乗合自動車車内無線LANアクセスポイント機器設置契約書(一次設置者) この契約書は、横浜市交通局(以下「甲」という。)が、○○○○(以下「乙」という。)横浜 市乗合自動車利用者の利便性の向上を図るため、横浜市乗合自動車車両に無線LANアクセスポイ ント機器(以下「無線LAN機器」という。)の設置及びその運用について次の通り契約を締結す る。 (目的) 第 1 条 乙は、甲の指定した営業所の全車両(小型バス等甲が設置困難と指定する車両を除く)に、 乙の負担により無線LAN機器を設置し、運用を開始するものとする。 (横浜市交通局乗合自動車内公衆無線LAN募集要綱の法的効力) 第2条 横浜市交通局乗合自動車内公衆無線LAN募集要綱の記載事項は、本契約の一部としての 法的効力を有するものとする。 (信義誠実等の義務) 第3条 甲、乙は、信義を重んじ、誠実にこの契約を履行しなければならない。 (設置許可) 第4条 本事業は、甲の乗合自動車車内の一部を占用して行うことになるため、無線LAN機器の 設置・運用にあたっては、甲から乙に対し、設置許可を行う。 (設置使用料) 第5条 甲は、第4条に定める許可に基づき、乙から設置使用料を徴収する。又、無線LAN機器 が乗合自動車の電力を使用するため、その実費負担として電気使用料も併せて徴収する。 2 設置使用料と電気使用料は、無線LAN機器等一式の1基につき、1か月当たり○○○円(設 置使用料と電気使用料の合計額。消費税別途)を最低額として契約で定める額とする。 (設置料の納付) 第6条 乙は、第5条第2項に定める料金については、甲の指定する期日までに甲の発行する納入 通知書により、甲に納入するものとする。 2 乙は、前項に定める期日までに料金を納入しないときは、横浜市契約規則(昭和 39 年3月 31 日規則第 59 号)第 43 条の規定に基づき算出した額を遅延利息として甲に納入しなければならな い。 (契約保証金) 第7条 契約保証金は免除する。 (契約期間) 第8条 この契約の期間は、甲が許可する日から平成○年○月○日までとし、それ以降については 甲、又は乙から申し入れのない限り、この契約期間を1年間延長するものとする。 2 前項に定める延長は5回を限度とし、それ以降の無線LAN機器の設置及び契約方法等につい ては、その時点における運用実績、及び社会情勢等に基づき甲乙で協議する。 (権利譲渡等の禁止) 第9条 乙はこの契約による権利義務を第三者に譲渡し、又は担保に供してはならない。 (設置作業時間)
第 10 条 設置工事の可能な日時は原則として、平日の9時から 17 時のうち、以下の各号の定める 時間とする。 (1) 乗務員の休憩等で 40 分から 60 分程度停車しているとき。 (2) 予備車両として運行の予定がないとき。 (3) 点検・整備等で運行していないとき。ただし、甲の作業を阻害しないこと。 (設置条件) 第 11 条 乙の設置する機器が甲の乗合自動車に設置の他の車載機器の正常な動作に支障を与える ことのないようにしなければならない。 2 乙の設置する機器が、甲の乗合自動車に設置の他の車載機器の正常な動作の障害となっている と甲が判断した場合は、甲の指示に基づき、機器の稼動停止等の速やかな対応をとること。 3 車内で発生するノイズに対して誤作動しないこと。 4 乙の設置する機器が稼動中に発する音、光、熱等が、乗務員の運転に支障を与えないこと。 5 乗合自動車車両に搭載している甲の業務用通信機器が使用する電波との干渉が発生しないこ と。 6 電源はヒューズボックスより、独立した配線で確保すること。(エレクトロタップにより、既 設の配線を分岐させることはできない。) 7 乗合自動車車内では、定期的に水を使用する床清掃を行うため、シート背面や床面近くに機器 を設置する場合は、防水対策を施すこと。 8 乙は無線LAN機器の動作に必要な容量を超えて電力を使用してはならない。 (車両移動時等の対応) 第 12 条 無線LANサービスの対象となる営業所に、新車の導入や他営業所からの移籍等により、 無線LAN機器未設置の車両が生じた場合は、速やかに取付けを行う。 2 車両が他の営業所へ移籍する時は、甲が認めた場合を除き、無線LAN機器を撤去する。 3 無線LAN機器を取り付けた車両が廃車となる時は、事前に無線LAN機器を撤去する。 (許可の取消し) 第 13 条 次の各号に該当する場合は、甲による許可を一部、又は全部の車両について取り消すこ とがある。 (1) 公用、又は公共の用に供するために、無線LAN機器の設置スペースや使用電力が支障とな ったとき。 (2) 甲の乗合自動車事業の都合により必要となったとき。 (3) 乙が本契約に記載の禁止事項や制約条件等に違反したとき。 (履行期限) 第 14 条 乙は、契約締結の日から 6 か月以内に無線LAN機器を指定された全車両に設置しなけ ればならない。 (履行期限の延長) 第 15 条 乙は、その責めに帰すことができない理由により履行期限内に設置を完了することがで きないときは、その理由を明示した書面により、甲に履行期限の延長を請求することができる。 2 甲は、前項の規定による請求があった場合において、必要があると認められるときは、履行期 限を延長しなければならない。甲は、その履行期限の延長が甲の責めに帰すべき理由による場合 において、乙に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。
(機密保持) 第 16 条 甲、及び乙は、本契約の履行により知り得た情報のうち、情報提供時に当事者が秘密で ある旨明示した情報(以下「秘密情報」という。)を、本契約期間中、及び契約期間終了後、公 表し、又は第三者に漏らしてはならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するものを除く。 (1) 開示当事者の秘密情報を一切使用することなく受領当事者が独自に開発した情報 (2) 本契約に違反することなく、かかる情報を開示する権限を有する第三者から、何らの制限な く受領当事者が取得した情報 (3) 開示の際に既に公知となっていた情報、又は受領当事者の責に帰すべき事由によらず公知と なった情報 (4) 裁判所、行政機関その他の政府機関の命令、又は要求に基づいて開示される情報(ただし、 受領当事者がその旨直ちに開示当事者に通知し、係る情報の一般への開示を防止するために合 理的な最善の努力を尽くすことを条件とする。) 2 甲、及び乙は、本契約の履行において関与する自己の従業員、役員、代理人又は第三者委託先 についても、前項の義務の履行を遵守させなければならない。 (解除) 第 17 条 甲は、以下の各号のいずれかに該当する場合には、この契約を直ちに解除することがで きる。この時、乙は、遅滞なく自己の費用で無線LAN機器を撤去し、かつ、甲の指示する現状 に復さなければならない。この場合、乙は、乙に生じた損害について、甲に対して賠償金、保証 金等の名目にかかわらず、一切の請求ができないものとし、かつ、第三者に与えた損害は、乙の 責任において保証するものとする。 (1) 乙がこの契約に違反したとき、又はこの契約の義務を履行する見込みのないとき。 (2) 甲の事業上の都合により解除の必要が生じたとき。 (3) 法または監督官庁の指示、勧告その他、甲の責任でない事由により契約を履行できなくなっ たとき。 2 甲は神奈川県警察本部長からの通知又は回答により、乙が次の各号のいずれかに該当するとき は、この契約を解除することができる。 (1) 横浜市暴力団排除条例(平成 23 年 12 月横浜市条例 51 号。以下本条において、「条例」とい う。)第2条第2号に指定する暴力団(以下、「暴力団」という。)、条例第2条第4号に規定す る暴力団員等(以下、「暴力団員等」という。)、条例第2条第5号に規定する暴力団経営支配 法人、又は条例第7条に規定する暴力団員等と密接な関係を有すると認められるものであると き。 (2) 神奈川県暴力団排除条例(平成 22 年神奈川県条例第 75 号)第 23 条第1項または2項に違 反している事実があるとき。 (3) 乙が、この契約に関して、下請負契約又は機材、原材料の購入契約その他の契約にあたり、 その相手方が第1号または第2号のいずれかに該当することを知りながら、当該者と契約した と認められるとき。 (4) 乙が、この契約に関して、第1号又は第2号のいずれかに該当する者を下請負契約、又は機 材、原材料の購入契約その他の契約の相手方としていた場合(第3項に該当する場合を除く。) に、甲が乙に対して当該契約の解除を求め、乙がこれに従わなかったとき。 3 乙が共同企業体の場合にあっては、前項の規定はその構成員が同項各号のいずれかに該当した
場合に適用する。 4 甲の都合によりこの契約を解除しようとするときは、乙に対し、3か月前までに文書をもって その旨を申し入れるものとする。 5 乙の都合によりこの契約を解除しようとするときは、甲に対し、6か月前までに文書をもって その旨を申し入れるものとする。 (暴力団等からの不当介入の排除) 第 18 条 乙は契約の履行に当たって、暴力団、又は暴力団員等から不当介入を受けた場合は、遅 滞なく甲に報告すると共に所轄の警察署に通報し、捜査上の必要な協力をしなければならない。 2 乙は前項の不当介入を受けたことにより、履行期限に遅れが生じるおそれがある場合には、甲 と履行期限に関する協議を行わなければならない。その結果、履行期限に遅れが生じると認めら れたときは、第 15 条の規定により、甲に履行期限延長の請求を行うものとする。 3 乙は契約の履行に当たって、暴力団、又は暴力団員等から不当介入による被害を受けた場合は、 その旨と直ちに甲に報告すると共に、被害届を速やかに所管の警察署に提出しなければならない。 4 乙は前項に定める被害により、履行期限に遅れが生じるおそれがある場合は、甲と履行期限に 関する協議を行わなければならない。その結果、履行期限に遅れが生じると認められたときは、 第 15 条の規定により、甲に履行期限延長の請求を行うものとする。 (損害賠償等) 第 19 条 乙は、この契約に定める義務を履行しないために甲に損害を与えた場合は、その損害を 賠償しなければならない。 (第三者に及ぼした損害) 第 20 条 契約の履行について第三者に損害を及ぼしたときは、乙がその損害を賠償しなければな らない。だだし、その損害のうち甲の責めに帰すべき理由により生じたものについては甲がこれ を負担しなければならない。だだし、乙が甲の瑕疵を知りながらこれを通知しなかった場合は、 この限りでない。 2 前項の場合その他の契約について第三者との間に紛争を生じた場合においては、甲と乙とが協 議してその処理解決にあたるものとする。 (免責事項) 第 21 条 甲は、乗合自動車の車両が設置機器に対して機械的、又は電気的に影響を与えたことに より発生した機器設置者の直接的、及び間接的な損害に対して、一切の責任を負わない。 2 乙は、前項にいう機械的、又は電気的な影響を認めたときは、甲に速やかに報告しなければな らない。又、甲と協議のうえ、影響を回避するために必要な対策を講じなければならない。 (補則) 第 22 条 乙はこの契約に定める各条項のほか、横浜市交通局の規程その他関係法令に従わなけれ ばならない。 (疑義の決定) 第 23 条 この契約に定めのない事項、又はこの条項に疑義を生じたときは、甲乙で協議のうえ、 決定するものとする。 (裁判管轄) 第 24 条 この契約に関する訴訟の提起等は、甲の所在地を管轄する裁判所に行うものとする。
この契約の締結を証するため、本書2通を作成し、甲、乙、記名押印のうえ、各自1通を保有す るものとする。 平成 年 月 日 甲 横浜市中区港町1丁目1番地 横浜市交通事業管理者 交通局長 二 見 良 之 乙