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1. 近年における東アジア諸国との交流状況 (1 人の動き 25 千人 世界全体 千人 45 アセアン地域 訪日外国人旅行者 日

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1 目次 目次目次 目次 1.近年における東アジア諸国との交流状況:人流、物流 1.近年における東アジア諸国との交流状況:人流、物流1.近年における東アジア諸国との交流状況:人流、物流 1.近年における東アジア諸国との交流状況:人流、物流 2.交通・観光分野における取組 2.交通・観光分野における取組2.交通・観光分野における取組 2.交通・観光分野における取組 (1)航空・空港分野での取組 (1)航空・空港分野での取組(1)航空・空港分野での取組 (1)航空・空港分野での取組 (2)海運・港湾分野での取組 (2)海運・港湾分野での取組(2)海運・港湾分野での取組 (2)海運・港湾分野での取組 (3)海賊問題への取組 (3)海賊問題への取組(3)海賊問題への取組 (3)海賊問題への取組 (4)海洋汚染防止協力への取組 (4)海洋汚染防止協力への取組(4)海洋汚染防止協力への取組 (4)海洋汚染防止協力への取組 (5)観光分野での取組 (5)観光分野での取組(5)観光分野での取組 (5)観光分野での取組 3.建設分野における取組 3.建設分野における取組3.建設分野における取組 3.建設分野における取組 4.協力推進のためのフレームワーク 4.協力推進のためのフレームワーク4.協力推進のためのフレームワーク 4.協力推進のためのフレームワーク

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2 1)我が国の長引く不況にもかかわらず、経済・社会活動のグローバル 1)我が国の長引く不況にもかかわらず、経済・社会活動のグローバル 1)我が国の長引く不況にもかかわらず、経済・社会活動のグローバル 1)我が国の長引く不況にもかかわらず、経済・社会活動のグローバル  化、ボーダレス化等にともない、海外旅行者は、ほぼ着実に増加。  化、ボーダレス化等にともない、海外旅行者は、ほぼ着実に増加。  化、ボーダレス化等にともない、海外旅行者は、ほぼ着実に増加。  化、ボーダレス化等にともない、海外旅行者は、ほぼ着実に増加。 2)アジア経済危機の影響等から、我が国と 2)アジア経済危機の影響等から、我が国と 2)アジア経済危機の影響等から、我が国と

2)アジア経済危機の影響等から、我が国とASEANASEANASEANASEAN諸国との間の人の動き諸国との間の人の動き諸国との間の人の動き諸国との間の人の動き  は、減少後回復傾向を示している。  は、減少後回復傾向を示している。  は、減少後回復傾向を示している。  は、減少後回復傾向を示している。

1.近年における東アジア諸国との交流状況

1.近年における東アジア諸国との交流状況

1.近年における東アジア諸国との交流状況

1.近年における東アジア諸国との交流状況

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1) 人の動き

 人の動き

 人の動き

 人の動き

世界全体 世界全体世界全体 世界全体 アセアン地域アセアン地域アセアン地域アセアン地域 千人 出典:国際観光振興協会資料 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 千人 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 訪日アセアン旅行者 訪アセアン日本人旅行者 0 5000 10000 15000 20000 25000 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 訪日外国人旅行者 日本人旅行者

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2) 物の動き

 物の動き

 物の動き

 物の動き

1)我が国企業の東アジア諸国への進出、アジア諸国の経済力の向上等を 1)我が国企業の東アジア諸国への進出、アジア諸国の経済力の向上等を 1)我が国企業の東アジア諸国への進出、アジア諸国の経済力の向上等を 1)我が国企業の東アジア諸国への進出、アジア諸国の経済力の向上等を   背景として、東アジア地域との間で着実な物流量の増大が見られる。   背景として、東アジア地域との間で着実な物流量の増大が見られる。   背景として、東アジア地域との間で着実な物流量の増大が見られる。   背景として、東アジア地域との間で着実な物流量の増大が見られる。 出典:国土交通省、財務省資料 出典:国土交通省、財務省資料出典:国土交通省、財務省資料 出典:国土交通省、財務省資料 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 百万トン 1980 1984 1988 1992 1996 2000 我が国発着の海上コンテナ量 その他 東南アジア 近海 欧州地中海 北米

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4 1)我が国での産業活動を支え、東アジア地域との人流・物流活発化を 1)我が国での産業活動を支え、東アジア地域との人流・物流活発化を 1)我が国での産業活動を支え、東アジア地域との人流・物流活発化を 1)我が国での産業活動を支え、東アジア地域との人流・物流活発化を   促進するため、国際拠点空港整備は喫緊の課題。   促進するため、国際拠点空港整備は喫緊の課題。   促進するため、国際拠点空港整備は喫緊の課題。   促進するため、国際拠点空港整備は喫緊の課題。

2.交通・観光分野における取組

2.交通・観光分野における取組

2.交通・観光分野における取組

2.交通・観光分野における取組

(1-①)航空・空港分野での取組

(1-①)航空・空港分野での取組

(1-①)航空・空港分野での取組

(1-①)航空・空港分野での取組

日本・ASEAN主要空港乗降客数 マレーシア (クアラルンプール) `99 14,779 `90 - マレーシア (クアラルンプール) `99 14,779 `90 - シンガポール `99 24,490 `90 14,406 シンガポール `99 24,490 `90 14,406 タイ(バンコク) `99 25,689 `90 14,349 タイ(バンコク) `99 25,689 `90 14,349 フィリピン(マニラ) `99 12,509 `90   - フィリピン(マニラ) `99 12,509 `90   - インドネシア (ジャカルタ) `99 8,228 `90 7,526 インドネシア (ジャカルタ) `99 8,228 `90 7,526 1999年旅客数 1990年旅客数 (単位:千人) 大阪 (関西&伊丹) `99 18,753 15,937  `90 23,512 (伊丹) 大阪 (関西&伊丹) `99 18,753 15,937  `90 23,512 (伊丹) 東京 (成田&羽田)`99 23,266 54,307 `90 19,257 40,118 東京 (成田&羽田) `99 23,266 54,307 `90 19,257 40,118 出典:ICAO統計 日本・ASEAN主要空港取扱貨物量 マレーシア (クアラルンプール) `99 431.1 `90 - マレーシア (クアラルンプール) `99 431.1 `90 - シンガポール `99 1,500.4 `89 577.4 シンガポール `99 1,500.4 `89 577.4 タイ(バンコク) `99 806.6 `90 404.3 タイ(バンコク) `99 806.6 `90 404.3 フィリピン(マニラ) `99 364.9 `88 165.0 フィリピン(マニラ) `99 364.9 `88 165.0 インドネシア (ジャカルタ) `99 270.4 `90 164.3 インドネシア (ジャカルタ) `99 270.4 `90 164.3 1999年貨物量 1990年貨物量 (単位:千トン) 大阪 (関西&伊丹) `99 831.5 135.6 `90 445.7 (伊丹) 大阪 (関西&伊丹) `99 831.5 135.6 `90 445.7 (伊丹) 東京 (成田&羽田) `99 1,797.5 615.1 `90 1,361.2 484.9 東京 (成田&羽田) `99 1,797.5 615.1 `90 1,361.2 484.9 出典:ICAO統計

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5 2)しかしながら、国際拠点空港整備の遅れにより、東京圏においては 2)しかしながら、国際拠点空港整備の遅れにより、東京圏においては 2)しかしながら、国際拠点空港整備の遅れにより、東京圏においては 2)しかしながら、国際拠点空港整備の遅れにより、東京圏においては 現在の需要にも対応しきれていない状況。この状況を一刻も早く解消  現在の需要にも対応しきれていない状況。この状況を一刻も早く解消  現在の需要にも対応しきれていない状況。この状況を一刻も早く解消  現在の需要にも対応しきれていない状況。この状況を一刻も早く解消  ることが先決問題。 ることが先決問題。 ることが先決問題。 ることが先決問題。 ○アジア・オセアニア(9か国)   モルジブ、カンボジア、ラオス、マーシャル、西  サモア、アフガニスタン、ナウル、ヴァヌアツ、  パラオ ○中近東(1か国)   サウジアラビア ○旧ソ連諸国(1か国)   ウズベキスタン ○東欧(4か国) ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラビア、スロ  ヴァキア ○西欧(4か国) ポルトガル、アイルランド、ルクセンブルク、マ  ルタ ○中南米(6か国) ジャマイカ、コロンビア、チリ、パナマ、グァテ  マラ、ウルグアイ ○アフリカ(9か国)   ケニア、モロッコ、モーリシャス、タンザニア、  マダガスカル、ウガンダ、セーシェル、コンゴー  民主、チュニジア 日本に航空協定締結を申し入れている国 日本に航空協定締結を申し入れている国 日本に航空協定締結を申し入れている国 日本に航空協定締結を申し入れている国

合計34か国

 空港滑走路延長と旅客数の推移  空港滑走路延長と旅客数の推移 空港滑走路延長と旅客数の推移  空港滑走路延長と旅客数の推移 (昭和 (昭和(昭和 (昭和44年(年(年(1969年)度を100とする)年( 年)度を100とする)年)度を100とする)年)度を100とする)

(1-②)航空・空港分野での取組

(1-②)航空・空港分野での取組

(1-②)航空・空港分野での取組

(1-②)航空・空港分野での取組

(平成14年7月現在) ※国土交通省資料より

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(2)海運・港湾分野での取組

(2)海運・港湾分野での取組

(2)海運・港湾分野での取組

(2)海運・港湾分野での取組

【1999年】合計:4,149万TEU 409万TEU (10%) 欧 州 北 米 740万TEU (18%) 1,021万TEU (25%) その他 1,312万TEU (32%) アジア アジア域内 667万TEU (16%) 【1990年】合計:2,341万TEU 305万TEU (13%) 289万TEU (12%) 534万TEU(23%) 欧 州 北 米 アジア アジア域内 その他 863万TEU (37%) (15%) 350万TEU 注)カッコ内は流動間の割合 出典:日本郵船、商船三井資料 1)我が国企業の進出、アジア諸国の経済力向上等を背景として、アジ 1)我が国企業の進出、アジア諸国の経済力向上等を背景として、アジ 1)我が国企業の進出、アジア諸国の経済力向上等を背景として、アジ 1)我が国企業の進出、アジア諸国の経済力向上等を背景として、アジ   ア発着及び域内のコンテナ貨物の増大が顕著。   ア発着及び域内のコンテナ貨物の増大が顕著。   ア発着及び域内のコンテナ貨物の増大が顕著。   ア発着及び域内のコンテナ貨物の増大が顕著。 2)海上輸送力強化は、東アジア経済圏の一層の発展・統合を物流面か 2)海上輸送力強化は、東アジア経済圏の一層の発展・統合を物流面か 2)海上輸送力強化は、東アジア経済圏の一層の発展・統合を物流面か 2)海上輸送力強化は、東アジア経済圏の一層の発展・統合を物流面か   ら支えていく重要な経済インフラ。   ら支えていく重要な経済インフラ。   ら支えていく重要な経済インフラ。   ら支えていく重要な経済インフラ。 3)我が国港湾施設・サービスの改善に加え、 3)我が国港湾施設・サービスの改善に加え、 3)我が国港湾施設・サービスの改善に加え、

3)我が国港湾施設・サービスの改善に加え、ASEANASEANASEAN諸国港湾のコンテナASEAN諸国港湾のコンテナ諸国港湾のコンテナ諸国港湾のコンテナ   化への協力を実施。   化への協力を実施。   化への協力を実施。   化への協力を実施。 (対90年比約77%増) (対90年比約77%増)(対90年比約77%増) (対90年比約77%増)

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7 1)マラッカ海峡を中心とした海域は、我が国を含む東アジア諸国にとっ 1)マラッカ海峡を中心とした海域は、我が国を含む東アジア諸国にとっ 1)マラッカ海峡を中心とした海域は、我が国を含む東アジア諸国にとっ 1)マラッカ海峡を中心とした海域は、我が国を含む東アジア諸国にとっ   ての交通上の生命線。しかし、近年、これら海域で海賊行為が頻発。   ての交通上の生命線。しかし、近年、これら海域で海賊行為が頻発。   ての交通上の生命線。しかし、近年、これら海域で海賊行為が頻発。   ての交通上の生命線。しかし、近年、これら海域で海賊行為が頻発。   全世界での約半数にも上っている。   全世界での約半数にも上っている。   全世界での約半数にも上っている。   全世界での約半数にも上っている。 2)我が国海上保安庁を始め、関係国海上警備機関による協力取締により、 2)我が国海上保安庁を始め、関係国海上警備機関による協力取締により、 2)我が国海上保安庁を始め、関係国海上警備機関による協力取締により、 2)我が国海上保安庁を始め、関係国海上警備機関による協力取締により、   昨年は減少。   昨年は減少。   昨年は減少。   昨年は減少。

(3)海賊問題への取組

(3)海賊問題への取組

(3)海賊問題への取組

(3)海賊問題への取組

海賊・船舶に対する武装強盗事件等発生状況 178 257 173 100 109 133 80 132 228 252 210 309 471 370 10 31 39 19 18 11 8 0 100 200 300 400 500 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001年 暦年 件数 東アジア海域での件数 日本関係船舶(全海域) (注)国際海事機関(IMO)及び国土交通省調べ

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8 1)マラッカ海峡等での大規模な原油流出事故は、通航禁止措置を招く 1)マラッカ海峡等での大規模な原油流出事故は、通航禁止措置を招く 1)マラッカ海峡等での大規模な原油流出事故は、通航禁止措置を招く 1)マラッカ海峡等での大規模な原油流出事故は、通航禁止措置を招く  恐れがあるなど、関係国全てに対する経済安全保障上の重大問題。  恐れがあるなど、関係国全てに対する経済安全保障上の重大問題。  恐れがあるなど、関係国全てに対する経済安全保障上の重大問題。  恐れがあるなど、関係国全てに対する経済安全保障上の重大問題。 2)関係国の油流出事故への即応能力を高めるため、我が国は関係国に 2)関係国の油流出事故への即応能力を高めるため、我が国は関係国に 2)関係国の油流出事故への即応能力を高めるため、我が国は関係国に 2)関係国の油流出事故への即応能力を高めるため、我が国は関係国に  対する支援を行ってきている。  対する支援を行ってきている。  対する支援を行ってきている。  対する支援を行ってきている。

(4)海洋汚染防止協力への取組

(4)海洋汚染防止協力への取組

(4)海洋汚染防止協力への取組

(4)海洋汚染防止協力への取組

マラッカ海峡 マラッカ海峡マラッカ海峡 マラッカ海峡 ロンボク海峡 ロンボク海峡 ロンボク海峡 ロンボク海峡 マカッサル海峡 マカッサル海峡 マカッサル海峡 マカッサル海峡

我が国のオイルルート

我が国の地域別原油輸入量 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 5000 1985 2000 年 千b/d その他 東南アジア 中東 全輸入量 の95%が ASEAN海 域を経由 スンダ海峡 スンダ海峡 スンダ海峡 スンダ海峡 出展:石油連盟「石油資料月報」

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9 1)観光交流促進は、多様な文化を抱える東アジア諸国民間の相互理解 1)観光交流促進は、多様な文化を抱える東アジア諸国民間の相互理解 1)観光交流促進は、多様な文化を抱える東アジア諸国民間の相互理解 1)観光交流促進は、多様な文化を抱える東アジア諸国民間の相互理解 を深めるための最重要課題の一つ。人的ネットワークの拡充はあらゆ  を深めるための最重要課題の一つ。人的ネットワークの拡充はあらゆ  を深めるための最重要課題の一つ。人的ネットワークの拡充はあらゆ  を深めるための最重要課題の一つ。人的ネットワークの拡充はあらゆ  側面での安定、発展の基礎。 側面での安定、発展の基礎。 側面での安定、発展の基礎。 側面での安定、発展の基礎。 2)観光収入は途上国にとり、概ね最大のサービス貿易収入項目。 2)観光収入は途上国にとり、概ね最大のサービス貿易収入項目。 2)観光収入は途上国にとり、概ね最大のサービス貿易収入項目。 2)観光収入は途上国にとり、概ね最大のサービス貿易収入項目。 3) 3) 3)

3)ASEANASEANASEANASEAN諸国からの訪日旅行者数の増加も課題。諸国からの訪日旅行者数の増加も課題。諸国からの訪日旅行者数の増加も課題。諸国からの訪日旅行者数の増加も課題。

(5)観光分野での取組

(5)観光分野での取組

(5)観光分野での取組

(5)観光分野での取組

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 (千人) インドネシア マレイシ ア フィリピンシンガポール タイ 他のASE AN諸国 日本 その他 ※ その他には、ASEAN各国間の旅行者を含む。 3,062 337.8 0 400 800 1,200 1,600 2,000 2,400 2,800 3,200 3,600 (万人) ASEAN合計 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 (千人) インドネ シア マレイシア フィリピンシンガ ポール タイ 日本 その他 ※ その他には、ASEAN各国間の旅行者を含む。 1,811 31.2 0 400 800 1,200 1,600 2,000 (万人) ASEAN5ヶ国合計 1999年 年 年 年 ASEAN各国を訪問した外国人旅行者数各国を訪問した外国人旅行者数各国を訪問した外国人旅行者数各国を訪問した外国人旅行者数 1999年 年 年 年 ASEAN5ヶ国からの旅行者数ヶ国からの旅行者数ヶ国からの旅行者数ヶ国からの旅行者数 ※世界観光機関(WTO)資料より

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10 (注):建設投資額は、韓国・台湾・シンガポール・タイについては総 固定資本形成、香港については固定資本形成、マレーシア・インドネ シアについては建設部門によるGDP、フィリピンについては建設部 門による総付加価値。 (注):建設投資額は、タイについては総固定資本形成、インドネシア・マ レーシアについては建設部門によるGDP、フィリピンについては建設部 門による総付加価値。 1)アセアンのポテンシャルは高く、建設投資についても、一旦通貨危機 により落ち込んでいたが、その後底堅い動きとなっている。

3.建設分野での取組

3.建設分野での取組

3.建設分野での取組

3.建設分野での取組

アジア(韓国・台湾・香港・シンガポール・タイ・インドネシア・マレーシア・フィリ ピン)の建設市場の推移 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 名目建設投資 名目GDP 名目建設投資 109,675 128,894 138,329 160,600 168,274 196,843 213,269 190,411 125,112 125,199 121,461 113,112 名目GDP 936,712 1,058,68 1,187,12 1,345,66 1,288,36 1,487,02 1,612,21 1,551,98 1,156,53 1,333,39 1,441,22 1,349,16 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 (百万ド (百万ドル) 出典:CEICデータベース タイ・インドネシア・マレーシア・フィリピンの建設市場の推移 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 フィリピン インドネシア マレーシア タイ フィリピン 2,574 2,237 2,672 2,840 3,493 4,111 4,814 5,285 3,801 4,229 4,040 3,596 イ ンドネシア 14,959 17,235 19,550 25,433 12,877 15,349 18,052 17,349 5,777 8,181 8,776 8,538 マレーシア 1,178 1,370 1,682 1,905 2,253 2,948 3,539 3,535 2,138 2,119 2,247 2,239 タイ 16,426 19,554 21,643 23,873 28,788 33,018 36,134 22,662 11,854 11,073 9,439 8,662 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 (百万ド 出典:CEICデータベース

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11 2)我が国建設業の海外受注額8,083億円のうち72%がアジア地域で あるが、さらにこのうちアセアン地域の全体受注の42%に達している。 また、我が国ODA供与額のうち、アセアン地域は32%を占め、最重要 地域となっている。 海外建設業受注実績(2001年度) アジア(ASEAN以外) 30% ASEAN 42% 東欧 3% 欧州 6% 大洋州 2% 中東 0% アフリカ 3% 北米 12% 中南米 2% 出典:海外建設協会調べ 日本の主要ODA供与相手国・地域(2000年) 中国 8% その他のアジア 14% その他 46% ASEAN 32% 出典:外務省

(12)

12 3)我が国の建設業界も、アセアンに重点をおいて活動している。 日本の建設企業の海外における日本人社員数(2001年3月) ASEAN以外アジ ア 27% 中南米 4% ASEAN 49% 欧州 4% 北米 7% 大洋州 2% アフリカ 4% 東欧 1% 中東 2% 出典:海外建設協会調べ 日本の建設業が進出している国一カ国当たりの日本人社員数 123.8 17.6 0 20 40 60 80 100 120 140 ASEAN ASEAN以外 単位:人 出典:海外建設協会調べ

(13)

13 4)しかしながら、投入している人的資源に比べ受注高は必ずしも高くはな い。 日本の海外建設企業の日本人社員一人当たり受注高 358 427 320 340 360 380 400 420 440 ASEAN ASEAN以外 単位:百万円 出典:海外建設協会調べ

(14)

14 5)また、ASEANにおける建設受注額は、近年減少傾向にある。 日本の建設企業のアセアンにおける受注額 902,662 667,176 442,853 180,263 443,294 340,190 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 1,000,000 1996年度 1997年度 1998年度 1999年度 2000年度 2001年度 (百万円) 出典:海外建設協会調べ

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15 6)アセアン諸国に進出している日本の建設企業等からは、建設企業の活動 の障害となっている制度、慣行について、下の図のとおり様々な改善要望が 寄せられている。 A S E A N 諸 国 ( W T O 加 盟 国 ) 進 出 建 設 企 業 か ら の 要 望 事 項 件 数 2 4 8 5 5 9 1 1 2 3 4 1 0 0 5 1 0 1 5 2 0 2 5 3 0 外 資 比 率 規 制 ・ J V 義 務 人 の 移 動 支 店 開 設 禁 止 等 不 動 産 取 引 規 制 免 許 に 係 る 差 別 的 扱 い 等 政 府 調 達 税 制 送 金 規 制 そ の 他 出 典 : 2 0 0 1 年 1 月 国 土 交 通 省 調 べ ( 件 )

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16 7)日アセアンのポテンシャルを高めるためには、人・物・サービスの移動を円滑 に進める必要がある。 1.APECの参加国間で技術資格に関す 1.APECの参加国間で技術資格に関す 1.APECの参加国間で技術資格に関す 1.APECの参加国間で技術資格に関す る相互承認に基づく有資格技術者の る相互承認に基づく有資格技術者のる相互承認に基づく有資格技術者の る相互承認に基づく有資格技術者の 流動化を促進することを目的とした相 流動化を促進することを目的とした相流動化を促進することを目的とした相 流動化を促進することを目的とした相 互承認の枠組み 互承認の枠組み互承認の枠組み 互承認の枠組み 2.当初加盟 2.当初加盟 2.当初加盟 2.当初加盟:日本、オーストラリア、カナ 香港・中国、韓国、マレイシア、ニュー ジーランド(7カ国)   追加加盟追加加盟追加加盟追加加盟:米国、フィリピン、インドネシ ア(2001.10) 3.対象分野 3.対象分野 3.対象分野 3.対象分野:土木、構造、地質、環境、機 械、電気、経営工学、鉱業、化学、情 報、生物工学(11分野)。    日本は土木と構造について技術士、 一級建築士を対象としたAPECエンジ ニアの認定を開始。 これに資するものの一つとしてAPECエ ンジニア相互承認プログラムがある。

ASEAN

日 本

(17)

17 1)世界的な地域経済統合が進む中、我が国の地理的環境、経済活動等を考える 1)世界的な地域経済統合が進む中、我が国の地理的環境、経済活動等を考える 1)世界的な地域経済統合が進む中、我が国の地理的環境、経済活動等を考える 1)世界的な地域経済統合が進む中、我が国の地理的環境、経済活動等を考える   と、東アジア諸国との関係強化は必然的。この流れを交通・観光分野におい   と、東アジア諸国との関係強化は必然的。この流れを交通・観光分野におい   と、東アジア諸国との関係強化は必然的。この流れを交通・観光分野におい   と、東アジア諸国との関係強化は必然的。この流れを交通・観光分野におい   てもしっかりと支えていく必要がある。   てもしっかりと支えていく必要がある。   てもしっかりと支えていく必要がある。   てもしっかりと支えていく必要がある。 2)交通分野:将来的に「 2)交通分野:将来的に「 2)交通分野:将来的に「

2)交通分野:将来的に「ASEANASEANASEANASEAN+3+3+3+3((((東アジア)交通大臣会合」を目標。その 東アジア)交通大臣会合」を目標。その 東アジア)交通大臣会合」を目標。その 東アジア)交通大臣会合」を目標。その    第一ステップとして「日=

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  第一ステップとして「日=ASEANASEANASEANASEAN」」」でのハイレベル協議を進める予定。」でのハイレベル協議を進める予定。でのハイレベル協議を進める予定。でのハイレベル協議を進める予定。 3)観光分野:「

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3)観光分野:「ASEANASEANASEANASEAN+3+3+3観光大臣会合」が本年1月に発足。域内の旅行容易+3観光大臣会合」が本年1月に発足。域内の旅行容易観光大臣会合」が本年1月に発足。域内の旅行容易観光大臣会合」が本年1月に発足。域内の旅行容易  化、人材育成等について合意。  化、人材育成等について合意。  化、人材育成等について合意。  化、人材育成等について合意。

4.協力推進のためのフレームワーク

4.協力推進のためのフレームワーク

4.協力推進のためのフレームワーク

4.協力推進のためのフレームワーク

アセアン観光大臣会議 アセアン首脳会議 アセアン交通大臣会議

アセアン+3観光大臣会議 アセアン+3観光大臣会議アセアン+3観光大臣会議 アセアン+3観光大臣会議 日アセアン首脳会議 日アセアン交通大臣会議 日アセアン交通大臣会議日アセアン交通大臣会議 日アセアン交通大臣会議 本年9月に次官級を予定 来年秋に閣僚級を予定 本年1月開催 陸運WG 海運WG ・ ・ WGレベルでは、これまでも 必要に応じて日本から協力  ①より緊密な地域経済統合に向けての連携  ②広域的な環境問題への対応  ③交通のセキュリティー強化  ④新技術による安全性強化 等 本年11月に開催予定 (アセアン+3交通大臣会議) (アセアン+3交通大臣会議)(アセアン+3交通大臣会議) (アセアン+3交通大臣会議)

(1

1) 交通・観光分野

 交通・観光分野

 交通・観光分野

 交通・観光分野

(今後の目標。)

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18 日アセアン経済連携強化 日アセアン経済連携強化日アセアン経済連携強化 日アセアン経済連携強化((((CEPCEPCEPCEP))))専門家グループ専門家グループ専門家グループ専門家グループ 日アセアン経済大臣会議 日アセアン経済大臣会議 日アセアン経済大臣会議 日アセアン経済大臣会議 日アセアン首脳会議 1)我が国建設企業等からの改善要望については、国土交通省として も、日アセアン経済大臣会議の下に設けられている日アセアン経済連 携強化(CEP)専門家会合においてアセアン諸国に対し説明を行っ たほか、WTOサービス交渉において自由化要求を行うなど、円滑な 事業の展開に尽力。 FTAの方向性につき 報告書提出 経済分野の協議 国土交通省 我が国建設 企業等から の改善要望 今年9月に予定 FTAの方向性につき 報告書提出 今年11月に予定

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2) 建設分野

 建設分野

 建設分野

 建設分野

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19 2)その他、アセアン都市交通セミナー、アセアンITS専門家会議等のフレー ムを活用して、以下のとおりの協力を行っている。

アセアン都市交通セミナー

• 都市交通問題や都市環境問題が深刻 化しているアセアン諸国の都市交通分 野の行政官を対象に、1992年より計 5回開催 • 開催経緯  第1回 1992年インドネシア 第2回 1994年千葉市 第3回 1996年マレーシア 第4回 1998年福岡市 第5回 2000年フィリピン

アセアンITS(高度道路交通

システム)専門家会議

• 日本におけるITS関連の研究開発に 倣い、アセアン諸国による「アセアンIT Sポリシーフレームワーク」を創ろうと するプロジェクトが進行中. • このためのアセアンITS専門家会議に、 我が国よりITS専門家を派遣 • 第1回 2002年シンガポール

参照

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