• 検索結果がありません。

現代制御理論による車体屈折式車両の自動操向制御

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "現代制御理論による車体屈折式車両の自動操向制御"

Copied!
75
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

現 代 制

に よ る

車体 屈折式 車両

自動操 向制御

1

章 第

H

章 第

m

章 第

N

章 糸者言   

『.

.卩

..

『『

..

『呷

車体 屈折式 車両の操向シス テム

  .

.,

..

..

,.

1

節   供 試 車 両とその モ デル 化  

,,

..

..

2

節   連 続 時 間 系にお ける車 体 屈 折 式 車 両の数 式モ デ ル 

3

節   数 式モ デ ルに よる特 性 解 析と その評 価  

..

4

節 摘 要  

_ _ .

_ .,

_ .

._ _ ._ _ _ _ .

車 体 屈折式 車両の 自動 操向シス テム設計

 .

..

..

1

 

離 散 時 間 系にお ける制御

の 設

計 _ .

_ .

_ _ .

       

1 .

制 御 系の連 続 時 間 系から離 散 時 間 系へ 変 換

b,

       

2 .

操向シ ス テム の 自動 制 御 系の構 成理論  

..

       

3 .

自動 操 向シス テム の 最 適 制 御  

..

..

2

節   最 適 制御モ デ ル の数 値 実 験お よ び考 察  

..

.、

3

節 摘 要 

.,

..

■一

一.

..

自動 操 向シス テム の モ デル パ ラメ

タの 推 定

_ .

_ _ _ _ .

1

節 第

2

節 第

3

節 第

4

節 第

5

節 車体 屈 折 式

両の モ デル パ ラメ

..

..

..

..

逐 次 最小

乗 法による推 定アル ゴリ ズム

..

、.

..

モ デ ルパ ラ メ

タ の推 定 実 験

..

..

..

..

1 .車

両の 走 行 実 験 方 法

 .

..

.,

.,

..

..

2 .

実 験 結 果お よ び考 察  

..

..

..

..

.,

3 .

モ デ ルパ ラ メ

タ の推 定 結 果

..

..

..

.,

考 察  

.,

..

『『

..

.謄

.,

摘 要  

一.

..

凾,

..

..

.,

V

章   自動 操 向シ ステム にお けるオ ブ ザ

バ の設 計 

..

..

..

.,

        第

1

節  オ ブ ザ

バの 設計  

..

.,

..

..

..

       

1 .

オ ブ ザ

バ の構 成 理 論  

..

..

..

.,

       

2 .

カル マ ン フィ ル タ による オ ブ ザ

バ の 定 式 化  

    

2

 

オ ブザ

バ の検 証 実 験

 .

..

..

..

       

1 .

数 値 実 験に よ るオ ブザ

バ の 検 証  

..

..

       

2 .

走 行 実 験によ る オ ブ ザ

バ の 検 証  

..

        第

3

節   結 果お よび考 察  

..

..

..

..

        第

4

節 摘要  

_ _ ,

.,_ ._ .._ _ _ _ _ ._ .P

VI

章   総 括  

..

.,

_ .

.一

..

..

.,

.,

謝 辞  

..

.,

..

.,

層『

呷.

P呷P呷

..

S

  ary

..

..

一.

_ _ _ _ _ _

_ _

_ _ _

参 考 文 献  

..

..

..

..

.一

..

..

1

付録

H

付 録

IH

付 録

N

付 録

V

付 録

w

付 録

lu

付録棚

1333789990248991225577888900124567925791791

               

1111112222222222233333333344445556

(2)

G

1

 

 

近 年 農 業分 野に おい て

農 業 労 働 力の 高 年 齢 化や農

労 働 力不足が

層 進ん でお り

労働 時間の 短 縮に加え

農 作 業 強度の軽 減 等 農 業 労 働の 質の 改 善 も強 く要 請さ れてい るt }

労 働 時 間 短 縮 化ん でい る水 稲 作につ い て現在 広 く普 及し て い る中型機械化 体 系に おい て は

ほ 場 内 歩 行 作 業を伴 う場 合 は作 業 強 度が大 き く, 乗用 型におい て も苗

肥 料 等の取 り扱い 方法の 改 善を含めて大 型 機 械 化 体

へ の 移 行が課 題と なっ てい る

ま た

野 菜 作で は, 同 じ姿 勢で長 時 間 行

選 別

調 整 作 業 等

大 きな作 業や 作 業強度の 大 きい 収 穫 作 業が

労 働 時 間の き な ウェ イ ト を占め てお り

機 械によ る

力 化にえ作 業 強 度の 軽 減 と農 業 労 働の質の改善

快 適 化 を図る こ と が重 要な課 題と なっ てい る2・

さ らに

すで に機 械 化が進 行して い る技術分野につ い ては わ が国農業の 近代 化を目指す農林 行 政の 指 針 として

高 性 能農業 機 械の計画 的 な 試験研究

実 用 化 を促 進す るこ とを目的と して 「農 業 機 械 化 促 進 法 」が平 成 5 年 6 月に改 定され

政策 的な 面 か ら も 農作 業の自動 化

ロ ボ ッ ト化の 開 発

実用化が強 化さ れ るこ と となっ だ b

農 作

力 化に対 して農 業 機 械の 高 性 能 化と自 動化 は

現在の農 業におけ る諸問 題 を解 決 する基 本的 な課 題と考 え られる

 

農 業 機 械の自動化に 関する研 究の中で

自脱コ ン バ イン につ い ては

刈 り取り 部や脱 穀 部の位 置

荷制 御 を含め たシ ス テ ム全 体に か か わる 自 動 制御の 研 究4

2°1わ れお り

す で にれ ら制 御 装 置が実 装されい る

そ れ に 対 して トラ ク タ や 田植 機

の 凹輪の 用車 両につ い ては

タリ

プ ラ ウ耕 うん時の作業 性に 関する制 御11

ls ”

it

技 術対 象と し

誘 導 方 法よ る 自 動 操向 制御に関する研究2°

4S ・

こ れ らの 自動操 向 制 御に関 する研 究は

主 と して 車 両 位 置 検 出の セ ン シン グ の研 究が中心 で あ り

四輪 車 両

と り わ け 農 用

両 に おい ては

自動 操 向シ ス テ ムの 構 築や そ の特 性解 析 にまで言 及 して い る究 例49 門 まな く

さ ら

操 向 系操 縦 性

性 に 関す る問 題は 未 解決の ままになっ てい る

トラ クタや 田植 機 等の 四輪型の農 用車両の 自動 操 向 制 御を現 実 に適 用 叮 能な技 術に す るに は

車 両の位 置 検出に関する セン シン グ技術の 研究と車 両の 運 動 特 性を基 礎に した

制 御 理 論に関す る 研究の 基 本 的な

2

つ の 問 題 が含 まれ る

 

四輪型の 農 用

両 に おける操 舵 方 式と して考え ら れるもの に

,前

後 輪 操 舵, 四輪 操 舵

そ して 車 体 屈 折 式 操 舵な ど が あ る

車 体 屈 折 式 車 両の 線形化され た運 動 方 程 式は

他の 操 舵 系を有 する車 両 の 運動 方程式と基 本 系は 共 通 と な り

操 舵 方 式の 違い は

運 動方 程 式の操 舵 角に関 する項にの み 現れ る

車 体 屈折式 車 両の特 徴は

四 輪操舵 方式で あ り, 前 輪

後 輪 操 舵の 両と比較 し て旋 回 半 径が 小 さ く, 機 械 的な構造 ピ ア ッ カ

マ ン リン ク

構 を用い て タイヤを操 作す る 前輪

後 輪 操 舵お よ び四輪 操舵を有 する車 両と異 な り

車 体の 前部と後 部をセ ン タ

ピンで結 合して車 体を屈折 し て操 舵を行 う

簡単

な機 械 的 構 造を有 し

今後, 大 型 化 する農 用 機 械に おい て はす ぐれ た操舵 方式 と考 えら れ る

 

自動 操 向シス テ ム を構 築す る ための 制 御 理 論と して は

般 的 に

, 1

入力 1 出 力の 制 御 対 象に 対 し, その 入出力関 係 に着目 し て設 計を行う 伝 達 関数 法が ある

ま た

人 出 力 だけで な く制 御 対 象の すべ の 状 態を表 す 状 態変 数 に着 目し て 制御

の 設計 を 行 う現 代 制 御理論が あ る

現代 制 御 理 論は

伝 達 関 数 法に較べ て  多 変数 制御 系が扱える

  初期状 態 を

慮 して制 御 系の問 題を論 じ ら れ る,   最 適 制 御 問 題を 時 間領 域で取 り扱え る

の 利点があ り

かつ

デ ィジ タル

機の 発 達に よ り数 値計

が容 易に行え る今日に お い て はす こ ぶ る 有効な制 御 理 論 と さ れて い る

 

そこ で本 研 究では

大 型 化 する農 用 車両 の操 舵 方 式と してす ぐれ た方 式で ある体 屈 折式 車 両を対 象 とし, 他の操 舵 方 式に も 適 用 可能な 臼律 操 向 シ ス テム を実現する上で

その基礎的 な 技 術の

つ で あ ると考 えら れ る自動 操 向制御に関 して現 代 制 御理論を 用い

理論 的な解 析を通じて 考 察を行っ た

 

以 上の ような 日的を達成 す る ため本研究は 以 下の よ に構成 され てい る

 

まず

U

章で は, 自動 操 向シス テ ム に現 代 制 御 理 論を導入 す る た め

連 続 時 間 系の車 体 屈折式 車 両の 数 式モ デル を誘

車 両の状 態 方 程 式を 求め 特 性 解 析 を行い安 定 性を検 討した

第皿章では

状 態空間法に基づ く現 代制 御 理論の 操 向 制御へ の 適用を 試み

数 値 実 験を行い 制御

応 答 性お よび 安 定性につ い て 検 討 し た

(3)

2

 

N

章で は 車 体 屈 折 式 車両の 操 舵 系の 制御則 を 決

す るの に必要な車 両の モ デ ル パ ラ メ

タを推 定 するた め

操 舵 系の 推 定 すべ きパ

タを 誘

操 向 実 験 で得ら れ た 入 出力デ

タを 用い てパ ラメ

タの 推定 を 行っ た

 

V

章で は

車 体 屈 折 式 車 両の操 舵 系につ い て

その制 御 系の 状 態 変 数 を推 定す る た め

実機の 入 出力デ

タを用い て状 態 変 数の推 定を行い

数 値 実 験 を通 じて 設計し た 同

次 元 オ ブ ザ

バ の 有 効 性 を検証 した

 

以 上

本 研 究は

車 体 屈 折 式 車両の 自動 操 向シス テム に状 態 空 間 法に基づ く現代制御理論を導入 し て

その 現 を 目 指 し た もの で あ る

車 体 屈折式 車 両の操 舵 系の可 制 御 性

 m 

en

測 性の証 明

制 御 則 の

さ らに シス テム の安 定 性

応 答 性 などにつ い て検討 し た

また

モ デル パ ラメ

タの決 定に おい ては実 機の 操 向 実 験で得られ た 人出 力デ

タを基にモ デル パ

タ を 決定する実用 的 な方 法を 新た に試み た

さ ら に, 現 代 制御理 論 を 用 い て設計さ れ た車 体 屈 折 式 車両の操 向 制 御を実 現 する ヒ で 状 態 量の観測 が 困 難 な 場合が

面で の現 代 制 御理論の適用の 問 題点を

慮 して オ ブザ

バ の

入によ る 問題 解 決 策を示し

農 用 車 両の操 向 制 御へ 現 代 制 御の μ能 性 い て

車体 屈 折 式 操 向 機 構を有 する田植 機を例に実用性を 目的と した基礎研究 を 行 っ た

(4)

3

ll

体 屈

操 向

ス テ ム

 

両の操 舵 方 式

つ と して

般 性 を 失 わ ない

体屈 折式

両 につ い て

自 律 操 向シス テ ム を実 現 す る 上で基 礎 的な技 術の

つ で ある と考え ら れ る自動 操 向シ ス テム に関して

現代制 御 理 論の 適用の 可 能 性を検 討す る た め

連続時 間系の 数 式モ デ ルを誘 導 し, その操 舵 系に対 する特 性 解 析を行っ た

 

本 章で は まず 現 代制御理論に基づ い て制御 系 を構 成 するに は車 体 屈 折 式 車 両の 数 式モ デ ルが必 要 で あ り

連 続 時間系の車 体 屈 折 式 車 両の 曲線 走 行に関 する 運動 方 程 式を誘

し た

次 に, 運 動 方程 式 を状 態 方程 式お よ び観 測 方程 式に変 換し

シス テム 行 列

制御ベ

観 測行列 を 決定し

車 体屈 折 式 車 両の操 舵

に 関 し て特 性 解 析 を行っ た

さら に

可 制 御 行 列

可 観 測 行 列を求め操 向 系の可制 御 性お よび可 観 測 性を明ら かに し た

1

 

供 試 車 両 と そ

の モ

 

制 御 対 象で あ る供 試 車両 は,

体屈 折式 車両の 出植 機である

そ の諸 元を

表2−

1に示す

植機本

来 の仕 様では

車体 の前部 に植 え付け部 を取 り付 け

後 部にエ ンジンをマ ウ ン トする こ とに よ り車 両の 重 心は

車 両が直 進 状 態で座 席の直下にあ るセ ン タ

ピン の 位 置に あ る が, 本研究で は植 え 付 け 部を 除き車両本体の み を供試 する た め 車 両の重 心 はセ ン タ

ピン か ら

部 に向けて

30cm

置 にある

 

車 体 屈折式の

両は

車両の 前 部と後 部が セ ン タ

ピン で接 続さ れ

前 部と後 部を屈 折さ せ ること に よ っ て操 舵を行 う

し た が っ

操 舵 部分の 械 的 な

造 に関 し て リ ン ク機 構を 用い て タイヤ を操 作 する前 輪, 後 輪 操 舵お よ び四輪 操舵の車両 に比較して構造 が簡

で あ り

旋回半 径が小さくなる特 徴が あ る

 

車両は 操 舵によっ て横 方 向の 運動を伴い な が ら自 由に進 路を変 更し て地 表な どの 平 面上 を走 行す る

例え ば

車 両が直 進 して い る場 合

目標 と す るコ

ス に 対 し ての 変 更が 生 じ た とき

目標に対 す るずれ は 適 切 な 操 舵 を行なわ ない と そのずれ は増 大 する

こ の意 味におい て車 両 自体の 運動は

的で はな く不 安 定である

逆に

不安 定で あるが ゆ えに適 切 な 操 舵によっ て

平 面 内を自 由に運動す る ことが で きる

表 2

1 供試車両の諸 元 名     称 仕 様 全   長 全   幅 全    高 軸     距 前 輪 輪距 後 輪 輪距 重    量 駆 動輪 数 操向方式 車 輪形式 ブレ

キ 形式 エ ンジン形 式 出力/回転速 度 2900  ( 

2300

  (  ) 1900  (mm 1060  (  )

1220

  (  ) 620   (mm 430  (kg)

4

輪 駆 動 車 体 屈 折 式 ゴム車 輪 左 右 独立機 械 式 (前 輪 ) 空冷4サイ クル ガソ リンエ ン ジン 4

511500〜

5

511800  PSfrpm

2

節   連続 時 間 系

に お け る

体 屈 折 式 車 両

数 式

 

車 体屈 折式 車両 の数 式モ デ ル を誘 導す るにあ たっ て次の こ とを 仮定す る

まず 車両 を剛 体とみな し

車両の 運 動を2 次元平 面 内の 剛 体の運 動と して

  車 両の進行方 向 に 対 し て垂 直な方 向の並 進 運

(5)

4

図2

1 車 体屈折式車 両のモ デ ル 動 (車 両の横 方向の 運 動

 

重 心 軸回 りの回転 運 動 (ヨ

ン グ運 動 )

の2つ の 運 動の み を対 象と する

次 に

,車

両の セ ン タ

ピン が車両の 重 心 点 Pを表 す もの とする

図 2

1で示さ れるように

車 両 の進 行 方 向が左か ら右 方 向であ る と す る と, 車両の 前 部 と

部の な す角を 操 舵角δ, 車両の 重 心 点か ら 前後の 駆 動軸の 中心まで の距 離を そ れ ぞ れ

e

e,

後 各

駆動 軸 の 中心 を結ん だ

線とセ ン タ

ピン か ら前 後 各駆動 軸の 中 心を結んだ直 線との なす 角を そ れ ぞ れδ ,

δ, と す る と

操舵角

6

と 前後

駆動軸の 中 心の距 離 は そ れ ぞ れ

δ

δf 十 δr (

2−1

e − ef

 C・S 

6f

4

。 COS δ・ (2

2) とな り

操舵

δが

161

《1とする と (2

2)式よ り 車両の ホ イ

ルベ

ス は ほ ぼ

定であ ると仮 定で きる

し た がっ て

車両 が屈折 す るこ とな く前 後の駆 動 軸が駆 動 軸の中心で回転して操 舵 を行 うこと と等 価 な問 題 と して考えるこ と がで き る

 図2

2で示 さ れるように直 線 路の方 向を

X

そ れに垂 直な方 向を

y

軸 と す る 地表面 上に固 定 した

X −

y

座標

,X

軸と車な す 角 を

0,

車 両 重 心 点の速 度 方 向が

X

軸とな す 角を進 路 角 7

車 両 重 心 点の 横 す

β

とす ると

0 =7

β

が 成 り立つ

.車

両重心点 Pの X 軸か らの 横 変 位をyとする

直 線 路 を

定の速 度で走 行してい る車 両が

道 路の外に そ れ ない 範 囲 内の運動を考 える場 合は

M

1,

Iel

1

が 成 立 す る 運 動 と み なすこ とがで きる

こ の よ うな横 変 位 y を伴っ て運 動 する車 両の 平 衡 条 件は , 図

2−2

に示す ようにコ

ナ リン グフ ォ

C .

,C

と遠 心 力によっ 成り立っ い る

この よ うな仮 定が       ノ   r 成 り立 ち, 操 舵 角

6

1

δ

1

1

とすれ ば

前 後

車 輪に働 くコ

ナ リングフォ

Ci ,C ,

の方 向は ほ ぼ}

方 向に

致 する とみなして よい

よっ て

左 右の車 輪は前 後の車 軸の中心 位 置に 二 輪が集 中してい る と考 える こ と がで きる

し た がっ て

重 心 点 Pのγ方向の運 動お よ びヨ

イング運 動 は

m

2

σf

20

, (2

3)

一 2e ∫

Cf −

2e.

c

, (2

4) と表 現さ れ

2−3

2−4

)式が線 形 化さ れ た 運動 方程 式の基本 系を

わ してい る

hl

が 十 分 に小 さ け れ ば, 車 両はその重 心 点

P

X

方 向に

Vcos・

t≒

V,

 

y

方 向に 吻

1d

オ≒

i

Tsin

t≒

V・

rの速 度 成 分を もっ て並進 運

を行

えら れる

また,

lel

が十 分に小さ けれ ば, 前 後

輪は それぞれ車両の 回転 運 動に よ り,

y

方向に さ らに

E

,(

d

θ

1dt

 

e,

de

dt

) の 速 度 成分 が付 加さ れ

2−2

に示すように前 後 車 輪中心 点の 速度 方 向が

X

軸 と なす 角

tri

7rは

車 両の 運動を剛 体の 運動 と み な してい る こ と か ら前 後 車輪 中 心

の速 度 の大きさ は重心点で の速 度に等 しく

次 式で

さ れる

(6)

5

y

x

図2

2

 

車 体屈 折式 車両の 単純 化モ デ ル

 

 

ryf

v

・ +

d

θ

dt

       

(2

5

    

_

v

ー e

d

θ

dt) _

_

       

(2

6

  

yr

 

     

v

     

 

v

 

lt

   

v

 

dt

前 後 車輪の い て い る方向とX 軸の なす 角θ ∫

e,

θ∫

θ+δ 厂

θ尸 θ

δ

で あ る か ら , 前 後 車 輪の 横す べ り角 β∫

,β,

は 次式で表され る

   

Bf

θf

− ・

f

 

 

e

+ δ

       

(2

7)

   

Br 一

θ_ ツ。

θ

δ r

−一

告砦

       

(2

8 し た がっ て 前 後 車 輪に働くコ

ナ リン グ フ ォ

C

,C .

は次 式で表さ れ る

  

k

f6f

kf

θ + δ

       

,2

  

。一

6

・一

       

2−1

。, (

2−9

(2

10)式を車両の 運 動方程 式(

2−3

2−4

)式に代入 し て整理 す ると

   

+ 2

・ 2晒

κ謝

θ

   

 

2(

kfb

f

 

 

んT δ

)       (2

ll)

(7)

   

6

    

2(晒

+ 2

嫁)

    

 

2 (

kf4f

 

 

k7・

6T)

θ

 

 

2(

E

’ fb

f

 

 

kr4

δr

      (

2−12

) 2階の 連立常 微分 方 程

され る‘s)

こ こ で

rn車 両 質 量

 

lz

重 心 軸回 り 慣性モ

ー・

メ ン ト

,kf,

k.

は前 後

輪 タ イ ヤの コ

ナ リン クパ ワ

である

2

ll

(2

12)式に おい て

,6,

O

と す れ ば前 輪 操 舵系を

δ

=0

と す れ ば後 輪 操 舵 系の モ デ ル を表現 して い る

      r

 

こ こで, (2

12)

(2

13)式に おい て, y

y,

0

=0

を 新 たに定 義し状 態 変 数をm と すれば

   

m ’

1

 

θ1

 

91

 

θ1

       

2−13

と な り

操 舵 角δを制 御入力u とすると

へ画 は次 式で表さ れ る

   

δノ

δ

3

δ 一

       

2−14

2−

ll)

2−

12)式で表さ れ た2 階の 立常 微 分 方 程 式を

状態変 数 頗

2−

i3)式

制 御人ノ

Ju

(2

14)式を 用い 列で表 示 する と

次の 状 態方 程式が 得 ら れ るE ‘・

血  =  ノ

i

邵 十

.blt

      r

A

 

A21

A2

  一

l

A

・2

    戞 2A;f 十 A

}     T

rt 2 〔kE丿 

 k

广

c

    ムv

1

辱司

(2

15) (2

16)

 

 

 

・ 一

9

      (2

17)

 

 

 

b

車体屈折式 車 両 系に対す る観 測 方 程 式は2

−13

)式よ り次式で表す こと がで きる

        !ノ =   c2 〕        (2

18) こ こ で観測ベ ク トル cは

    

c

1000

       

2−19

) と表され る

x は

4

次の ベ

u はス カ ラ

Yは ス カラ で あ り

それぞれ シ ス テム の 状 態 , 入力, 出力

(8)

7

表2

2  車 体 屈 折 式 車 両の パ ラメ

タ m

窃 ム

y

kg)

m

m

kgf・

m

sec9

 

kg

deg

kg

deg ) (m sec

4300

530

535002502500

35 を表す

また,

A

は4×

4

の行 列,

b

は4 次の縦ベ ク トル,  cは

4

次の 横ベ ク トル で あ り, そ れ ぞ れ シス テム 行列

制御ベ ク ト

観測ベ ク トル である

A

f行 列

A

転置行 列

,1,

は2x2 の単位 行 列

0は2×2の 零 行 列を表わす

3

節   数 式

ル に

特 性 解

と そ

評価

 

まず

車 体 屈 折 式 車 両 系の安 定 性につ い て検 討 する

.一

般に2

15

(2

18)式で記 述され る制 御 系の 定問題は, 制 御入力お よび状 態 変 数の初 期 値に対 する 自 由 応 答の 安 定問 題 に 帰 着 さ れ る

操舵系の 自 由 応 答に対 する漸近安 定の 必要

t

分 条 件は

シ ス テム 行 列の 固有 値の 実部が すべ て

になるこ とで あ り

固 有 値の実 部が

0

でジ ョ ル ダン形 式の重複 固 有 値や実 部が 正になる有 値が存 在 する とき系は 安 定になる

65η

さ て , 表 2

2に西村ら

1〕供 試 車 両と 同 車 両 め た デ ル ラ メ

を 示 す

こ れ らの パ ラメ

を (2

16)

(2

17)式に代 入して シ ス テ ム行 列

A ,

制 御ベ ク ト ル

b

を得る

2−

20) ・

  

0

0  

052

0

( 2

21

2−20

2−21

の パ ラメ

を もつ

屈 折

式車

有値

λ1 = λ2 = 0 λ3

 

 

− 6.

8

 

×

 

10

  

2

 

λ4

 

 

− 1.

55

 

×

 

102

(2

22) であ り

λi=λ 、 =

0

の ように ジョ ル ダン形 式の重 複 固 有 値が存 在 する こ と か ら

1

節で述べ た と お り車 両は 自律 的でな く不安 定 な 系である こ とが確か め ら れた

 

次に

制 御 シス テ ム につ い て

制 御入力雄 )に よ り ある初 期 状 態か ら希 望の 状 態へ 移 行 す とき

こ の ようなu(t)の 存 在を 保 証 す る 可 制御性 お よ び

シス テム の状態 量が直接 測 定で き な くて も 出力の 測 定デ

タか ら すべ て の状 態 量 を 把握で きるこ と を 保証す る可観 測 性につ い て検 討す る

 

可制 御 性の定 義は, 制 御 系の

般 式として表 現 され る シ ス テ ム2

15

2

18式に おい て, シ ス テ ム行 列 A はn ×n の行 列

制 御 行 列 B はrl×m の 行 列 観 測 行 列 C は

eXn

の 行 列である とする と

任 意の 初 期 状態x (

O

x 。を

あ る有限時 刻 tL の

原 点x (

=0

に移 す制 御入力u (t)

O

≦tSt ,)が存 在す る と き シ ス テ ム は 可制 御である

シス テ ム が 可制 御である た めの必 要 卜分 条 件は

可 制 御 行 列を

E ,

lftとする と

(9)

8

EAc

= {BAB

 

A

1B

2−

23) と表さ れ

rank  

E .

,(

n で ある

こ の と き可 制 御 行 列

E

。 、

はn ×nm 行 列となる

また 制 御 行 列がベ ク トル の と き 可 制 御 行 列はn ×nの行 列とな り

必 要 十 分 条 件は

det

E .

、。)≠

0

と等 価と な る ss)

 

可観 測 性の定 義は

制 御 系の

般 式として

現 され る シ ス テ ム2

15,(2

18)式におい て

シス テム 行 列

A

はn ×nの 行 列

制 御 行 列

B

はn ×m の行 列

観 測 行 列(フは

exn

の 行 列 で あ るとする と ある有 限 時 間 tlまで の

y

とut)の 測 定か らx 0が唯

決ま る と き

シス テムは 可観測である

シ ステム が可観 測で あるた めの必 要十分 条 件は

可観測行 列 を E

a 。とすると

E

・・

(2

24) と表され

rank  E

t θ = n であ る

この とき可観測行 列

E .

,θ

enxn

行 列 となる

ま た

観 測 行 列がベ ル の とき可

測行 列はn ×n の行 列と な り

必要十 分

件は

det

E

w )≠

0

と等 価と なる 5Sl

 

本 操 舵

シス テム に お け る制 御 行 列お よび観 測 行 列は

それ ぞ れベ ル である た め行 列 式を 用い て可制 御 性お よび 可観測 性 を 判定 し た

操 舵 系の 可制 御 行 列 E お よ び可 観 測 行 列 E

,。の行 列 式は (2

20

2−21

2−23

),(2

24)式よ りそれ ぞ れ

de

オ(

E

=−4.

27

×

10

det

E

、。)

=5.

41 と な り,

体屈 折式

両の 操 舵

は 可制 御かつ 可観 測で ある こ と が確 認 さ れ た

その結 果

本 操舵

に おい て 現代 制 御理論 を用い て制 御 系を構 成す るこ とが 可 能 とな っ た

また 状 態 量がすべ て計 測で き ない 場合 につ い ては オ ブ ザ

を 構 成 する こ と が可 能と なっ た

可 制御 行 列お よび 叮観 測 行 列の行 列 式を求め るプロ グ ラム を付 録

1

に記した

4

節   摘要

 

自動 操 向シス テ ム に現 代 制 御理論を

入 す るこを 目 的 と し て

連 続 時間系の車 体 屈 折 式 車 両の数 式 モ デ ル を

誘導

,車

両の 状 態 方 程 式 を 求め, 特 性 解 析を行っ た結 果は

以下の ように まと めら れ る

1

) 車 体 屈 折 式 車 両の数 式モ デ ル を

築す る ため

横 変 位 を伴っ て運 動 する車 両の平 衡 条 件か

  

ら, 車両重 心 点の

Y

方 向の並 進 運 動お よ びヨ

グ 運 式 車 運 動

  

方 程 式 を 誘

した

2

2

階の連立常 微 分 方程 式で記 述 され た運 動 方 程 式か ら 状 態 変 数を導 入 し連 続 時 間 系の

  

態 方 程 式お よび観 測 方 程 式を

い た

3

) 操 舵 系シ ス テ ム行 列の固有 値を求め

ジョ ル ダン形式の 重複固有 値の 存 在を 明 らか にする

  

こと で

舵系の 不安 定 性 を証 明 した

4 )

操 舵

の可 制御行 列 お よび 可観 測 行 列の 行 列 式を求め

その が可 制 御かつ 可 観 測である

  

こ と を明ら かに し たこ とで

車 体 屈折式

両 に 関 す る自動操 向シ ス テム の制 御 系に 関 し

  

現代 制 御理論の適 用の 可能 性を 立証し た

(10)

9

lll

 

車体

式 車 両

自動

操 向

ス テ ム

設 計

 

前 章では

現 代 制 御理論に基づい て制 御 系を構成 す る に は

体 屈 折 式 車 両の 数 式モ デル が 必要であ り, 連 続 時 間 系の

体 屈 折 式 車 両の 曲 線 走行に関する運動方 程式 を誘 導 した

次に

運動方程 式 を状 態方程 式お よび観測方 程 式に変 換し

シス テム行 列, 制 御 ベ 測行 列 を 決 定 し

車 体 屈折

車 両の操 舵 系に関して特 性 解析 を行い , 操 舵 系が不

安定

性で ある こと を 明 ら か に し た

さらに

連 続 時 間 系の シ ス テ ム行 列, 制御 ベ ク ト

観 測ベ ク トル か ら 可制 御 行 列お よ び 可観測行 列の 行 列 式を求 め

その 系が 可制 御かつ 可 観 測で あ るこ とを 明らか にし た こと で

自動 操 向シ ステ ム に対 して 現 代制 御理論 を用い て制 御 系を

成で きる こと を 立証した

 

そこ で 本 章で は, 不安 定な

体屈折 式 車 両の操舵

に 対 して安 定 な 制 御 系を構成 す る た め の制 御 則 を導 くた め

状態 空 間 法に基づ く現 代制御理論を操 向 制 御に適 用 した

まず 連 続時 間系の 車 体 屈 折 式

両の 状 態 方 程 式を離 散時 間系に変 換し

その 車 両の 特 性 解 析を 離散 時 間 系につ い て も行っ た

農 作

における農 用 車 両の走行 経 路は直 線 走 行が 主 であり

直 線 走 行 時に車 両が

け る外 乱に対 する操 舵 系の安 定性 が自動 操 向 制 御につ い て重要 な問 題と な る ため

こ こ で は定 値 目標入力に追 従可能 な 制 御 系につ い て外 乱を考慮 し た制 御 則を 求め

数 値 実 験を通じて系の応 答 性お よび安 定 性 につ い て検討 し た

1

 

離 散 時 間

に お け る

制 御 系

設 計

1 .

制 御 系の連 続 時 間

か ら離 散 時 間 系へ 変 換

 

前 章の(

2−15

),(2

18)式で記述 され た連 続 時 間 系の

体屈折 式 車 両 の 状 態 方 程

お よび観 測 方 程 式を

サ ン プ リン グ時間丁でサ ン プル し た

離散

系へ 変 換 する

外乱 を

慮し た離 散 時 間 系の状態方程 式およ び観 測 方 程 式は

0,

L2

とすれ ば 記

1)=

Px

k

qu (

k)

十 v

k

(3

1)

      

y

k)=

cx

k

      (3

2) と表 現さ れ る

こ こ でv(

k

)は操 舵 系の 入力が受ける外 乱で ある

y (

k

)が連 続 時 間 系の 出 力 式

y

(t)の 時 点

t=

Tk に お ける サ ン プル 値 なら ばy

k・

)は

y

kT

)である こ と を示 し

 x (

k

1

x(

hT

+T ,  u(

ic

)=u (

kT

y(

k

);

y

kD ,

 v(

k

)=v(

k’

1

)は

そ れ ぞれ サ ン プ リン グ 時 点での 状 態, 入力

出 力 およ び外 乱である

状 態 変 数ω (

k

)の 要 素は, 連 続 時 間

と 同様に

y

方 向の変 位

y 方 向の速 度

である

ま た 離 散 時 間

の シ ス テ ム行 列

P ,

制御ベ ク トqは行 列 指 数 関数♂ 厂 以 下 変 換 れ る

観 測ベ ク トルcは

2−

19)式と同じであ る

P =

 eAT (3

3)

q =

A『

d

b

3−4

eAT ≒ ∬ ・・

AT

AT

2 ・ …

AT

N +

3−5

) こ こ で行 列

数関数♂Tは 以下の よ う に 展 開 され るs“}

1

4x4

位 行 列

 

サ ン プ リン グ 時 間Tを0

1秒と し た ときの シス テム行 列

P

お よ び行 列ベ ク トルq

ドの 式 で

さ れ

(11)

10

シ ス テム 行 列お よ び制 御ベ ク トル を連 続時間 系か ら離 散 時間系に変換 する プ ロ ム を付 録

H

に 記し た

P

1

2 ・

催識

1

i}

9.

966

×

10

 

2  

2

 

3000

 

0

 

0

(3

6)

 

離 散 時 間系シ ス テ ム につ い て も 連続 時 間系シ ステ ム と同様 に 操 舵 系の 可 制

性 お よ び可 観 測 性に つ い て

考察

し た

時間

シス テム の可 制 御 行 列 Eお よび 可観測行 列

E

,v は

離 散 時間系の シス テ ム 行 列

制御 ル お よ び観 測ベ ク トル を用い て (

2−23

2−24

と同 様に表され

そ れ ぞ れの 行列 式 は

 

det

K

)=

6

33×10

s

detE ,,、)

=−

1

29×IO

あ り

離 散 時間系の自動操 向シス テ ム は可制 御かつ 可 観 測とみ なすこ と がで きる

こ の結果 よ り

離 散時間 系の自動 操 向シ ス テ ム に対して現 代 制御理論を用 い て制 御 系を構 成で きる こ と が 明 ら かとなっ た

2 .

操 向シス テ ム の 自動 制 御 系の構 成 理 論

 

走 行 時に車 両が受 ける外 乱に対 する操舵

定 性が 自動 操 向 制 御 におい て 重要な問 題となる ため

車両 が外乱 を

けつ つ かつ 直 進 状 態か ら定 値 目標

ス テ ッ プ関

数〉

追 従る こ とを 制御 的 とし

安 定な制 御 系を実 現 する制 御 則 を 求め る

外乱 に は

ラ ン ダム な もとの定 値 外乱 の

2

つ が考 え ら れ る が

ラ ンダム な外 乱につ い ての 制御則 を

くため に は確 率 論的 な定 式 化が必 要で あ り

こ こ で は定 値 外乱の み を扱

う.

例 え ば

定 値 外 乱と して車両の 傾 地 走行 時に受 ける重 力がある

 

制 御対

3−6

)式のパ ラ

メー

タ値をもつ 3

1

3−2

記 述さ れ4 次 1

1

出 力

で あ る

外 乱 が存 在 し ない 状態

つ ま り(3

1)式におい てv(

k

)=Oと し た

定 常 状 態で の 出力を

y

,(

k

)と する と (

3−2

)式か ら

Yl (

k

)=

cx

k

3−7

と表さ れ る

外乱 が存

し ない 状態における定 常 状 態での 出 力

Y1

k

を 任意の定 値 目標 値 rに

致させ ること が 可能か どうか を検 討 する

その定 常 状 態で の 出

Y,(

k

)を任 意の定 値目標 値 Tに

致 し と して

そ の と きの状 態 変 数Xs k

S3

よ び

kl

」御人加 、(

k

)が存 在 すると 仮定す る と

x ,( ・およびu 、(

k

は  Cs

k

)=

PXs

k

qUs

k

3−8

) r

q

k

(3

9) である こ とが必 要であるが

こ れ は3

1,(

3−2

)式よ り x・ 

k

一 :

E

3−10

(12)

11

    

u

’(k)= 0

      

3

11 なるms

k

)とu ,(

k

に よっ て (

3−8

3−9

式が満足 さ れ

外 乱が存 在 し ない 定 常状態で の 出力四1  を任 意の 定 値 目標 値 rに

致 さ せる こ と が 可能であ る

ま た

その と きのXs

k

)とu ,(

k

に対応 す る ヨ

θ1は0 と な り, 出 力Y

k

)がTに収 束し他の状 態 変 数はすべ て0に収 束 する

  状 態 量の 差 分 をとる操 作に よっ て

定 値 外 乱は完 全に除 去で き

その値が変 化 する外 乱に対 して も その操 作で外乱の影響 を 軽 減で きる

外乱 が存 在す る定 常状態でYi

k

)をrに等し く させ る こ とは

新た に定 義し た変 数 YT(勧を用い て

甑 

 

cT

k

+ 1

cT

k)

→ 0 筋

k

y

k)−

r

k −

・ D。

(3

12) (

3−

13) と表 すことが で き まず, (3

12)式を 達 成 す る制御入力u が存 在する条 件を調 べ

こ こ で

状態 変      

s

fam

k

)の

1

刻み差s(

k

)と制 御入力u

k

の1刻み差

d

k

)なる新 しい 状 態 変 数を導すると

  s

k

 

d

k

)は

3−1

3−2

)式よ り

     

s

k)

= x

k

x

k − 1

      (3

14)

    

d

k

u

k)−

u

k − 1)

       

3−

15 と表さ れ

次 に

Y1

k

)の

1

刻 み 差 とs(

k・

)を ま とめて そ れ を新しい 状 態変

tWMe

k

)とす れ ば (

3−1

3−2

3−

13,(3

14)

(3

15)工弋よ り

  

鉐(

k

1)一 筑 

+ ・

P

 

+ cqd

k)

       

(3

16)        (

3−17

  

s

k

1)= Ps (

k)

qd (

k)

よっ て

3−

16

3−

17式を ま と めて

  

Mc

ic

1):

君亀

 

q

, 

d(k)

      

(3

18) た だ し 電丁

 

= {

k)

, 5 ア

 

1

qi −

cqq

3−19

) (

3−20

) である

3−

18)式の可 制 御 行 列昭 よ

2−23

)式よ り

(13)

12

v

q

P

、qi 

P

, 2q 、 

Pl3q

, 

P

(3

21)

5

×

5

の行 列と な る

可 制御 行 列

V

の行 列 式は

,det

(恥

4.

84

×

10.

1]と な るの で(

3−18

3−19

3−20

)式で再 構 成さ れ た操 向 系は 可 制御 とみ な すこ と がで き

3−10

3−11

)式は

一一

意 に定まる

し た がっ て

3−

18式 の 安 定 化問題 を解い て3

12)

3−

13)式を成 立さ せ制 御 目 的を達 成 する こと が可 能で ある

3

自動 操

シス テムの 最適 制 御

 

車 両が外 乱の影 響を受 け 直 進 状 態か ら定 置 目標に追 従さ せ る制 御 目 的を達成する た め

3−

D

式で与 え られ た状態 方 程 式を (3

18式に拡 張 し た

 

現 代 制御理 論 で は

状 態 線 形 フ ィ

ドバ ッ クに よ る漸 近 安 定な 閉ル

プ 系 を構 成 する こと によっ て

安 定 な 制 御 系が実 現 され

こ の

プ系は レギュ レ

タ と呼ば れる

最 適レ ギュ レ

タと は

閉ル

設 定 す

方 法

適 当評 価 関 数最 小る よ フ ィ

ッ クゲ イン を 決 定 する方 法で

こ の よ う な 制 御は最 適 制 御と呼ばれ る

また

最 適レギュ レ

タ問 題で設定さ れ る評 価 関 数に は

, 2

次形 式の 評 価 関数が 用い ら れ

その 評 価 関数を最小に す る最 適 制御入力は

シ ス テム が 可 制御の と き行 列 リカ ッ チ方 程 式正定対称 解を 用い て状態 線形 フ ィ

ドバ ッ ク と し与え ら れ る6°,

 

こ こで

, 2

次 形 式評価関数を ・

1

 

k

2

3−22

) と し

3−18

)式に対す る最適 レギュ レ

タ問 題 を解 くこ とを考 える

.Wx

5

×

5

の 半正定 行 列

 w は非 負で ある

 

拡 張され た状 態 方 程 式(3

18)式に対 する観 測 方 程 式は

ず 

q x

k)

3−23

) と表され

こ こ で観 測ベ ク トルc は       e q

二 {10   0  0  0 }

3−24

) である

Wx を観 測ベ ク トルc 3

24式を用い て定 義 すると       e

VK .=

q

 c

1

3−

25) 評価関数ノは         ・

 

2 +

2

3−26

) とな り, 出力の 偏 差と制 御入力の微分 に重み がか かっ た評価関数と な る

また, 望 ましい応 答 波形 が 得 ら れるωの 決定 方法 は

試行錯誤的で あ りシ ミュ レ

シ ョ ン の 制御

の 応答を得て判 断 する必要が ある

 

(3

26)式を極小化する最適レギュ

, (3

27)式で表され た行列 リカ ッチ 方程 式 fi°レ 定 常 解

H

とすれ ば

ゲインベ ク ト

3−

28式 を用い て 状 態 線形 フ ィ

ドバ ッ ク は

(14)

13 H

た 十 1

Pi

H

k

尸[

     

H

k)q

w + (

ff

 

H

 

th

i  

qT

 

ll

 

H

0)= 1

    k

= 0

,1

,…

3−27

f

= {

w + qTH  t1

1qT 

HPi

 

Ko

 Kl   K2  

K3

 

K4

3−28

) d

k)≡ 一

xc

k

3−29

3−29

)式 で与え ら れ るb °’

z領 域制 御u 表 現す る と (

3−13

3

15

3−28

3−29

式を 用い て

次の 制 御 則 が得 ら れ る

        σ

z

R (の 一

Y

の}

Σ

KiXi (

      i

1 (

3−30

K

。は目標 値 と横 方 向の 変 位との 偏 差 に対 する比 例ゲ イン

,K

〜K4

は状 態 量m

k

に作 用す る ゲ インで ある

こ こで

,R

(z>

 Xi z

 

U

z

}ての

 

V

z)は

それぞれr

k

x

k

u(

k

ワ 

u(

k

)をz変 換 し た もの で

,Xi

z)はx

k

の ゴ番目の 要素である

 

3−

1に, 制 御 系の構成 図を 示 す

制 御 入 力は

目†剽 直と 横 方向の変 位 との偏 差に対す る 比 例 要 素 と 状 態 線 形 フィ

ドバ ッ ク の和を積 分し た 入 力 と して表され る

 

こ こ で得ら れ た最適 制御則 を実 際に車 体 屈折式

両 に適用する には

, 

フ ィ

ドバ ッ ク ゲ インを決 定 するため シス テム行 列お よび制 御ベ ク トル が既知 で あ る 必 要 がある

  制 御 則が状 態 量の フ ィ

ド バ ッ ク で 表さ れてい る こと か ら 状 態量がすべ て測 定で きる

2

点が実 現 され て実 行 する こ と が 可能 となる

  につ い て は 状 態 方 程 式に含 まれるパ

タを実 験に よっ て求め る か

シ ステム の入 出 力デ

タか らパ ラメ

タを推 定 する

2

つ の方 法が考え ら れ る

前 者の方 法で は

が多く な れ ば実 際上極め て困 難であ り

か つ 実 験で決 定する に は

くの 仮 定 条 件が必 要に な る な ど

入 出力 デ

タを得て逐 次 拡 張 最 小二 乗 法や 拡張カ ルマ ン フィ ル タな どの推 定アル ゴリ ズム を用い てパ ラ メ

タを推 定する後 者の 方法が実 際 的で かつ 有 効で あ る

. 

につ い ては

オ ブ ザ

を 用い てすべ て の状 態量が推 定で きる

こ れ らの

を 用い る ことで

得ら れ た 最適 制 御 則を実 際の 車体 屈折式 車両 に適 用で きる

リカッ チ方 程 式を解 きフ ィ

ドバ ッ クゲ インを求め る プロ グ ラムを 付 録

m

に記し た

1

x

y

2

3−

1 制 御系の構成 図

参照

関連したドキュメント

Flexstar GT 3.5 may be applied as a preplant or preemergence burndown application in cotton or as a postemergence directed application in glyphosate-tolerant (GT) cotton* and as

TriCor 4F herbicide tank mix combinations are recommended for preplant incorporated applications, pre-emergence surface applications, Split-Shot application and Extended

Refer to crop specifi c application directions in this label for specifi c application information for each crop in each region including the maximum yearly application rate,

Cheetah Max may be applied as a preplant surface or preemergence burndown application or as a postemergence application with hooded spray equipment in cotton and as a preplant

Apply specified dosages of Dimetric EXT and Gramoxone Inteon in at least 10 gallons of water per acre with aerial equipment or at least 20 gallons of water per acre with

3.2 Application Directions: Make preventative applica- tions on a 5- to 7-day schedule. For belly rot control, the fi rst application should be made at the 1-3 leaf crop stage with

The degree of control resulting from application of Monument 75WG is primarily dependent upon weed species, weed size at application, environmental conditions, amount of Monument

Mix desired amount of Daconil Ultrex for acreage to be covered with water so that the total mixture of Daconil Ultrex plus water in the injection tank is equal to the quantity of