 刻み の4段階
区分 表記 評価 素点 GP
合格
S 秀 100~90点 4.0
A 優 89~80点 3.0
B 良 79~70点 2.0
C 可 69~60点 1.0
不合格
D 不可 59~0点 0.0
ブ ラ ン ク(-) 評 価 不 能 - 0.0
2. GPA算出 対象 外科 目
内容 表記 GP
認定 N ―
※原則 とし て、表記Nの 認定科 目(本学 以外 で修 得した 科目 を単 位認 定 した科 目
および 各種 検定 合格 等 により 単位 認定 した 科 目)はGPA算出 対象 外と する。
3. GPAの算 出方 法