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株式会社
株式会社
株式会社
株式会社ユニクロ
ユニクロ
ユニクロ
ユニクロ
個別注記表
個別注記表
個別注記表
個別注記表
第 37 期(平成 22 年9月1日から平成 23 年8月 31 日まで)
重要
重要
重要
重要なななな会計方針会計方針会計方針会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
時価のないもの:総平均法による原価法
2.デリバティブ等の評価基準及び評価方法
デリバティブ:時価法
3.たな卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 商品
個別法による原価法
(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(2) 貯蔵品
最終仕入原価法
(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
4.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 6~50 年
器具及び備品 5年
(2) 無形固定資産
定額法によっております。なお、社内利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(3年~5年)
に基づく定額法を採用しております。
(3) リース資産:
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。なお、所有権移転外ファイナンス・
リース取引のうち、リース取引開始日が、平成 20 年8月 31 日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引にか
かる方法に準じた会計処理によっております。
5.引当金の計上方法
貸倒引当金:債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
賞与引当金:従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当事業年度に負担すべき額を計上しております。
6.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借
取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
7.ヘッジ会計の方法
事業活動に伴う為替変動リスクを管理しヘッジするため、為替予約取引のデリバティブ取引を行っております。ヘッ
ジ会計の方法につきましては、繰延ヘッジ処理の方法によっております。為替予約が付されている外貨建金銭債務につ
きましては、振当処理によっております。
8.消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
9.会計方針の変更
(1) 資産除去債務に関する会計基準の適用
当事業年度より、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第 18 号 平成 20 年3月 31 日)及び「資産除
去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 21 号 平成 20 年3月 31 日)を適用しております。
これにより、営業利益及び経常利益はそれぞれ 458 百万円減少し、税金等調整前当期純利益は 2,822 百万円減少し
ております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法の変更及び耐用年数の見直し
従来、当社は有形固定資産の減価償却方法について主に定率法を採用しておりましたが、当事業年度より、定額法
に統一するとともに、あわせて耐用年数についても各資産の使用実態等を反映した以下の耐用年数に変更いたしまし
た。
変更前 変更後
建物付属設備及び構築物 5年~15年 6年~10年
器具備品及び運搬具 5年~8年 5年
この変更及び見直しは、海外展開の加速化に伴い、グループ・グローバルでの意思決定・管理方法の統一を進める
中で、減価償却方法及び耐用年数の見積りをグループ・グローバルで統一し、各店舗における収益及び使用程度の安
定化、店舗の使用期間の短縮化の実態に鑑み、損益管理を精緻に行うためであり、世界共通システムが平成 22 年9
月1日より稼動したことに合わせて変更したものです。
当該変更及び見直しに伴い、従来の方法によった場合に比べ、減価償却費が 735 百万円増加し、営業利益及び経常
利益は 735 百万円減少しております。当該変更及び見直しによる影響額は、いずれも重要度が低いことから純額で記
載しております。
また、臨時償却費を特別損失に 2,987 百万円計上した結果、税金等調整前当期純利益は 3,723 百万円減少しており
ます。
(3) 物流費の処理方法の変更
従来、一部の連結子会社において、商品倉庫に到着した後に発生する商品保管並びに社内商品移動に係る物流費の
一部を売上原価に計上しておりましたが、当事業年度より、商品倉庫に到着するまでに発生する物流費を売上原価と
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し、それ以降に発生する物流費を販売費及び一般管理費として計上することと致しました。
この変更は、海外展開の加速化に伴い、グループ・グローバルでの意思決定・管理方法の統一を進める中で、原価
の範囲をグループ・グローバルで統一し、損益管理をより精緻に行うためであり、世界共通システムが平成 22 年9
月1日より稼動したことに合わせて変更したものです。
この結果、従来の方法によった場合に比べ、売上原価が 12,960 百万円減少し、販売費及び一般管理費が同額増加
しております。また、期首たな卸資産の調整として、特別損失に 2,279 百万円を計上した結果、税金等調整前当期純
利益は 2,279 百万円減少しております。
貸借対照表
貸借対照表
貸借対照表
貸借対照表にににに関関関する関するするする注記注記注記 注記
1.担保に供している資産
該当事項はありません。
2.有形固定資産の減価償却累計額 26,570 百万円
3.関係会社に対する金銭債権、債務
(1) 短期金銭債権 1,191 百万円
(2) 短期金銭債務 9,883 百万円
損益計算書
損益計算書
損益計算書
損益計算書にににに関関関する関するするする注記注記注記注記
関係会社との取引高
営業取引高 18,470 百万円
営業取引以外の取引高 20 百万円
税効果会計
税効果会計
税効果会計
税効果会計にににに関関関する関するするする注記注記注記注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の原因別の主な内訳
繰延税金資産 百万円
未払事業税 932
賞与引当金 1,531
繰延ヘッジ損益 23,842
資産除去債務 553
その他 885
繰延税金資産(流動)合計 27,745
繰延税金資産 (固定)
減価償却超過額 2,862
資産除去債務 1,076
その他 121
繰延税金資産(固定)合計 4,061
繰延税金資産合計 31,806
繰延税金負債 (固定)
資産除去債務 754
繰延税金負債(固定)合計 754
繰延税金資産の純額 31,051
百万円
リース
リース
リース
リースによりによりにより使用により使用使用使用するするする固定資産する固定資産固定資産に固定資産に関にに関関する関するする注記する注記注記注記
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額 減価償却累計額相当額 期末残高相当額
合計 4,791百万円 3,846百万円 944百万円
(2) 未経過リース料期末残高相当額
1年内 746百万円
1年超 233百万円
合計 980百万円
(3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料 1,168百万円
減価償却費相当額 1,102百万円
支払利息相当額 33百万円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
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(5) 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法に
よっております。
関連当事者
関連当事者
関連当事者
関連当事者とのとのとのとの取引取引取引取引ににに関に関する関関するする注記する注記注記注記 (単位:百万円)
1.関連当事者との取引
属性 会社等の
名称
所在地 資本金又
は出資金
事業の内
容
議決権等
の所有(被
所有)割合
関連当
事者と
の関係
取引の
内容
取引金額 科目 期末残高
親会
社
株式会社
ファース
トリテイ
リング
山口県
山口市
10,273 衣料品関
連事業の
経営
被所有
直接100%
商標使
用契約
関係等
ロイヤ
リティ
等の支
払(注
1)
寄託契
約によ
る資金
の貸付
(注2)
16,784
9,001
未払
金
貸付
金
7,286
5,148
親会
社の
子会
社
FRL Korea
Co., Ltd.
韓国ソ
ウル特
別市
2,926 衣料品関
連事業
なし 商標使
用契約
関係等
商品代
の代行
決済
(注2)
- 立替
金
4,105
親会
社の
子会
社
FAST
RETAILING
USA, Inc.
米国ニ
ューヨ
ーク州
3,974 衣料品関
連事業
なし 商標使
用契約
関係等
商品代
の代行
決済
(注2)
- 立替
金
3,313
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注1) 当社はユニクロブランドの使用に対する対価として、ロイヤリティ等を支払っております。ロイヤリティ等に
ついては、売上高の一定割合によっており、その料率はグループ会社との間で同一の合理的な基準により決定
しております。
(注2) 資金の貸付及び商品代の代行決済による利率については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しておりま
す。
2.親会社に関する情報
株式会社ファーストリテイリング社(東京証券取引所に上場)
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金融商品
金融商品
金融商品
金融商品にににに関関関関するするするする注記注記注記 注記
1.金融商品の状況に関する事項
当社は、資金調達についてはグループCMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)によるグループ資金の有効活
用を図っております。一時的な余資については利回りが確定しており、かつ、元本割れの可能性が極めて少ない金
融商品を中心に運用することとしております。デリバティブは、為替変動リスクを軽減するために為替予約を利用
しており、投機的な取引は行わない方針であります。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成23年8月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額 時価 差額
現 金 及 び 預 金 29,404 29,404 -
有 価 証 券 10,050 10,050 -
敷 金 ・ 保 証 金 28,444 27,948 ▲496
建 設 協 力 金 15,188 14,747 ▲441
買 掛 金 (45,177) (45,177) -
未 払 金 (20,533) (20,533)
未 払 法 人 税 等 (12,760) (12,760) -
デ リ バ テ ィ ブ 取 引 (58,869) (58,869) -
(*) 負債に計上されているものについては、()で示しております。
(注) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
現金及び預金、並びに有価証券
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ております。
敷金・保証金、並びに建設協力金
これらの時価は一定期間にわたり回収が予定されているものについて、満期までの期間について期末日直近の
国債の利回りで割り引いた現在価値により算定しております。
負 債
買掛金、未払金、並びに未払法人税等
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ております。
デリバティブ取引
これらの時価は、期末時点での取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
1
1
1
1株当株当株当株当たりたりたりたり情報情報情報情報にに関にに関関関するするする注記する注記注記 注記
1.1株当たり純資産額 7,620,219円88銭
2.1株当たり当期純利益 5,276,598円87銭