1 60.4 54.2 42.4 32.1 20.9 0 10 20 30 40 50 60 70 食 温泉 自然景観 文化的な 名所旧跡 自然体験 (%) 0 20 40 60 80 100 上越新幹線 朱鷺(トキ) 田中角栄佐渡島 コシヒカリ (比率:1位=100) 新潟県のイメージ 0 10 20 30 40 50 60 東京都 新潟県・京都府 福岡県 大阪府 北海道 (%) 食事が美味しいイメージの都道府県 263 230 153 138 129 100 120 140 160 180 200 220 240 260 280 北海道 長野県 新潟県 福島県 青森県 (箇所) 2 0 1 2 年 1 1 月 2 日 日本銀行新潟支店 新潟県観光の現状と今後の施策に関する一考察 【要 旨】 ○ 新潟県は、「食」および「温泉」という、人々が観光の目的として特に重視すると されている2つの観光資源において、恵まれた地域である。これに対し、観光客の取 り込みに関するいくつかの指標を分析すると、当県の観光については、全体として厳 しい状況にある。すなわち、恵まれた観光資源を必ずしも活かし切れていないと思わ れる。 ○ 新潟県の観光を活性化していくことは、県内経済の活性化にも資する大事なことで ある。このために、例えば、①「食」と「温泉」それぞれの魅力を高める、②これら 2つの観光資源を“繋げ”、魅力の相乗効果を実現する、あるいは③県内観光地間およ び県内外観光地間で連携する、といった視点で施策に取り組むことが、有効になり得 ると考えられる。 (新潟県の観光資源) ○ 観光客が観光目的として重視しているポイントは、まず「食」、続いて「温泉」と言わ れている。 ○ これを新潟県についてみると、「食」に関しては、コシヒカリを中心に相応のブランド 力を有している。実際、新潟県のイメージに関するアンケート結果によると、コシヒカ リの好感度は高いほか、これに連動して、食事が美味しいイメージも定着している。ま た、「温泉」については、北海道や長野県に次いで全国有数の温泉地を有している。この ように当県は、「食」および「温泉」という観光資源において、恵まれた地域である(図 表1)。 (図表1)観光目的(全国)と新潟県の観光資源 (資料出所)観光庁「観光地の魅力向上に向けた評価手法調査事業報告書」、goo ランキング HP「新潟県といえば浮かぶことランキング」、 株式会社ブランド総合研究所「地域ブランド調査 2009」、日本温泉総合研究所 HP「温泉地数・都道府県ベスト 10」(2010 年度) <食> <温泉> <観光目的として重視するポイント> ─全国─
4.2 ▲ 0.4 ▲ 3.8 -6 -4 -2 0 2 4 6 0 10 20 30 40 50 60 (%P) (%) 県内客 8 県外客 17 海外客 90 (千円) 新潟県における観光消費額単価 新潟 (左目盛) 全国 (左目盛) 新潟-全国 (右目盛) (402) 95 79 72 59 46 36 31 27 26 0 50 100 150 200 東京都 千葉県 愛知県 兵庫県 静岡県 北海道 岐阜県 長野県 新潟県 群馬県 (百万人回) 順位 都道府県 順位 都道府県 1 沖縄県 6 大阪府 2 北海道 7 神奈川県 3 京都府 8 長野県 4 東京都 9 愛知県 5 千葉県 10 広島県 21位 以下 新潟県 国内旅行人気ランキング 67.6 57.4 44.5 0 10 20 30 40 50 60 70 冬季 全季 全国平均 新潟県 (%) ▲23%P ▲10%P (新潟県観光の現状) ○ これに対し、観光客の取り込みに関するいくつかの指標を分析すると、当県の観光につ いては、全体として厳しい状況にあることが判る。すなわち、「食」、「温泉」という恵ま れた観光資源を必ずしも活かし切れていないと考えられる。 ○ まず、新潟県は、観光入込客数では比較的全国上位に位置しているものの、国内旅行人 気ランキングでは、上位 20 位以内にも入っていない(図表2)。 (図表2)観光入込客数・都道府県別ランキング(2010 年度、ビジネス目的の来訪を除く) ○ また、いわゆる「リピーター率」が、全国平均と比べて低位にある。具体的には、ウィ ンタースポーツを目的とした観光客等の増加が例年期待される冬季においても、全国平均 と比べて▲1割も低い(図表3)。このほか、居住地別の観光入込客数ウェイトをみると、 県内客のウェイトが高く、消費額単価の高い海外客や県外客の取り込みが十分に行えてい ない(図表4)。 (図表3)リピーター率 (図表4)居住地別・観光入込客数ウェイト (2010 年度、ビジネス目的の来訪を除く) (注)上図は統計に反映されている全国 34 都道県のランキング(未反映の府県は、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、神奈川県、 福井県、滋賀県、京都府、大阪府、福岡県、佐賀県、長崎県)。海外客は、統計上の制約から、宿泊客のみカウント。 (資料出所)観光庁「共通基準による観光入込客統計」、 地球の歩き方 HP「2012 年はココに行きたい!(国内)」
3 <試算パターン> ① 新規客数一定のもとで、リピーター率を全国並みに引き上げ(国内客数増加)。 ② 居住地別の消費額単価および全体の観光客数が一定のもとで、居住地別の観光客数ウェイト を全国並みに調整(県内客減尐、県外客・海外客増加)。 ①+② リピーター率を上昇(①)させた後に、観光客数ウェイト(②)を調整した場合。 ▲ 60 ▲ 50 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 40 50 60 ▲ 200 ▲ 180 ▲ 160 ▲ 140 ▲ 120 ▲ 100 ▲ 80 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 08/3月 9 09/3 9 10/3 9 11/3 9 12/3 9 新潟 (左目盛) 全国 (左目盛) 新潟-全国 (右目盛) (「良い」-「悪い」、%P) (%P) イベント NHK大河ドラマ 「天地人」放映 新潟デスティネーション キャンペーン(DC) 概要 主人公・直江兼続が幼尐 期を過ごした南魚沼市 がドラマ初期の舞台。 JRグループと新潟県 の自治体が協同で行う 観光キャンペーン。 実施期間 1/4~11/22日 10/1~12/31日 結果 経済波及効果 約204億円 (当店試算) 09/4Q県内観光客数 前年比+7.2% イベント 概要 実施期間 結果 大地の芸術祭 越後妻有地域の里山を舞台に3年に 1度開催される国際芸術祭。 7/29~9/17日 芸術祭客数48万人 (前回比+30%) 2012北信越かがやき総体 新潟県を含む北信越地域5県で開催 した高校総体。 7/28~8/20日 ─ 2009年 2012年 トキめき新潟国体 45年振りに新潟県での 開催となった国民体育 大会。 9/26~10/6日 ─ ① ② ①+② 観光消費額増加率 71% 5% 80% ○ 観光業者サイドの見方も総じて慎重である。すなわち、新潟県企業短期経済観測調査(短 観)において、観光動向の影響を強く受ける「宿泊・飲食サービス業」の業況感を確認す ると、各種イベント効果が顕現化した時期を除いて、総じて全国を下回って推移している。 ── 2009 年の後半に全国を上回っているほか、2012 年の夏場に全国並みとなっている (図表5)。この時の県内におけるイベントを確認すると、2009 年には、NHKの大 河ドラマ「天地人」放映に加え、国体や新潟デスティネーションキャンペーン、2012 年には、大地の芸術祭や高校総体が実施または開催されている(図表6)。 (図表5)業況判断D.I. (宿泊・飲食サービス業) (図表6)イベントの概要 ○ 因みに、前述のリピーター率および居住地別の観光客数ウェイトを、仮に全国平均まで 向上させることができた場合の、新潟県内の観光消費額への寄与を試算すると、大幅に増 加(改善)すること、特に、リピーター率の向上による増加寄与が大きいことが見てとれ る(図表7、詳細は別紙)。 (図表7)リピーター率等向上の県内観光消費額への寄与(試算) (資料出所)日本銀行「全国企業短期経済観測調査」、 日本銀行新潟支店「新潟県企業短期経済観測調査結果」 (資料出所)日本銀行新潟支店「新潟県内における『天地人』放映 に伴う経済波及効果」、十日町市観光交流課、新潟県 「平成 21 年度新潟県観光動態の概要」
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 箱 根 ( 神 奈 川 県 ) 由 布 院 ( 大 分 県 ) 草 津 ( 群 馬 県 ) 登 別 ( 北 海 道 ) 別 府 ( 大 分 県 ) 道 後 ( 愛 媛 県 ) 黒 川 ( 熊 本 県 ) 指 宿 ( 鹿 児 島 県 ) 城 崎 ( 兵 庫 県 ) 下 呂 ( 岐 阜 県 ) (票) 新潟県の温泉地は ランク外 1986年 1987年 2000年 宿泊した宿以外の宿 の露天風呂も楽しめる ように、各旅館が露天 風呂を設置し、来訪客 がそれを周ることがで きるシステムを導入。 統一した看板の設置 を開始。 まちづくり協定締結 により、周辺の景観に 統一感を持たせ、高さ 制限や色等に配慮。 0 20 40 60 80 街の雰囲気 自然 効能や泉質 交通の便 手頃な料金 周辺の観光 温泉以外 25.7 24.8 23.2 17.9 74.3 75.2 76.8 82.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 越 後 姫 ( い ち ご ) ル ・ レ ク チ ェ ( 西 洋 な し ) に い が た 茶 豆 に い が た 和 牛 知らない 知っている (今後の施策に関する一考察) ○ 新潟県の観光を活性化することは、新潟県経済の活性化にも資する大事なことである。 当県の観光について、前述のような現状があるもとで、例えば、次のような視点で施策に 取り組むことが有効になり得るのではないかと考えられる。 ①「食」と「温泉」それぞれの魅力を高める ○ 「食」に関しては、コシヒカリ以外にも“地元ならでは”のブランド農産品等を積極 的に提供することで、「食」の魅力を拡がりをもって伝えることに繋がると思われる。こ の点、現在、認知度が低い状況にある県内ブランド農産品(図表8)をより売り込んで いくことが考えられるのではないか。 ○ また、「温泉」については、人気温泉の選択理由をみると、「街の雰囲気」や「自然」 といった、「効能や泉質」以外の点が重要であることが判り、ヒントになると考えられる (図表8)。例えば、熊本県の黒川温泉では、「雰囲気の良さ」を打ち出す取り組みを行 ってきたとされ、こうした事例は参考になると思われる。 (図表8)食・温泉の魅力向上 <首都圏における県内ブランド農産品の認知度(2011 年)> <人気温泉地ランキング> 【選択理由(トップ3平均)】 <黒川温泉における「湯めぐり・そぞろ歩きの観光整備」事例> <食> <温泉>
5 北海道 函館市 福島県 いわき市 長野県 諏訪地域 石川県 七尾市 静岡県 熱海市 岡山県 総社市 福岡県 久留米市 大分県 別府市 宮崎県 都城市 沖縄県 コザ地域 ●オンパク(温泉泊覧会)とは… 温泉街で行われる温泉を中心とした地域活性化イベント。プログ ラムと呼ばれる、小規模体験交流型イベントを沢山集めて短期間に 開催することが特徴。 参加地域 イベント例 【大分県別府市】三十三代続く旧家の田んぼで田植え 日本の棚田百選「内成棚田」での田植え体験。田植え体験後は、 地元産食材を使用した「田舎ごはん」を堪能。 【長野県諏訪地区】塩尻ワインお楽しみツアー ワイン用ブドウの収穫体験やワイナリー見学を行った後、夜景を 見ながら、塩尻ワインのテイスティング、食事会を実施。 企画内容 参加地域 各旅館において、女将がプロデュースした、 新潟の旬の食材や季節のフルーツを使ったス イーツを提供する企画。 月岡温泉 県内の各温泉旅館等で、旬な果物や特産物を 使ったスイーツを提供するイベント。今年で4 年目の企画で、2012年の実施期間は、9/15~ 11/30日。 県内 14地域 県内の各温泉旅館等で、地域毎に特色あるお かずと地元コシヒカリを使った「朝ごはん」を 宿泊客にふるまうプロジェクト。2011年秋にス タートし、今年で2年目。 県内21地域 144軒 宿カフェスイーツ巡り 秋のスイーツ巡り にいがた朝ごはんプロジェクト ②「食」と「温泉」を“繋げ”、魅力の相乗効果を実現する ○ 「食」と「温泉」を“繋げる”取り組みとして、新潟県では既に、温泉旅館において地 元食材を使用したスイーツを提供する『宿カフェ』等が実施されており、魅力の相乗効果 に繋がるものと考えられる。このほか、全国各地で実施されている、温泉と食や自然散策 などの活動を組み合わせる『オンパク』(温泉泊覧会)のような成功事例なども参考とな るのではないか(図表9)。 (図表9)観光資源間を繋げる取り組み ③県内観光地間および県内外観光地間で連携する ○ “繋げる”という観点では、観光資源間だけでなく、地域間を繋げるための取り組みも、 観光客の満足度を向上させたり、効率的な周遊手段を確保するなどの観点からは有効と考 えられる。現在行われている取り組みとしては、新幹線駅からの二次交通手段として、新 潟駅、長岡駅、越後湯沢駅を発着場所とするバス等との連結が行われている(図表 10)。 県内各地を繋ぐという観点からは、こうした二次交通(周遊観光バス、タクシー等)をさ らに充実させていくことも、県外からの主要顧客である首都圏客に対する利便性確保の面 で有効と思われる(図表 11)。 ○ また、県外との連携については、既に一部で実施されているように、2014 年度の北陸 新幹線開通を展望した、他県を含めた広域観光圏作りなどが考えられる(図表 12)。 <新潟県での「食」と「温泉」を繋げた取り組み> <「オンパク」(温泉泊覧会)について> (資料出所)月岡温泉観光協会 HP、新潟県旅館ホテル組合 HP、ジャパン・オンパク公式 HP のほかオンパク参加地域の HP 等
…温泉地 …上越新幹線 …佐渡航路 …新幹線駅 …在来線 …北陸新幹線(予定) 93 89 84 82 80 0 20 40 60 80 100 目 的 の 観 光 ス ポ ッ ト 等 に 迷 わ ず た ど り 着 け た そ の 旅 行 の 目 的 ・ テ ー マ が 達 成 で き た 旅 行 の 行 程 全 般 と し て 予 定 通 り に 行 動 で き た 暑 さ や 雨 な ど 気 候 ・ 天 候 の 状 況 に 応 じ た 対 応 が で き た 効 率 的 に 観 光 ス ポ ッ ト 等 を 回 れ た (%) 取組内容 参加団体 取組・時期 2011年度 2012~2014年度開業後 周遊ルート 情報発信 キャンペーン 新幹線停車駅のある自治体との連携による 広域的な周遊ルートの創出や、観光情報の相 互発信、共同キャンペーンの実施による、周 遊型観光客の誘客、隣県の空港を利用したイ ンバウンドの活性化。 【新潟県】上越市、上越観光コンベ ンション協会 【富山県】高岡市、富山市、黒部市 【石川県】金沢市 【長野県】長野市、上田市 【群馬県】高崎市 実施スケジュール 検 討 PR・情報発信等の 具体的アクション (図表 10)新潟県主要温泉地と鉄道路線図と二次交通 (図表 11)満足度の高い観光客が 旅行先で体験したこと (図表 12)北陸新幹線沿線都市との広域観光連携の推進(新幹線まちづくり推進上越区域連携会議) 以 上 (注)新潟県内の観光協会 HP 等における交通情報等から、把握できた一部を抜粋。 【新潟駅発】 ・新潟市観光循環バス「ドカベン・ 犬夜叉号」 ・にいがた観光ツアーバス「めぐ るん号」 ・ニイガタ検定合格ドライバーが 案内する観光タクシープラン 【長岡駅発】 ・てんこもり号で巡るバスの旅 ・タクシーで廻る長岡の旅 【越後湯沢駅発】 ・日帰り観光バス「乗らっしゃい! こころ号」 (資料出所)株式会社リクルートライフスタイル じゃらんリサーチセンター「旅行検討・実施 プロセスにおける情報接触調査」(2011 年) <新幹線駅からの二次交通>
新潟県に訪れる観光客の①リピーター率および②居住地別の観光客数ウェイトを、全 国平均まで向上させることができた場合における、新潟県内の観光消費額を試算した。 その結果、新潟県内の観光消費額は、現状(2010 年度)と比較して、①を改善した場 合では+71%、②を改善した場合では+5%、①と②を両方改善した場合では+80%、 増加する。特に、リピーター率の向上による増加寄与が大きい。 【現状(2010年度)】 県内 県外 海外 合計 県内 県外 観光客数(実人数、千人回) 14,357 12,404 32 26,793 リピーター客数 6,389 5,520 消費額単価(円/人回) 8,207 17,056 89,559 12,401 新規客数 7,968 6,884 観光消費額(百万円) 117,828 211,563 2,866 332,256 合計 14,357 12,404 居住地別ウェイト(%) 53.6 46.3 0.1 100.0 リピーター率(%) ─ ─ ①リピーター率調整【新規客数一定・リピーター客数増加】 県内 県外 海外 合計 県内 県外 観光客数(実人数、千人回) 24,593 21,248 32 45,873 リピーター客数 16,625 14,363 消費額単価(円/人回) 8,207 17,056 89,559 12,362 新規客数 7,968 6,884 観光消費額(百万円) 201,835 362,399 2,866 567,100 合計 24,593 21,248 居住地別ウェイト(%) 53.6 46.3 0.1 100.0 リピーター率(%) ─ ─ ②居住地別・観光客数ウェイト調整【県内客減少、県外客・海外客増加】 県内 県外 海外 合計 県内 県外 観光客数(実人数、千人回) 13,236 13,423 134 26,793 リピーター客数 5,890 5,973 消費額単価(円/人回) 8,207 17,056 89,559 13,047 新規客数 7,346 7,450 観光消費額(百万円) 108,626 228,948 11,998 349,571 合計 13,236 13,423 居住地別ウェイト(%) 49.4 50.1 0.5 100.0 リピーター率(%) ─ ─ ①+② 県内 県外 海外 合計 県内 県外 観光客数(実人数、千人回) 22,661 22,982 229 45,873 リピーター客数 15,319 15,536 消費額単価(円/人回) 8,207 17,056 89,559 13,047 新規客数 7,342 7,446 観光消費額(百万円) 185,979 391,984 20,542 598,505 合計 22,661 22,982 居住地別ウェイト(%) 49.4 50.1 0.5 100.0 リピーター率(%) <観光消費額増加率> 67.6 80% 44.5 <観光消費額増加率> 67.6 71% <観光消費額増加率> 44.5 5% 観光消費額増加率の試算結果 (注)①+②の観光消費額増加率は、リピーター率を上昇(①)させた後に、観光客数ウェイトを調整(②)した 場合の結果。 (別 紙)