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2,4-D散布回数と稲胡麻葉枯病発生との関係-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

香川大学喪学部学術報告

2,4−D散布回数と稲胡麻葉枯病発生との関係

内藤 中人,石井 清隆,岡崎 嘗栄

Studies on the relation between the frequency of2,4・D spray and the outbreak of

Helminthosporium bligh七in rice plants.

Nakato NA工TO,KiyotakaIsロ11and TomiyoshiOKAZAEl (Laboratory Of Pbytopatbology) (Received Au酢1St9,1956) 110 2,4・・Dを稲滞の茎葉に散布してから稲胡麻葉柏病菌(Coc財g去0わ払s(一切叔油壷.s)研オブαみβα狸紘S DR】∃CESIハ ex DASⅢR)を接窺すると,水病の発生が淑少することについては,すで軋瀬音したところである(2)“しかし, これは瞳種の濃層の2,4・・Dを毎日1回,連続5日間散布した場合の成試であるい その後,散布画数との関係につ いても実験をすすめるとともに,2,4−Dが本病発生を茨少せしめる原因の解析に資するた鱒,供試散布濃度の2,4 −D液中における承病原薗分塵儲子の発芽状態をもしらべたので,それらの概要をのべることとする..

1.実験材料と実験方法

供試した水稲品種は名倉籍やである∴太品程ほ昭和14年4月香川県の奨励晶瞳に加えられたもので,晩生,稗長 中位,分儲多く,穂首イモチに対する抵抗性大などの特性を看する..土塊ほ水田あるいは畑の土壁を蒸気消毒して 用いた.1,000倍の男求液に30分間浸於,水洗した粗程を,直径約15cmの植木鉢に・30粒ずつ播種し,鉢の底部のみ を水糟に眉:し,竃が30−40cmの大きさに達したとさ・供試した“なお水契験は,2,4−Dの稲体散布と漆病発生と.の 関係の究明に主体をおいたから,2,4−Dが土壁中に港透するのをなるべく避けるために,稲株の株間にはあらか じめ綿をつめて土壌の表面を覆っておき,2鉢ずつ同剤水溶液を散布し,2,4・・D一無敵初の標準区にほ等盈の水を 散布した。.所定の散布を終了した翌日,稲胡麻菓枯病薗分生娘子の星野濁液20−25ccをもって2鉢ずつ隠霧扱伍した小 分生胞子懸濁液の濃度は,実験ごとの多少の不均山ほまぬがれなかったが,150倍の麒徴鏡1視野に約5−10コの ものである..扶程後ほ潰ちに湿室に移し,季節により16−20時間保ってからとりだし,富の乾くのを待って綿をと り除いた.季節に応じて接種後4−7日日に,形成された病班数ならびに病班の大きさを調査したのであるが,病 班の大きさのみは,名区とも1鉢5株,2鉢令討10殊についてその長径をルーペにより測定した.そして,0− 0.5,0.5−1.0,1.0−1.5,1.5−2.0,2.0−2“5mmのそれぞれの階級に属する病班数に周一階級の中間値0..25,0..75 1“25,1.75,2..25を・それぞれ乗じたものの和を,病班級数で除して平均値を求め標準無散布区と比較した..使用し た2,4−DNa塩ほ市販の日産化学製品で,Na塩としての純度は88小86%であったから,凍報に㌧示す2,4−Dの濃度は, この舎監を基準として表わした.

2.実験結果と考察

(1)散布回数と発病との関係 昭和29年夏季,第1表のような設計のもと忙,常用除草濃厚に近い0.05クる2,4−D液を1−5国連統散布してか ら病原薗を接毯し,2,4−D散布回数と凍病発生との関係をしらべた.実験は6回くりかえしたのであるが,その結 果ほ第2表のとおりである.すなわち,1回散布区において6回契鹸申2回まったく病班淑少の効果が認められな かった以外は,各散布区とも標準無散布区乾くらべて病変数の少ない点では,6回実験とも−・致しているい また, 散布回数の多いものほど,だいたいその傾向もいちじるしいい つぎに,病班の大きさに.およぼす影響をみると,3 固以上の散布区ではすべて,各回とも病舞の大きさが小さくなっているが,1回散布区でほ6回契験のうち2固, 2回散布区では1回トそのような傾向がみられなかった‖ 鳩:本学農場の官本重大郎講師より榎子の分譲を賜った

(2)

111 欝8巻第1尊(195め 第1表 2,4−D散布ならびに接種の順序 契 鹸 施 行 日 −1 1 第1日 第2日 第3日 第4日 東5日 第6日 ◎◎◎◎◎◎ ※繁栄緊※ ※※※※ 5固散布区 繋 緊 ※ 緊 ※ ※ 4回〝 3回†′ 2回〝 1固〝 標 準 区 備考:緊2,4−D散あ◎病原菌接種 05%2,4−D汲の連続散布回数と稲胡麻菓枯病発生と 第2表 0. 病 舞 数 病班の大き さ 供試 平均 草丈 実験区 菓長10cm当 同封標準区1 妄習慣両帝療海区  ̄ (cm) (cm.) ■苗数 り病舞数、 指数 長径(mm) 指数

0657︵U5 nUO00743 nU64974 ∩︶︵U38∩リ2 nU7さ663 08ウ︼∩︶62 027374

0︿U9890U nU8︿U︹077 −Ug98700 ︵U−t9g99 ′nU77665 nU99988 ︵U9只〓占77 1

036377 〇一・Ⅰ7685 111 000000 834806 7▲87︵卜し︻′ 6 標 準 区 1回散布区 21司 〝 3回 〃 41司 〝 5回 〝 標 準 区 1回散布区 二回′′ 3回 〝 4回 〝 5回′′ 標 準 区 1回散布区 2回 〝 3回 〝 4回 〃 5回ソ 固布 2回 〝 3回 〃 4回 ′′ 5固 〝 標 準 区 1回散布区 21司 〝 3回 ′′ 4匝卜〝 5回 ′′ 固布 2回 〝 3固 〝 41司 〝 5固 ケ 警固叢布筐 2回 〝 3回 〝 41司 〝 5回 〝 881534 629708 ワJ7ワニ7二7 ︵h︶ 6︵n︶4353 ︻ノ84285 つム97945 511﹁⊥05 567441 333333 137▲950 434444 ︵∠︵∠2110 0U70U7︵h︶6 000000 ハU123nO6 ︵U O RU4q︶3 一︼l一 l 2494︵hU2 7エソ︵0766 110000 36778つ︼ 347213 444444 654084 6377仁し7 697︵D55 389710 5ノ﹁3つJ4︵J 28621︻ノ 9︵0887二ソ 0000∩︶0 hU一12290 nU76533 93︻ノ490 ︵∠06つ山6︵J 43︵∠つん﹁⊥l 52.1 ユ10.6 46.6 90..0 42叫6 88.6 42..3 80..9 43.5 7フ”8 38.2 73.8 49..0 112.8 49一.1 96.3 45.4 79.7 40..8 78.9 42.0 63.3 41.9 81.9 40042︵0 445543 955834 565R︶55 ● ● ● ● ● ● 000000 Mノ7▲08︵09 659796 332211 07964凸U O977一54 866468 3つJ4433 5139︵1.〇3 954︵∠つ︼0 111111 426233 13︻ノ6︵∠2 863つん21 ︵U︵56275 074321 20813︻〇 52︵JO93 889979 5207▲17 873980 445445 466826 089000 1 ■l ﹁⊥ l 427▲649 8︵07776 000000 00725446詑22 438661 82﹁⊥683 543211 434674 801835 889887 4︻ノ9377 97∩>216 44︻〇454 4つ血2120 444344 80616︵∠ ○︶9︵=0877 000000 91︵∠9︵∠︵∠ 930436 443つ〟︵∠l nU86543 ∩︶6一■1873 0︻ノ︻〇189 0241︷37 9︵088ワニソ 46.3 45..2 46..1 42“0 43.5 42い0 450382 28︵∠209 32︵J33︵∠ 6回合計平均 4,5/V血,5,31/Y瓜6,15/Ⅸ1954. 日は1,29/Vt,2,16/VⅡ,3,27/V∬,

(3)

香川大学袋学部学術報告 112 (2)l回散布の場合の発病と濃度との関係 0・05%2,4−Dを1回散布するだけでは,6回実験のうち2固まったく病班数汲少の傾向を認めなかった前実験 の結果にかんがみ,1回散布の場合の2,4−D濃度と発病との関係を明らかにするため,0岬05,0.1,0.15,0.2, 0“25%の各毯浅膚の2,4・D液を1回散布して発病との関係を調査した.、その他の実験方法は前述のものと同様で ある小昭和30年夏季に4回くりかえした契験結果は第3表のとおりである山すなわち,散布区の病斑数がどの2,4・ D濃度区匿おいても標準無散布区に・くらぺて少ないことは,4回実験とも一−・致しており,且つだいたい濃度の高く なるにつれてその傾向も大きい 病理の大きさについては,4回のうち3回測定したのみであるが,供試演摩のう ち最高の0.25%区にあっては,各回とも明らかに病班が小さかったのに.対し,他の洩度では3回のうち2回,この ような傾向を京したのみであった. 第3表1回散布の場合の2,4・D濃度と稲胡麻築枯病発生との関係 病 舞 数 病班の大き さ

実験 回数 実験区

供試 平 均 1株当り 草 丈 給葉長 簡数 (cm) (cm) 菓長10cm当 同対標準区1コ当り病舞 岡対標準区 り病班数 指数 長径(mm) 指数 標準区 0.05%区 0.10 ヶ 0.15 〃・ 0.20 〝 0い25 〝 標準区 0.05%区 0.10 〝 0.15 ′γ 0.20 〝 0.25 〝 標準区 0.05%区 0.10 〝 0.15 ′γ 0..20 ヶ 0.25 ケ 標準区 0 小05%区 0.10 〝 0〃15 ケ 0り20 ノγ 0..25 ノγ

043185 nU78533 093127 ∩VOO990U9 ︵リー・t2ウー40q nU777007

1一■l l一l▲ l l 1一62500 90RJ57▲8 4478∩︶0 996968 39︵007▲3 7⊥676﹁ノ7 67一6︻ノ66 666673 55555︻〇 652666 2222︵∠2 847▲7J43 ︵∠320﹁⊥5 444444 92.3 93.3 97.6 96.3 86..0 97.8 092514 055642 16.20 9.55 8.48 10.60 6.56 3.94 16〃24 7り39 8.15 3‖84 3.32 2.46 28.44 11.95 7.46 5.55 5.16 1.80 672193 545545 000000 46小5 101小3 45り8 105.6 48小3 117.9 49.0 109小1 45.1 112..1 46.4 107.1 45.5 97.5 48..6 106〃3 45..1 102.8 43‖5 100.7 41.6 96.6 48小6 107小4 328664 566674 00000∩︶ 06nU’−05 ︻U4522一■1 ∩リ26︵U86 nU4︿リー21 628751 654455 000000 933645 038111 443444 0つ98888 401731⊥ 557−539 221110 3072∩︶8 774001 073−124 087543 4 標準区 回 0り05%区 合 0小10 ヶ 計 0小15 グ 平 0..20ク 均 0.25 〝 44..0 94い2 45.3 99.2 43.8 100。6 43.4 99.1 46.2 94.9 45.1 97.8 09ウA355 044321 16。.52 8..01 6.93 5.38 4.17 2.47 OU4︵b500 555EJ65 000000 nU37536 099gOウリ 備考:接種月日は1,24/Ⅶ,2,8/Ⅸ,3,12/Ⅸ,4,20/Ⅸ1955, (3)稲開府葉枯病菌分生胞子の発芽におよぽす2,小Dの影響 以上の2実験に・より,0…05%以上の2ルD濃度であれば,1回散布するだけでも病班数は湛少の傾向を示すも のど言えよう・・そしてこの場合,麻薗分生胞子の発芽に対する同剤の抑制作用にその−・因があるのではないかとの 疑いも当然抱かれたので,同淡度のものを使用して,点滴法により250C,12時間後における分生胞子の発芽状態 をしらべてみた′実験は3回くりかえしたのであるが,その結果ほ第4表のとおりである..すなわち,各濃度区と も標準区よりも発芽率低く,しかも濃度の高くなるほど,だいたいその程度もいちじるしい.平均発芽管長におい ても同様の傾向が認められた.この結果は遠藤ら(1)の報告とはぼ一激しているが,100倍液でも発芽を害しなかつ たという山仲(4)の結果とは異なづているい しかし,2,4−Dの種種の病原菌に対する作用は,同一薗,同一磯度の 場合でも,PH,温厚,栄養源,菌のageなどによって非欝に左右せられることを確かめているので,このような

(4)

第8巻簸1号(1白56) 113 環境条件の差異にもとづくものかもしれない.それはともかくとして−も,以上の諸実験の結果から推して−,少なく とも本研究に供試したような比較的高濃度の場合には,2,4−D散布によって永病の発生が淑少する1因を∼′同剤 の水薗胞子に・対する抑制作用に・帰しうるように・思考する.ただし,オリーブ茨厄病薗(G桓紆好の庖研打扉払鱒紀綱 AL肌)を2,4・D添加増義液に・培養すると,・→碇の抗生物質が生成せられ,本薗に対する同剤の抑制作用は主と して該抗生物質にもとづくこと.をすでに・明らかに・している(3).したがって,水薗分生脾手に対する2,4−Dの抑制 作用も,胞子に・対する直接的作用というよりも,発芽に・際し2,4−Dの存在により生成の誘致せられるある種の抗 菌性物質に塵因があることも予想されるが,これらについては今後の研究に譲ることとする. 第4表 稲胡麻変相病菌分生胞子の発芽におよぽす2,4−Dの影響 (250C,12時間後) 2,4−D濃度 実験回数 測定胞子数 発芽胆手数 発芽率(%) 平均発芽管長(〃) 1 2 3 合釘 903 922 3,805 5,630 989 1,065 2,582 4,636 1,120 2,566 2,693 6,379 1,742 1,513 3,814 7,069 1,410 2,517 2,539 6,466 1,099 2,023 4,529 7,651 776 839 3,248 4,863 745 853 1,738 3,336 669 1,200 1,641 3,510 571 615 1,929 3,115 467 892 1,145 2,三04 188 531 1,65′5 2,374 85.9 91..0 85し3 86.4 75.3 80り1 67一.3 72“0 59.7 46.7 60.9 55小0 32.7 40.6 50..6 44一.1 33.1 35.4 45.、1 38.7 17.1 26.2 36..5 31−0 4eO 5CO l.258 739 標準区

12品12品

4485 ﹁⊥374 1827 0..05% 5005 8つ︶︵C2 っ︶2ハC4 % 0 1 0

12品12品

4へ∠O E︺ 5036 っ︶︵∠R︶3 % 0 38300 5E︶27 ︵∠1⊥42 % O O 12 0283 C︶O C3 11⊥.4.2 摘 要 1け 0.05%の2,4−D水溶液を1日1回,1,2,3,4,および5日間にわたって連続的に散布してから,稲胡麻英 枯病菌(C〃CカJZ∂∂oJぴS研査.γα∂♂α乃〝・S)を接種すると,散布回数の多いものほど病歴数ほ鮮少する.また,散布回数が 3回以上の場合には,病舞の大きさもやや小さくなる, 2岬 0仙05,0.1,0.15,0」・2および0岬25%の各鎧濃層2,4−D液を1固散布した場合には,濃度の高いものほど病班 数が少なく,0.25%区では明らかに病理も小さい.. 3.木薗の分生胞子は,上述散布機眉の2,4−Dにより発芽ならびに発芽管長の伸長を抑制せられるので,2,4−D 散布により本病の発生が滅少する一・因ほ,同剤の■本菌胞子に対する抑制作用にもとづくものであろう。 引 用 文 献 (1)遠藤茂,茶席泰治‥栃内吉象・福士貞意両教教 (3)−−,谷利一、ご同上,7(1),4ト50(’1955) 還暦記念論文集,164−166,札幌,北海道大学遊学部 ㈲ 山仲放‥日穐病報,柑(3,4一),168(1955). (1955). (2)内藤中人,高井省三:香川農大学術報告,6(1), 66−79(1954).

(5)

114 香川大学褒学部学術報望

R畠S u m畠

The relation between the frequency of 2,4−D spray and the outbreak of Helminthosporium

blightinric?plantswasstudiedwith pot cultureu To prevent chemicalcontamination upon the

SOil,the ricepots had been previously co7ereまwith cotton between the basalpart of plants until thethorough drylleSS Of2,4・I)which was thereafter sprayedonleaves and stemsofriceplants 30−40cmin tallbeforeinoculation of the pathogen.

When O。05% 2,4−D solutions were applied once a day forl,2,3,4 and 5 days succes−

Sively,the number oflesions per unitlength of theleafwasfoundingeneralto decrease gradually

With theincreas王ng frequency ofapplication,.In the case of 3 times or&mOre,thβSize oflesions was also smallerin comparison with that of control..When rice plants were sprayed only

onetimewith different concentrationsofb。05,0.1,0.15,0..2andO.25% respectively,the results

showeda decreasing numbbr oflesions tvith theincrease of concentration,and thelesionsin

O.25%were distinctly smallerin size than those of control

Sincethe conidialgermination of the pathogeIlis retardedin concentrations of 2,4・・D above

stated,a Part Of the causein the reductionof diseaseon rice plants treated with this chemical

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