(1)家庭科の男女共修をすすめる会
之込
エ
ミ
報
'
9
2
秋
連絡先
東京都渋谷区代々木
2
1
幻
日
婦
選
会
館
内
〒
1
5
1
振
替
東
京
九
l
一
九
一
八
九
一
発
行
一
九
九
二
年
一
O
月一七日
-今
、
確
実
な
共
修
実
現
の
た
め
に
世
話
人
会
一
新教育課程の実施へ向けて、各学校での計
画は固まりつつあります。男子校の中でも、
家庭科の履修についてはっきり決めるところ
も出て来ました。文部省も家庭科教員加配の
方針を出しています。
早稲田大学本庄高等学院や京都の洛西高校
も家庭科履修を決めました。乙のような影響
力のある私立男子校で履修が決まったのは喜
ばしい乙とです。
しかし一方で、﹁実際には家庭科はやらず
にほかの乙とをやっておいて、名目だけやっ
た乙とにしよう﹂という動きもあるようです。
家庭科が全く入らない新しいカリキュラムを
堂々と発表している学校もあります。首都圏
の世話人は、川崎市立総合科学高校の新しい
カリキュラムに家庭科が入っていない
ζ
とを
知って、働きかけを始めています。
各
地
域
で
運
動
を
/
共修の確実な実現のために、今、ひとつひ
とつの学校に働きかける乙とが必要です。皆
さんも、各学校でどんな計画がすすんでいる
かチェックして働きかけてくださいますよう
ア﹂。
家
庭
科
教
員
を
募
集
し
ま
す
/
新しく家庭科を実施するために家庭科教員
を募集する学校、
M
会
a
K
推せんを依頼して
くる学校もあります。ご希望の方、適任者を
ど存じの方は、どうぞ世話人に詳しくおしら
せ
く
だ
さ
い
。
-和田典子世話人
一T
旧東京都渋谷区西原二
i
四
│
一
O
80
三・三四六六・二六六五
も
く
じ
今、確実な共修実現のために
:
j
i
-:
山
母親大会報告
:
j
i
-:
・
j
i
-j
i
-・ :
凶
夏の各集会から・
. . .
. . .
. . .
. . .
. . .
. . .
. .
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
間
西歴二千年に向けての全国会議
家
教
連
悦
日
本
婦
人
問
題
懇
話
会
福
井
県
学
習
会
山
梨
県
研
修
会
教科研
私学のとりくみ(全私研):::::::附
家庭科教育学会から・
. . .
. . .
. . .
. . .
. . .
. . .
. .
-m
世
話
人
会
報
告
・
...•...•...
・ ・ 問
国際婦人年連絡会の動き・
. . .
. . .
. . .
. ・
・ ・ ・
・ ・ ・
山
市
川
先
生
、
共
修
も
間
近
で
す
:
:
:
:
:
:
:
・
間
新しい中学校教科書について
:
j
i
-:
間
新教育課程に対する中学校の実態
(
姫
路
)
:
:
:
:
:
:
j
i
-j
i
-:
j
i
-凶
通信教育で家庭科教師を志す男性の
発
言
か
ら
・
:
:
:
-j
i
-:
:
:
:
j
i
-・
:
:
聞
東
京
都
で
は
:
・
:
:
:
j
i
-j
i
-・
:
:
:
:
聞
東京私立中学高等学校協会会長を
訪
ね
て
・
:
:
・
j
i
-j
i
-:
j
i
-j
i
-m
家庭科教員はふえるか引
-j
i
-・
:
:
:
側
﹁家庭科教員をめざす男の会﹂結成・:制
, ./,
(2)⋮
第
犯
回
母
親
大
会
報
告
一
たら、自立した子どもを育てる乙とができる
のかを話しあっていきましょうとの提案でし
た 。
分
科
会
﹁男女平等教育﹂
-8
月幻日
一
橋
大
学
l
﹁男女平等教育
1
l
それぞれの自立のため
に﹂の分科会はグ会
d
と家教連で担当しまし
た。参加者はグ会
a
からの和田・梶谷・磯部・
榎本を含めてお名、
5
時間の暑い日の熱い討
議
で
し
た
。
⑨丸岡助言講師からの問題提起
日本社会の職業上の男女差別、夫婦に見る
家庭内の性別役割分業意識、教科書の内容に
みられる男女不平等々を具体例やデ
l
タ・外
国との比較で説明し、日本社会での男女差別
.男性優位・男女の役割分業分担意識の情況
と、その中でも男女平等にするための動きが
進んでいる様子。例は平等を要求した裁判の
勝訴であり、出席簿の男女混合名簿の実施、
機会均等法にふれる雇用や教育の改正ができ
た乙とが指摘され、乙れは一九八五年に日本
が批准した﹁女子に対するあらゆる形態の差
別撤廃条約﹂に関係している乙とが話され、
この男女不平等の社会で、どんな子育てをし
問題別集会
﹁子ども、教育のもんだい﹂
18
月
n
日
江戸川総合文化センターー
﹁子どもに笑顔と自由の風を││本音で語
ろう││学校
5
日制、新学習指導要領、子ど
もの権利条約﹂に参加しました。午前は、三
上満さんの教育現状の提起のあと、植木等さ
んの講演、菊池陽子さん、原則子さん、宮原
庄司さん、富田浩康さんと三上さんをパネラ
⑨参加者からの意見・問題提起と討議
+今、男女平等の考えを反対する者はいない。
然し男女平等教育を積極的に進めてい乙うと
しない。+形だけ北︿修にするのでなく、なぜ
家庭科共学必修が必要なのか、その意義を成
文化し、情報としてしっかり流してほしい。
+中学の学習内容について男子
K
スモックの
見返し作りまで指導する必要があるか。+保
育園や幼稚園から女の子・男の子とわける育
て方をしないでほしい。女の子はかわいい、
男の子はかっといいとほめ、父親・母親にな
るのだからという育て方でなく、人間らしく
育ててほしい。+家事労働は、家庭内での家
族の健康管理を担当する重要なものである。
おさんどんの主婦から専門職への昇格で尊敬
されるものにしよう。'食の営利本位でない
社会化を考えたい。'商家や農家の婦人労働
を認めさせる運動が必要。+進学校で進学コ
ース学級を成績順につくると女子が多すぎて
進学校の順位が落ちるので調整した。+マス
メディアが性別役割分業意識の再生産や人権
無視・性の商品化の大攻勢をかけている。こ
れにどう対決するのか考えたい。
等の発言から討議の住を左のようにたてて
進
め
ま
し
た
。
1
i
学校教育の中での男女平等をすすめて
いくために(つくられる男の子・女の子他)
Z
それぞれの自立のために家庭が果す役
室
口
共修をすすめる会や家教連のような組織体
では要望書をだして中央への働きかけをして
いる。共修になって時間数が不足して苦労し
ているが、現場は人間教育として子どもに接
し教師の姿勢でみせていきたい。職場の民主
化を一つ一つ進めていく。教科書に男女平等
に協力して社会をつくっていく姿が盛り乙ま
れるよう働きかけていく。関係のない所に
﹁女だから﹂、﹁女のくせに﹂のような男・女
を持ちださない。乙れが平等の第一歩。長い
不平等の歴史があるのですぐには直らないが、
機会の均等と待遇の平等を目標に一歩一歩進
めていく乙とが大切。
⑨感想とまとめ
学校教育は人聞を育てる教育である観点を
つらぬくことが必要。学校で伺がやれるのか、
地域で、或いは一人一人が何がやれるのかを
考えて、みんなの力で、夕方になったら我が
家に夫も妻も帰ってとられるような社会、家
庭生活をとり戻していくためにがんばりまし
ょ
う
。
(
優
本
稲
子
﹀
ための予算措置、男女別の教育内容にならな
いように各地械で、行政・学校に注目し、
緒に運動しましょうと呼びかけました。
(
青
山
和世)
肯
肯
肯
肯
貴
肯
肯
肯
肯
肯
肯
肯
貴
肯
なお、分科会、問題別集会の会場で、世話
人は,会
H
のリーフレットや新国内行動計画
と民間行動計画の抜粋などを配布、
8
月幻日
東
京
ベ
イ
N
K
ホ
l
ルで聞かれた全体会では、
ぷデの代表として榎本世話人が壇上に並び
ま
し
た
。
各
ー・川0・・11111・・1¥1"凪
・ =
・ 三
・
E
・ =
・ ,
三 個
!夏
i
・ =
・
E
の
i
E
•
E
•
•
•
•
•
•
.
•
.
'
E
.
-M
•
E
E
a
•
•
‘
•
-E
E
a
•
•
-E
•
•
•
-s
•
-
a
s
-•
•
-
E
= ・
・
5
・
a
・ =
・ .
= ・
・
E
・
E
三 ・
. ニ
・ =
・
E
・
z
111,,]・・'11"..11111・
-西
歴
改 向 一
事け
O
4
園内7
て
の
O
O
全 年
富 国 に
画
d冨~
の 議
推
進
総理府主催の標記の会は、六月十九日日比
谷公会堂で聞かれ、榎本、本橋、梶谷の三名
が
参
加
し
ま
し
た
。
開会の前、入口でリ
l
フ﹁家庭科は共修に
ならない?﹂を参加者に手渡しましたが、好
感をもって受け取られたように感じました。
ーにパネルディスカッション、午後に会場か
らの発言も含めて、パネラーへの発言と、三
上さんのまとめがありました。
会場の発言では、学校
5
日制は、学校・家
庭・地域の連帯で進める乙とに賛同者があり、
土曜日の学童開催継続の取り組みも一つ紹介
さ
れ
ま
し
た
。
新学習指導要領の白紙撤回の署名活動が各
地の新婦人の代表から報告されていました。
行政への取り組みの発言の中で、
して、高校家庭科の施設・設備、
﹁
会
﹂
と
教員配置の
集
A
Z玄
か
り
会議の中では家庭科にはふれられず、教育
の問題もあまり取り上げられませんでしたが、
女性の問題を担当する国の機関について検討
がすすめられているという朗報(とまではま
だいかないかもしれませんが)がありました。
主催者あいさつの宮沢首相、来賓あいさつ
の﹁国連婦人
2000
年﹂推進議員連盟会長
村田敬次郎議員、シンポジウムのパネリスト
宮崎勇氏ら、男性は皆満面に笑みをたたえ、
女性のために一生けんめいやりますという風
情でしたが、現状を変えて行かなければとい
う強い意欲も具体的なプランも持っていない
ょ
う
で
、
パネリストの上野千鶴子氏の﹁日本
の男はやる気がない、女がやる気を見せなけ
れば﹂という発言に納得。上野氏の﹁作文も
会議ももういい、行動を/﹂と呼びかけにも
共感。ところが堀内光子婦人問題担当室長は
閉会の乙とばで﹁考える乙とも必要。乙れか
らは効率と公正が大事。人類の半分の能力が
発揮されないのは効率的でない、女性の能力
発揮が妨げられるのは不公正﹂と発言。今ど
き﹁効率﹂や﹁能力﹂を乙んなに強調すると
はと、時計の針が逆にまわったような感じが
し
ま
し
た
。
(
梶
谷
典
子
)
2
3
ま綿織。〉弘通どおふ出ャJ説話コ
(3)第
幻
回
家
教
連
全
国
集
会
の
よ
う
す
家教連夏季研究集会は
7
月お日から
3
日
間
、
愛知県犬山市で約四
OO
人の参加で盛会でし
た 。
テーマは﹁男女がともに学ぶ家庭科﹂で、
一九九四年度からの高校での共学実施をひか
えて高校からの参加が一五七人と半数に近く、
その中には京都の有名な私学の進学校の男子
校から男性の参加がありました。同校では調
理室の建築を完了し、家庭科教師の採用も決
定、校内の家庭科設置準備委員会の代表とし
て国語の先生が、どういう家庭科の内容にす
るかを学びに、乙の集会
K
参加したとの乙と
でした。文、山形県の中学の男性教師は大学
で家庭科を専攻した家庭科の専任でした。
例年の基礎講座、分科会の他に、今年は小
・中・高・障害児別に六講座の模擬授業を聞
きました。閉会集会での愛知私教連からの報
告﹁四者に支えられた愛知の高校生運動﹂は
高校生のもっすばらしい能力はどうすれば全
面的に引き出せるかを示した大変感動的な内
容の報告でした。
(
安
田
雅子)
ニつの集会に招かれて
七月には福井県高校組の家庭科学習会に、
八月には山梨県のいわゆる官制の研修会に和
田が講師として出席しました。
福 !
井 1
県 ;
高
教
i
組
家 i
庭
科 i
学 ;
習 ;
A
=
7
月
4
日午後
1
時
1
4
時、県教育センター
で婦人部主催の学習会がもたれました。
たった一名の女性執行委員が努力した結果
初めてみのった企画とかで、出席者が少いの
では?と危ぶまれていたようですが、四
O
校
中十七校が集まり、担当の菅井婦人部長もホ
ッ
と
し
た
様
子
で
し
た
。
会のパンフ﹁どんな共修﹂﹁こうして聞い
た
:
・
﹂
﹁
ス
タ
ー
ト
・
:
﹂
な
ど
を
持
参
し
ま
し
た
が
忽ちうり切れて、追加注文が出るほどでした。
﹁差別撤廃条約﹂をよみ合わせながら﹁共
修﹂の意義を確認し合ったあと、各校の情報
交換をしあいました。そこで共通に出された
問題は﹁家庭﹂四単位必修では他教科を圧迫
'
M
M
年
仇
夏
季
フ
ォ
ー
ラ
ム
関西地区大学セミナーハウスで行われた
︹昭悦夏季フォーラム﹂では、家庭科の男
女共修実施を真近にひかえて、各地での具体
的な取り組みの交換が出来ました。
概して、施設・設備についてはすすめられ
ているようですが、家庭科教員の計画的増員
については今のところ困難な様子です。回年
度以降の週五日制の具体化が明示されていな
い乙とや生徒数の減少による学級減の見通し
がたてにくい点、地域によっては進学校の予
備校化など、各地の種々の実情が影響をおよ
ぼしている様です。国の定数法の改善が是非
とも必要である乙とを強く感じました。
また、現在高校で他教科の教員をしながら
通信教育で家庭科の免許を取った、現在その
最中である、今年から中学校の家庭科教員に
なったという三人の男性参加者から﹁家庭科
の教員をめざす男の会﹂が出来た乙と、家庭
科がおもしろいと通信教育の男性受講者が年
々増加しているとと等の報告があり、﹁家庭
科共修は是非共教で/﹂に大拍手でした。
(芦谷
薫
するから三単位にへらせという攻げきがあり
﹁談合﹂もあるもようとのととでした。しか
し研究指定校の若狭東高では今年から四単位
の共修が実施され、突破口になりそうでした。
今夏
8
月
3
日をはさんで、山梨県、
の県教育センターで聞かれました。
まる
2
自にわたる充実したスケジュールで、
小・中・高の現場から百数十名が参加しての
熱心な勉強ぶりに驚かされました。乙の会に
先んじて家教連の集会があったので、そこで
の討議資料をそのまま使用しましたが、主義
主張はともかく、家庭科教師のなやみは共通
している乙とを改めて感じさせられました。
午前中は,なぜ共修、どんな共修
4
をテー
マに基本的な家庭科論をのべたあと、小・中
・高一貫の男女共修家庭科の内容試案につい
て解説しました。午後は、参加者の実践報告
で、小・中・高からそれぞれ﹁性教育﹂の研
究・実践をきき、意見交換をしましたが、仲
間ずつくりをひろげる余地が多い乙とを痛感し
ま
し
た
。
石和市
(
和
田
典子)
﹁家族的責任条約﹂
批
准
へ
む
け
て
-1
日
本
婦
人
問
題
懇
話
会
シ
ン
ポ
ジ
ウ
ム
│
│
六月二六日
ILO
﹁家族的責任条約﹂批准
にむけてのシンポジウムが都労政会館で聞か
れ
た
。
ILO
東京支局次長の藤井氏からは乙の条
約の背景が語られ﹁日本は家庭と仕事を両立
させる条件が少ない﹂との指摘があった。連
合女性局長の松本氏は介護休暇や病気休暇の
新設だけではなく、一日の労働時間の短縮や
男性の働き方を女性に合わせていく必要があ
る乙と、一九九四年の国際家族年にむけて運
動をすすめていきたい等が、弁護士の中島通
子さんからも乙の条約の意義が語られた。
私は乙の条約をどのように広めていくかと
いう観点から、各企業に対するチェックが必
要ではないか、地方自治体が契約する企業等
には厳しく要求した方がよい乙と、学校の中
では家庭科の授業や男女平等教育を通じて取
組んでいく乙とが必要と述べた。
(
中
嶋
里美)
教育科学研究大会
﹃労働・技術と教育﹂
分科会のようす
8
月刊日
1
ロ日、群馬県・水上温泉で第引
回教育科学研究会全国大会が開催されました。
四分科会中、﹁労働・技術と教育﹂分科会の
討議の住の一つである家庭科教育・技術教育
の男女共学をどうすすめるかの部分について
報
告
し
ま
す
。
男女共学必修家庭一般の食領域実践レポー
トより││﹁好きなものを好きなだけつくっ
て食べる﹂調理実習から入り、生徒が自分達の
食生活の現状に気がつき、自分自身の問題と
してとらえ、どうすればよいかが分る授業展
開と学習を終えての生徒の感想を報告しまし
た。報告に対し①衣・住・保育等の領域では
どんな教材でどのようにして現状に気づかせ
ているのか。@洋風・和風のミックス食文化
は良いと思うがどうか。③一汁三菜の献立は
栄養素のバランスがよいのか。④今、食べて
いる食糧がど・つつくられているのかの学習は。
⑤男女共学の食物学習として何を学びとって
ほしいのかなど質問・意見が活発に出ました。
(東京都立豊島高等学校(定)佐藤美代子)
4
5
&."l.手
(4)j"'''''..川・・川・量
- ー
•
•
圃
•
•
•
•
•
•
•
--
E
•
E
E
z
•
•
.
. ・
."11'.."111・・11111・
a
私
学
の
と
り
く
み
第
お
回
全
私
研
(全国私学夏季研究集会)
七月下旬那須塩原で開催され
3
日間熱心な
討論が行なわれました。
3
回目を迎えた家庭
科教育分科会は、レポート
5
本。参加者は年
々ふえてお名でした。(川四年度からの共学家
庭科へ向けて男子校の他教科の先生や、生徒
減対策のカリキュラム見直しで、家庭科の単
位が減らされそうだという学校の先生などの
参加、初めて父母の参加もありました。)
男女共学実現をめざしての話し合いでは、
全国の私学にアンケート調査した結果の報告
が
あ
り
ま
し
た
。
(
桧
原
順
子
)
全
国
私
学
ア
ン
ケ
ー
ト
調
査
よ
り
-畑沢せい子さんの
まとめから抜粋
l
@回答数
共学校
Hm
男子校
HH
(
女
子
校
H
打)
@回答があった県
家
庭
科
教
育
学
会
か
ら
一
家
庭
科
教
育
セ
ミ
ナ
ー
位
に
参加して
3
月
)
"
"
"
"
斉
藤
弘子
家庭科教育学会主催の家庭科教育セミナー
は今年で第
3
回目ですが、﹁男女がともに学
ぶ
家
庭
科
﹂
1
1
小、中、高校の一貫性の視点
からみた諸問題とその対応ーーというテ
l
マ
にひかれ、私は始めて参加しました。
セミナーは
3
月お日と幻日の
1
日半もたれ
参加者は問名くらいかと思います。
セミナーの概要
第一日目は小、中、高の現場からの報告で、
新教育課程推進のための諸問題をテ
1
マ
に
、
小学校からは﹁児童の活動と家庭科教育﹂
(山形)が、中学校は﹁実践的態度の育成を
め
ざ
す
学
習
指
導
﹂
(
熊
本
)
、
高
校
は
﹁
男
子
に
保
育
実習を試みて﹂(徳島)が問題提起されました。
栃
木
岡
山
長
野
京
都
青
森
福
島
宮
城
千
葉
東
京
埼
玉
石
川
愛
知
兵
庫
愛媛
@共学必修家庭科を実施している学校
H
日
@一九九四年度に向けて
O
教育課程について、校内に検討委員会があ
って検討中
H
共学・男子校の引校中部
O
家庭科の科目について、決定またはほぼ決
定した学校
H
引校中日目校中﹁家庭一般﹂
H9
﹁
生
活
一
般
﹂
H2
﹁
生
活
科
﹂
Hl
﹁
人
間
生
活
科
﹂
Hl
O
﹁家庭一般﹂にした理由
-衣、食、住、保育など家庭生活全般にわた
っ
て
学
習
で
き
る
か
ら
。
-基本的な内容が多く男子も学びやすい
0
・共修にする本来の理由(ともに社会生活、
家庭生活を支えあい営みあっていく力をつ
ける)からとれがよいと思う。
O
﹃生活一般﹄にした理由
-2
単位で当面よいから。
-現在ある施設を利用できるので、
3
年
で
2
単
位
履
修
に
決
定
。
-施設等の関係で代替のできる﹁生活一般﹂
に
し
た
。
O
施設、設備計画について
-調理室、被服室をつくる
H1
講演は文部省初等中等教育局の桜井氏が
﹁新教育課程推進のための具体策﹂をテ
1
マ
に
行
い
ま
し
た
。
一一日目は新教育課程の諸問題と対応をテー
マに五人の方の講演がありました。
①﹁家庭科における家族、保育指導上の諸
問題と対応﹂鳴門教育大学太田昌子氏
②﹁家庭経営領域の基盤としての個人の生
活経営の意義﹂秋田大学津井セイ子氏
@﹁小、中、高校の一貫性の視点から
││被服領域における諸問題と対応││﹂
静
岡
大
学
大
村
知
子
氏
④﹁新教育課程の諸問題とその対応││食
物領域││﹂福島大学武藤八恵子氏
⑤﹁小、中、高校一貫の住居学習の提案﹂
奈良教育大学田中恒子氏
感想を中心に
乙れら、たくさんの問題提起や講演の中で
特に文部省の桜井氏の講演から感じたととを
中心に報告したいと思います。
川基礎・基本は一人一人違うのか?
新学習指導要領に強調されている﹁社会の
変化に主体的に対応できる能力の育成﹂﹁個
性尊重﹂とのかかわりで一斉授業に対しての
批判的検討が提起されていました。その主張
2
.
-調理室増設
H5
・調理室改修
H1
・被服室新設
H2
・調理室新設
H2
(ほとんどの共学校は、現状の施設を回答)
O
教員確保の計画
-増員計画のある学校
H6
(乙れから話をつめていく、検討中という
回答が多かった)
O
例年度実施に向けての要旦ゃ困っている点
・大巾な学校制度・教育制度の見直し(学校
5
日制文は
2
期制など)を検討しているた
め、﹁家庭一般﹂共学
4
単位必修の実現は
無
理
だ
と
思
う
。
-学校全体の理解がまだまだである。
-共修の方向で検討中ですが、どのような家
庭科の内容をつくっていくか迷っています
0
・
M
以降は、工業、商業など他の教師でうめ
ヲ 。 。
-教員の不足。社会科の一部にするという意
見
も
あ
る
。
-専任教員
1
名で応援を学内でする。
-男
が
8
割強なので共修には消極的である
0
・男女共修による施設、設備等の不足。
・教材研究が大変です。
-共学必修家庭科は学内で定着しているが、
﹁
家
庭
一
般
﹂
4
単位にしてほしい(現在
3
単
位
)
。
は個に応じて(能力に応じてといっているよ
うに私は感じた)一人一人教材が違っていい
じゃないかといった教材観のようです。従来
の一斉授業は子どもたちに消化不良を起とし
ていたというのです。そして、その一方で
﹁基礎・基本重視﹂も言われ、矛盾すると思
いきや、基礎・基本もすべて同一に設定する
のは無理だから一人一人違ってよいという乙
と
で
し
た
。
新学習指導要領にある﹁個性尊重﹂が﹁出
来るのも個性﹂﹁出来ないのも個性﹂と、能
力や学力を固定的にとらえているように思え
てなりません。学習内容や具体的な教材の工
夫を通して、様々な学力を持つ子どもが最終
的に到達するのが基礎・基本で、それはどの
子ども・青年にもつけたい学力であり、能力
や学力の違いによって一人一人に違いを認め
てしまってよいものとは思えません。一斉授
業により消化不良を子どもが起こしていると
したら、それは教師の目が充分に行き届くよ
うな教育条件になっていない乙とに多くの原
因
が
あ
り
ま
す
。
問自ら学ぶ意欲の育成
山とも深く関わっているが、教師が意図し
た知識や技術を教えるのでは対応できない、
子ども自身がどのように学んでいくかを中心
6
7
〆 ‘、I や五
(5)にして興味、関心、意欲を重視せよ、そのた
めには従来の学力観を変える必要があるとい
います。私も学習の導入は子どもたちの学ぶ
意欲や関心を重視して設定していますが、そ
れは山でも書いたように設定した学習の目標
に子どもたちの学力を引き上げるための入口
の所でまず、子どもたちにその学習領域に興
味・関心を持ってもらう乙とが重要だからで
す。と乙ろが乙乙で言われている乙とは、教
科にある人類の英知である科学や技能の系統
を教授するととより、子どもたちの興味や
関心のあるものを教材として設定せよといっ
た学習内容を内容の低いものに落としている
ように思えてなりません。
全体を通して感じたこと
新教育課程ではようやく小、中、高で男女
がともに学ぶ家庭科が実現する乙とになりま
した。日本の教育史上、始めての試みです。
乙れが子どもや父母に共感を持たれるものに
していく乙とは凶年後の次期教育課程で家庭
科がどうなるかにもかかっています。そのた
めには家庭科とはどのような教科で、男女が
ともに学ぶ家庭科とはどのような学習内容な
のか、子ども・青年の心身の発達に役に立つ
にはどのような学習過程が必要なのかが家庭
科教育学会始め、家庭科関係者の重要な研究
3.
問題に関して、全国の公立における男女別学
校の成立起因と家庭科教育の関連の分析とい
う、今までにない新たな視点からの研究でし
た。また﹁家庭科教育における性差特性の科
学的研究凶│日韓比較
l
﹂
(
山
梨
大
・
内
藤
道
子
)
は昨年の
1
報
l
児童・生徒の男女平等観、心
理的特性の現状ーに続くものです。乙の
2
報
は男女共学の指導方法や制度の根本に関わる
ものとして大変興味深いものがありました。
障害児の家庭科教育等その他の特徴
今回、障害児の家庭科教育のありかたに関
する研究が
4
報あり、研究の広がりが感じら
れ
ま
す
。
(
一
昨
年
は
1
報、昨年は
0
)
一 方
、
乙
乙
2
年続いて
9
報もあった消費者教育や環
境教育に関するものは今回は
1
報
だ
け
で
し
た
。
また明治から戦前、戦後の家庭科教育に関す
る史的研究や、アメリカの家庭科教育の成立
とカリキュラム等の研究は徐々に増えている
ようです。技能や、教材開発、指導方法に関
する研究もあり、内容は多岐に渡っていると
言えましょう。又とのような学会の研究動向
や研究方法に関する研究もあり、問題提起も
なされました。今後家庭科教育の研究に関係
する者がそれを受け止めてより研さんを積む
乙とが課題のように思われました。
事項だと思います。私はセミナーの内容とし
てそれを期待したのですが、領域別の問題提
起で小、中、高の一貫したカリキュラム案は
一つしか出ていなかったのが大変残念でした。
日本家庭科教育学会
第羽田大会(鹿児島)
研
究
発
表
の
紹
介
鶴
田
教子
日本家庭科教育学会第出回大会は、去る
7
月
4
日
出
・
5
日
同
の
2
日間、鹿児島県の商工
会議所ビルで聞かれました。乙乙数年、研究
発表数が徐々に増える傾向にあり、今回は臼
報告延べ約別人による発表でした。大学関係
者が多いのですが、約加名の小・中・高等学
校の先生も研究に参加されています。
多かった中学校男女必修
﹁家庭生活﹂領域に関する研究
中学校の家庭生活領域に関するものが昨年
は
2
報だけでしたが、今回は日報でした。ご
承知の通り男女共通に学ぶ新設﹁家庭生活﹂
領域の来年実施を前にして、教育現場では様
々な戸惑いと疑問が出されてきていますので、
乙れに対応する研究が多くなったのもうなづ
けます。九州地区共同研究会の、﹁九州地区
における﹁家庭生活﹂領域に関する研究(第
l
報
1
第
3
報)﹂は、乙の領域に関する教員
の意識と取り組みの実態、授業実践の動向、
教材・教具の傾向について鍛密な分析を行い
全国でも参考になる内容と思われました。乙
の他に、乙の領域での教材開発や内容、指導
方法や評価のあり方など多面的な内容でした。
今後の研究成果の蓄積がのぞまれます。
男女共学履修、性差に関して
乙乙数年多くの研究は男女共学を前提にし
て進められているようですが、乙れに的を絞
っ
た
テ
i
マは昨年と同様
6
報で乙の分野が定
着しつつあるように思えます。そのテ!マ名
は以下の通りです。
﹁男女共学移行に関する現場支援の研究│学
級担任教師による生徒発達観の調査から﹂(岡
山大・櫛田真澄)﹁男子学生の育児参加意識
と女子学生からの期待﹂(広島大・中間美佐子)
﹁家庭科男女共学の背景
l
香川高松市民にお
ける家庭科履修に関する意識﹂(香川大・山下
智恵子)﹁高校家庭科男女必修に関する研究
E
高校生の家庭生活に関する判断力
l
﹂ (
大
阪府立岬高等学校・亀崎多佳子他)
また﹁公立高校における別学校成立と家庭
科の関連﹂(福島大・武藤八恵子)は、危倶さ
れる男子校における家庭科教育の実施という
言
苦
雪
・"'11・.'川l・周1111'..冒
•
-l
世 !
•
'
E
-
z
!人
E
・ =
= ・
•
A
~
・ =
・
z
E
i報 !
E
a
= ・
lf:.
雪 Eヨ ー
・ =
•
E
・ 三
三 E
•
ニ .
三 .
•
二 .
.
圃
τ '
-•
. ー
三 .
!"II_.IIII'..'''II・・山手
︿
5
月間日﹀
報告
V
4
/
げ都副知事金平輝子氏と国際婦人年連
絡
会
と
の
意
見
交
換
会
に
参
加
し
て
・
・
・
・
・
・
半
田
V4/
お乾国会議員、文部省助成局を訪問し、
私
学
の
助
成
に
対
し
て
要
望
・
・
・
・
・
・
梶
谷
V
国
際
婦
人
年
連
絡
会
関
係
の
最
近
の
動
き
・
・
・
・
・
・
和
田︹さしあたって﹁会﹂としては、各県の家
庭科教師の必要数を試算して、その一覧を文
部省に持っていく乙とが必要。生徒数、学級
数、男女のバランスなどのデ
l
タ
が
ほ
し
い
。
また、例年が国際家庭年なので、その乙とと
のからみで家庭科の乙とを要求してはどうか︺
VPKO
法案にかかわって色々な機関から共
闘の誘いがあるが﹁会﹂としては加入しない
乙
と
を
確
認
。
協議
V4/4
の集りを生かして校長会に面会を申
し
込
む
。
V
乾議員は定数法改善計画に家庭科の乙とを
必ず言うと明言しているので、今後もコンタ
ク
ト
を
と
る
。
V
母親大会、各種夏の大会でのアピールや販
士
冗
に
つ
い
て
。
(
半
田
た
つ
子
)
︿
6
月間日﹀
⑨報告
・東京都議会の答弁では、共修のために一
OO
名の家庭科教師(高校)の採用をみ乙ん
でいるととが明らかになった。
-都高教組も六月中旬に﹁定数改善計画﹂
への家庭科加配の件を文部省に要請した。
-人員計画がはっきりしないので、教育課
程表での単位削減がチェックできない。各校
の減単策に対する都教委の対応をたしかめる
必
要
が
あ
る
。
-三井都議を介丸、都高教家庭科部会とし
て六月中にヒアリングを申し入れている。
⑨協議
①情報を各地の世話人に伝え、地域での
とりくみを強めてもらう。また夏季合宿に参
加して、情況を訴えるようっとめる。
②私立中学・高校長協会長と面会する。
③会報夏号をアンケートの回答校に送る。
8
9
F
(6)⑤ ④
母親大会への参加と任務分担など。
会報秋号の内容案承認。
(
和
田
典子)
︿
7
月叩日﹀
川四年度の高校家庭科共学実施にむけて新カ
リキュラム決定のタイムリミットがせまって
いる中で、各地の取り組みの報告があった。
各地の世話人の方々が情報を多く寄せてくれ
る乙とはうれしい。主なものをあげると、
合神奈川県高等学校教育課程編成の指針
世長野県一九九二年家庭科基礎調査のまと
め。全県の高校を対象に調査をした。
女姫路。市内の中学校実態調査中。
*東京都。家庭科の指導主事ヒアリング。
貴福井県高教組教研集会へ参加。和田さん。
長い間との運動を続けてきて制度も変わり
人々の考えも変わってきているのに、相変わ
らず古い考えに立腹するような報告もあった。
肯東京私立中学高校協会長と面会。
肯高校教科書の編集・検定についての要請
室
自
に
つ
い
て
。
などいろいろな報告を
v
つけて議題は、各機
聞にどう訴えていくか、有効な手段はないが、
黙っている事はできないのでアピールしてい
く乙との確認をした。
(
議
部
幸江)
国
際
婦
人
年
連
絡
会
一
の動き(切・
617)
和
国
典
子
一
一、宮沢首相との面会
六月九日、総理との面会が実現しました。
参加者は中村岡、中村、松浦の三世話人と分
野別委員会の座長六名および事務局より一名
の計十名でした。しかし、持ち時間が短く、
既報の六項目を各座長が要望したあと総理か
らの質問・発言があり、平和憲法を守る立場
に立つ乙とを求めて終りました。(総理府情
報誌
J
え
が
り
て
g
の八月号表紙にはとのとき
の写真がのっています)
一、女性の政策決定参加の状況についての
ヒアリング
七月十五日午後、総理府婦人問題担当室長
堀内光子氏より、三月末現在の審議会等への
女性委員の参画状況についてききました。
女性委員の割合は九・六第、女性をふくむ
審議会は七八・
O%
、女性委員が一五銘以上
の審議会は一五・五銘が現状です。しかし、
新経済五か年計画のなかでは女性が重点の一
︿
8
月叩日
V
L
国際婦人年連絡会全体会報告(和田)
教科書検定についての要請は、教育、
スメディア委員会と世話人で相談してすす
め
て
い
く
。
Z
家教連夏季集会高校分科会報告(和田)
京都洛西高校(男子校)が共修家庭科設
置に積極的、家クラブ全国大会の実態、問
題点が続出、共修状況の各県の報告など
o
a
教員募集依頼について(和田)
相模女子大高校、早稲田大学の本庄高校
からあった。会では今後乙ういう依頼に応
じられるようにしていく必要がある。
A M
川崎市立川崎総合科学高等学校の教育課
程の問題について(持田)
理科系大学へ直結と言う乙の高校の科学
科には﹁家庭科﹂は全く入っていない、乙
の乙とについて関係部署に質問をする。
巳山家庭科教員をめざす男の会(芦谷)
(
同
ペ
l
ジ参照)
&日本女子大のスクーリングに参加する男
子が急増(芦谷)
共教にむけて文部省も早く取りくんでも
らいたい、など話し合った。
(
柴
田
栄子)
つになっており、女性科学者の地位向上の提
言(科学技術大綱)、地球サミットの宣言に
女性の項目が加わり、農水省は女性に関する
ビ
ジ
ョ
ン
を
作
成
、
O
D
A
へ
の
W
I
D
のもりこ
みなどの動きが生れています。また、委員推
せん団体に民間女性団体を入れる乙とも関係
方面と相談したいとの発言もありました。
一
、
地
球
サ
ミ
ッ
ト
、
N
G
O
﹃
グ
ロ
ー
バ
ル
・
フォーラム引﹄の報告
右に参加された新日本婦人の会の伊藤弥栄
子氏の報告はご六五カ国、七五
OO
団
体
、
毎日三万人が集った、会場には四
OO
近
い
シ
ンポや会議、六
OO
余の展示があり,女性活
動センター'も設けられた。世界の
N
G
O
か
ら日本企業による海外での環境破壊や公害輸
出にきびしい批判が集中した﹂などでした。
一、ユニフェム活動の近況
11
来日の広報
担当官デピ
l
・ツヱグレディ女史にきく
開発途上国の女性の現状にふれながら、女
性支援のユニフェムの活動例を紹介、現在一
二
0
カ国約六
OO
のプロジェクトにとりくん
でいる乙と、日本では世界で一三番めに圏内
委員会が発足予定だが大へん喜ばしいなど、
が
話
さ
れ
ま
し
た
。
マ
︿
9
月間日﹀
⑨報告と話し合い
様文部省が家庭科教員増員の方針を出したと
と(凶ペ
l
ジ)について
H
運動の効果があっ
た。予算等について更に要求して行乙う。教
員養成についても運動したいがむずかしい。
恭学校
5
日制に関連して
H
今の指導要領で週
5
日というのは無理なので、ど乙を減らそう
かという乙とになると家庭科がねらわれやす
い。次の教育課程改定で家庭科が減
3
り
さ
れ
る
おそれもある。運動の手はゆるめられないの
で
は
な
い
か
。
務母親大会について
-問題別集会での﹁新指導要領の白紙撤回﹂
の申し合わせに関連して刊家庭科共修も撤回
なのか?﹁共修は上からの押しつけ﹂とい
う反発も出てくるのでは?下からの運動で
入った乙となのに:::﹁全面否定﹂の運動を
すべき時代ではない。
-﹁母親大会﹂という名前を変えるべきだ、
ぷ子としての取り組み方を改めて考えたい
という意見も出ました。
⑨決定した
ζ
と 。
務総理府への働きかけは叩月の世話人会後に。
絡会報秋号の内容、ページ数、部数を確認。
器年内の世話人会の予定など。(梶谷典子)
一、高校教科書の編集・検定についての要
請案について
教育・マスメディア委員会では、昨秋より
検討をつづけてきた高校教科書のうち、男
女平等教育と関係の深い国語、現代社会、倫
理、家庭一般の四科目計八社の現行教科書の
問題点を洗い出し、それをふまえて現在作成
中の改訂版の編集・検定についての要請案を
まとめました。要請事項の要約は、左の通り
で
す
。
①教科書の著作、編集、検定担当者が男
性に偏しているのを改め、男女のバランスを
はかる乙と。(女性の参画はごく少数)
②固定的性別役割分担意識を助長するよ
うな記述、写真、さし絵を排し男女平等、男
女とも人間として-自立した生き方が学べる内
容にする乙と。(ステレオタイプが多い)
③戦前、戦後の女性差別の歴史や現状、
原因や社会的背景、克服する方向がわかるよ
うな内容をもり乙む乙と。(ほとんど欠落)
④編集・検定は、女性の視点を必ず入れ
るとと、また家庭、社会、職場の描写は男女
平等の理念にもとづく乙と。(欠けている)
⑤﹁女子差別撤廃条約﹂や女性の現状、
施策などの国際比較を加える乙と。(皆無)
⑥編集・検定基準として自由、平等、平
和、人権の項目を新設し、明記する乙と。
10
11
、
.,~-",
(7)⋮
市
川
先
生
、
⋮
共
修
も
間
近
で
す
中
嶋
里
美
山
市川房枝さんが生きていて下さったら来年
で 一
OO
歳になる。そして市川さん一
O
一
歳
の年から小中高すべての学校で家庭科は男女
共修になる。市川さんが誕生して一世紀、そ
して共修運動二
O
年
が
経
過
す
る
。
市川さんのお誕生日にあたる今年の五月十
五日から来年の五月十五日迄の一年間、縫田
嘩子氏を委員長として、市川房枝生誕一
00
年記念事業が行なわれている。
五月十五日は東京芸術劇場で﹁市川房枝の
夕べ﹂が聞かれた。地下では展示会や本の販
売が行なわれ、ホールでは幸田弘子さんが市
川さんの生涯を朗読で紹介し、コーラスでは
市川さんの好きな歌や﹁婦選の歌﹂等が紹介
され、松尾葉子さん指揮の交響曲に会場を埋
めつくした二
000
名は時のたつのを忘れた。
私はこの日﹃市川房枝の国会全発言集﹄、
﹃私の国会報告﹄、﹃市川房枝の思い出﹄等を
買ったが、大変貴重な資料であり、議員、と
⋮
新
し
い
中
学
校
教
科
書
⋮
に
つ
い
て
一
議
部
幸
江
一
中学校の技術家庭科の教科書は、東京書籍
と開隆堂の二社のみで固定教科書の感が強い。
そのどちらを採択するかは、学校独自でする
ことはほとんどなく、地域の教育委員会など
の一括採択で、それに現場の声が反映されな
い
場
合
が
多
い
。
二社の教科書を新教育課程での教科書とい
うととで興味を持って検討したが、共学が実
施される教科書としては従来と変わりなく期
待はずれである。開隆堂出のみは、配列が技
術分野家庭分野と分かれてないのが変わった
点である。また開隆堂は、表紙を家庭科の内
容のイラストにして生徒の興味を引くように
してある。学習のはじめの文章の中では﹁乙
れからの社会は、職業生活と家庭生活、男性
と女性の両立をはかる時代になるといわれて
います。乙の教科で学習する知識や技術は、
男女どちらにも必要になりますので、互いに
協力して学びましょう
d
と男女で学ぶ乙との
りわけ女性議員には是非読んでもらいたいと
思
っ
た
。
私は一度だけ市川さんから手紙をいただい
た乙とがある。それは﹃婦人展望﹄に﹁女子
だけの家庭科は憲法十四条違反だから、裁判
闘争を起したい﹂という趣旨の乙とを書かせ
ていただいてからである。手紙は﹁その後あ
の運動はどうなっているのか﹂という内容で
あった。市川さんの手紙ではずみがつき、早
速、梶谷さんと一緒に中島通子さんに会いに
出かけたりもした。
市川さんのお姿はどの場面を取っても行動
的という言葉がピッタリしている。そして養
女のミサオさんによれば朝ごはんも新聞を読
みながら食べ、前に坐っているミサオさんの
おかずに箸がきて、ミサオさんからよく注意
を
う
け
た
と
き
ヌ
ノ
。
最後に市川さんが共修問題を取上げてくれ
た国会の様子をお伝えしたい。
市川さんが家庭科の共修を国会で取上げて
くれたのは三回であるが、いずれも女子差別
撤廃条約の署名も批准も行なわれていない時
期であり、文部省も女子必修を守りつつ、男
子も選択できる程度の乙としか考えてなかっ
た時期である。市川さんが家庭科共修を迫る
一方、差別撤廃条約の署名や批准に力を注い
意義をあげている。根強く残っている性別役
割分担の意識を払拭していくためにも、男女
で学ぶための教科観を掲げ、編集にも貫いて
ほしいと思う。挿絵、写真も家事労働をする
男性は多くなっている。
新設の﹁家庭生活﹂について二社を検討し
てこれから述べるが、目次の立て方が同じな
のは、指導要領にのっとる限りやむを得ない
の
だ
ろ
う
か
。
家族と家庭生活について。家庭のとりあげ
方が核家族と拡大家族の解説中心である。東
京書籍には﹁家族についての考えが多様化し
ている。結婚しない人や夫婦だけ、ひとりぐ
らしの高齢者や若い人など家族の構成もさま
ざまである己と現代家族の特徴として述べて
いる視点は重要である。生徒たちの家庭の状
況は様々で、教科書の幸せな家族の絵に反発
を感じる生徒もいるはずである。
家庭の仕事について。乙乙では、衣食住に
関する仕事が実習例と共にかなりのぺ
l
ジを
さいてある。主な例は、トースト、ハムエツ
グ、自分の弁当、通学服の手入れ、居間の掃
除、洋服カパ
l(
東京書籍)、チャーハン、米
飯みそ汁、ピザトースト、ワイシャツの洗た
く、しみ抜き、ウォ!ルポケット(開隆堂)、
乙れでは小学校の学習の再確認、いろいろな
だ理由が、議事録の行聞から読み取れる。
第一回の一九七六年の予算委員会では永井
文部大臣が﹁乙の家庭科というものを常に小
学校から高校まで共修というふうな、いわば
機械的な取り扱いをするのではなく、もう少
し弾力的にして・;:﹂と答えている。二回目
の一九七七年の決算委員会では海部文部大臣
があたりさわりのない答え方をしたので、市
川さんは圏内行動計画に沿って委員会を作り
男女共修を考えよと迫った。すると諸沢初等
中等局長が﹁改めて別な委員会を作るという
乙とは考えていない﹂と答弁し、市川さんが
その答弁には満足しない、文部省が一番がん
乙で良妻賢母主義だと怒りをぶつけ、若い大
臣が誕生したのだから別な観点から検討して
欲しいと要望している。最後は一九七七年十
二月の決算委員会では諸沢氏に対して﹁家庭
は男女の協力で作るものだ。女子だけでなく
男子にも教えるべきだとたびたびお願いした
が聞いてもらえなかった﹂と市川さんは迫っ
ている。諸沢氏に直接抗議に出かけた時私も
同行したが、市川さんが机をたたいて諸沢氏
に追った。最も苦しい時期を市川さんは先頭
に立って歩いてくれていたのだった。
事を広く浅く学び、しかも技能中心である。
家庭の経済の項には、契約とク
l
リ
ン
グ
・
オフ、消費者としての自覚など消費者教育も
含まれている。また、家庭と地域社会の項に
は、地域の環境づくりや環境問題にもふれ、
乙れらは新しい内容である。
以上のように﹁家庭生活﹂は家庭科という
教科の圧縮版という感ですべてのものが盛り
込まれている。しかも、-年生で履修とされ
問題意識もない状態で学習させるのは非常に
むずかしい。乙の領域の設置の背景には、家
庭教育機能が低下している今、親となるため
の学習を充実する観点から家庭科を見直す動
きがあったと言われるし、男女が協力して家
庭生活を築いていくという意味も女性が家事
育児の中心的な担い手であり男性がその協力
者であるという考えがある乙とも問題である。
﹁女子差別撤廃条約﹂がめざしている男女平
等を実現させるための家庭科の内容と教科書
の内容はまだまだ一致しない。現場の教師が
教科書を使う時には、その点は十分考慮する
と同時に、よりよい教科書づくりへ多くの意
見を述べていきたいものである。
P
A
V
d
z
u
a
P
A
v
e
p
A
V
J
F
A
V
d
p
A
V
d
p
A
V
O
F
A
Y
︾
P
A
V
1
5
A
V
d
p
A
V
O
F
A
Y
ω
F
A
Y
ν
皆さんの地域の情報をお待ちしています。
(
編
集
部
)
12
13
(8)新
教
育
課
程
に
対
す
る
⋮
⋮
中
学
校
の
実
態
⋮
姫
路
サ
ー
ク
ル
香
川
敦
子
一
私たちは、中学校技術家庭科の男女共修、
平等教育、教育現場の民主化の推進を目標と
して、月一回の勉強会を、細々と続けている。
毎回の報告を送る乙とによって連絡はとって
いるが、中学教師の多忙さは、現実的な出席
は困難で、数名であるととが多い。
今まで、領域を男女同じものに、授業はク
ラス単位で、という方向を志向して来た。
そして新しい領域﹁家庭生活﹂の実際の授
業をどうするかなども論じて来た。
2
時間つ
づきに技術科と裏あわせに組む習慣に対して、
乙れは別学のもとであったし、乙の組み方だ
とある級は家庭科が年の前半のみとなり、評
価にも不都合があるので、他教科と同じく一
時間で組む乙とを提唱して来た。平成五年に
移行期から新課程に入るので、サークルのメ
ンバーに対しその展望をアンケートに求めた。
乙れをもとにして、兵庫県下をもう少しひろ
くきいてみたいと思っている。回答は十校ほ
--
E
•
聞
-b
・
・
・
川
"
・
・
1110
・
1
圃
11110..111"..11
・
H
・
.1111曜
通
信
教
育
で
家
庭
科
教
育
を
志
す
男
性
の
発
言
か
ら
半田たつ子
日本女子大の通信教育で家庭科教師の資格
を得ようと勉強している人達のスクーリング
を担当しています。とと三年ほど、男性が二
1
三名受講していましたが、今年は一二五名
中一五名と大勢でした。その動機を書いても
らっていますので、冬号で紹介しましょう。
東京のある有名私立男子校からは、二名受
講しており、うち一人は﹁同僚は多分二年で
単位をとれると思うが、ぼくは三年かかるだ
ろう﹂などと言いながら、熱心に最前列で受
講していました。
その学校では、男子生徒に家庭科を履修さ
せるつもりは全くなかったそうで、職員会議
では﹁家庭科の隣接領域である社会や理科を
教えて、家庭科を履修した乙とにしよう﹂で
合意が成立しかけたそうです。ところが、教
務主任(乙の学校では別の呼称だが)が、発
言を聞いていて﹁教えてもいないのに、学ん
だ乙とにするのはフェアではない﹂と思い、
どであるが紹介する。
山
必
修
4
領域は、家庭生活・木工を
1
年
で、食物・電気を
2
年で、それぞれ出時聞を
あて(指導要領通り)、そしてすべてクラス単
位の共修である。しかし、コメントとして、
﹃
1
年生に﹁家庭生活﹂をするのは無理、
3
年生なら考え方が大きく違うだろう。生活全
般にわたる乙とを、お時間で教えるとはどう
いう乙とになるのかと空しい。しかし、-年
でするつもりなので簡単にし、教材も吟味し
なければと思う。﹄というものがあり、私たち
は
少
く
と
も
、
2
年の食物と入れかえて、組む
乙とをすすめたい。
佃
3
年で問時間がとれるとして、保育は
すべての学校でとっている。移行期に共学を
すすめる流れの中で、保育は共学がやりやす
いし、必要である(性教育を含めて)という
意見が多かったので、その延長と思われる。
被服も
m
l
お時間をとっている。住居はとり
入れるもの
3
例であった。技術科は、情報基
礎が、機械の導入のおくれている一校をのぞ
き
凶
1
お時間で組み入れられ、金工または機
械との組み合せである。
7
領域というわくに
対
し
て
す
べ
て
、
4
領
域
を
と
り
、
8
領域となっ
て
い
る
。
個
授
業
は
1
時間ものとして年聞を通じて
行う型も、少数派であるがみられた。
最後にそう述べた乙とから、家庭科を検討す
る乙とになったそうです。その人も通信教育
を受けていて、﹁二年で単位がとれるメドが
つ
い
て
﹂
い
ま
す
。
彼は、﹁学校関係者でない人
K
は不思議か
もしれないけれど、学校とは、乙んなまやか
しがまかり通っている所です﹂とも語りまし
た。乙の学校は、進学で名を上げているだけ
でなく、学校の管理職を選挙で選び、生徒に
も自発的な学習を奨励するという特色を持っ
ています。そ
ζ
ですら、家庭科の男女共学や
家庭科の教育的意義については、乙の程度の
認識なのです。たまたま疑問を提起する人が
一人でもいた乙とで、職員会議の方向は変わ
りましたが、どんな結論が出たのか?
バッテリ出来上がっているカリキュラム。
英語から
1
時間、理科から
1
時間とひねり出
す乙とはできない。苦肉の策は、
3
学期の水
曜
6
限、特別活動の時閣を家庭科にあてる。
そ
れ
で
6
1
8
時間、その他は
1
2
3
学期の生
徒自宅学習日
K
集中講座として幻時間、乙う
し
て
1
年
1
単
位
、
2
年
1
単位、計
2
単位、あ
とは体育
2
単位をもって家庭科にあてるそう
で
す
。
﹁長崎では公立男子校すら、家庭科をしない
乙とを決めた(長崎の公立男子校は工業高校
四﹁家庭生活﹂の中、山家族・生活凶経
済問仕事凶地域・環境という柱に対する時間
の配分については、聞に却時間以上をあてる
ものが大部分で、その場合、山間凶には、
1
1
8
時間の配分をしている。それに対
L
て
聞
を
7
時間、日時間と少くしている例では、聞
には時聞をとっている例があった。いづれも
山凶凶にはほぼ均等に配分している。聞につ
いて悪徳商法、カ
l
ド
、
ロ
l
¥ ンなとをとりあ
げ、凶では、ごみ問題、リサイクル、洗剤など
環境に目をむけさせたいという意図がみえる。
いずれもアンケートの項目として間われて
かいたという自信のなさそうなものである。
これから実際に授業をすすめながら、カード
とか、ごみ問題を、教師の興味だけでなく、
中学一年の彼等の家庭生活全体像の中に位置
づけて扱うことをみすえてゆかねばならない
ん
﹂
田
山
v
つ
。
同コンピューターについては、初台が導
入され、主として枝術科教師が管理する。積
極的につかいたい乙とはないが、購入したソ
フトを使うよう要請されるので、栄養計算に
つかってもよいと思うというものがある。市
販の家庭科用ソフトについての検討が必要で
あ
ろ
う
。
乙の程度の情報でも現場で交換して、お互
いの参考にしてほしいと思う。
の
定
時
制
だ
け
だ
と
思
う
の
で
す
が
・
:
半
田
)
。
州の有名な全寮制私立高校では家庭科をやら
ないととに決めた、と聞いている。男子の家
庭科は叩年間でなし崩しにやめてしまう乙と
になりかねない。対策は?私立学校は補助
金をカットされるととが一番恐ろしい。息子
の学校で家庭科の授業がないのに、評価がつ
いできたら、乙れはおかしいと親が騒ぎ、問
題を大きくすることも有効だ﹂。
私は、なぜ家庭科が男女共学になったか、
生活一般の
2
単位を、体育など関係のないも
ので振替えるおかしさを話していますが、彼
は﹁乙れが私立男子校の実態です﹂と言い切
り
ま
し
た
。
事ほどさように、家庭科に縁のないまま大
人になった男性に﹁男が家庭科を学ぶ意義﹂
を理解させ、﹁いい大学﹂に多数の生徒を入
れることを教師の使命と信じて疑わない人の
意識を変えさせるのは至難の技ですね。
だが、広島のある学校ではマンションを借
りて、スクーリングに男子教師を送り出して
おり、いよいよ何とかしなければ、という切
迫感も漂っていました。あなたの地域ではど
うですか?どまかして通そうとしている動
きはありませんか?手分けして調べ、情報
を﹁会﹂までお寄せ下さい。待っています。
14
九
15
(9)東
京
都
⋮
芦
谷
薫
U
で
I
ま
前号では都教育委員会が出した﹁公立学校
教育課程編成基準﹂より関係部分の抜粋をお
知らせしました。
要点は、①普通科課程の高校においては、
四単位から減ずる乙とはできない(必履修科
目の単位の一部削減の対象科目ではない)。
②﹁生活一般﹂の附則に関しては、文言とし
ては﹃施設・設備や担当教員の確保等﹄四単
位履修が困難であるというやむを得ない場合
と今まで同様の条件の明示の二点でした。
②に関しては、﹁普通高校では適用する学
校はない。工業高校でも施設・設備が整えば、
適用されない﹂(都高教男女平等教育プロジェ
クト﹁男女共学情報
h
l
﹂より)という都教
委の見解は、既に会報でお知らせした通りで
す 。
﹁編成基準﹂を出した都は説明会を聞きま
したが、各学校の受けとめ方はかならずしも
一致しているとは言い難く、﹁生活一般﹂の
附則の適用は普通高校でも出来るとか、家庭
;
会 私 主
i
長 立 不
:
を 中
.
!
訪 学
i
.
ね 高
.
て 等
;
' 字 !
山 校 !
i
面 協
i
た 会
Fつ 一 、 i
i
子
!
よかれあしかれ公立学校では、家庭科男女
共学に関して、教育委員会の﹁指導﹂があり
ますが、私立学校では﹁建学の精神﹂を尊重
し、一斉に右へならでというわけにはいき
ません。﹁会﹂では、乙れまでもアンケート
や集会等で私立学校に働きかけ、意識を尋ね
てきましたが、東京に数多くあって、力も持
つ私立学校の全体としての取組みの現状を知
りたいと願いました。六月十六日、市ヶ谷の
私学会館に、東京女子学院中学高等学校校長
で、みだしの協会会長酒井淳氏を、和田・本
橋・半田が訪ねました。
酒井氏は、日本私立中学高校連合会副会長
でもあります。私立といっても千差万別です
が、﹁会長﹂であれば個々の学校の事情を超
えて、時代の趨勢はつかんでいるのでは:・と
の期待は残念ながら裏切られました。
﹃学芸大学で男子の家庭科教員の養成を本
科は三単位に減単できるなどの願望的発言が
ある乙とがあちら乙ちらから聞こえてきまし
た 。
6
月都議会での教育長答弁﹁家庭科共修
にむけて約百人程度の増員﹂もその具体的な
計画が明示されないため、﹁一度に百人も採
用できるのか?それだけの人材が在るのか
?﹂等の疑問の声が出され、その疑問がまた、
二単位や三単位の家庭科も有り得るという仮
説をふくらませていくという情況の中で、各
学校では具体的なカリキュラム作りの検討に
入るという情況でした。
そ乙で、三井マリ子都議のヒヤリング
(
6
月お日)に、和田、斉藤、芦谷が参加し、条
件整備の見通しと、各学校で編成された教育
課程表がどのような手順で都教委に提出され
るか、文提出後の都教委は教員配置などに関
してどんな乙とをするのかなどについて聞き
ま
し
た
。
神山人事計画課課長と蛭田高等学校指導課
課長の回答の要点は次の通りです。
山﹁生活一般﹂の附則の適用について、東京
都は適用はない。普通高校はもとより、工業
高校などにおいても施設・設備を作るので、
条件整備は整うと考えている。
問教員充足については、工業高校など現在家
庭科専任がいないところにも専任で充足を考
気でやっていない。男子校では、新任の先生
では対応できない。却すぎのしっかりした先
生がほしいが得難い。指導者の問題が第一な
のに、教員養成をはじめとして、対応ができ
ていない。やむを得ず、授業だけきてもらう
講師や、内容をパラして単元によって他教科
の教師が分けて持つ乙とも考えている。
東京は土地が高く、狭く、建築基準法が厳
しく、新しく家庭科教室を作る乙となど不可
能なのに、文部省は、現場の意見も聞かず、
実態に合わない乙とを性急にやるので困る。
無理に運んでも定着するかどうか。凶年後の
改訂でまた変わるのではないか。
その上に五日制の問題が出てきた。
753
と言われているように、今の子供が学校の教
科内容を理解しているのは、小学校で
7
割 、
中学校で
5
割、高校では
3
割しかいない、授
業内容を精選するという時期なのに、五日聞
に今の内容を詰込み、更に家庭科をふやす乙
とに男子校は音を上げている。
大体家庭科を学校で教えなければならない
かどうかも問題だ。別に習わなくても、見ょ
う見まねでできるのではないか。
私立学校は、何も受験にだけが全てと考え
ているわけではない。また﹁建学の精神﹂を
タテに、文部省の﹁指導﹂に従わないという
え
て
い
る
。
印家庭科教員の別枠配置については、国の定
数法を基に都は計画していくので、今のとと
ろは考えていない。
凶週刊叫時聞を標準として人的措置も行われる。
間秋には各学校での教育課程編成の具体的な
タイムスケジュールを示す。平成
5
年の一学
期中が最終リミットと考えている。
︿﹁男女共学家庭科情報恥犯﹄(都高教男女平
等教育プロジェクト発行)より
V
7
月
3
日都高教は、人事計画課に対して交
渉を持った。要点は次の通り。
①東京は他の大都市の中でも最も家庭科教
員不足数が大きいと予測される。乙れに対応
できるような定数改善の要請を都として文部
省にという要望については、文部省担当者に
話してみる。②工業高校に専任教員を例年度
より前にという点については、前倒しは男女
共修家庭科の設置が前提だが、要請があれば
応えたい。③新教育課程にきちんと対応した
人員配置をする。
国の教員定数法第五次改善花、家庭科の男
女共修の項が入るよう要請する乙とが今緊急
になされるべき大きな課題だと思いました。
ζ
とはない。改訂に際しては真面目に取組み、
むしろ﹁日の丸・君が代﹂など、文部省の意
図を汲み、指導要領に位置づかないうちから
率先して実施している。それなのに、文部省
が私立学校にはなかなか力が及ばないと言う
のは心外だ。家庭科の教室の新設は難しいの
で、実習など、校外施設における夏休みの合
宿などで代替できるのではないかと私学教育
研究所で検討させている。
私立学校で男子校が共学になったと乙ろも
あるが、あれは大学が男女共学だから付属校
も共学にしたまでだ。私は共学なら、男
2K
女
1
がいい。いや中学・高校は、男女別学が
いいと思っている。共学にするためには、施
設も大変だし、女子校では、男がする乙とを
女だけでしなくてはならないから、むしろ女
子校の生徒のほうが力がつく。
行政機関は、現場の乙とをよく知った上で
施策を打出すべきだ。そのことを今後も訴え
て
い
く
乙
と
が
必
要
と
思
っ
て
い
る
:
:
:
。
﹄
女子校の校長なのに女性問題の潮流も知ら
ず、全私学の総意を掴んでいるという自信。
ああ今、固くて古い教育者によって教育され
ている生徒達のふしあわせ:・
16
17
唱をt与
(10)⋮家庭科教員はふえるか引い.
芦
谷
薫
一
八月三十一日、参議院議員乾晴美さん(連
合)を、和田、山本、近江、柴田、芦谷が訪
問しました。第五次教職員定数改善計画(高
校)の基になる全国悉皆調査の結果が夏にま
とまるという乙とでしたので(夏号日べ
l
ジ )
、
文部省から教育助成局財務課法規係長自問竜
一郎さんに来てもらい、乾さんといっしょに
話をききました。要点は次のとうりです。
出悉皆調査の結果が出て、教職員定数の在
り方に関する調査研究協力者会議(座長・蓮
見音彦東京学芸大学長)は七月二十八日今後
の教職員配置の在り方について(中間まとめ)
を出した。乙の中に家庭科が男女必修となる
ことに伴う教育指導に適切に対応できるよう
配慮する必要があるという表現が入った。
凶﹁まとめ﹂を受けて、義務教育諸学校につ
いては文部省の予算で行われるので、来年度
から始まる第六次改善計画を八月二十一日発
表し、来年度の概算要求を提出した。
間高等学校の第五次改善計画についても、
﹁まとめ﹂を受けて、来年度からの年次計画
*
*
*
*
*
*
*
*
・
米
・
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
いい﹃家庭科教員をめざす男の会﹂を結成しでいる人、これから免許を取ろうと頑張つい竹
山内ました。家庭科のような本当にオイシイとている人、家政科に学んでいる学生など様料
料
乙
ろ
を
女
性
だ
け
に
昧
あ
わ
せ
て
お
く
な
ん
て
モ
々
な
人
の
集
ま
り
と
な
り
ま
し
た
。
い
日
料ッタイナイ、と思う男が徐々にではあるけとは言え、家庭科をめざす男はまだまだい日
料
れ
ど
増
え
て
き
た
ん
で
す
ね
。
肩
身
の
狭
い
存
在
で
も
あ
り
ま
す
。
僕
達
は
各
地
料
*
7
月四日に大阪で開いた初会合には日人で家庭科の魅力に目覚めた男達に励ましとネ
い
い
の
男
性
と
4
人の女性が集まりました。集ま具体的援助を行なう乙とと、行政等に働き*
いいった男達は皆、理念として男女共教を考えかけ、男性家庭科教員を増やすための具体料
いいてきたのではありません
o
各地でそれぞれ的措置を要求して行きたいと考えています。いい
い刊の生き方を通じて、家庭科の持つ魅力や可男性が家庭科教員の半数を占める日を夢見料
料能性を発見し、ぜひ自分で実践して行きたて気長にやって行
ζ
うと思っていますので、料
い
い
い
と
考
え
た
人
達
で
す
o
す
で
に
教
室
で
教
え
て
よ
ろ
し
く
お
願
い
し
ま
す
。
い
竹
林
い
る
人
、
他
教
科
か
ら
の
く
ら
替
え
を
も
く
ろ
ん
大
阪
南
野
忠
晴
料
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
・
米
・
を作成する。しかし高等学校の方は、文部省
の直接の予算ではなく、自治省地方公布税関
係となるので、自治省と今後協議をしながら
日月を目途に概算要求の策定をする。
﹁会﹂からは、学校現場の新教育課程検討
の様子や今後の進行予測などを説明し、日月
末では、各学校での検討、決定に間に合わな
いという乙とも有り得るので、もっと早くに
策定して欲しいと要望しました。
また、日常の生活経験や身体や五感を充分
に使う体験の之しくなっている生徒達の現状
が、実習などの授業の中で具体的にどんな行
為となって出てるのかも説明し、少人数構成
の授業が可能になるよう班別学習への配慮も
お願いしておきました。
乙の後、乾議員には、﹁家庭科教員をめざ
す男の会﹂の旗揚と、家庭科がおもしろいと
免許取得のために通信教育スクーリングを受
ける男性教師が年々増えているとと、しかし
取得のための場が限られているため、通信教
育を実施している大学も悲鳴をあげている
ζ
と等お話しました。
乾議員は﹁家庭科男女共修は男女共教とい
うのは、当り前の乙と﹂と共感され、さっそ
く取り組みたいと男女の家庭科
K
力を入れて
くださるとのことでした。
18