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4 住宅用地等に対する課税標準の特例 1 住宅用地等に対する課税標準の特例第三章 固定資産税 第二節一の5の1 住宅用地に対する課税標準の特例 又は同 6の1 被災住宅用地の課税標準の特例 ( 同 2において準用する場合及び同 3( 同 4において準用する場合を含む ) の規定により読み替えて適用さ

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(1)

第四章 都市計画税

◆平成29年度改正事項◆ (1) 震災等により滅失し、又は損壊した家屋に代わるものとして、震災等の発生した日の属する年の翌年の3月31日 から起算して4年を経過する日までの間に取得され、又は改築された家屋について、取得又は改築から4年度間は、 当該家屋に係る固定資産税額及び都市計画税額のそれぞれ2分の1に相当する額を当該家屋に係る固定資産税額及 び都市計画税額から減額することとした。(法702の4の2、令56の84の2、規24の29の2)

1 課税客体等

 市町村は、都市計画法に基づいて行う都市計画事業又は土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する費用 に充てるため、当該市町村の区域で都市計画法第5条の規定により都市計画区域として指定されたもの(以下1において 「都市計画区域」という。)のうち同法第7条第1項に規定する市街化区域(当該都市計画区域について同項に規定する区 域区分に関する都市計画が定められていない場合には、当該都市計画区域の全部又は一部の区域で条例で定める区域)内 に所在する土地及び家屋に対し、その価格を課税標準として、当該土地又は家屋の所有者に都市計画税を課することがで きる。当該都市計画区域のうち同項に規定する市街化調整区域内に所在する土地及び家屋の所有者に対して都市計画税を 課さないことが当該市街化区域内に所在する土地及び家屋の所有者に対して都市計画税を課することとの均衡を著しく失 すると認められる特別の事情がある場合には、当該市街化調整区域のうち条例で定める区域内に所在する土地及び家屋に ついても、同様とする。(法702①)

2 課税標準及び納税義務者

 1の「価格」とは、当該土地又は家屋に係る固定資産税の課税標準となるべき価格(第三章第二節一の3《用途による 固定資産税の課税標準の特例》のイの⑩から⑫まで、、、、、、からまで、又はの規定の適用を受け る土地又は家屋にあっては、その価格にそれぞれ当該各項に定める率を乗じて得た額)をいい、1の「所有者」とは、当 該土地又は家屋に係る固定資産税について第三章第一節三《固定資産税の納税義務者》(償却資産に限って適用される規定 を除く。)において所有者とされ、又は所有者とみなされる者をいう。(法702②) (注1) 都市計画税に係る課税標準の特例については、固定資産税と併せて規定されているので、第三章第二節及び第十節を参照。(編者) (注2) 土地に対する都市計画税の負担調整措置については、第三章第六節に、都等における都市計画税の特例については、第三章第九節2以下 に、固定資産税と併記して収録。(編者)

3 非課税の範囲

① 国等に対する非課税  市町村は、国、非課税独立行政法人、国立大学法人等及び日本年金機構並びに都道府県、市町村、特別区、これらの組 合、財産区、地方開発事業団、合併特例区及び地方独立行政法人に対しては、都市計画税を課することができない。(法702 の2①) (注) 地方独立行政法人については、第三章第一節四の8を参照。 ② 用途による非課税  ①に規定するもののほか、市町村は、第三章第一節四の2から5まで、7若しくは9《固定資産税の非課税》又は同章 第二節三《固定資産税の免税点》の規定により固定資産税を課することができない土地又は家屋に対しては、都市計画税 を課することができない。(法702の2②)

(2)

4 住宅用地等に対する課税標準の特例

① 住宅用地等に対する課税標準の特例  第三章《固定資産税》第二節一の5の①《住宅用地に対する課税標準の特例》又は同6の①《被災住宅用地の課税標準 の特例》(同②において準用する場合及び同③(同④において準用する場合を含む。)の規定により読み替えて適用される 場合を含む。②において同じ。)の規定の適用を受ける土地に対して課する都市計画税の課税標準は、1の規定にかかわら ず、当該土地に係る都市計画税の課税標準となるべき価格の3分の2の額とする。(法702の3①) ② 小規模住宅用地等に対する課税標準の特例  第三章第二節一の5の③《小規模住宅用地に対する課税標準の特例》の規定又は同6の①の規定により読み替えて適用 される同5の③の規定の適用を受ける土地に対して課する都市計画税の課税標準は、1及び①の規定にかかわらず、当該 土地に係る都市計画税の課税標準となるべき価格の3分の1の額とする。(法702の3②)

5 税   率

 都市計画税の税率は、100分の0.3を超えることができない。(法702の4)

6 震災等により滅失等した家屋に代わる家屋等に対する都市計画税の減額

 市町村は、震災、風水害、火災その他の災害(以下6において「震災等」という。)により滅失し、又は損壊した家屋の 所有者(当該家屋が共有物である場合には、その持分を有する者を含む。)その他(1)で定める者が、(2)で定める区域内 に当該震災等の発生した日から同日の属する年の翌年の3月31日から起算して4年を経過する日までの間に、当該滅失し、 若しくは損壊した家屋に代わるものと市町村長が認める家屋を取得し、又は当該損壊した家屋を改築した場合における当 該取得され、又は改築された家屋に対して課する都市計画税については、当該家屋が取得され、又は改築された日(当該 家屋が当該震災等の発生した日以後において2回以上改築された場合には、その最初に改築された日。以下6において同 じ。)の属する年の翌年の1月1日(当該家屋が取得され、又は改築された日が1月1日である場合には、同日)を賦課期 日とする年度から4年度分の都市計画税に限り、政令で定めるところにより、当該家屋に係る都市計画税額のうち、6の 規定の適用を受ける部分に係る税額として(3)で定めるところにより算定した額(当該家屋が区分所有に係る家屋である 場合又は共有物である家屋である場合には、6の規定の適用を受ける部分に係る税額として各区分所有者(建物の区分所 有等に関する法律第2条第2項に規定する区分所有者をいう。)又は各共有者ごとに政令で定めるところにより算定した額 の合算額)の2分の1に相当する額を当該家屋に係る都市計画税額から減額するものとする。(法702の4の2) (注) 6を加える平成29年度改正規定は、平成29年4月1以後適用する。改正後の規定は、平成28年4月1日以後に発生した6に規定する震災等 に係る6に規定する家屋に対して課する平成29年度以後の年度分の都市計画税について適用する。(平29改法附1、19②) (政令で定める者) (1) 6に規定する(1)で定める者は、次に掲げる者とする。(令56の84の2①) (一) 6に規定する滅失し、又は損壊した家屋(以下「被災家屋」という。)の所有者(当該被災家屋が共有物である 場合には、その持分を有する者を含む。) (二) (一)に掲げる者((二)に規定する相続人を含む。)が個人である場合においてその者について相続があったとき におけるその者の相続人 (三) 6に規定する取得され、又は改築された家屋((3)において「特例適用家屋」という。)に個人である(一)に掲 げる者と同居するその者の三親等内の親族 (四) (一)に掲げる者((四)に規定する合併後存続する法人若しくは合併により設立された法人又は分割承継法人(法 人税法第2条第12号の3に規定する分割承継法人をいう。以下同じ。)を含む。)が法人である場合において、当該 法人が合併により消滅したときにおけるその合併に係る合併後存続する法人若しくは合併により設立された法人又 は当該法人が分割により被災家屋に係る事業を承継させたときにおけるその分割に係る分割承継法人 (政令で定める区域) (2) 6に規定する(2)で定める区域は、6に規定する震災等に際し被災者生活再建支援法が適用された市町村(特別 区を含み、地方自治法第252条の19第1項の市にあっては、当該市又は当該市の区若しくは総合区とする。)の区域と する。(令56の84の2②)

(3)

(政令で定めるところにより算定した金額) (3) 6に規定する(3)で定めるところにより算定した額は、次の各号に掲げる特例適用家屋の区分に応じ、当該各号 に定める額とする。(令56の84の2③) (一) 区分所有に係る特例適用家屋(第三章第一節一の表中(十二)に規定する区分所有に係る家屋(以下 (一)及び (5)において「区分所有に係る家屋」という。)である特例適用家屋をいう。以下(3)及び(5)において同じ。)及 び共有物である特例適用家屋以外の特例適用家屋  当該特例適用家屋に係る都市計画税額に、被災家屋の床面積 (当該被災家屋が区分所有に係る家屋であるときは、(1)の(一)に掲げる者が所有していた当該被災家屋の専有部 分(建物の区分所有等に関する法律第2条第3項に規定する専有部分をいう。(二)において同じ。)の床面積とし、 当該被災家屋が共有物であるときは、(1)の(一)に掲げる者が有していた当該被災家屋に係る持分の割合を当該被 災家屋の床面積に乗じて得た面積とする。(二)及び(三)において同じ。)を当該特例適用家屋の床面積で除して得た 数値(当該数値が1を超える場合には、1)を乗じて得た額 (二) 区分所有に係る特例適用家屋  当該特例適用家屋の専有部分に係る6に規定する区分所有者が10の規定によ りその例によることとされる第三章第一節三の④の規定により納付する義務を負うものとされる都市計画税額に、 被災家屋の床面積を当該特例適用家屋の専有部分の床面積で除して得た数値(当該数値が1を超える場合には、1) を乗じて得た額 (三) 共有物である特例適用家屋  当該特例適用家屋に係る都市計画税額に、被災家屋の床面積(当該被災家屋の 床面積が(1)の各号に掲げる者((7)において「特例対象者」という。)がそれぞれ有している特例適用家屋に係る 持分の割合を当該特例適用家屋の床面積に乗じて得た面積を超える場合には、当該面積)を当該特例適用家屋の床 面積で除して得た数値を乗じて得た額 (区分所有に係る家屋の床面積の算定) (4) (3)の規定の適用について、(3)中被災家屋((1)の(一)に規定する被災家屋をいう。(6)の(一)及び同(二)に おいて同じ。)で区分所有に係る家屋であるもの又は(3)の(二)に掲げる区分所有に係る特例適用家屋の専有部分の床 面積の算定に関しては、これらの家屋に共用部分がある場合には、その部分の床面積をこれを共用していた又は共用 すべき各区分所有者の専有部分の床面積の割合により配分して、それぞれの各区分所有者の専有部分の床面積に算入 するものとする。(規24の29の2①) (床面積その他の事項の算定に関し必要な事項) (5) (3)に定めるもののほか、被災家屋で区分所有に係る家屋であるもの又は(3)の(二)に掲げる区分所有に係る特 例適用家屋に共用部分があるときの(3)の各号の床面積その他の事項の算定に関し必要な事項は、(6)で定める。(令 56の84の2④) (総務省令で定める書類) (6) (5)に規定する(6)で定める書類は、次に掲げる書類とする。(規24の29の2②) (一) 被災家屋を所有していた者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地、被災家屋に代わ るものとして6の規定の適用を受けようとする家屋(以下(一)及び(二)において「代替家屋」という。)の所有者の 氏名又は名称、住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地及び個人番号(行政手続における特定の個人を識別す るための番号の利用等に関する法律第2条第5項に規定する個人番号をいう。以下(一)において同じ。)又は法人番 号(同法第2条第15項に規定する法人番号をいう。以下(一)において同じ。)(個人番号又は法人番号を有しない者 にあっては、氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地)並びに当該被災家屋及び当該代替家 屋の所在地を記載した書類並びに当該被災家屋が震災等(6に規定する震災等をいう。以下(一)及び(二)において 同じ。)により被害を受けたことについて当該被災家屋の所在地の市町村長が証する書類その他の当該被災家屋が当 該震災等により滅失し、又は損壊した旨を証する書類 (二) 被災家屋が震災等の発生した日の属する年の1月1日(当該震災等の発生した日が1月1日である場合には、 当該震災等の発生した日の属する年の前年の1月1日)を賦課期日とする年度の固定資産税に係る固定資産課税台 帳に登録されていた旨を証する書類その他の被災家屋が存したことを証する書類及び代替家屋の詳細を明らかにす る書類 (三) (1)の(二)から(四)までに掲げる者(以下(三)において「相続人等」という。)が、6の規定の適用を受けよう とする場合には、(一)及び(二)に掲げるもののほか、戸籍の謄本又は法人に係る登記事項証明書その他のその適用 を受けようとする者が相続人等に該当する旨を証する書類

(4)

(総務省令で定める書類の提出) (7) 特例対象者が6の規定の適用を受けようとする場合には、総務省令で定める書類を6に規定する市町村長に提出 しなければならない。(令56の84の2⑤)

7 納税管理人

 第三章第一節五の4《固定資産税の納税管理人》の規定により定められた固定資産税の納税管理人は、当該納税義務者 に係る都市計画税の納税管理人として、納税に関する一切の事項を処理しなければならない。(法702の5)

8 賦 課 期 日

 都市計画税の賦課期日は、当該年度の初日の属する年の1月1日とする。(法702の6)

9 納   期

 都市計画税の納期は、4月、7月、12月及び2月中において、当該市町村の条例で定める。ただし、特別の事情がある 場合においては、これと異なる納期を定めることができる。(法702の7①) (少額税額の一括徴収の特例) 注 都市計画税額(固定資産税をあわせて徴収する場合にあっては、都市計画税額と固定資産税額との合算額とする。) が市町村の条例で定める金額以下であるものについては、当該市町村は、9の規定によって定められた納期のうちい ずれか一の納期において、その全額を徴収することができる。(法702の7②)

10 賦課徴収等

 都市計画税の賦課徴収は、固定資産税の賦課徴収の例によるものとし、特別の事情がある場合を除くほか、固定資産税 の賦課徴収とあわせて行うものとする。この場合において、還付加算金、納期前の納付に対する報奨金又は延滞金の計算 については、都市計画税及び固定資産税の額の合算額によって第一編《総則》及び固定資産税について定められたこれら の計算規定を適用するものとする。(法702の8①) (不服申立て) (1) 都市計画税の賦課徴収に関する修正の申出及び不服申立て並びに出訴については、固定資産税の賦課徴収に関す る修正の申出及び不服申立て並びに出訴の例によるものとする。(法702の8②) (納付方法) (2) 都市計画税の納税義務者は、都市計画税に係る地方団体の徴収金を、固定資産税に係る地方団体の徴収金の納付 の例により納付するものとし、特別の事情がある場合を除くほか、固定資産税に係る地方団体の徴収金とあわせて納 付しなければならない。(法702の8③) (徴収金の区分) (3) 10の規定によって都市計画税を固定資産税とあわせて賦課徴収する場合において、都市計画税及び固定資産税に 係る地方団体の徴収金の納付があったときは、その納付額から督促手数料及び滞納処分費を控除した額を都市計画税 及び固定資産税の額にあん分した額に相当する都市計画税又は固定資産税に係る地方団体の徴収金の納付があったも のとする。(法702の8④) (納税通知書等の併用) (4) 10の前段の規定によって都市計画税を固定資産税とあわせて賦課徴収する場合においては、当該都市計画税の賦 課徴収に用いる納税通知書、納期限変更告知書、督促状その他の文書は、固定資産税の賦課徴収に用いるそれらの文 書とあわせて作成するものとする。(法702の8⑤) (納期限の延長) (5) 10の規定によって都市計画税を固定資産税とあわせて賦課徴収する場合において、市町村長が当該固定資産税の 納期限を延長したときは、当該納税者に係る都市計画税の納期限についても、同一期間延長されたものとする。(法702 の8⑥)

(5)

(減 免) (6) 10の前段の規定によって都市計画税を固定資産税とあわせて賦課徴収する場合において、市町村長が固定資産税 又は当該固定資産税に係る延滞金額を減免したときは、当該納税者に係る都市計画税又は当該都市計画税に係る延滞 金額についても、当該固定資産税又は当該固定資産税に係る延滞金額に対する減免額の割合と同じ割合によって減免 されたものとする。(法702の8⑦) (固定資産税の賦課徴収に関する罰則の準用) (7) 固定資産税に関する脱税の罪、滞納処分に関する罪及び滞納処分に関する検査拒否の罪の規定は、10の規定によ って固定資産税の賦課徴収の例により賦課徴収を行う都市計画税について準用する。(法702の8⑧)

11 都市計画税に関する取扱い

(市通9-4) ① 目的及び課税客体等に関する事項 (都市計画事業) (1) 「都市計画法に基づいて行う都市計画事業」とは、都市計画法第59条の規定による認可又は承認を受けて行う都 市計画施設の整備に関する事業及び市街地開発事業をいうものであること。 (土地区画整理事業) (2) 「土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業」とは、土地区画整理法第3条の規定に基づいて行う事業で あって、土地の区画形質の変更のための換地処分等の事業及び公共施設の新設又は変更に関する事業を指すものであ ること。 (都市計画事業等に要する費用) (3) 都市計画税を課することのできる「事業に要する費用」とは、次の各号によるべきものであること。 イ 既に実施した事業並びに現に実施中の事業及び今後実施することを決定せられた事業のために必要な直接、間接 の費用をいうものであること。したがって、例えば、当該事業の実施のため借入れた借入金の償還費等は含まれる のであるが、当該事業に関連して行われる事業のための費用は含まれないものであること。 ロ 事業の実施主体のいかんにかかわらず市町村の都市計画区域内において行われる都市計画事業又は土地区画整理 事業の実施に必要とする費用であるべきこと。したがって国又は都道府県の実施するこれらの事業に要する費用の 一部として、都市計画法第75条第1項若しくは土地区画整理法第119条第1項の規定に基づいて市町村の負担する費 用又は市町村の都市計画区域内において土地区画整理組合等が行う土地区画整理事業に対する市町村の補助金の財 源として都市計画税を起すことは差し支えないものであること。 ハ 都市計画税にその財源を求める部分は、都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用のうち、国の負担金、 受益者負担金等特定収入のあるものについては、これを控除した額によるものであること。 (既存の住宅に代えて住宅が建築中である土地及び被災住宅用地の取扱い) (4) 住宅用地については固定資産税と同様の趣旨から課税標準の特例措置が認められているものであり、既存の住宅 に代えて住宅が建築中である土地の取扱いについても、固定資産税と同様のものであること。また、法第349条の3の 3に規定する被災住宅用地の取扱いについても、固定資産税と同様のものであること。 (課税区域) (5) 都市計画法第7条第1項の区域区分に関する都市計画が当該市町村の区域について定められていない場合にあっ ては、都市計画区域の全部又は一部の区域で当該市町村の条例で定める区域内に所在する土地及び家屋に対して課税 することができるものであるが、課税区域を定めるに当たっては、次の諸点に留意すること。 (一) 農業振興地域の整備に関する法律第8条の規定により定められた農用地区域については、特に当該区域の利益 となる都市計画事業又は土地区画整理事業が施行される場合を除き、課税区域から除外することが適当であること。 (二) 市街地から著しく離れたへんぴな地域に所在する山林等のように一般に都市計画事業又は土地区画整理事業に よる受益が全くないと認められるものがある場合は、当該山林等の地域を課税区域から除外することが適当である こと。

(6)

② 賦課徴収に関する事項 (固定資産税との一括徴収) (1) 都市計画税は、都市計画税を課すべき土地又は家屋に係る固定資産税の課税標準となるべき価格を課税標準とし、 都市計画税を課すべき土地又は家屋に係る固定資産税の納税義務者を納税義務者として課するものであるので、その 賦課徴収については、年度途中で都市計画税を賦課徴収する等固定資産税と併せて徴収することが困難である場合を 除いては、両者を併せて賦課徴収すべきものであること。 (共用土地納税義務者の持分の割合の補正) (2) 法第352条の2第1項に規定する共用土地で同項各号に掲げる要件を満たすものに対して課する都市計画税につ いては、各共用土地納税義務者は、当該共用土地に係る持分の割合によってあん分した額を納付する義務を負うもの であるが、都市計画税についても、固定資産税と同様に、住宅用地に係る課税標準の特例措置が設けられているので、 地方税法施行規則第15条の4の持分の割合の補正の例により所要の補正を行うものであること。また、法第352条の2 第5項の規定により固定資産税額をあん分することを市町村長に申し出る場合においては、固定資産税に係る割合と 併せて都市計画税に係る割合も申し出るものであること。 (被災共用土地納税義務者の納付義務) (3) 法第352条の2第3項に規定する被災共用土地に対して課する被災年度の翌年度又は翌々年度の都市計画税につ いては、各被災共用土地納税義務者は、当該被災共用土地に係る持分の割合によってあん分した額を納付する義務を 負うものであるが、都市計画税についても、固定資産税と同様に、被災住宅用地に係る特例措置が設けられているの で、地方税法施行規則第15条の4の持分の割合の補正の例により所要の補正を行うものであること。また、法第352 条の2第6項の規定により固定資産税額をあん分することを市町村長に申し出る場合においては、固定資産税に係る 割合と併せて都市計画税に係る割合も申し出るものであること。  なお、これらの取扱いは、同条第4項に規定する従前の土地が被災共用土地である特定仮換地等における取扱いに ついても同様であること。 (一人別徴収簿等の処理) (4) 都市計画税を固定資産税と併せて徴収する場合において交付する納税通知書には、納税者に対し都市計画事業又 は土地区画整理事業に要する経費を分担する趣旨を明らかにするために、都市計画税決定の明細を付することを要す るが、総額及び各納期ごとに徴収すべき額についてはこれを区別することを要しないものであること。したがって一 人別徴収簿等の課税台帳についても同様に取り扱うこと。 ③ 歳入処理に関する事項 (一般会計に繰り入れる場合) (1) 都市計画税は、都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てるものであることを明らかにする必要が あるので、特別会計を設置しないで、一般会計に繰り入れる場合においては、都市計画税をこれらの事業に要する費 用に充てるものであることが明らかになるような予算書、決算書の事項別明細書あるいは説明資料等において明示す ることにより議会に対しその使途を明らかにするとともに、住民に対しても周知することが適当であること。 (余剰金が生じた場合) (2) 都市計画税を都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てた後にやむを得ず余剰金が生じた場合には、 これを後年度においてこれらの事業に充てるために留保し、特別会計を設置している場合には繰越しをし、設置して いない場合にはこのための基金を創設することが適当であること。 (余剰金が数年にわたって生じた場合) (3) 余剰金が数年にわたって生じるような状況となった場合においては、税率の見直し等の適切な措置を講ずべきも のであること。

(7)

④ 負担調整措置に関する事項 (土地に対する負担調整措置) (1) 土地に係る平成27年度から平成29年度までの各年度分の都市計画税については、激変緩和措置としての税負担の 調整措置は固定資産税と同様に講ずることとされていること。 (市街化区域農地に対する負担調整措置) (2) 特定市の市街化区域内の農地に対して課する都市計画税については、周辺宅地との課税の均衡を図ることとし、 固定資産税と同様の措置を講ずることとされているものであること。酢第三章第六節六~九参照図

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