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ポリリズムにおけるリズム知覚の研究

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Academic year: 2021

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(1)ポ リリズムにお ける リズム知覚 の研究 藤. 澤. はづ き. ので きる運動反応が起 こる。 さらに このモ デルは両手. 1.は. タ ッピングのモデ ル に応用 された。 そ の結果 ,被 験 者. じ め に. の 反応 の タ ッピ ング間 イ ン ターバ ルか ら階層性統合運 我 々の行動 の 中に は多 くの リズム運動が存在 して い. 動組織化 とい う学習 ス トラテジーが人 間 の両手 タ ッピ. る。そ の 中 で も,音 楽 を演 奏す る,ダ ンス をす るな ど. ン グ で 最 も採 用 され る こ とが 分 か っ た (Jagacinski,. の複雑 な行 動 の 基本 的 なメカニ ズ ム を明 らか にす るた. Marshburn,Klapp,&Jones,1988)。. め に研 究が な されて きた。 それ らの研 究 で はポ リリズ. 織化 は基 準 となる片手 の拍系列 の タ ッ ピングに, もう. ム刺激 を用 い た両手 タ ッピ ング課題 の研 究が多 く行 わ. 片方 の拍系列 の タ ッピングを差 し込 む とい う方略 で あ. れ た。. る。 この とき,提 示 されたポ リリズム にお い て基 準 と. 階層性統合運動組. なる拍系列 を地 ,も う一 方 の拍系列 を図 とす る内的表 2。. ポ リ リズ ム とは. 象 が あ る と も考 え られ て い る (Oshinsky&Handel, 1978)。 またポ リ リズ ム ・ タ ッピ ン グ課題 を用 い た研. ポリリズム とは,時 間間隔 の比が整数倍ではない 2. 究 の ほ とん どが ,ポ リリズムの うち相対 的 にテ ンポの. つの拍系列 の同時提示 である。例 えば図 1の ように 2. 速 い ほ うの 拍 系 列 が基 準 の拍 系 列 にな る と して い る. 拍 と 3拍 の音系列が同時 に提示 され る よ うな音刺激. (Summers,Ford&Todd,1993; Summers,Rosenbaum,. (こ. の場合 のポリリズムを 2 vs3と い う)の ことをい う。. Burns&Ford,1993)。. さ らに基 準 の 拍 系 列 の タ ッピ ン. グは , もう一 方 の 拍 系 列 の タ ッ ピ ン グ よ りも正 確 で あ 3。. る とい う結果 を示 した。 一 方 ,タ ッピング課題 を用 い. ポ リ リズ ム を用 い た 研 究. ず にポ リリズムの知覚 を調 べ た もの もあ る。. Wing&kistofferson(1973)は ,片 手 に よる. (正 確. Jones,Jagacinski,Floyd&Klapp(1995)は. ポ リリズ. には 1つ の 運動部位 を用 い た)タ ッピングの基 礎 的 な. ム (図 1)の 2拍 の 2音 目の タイ ミングをず ら し,時. モデル を提 唱 した。. 間間隔 の変化 を検 出 させ る課題 で 実験 を行 った。 この. このモデルで は,タ イム キ ーパ ー とい う内的 な時 間. 実験 か ら 2 vs3の ポ リリズ ム にお い て両系列 の 音 の 高. 管理 プ ロセスの存在 が仮定 されて い る。 それ は内的 ク. さの差 が小 さい とき,時 間間隔 の変化 の検 出率が高 く. ロ ック と も言 われ ,個 体 が 一 定 の テ ン ポ を保 つ た め. なる と した。 これ につい て Jones. に,内 的 に時 間 を計 ってい る時計 の よ うな ものであ る. 間隔 を変化 させ なか った 3拍 の系列 が基準 とな り,変. と考 え られて い る。 タイ ム キ ーパ ー に よって運 動命令. 化 を検 出 しやす くす る手掛 か りの役割 を果 た したので. (motor command)が 生 成 され ,命 令 か ら運 動 まで の. はない か と考察 した。. et al。. (1995)は 時 間. 運動遅延 (mOtOr delay)の 後 ,実 際 に観察 され るこ と 輸. 実. S ttS. 珀. (目. 験. 的〉. Jones et al。. (1995)の 実験 では 2拍 の系列 のみを変. 化 させていた。 しか し,両 系列 の音 の高 さの差が小 さ い とき,3拍 の系列が基準 となって変化 を検 出 しやす. 図. 1 2 vs3の ポ リリズ ム. くする手掛か りの役割 を果た したのならば,逆 に 3拍 の時間間隔 を変化 させると,変 化 のない 2拍 の系列が.

(2) 甲南女子大学大学 院論 集 第 3号. 基準 となるはず で あ る。Jones et J。. (1995)ら が 3拍. 人間科学研究編 (2005年 3月. ). 一M35,Sony)で 再 生 した もの をヘ ッ ドホ ンス テ レオ. の 系列 を変化 させ なか ったの は ,タ ッピング課題 に よ. で提 示 を した。. る先 行研究 か ら,速 い ほ うの 系列 が基 準 の拍系列 にな. 手続 き :被 験 者 には まず時 間間隔 の 変化 を含 まな い 2. る こ とを前提 に したか らではな い だろ うか。 しか し課. vs 3の ポ リ リズ ム を loサ イク ル聴 かせ ,次 か ら この. 題が時 間間隔 の 変化 の検 出で あ る場 合 ,ポ リリズム ・. ポ リリズムの 時 間間隔が ,5サ イクル 中 の 4サ イ クル. タ ッピング課題 で用 い られ る学習 ス トラテ ジー は必 要. 目で 変化す るこ とを説 明 した。その後 ,全 条件 を 5回. と しな い はず で あ る。 ポ リリズム ・ タッピング課題 で. ず つ 聴 く (32条 件 ×5回 =160)。 被験 者 は,1試 行 終. 見 られ た学習 ス トラテ ジ ーが 検 出課題 で も用 い られ る. 了 ご とに 4サ イクル ロに変化 があ ったか ど うか を用 紙. ので あれ ば ,階 層性統 合運動組織化 を用 い る際 に形 成. に記 入 した。 音 系 列 の 種 類 (単 一 拍 系 列 ,ポ リ リズ. 、 され る′ 亡 的表象 は タ ッピングのための もので はな くポ. ム)× 拍 系 列 (3拍 系 列 ,2拍 系 列 )× 変 化 量. リリズム を聞 くだけ で形 成 され る もので あ る と考 え ら. ms,± 40 ms,± 60 ms,± 80 ms)で 被 験 者 内計 画 で. れ る。実験 1は 2 vs3の ポ リリズムの 知覚 にお いて. あ った。. ,. (±. 20. ポ リリズム ・ タ ッピング課題 が な い場 合 で もタ ッピン ヽ グ課題 でみ られ る階層性統 合運動組織化 の よ うな′ 亡 的. 結果 と考察 〉 〈. 表 象 を形 成 す る か を 検 討 した。課 題 は Jones et al.. 分散 分析 の結 果 ,音 系列 の 種類 の 要 因以外 ,す べ て. (1995)の 実験 にな らい ,ポ リ リズ ム ・ タ ッピ ン グ課. の 要 因 の 主効果 とすべ ての 交互作用が有意 で あ った。. 題 は行 わず音系列 の 時 間間隔 の 変化 を検 出 した。音系. 全体 と して ,単 一 拍系列 で は 3拍 の ほ うが 2拍 よ りも. 列 は 2つ の 系列 (2拍 と 3拍 )を 同時 に再 生 させ る条. 検 出率 が 高 く,ポ リ リズ ムで は 拍 系 列 の 差 は なか っ. ,そ の 2つ の音系列 をひ とつ ず つ 再生 させ る条件 (単 一拍系列条件 )を 設定 し,被. た。図 2よ り,単 一 拍系列 の 3拍 と 2拍 を比 較す る と. 2拍 の検 出率 は他 と比 べ て非常 に低 い。 これ は単 一 系. 験 者 は それぞれ の 条件 で 時 間間隔 の検 出 を行 う。 また. 列 の 2拍 系 列 の. 件 (ポ リリズム条件 )と. この実験 1で は ,ポ. リリズム ・ タ ッピングの結果 か ら. 基準 の拍 系列 になる とされて い る 3拍 の 系列 も,Jones et J。. (1995)の 実験 で 2拍 を変化 させ る方法 で 同 じく. 変化 させ た。. SOAに 対 す る変化量 の割 合 が 一 番小. さい か らだ と考 え られ る (ex:変 化 量 が 40 msの 場 合 ,3拍 は 40/533,2拍 は 40/800)。. さらに, ポ リリズ. ム条件 の 2拍 と 3拍 にお ける時 間間隔 の 変化 の検 出率 に有意 な差 は見 られ なか った。従 って 2 vs3の ポ リリ. もし,被 験者が ポ リリズム ・ タ ッピング課題 を行 わ. ズムの 知覚 にお い てポ リリズム ・ タ ッピング課題 が な. な い ときは階層性統合運動組織化 を用 い な いの であれ. い場 合 ,階 層性統合組織化 は用 い られて い ない こ とが. ば ,心 的表象 は形成 されず 2拍 と 3拍 の 系列 で 時 間間. わか った。 しか しポ リリズムの 2拍 条件 で は ,単 一 拍. 隔 の 変化 の検 出率 に差 はない 。 しか し,タ ッピング課. 系列 の 2拍 条件 に比 べ て検 出率が上が ってい る。逆 に. 題 の 有無 に関係 な くポ リリズム を聞 くと階層性統 合運. ポ リリズムの 3拍 条件 は ,単 一 拍系列 の 3拍 条件 に比. 、 亡 的表 象 動組織化 を用 い て 3拍 を基 準 の拍系列 とす る′. べ て検 出率 が下 が つた。 ポ リリズ ム条件 の と き,2拍. を形成す るのな らば ,3拍 の 系列 を変化 させ た条件 で. と 3拍 は 同時 に提 示 されて い るので 時 間間隔 の 変化 は. は ,2拍 の系列 を変化 させ た条件 よ り検 出率 が 高 くな. 2拍 の 2音 目 と 3拍 の 2音 目 の 間 ,つ ま り SOAが 約. るだろ う。. 267 msの ところで 起 こって い る。 これ は ほか の 変 化 がある. SOAの. な か で 最 も短 い 。 従 っ て. SOAに 対 す. (方 法〉. る 変 化 量 の 割 合 は 最 も大 きい の で 一 番 検 出率 が 高 くな. 被 験者 :甲 南女子大学 の学 生 lo名 。. る は ず で あ る 。 この こ とは ,ポ リ リズ ム と単 一 拍 系 列. 刺激 :Jones et al。 (1995)の 実験 にな らい 図 1の よ う あ つた。5サ イ クル を 1試 行 と して提 示 し,4サ イ ク ル ロに変化 を含 むサ イ クル を挿 入 した。時 間間隔 の 変. S 掛 ヨ郷. に設 定 した。周波数 は 2拍 が 294 Hz,3拍 が 394 Hzで. 単 一拍系 列 2拍 ― ― 単 一拍系 列 3拍 … ◆ ― ポリリズム ―. 化 は 2拍 の 2音 目 も しくは 3拍 の 2音 目の挿 入 を早 め る,あ. るい は遅 らせ る こ とに よ り操作 した。刺激 は両. 耳分離提示 で行 い ,2拍 は左耳 ,3拍 は右耳 に提 示 した。 装置 :刺 激 は ミニ デ イス クに録音 し,MDデ ツキ (ZS. 2拍. … ■ … ポリリズム. 20. 40. 60. 80. SOAの 変 化 量 (ms) 図2. 各条件 にお け る検 出率 の平均 値. 3拍.

(3) 藤澤 はづ き 三ポリリズムにおけるリズム知覚の研究. 拍 系列 は常 に等 間隔 で あ るが ,2 vs3の ポ リリズ ム は. 第 2実 験 では,タ ッ ピングに対 す る構 えの 要 因 を設 け ,第 1実 験 と同 じ課題 を行 った。 ポ リリズム ・ タ ッ. SOAが 2種 類 で あ る. ピングを行 う とい う構 えに よ り階層性統合 運動組織化. の 時 間間隔 の違 いが関係 して い る と考 え られ る。単 一 (533 msと 267 ms)。 異 な る 時. 間間隔 が 隣 り合 わせ た音系列 の変化 を検 出す るの は. ,. の心 的表象が形成 されれば,ポ リリズム刺激 の 3拍 と. 単 一拍系列 の 時 間間隔 の変化 を検 出す る よ りも困難 で. 2拍 の検 出率 に有 意 な差 が 見 られ る。 しか し,タ ッピ. SOAの 長 い単 一 系列条件 の. ングをす ることに よってのみ心 的表象が形成 され るの. 2拍 に比 べ る と SOAが す べ て 短 いの で 検 出 されやす. で あれ ば,タ ッピングを しない条件 で は実験 1と 同 じ. い が ,同 じ SOAを もつ 3拍 と比 べ る とよ り検 出が 困. く,2拍 と 3拍 の検 出率 に差 はない だろ う。. あ る と考 え られ る。 一 番. 難 であ った と思 われ る。 方法〉 〈 実. 験. 被験者 :女 子大学 生 30名 。 刺 激 :実 験 1で 用 い たポ リリズ ム条件 の ±40 msと 士. (目. 白 勺〉. 60 msを 使 用 した。. 実験 1で は,ポ リリズム・ タッピング課題の結果 か ら明 らかになった心的表象が,ポ リリズム ・タッピン. 装置 :実 験 1と 同 じ。. グがない時 に形成 されるのか どうかを検討 した。実験. しなが ら刺 激 を聞 き,そ の 後 に検 出課 題 を行 う条 件. の結果 ,ポ リリズム条件 の 2拍 と 3拍 における時間間. (タ. 手続 き :構 えの 要因 は,検 出課題 の前 に タ ッピングを ッ ピング条 件 ),課 題 をす る前 にあ とで両手 タッ ピ. 隔の知覚 の正確 さに差はなか った。 このことか ら 2拍 と 3拍 が両耳分離聴 で提示 されて も,ポ リリズム ・ タ. み 条件 ),タ ッピングをす る とい う教 示 が な く検 出課. ッピング課題 がない限 り被験者 は階層性統合運動組織. 題 の み の 条件. 化 と呼 ばれる学習 ス トラテジー を用 い ないことが明 ら かになった。 しか しポ リリズム・ タッピング言 果題 を達. し,変 化 を検 出す る拍系列 の 要 因 は 2拍 と 3拍 ,SOA の 変 化 量 は±40 msと ±60 msで あ った。構 えの 要 因. 成す る場合 には,統 合運動組織化 を用 い る必要が あ. は被験者 間 で行 い ,そ れ以外 の 要 因 は全 て被験者 内 で. る。ではポ リリズム ・ タッピング課題 を階層性統合運. 行 った (3× 2× 2の 混 合計 画 )。 どの 構 えの 条 件 も被. 動組織化 により達成する とき,心 的表象 は両手 で タッ. 験 者 は 刺 激 の 全 条 件 を 10回 (8条 件 ×10回. ピング動作 をする前 に形成 されてい るのだろ うか。 も. 件 )聞 い た。 また コ ン トロー ル条件 以外 は被験者 が ポ. しくは実際 に両手 を動 かす ことにより形成 されるのだ. リリズム ・ タッ ピング課題 を出来 る よ うになる まで. ろ うか。Handel&Oshinsky(1981)は ,2 vs3も しく は 3 vs5の ポ リリズムの場合,両 系列 の音 の高 さや提. も しくは出来 るであ ろ う と考 え られ る よ うになる まで. ング課題 が ある とい う教示 のみ を与 える条 件 (教 示 の. (コ. ン トロー ル 条 件 )の 3水 準 を設 定. =80条. ,. 刺激 を聞 い た。. 示 のテ ンポに関わらず ,速 い方の系列 が拍子 リズム に なることを明 らかに した。拍子 リズム とは階層性統合 運動組織化 における基準 となる拍系列 のことであ る。. (結 果 と考察 〉. 分 散 分 析 の 結 果 ,拍 系 列 の 主 効 果. (F(1,27)=. <.001)と SOAの 変化量 の主効 果 (F(1,27). しか し彼 らの実験 で被験者 は,拍 子 リズム となる系列. 19。. を選ぶ よう教示 されてい る。従 ってポリリズムの知覚. =6。 36,′. において拍子 リズムが存在す るとい うよ り,教 示 によ. 用 は構 え ×拍系列 (F(2,27)=5。 53,′ <.01),拍 系列. って階層的な内的表象 の形成が被験者 に促 されたので. ×SOAの 変化量 (F(1,27)=12。 00,ρ <.005)が 有意. はないだろ うか。それならば「 タッピングをする」 と. で あ ったので ,そ れぞ れ の 単 純 主 効 果 の 検 定 を行 っ. い う教示 を与 えると,被 験者 はタッピング動作 を行 う. た。 そ の結果 ,タ ッピ ング条件 にお け る拍系列 の効 果. 前 に階層性統合運動組織化 の学習 ス トラテジー を用 い. (F(1,27)=25。 63,′ <.001)と. てポ リリズム を聞 くことがで きるので はない だろ う. 系 列 の 効 果 (F(1,27)=4.50,ρ <.05)の みが 有 意 で. か。 しか し,ポ リリズム ・ タッピングを課題 とした多. あ っ た。 ま た,60 msに お け る 拍 系 列 の 効 果 (F(1,. くの研究 は課題 の前 にかな りの時間 をタッピングの練 習試行 に費 や してい る。それでは実際に学習 ス トラテ. 54)=30.57,ρ <.001),2拍 にお け る変化量 の効 果 (F. ジー を用 いて両手 を動 かす ことにより,心 的表象が形. (F(1,54)=173.75,′ <.001)が 有意 であ った。. 成 されるのだろ うか。. 25,′. <.001)の みが有意 であ った。 また,交 互作. ,教 示条件 にお け る拍. (1,54)=69.96,′ <.001),3拍 にお け る変化量 の効 果 交互作用 では タッ ピング条件 と教示 のみ 条件 にお い.

(4) 甲南女子大学大学院論集第 3号. 人間科学研究編 (2005年 3月. ). ︵ じ 冊 ヨ経 C翠 樹 e匹 距 距古. も形成 されないこ とがわかった。実験 2で は「タッピ ングをする」 とい う教示 によつて,ポ リリズム・ タッ ピングに対す る構 えがで きて階層性運動組織化 の心的 表象 を形成するか どうかを検討 した。その結果 ,実 際 にポ リリズム・ タッピングをした条件 と教示 によつて 40ms 1 60ms 1 40ms. 構 えを作 った条件 で 3拍 の検出率が高 くなった。 この ことか らポ リリズム・ タッピングをしな くて もタッピ. 各条件 におけるSOAの 変化量. ングをするとい う構 えによつて階層性運動組織化 の心. 図 3 各条件 における検出率 の平均値. 的表象 を形成 し,そ の後 の課題 の準備 をしてい ると考. て 3拍 の ほ うが変化 の検 出率が高 い とい う結果 が 得 ら. えられる。. れた。 タッ ピング条件 の被験 者 は「 タ ッピング課題 を. 本研 究 の 2つ の実験 は,先 行研 究 で 明 らか に されて. 行 う。 」 とい う教 示 に よ り,タ ッピング しなが ら刺 激. きた学習 ス トラテ ジー をタ ッピング間 イ ン ターバ ルか. を聴取 した。その とき階層性統合運動組織化 の 学習 ス. らで はな く時 間間隔 の 変化 の検 出 を用 い て明 らか に し. トラテ ジーが採 用 され ,ポ リリズムの 知覚 に影響 しタ. た。 またポ リリズム ・ タ ッピングをす る こ とが 分 か っ. ッピング課題 の結果 と同様 にテ ンポの速 い拍系列 の ほ. て い る とき,人 は学習 ス トラテジ ー を用 い てポ リリズ. うが正確 に知 覚 された と考 え られ る。 さらに教 示 のみ. ム を能動的 に聞 き,の ちの課題遂行 を容易 に しようと. 条件 の被験 者 は,実 際 に 1度 もタ ッピングを しな くて. す る こ とが わか った。 しか しこの よ うに育ヒ動 的 に聞 く. も,後 の課題 に備 えて学習 ス トラテ ジー を用 い なが ら. とい う ことが誰 にで も出来 るの だろ うか 。例 えば ,リ. 刺激 を聴取 して い たので ,タ ッピング条件 と同 じ く 3. ズム運動 の苦手 な人 は能動 的 に聞 くとい う方略 を用 い. 拍 の ほ うが変化 の検 出率が高 か った と考 え られ る。 そ. る こ とがで きな い とも考 え られ る。 また音楽経験 が特. して ,タ ッピングに関す る教示 をまった く与 えず検 出. にな くて もリズム運動が得意 な人 もい る。 そ の場合. 課題 のみ を行 った コ ン トロール条件 で は,実 験 1と 同. 音楽 に関す る特 別 な訓練 の経験 とい う意味 で は前者 と. 様 に 2拍 と 3拍 の 条 件 で 検 出率 に差 は 見 られ なか っ. 後者 の経験値 はほぼ 同等 であ る。 で は この よ うな方略. た。 また図 3よ り, タ ッピング条件 で は 3拍 の検 出率. を使 え るか 否 か は どの よ う に して決 まるの か に関 し. が高 い とい う よ り,ほ かの条件 と比 べ る とむ しろ 2拍. て ,今 後検討 の必 要 があ る。. ,. の 検 出率 が 低 い とも言 える。 つ ま り先 行研 究 で の 「3 引 用 文 献. 拍 の ほ うが 正 確 に タ ッ ピ ン グで きる。 」 と い う結 果 は,3拍 の ほ うに よ り集 中す るので 2拍 の ほ うの タ ッ ピングがお ろそか になる と考 え られ る。. , 8こ. 1988. Tcsts. ヽ4arshbum, J。 , Klapp, S. T。 , 8E Jones, M. R。. of paranel. 1. に対 し,実 験 2で は コ ン トロール条件 以外 は被験 者 の 任意 で あ った こ とが 原 因 の ひ とつ に考 え られ る。 時 間 間隔 に変化 を与 えない音系列 の聴取 回数が ,後 の時 間 間隔 の検 出課題 に影響 を及 ぼす可能性 があ り,今 後検 討 の必 要 が あ る。. 442.. versus. integrated. θr ノθ′ αJ θ′JИ θ′ “. 1995 Test of attentional■. structure. B`λ. Jones,M.R。 ,Jagacinski,Ro J。 ,Floyd,Lo R。. ,&Klapp,S.T.. exibility in listening to polyrhythm. Eη. “. れグP′ りbr777α CCP′ jθ れα. polyrhythm: E)iscontinuous reversal in meter interpretation。. α′(プ “. r力. SurnIIlers,Jo J。. `Aε. θ′s′ jε αJ Sθ εj`ク. 6√. A“ `rjε. α。 ,63,936-939。. ,Ford,S.K。 ,&Todd,Jo A.1993 Practice ef―. fects on the coordination of the two hands in a bilnanual tapping task.〃 脇 αれMoソ. `“. れ′Scた んει ι , 12, 111-133.. SulmΠ lers,Jo J。 ,Rosenbaurrl,Do A。 ,Bunls,Bo D。. 実験 1で は,ポ リリズム条件 にお け る SOAの 変化 量 の全条件 で 2拍 と 3拍 の検 出率 に有意 な差 は見 られ なか った。 この こ とか ら,ポ リリズム ・ タ ッピ ン グ課 題 で用 い られる階層性運動組織化 の心 的表 象 は ,ポ リ リズム ・ タ ッピングが な い場 合 はポ リリズム を聞 い て. in. αソjθ 4 20,416-. 4″ JPッ ε 力θJθ gy′ 〃 ακP`r― θ `rj“ ““ れε `, 21,293-307. Oshinsky, Jo S。 , & Handcl, S。 1978 Syncopation auditory pattemso Jθ ′ α′(プ. Jθ ′. め. 1981 The meter of syncopated. ysjθ s, 30, 1-9。 auditory polyrhythmso P`演 貿写″jο れ浅 Psyc力 9ρ 力. polyrhythnlic tapping。. で はは じめの刺 激 の 聴取 回数 を lo回 と決 め て い たの. ま. Oshinsky, Jo S。. Jagacinski, Ro J。 ,. しか し,60 ms条 件 で 2拍 よ り 3拍 の 検 出率 が高 く な り,実 験 1と は異 な る結果 とな った。 これ は実験. Handel, S。. K。. 1993 Production of polyrhythmo Jθ. ,&Ford,S.. たJ αι(プ Eη `rj“ `れ ““. jθ れ Psyε 力θ′ θgy f 月し αれ P`′ Tcρ ′ αれご P`ψ ttα れε. `, 19,416. “. -428.. Wing,Ao M。 ,& Kristofferson, A.B。. 1973 Response delays. and tinling of discrete motor responses. P′. jθ ′. rε. `ρ. ε力9ρ 力ysjθ. s。. 14,5-12。. `ヒ. “. PSy―.

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