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学生の理解度と特性からみた「わかる授業」の検討 : 授業アンケート調査の結果から

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Academic year: 2021

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(1)165. 研 究報告. 学生の理解度 と特性からみた「わかる授業」の検討 ―一 授業 ア ンケ ー ト調査 の結果 か ら一一. 鍛. 治. 子. 葉. Using Student Tendencies and]Degrec of Understanding to Make a Coursc More ``(Comprehensible'': Froln the Results of an ln―. class Survey. KAЛ Yoko Abstract: The purposc of this study is to focts on the ability to understand and tendencies of students and cxanline the methods used to conduct an. “ comprehensible course".I conducted a written survey to Nursing. Department students in their junior ycar who attended the coursc, II" and analyzed the responses by text. “ Methodology of Local Nursing Study. Πliningo The questionnaire asked students to give their names and. freely write their responseso QucstiOns concerned: 1)opinions about the course,and 2)questions from the students.Documents distributed during the course were used as analytical datao The results showed: 1)Stu― dents are not necessarily well‐. educated about the issues presented in the course,even a■ er completion,2)it. is necessary for students to have training tO consolidate their already learned knowledge,3)students tend to exhibit a weak understanding of abstract events,and 4)few students step dceper into the content of course― work that they have difficulty understanding。. ]Based on these results, the author found it necessary to con―. struct a course progranl that allows students to acquire appropriate nursing knowledge and techniques.. Key Words: Ability to understand,tendencies,comprehensible coursc,written survey. 抄録. :本 研 究 の 目的 は ,学 生 の 理 解 度 や 特 性 に 着 目 し,「 わ か る授 業 」 を進 め て い くた め の 方 法 を検. 3年 次 学 生 を 対 象 に ア ン ケ ー. 討 す る こ とで あ る 。 地 域 看 護 学 方 法 論 Ⅱの 授 業 に 出 席 した 本 学 看 護 学 科. ト調 査 を行 い ,テ キ ス トマ イ エ ン グ に よ り分 析 を行 っ た 。 ア ン ケ ー ト調 査 は ,自 由 記 載 ・ 記 名 式 と. し,調 査項目は①授業に対する学生の感想,② 学生からの質問であった。さらに,授 業の配布資料も 分析データとした。その結果①学生は,す でに講義が終了していることに対しても確実に知識を身に つけているとは限らないこと,② 学生には,す でに習得 している知識 を統合させる訓練が必要なこ と,③ 学生は抽象的な事象に関する理解が弱い傾向があること,④ 学生は,自 分が理解困難な授業内 容 に まで は踏み込 む姿勢が 少 ない こ とが 明 らか となった。 学 生 に,看 護 に対す る適切 な知識 ・技術 を 身につ け させ て い くため,こ れ らの結 果 を基 と して授業 プ ロ グラム を検討 して い くこ との必 要性 が わ か った。 キ ー ワー ド :理 解度 ,特 性 ,わ か る授業 ,ア ンケ ー ト調査. く専 門の学芸 を教授 0研 究す るための学校 (大 辞林. は じめ に. 第二版)」 である。 広 く知識 を授けるための基本は,授 業 とい うことに. 大 学 とは「 学術 の 中心 と して ,広 く知 識 を授 け ,深. なるだろう。宇佐美が著書 『授業研究 の病理』 の中で.

(2) 甲南女子大学研究紀要第 4号. 看護学 ・リハ ビ リテーシヨン学編 (2010年 3月. 「授 業 とは 「何 か」 を知 ら しめ る もの 述 べ て い る通 り で あ り,知 らしめ るため には「わか る」授業 で なけれ │ゴ. くの大学が 「授 業評価」 と して,授 業 の最. 終 日に学生 か らの ア ンケー トを とって い る。 そ の ア ン. ト調 査 よ り. ①授業 に対す る学生の感想 ②学生か らの質問内容. な らな い。 近年 ,多. 1.学 生 に対 す る ア ンケ ー. ). 2.授 業 の配布資料. (パ. (自. (自. 由記載). 由記載). ワーポイン トでの作成資料). 授業 に使用 されたパ ワーポ イン ト資料 の タイ トル部. ケ ー ト結 果 を基 に ,教 員 は授 業 内容 を工 夫 す る とい. 分 を抽出 し,講 義内容 の大枠 を提 えた。. う,一 見非常 に好 ま しい システ ムが 確 立 されて い る。. (授 業内容 は,下 記 に説明す るテキス. ところで ,「 わか る授 業」 とは どの よ うな もの を指 す のであ ろ うか。単純 に考 えれば,レ ベ ル さえ下 げて しまえ ば授 業 は 「わ か る」。 しか し,そ れで良 い の だ. トマ イエ ング. に必 要 な項 目であ る。) 《デ ー タ収集方法》. 2回 の授業終 了後 に,各 学 生 にア ンケ ー ト調査 を行 い ,4月 27日 に回収 した。 感想 0質 問 と もに「特 に. ろ うか。 授業評価 に関 して も,学 生 の 意 見が 反映 され る一 助 になる とい う意味 で は非常 に意義が あ るが ,一 方 で宇. な し」 とい う学生 は,空 欄 で提 出 した。 ア ンケ ー トが 回収 で きた学生 は 80名 (97.6%)で あ つた。. 佐美が 主 張す る よ うに 「学 生 を甘 やか して い る こ とで 2と. あ り,有 害 であ る」. す る意見 もあ る。授業評価 は ど. こ まで価 値 が あ り,ど こ まで の 信 頼 を置 け ば よ い の か。. 3.分 析方法 テキ ス トマ イニ ングツールで あ る,Text Mining Stu― dio 3 ver 3。. 1を 用 い 分析 を行 な った 。 テ キ ス トマ イ ニ. 看護 は実践 の学 問 であ り,良 い看護 を提供 で きる実. ングは,ア ンケ ー トや イ ン ター ネ ッ ト上 の掲示板 の よ. 力 を身 につ け なけれ ば な らな い 。 そ の 基礎 とな るの. うに,非 定型 に記載 された文章 を単語や フ レーズ に分. は,看 護 に関す る適切 な知識や技術 であ り,学 生 に と. 割 し,そ れ らの 出現 頻 度 や相 関 関係 を分 析 す る こ と. ってわか りやす い授業 を行 な う こ とは,基 礎 を作 る上. で ,有 用 な情報 を導 き出す システムであ る。 フ リー ソ. で ,必 要 な こ とであ る。. フ トも含め ,多 くの ソフ トが 開発 されてお り,今 回使. 今 回,地 域看護学方法論 Ⅱでの結核 に関す る授業 へ の ア ンケー トか ら,学 生 の 「知識」「理 解」 に対 す る 特徴 と,授 業 に対 す る学 生 の 感想 を分析 し,「 わか る 授業」 をすす めて い くための方法 を検討 した。. 用 した Text Mining Studio 3 ver 3.1は. ,株 式 会社 0数. 理 システ ム に よ り開発 された システムであ る。 この Text Mining Studio 3 ver 3.1を 使 用 す る こ と で ,「 単語 頻度解析 」「 こ とば ネ ッ トワ ー ク」「 注 目語 情報」「評判抽 出」「対応 バ ブル分 析 」 が可 能 となる。. Ⅱ。 調 査 方 法. 「単語頻度解析 」 は ,テ キス トの 中 で 使 用頻 度 の 高 い単語 を抽 出す る ものであ る。 使用頻度 が高 い とい う こ とは,話 題 に上 る機会 の 多 さ・関心 の 高 さを意味す. 1.調 査対象 平成 21年 4月 13日. ,及 び同月 20日 に行われた地. る もので あ る。. 域看護学方法論 Ⅱの授業 に出席 した本校看護学科 3年. 「 こ とば ネ ッ トワ ー ク」 は,話 題 分析 と も言 え る も. 生 82名 の学 生 を対象 とした。学 生全 員 に,2回 の授. ので ,共 起 (同 時 出現 )し て い る こ とが 多 い単語 同士. 業 を通 じての疑問点や感想 を記載 したア ンケー トを と. を矢 印 で結 び合 わせ る ことで ,単 語が どの よ うな話題. った。. 場面 で 使用 されて い るか を分析 で きる もので あ る。 各 単語 の横 には円が記 され ,そ の 円 の大 きさが大 きい ほ. 2.デ ータ収集方法. ど,そ の 単語 の 使用頻度 は高 い 。 つ ま り大 きな円 の横. 《アンケー ト項 目》. にあ る単語 を中心 と した話題が ,そ のテキス トの主 な. 今回の調査では,研 究者が作成 したア ンケー ト用紙 を測定用具 として用いた。ア ンケー トは自由記載 ,記. 話題 となって い る こ とが示 され る。. 名式 とし,質 問項 目は①授業に対す る学生の感想,②. い った使 われ 方 を して い るのか ,ま た他 の ど うい った. 学生か らの質問内容 として設計 した。. 単語 と共起 して い るか を,共 起す る単語 同士 を矢 印 で. 《分析 に使用 したデー タ》 分析 に使用 したデー タは以下の通 りである。. 結 ぶ こ とで 表す もので ある。矢 印 の 大 さが太 い ほ ど. 「注 目語 1青 報 」 は ,あ る特 定 の 単語 に注 目 し,ど う. ,. 深 いつ なが りが あ る とい える。 「 評 判 抽 出」 は ,良 い イメ ー ジ (ポ ジ テ イブ な評.

(3) 鍛治. 価 )の 単語 ,悪 い イメー ジ. (ネ. 葉子 :学 生 の理 解 度 と特性 か らみ た「わか る授 業」 の検討. ガテ ィブな評価 )の 単. 語 を抽 出す る ことで ,そ のテキス トに高評価 ・低評価. 167. ②学生からの質問内容. 2. 授業の配布資料. の どち らの記載が 多 いの か を分析 す る。 「対応 バ ブル分析 」 は ,単 語 同士 の 関係 や ,単 語 と. 4.研 究倫理. しくは 3次 元 )上 にマ ッ ピン. なお ,本 研 究 に関 しては,そ の 目的 0内 容 を学生 に. グす る もので ある。項 目のバ ブルの大 きさは,そ のデ. 説 明 し,ア ンケ ー ト内容 を使用す る こ とに対 しては学. ー タ量 の大 きさを表 し,単 語 のバ ブルの大 きさは,そ. 生 よ り同意 を得 て い る (倫 理委員会提 出予定 )。. 属性 の 関係 を 2次 元. (も. の使用頻度 の 高 さを表す。 さらに,単 語 と項 目との関. Ⅲ。 結. 連性 も表す こ とがで き,あ る項 目のバ ブルの近 くに位. 果. 置す る単語 ほ ど,そ の項 目に特徴 的 にみ られ る とい う. 1.講 義 内容 に関 して. ことが わか る。 なお ,特 に気 になった単語や 表現 に関 しては,原 文. 講義 内容 に関す る結果 を述 べ る前 に,本 学 にお ける. 一 致機 能 を用 い て ,基 デ ー タを確 認す るこ とも可 能で. 看護教育 の カ リキ ュ ラム を確 認 してお く。本学看護学. あ る。. 科 にお ける カ リキ ュ ラムは,表 1に 示 した通 り,地 域. 以上 の ソフ トを用 い て ,以 下 のデ ー タを分析 した。. 1. 学 生 に対 す るア ンケ ー ト調査 よ り. 「地域看護学概論」「地域看護学方法論. ①授業に対する学生の感想 表. 1. 甲南女子大学. 看護 リハ ビ リテ ー シ ヨン学部. の講義が終. 看護教 育 カ リキ ユ ラム 専 門基礎 科 目. 専 門科 目 看護学概論 基礎 看護援助論. I」. ,. 了 して い る。 つ ま りここ まで に,地 域看護 に関す る大. 時期. 1年 次. 看護学方法論 Ⅱの履修以前 に,地 域看護学 関連 で は. 基礎 看護学実習. リハ ビ リテ ー シ ョン概論 医療 コ ミュニ ケ ー シ ヨン 解剖 生理 学 I,Ⅱ 健康 と社会. I. I,Ⅱ. 2年 次. 地域看護学概論 地域看護学方 法論 I 基礎 看護援助論 Ⅱ,Ⅲ 老年看護学概論 在宅看護学概論 在 宅看護学方法論 I 成 人看護学概論 精神保健概論 母性 看護学概論 小児看護学概論 フ イジカルアセス メ ン ト 基礎 助 産学 学校 保健. 基礎看護学実習 Ⅱ 在宅看護学実習 I. 疾病 治療論 病理学 栄養学 保健情報学 薬理学 疫学 医療遺伝学. 3年 次. 地域看護学方 法論 Ⅱ 老年看護学方法論 在宅看護学方法論 Ⅱ 成 人看護 学方法論 I 精神看護学方法論 母性看護学方法論 小児看護学方法論 研 究方法論 看護管理学 助 産診 断技術学 I 養護学概論 健康相 談活動論. 老年看護学実習 成 人看護学実習 精神看護学実習 母性看護学実習 小児看護学実習. 医療 リス クマ ネジメ ン ト論 医療倫理. 4年 次. 地域看護学方 法論 Ⅲ 助 産診 断技術学 Ⅱ 助 産管理. 在宅看護学実習 Ⅱ 地域看護学 実習 助 産実習 総合 実習. *太 字は,地 域看護学関連科 目及び実習 *下 線は,地 域看護学方法論 Ⅱ履修以前に,感 染症. (結 核 )を 取 り扱 っている講義. ,.

(4) 甲南女子大学研 究紀 要 第 4号. 168. 看護学 ・ リハ ビ リテ ー シ ョン学編 (2010年 3月. 感染狂 法 神戸. ). 神戸 感染 多 tヽ 薬 多 い+? 日本 つける+? 気 具体的 支援 治療 他 大阪 保健所 罹患 罹 患率 +し する たしヽ? なくなる+? 飲む 可能性. コホート検 討 会 概要 揺触者健診 OF丁 検 査 感染 結核菌 結核対策 ツベ Jレ ク!ル 反 応 患 者 さん 感染 症 基本. 起ころ 強 1ヒ 結核 │ヒ 学療法 結核続計推移 事業 戸市各区罹患率. 0. 1. 2. 3. 4. 5. 頻度. 図 1. 6. 7. 頻度. 講義 内容 にお ける単語頻 度解析. 図 3 学 生 か らの 質問 にお ける単語頻 度解析. さらに具体 的 な講義 内容 をみ るため に,こ とばネ ッ トワー ク分析 を行 なった。 それ に よる と,「 本 申戸 市 の 結核対 策」「DOTS事 業」 につ い ての 内容 が 多 く,そ の 他 「結核 は結核菌 に よ りお こる慢性 感染症 で あ るこ と」「 感染 と発 病 」「 基本 となる結核 化学療 法」「 入 院 患者」 な どが講 義 されて い るこ とが わか った (図. 2)。. 2.学 生 か らの質問 に関 して 学 生 80名 中 ,質 問 を記 載 して い た 学 生 は 31名. (38.8%),質 問数 は 55で あ つた。. 入院 中. 申戸 」 質問 にお い て 多 く用 い られて い る単語 は ,「 ネ 図2. 講義内容 におけることばネッ トワー ク分析. 「 感染」「 多 い 」「 薬」 で あ り,特 に「神 戸」 とい う単 語が多 く用 い られて い る (図. 3)。. 枠 は学習 されて い る とい う こ とで あ る。 また「疾病 治. そ こで ,具 体 的 には どの よ うな質問内容 なのか ,こ. 「病理学」「疫 学」 では,感 染症 の 中 の一 疾患. とばネ ッ トワー クを用 い て分 析 を行 なった。単語 の使. と して ,結 核 につい ての講 義 が行 なわれてお り,抗 結. 用頻度 の 高 さは,そ の単語 の横 の 円 の大 きさで 表 わ さ. 核薬 につ い ては「薬理学」 の 中 で も講義が な されて い. れ て お り,「 ネ 申戸 」「 感染 」「 薬 」 の 円が 大 きい こ と. る。方法論 を中心 と した,看 護学 に関 して の具体 的 な. は,上 記 と一致 して い る。 内容 をみ る と「神 戸 (や 大. 学 びは 3年 次か らであ るが ,疾 患 の病態 や治療 ・統計. 阪 )の 結核 罹患 率が高 いの はなぜ か」「 感染 が わか っ. デ ー タな ど基 礎 的 な講義 は既 に終 了 して い る状 況 であ. た場 合 の 保健所 の 具体 的 な対応 方法 や ,(他 所 との ). る。. 連携 」「副作用 な ど薬 に関す る こ と」が多 く質問 され. 療論. I」. 地域看護学方法論 Ⅱは,そ れ ら講義 で 習得 した知識. て い る。「 区 間 (神 戸 市 の 各 区 間 を指 す )の 情 報 交. を基礎 と して行 われ る講義であ り,結 核 に関す る今 回. 換 」 も,「 連携 」 とい う意味 で は「 感染 が わか った 場. の 講義 で は ,「 感染症 保健活動」 と して ,患 者 管 理 と. 合 の 保 健 所 の 具 体 的 な対 応 方 法 や ,(他 所 との )連. しての家庭訪 問等 や ,集 団発 生 とそ の予 防 につい て学. 携 」 に類似 した もので あ る。 そ の 他 で は ,「 ど う した. ぶ こ とを 目的 として い る。. らよいの か」「気 をつ け た らよい のか 」 な ど,学 生 が. 「 感染 症 法 」「 ネ 申戸 」「DOTS」 「 コ ホ ー ト検 討 会 」 「接 触者健 診」 とい った単語 が ,講 義 内容 に対 す る単 語頻 度解析 で上 位 を占めて い る (図. 1)。. を質問 して い る もの も見 られて い る (図. 4)。. 「DOTS」 「 コ. ホ ー ト検討会」「接触者健診」 は,「 感染症法」 で規定 されて い る内容 であ り,こ れ らはす べ て ,患 者管理 や 集 団発 生予 防 の法 的根拠 ,実 際 の結核対策 に関わる も ので あ る。. 何 か状 況 を想定 して ,そ れ に対す る具 体 的 な対応 方法. 3.感 想 に関 して 学 生 80名 の うち,感 想 を記載 して い た学 生 は 66名. (82.5%)で あ つた。 単語頻度分析 (図. 5)で は「 知 る」 とい う言葉 が圧.

(5) 鍛治 葉子 :学 生の理解度 と特性か らみた「わかる授業」 の検討. 169. 轟なヽ. 灘懺爾. 図 4 学生 か らの質問 にお ける こ とば ネ ッ トワー ク分析. 図 6 学生 の感想 における注 目語情報分析 識」に注 目した場合) 気□ る 気□ 識 神戸 ・‐ Fも ヽ 大切 病気 感染 保健師. (「. 知 る」「知. 一A. DO丁 3. 請義 自分 缶□5+な もヽ 住む 罹患率 活動 撻 寛く 身近 地域 実感 聞く. 武騨. 頻度. 図 5 学生の感想における単語頻度分析. 倒的 に多 く,次 い で「知識」が多 い。 これは何 か を 「知 りえた」「知識 を得 た」 と感 じてい る学生が多 い と い うことである。では,何 について知 った ・知識 を得. 図 7 学生の感想 における注 目語情報分析 目した場合). (「. 大切」 に注. たと感 じてい るのかを明 らかにするため,注 目語1青 報 分析 で「知 る」「知識」 に,共 起す る単語 を抽 出 した (図 6)。. 多 くの単語が表れ てい ることか ら,学 生の学. びは様 々であったことがわかる。特 に共起 してい る割. 「予防」が大切 である と理解 してい る ことがわか った (図 7)。. 次に原文一致 を用 いて,学 生が「知 らない ・知 らな. 合が高 い単語 は,太 い矢印で表示 されてお り,そ こに. かった」 ことをみると「治療方法や感染経路 ,結 核 に. 注 目す ると「神戸や大阪の結核罹患率」「予防が大切. つい て全体的に」「接触者健診 の範囲」 を知 らなか っ. であること」「結核患者 さんについて」「結核治療 につ. た とい うもので あ り,「 日本 (先 進国)で 結核 が流行. いて」「結核 は過去 の病気 ではないこ と」 を知 った学. してい ること」や「神戸における結核罹患率 の高 さ」. 生が多 い といえる。 この他 ,単 語頻度分析 で は「大切 」「 知 る 十な い (知. らない)」 「驚 く」 とい う単語 がみ られる。 これ ら. 「経済的理由で治療 を受けられない人がい ること」「 '台 讀者 の現 患率 の高 さや′ 療中断者が い る こと」な ど,罹 ′. 状 に対 し,驚 きを感 じていたことがわかつた。. の単語 は,学 生の理解度 を測る上で有用であると考え. では,全 体 を通 じ学生は,今 回の講義に対 しどの よ. たため,そ れ ら 3語 について注 目語情報あるいは原文. うな感想 をもったのだろ うか。評判抽出により,良 い イメー ジで語 られてい る単語 ・悪 い イメージで語 られ. 一致 を用 いて確認 した。 まず,学 生は何 を「大切」 と理解 したのか。注 目語 情報 でみ る と,「 患者 二 人一人へ の 関 わ り」「服薬」. てい る単語 を比較 した. (図 8)。. 全体 として「ポジテ. イブ」 に語 られて い る単語が多 く,「 知 る」「知識」.

(6) 看護学 。リハ ビ リテ ー シ ョン学編 (2010年 3月. 甲南女子大学研 究紀要 第 4号. 170. Ⅳ.考. Lζ 亀. ). 察. 1.講 義 内容 に関 して 講義 内容 にお い て ,最 も多 く使用 されて い る単語 は 靭椰. ︶狐. 軍く. 蠣輝 輛. 硬媒. 需最. ゛P却. Юロネ. 蝉鯛. <. 「 感染症 法」 で あ る。 法律 に よる施策 内容 と して 「 神 駐 騨. 戸市 の結核対 策」「DOTS事 業 (感 染 症 法 第 五 十 三 条 の十 四. 保健所長 は,結 核 登録票 に登録 されて い る者. につい て ,結 核 の予 防又 は医療 上必 要が あ る と認 め る と きは,保 健 師又 は そ の他 の 職員 を して ,そ の者 の 家 庭 を訪問 させ ,処 方 された薬剤 を確実 に服用す る こと そ の他必要 な指導 を行 わせ る もの とす る。)」 接触者健 診 な どを,講 義 され て い る。「結核 は結核 菌 に よ りお こる慢性 感染症 であ ること」「感染 と発病 」「基 本 とな る結 核化学療法」 な ど,結 核 に関す る基礎 的 な内容 に つ い て も触れ られて い るが ,あ くまで も「 感染症法」 を説 明す る上 で の 前提 と して話 され て い る 程 度 で あ る。 それ は カ リキ ュ ラ ム か らみ て ,「 糸 吉核 の 病態 ・治療 方法 ・統計 デ ー タ・薬剤 な ど,基 礎 知識 を踏 まえた上 での 講義 で あ る」 とい う前提条件 か ら妥 当 な内容 であ 図 9 講義 内容 ・質問 ・感想 にお ける対応 バ ブル分析 し   イ. て ブ. 語 っている学生が多 い。その他の単語 も. と テ 一 ン ン ゛  ポ 一. 「理解」など,“ わかった"こ とを良い イメ. る と言 える。. ,. な表現 をされてい るものが 多かった。. 2.学 生 か らの質 問 に関 して 学 生 80名 中 ,31名 (38.8%)が 質問事 項 を記 載 し てお り,講 義 に対す る 自らの疑 間 を表 出 で きる,積 極 的 な学習態度であ る,と い う こ とは高評価 で きるので. 4.講 義内容,質 問,感 想の比較・関連 に関 して 講義内容 ・質問 ・感想 の関連性 を比較するため,対 応バ ブル分析. (図. 9)を 行なった。. はない だろ うか。 で は 質問内容 は ど うだろ うか。最 多 であ る「神戸 の 結核罹患率が高 いの はなぜ か」 とい う内容 に注 目 して. 講義内容 と感想に共通す る単語 を見ると,「 DOTS」. みたい。 この解答 は,① 結核 はかつ て死亡原 因 1位 の. 「発病」「感染症」「 コホー ト検討会」があ り,そ の 中. 疾患 であ った とい う歴史的背景,② 当時感染 した人が. では「DOTS」 の使用頻度が高 い。講義内容 と質問 に. 高齢 にな り,発 病 しているケース もある,③ 社会階層. 共通す る単語 では「神戸」 の使用頻度が高い。. や職業階層など,格 差が広が り,結 核 の早期発見や治. 図全体 を見ると,質 問 と感想の間には多 くの単語が 見 られてお り,共 通 した単語が使用 されてい ることが. 療継続が困難な者 も少な くない とい う社会背景,④ 結 核 は飛沫核感染 であ り,予 防が困難 である とい う疾患. わかる。一方,講 義内容 と質問 ・講義内容 と感想の間. の特徴 を総合 して導 き出さねばならない。 これ らは. には共通する単語が少な く,講 義内容 と質問 ・感想の. 既 に学生が学 んで きた内容 で あ り,今 回 の 講義 は. 3項 目に共通する単語 は 「神戸」「感染」程度 しかな い。 講 義 内容 に特 徴 的 に見 られ る 単 語 に は ,「 感 染 症 法」「 コホ ー ト検討 会」 が あ り,特 に今 回 の 講義 の ポ イ ン トであ った「感染症法」 は講義 内容 以外 で は使用 されて い ない 。. ,. ,. 「学生 は,そ れ らの知識 を理解 ・総合 した考察がで き る」 とい う前提 に立 って な される ものであ る。 しか し,そ れ らが理解 ・考察で きない学生が 「感染症法」 の講義 を受け,ど こまで理解で きたのだろ うか。 その他,「 DOTS事 業」に関連 して,薬 剤 に関す る 質問 も多 いが ,「 抗結核薬 には どの よ うな薬 が あ る か」「服薬 を継続 させ て い て も耐性 菌が現 れ な いの.

(7) 鍛治. 葉子 :学 生 の理 解 度 と特性 か らみ た「わか る授業」 の検討. か」 な ど,な ぜ 確 実 な服薬管理 を行 なわなけれ ばな ら ないの か とい う,DOTSの 根幹 をなす 部分が理解 で き. のではないだろ うか。 学生は,講 義 を受ける前には結核 について全体的な 知識が不足 していたが,講 義 を受け①結核 は過去の病. て い ない こ とを窺 わせ る内容 であ る。. 法」 と関連 の深 い 質問 はな されて い るのか。 質問事項. 気 ではな く,神 戸や大阪では今 なお高 い罹患率 をみて い る ことや,② 結核 の病態や治療 ,患 者へ の関わ り方. を確 認す る と,「 結核 患 者 が発生 した場 合 の保健所 ・. を知った。その中で,① 日本,地 元神戸 の罹患率 の高. そ の 他 との連 携 は ど う して い るか 」 2件 ,「 ネ 申戸 市 の. さ,② 患者がおかれてい る状況に驚 き,① 患者一人一. 区間 での情報交換 の場 はあ るのか 」 1件 (感 染 症法 第. 人に対応 して い くこと,② 服薬 を継続 させ て い くこ. H. と,③ 予防対策 を講 じる ことの大切 さが認識で きた と. で は今 回 の 講義 内容 の主 た る内 容 で あ る「感 染 症. 53条 の 10 結核患者 の届 出の通知 ,同 法第 53条 の. 病 院管理者 の届 出な ど)「 抗結核 薬 は高価 なのか」 1. い うことになる。. 第 37条 の 2 結核 患 者 の 医療 )が 該 当す. 新 たな知識 を得 たことを学生 は肯定的な言葉 で表現. る。 質問 した学生 自身 ,そ れ らの内容 が感染症法 に関. してお り,今 回の授業が高評価であったと言 える。兵. 連 して い る と知 らなか った可能性 もあ るが ,社 会 的 ・ 法的 な関 わ りを必要 とす る部分 に も目を向け られた と. 庫県下 で現役 の保健師 として活躍 してい る講師か ら 結核 に関する最新 のデー タ・現場 で必要 とされてい る. い う点 で評価 で きるので はない だろ うか。 これ らの 質. 知識 を学ぶ ことがで きたことは,学 生にとってやは り. 問 を通 して ,社 会 的 な背景 ・法 的裏 づ け と関連 させ な. 有効 なものであ った。. 件 (同 法. が ら解 答 して い けば,効 果的 な学習が な され るので は. ,. ただ,今 回学生が 「知識 を得た」 と感 じてい る内容. 漠然 と した内容 で は「 ど う した らよいの か」「気 を. は,こ れまでの講義 の中で既 に学んでお くべ きもので ある。それ らの知識 を基礎 として,法 的背景 ・実際に. つ け た らよいの か」 とい う質問が各 3件 み られ る。 具. 神戸市 で行なわれてい る施策や取 り組みについて学 ぶ. 体 的 には ,「 結核 の 知識 を多 くの人 に広 め るには ど う. のが,今 回の講義 の 目的であ った。そ う考えると,確. すれ ば よい か」「患者指導 は ど うすれ ば よい か」「結核. かに知識量 は増 えたに して も,「 今 回の講義 で学 ぶベ. の早期発 見 は ど うす れ ば よい か」「結核 を発 病 させ な. き内容」については,ど こまで理解で きた と感 じてい. い ため に気 をつ け る こ とは何 か」「患 者 との コ ミュ ニ. るのか疑間である。. ない か。. ケ ー シ ョンで気 をつ ける こ とは何 か」 とい う内容 で あ った。 い ず れ も多角 的 な面 か らの配慮 ・関 わ りが求 め. 4.講 義内容,質 問,感 想の比較・関連 に関 して. られ る もので あ り,知 識 を総合 し考察 して い か なけれ. 本来 は,「 講義内容」 に添 って「質問」 がなされ. ばな らな い もので あ る。特 に「患 者指導」「患 者 との. 「感想」 を持 つ のが授業 のかたちであ ろ う。 しか し上. コ ミュニ ケ ー シ ョン」 は,医 療職が対 人サ ー ビス業 で. 記 までの考察,お よび対応バ ブル分析 をみると,そ の. あ る以上 ,相 手 の性格 ・背景 ・個 別性 を考 えて対応 し て い くべ きところで あ る。 まず は 自らが実践 し,そ の. 本来のかたちとは違ってい るように考 えられる。 質問 と感想には,共 通 した単語が多 く用 い られてい. 中で体得 して い くしか な い部分 で もあ り,他 者 か ら一. るのは,同 一の母集団が記載 したア ンケー トである こ. 言 で教示 され るべ きもので はない 。. とか ら当然の結果 と言え よう。 しか し,一 番中心 であ. ,. が学生 に備 わ って お らず ,そ の結果 ,質 問内容 と講義. るべ きはず の講義内容 と共通す る単語の少なさは,上 記 の考察 と同様 ,講 義内容 と質問 ・感想 の乖離傾向が. 内容が乖離傾 向にあ る こ と,学 生 は 自ら知識 を総合 さ. 現れてい るとい うことであろう。. この よ うに,講 義 内容 を習 得す るだけの レデ ィネ ス. せ 考 えて い く姿勢が少 な く,マ ニ ュ アル的 な解 決方法 を求 め る こ とが 問題 で あ る と考 え られ る。 一 方 で ,社 会 的 ・法 的 な問題 に も目を向 ける姿勢が. 特 に講義内容 にのみ使用 されてい る単語 と して. ,. 「感染症法」「 コホー ト検討会」がみ られることに注 目 したい。. 築かれ つつ あ り,そ の よ うな学 生 の姿勢 を評価 した上. 感染症法 に限 らず,法 律 は条文 を理解する・具体的. で ,と もに解 答 を導 き出 して い くこ とが 必 要 で あ ろ. な事例や施策 とつ な ぐことによ り理解 しうるものであ. う。. ると考 えると,地 域看護学実習が始 まってお らず,具 体的な場面 を見学 した経験 さえない学生にとつて「法. 3.感 想 に関 して 感想 の 内容 をま とめてみ る と,以 下 の よ うに言 える. 律」 は,あ まりに抽象的で理解が困難 だったのか もし れない。同様 に,コ ホー ト検討会 について も,ど のよ.

(8) 甲南女子大学研 究紀要 第 4号. 看護学. リハ ビ リテー シ ヨン学編 (2010年 3月. ). うな症伊1に つい て ,ど んな職 種が集 ま り,ど の よ うな. す 0講 義 内容 を 自分 な りに整 理 す る な どが ,関 連 して. こ とが 話 し合 われ , どの よ うな方針が 出 され るのか. い るとい うことである。 さらに,他 者 の意見 を聞 き. ,. 非常 に イメー ジ しに くい もので あ る。 そ のため ,学 生 の 印象 に残 りに くく,質 問や感想 に挙が って こなか っ. ,. 自分 の意見 と比べ ることで学 びが深 まるとい うことも 述べ られてい る神。 大学生に対 し,ノ ー トの確認 を行な うことは現実的. たので はな い だろ うか。 も,学 生. ではないだろうが,重 要な項 目については学生にグル. に とつて 未経験 で あ る こ とは変 わ りな い が ,「 患 者 一. ー プで調べ発表 させ る,と い うのは非常 に有効な手段. 人一 人 に対す る服薬確 認」 は,学 生 に もイ メー ジ しや. なのではないだろうか。. 感染症 法 の 具体 的 な施 策 と して 「DOTS」. す い ものであ り,感 想 と して現 れやすか ったので はな い だろ うか。. V。. お わ りに. この よ うな状況 の 中 で も,学 生 は「知識 を得 た」 と 感 じてお り,講 義 に対 し高評価 な言葉 を述 べ て い る。 それ は どの よ うに考 えれば良 いの だろ うか。. 以下の通 りであ る。. 今 回 の ア ンケ ー トは,講 師 にその結果 を伝 える もの であ り,出 欠確 認 も兼 ね る ことか ら記 名式 の もので あ った。そのため ,否 定 的 な意見や感想 は記載 しに くか. ① 学 生 は,講 義が終 了 して い て も,確 実 に知識 を身に つ けて い る とは限 らない。 したが って講義 の 際 には,既 に学 んで い る内容 につ い て も知識 を確 認 してか ら,新 た な知識 を伝 える こ と. った とい う こ とも考慮す べ きこ とで あ ろ う。 それ を考慮 した上 で 考 えなければな らない こ とは. 今 回 の ア ンケ ー トを分析 し,明 らか になった ことは. ,. が必要であ る。. 講義 内容 と質問 ・感想 で は使用 されて い る単語が乖離. ②単 に知識 を身につ けさせ るだけでな く,そ れ らを統. して い るが ,質 問 と感想 で は,使 用 されて い る単語 が. 合 させ考察 していけるための訓練が必要である。. 共通 して い る とい う こ とであ る。講 義 に対す るア ンケ. 学生は,知 識 を組み合わせ ,考 察 しなければ解決で. ー トの記 載 を求め られ た学 生 は ,「 自分が理 解 で きた. きない ものや,個 別性 の高い事項 についてさえ,他 者. 範 囲 の 」講義 内容 に対 し,質 問 ・感想 を記載 して い る. (教 員な ど)か. に過 ぎな い とい う こ とで あ る。教 員 が 「 強調 した い」. にある。教員がす ぐに解答を与えるのでな く,解 答 を. 「重要 で あ る」 と考 えて い て も,学 生 にそれが理 解 で. 導 き出すための基礎 となる知識 は何か,そ れ ら知識 を. きない ,或 い はイメー ジ さえで きない場合 には,あ え. 組み立て考察す るにはどうすれば良いのかを意識的に. て そ の 内容 に まで踏 み込 もう と しな い 傾 向 が 見 られ. 訓練 させてい く必要がある。. る。. ③学生は,抽 象的な事象 に関 しては理解 しに くい傾向. 学生か ら「理解で きた」「わかった」 とい う言葉 が. らのマニュアル的解答 を期待す る傾 向. がある。. 得 られると,教 員側 としては安心す る。 しか し,本 当 に理解で きたのか確認 しなければならない とい うこと. 抽象的な事象 については,実 際の活動方法や対応 な ど具体例 を挙げる・実習時に講義内容 を振 り返 りなが. である。そのためには,授 業 の間での小テス トも有効. らつ なげてい くことが有効であろう。. な手段 であろう。 それで も,自 分が理解 で きそ うにない と感 じた こと. ④学生は,自 分が理解可能であった ことを中心 に講義 へ の質問や感想 を述べ る傾向があ り,教 員 の意図 とは. には踏み込 もうとしない学生に対 しては,ど の ように. 必ず しも一致 しない 。 また,自 分が理解 で きない こ と. 関われば良いのだろ うか。中学生 と大学生の違 いはあ るが,『 基礎学力 を問 う-21世 紀 日本 の教育へ の展望. に関 しては,踏 み込 む姿勢が少 な い。. 一』 (東 京大学. 学校教育高度化 セ ンター編 )に お い. て,あ る中学校 を対 象 に,学 生の「成績」「理 解 の度. 小 テ ス ト・ グルー プ学習や発表 な どで ,理 解 度 を確 認す るこ と,他 者 の 意見 を聞 く中 で理 解 を深 めて い く こ とが必 要 で あ る。. 合 い」 と関連 してい るものは何かを分析 した結果が明. また授 業評価 にお い て も,「 授 業科 目」 や 「担 当教. らかにされてい る。それによると,「 ノー トをとる」. 員」 に関す る眼 を持 たせ るだ けで な く,「 学 生 自身 の. 「人の話 を聞 く」者 は,理 解度が高 い傾向にあ る。た. 学習態 度」 と して ,予 習復習 に費や した時 間 ・ 自 ら考. だ教員が言つた言葉 をそのまま書 き写す のでな く,自. 察す る姿勢 を持 てたか ・理解 困難 な講義 内容 へ も熱心. 分の言葉 で大事な ことを書 き加 える・要点 を取 り出 し 下線 を引 く 0メ モ をとる・ 自分の考 えや疑間を書 き出. に取 り組 めたか な ど,自 分 自身 を振 り返 らせ る眼 も育 てて い く必要が あ るだろ う。.

(9) 鍛治 葉子 :学 生の理解度 と特性か らみた「わかる授業」 の検討. 学 生が ,適 切 な知識 ・技術 を もって実践 に活 かせ て こそ ,よ りよい看護が提供 で きるので あ る。 したが って土 台 となる適 切 な知識 ・技術 を,学 生が 身 につ け られ る よ う,「 わか る授 業」 の 実践 の ため の. 文. 1)宇 佐美寛. 173. 献. :授 業研 究 の病理 ,東 信堂 ,2005。 P127-143. 2)宇 佐 美寛 :大 学 の授業 ,東 信堂 ,1999。 P172 3)東 京大 学 学 校 教 育 高 度 化 セ ン ター 編 :基 礎 学 力 を 問 う -21世 紀 日本 の 教 育 へ の 展 望 ―,東 京 大 学 出 版. プ ロ グラム作成等 ,今 後検討 しく予定 で あ る。. , 2009。 `や. P224-225.

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図 4  学生 か らの質問 にお けるこ とば ネ ッ トワー ク分析 169 図 6  学生の感想 における注 目語情報分析 (「 知 る」「知 識」に注 目した場合 ) 図 7  学生の感想 における注 目語情報分析 (「 大切」 に注 目した場合 ) 「予防」が大切であると理解 していることがわかった (図 7)。 次に原文一致 を用いて ,学 生が「知 らない・知 らな かった」 ことをみると「治療方法や感染経路 ,結 核 に ついて全体的に」「接触者健診の範囲」 を知 らなかっ た とい うもの

参照

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