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日本的様式の探求と光と影の造形 : 「距離」=「時間」=「空間」

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Academic year: 2021

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182 名古屋学芸大学メディア造形学部研究紀要2008 Vol.1

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デザイン学科・助手

Department of Design • Research Associate

杉野 直也

Naoya SUGINO

日本的様式の探求と光と影の造形

「距離」=「時間」=「空間」

Search for Japanese style,

forming of light and shadow

"Distance" ="Time" ="Space"

2002年「 九 十 九 の 一01 “first of 99”」制 作、2004年 2人 展「No.1/1」発 表 後、同 年、個 展「 不 可 知 」02 発 表。「 九 十 九 の一“first of 99”」は形状として「花型(チューリップ)を 用い、オーナメントオブジェとして大量数制作する。 「人間には同じ形状のものが多数あっても その中から一つを見極める性質がある」 そ の 考 え に 基 づ き、 大 量 の 花 型 を、 一 つ 一 つ の デ ィ テ ー ル が 異 な る 様、 手 作 業 に よ る 制 作 手 法 を と る。 一 見 同じ形でありながら、微妙に異なる形状とした。 以降、位相形態03 による、造形表現を模索する。 「無い」と言う事の「存在」を表現する 2006年個展「CALLING」を発表。[fig.01] 「CALLING」を発表するにあたり“日本を代表する、古 くから馴染みのあるカタチ(モチーフ)”として「千鳥」04 を 使 用 す る。日 本 人 の 心 の 中 に 擦 り 込 ま れ て い る 様 な、 ど こ か で 見 た 懐 か し い 情 景 を、千 鳥 を 媒 体 と し、覚 醒 さ せる効果を狙う。量産された作品を整然と並べる事によ り、鳥 の 羽 音 が 聞 こ え る 様 な 情 景 の 演 出 を 試 み た。前 回 と 違 う 点 は、素 材 を 薄 い 木 片 に し た こ と で あ る。こ れ は 実 態 を 見 せ ず に 影 の 存 在 の み で 造 形 を 示 す 事 を 目 的 と し て い る。よ り シ ン プ ル に 伝 え る 為 に、余 計 な も の を 排 除した結果、生まれた造形である。[fig.03][fig.04] 2007年個展「CALLING 2」発表。[fig.02] 木 を 素 材 の 中 心 と し て 2002年 か ら 制 作 し て き た が 「CALLING」発表時に試験的に金属(銅板)を使用。鏡面 に 仕 上 げ る 事 で 影 の 意 識 か ら「 光 と 影 」を 映 し 出 す こ と を意識した作品制作に入る。[fig.05]自身初の金属(鋳造) 制作発表。「量で見せる位相形態作品」「光と影」を合わせ 持ち、且つ「量から単体表現への移行」「屋外展示可能な 作品」をテーマに制作発表とした。[fig.06][fig.07]

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日本的様式の探求と、光と影の造形

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