SAS Cost and Profitability Management 8.1 システム必要条件

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システム必要条件

SAS Cost and Profitability Management 8.1

このドキュメントは、SAS Cost and Profitability Management のインストールと実行のための必要条件を記載しています。SAS Cost and Profitability Management をインストールする前に、最低条件を満たすようにお使いのシステム環境をアップデートする必要があります。このドキュメントに記載されているシステム必要条件は、次のとおりです。 • 必要なソフトウェア • 必要なハードウェアこのドキュメントに記載されているハードウェアの必要条件は、おおよその内容であるということにご注意ください。モデルおよび関連する分析キューブの数とサイズは、ハードウェアに関連するすべてのパフォーマンスに影響を与えます。特定のサーバープラットフォームが適しているかどうかは、主としてデータの容量に左右されます。具体的なハードウェアのサイジングや特定の要件に関しては、SAS Enterprise Excellence Center を通じた公式の分析が必要です。

詳細は、SAS テクニカルサポートにご連絡ください。最寄りの SAS 社の窓口は、SAS インストール担当者または SAS サポートコンサルタントにお問い合わせください。または、Web サイト（http://www.sas.com/japan/corporate/index.html）を参照してください。

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配置

SAS Cost and Profitability Management 8.1 は、複数のサーバー上（主に Windows オペレーティングシステムのもの）にインストールすることができます。サーバーの中には、UNIX オペレーティングシステム上に設定することが可能なものもありますが、複数の種類のオペレーティングシステムが混在するアーキテクチャにしないことを強く推奨します。次のリストは、もっとも複雑な配置の例です。

• サーバー1：Middle-Tier Server （Windows のみ） • サーバー2：Database Server （Windows とUNIX）

• サーバー3：OLAP Server および、Workspace Server （Windows と UNIX） • サーバー4：Model Server （Windows のみ）

• サーバー5：Metadata Server（Windows と UNIX）※

※これは、既存のメタデータサーバーでもかまいません。 • サーバー6：SAS Visual Analytics Server （Windows のみ）※

※これはオプションであり、SAS Cost and Profitability Advancedパッケージに対してのみ適用されるものです。 SAS Visual Analyticsのシステム必要条件のドキュメントを参照してください。

SAS Cost and Profitability Management クライアントは、Windows オペレーティングシステム上でのみ使用可能です。

このドキュメントには、各サーバーおよびクライアントのシステム必要条件を記載します。スタンドアロンのインストールについては、最後に記載します。この必要条件は、最小のものと推奨しているものを両方記載します。3 人から 5 人程度のモデラーで使用する場合は、最小インストールの SAS Cost and Profitability Management で十分です。推奨する構成のインストールの SAS Cost and Profitability Management では、5～10 人のモデラーに十分対応できます。より多数のユーザーに対応したインストールについては、SAS サポートコンサルタントにご相談ください。

次の表では、利用可能なデータベースと OLAP サーバーの組み合わせを記載します。 データベース OLAP

Microsoft SQL Server SAS OLAP

Microsoft SQL Server Analysis Services Oracle SAS OLAP

Microsoft SQL Server Analysis Services PostgreSQL SAS OLAP

複数のオペレーティングシステムのマシンが混在する環境の場合は、SAS テクニカルサポートにお問い合わせください。

Microsoft SQL Server Analysis Services は、PostgreSQL データベースとの使用をサポートしていません。Microsoft SQL Server Analysis Services は、Oracle データベースとの使用をサポートしています。将来のサポートの有無は、マイクロソフト社および Oracle 社との協力関係の継続とそれらの会社から提供されるドライバに依存しているということをご注意ください。将来的に協力関係が解消されることもあり得ます。

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サポートしているデータベースとそのバージョン

Microsoft SQL Server

• SQL Server 2012（SP1以降）Standard、 Enterprise、Business Intelligence Edition • SQL Server 2008（SP3以降）Standard、 Enterprise、Business Intelligence Edition

• SQL Server 2008 および2012の Developer Editionは、本番環境以外（テストおよび検証）での使用のみサポートしています。

• SQL Server 2008 および、 2012 のExpress Editionは、本番環境以外（テストおよび検証）での使用と、SAS OLAP Serverで使用することができます。

SQL Server のバージョンは、サポートする CPU／コア数、サポートする RAM の容量などによって異なります。SQL Server のバージョンの違いについては、 http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/products/sql-server-editions/overview.aspx#fbid=6E8y-qAY8dUに記載されています。また、より詳細な情報は、http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc645993(v=SQL.110).aspxをご確認ください。

Oracle

• Oracle 12c （12.1.0.1.0 以降）Standard および Enterprise Edition • Oracle 11g R2（11.2.0.1以降）Standard および Enterprise Edition • Oracle 11g R1（11.1.0.6以降）Standard および Enterprise Edition

PostgreSQL

• PostgreSQL 9.1.9SASのインストールメディアより利用可能です。

SAS がテストで使用した PostgreSQL データベースのより詳細な情報は、次のドキュメントをご確認ください。

『SAS 9.4 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide』（英語）

http://support.sas.com/documentation/cdl/en/bimtag/65039/PDF/default/bimtag.pdf

サポートしているオペレーティングシステムとそのバージョン

Windows Server オペレーティングシステム：

• 64-bit版Microsoft Windows Server 2012 R2（Standard、Datacenter、Essentials、および Foundation Edition）

• 64-bit 版 Microsoft Windows Server 2012 （ Standard 、 Datacenter 、 Essentials 、および Foundation Edition）

• 64-bit版 Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1以降（Standard、Enterprise および、 Datacenter Edition）

• 64-bit 版 Microsoft Windows Server 2008 SP2 以降（ Standard 、 Enterprise および、 Datacenter Edition）

通常、サーバーとして使用される際には、SAS Cost and Profitability Management は 64-bit 版のオペレーティングシステムのみサポートします。しかしながら、次の 2 つの場合は、32-bit 版の

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オペレーティングシステムがサポートされます。

• シンクライアントを実行している場合。SAS Cost and Profitability Management Surveysまたは、”What-If“ Analysisを使用する際には、サポートしているWebブラウザのみ必要であるため。 • MicrosoftまたはOracleの32-bit版データベースをホスティングしている場合。注意：詳細と最新のアップデートについては、インストールセンターの Web ページ（http://www.sas.com/japan/service/documentation/installcenter/index.htm ）をご確認ください。 Windows クライアントオペレーティングシステム：

• 32-bit/64-bit版 Windows 7 SP1以降（Enterprise、Ultimateまたは、Professional Edition） • 32-bit/64-bit版 Windows 8（Proおよび、Enterprise Edition）

Linux Server オペレーティングシステム：

• x64版 Oracle Linux 6.1以降

• x64版 Red Hat Enterprise Linux 6 update 1以降 • x64版 SuSE Linux Enterprise Server 11 SP1以降

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Middle-Tier（Web Application Server）

必要なソフトウェア

このサーバーは SAS Cost and Profitability Management のアプリケーションをホストします。次のリストにあるサーバーを別のコンピュータに分ける必要はありません。

最低限必要な構成 推奨している構成

オペレーティング システム

Windows Server Windows Server

SAS SAS Foundation 9.4M1 SAS Foundation 9.4M1

Web サーバー SAS Web Application Server SAS Web Application Server

JRE プライベート JRE が SAS より提供され、SAS Deployment Wizard によってインストールされます。

プライベート JRE が SAS より提供され、SAS Deployment Wizard によってインストールされます。 メッセージキュー Java Message Services（SAS Web

Application Server に含まれています）

Java Message Services（SAS Web Application Server に含まれています）

Citrix 1

（オプション）

Citrix Presentation Server4 Citrix Presentation Server 4

その他のオペレーティングシステム コンポーネント

SSAS を使用する場合：

Microsoft .Net Framework 4.0 SP1

SSAS を使用する場合：

Microsoft .Net Framework 4.0 SP1

データアクセス 2

データベースの タイプに依存

Microsoft SQL Server JDBC Driver version 2.0 および、Microsoft SQL Server Client Connectivity Tools または、

Oracle Database 11g/12c JDBC Drivers および Oracle Database 11g/12c Client Connectivity Tools または、

PostgreSQL SAS ODBC Drivers for the Web Infrastructure Platform Data Server および、SAS Web

Infrastructure Data Base JDBC Drivers

Microsoft SQL Server JDBC Driver version 2.0 および、Microsoft SQL Server Client Connectivity Tools または、

Oracle Database 11g/12c JDBC Drivers および Oracle Database 11g/12c Client Connectivity Tools または、

PostgreSQL SAS ODBC Drivers for the Web Infrastructure Platform Data Server および、SAS Web

Infrastructure Data Base JDBC Drivers

Java 診断ツール JUnit 4.8.1 JUnit 4.8.1

１_{Citrix Presentation Server を使用することで、ゼロ･フットプリント（zero-footprint）クライアントから SAS}

Cost and Profitability Management の機能へのアクセスが可能です。Citrix ソフトウェアの利用は必須ではありません。

2_{データベースが SAS Cost and Profitability Management Middle-Tier Server と別のコンピュータ上にインストー}

ルされている場合、データベースのクライアント接続ツールを SAS Cost and Profitability Management アプリケーションサーバーがインストールされているマシン上にインストールする必要があります。データベースのクライアント接続ツール（Client Connectivity Tools）パッケージは、ドライバや SAS Cost and Profitability Management アプリケーションサーバーがリモートコンピュータ上のデータベースにアクセスする際に使用するその他のコンポーネントをインストールします。より詳細な情報は、使用するデータベースのクライアント接続ツールのインストールドキュメントを参照してください。Oracle データベースでは、必要なコンポーネントすべてを得るために Administrators バージョンのクライアントツールが必要です。

(6)

必要なハードウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 プロセッサ デュアルプロセッサ 64-bit、 2.0 GHz クアッドプロセッサ 64-bit、 3.0 GHz メモリ 12 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 20 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 ハードディスク インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。モデルストレージのための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑さによって異なります。インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。モデルストレージのための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑さによって異なります。 ネットワーク帯域幅 予定されている同時接続ユーザーあたり、128k の利用可能な帯域幅予定されている同時接続ユーザーあたり、128k の利用可能な帯域幅

Database Server

このサーバーは SAS Cost and Profitability Management のデータベースをホストします。下記のリストにあるサーバーを別のコンピュータに分ける必要はありません。必要に応じて OLAP サーバーと統合することも可能です。

必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティングシステム 1,2 _{Windows サーバー} または、

IBM AIX 7.1 TL 0（Power PC）または、

Solaris 10 Update 9 (SPARC) または、

Linux サーバー

Windows サーバーまたは、

Solaris 11 All Updates （SPARC）または、 Linux サーバーデータベース 3 _{Microsoft SQL Server} （Windows のみ） Oracle PostgreSQL Microsoft SQL Server （Windows のみ） Oracle PostgreSQL 1_{ソフトウェアの欠陥やその他の問題に直面した場合、SAS は、データベース、バージョンおよびハードウェア} 構成のすべての可能な組み合わせを利用可能にしないことがあります。そのような場合には、SAS はハードウェア／ソフトウェアの設定を全面的にサポートします。しかしながら、SAS 社内で利用できる環境で問題が再現されない場合には、問題解決のためにお客様からの更なるご協力をお願いすることがあります。 2_{Windows ホスト用のデータベースドライバは、たいていの場合データベースベンダーから無料で提供されてい} ます。しかし、Windows 以外のホストの場合は有料提供のものがあります。データベースサーバーのホストがこれらのドライバが必要な他の SAS サーバーソフトウェアのホストと同じではない場合、その可能性が高いです。SAS は、これらのデータベースドライバを提供したり再販したりはしません。ドライバの利用可能性とコストについては、ご利用のデータベースベンダーにお問い合わせください。

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3_{SAS Cost and Profitability Management は、Mid-Tier Server 上に JDBC ドライバが必要です。Model Server 上に}

ODBC ドライバも必要です。また、SAS OLAP Server を利用する場合、データベースへどのように接続するかにもよりますが、OLAP Server 上にも ODBC ドライバが必要になります。ODBC ドライバの必要条件は、クライアントツールユーティリティ（通常、適切な ODBC ドライバが含まれます）をインストールすることによって満たされます。これはデータベースインストールパッケージの一部として利用可能です。詳細は、『SAS Cost and Profitability Management 8.1 Installation Instructions』をご確認ください。

必要なハードウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 プロセッサ デュアルプロセッサ 32-bit、 2 GHz クアッドプロセッサ 64-bit、 3.0GHz メモリ 4 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 8 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量大容量のキューブを含む大きなモデルを使用するには、追加のメモリが必要になることがあります。 ハードディスク 5 GB（インストールと一時ファイルのための容量）モデルストレージのための追加ディスク容量は、モデルの数、容量、および複雑さによって異なります。 5 GB（インストールと一時ファイルのための容量）モデルストレージのための追加ディスク容量は、モデルの数、容量、および複雑さによって異なります。

(8)

OLAP Server

このサーバーは SAS Cost and Profitability Management の OLAP Analysis をホストします。下記のリストにあるサーバーを別のコンピュータに分ける必要はありません。パフォーマンスの理由から Database Server と統合することも可能です。SAS OLAP Server 9.4M1 は、SAS Foundation 9.4M1 の一部としてインストールされます。

必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティング システム Windows サーバーまたは、

Solaris 10 Update 9 (SPARC) または、

Linux サーバー

Windows サーバーまたは、

Solaris 10 Update 9 (SPARC) または、 Linux サーバー OLAP 分析１ SAS OLAP Server 3 Windows のみ使用可能 SAS Foundation 9.4M1 SAS Workspace Server 9.4M1 SAS OLAP Server 9.4M1 2

Microsoft SQL Server Client Connectivity Tools

または、

Oracle Database 11g/12c Client Connectivity Tools

または、

PostgreSQL SAS ODBC Drivers for the Web Infrastructure Platform Data Server

SAS Foundation 9.4M1 SAS Workspace Server 9.4M1 SAS OLAP Server 9.4M1 2

または、

Microsoft SQL Server

Analysis Services 3

Microsoft SQL Server Analysis Services 2008（SSAS）SP3 （32-bit または、64-bit 版） 2

または、

Microsoft SQL Server Analysis Services 2008（SSAS）SP3 以降（32-bit または、64-bit 版） 2

Microsoft SQL Server Analysis Services 2012（SSAS）SP1 以降（32-bit または、64-bit 版） 2

または、

1 _{SAS Cost and Profitability Management 8.1 は、SAS OLAP Server または、SSAS なしで構成することができま}

す。しかし、SAS Cost and Profitability Management に含まれる OLAP 分析が機能しなくなります。OLAP 分析は、SAS OLAP Server、SSAS、または、サードパーティの OLAP Server を必要に応じて外部的に使用するように構成することができます。結果のキューブは、SAS Enterprise Guide はどの外部 OLAP ビューアで参照するこ

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とが可能です。

2_{Microsoft SQL Server Analysis Services 2008 または、2012 を使用している場合、HTTP access to OLAP のみ}

利用可能です。HTTP access to OLAP は、SAS OLAP Server を使用の際は、利用できません。

3_{SAS Cost and Profitability Management 8.1 には、SAS OLAP と Microsoft SQL Server Analysis Services のキュ}

ーブを増分ビルドする機能が導入されています。しかしながら、Microsoft Analysis Services を使用したキューブの構築でこの増分ビルド機能を使用できるのは、SQL Server Enterprise Edition と SQL Server Developer Edition を使用している場合だけです。Microsoft 社によって課せられている制限のため、SQL Server Standard Edition ではこの機能を利用することができません。SQL Server Standard Edition を使用している場合、完全な OLAP サポートは提供されますが、すべてのキューブは以前のバージョンの SAS Cost and Profitability Management のように増分ビルドではない方法で作成されます。

必要なハードウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 プロセッサ１ _{デュアルプロセッサ 32-bit、 2 GHz} デュアルプロセッサ 64-bit、 2 GHz クワッドプロセッサ 64-bit、 3.0 GHz メモリ 4 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 8 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 16 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量。大容量のキューブを含む大きなモデルを使用するには、追加のメモリが必要になることがあります。 ハードディスク インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。キューブのための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑性に依存します。注意：OLAP キューブの処理には、何百ギガバイトもの追加ディスク容量が必要になることがあります。詳細は、営業担当者またはテクニカルサポートにお問い合わせください。インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。キューブのための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑性に依存します。注意：OLAP キューブの処理には、何百ギガバイトもの追加ディスク容量が必要になることがあります。詳細は、営業担当者またはテクニカルサポートにお問い合わせください。

1_{Microsoft SSAS を使用した OLAP キューブの処理では 32-bit 版サーバーがサポートされていますが、32-bit 版}

サーバーは比較的小さなサイズのキューブでのみ使用することが適しています。8GB の RAM を実装した 64-bit 版サーバーが最低限必要であると考えられます。

Model Server

このサーバーは SAS Cost and Profitability Management の Model Server をホストします。このサーバーは、SAS Cost and Profitability Management クライアントで表示するためのモデル計算、ファクトテーブルの作成、およびモデルからデータの取得を実行します。上記のリストにあるサーバーを別のコンピュータに分ける必要はありません。

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必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティング

システム

Windows Server Windows Server

SAS コンポーネント SAS Foundation 9.4M1

SAS/ACCESS Interface to ODBC 9.4M1

SAS Workspace Server 9.4M1

SAS Foundation 9.4M1

SAS Workspace Server 9.4M1 データアクセス Microsoft SQL Server Client

Connectivity Tools または、

Oracle Database 11g/12c Client Connectivity Tools または、

Microsoft SQL Server Client Connectivity Tools または、

Oracle Database 11g/12c Client Connectivity Tools または、

必要なハードウェア

モデルの数とサイズは、ハードウェアに関連するパフォーマンスに影響を与えます。特定のサーバープラットフォームが適しているかどうかは、主としてデータの容量に左右されます。ここに示す、最小限および推奨する構成のハードウェアプラットフォームは、目安として参照してください。最小のサーバー構成は、ソフトウェアの実行に必要なだけの構成になっています。データ容量が増えるにつれて、実行時間も長くなります。より高速な実行の実現には、ある段階でハードウェアのアップグレードの検討が必要になることが考えられます。 最低限必要な構成 推奨している構成

プロセッサ クワッドプロセッサ 64-bit、 2 GHz 8-way プロセッサ 64-bit、 3.0 GHz メモリ 64 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 128 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量大きなモデルを使う場合や複数のモデルが同時にアクセスされる場合は、追加のメモリが必要になることがあります。ハードディスク1 _{インストールと一時ファイル領域の} ために 5 GB が必要です。インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。

1_{Model Server は、すべての SAS Cost and Profitability Management model のモデルデータを格納します。必要な}

(11)

と複雑性（アカウント、割り当て、ユーザー属性の数、および期間/シナリオの数）、および、サーバー上のモデルの数などを含むいくつかの要因に依存します。実際に推奨するモデルのために必要なディスク容量は、 100GB から数 TB 程度です。

Metadata Server

Metadata Server は、通常、単一のソリューションに縛られることなく、いろいろなものに使用されます。一般的にフットプリントがとても小さいので、専用の独立したコンピュータ上に配置する必要はありません。

必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティング システム Windows サーバー、または、

Solaris 10 Update 9（SPARC）または、

Linux サーバー

Windows サーバー、または、

Solaris 10 Update 9（SPARC）または、

Linux サーバー

SAS SAS Foundation 9.4M1 SAS Foundation 9.4M1

プライベート JRE が SAS より提供され、SAS Deployment Wizard によってインストールされます。

必要なハードウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 プロセッサ 1 _{デュアルプロセッサ 32-bit、 2 GHz} デュアルプロセッサ 64-bit、 2 GHz クワッドプロセッサ 64-bit、 3.0 GHz メモリ 8 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 16 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 ハードディスク インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。インストールと一時ファイル領域のために 5 GB が必要です。

クライアント

必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティング システム Windows クライアント Windows クライアントその他のオペレーティングシステム コンポーネント

Microsoft .Net Framework 4.0 および、

Microsoft XML Parser 6.0 １および

Microsoft OLEDB for OLAP 10.0 (for SSAS 2008)

または、

Microsoft OLEDB for OLAP 11.0 (for

Microsoft .Net Framework 4.0 および、

Microsoft XML Parser 6.0 １

および

または、

(12)

最低限必要な構成 推奨している構成 SSAS 2012)

または、

SAS OLEDB for OLAP 9.4M1(for SAS OLAP Server) 2

SSAS 2012) または、

JRE 3

プライベート JRE が SAS より提供され、SAS Deployment Wizard によってインストールされます。

Web ブラウザ Microsoft Internet Explorer 9.0 (32-bit 版のみ)

Microsoft Internet Explorer 11.0 (32-bit 版のみ)

その他の Web コンポーネント

DHTML Editing Control for Applications

Adobe Reader Adobe Reader 9 Adobe Reader 11

Adobe Flash Player （Surveys また は、”What-If” Analysis を使用 する場合）

Adobe Flash Player 11.1 Adobe Flash Player 11.1

1_{Microsoft XML Parser 6.0 は、Internet Explorer の一部としてインストールされるので、通常、別途インストー}

ルする必要はありません。

2_{SAS OLEDB for OLAP 9.4M1 は、通常 SAS Cost and Profitability Management Client の一部としてインストール}

されるので、通常、別途インストールする必要はありません。

3_{これは、直接 SAS Cost and Profitability Management で必要なものではありませんが、そのほかの SAS クライ}

アント、たとえば SAS 管理コンソールなどで必要です。

必要なハードウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 プロセッサ 1.5 GHz 3.0 GHz メモリ 3GB 4 GB ハードディスク 5 GB の空きディスク容量／システムドライブ上に 2GB の利用可能なスペースがあることインポートまたはエクスポートされたモデルの xml ファイル格納のための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑性に依存します。 5 GB の空きディスク容量／システムドライブ上に 2GB の利用可能なスペースがあることインポートまたはエクスポートされたモデルの xml ファイル格納のための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑性に依存します。 スクリーンの解像度 1024ｘ768 ピクセルの画面領域、および High Color（16-bit）ディスプレイ 1280 x 1024 ピクセルの画面領域、および True Color（32-bit）ディスプレイ ネットワーク帯域幅 予定されている同時接続ユーザーあたり、128k の利用可能な帯域幅予定されている同時接続ユーザーあたり、128k の利用可能な帯域幅

(13)

シンクライアント（Survey と“What-If” Analysis を使用する

場合のみ）

必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティング システム Windows Client Windows Server Windows Client Windows Server

Adobe Flash Player

Web ブラウザ Microsoft Internet Explorer 9.0（32-bit 版のみ）

Chrome 15（32-bit 版のみ）

Microsoft Internet Explorer 11.0 （32-bit 版のみ）

Chrome 15 以降（32-bit 版のみ）

スタンドアロンインストール

スタンドアロンインストールは、Microsoft SQL Server または、PostgreSQL データベースを利用した単一筐体の Windows マシンでのみ利用可能です。

スタンドアロンインストールは、ラップトップマシンを使用する個人ユーザーまたは、ごく少数のユーザーで使用するのに適したサイズのサーバーのためのものです。ラップトップコンピュータは、サーバーの標準から考えるととても処理スピードの遅いハードディスクドライブを持つため、専用のサーバーに比べて大幅に遅いパフォーマンスになるかもしれません。

これらのハードウェアとソフトウェアの必要条件は、SAS Cost and Profitability Management ソフトウェアと必要なコンポーネントだけのニーズを反映したものです。 SAS は、SAS Business Intelligence スイート全体をシングルコンピュータにインストールすることを推奨しません。

必要なソフトウェア

最低限必要な構成 推奨している構成 オペレーティング

システム

Windows Client （64-bit 版のみ） Windows Server（64-bit 版のみ）

SAS コンポーネント SAS Foundation 9.4M1、

SAS Metadata Server 9.4M1、 SAS Workspace Server 9.4M1 および、

SAS Foundation 9.4M1、 SAS Metadata Server 9.4M1、 SAS Workspace Server 9.4M1 および、

Web サーバー SAS Web Application Server SAS Web Application Server

プライベート JRE が SAS より提供され、SAS Deployment Wizard によってインストールされます。 メッセージキュー Java Message Services（SAS

Web Application Server に含まれています）

Java Message Services（SAS Web Application Server に含まれています）データベース1、 2 _{Microsoft SQL Server（Windows} のみ） PostgreSQL Microsoft SQL Server（Windows のみ） PostgreSQL

(14)

最低限必要な構成 推奨している構成 データアクセス

データベースの タイプに依存

SQL Server データベース： Microsoft SQL Server JDBC Driver version 2.0 および、Microsoft SQL Server Client Connectivity Tools

または、 PostgreSQL：

SAS ODBC Drivers for the Web Infrastructure Platform Data Server および、SAS Web Infrastructure Data Base JDBC Drivers

SQL Server データベース： Microsoft SQL Server JDBC Driver version 2.0 および、Microsoft SQL Server Client Connectivity Tools

または、 PostgreSQL：

SAS ODBC Drivers for the Web Infrastructure Platform Data Server および、SAS Web Infrastructure Data Base JDBC Drivers

その他のオペレーティングシステムコンポー ネント Microsoft .Net 4.0 および、 Microsoft XML Parser 6.0 5 および

または、

Microsoft .Net 4.0 および、

Microsoft XML Parser 6.0 5 および

または、

SAS OLEDB for OLAP 9.4M1(for SAS OLAP Server) 3

OLAP 4

SAS SAS OLAP Server 9.4M1 SAS OLAP Server 9.4M1

Microsoft Microsoft SQL Server Analysis Services 2012 SP1（SSAS）または、

Microsoft SQL Server Analysis Services 2008（SSAS） SP3 以降

Microsoft SQL Server Analysis Services 2012 SP1（SSAS）または、

Microsoft SQL Server Analysis Services 2008（SSAS） SP3 以降

Java 診断ツール JUnit 4.9.1 JUnit 4.9.1

Web ブラウザ Microsoft Internet Explorer 9.0

(32-bit 版のみ)

Microsoft Internet Explorer 11.0 (32-bit 版のみ)

その他の Web コンポー ネント

DHTML Editing Control for Applications

Adobe Flash Player

（Surveys また は、”What-If” Analysis を使用する場合）

1_{SQL Server Express Edition は、無料です。Microsoft SQL Server の機能を限定したバージョンです。このバー}

ジョンでは、OLAP 分析はサポートしていません。そのため、SSAS を使用した統合 OLAP 分析は実行できません。しかし、SAS OLAP Server を使用して統合 OLAP 分析を構成することができます。

2_{SQL Server Standard Edition は、サーバーオペレーティングシステムが必須です。}

3_{SAS OLEDB for OLAP 9.4M1 は、通常 SAS Cost and Profitability Management Client の一部としてインストール}

されるので、通常、別途インストールする必要はありません。

4_{SAS Cost and Profitability Management 8.1 は、SAS OLAP Server または、SSAS なしで構成することができま}

す。しかし、SAS Cost and Profitability Management に含まれる OLAP 分析が機能しなくなります。OLAP 分析は、SAS OLAP Server、SSAS、または、お好みに応じてサードパーティの OLAP Server を外部的に使用するよ

(15)

うに構成することができます。結果のキューブは、SAS Enterprise Guide はどの外部 OLAP ビューアで参照することが可能です。

5_{Microsoft XML Parser 6.0 は、Internet Explorer の一部としてインストールされるので、通常、別途インストー}

ルする必要はありません。

必要なハードウェア

モデルおよび関連するキューブの数とサイズは、ハードウェアに関連するすべてのパフォーマンスに影響を与えます。特定の配置が適しているかどうかは、主としてデータの容量に左右されます。ここに示す、最小限および推奨する構成のハードウェアプラットフォームは、目安として参照してください。最小のサーバー構成は、ソフトウェアを 1 人か 2 人のユーザーが実行するのに必要なだけの構成になっています。データ容量が増えるにつれて、実行時間も長くなります。より速い処理の実行や、処理を確実に完了するためには、いずれかの時期にハードウェアのアップグレードが必要になることも考慮しておく必要があります。デスクトップパソコンとサーバーPC の相対的な性能の違い、およびデスクトップインストールでは、クライアントソフトウェアとサーバーソフトウェアの両方を実行しなければならないため、多くの場合、デスクトップインストールはクライアントサーバインストールと同様の動作は期待できません。 最低限必要な構成 推奨している構成

プロセッサ Dual Processor 64-bit、 2.0 GHz1 Quad Processor 64-bit、 3.0 GHz1 メモリ 16 GB – 上限 25,000 アカウントまでのモデル用に物理メモリの 2 倍の容量のスワップファイルサイズが必要 32 GB – スワップファイルサイズは、物理メモリの 2 倍の容量 ハードディスクインストールと一時ファイル領域の ために 30 GB が必要です。モデルストレージのための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑さによって異なります。 2 注意：OLAP キューブの処理には、何百ギガバイトもの追加ディスク容量が必要になることがあります。詳細は、テクニカルサポートにご相談ください。インストールと一時ファイル領域のために 30 GB が必要です。モデルストレージのための追加ディスク容量は、モデルの数、サイズ、および複雑さによって異なります。 2 注意：OLAP キューブの処理には、何百ギガバイトもの追加ディスク容量が必要になることがあります。詳細は、テクニカルサポートにご相談ください。 1_{これらの構成は、スタンドアロンサーバーとして１人か２人のユーザーのみサポートします。}

2_{Model Server は、すべての SAS Cost and Profitability Management model のモデルデータを格納します。必要な}

ディスク容量は、各モデルのサイズ（アカウント、割り当て、ユーザー属性の数、および期間/シナリオの数）、および、サーバー上のモデルの数などを含むいくつかの要因に依存します。実際に推奨するモデルのために必要なディスク容量は、100GB から数 TB 程度です。

(16)

このマニュアルの正確な書籍情報は、以下のとおりです。

System Requirements – SAS® Cost and Profitability Management 8.1

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SAS Institute Inc., SAS Campus Drive, Cary, North Carolina 27513. June 2013

SAS® および SAS Institute Inc.のプロダクト名またはサービス名は、米国およびその他の国における SAS Institute Inc.の登録商標または商標です。 ®は米国で登録されていることを示します。

その他、記載されている会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。

英語版更新日 May 28, 2014 SAS 9.4 （TS1M1）, Rev. 940_14w23 Pub Code: 67656

SAS Cost and Profitability Management 8.1 システム必要条件

2014 年 6 月 13 日第 1 版第 1 刷発行（94A141）

発行元 SAS Institute Japan 株式会社

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