• 検索結果がありません。

宇都宮市学校施設長寿命化計画策定支援業務委託 特記仕様書 1 基本的事項 宇都宮市学校施設長寿命化計画 の策定における基本的な考え方は以下のとおりとする 学校施設の現状と課題, 校舎等の老朽化状況を的確に把握し, 長寿命化改良事業として整備していく対象施設や整備水準などを整理し, 今後の学校施設整備

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "宇都宮市学校施設長寿命化計画策定支援業務委託 特記仕様書 1 基本的事項 宇都宮市学校施設長寿命化計画 の策定における基本的な考え方は以下のとおりとする 学校施設の現状と課題, 校舎等の老朽化状況を的確に把握し, 長寿命化改良事業として整備していく対象施設や整備水準などを整理し, 今後の学校施設整備"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1 宇都宮市学校施設長寿命化計画策定支援業務委託 特記仕様書 1 基本的事項 「宇都宮市学校施設長寿命化計画」の策定における基本的な考え方は以下のとおりとする。 ・ 学校施設の現状と課題,校舎等の老朽化状況を的確に把握し,長寿命化改良事業として 整備していく対象施設や整備水準などを整理し,今後の学校施設整備の指標となる計画 とする。 ・ 学校施設の中長期的な更新・維持管理等に係るトータルコストの縮減や,財政負担の平 準化に配慮した計画とする。 ・ 将来を見据えた効率的・効果的な整備手法及び民間活力の導入の可能性等についても検 討を行う。 上記を踏まえ,「宇都宮市学校施設長寿命化計画」の策定に必要となる資料やデータ等を収 集し,本市の現状を踏まえた学校施設の整備水準等の提案を行うこと。また受託者は,学校施 設の長寿命化計画に関する国及び他自治体の動向や事例を調査するとともに,学校施設整備に 関する最新技術の動向を確認し,本業務に反映させること。 ⑴ 対象施設 宇都宮市立小中学校94校における校舎,体育館,武道場,プール,給食室とする。な お,屋外トイレや倉庫などの小規模な建物(概ね200㎡以下)は対象外とする。 ⑵ 計画期間 平成32年度から平成41年度までの10年間とする。 ⑶ コストシミュレーション期間 今後の維持更新コスト等のコストシミュレーション期間は40年間とする。 ⑷ 関連計画,資料等 計画策定に当たっては,以下に示す計画等との整合や連携に留意する。 ア 「学校施設の長寿命化改修の手引」 (平成26年1月 文部科学省) イ 「インフラ長寿命化計画(行動計画)」 (平成27年3月 文部科学省) ウ 「学校施設の長寿命化計画策定に係る手引」 (平成27年4月 文部科学省) エ 「学校施設の長寿命化計画策定に係る解説書」(平成29年3月 文部科学省) オ 「宇都宮市学校施設整備方針」 (平成27年3月 宇都宮市) (※上記方針策定時に調査を実施した簡易劣化診断の結果を含む) カ 「宇都宮市公共建築物長寿命化推進計画」 (平成28年3月 宇都宮市)

(2)

2 キ 「宇都宮市公共施設等総合管理計画」 (平成28年5月 宇都宮市) ク 「第2次宇都宮市学校教育推進計画」 (平成30年2月 宇都宮市) ⑸ 計画の構成 「学校施設の長寿命化計画策定に係る手引」(以下「手引」という。)及び「学校施設の 長寿命化計画策定に係る解説書」(以下「解説書」という。)に記載されている以下の構成 例を基本とする。 ア 学校施設の長寿命化計画の背景・目的等 イ 学校施設の目指すべき姿 ウ 学校施設の実態 エ 学校施設整備の基本的な方針等 オ 基本的な方針等を踏まえた施設整備の水準等 カ 長寿命化の実施計画 キ 長寿命化計画の継続的運用方針 2 業務内容 ・ 本業務における各作業は,基本的に手引,解説書の内容に沿って実施することとする。 ・ また本計画における本市独自の内容は下記のとおりであり,この独自内容については専 門的見解をもとに,本市に対して各種提案を行うものとする。 ⑴ 学校施設の実態 ⇒ 「学校施設の実態」においては,老朽化状況の実態把握に関する提案を行う。 ア 校舎 (ア)構造体 耐震診断報告書及び簡易劣化診断調査(※1)の結果,工事履歴等の既存資 料,平成29,30年度に本市が実施した校舎コンクリートコア抜き調査(※ 2)の調査結果をもとに,老朽化状況の把握や課題の整理とともに,構造体の健 全性に関する評価手法を提案する。 (イ)構造体以外 建築基準法第12条に基づく定期点検(毎年度実施)及び過去に実施した外壁 調査診断(※3)の結果等から,老朽化状況の把握や課題の整理とともに,老朽 化状況に関する評価手法を提案する。 イ 体育館 (ア)構造体 耐震診断報告書及び簡易劣化診断調査(※1)の結果,工事履歴等の既存資料 をもとに,老朽化状況の把握や課題の整理とともに,構造体の健全性に関する評 価手法を提案する。

(3)

3 (イ)構造体以外 建築基準法第12条に基づく定期点検(毎年度実施)及び外壁調査診断(※ 3)の結果等から,老朽化状況の把握や課題の整理とともに,老朽化状況に関す る評価手法を提案する。 (※1)簡易劣化診断調査 平成26年度に市内小中学校92校(当時改築工事中の校舎1棟,体育館5棟を除く)に おいて,外壁,軒天,基礎廻り,設備の劣化状況を目視で確認し,劣化状況を具体化したも の。外部委託にて実施。 (※2)校舎コンクリートコア抜き調査 平成29,30年度に建築後20年以上経過した小中学校のうち41校135棟を対象に 実施。調査は各階の壁3か所からコンクリートコアを採取し,コンクリート強度,コンクリ ート中性化深度を測定。また各階の柱2か所をはつり,コンクリート中性化深度,鉄筋の腐 食度を測定。 (※3)外壁調査診断 建築基準法第12条第2項に係る国土交通省告示第282号の施行に基づき実施している, 公共建築物の外壁調査診断。 ⑵ 基本的な方針等を踏まえた施設整備の水準等 ⇒ 「基本的な方針等を踏まえた施設整備の水準等」においては,校舎・体育館長寿命化 改良の整備水準の提案を行う。 本市における学校施設整備に係る基本的方針(※4)を踏まえ,特に校舎・体育館 において長寿命化改良を実施する際の整備水準の提案を行う。整備水準については, 下記の例で示すように,整備内容ごとにパターン分けを行い,複数提示する。 (例)整備水準における整備内容ごとのパターン分け ・パターンA:建物,機能を維持するために必要となる最低限の整備内容 ・パターンB:建物,機能の原状復旧を行う整備内容 ・パターンC:建物,機能の原状復旧に加え,機能向上を行う整備内容 (※4)本市における学校施設整備に係る基本的方針 ・ 迅速かつ着実に老朽化対策を推進するため,可能な限り今ある建物を生かしつつ,コストを抑えな がら,安全性・快適性の確保や,施設の機能向上を行う「長寿命化改良」を実施し,より良い教育環境 の確保を図る。 ・ 校舎,体育館ともに,建築から40~50年程度を目安に長寿命化改良を実施し,目標使用年数であ る建築後80年(長寿命化改良後30~40年)の使用を目指す。 ⑶ 長寿命化の実施計画 ⇒ 「長寿命化の実施計画」においては,整備の優先順位付けの考え方やコスト縮減方

(4)

4 策,事業手法の検討・提案を行う。 ア 整備の優先順位付け ・ 各種調査結果等をもとに,校舎・体育館94校の整備の優先順位付けの考え方に ついて提案を行う。 ・ 優先順位付けに基づき,校舎コンクリートコア抜き調査を実施した41校,老朽 化状況の実態把握において,老朽度が高いと判断された体育館20校については, 委託者との協議により先行して具体的な改修順位案,整備計画案,概算整備費用を 示すこと。 イ 長寿命化改良実施時におけるコストシミュレーション,コスト縮減方策 ・ 優先順位付けの考え方をもとに作成した整備計画に従って長寿命化改良を実施し た場合のコストシミュレーションを,整備水準で示した整備内容のパターン分けご とに,各部のランニングコストを考慮して行う。 ・ コストシミュレーションの結果を踏まえた,今後のコスト縮減方策等を提案す る。 ウ 事業手法の検討・提案 以下について検討・提案を行う。 ・ 長寿命化改良等による大規模な整備と,予防保全等の最適な組み合わせによる効 率的・効果的な整備手法の検討・提案 ・ 民間活力の導入可能性等に関する調査・検討 ・ 敷地狭隘校における整備について,学校運営の影響を最小限とする工事方法の技 術的提案 ・ その他,学校施設の老朽化対策に関する総合的な提案 ⑷ 長寿命化計画の継続的運用に向けた資料提案 策定した長寿命化計画の継続的運用に向け,各学校における構造体,構造体以外の老朽 化状況をまとめたデータを作成する。また作成したデータを踏まえ,コストの試算や優先 順位付け等が可能となる,本市が活用しやすいデータベース(Microsoft Excel等)を提 案する。 ⑸ 庁内会議の運営支援 委託者が行う長寿命化計画策定に係る庁内会議(5回程度を想定)に適宜出席し,策定 状況の説明,資料作成等の運営補助を行う。 ⑹ その他 本特記仕様書に定めのない事項について疑義が生じた場合には,委託者と受託者が協議 の上これを定め,業務を円滑に実施することとする。

(5)

5 4 貸与資料 委託者は,本業務の実施に当たり必要な図書及びその他関連資料を受託者に貸与するものと する。また受託者が貸与を受ける場合は,借用書を提出し,業務完了後直ちに返却するものと する。なお,貸与された資料については,その重要性を勘案し,第三者に貸与等をさせてはな らず,取扱及び保管に十分注意するものとする。 5 関係部署へのヒアリング等 関係部署へのヒアリング等が必要な場合は,事前に委託者に申し出ること。 6 報告・協議 本業務の遂行に当たっては,随時及び定期的に委託者に報告しながら進めること。また疑義 や問題点については,その都度委託者と協議し,効率的かつ迅速な対応に努めること。また受 託者は,委託者や関係機関等と協議を行った場合は,速やかに協議録を作成し,委託者に提出 する。なお,協議資料については,原則,電子データで提出する。 7 成果品の帰属,守秘義務 本業務における成果品は全て委託者に帰属し,受託者は委託者の許可なく,他に公表,貸与 又は使用してはならない。また受託者は,本業務により知り得た内容および結果を,第三者に 漏らしてはならない。 8 成果の補修・修正 業務完了後,受託者の過失又は疎漏に起因する不良箇所が発見された場合は,委託者の指示 により,補足および修正を行うこととし,その費用については受託者の負担とする。 9 個人情報の取り扱い 本業務の遂行に当たっては,個人情報の取り扱いについて十分注意すること。

参照

関連したドキュメント

取組の方向 安全・安心な教育環境を整備する 重点施策 学校改築・リフレッシュ改修の実施 推進計画 学校の改築.

シーリング材の 部分消滅 内壁に漏水跡なし 内壁に漏水跡あり 内壁に漏水跡なし 内壁に漏水跡あり 内壁の漏水跡が多い.

避難所の確保 学校や区民センターなど避難所となる 区立施設の安全対策 民間企業、警察・消防など関係機関等

新たに取り組む学校施設の長寿命化 GIGAスクール構想の実現に向けた取組 決算額 29 億 8,997 万2千円 決算額 1億 6,213 万7千円

・本計画は都市計画に関する基本的な方 針を定めるもので、各事業の具体的な

一般 18 30年 短期 18 30年. 標準 24 65年 中期 24

取組の方向  安全・安心な教育環境を整備する 重点施策  学校改築・リフレッシュ改修の実施 推進計画

当初申請時において計画されている(又は基準年度より後の年度において既に実施さ