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1 給与所得控除額を算出する計算式は給与収入金額によって異なります 今回は給与収入金額 3,600,000 円以上 6,599,999 円以下の場合の式を用いています 2 調整控除額は合計課税所得金額 2,000,000 円超と 2,000,000 円以下で算出方法が異なります 今回は 2,000,

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寄附金税額控除の計算例

メニュー ◆前提条件 ◆事前準備 ◆控除額の計算 ◆寄附金税額控除額の内訳 ◆計算例1 ふるさと納税を行った場合(限度額内) ◆計算例2 ふるさと納税を行った場合(限度額超) ◆計算例3 条例(県・市)で指定された寄附を行った場合 ◆計算例4 ふるさと納税と条例(県・市)で指定された寄附を行った場合 ◆計算例5 ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税を行った場合(限度額内) ◆計算例6 ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税を行った場合(限度額超) ◆前提条件 「夫婦2人で夫の給与収入のみ年収 5,000,000 円」を前提条件として寄附金税額控除を計算します。 【ご注意ください】 以下の計算例は、「総合課税のみ」の場合を想定しています。 総合課税と分離課税の両方で課税される場合等の控除可能額の計算に当たっては、お問い合わせください。 ◆事前準備 個人住民税の所得割額や所得税の税率を事前に計算します。 区分 金額(円) 備考欄 給与収入 a 5,000,000 給与所得控除額 b 1,540,000 A×4×20%+540,000 円 ※1 A=a÷4(千円未満端数切り捨て) 総所得金額等 a-b c 3,460,000 個人住民税 所得割 所得控除 社会保険料 d 500,000 給与収入の 1 割と仮定する 基礎控除 e 330,000 配偶者控除 f 330,000 合計 d+e+f g 1,160,000 課税所得金額 c-g h 2,300,000 算出税額 h×10% i 230,000 調整控除額 j 2,500 ※2 所得割額 i-j k 227,500 所得税 所得控除 社会保険料 l 500,000 給与収入の 1 割と仮定する 基礎控除 m 380,000 配偶者控除 n 380,000 合計 l+m+n o 1,260,000 課税所得金額 c-o p 2,200,000 所得税の速算表より、税率 10% 算出税額 q 125,072 (p×10%-97,500 円)×1.021

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※1 給与所得控除額を算出する計算式は給与収入金額によって異なります。 今回は給与収入金額 3,600,000 円以上 6,599,999 円以下の場合の式を用いています。 ※2 調整控除額は合計課税所得金額 2,000,000 円超と 2,000,000 円以下で算出方法が異なります。 今回は 2,000,000 円超の場合の算出方法を用いています。 所得税の速算表 ※ 算出税額=課税所得金額×税率-控除額 課税所得金額 税率(%) 控除額(円) 備考欄 195 万円以下 5 0 195 万円超 330 万円以下 10 97,500 ←上記のケースは、この階層に該当 330 万円超 695 万円以下 20 427,500 695 万円超 900 万円以下 23 636,000 900 万円超 1,800 万円以下 33 1,536,000 1,800 万円超 4,000 万円以下 40 2,796,000 4,000 万円超 45 4,796,000 ◆控除額の計算 寄附金の種類 控除額の計算 地方自治体への寄附金 (ふるさと納税) ①所得税寄附金控除+②個人住民税基本控除+③個人住民税特例控除 鹿児島県共同募金会及び 日本赤十字社鹿児島県支部 ①所得税寄附金控除+②個人住民税基本控除 条例で指定された寄附金 (①所得税寄附金控除又は④所得税寄附金特別控除 ※)+②個人住民税基本控除 (県民税 4%、市民税 6%) ※ 認定 NPO 法人等に対する寄附金及び公益社団法人等に対する寄附金のうち一定のものについては、所得控除に 代えて、税額控除を選択することができます(所得税寄附金特別控除)。 税目・控除の種類 控除方式 控除額の計算 ①所得税寄附金控除 所得控除 (寄附金-2,000 円)を所得控除 →(控除額×所得税率 ※1 ×1.021)が軽減 ※2 ※5 ②個人住民税基本控除 税額控除 (寄附金-2,000 円)×10% ※3 ※6 ③個人住民税特例控除 税額控除 (寄附金-2,000 円)×(90%-所得税率×1.021) ※4 ※6 ④所得税寄附金特別控除 税額控除 (寄附金-2,000 円)×40% ※2 (認定 NPO 法人、公益社団法人等の場合に適用) ※1 所得税率は、平成 50 年度まで復興特別所得税(所得税額の 2.1%)を加算した率です。 ※2 ①の所得税寄附金控除及び④の所得税寄附金特別控除の控除対象寄附金は総所得金額等の 40%が限度です。 ※3 ②の個人住民税基本控除の控除対象寄附金は総所得金額等の 30%が限度です。 ※4 ③の個人住民税特例控除の控除額は、個人住民税所得割額の 20%が限度です。

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※5 ふるさと納税ワンストップ特例が適用される場合は、①の所得税寄附金控除分相当額を個人住民税の申告 特例控除額として控除。ただし、全額控除が受けられる一定の上限を超えて寄附する場合は、所得税寄附金 控除分相当額より控除額が少なくなるので注意が必要です。 ※6 個人住民税の寄附金税額控除額に 1 円未満の端数があるときは、1 円に切り上げます。 ◆寄附金税額控除額の内訳 寄附金額(控除対象寄附金は総所得金額等の 30%が上限) 適用下限額 2,000 円 控除対象外 個人住民税 申告特例控除額 (所得税の控除額相当分) 個人住民税 基本控除額 個人住民税 特例控除額 調整控除後所得割額の 20%が上限 上限超過分 控除対象外 個人住民税控除対象 個人住民税控除対象(ふるさと納税) 個人住民税控除対象(ふるさと納税ワンストップ特例適用)

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◆計算例1 ふるさと納税を行った場合(限度額内) 寄附のケース 寄附先 寄附金(円) 備考欄 ○○県 20,000 ふるさと納税 △△市 10,000 ふるさと納税 合計 ① 30,000 軽減額の計算 区分 金額(円) 計算等 所得税 寄附金控除 控除対象 寄附金額 30,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 40%が限度 3,460,000 円×40%=1,384,000 円が限度額なので、寄附金 30,000 円は全額対象 軽減額 ② 2,858 軽減額=(寄附金-2,000 円)×所得税率×1.021 =(30,000 円-2,000 円)×10%×1.021=2,858 円 個人住民税 基本控除 控除対象 寄附金額 30,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 30%が限度 3,460,000 円×30%=1,038,000 円が限度額なので、寄附金 30,000 円は全額対象 控除額 ③ 2,800 控除額=(寄附金-2,000 円)×10% =(30,000 円-2,000 円)×10%=2,800 円 個人住民税 特例控除 算出額 22,342 算出額=(寄附金-2,000 円)×(90%-所得税率×1.021) =(30,000 円-2,000 円)×(90%-10%×1.021)=22,342 円 控除額 ④ 22,342 控除額は個人住民税所得割額の 20%が限度 227,500 円×20%=45,500 円が限度額なので、算出額 22,342 円は全額対象 軽減額合計 ⑤ 28,000 =②+③+④ 自己負担額 2,000 =①-⑤

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◆計算例2 ふるさと納税を行った場合(限度額超) 寄附のケース 寄附先 寄附金(円) 備考欄 ○○県 100,000 ふるさと納税 △△市 30,000 ふるさと納税 合計 ① 130,000 軽減額の計算 区分 金額(円) 計算等 所得税 寄附金控除 控除対象 寄附金額 130,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 40%が限度 3,460,000 円×40%=1,384,000 円が限度額なので、寄附金 130,000 円は全額対象 軽減額 ② 13,068 軽減額=(寄附金-2,000 円)×所得税率×1.021 =(130,000 円-2,000 円)×10%×1.021=13,068 円 個人住民税 基本控除 控除対象 寄附金額 130,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 30%が限度 3,460,000 円×30%=1,038,000 円が限度額なので、寄附金 130,000 円は全額対象 控除額 ③ 12,800 控除額=(寄附金-2,000 円)×10% =(130,000 円-2,000 円)×10%=12,800 円 個人住民税 特例控除 算出額 102,312 算出額=(寄附金-2,000 円)×(90%-所得税率×1.021) =(130,000 円-2,000 円)×(90%-10%×1.021)=102,132 円 控除額 ④ 45,500 控除額は個人住民税所得割額の 20%が限度 限度額(227,500 円×20%=45,500 円)が算出額より小さいので、限度額を控除 軽減額合計 ⑤ 71,368 =②+③+④ 自己負担額 58,632 =①-⑤

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◆計算例3 条例(県・市)で指定された寄附を行った場合 寄附のケース 寄附先 寄附金(円) 備考欄 公益社団法人 ○○社団 40,000 所得税の寄附金特別控除に該当、条例(県・市)で指定された寄 附に該当 合計 ① 40,000 軽減額の計算 区分 金額(円) 計算等 所得税 寄附金 特別控除 控除対象 寄附金額 40,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 40%が限度 3,460,000 円×40%=1,384,000 円が限度額なので、寄附金 40,000 円は全額対象 控除額 ② 15,200 控除額=(寄附金-2,000 円)×40% =(40,000 円-2,000 円)×40%=15,200 円 個人住民税 基本控除 控除対象 寄附金額 40,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 30%が限度 3,460,000 円×30%=1,038,000 円が限度額なので、寄附金 40,000 円は全額対象 控除額 ③ 3,800 控除額=(寄附金-2,000 円)×10% =(40,000 円-2,000 円)×10%=3,800 円 軽減額合計 ④ 19,000 =②+③ 自己負担額 21,000 =①-④

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◆計算例4 ふるさと納税と条例(県・市)で指定された寄附を行った場合 寄附のケース 寄附先 寄附金(円) 備考欄 △△県 30,000 ふるさと納税 公益社団法人 ○○社団 40,000 所得税の寄附金特別控除に該当、条例(県・市)で指定された寄 附に該当 合計 ① 70,000 軽減額の計算 区分 金額(円) 計算等 所得税 寄附金控除 控除対象 寄附金額 30,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 40%が限度 3,460,000 円×40%=1,384,000 円が限度額なので、寄附金 70,000 円は限度内 寄附金控除は、ふるさと納税の 30,000 円が対象 軽減額 ② 2,858 軽減額=(寄附金-2,000 円)×所得税率×1.021 =(30,000 円-2,000 円)×10%×1.021=2,858 円 所得税 寄附金 特別控除 控除対象 寄附金額 40,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 40%が限度 3,460,000 円×40%=1,384,000 円が限度額なので、寄附金 70,000 円は限度内 寄附金特別控除は、公益社団等への寄附金 40,000 円が対象 控除額 ③ 15,200 控除額=(寄附金-2,000 円)×40% =(40,000 円-2,000 円)×40%=15,200 円 個人住民税 基本控除 控除対象 寄附金額 70,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 30%が限度 3,460,000 円×30%=1,038,000 円が限度額なので、寄附金 70,000 円は全額対象 控除額 ④ 6,800 控除額=(寄附金-2,000 円)×10% =(70,000 円-2,000 円)×10%=6,800 円 個人住民税 特例控除 算出額 22,342 ふるさと納税の 3 万円のみ計算 算出額=(寄附金-2,000 円)×(90%-所得税率×1.021) =(30,000 円-2,000 円)×(90%-10%×1.021)=22,342 円 控除額 ⑤ 22,342 控除額は個人住民税所得割額の 20%が限度 227,500 円×20%=45,500 円が限度額なので、算出額 22,342 円は全額対象 軽減額合計 ⑥ 47,200 =②+③+④+⑤ 自己負担額 22,800 =①-⑥

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◆計算例5 ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税を行った場合(限度額内) 寄附のケース 寄附先 寄附金(円) 備考欄 ○○県 20,000 ふるさと納税 △△市 10,000 ふるさと納税 合計 ① 30,000 軽減額の計算 区分 金額(円) 計算等 個人住民税 基本控除 控除対象 寄附金額 30,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 30%が限度 3,460,000 円×30%=1,038,000 円が限度額なので、寄附金 30,000 円は全額対象 控除額 ② 2,800 控除額=(寄附金-2,000 円)×10% =(30,000 円-2,000 円)×10%=2,800 円 個人住民税 特例控除 算出額 22,342 算出額=(寄附金-2,000 円)×(90%-所得税率×1.021) =(30,000 円-2,000 円)×(90%-10%×1.021)=22,342 円 控除額 ③ 22,342 控除額は個人住民税所得割額の 20%が限度 227,500 円×20%=45,500 円が限度額なので、算出額 22,342 円は全額対象 個人住民税 申告特例控除 控除額 ④ 2,858 控除額=③×下表の割合 =22,342 円×79.79 分の 10.21=2,858 軽減額合計 ⑤ 28,000 =②+③+④ 自己負担額 2,000 =①-⑤ 申告特例控除額の計算に用いる割合 課税総所得金額 (人的控除差調整額控除後) 割合 備考欄 195 万円以下 84.895 分の 5.105 195 万円超 330 万円以下 79.79 分の 10.21 ←上記のケースは、この階層に該当 330 万円超 695 万円以下 69.58 分の 20.42 695 万円超 900 万円以下 66.517 分の 23.483 900 万円超 56.307 分の 33.693

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◆計算例6 ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税を行った場合(限度額超) 寄附のケース 寄附先 寄附金(円) 備考欄 ○○県 100,000 ふるさと納税 △△市 30,000 ふるさと納税 合計 ① 130,000 軽減額の計算 区分 金額(円) 計算等 個人住民税 基本控除 控除対象 寄附金額 130,000 控除対象寄附金額は総所得金額等の 30%が限度 3,460,000 円×30%=1,038,000 円が限度額なので、寄附金 130,000 円は全額対象 控除額 ② 12,800 控除額=(寄附金-2,000 円)×10% =(130,000 円-2,000 円)×10%=12,800 円 個人住民税 特例控除 算出額 102,132 算出額=(寄附金-2,000 円)×(90%-所得税率×1.021) =(130,000 円-2,000 円)×(90%-10%×1.021)=102,132 円 控除額 ③ 45,500 控除額は個人住民税所得割額の 20%が限度 限度額(227,500 円×20%=45,500 円)が算出額より小さいので、限度額を控除 個人住民税 申告特例控除 控除額 ④ 5,823 控除額=③×下表の割合 =45,500 円×79.79 分の 10.21=5,823 軽減額合計 ⑤ 64,123 =②+③+④ 自己負担額 65,877 =①-⑤ 申告特例控除額の計算に用いる割合 課税総所得金額 (人的控除差調整額控除後) 割合 備考欄 195 万円以下 84.895 分の 5.105 195 万円超 330 万円以下 79.79 分の 10.21 ←上記のケースは、この階層に該当 330 万円超 695 万円以下 69.58 分の 20.42 695 万円超 900 万円以下 66.517 分の 23.483 900 万円超 56.307 分の 33.693

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