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1 基本的な整備内容 道路標識 専用通行帯 (327 の 4) の設置 ( 架空標識の場合の例 ) 自 転 車 ピクトグラム ( 自転車マーク等 ) の設置 始点部および中間部 道路標示 専用通行帯 (109 の 6) の設置 ( 過度な表示は行わない ) 専 用 道路標示 車両通行帯 (109)

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(1)

本章では、「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン(国土交通省道路局、警察庁交通 局)」を踏まえ、自転車走行空間の整備にあたって留意する事項などについて定めます。

3.1 単路部における整備の考え方

(1) 自転車専用通行帯 自転車専用通行帯の整備にあたっては、交通規制に必要な道路標識や道路標示のほか、自動車 ドライバーに対して自転車専用の通行帯であることが分かるよう法定外の路面表示や舗装のカ ラー化を行います。 【整備にあたっての留意事項】 幅員 ・自転車専用通行帯の幅は、自転車の安全な通行を考慮し、1.5m 以上を確保すること が望ましいが、道路の状況等によりやむを得ない場合は 1.0m 以上とする。(幅員が 1.0m 以上 1.5m 未満となる場合は、側溝を除く舗装部分の幅員を 1.0m 以上確保する ことを基本とする。) 路面 表示 ・交通規制に必要な道路標示を行う場合は、安全性を確保しつつ、周辺環境との調和 に配慮し、過度な表示は行わないよう努める。 ・道路標識や道路標示に加え、法定外の路面表示として、次頁の①のとおりピクトグ ラム(自転車マークと通行方向を示した矢印)を始点部及び中間部に設置する。 色彩 ・舗装のカラーは次頁の②のとおりベンガラ色とし、当面は「全面カラー化」とする が、自転車専用通行帯の利用者等への浸透状況を踏まえ、「ラインでのカラー化」、 さらには「カラー化なし」とすることができる。 交通 規制 ・歩道における「普通自転車歩道通行可」の規制の取り扱いについては、交通状況な どを踏まえ検討する。 啓発 活動 ・自動車ドライバーへ更なる注意喚起を促す必要がある場合には、法定外の路面表示 等の追加、啓発活動の実施を検討する。

第3

整備ガイドライン

≪京口門通りでの整備イメージ≫ ≪市役所北側の通りでの整備イメージ≫

(2)

11 ① 基本的な整備内容 ピクトグラム(自転車マ ー ク 等 ) の 設 置 〔 始 点 部および中間部〕

道路標示「専用通行帯 (109 の 6)」の設置(過 度な表示は行わない) 道路標示「車両通行帯 (109)」の設置 道路標識「専用通行帯(327 の 4)」 の設置(架空標識の場合の例)

(3)

舗装のカラー化 幅約 0.3m 舗装のカラー化 幅約 0.9m 〔全面カラー化〕 〔ラインでのカラー化〕 〔カラー化なし〕 道路標示「専 用 通 行 帯 (109 の 6)」 ピクトグラ ム(自転車 マーク等) 道 路 標 示 「車両通行 帯(109)」 ② 舗装のカラー化の方法

(4)

13 (2) 車道混在 車道混在の整備にあたっては、自動車ドライバーに対して自転車が車道内で混在することを注 意喚起するため、車道左側部の車線内に左側通行の進行方向を示す矢羽根型などの法定外の路面 表示を設置します。 【整備にあたっての留意事項】 幅員 ・自転車の通行幅を勘案し、幅員 1.0m を確保できる位置に法定外の路面表示を設置す る。その際、舗装部分の幅員は側溝の部分を除いて確保することを基本とし、必要 に応じて「車道外側線」を撤去するものとする。 路面 表示 ・法定外の路面表示は、矢羽根型路面表示とピクトグラム(自転車マーク等)を一定 の間隔で連続して設置することを基本する。 ・矢羽根型路面表示の設置間隔は、下の①のとおり自転車および自動車が連続的に表 示されていることが認識できるよう交通状況に応じて概ね 5m~10m とし、ピクトグ ラムは概ね 50m 間隔で設置する。 ・ただし、自動車交通量が少なく、かつ自動車の通行速度が遅い路線は、比較的安全 に自転車が走行できるため、次頁の②のとおり路面表示を概ね 50m 間隔で設置する。 色彩 ・矢羽根型路面表示およびピクトグラムは、次頁の③のとおりベンガラ色を基本とす る。 交通 規制 ・規制速度が 50km/h の場合には、必要に応じて交通管理者と協議を行い、速度抑制の 方策を検討する。 ・歩道における「普通自転車歩道通行可」の規制の取り扱いについては、交通状況な どを踏まえ検討する。 啓発 活動 ・自動車ドライバーに対して更なる注意喚起を促す必要がある場合には、法定外の路 面表示等の追加、啓発活動の実施を検討する。 ① 基本的な整備内容 矢羽根型路面表示を設 置〔設置間隔 5m~10m〕 ピクトグラム(自転車マー ク等)を設置〔概ね 50m 間隔〕 1.0m 0.75m

(5)

② 自動車交通が少ない場合の路面表示例 〔6m 間隔の見え方〕 (参考)矢羽根型路面表示の設置間隔による見え方の違い ③ 矢羽根型路面表示およびピクトグラム(自転車マーク等)の形状 〔矢羽根型路面表示の形状〕 〔路面表示例〕 〔参考事例:茅ヶ崎市〕 〔ピクトグラムの形状〕

(6)

15 (3) 歩道内での物理的分離 歩道内での物理的分離は、歩道上の自転車と歩行者を植栽などにより適切に分離し、それぞれ の通行空間が分かりやすいようピクトグラムを設置するとともに、自転車の走行空間については 必要に応じて舗装をカラー化します。 【整備にあたっての留意事項】 幅員 ・自転車の双方向通行を前提に、自転車と歩行者それぞれの通行空間を2m以上ずつ確保することを基本とする。 路面 表示 ・歩道上は、歩行者優先であることに留意し、特に交差点の歩行者溜まり部におけ る、自転車と歩行者との交錯を防止するため、自転車走行空間の起点終点部に歩行 者への注意を促す路面表示等の設置を検討する。 色彩 ・舗装のカラーはベンガラ色を基本とする。 その他 ・将来的な自転車道の整備の可能性について検討する。 (4) 歩道での啓発サイン設置 歩道において、自転車の通行位置や徐行を促す啓発サインを設置します。なお、設置後は、徐 行を促す啓発などの取組を行います。 【整備にあたっての留意事項】 路面 表示 ・啓発サインの設置は、歩道の始点部の路面に表示することを基本とし、設置間隔が 長い場合は中間部にも設置する。 その他 ・自転車交通量の多い箇所においては、必要に応じて看板タイプの啓発サインの設 置を検討する。 歩道 車道 〔啓発サインのイメージ※ 〔道路構造イメージ〕 〔整備事例:国道 2 号(広島南道路)〕 貼付方向 〔啓発サインの設置位置例〕 車道 歩道 貼付方向 貼付方向 ※「第3回 安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会(国土交通省・警察庁)」(平成 24 年 2 月開 催)の資料を参考に作成。

(7)

3.2 交差点部等における整備の考え方

(1) 交差点部の考え方 自転車専用通行帯や車道混在など車道において整備を行う区間の交差点部は、下記の考え方を 基本としつつ、交差点形状や交通特性に応じて、個別に交通管理者との協議を行いながら安全性 の高い整備を検討します。 ① 分離形態の連続性 交差点部において歩行者、自転車、自動車の適切な分離、共存を図るため、交差点前後の自 転車通行空間をできる限り連続的に確保することとし、安易に自転車通行空間を歩道へ接続 しないことを基本とする。 ② 通行空間の直線的な接続 自転車の安全性、快適性を向上させるため、自転車動線の直線性を重視し、自転車専用通行 帯および車道混在のいずれの場合も、交差点部における走行空間は、自転車横断帯を撤去し直 線的に接続することを基本とする。 ③ 交差点内の通行方法の明確化 交差点における自転車の安全な通行を促すとともに、自動車利用者等に自転車動線を知ら せるため、自転車の通行位置及び通行方法を明確化する路面表示を設置する。 ④ 左折巻き込みに対する安全対策 自動車から自転車を確認しやすくし、自動車による左折巻き込み事故を防止するため、交差 点流入部において、自転車専用信号を設置するなど自動車とは別の信号制御を行うことを検 討する。なお、自転車専用通行帯の場合には、自動車の進路変更禁止規制を実施して自転車と 自動車を分離するとともに、自転車の停止線を自動車よりも前出しすることを検討する。 左折巻き込み事故の防止対策として、自転車専用通行帯の交通規制を交差点流入部で解除し、 自転車の通行位置を示す路面表示等を設置した上で、自転車と左折する自動車を混在させて一 これまでの通行方法 整備後の通行方法

(8)

17 (2) 交差点部の対応例 自転車の安全性を向上させるため、交差点内および交差点流入部において道路管理者が整備す る法定外の路面表示と、交通管理者が行う既存自転車横断帯の撤去や歩行者・自転車専用信号の 見直しなどを一体的に実施するため、既存の交差点形状を踏まえ、道路管理者と交通管理者が協 議・調整を行い、安全性の高い整備を検討します。 自転車専用通行帯 を交差点部に直接 接続させる例 ⑤ 二 段 階 右 折 時 の 滞留スペースの確保 自転車専用通行帯 を交差点部手前で 混在させる例 車道混在の交差点 の例 ①分離形態の連続性 ②通行空間の直線的な接続 ③交差点内の通行方法の明確化 ④左折巻き込みに対する安全対策 ・進路変更禁止規制 ・左折自動車の動線を明確にする路面表示 ・自転車専用信号の設置、自転車の停止位置の前出し ④左折巻き込みに対する安全対策 ・自転車の通行位置を明確化する法定表示 ⑤ 二 段 階 右 折 時 の 滞留スペースの確保 ①分離形態の連続性 ②通行空間の直線的な接続 ③交差点内の通行方法の明確化

(9)

(3) バス停部の対応例 バス停部では、自転車とバス乗降客との交錯や、自転車と停車中のバスの接触事故の危険性に 留意し、注意喚起の路面表示を行った上で自転車通行空間を直線的に整備することを基本としま す。 バス乗車客待ちスペース 歩道 バス乗車客待ちスペース バス停を明確化する路面表示 注意喚起の路面表示 歩道 ①分離形態の連続性 ②通行空間の直線的な接続 細街路との交差点 の例 自転車専用通行帯で のバス停部分の例

参照

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