Japan Advanced Institute of Science and Technology
JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/
Title
非同期・分散型会議における協調活動の支援法
Author(s)
門脇, 千恵; 落水, 浩一郎
Citation
Research report (School of Information Science,
Japan Advanced Institute of Science and
Technology), IS-RR-94-0013S: 1-23
Issue Date
1994-05-12
Type
Technical Report
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/10119/8423
Rights
Description
リサーチレポート(北陸先端科学技術大学院大学情報
一
非 同期 ・分散 型会 議 に おけ る協 調活 動 の支 援 法
門 脇 千 恵 落 水 浩 一 郎 1994年5月12日 IS-RR-94-00135 北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 情 報 科 学 研 究 科 〒923-12石 川 県 能 美 郡 辰 口 町 旭 台15 [email protected] [email protected] OChieKadowaki,1994 1SSNO918-7553一
目 次
1は じ め に 2概 念 モ デ ル 構 築 の 基 本 的 方 針 2.1協 調 と 調 整... 2.2モ デ ル 化 の ポ イ ン ト1(状 態 把 握)... 2.3モ デ ル 化 の ポ イ ン ト2(調 整 の 要 素)... 3討 議 プ ロ セ ス 群 と 討 議 空 間 3.1時 間 軸 σ...σ..◎_...◎ 3.2詳 細 化 の 度 合 軸... 3.3成 果 軸... 3.4メ タ 情 報 に よ る 討 議 空 間 の …集 中 管 理... 3.4.1討 議 デ ー タ の 集 配 に 関 す る 集 中 管 理... 3.4.2討 議 プ ロ セ ス 走 行 情 報 の 集 中 管 理... 4議 事 録 デ ー タ 群 と 議 題 の 蒸 し 返 し 5調 整 支 援 5.1閉 塞 と は...,... 6ま と め 3 s s 7 9 11 11 11 12 12 12 14 18 19 19 21 1 ㎝ 軸剛醐剛 轍■醐嘲 醐 ■贈 ■ 闘■嘲 ■馴 ■■■ ■■勝図 目 次
1 2 3 4 5 6 7 8 協 調 と 調 整... 討 議 デ ー タ の2状 態... 討 議 デ ー タ の2層 管 理...。... 調 整 理 論... 討 議 プ ロ セ ス の 寿 命... 動 的 再 構 成 の 仕 組 み_... 管 理 頁 の 例 示:再 討 議 の 場 合... Groupwarebaseを 土 台 と す る 分 散 型 会 議 支 援 6 8 9 10 12 16 19 22 2一
一 1は じ め に ネ ッ ト ワ ー ク技 術 の 進 展 に 伴 い 、 地 理 的/時 間 的 に分 散 した プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム に よ る グ ル ー プ 活 動 が 盛 ん と な っ て き た 。 チ ー ム の 協 調 状 態 が 維 持 さ れ て こ そ 、 こ う い っ た プ ロ ジ ェ ク トの 活 動 は 進 展 が 可 能 で あ り、 そ の進展 は 「ス ム ー ズ な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン」 に よ っ て も た ら さ れ る 。 「ス ム ー ズ な コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン」実 現 に あ た って の 一 つ の 攻 め 口 は 臨 場 感 の創 出 で あ り、 テ レ ビ会 議 シ ス テ ム 、マ ル チ メデ ィア ・リア ル タ イ ム通 信 、仮 想 現 実 感 な どの研 究 ・技 術 開 発 は盛 ん で あ る 。 ネ ッ トワ ー ク を介 した グ ル ー プ コ ミュニ ケ ー シ ョン の も う一 つ の 重 要 な形 態 と して 、利 用 者 が 地 理 的 に離 れ て お り、 さ ら に 意 見 の や りと りに時 間 的 な 同 期 を と らな い 非 同 期 ・分 散 型 の 会 議 が あ る 。 技 術 的 に は ま だ 初 歩 的 な段 階 で あ る が 、 メ イ リ ング リス トを利 用 した 遠 隔 会 議 は そ の典 型 で あ る 。 こ の 形 態 は 、 リ ア ル タ イ ム 型 よ り協 調 状 態 の 維 持 が 難 し く、 会 議 の 成 功 に は コ ー デ ィ ネ ー タに よ る調 整 の 度 合 が よ りい ろ濃 く影 響 しや す い 。 そ の 理 由 は 、 ・ レス ポ ンス まで の 時 間 差 意 思 表 示 を して か ら レス ポ ンス を受 け とる ま で に時 間 が あ い て しま うた め に 、当 初 の 考 え に変 化 を来 しや す い 。 こ の た め 、意 見 の や り と りが 幾 度 か 続 く うち に 、当 事 者 間 に微 妙 な 意 識 の ず れ を生 じる 。 さ ら に 、意 見 を提 案 した 当 人 が 、思 考 の 構 造 の 変 化 に 気 づ い て い な い場 合 も あ る 。 ・ 臨 場 感 の 欠 落 各 自が 自分 の ペ ー ス で 会 議 に参 加 可 能 で あ る た め に 臨 場 感 を欠 きや す く、会 議 進 行 役 が 意 見 催 促 を頻 繁 に行 な う必 要 が あ る 。 しか し なが ら、解 決 に 時 間 の か か る よ う な 問 題 を検 討 す る た め に は 、時 間 束 縛 に関 して 柔 軟 性 を 持 ち 、 ネ ッ トワ ー ク を介 した 意 見 交 換 を通 じて 、 ゴ ー ル オ リエ ン テ ィッ ド に収 束 して ゆ く この 形 態 の 会 議 が 、 さ ら に発 展 す る必 要 が あ る 。 現 状 で は 、 そ の 重 要 性 に も関 わ らず 研 究 は初 期 の 段 階 で あ る 。 こ の よ うな 現 状 認 識 の も と に 、プ ロ ジ ェ ク トの 活 動 を サ ポ ー トす る コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン (非 同 期 ・分 散 型 会 議)を 取 り上 げ 、プ ロ ジ ェ ク トの 協 調 状 態 を サ ポ ー トす る土 台 づ く りを 目指 して い る 。 具 体 的 に は 、「分 散 した箇 所 で 活 動 して い る メ ンバ ー の 討 議 状 態 を集 中 的 に 管 理 で き 、 討 議 状 態 とい う情 報 の 共 有 を可 能 と す る」 た め の理 論 的 モ デ ル の 作 成 を研 究 課 題 と して い る。 上 記 研 究 目的 を遂 行 す る に あ た っ て 、 メ イ リ ング リス トを利 用 して実 施 さ れ た 一 年 間程 に わ た る 遠 隔 会 議 の 事 例 を 参 考 に した 。 こ の 会 議 の特 徴 は 、 3 一 一燗 嚇繭 醐咽 嘲■■■圏■■■ 圏 ■ ■圏劇 ■■ ■圏 ■勝
一 1 1.会 議 進 行 役 で か つ プ ロ ジ ェ ク トの ま と め役 で も あ る コ ーデ ィネ ー タ が 存在 す る 。 2.会 議 メ ンバ ー は 、 電 子 メ イ ル な どの 媒 体 を通 して 、 会 議 参 加 が呵 能 で あ る 。 討 議 の 内 容 面 で は 、 1.プ ロ ジ ェ ク トの 運 営 的 な 面 を サ ポ ー トす る討 論 2.ゴ ー ル オ リエ ン テ ィッ ド な 収 束 型 の 討 論 を対 象 と して い る こ とで あ る 。 ま た 、事 例 分 析 の 結 果 、 以 下 の よ うな 問 題 点 が 発 生 しや す い こ とが わ か っ た[1]。 1.会 議 メ ンバ ー は 、 地 理 的 に も時 間 的 に も分 散 して お り、「会 議 へ の 参 加 」 と い う能 動 的 な行 為 の殆 ん ど は 「意 見 の提 出」 とい っ た 形 態 で な され る。 こ の た め 、 参 加 して い る討 議 状 態 全 体 に 関 す る情 報 は 、会 議 進 行 役 か ら与 え られ な け れ ば 分 か ら な い 。 つ ま り、場 合 に よ って は 自分 が 参 加 して い る討 議 の'1態 把 握 さ え難 しい 。 自分 が 参 加 して い な い討 議 の状 態 把 握 と な る と 、 さ ら に難 しい 。 2.一 つ の会 議 で 複 数 の議 題 に対 す る討 議 が 並 行 す る場 合 が あ り、 こ の進 捗 を全 体 的 に統 括 して 管 理 す る こ と は 困 難 で あ る。 3.会 議 の 進 行 を 中 断 す る よ うな 閉 塞 状 態 が 生 じ る場 合 が あ る 。' 4.進 行 役 側 で 意 見 を ま とめ 、討 議 を収 束 させ なけ れ ば な ら な い の で 、調 整 の 作 業 は コ ー デ ィネ ー タ に集 中 す る 。 こ れ ら の 問 題 点 を踏 ま え た 上 で 、対 策 お よび'Nll究の 方 針 を次 の よ う に 定 め た 。 重 1.問 題 点1に 関 して は 、一 つ の 討 議 状 態 を忠 実 に表 現 で き る よ うな討 議 プ ロ セ ス モデ ル を作 成 し、 「討 議 状 態 」 と い う情 報 を メ ンバ ー 全 員 が 共 有 し、 討 議 に参 加 して い る と い う臨場 感 を補 う。 こ れ は 、 レス ポ ンス タ イム の差 か ら生 じる思 考 の ず れ を埋 め る の に も部 分 的 に役 立 つ と考 え る 。 2.上 記 対 策1を 基 に 、複 数 の 討 議 を管 理 し、会 議 全 体 の 進 捗 を把 握 で き る よ う に す る 。 3.問 題 点3に 関 して は 、上 記 対 策1を 基 とす る 閉 塞 状 態 の 検 出 方 法 とそ の 対 応 策 を考 察 す る 。 4.問 題 点4に 関 して は 、 コ ー デ ィネ ー タ の 「調 整 」作 業 の 具 体 例 を 一 般 化 し、調 整 作 業 を肩 代 りで き る よ うな 支 援 法 を検 討 しな け れ ば な ら な い 。 4 闘
繭 本 論 文 で は特 に 、上 記 対 策 の1と2に 焦 点 を絞 り、3の 一 部 につ い て考 察 を行 な っ て い る 。 論 文 の構 成 と して は 、2節 にお い て協 調 活 動 をサ ポ ー トす る グ ル ー プ ウ ェ ア 開 発 の た め の 基 礎 概 念 で あ る 「協 調 」、 「閉 塞 」 と 「調 整 」 につ い て そ の相 互 関 係 を定 義 す る 。'その 方 針 に基 づ き 、討 議 が 生 み 出 す 情 報 群 の 構 成 に 関 して モ デ ル化 の ポ イ ン トを ま とめ 、3節 以 降 の 各 論 に対 す る モ デ ル の枠 組 を与 え て い る 。 5 下 劇一 ■■■勝
印 2概 念 モ デ ル 構 築 の 基 本 的 方 針 2.1協 調 と 調 整 人 間 集 団 は 「協 調 」 して い る状 態 で は じめ て 、 グ ル ー プ を構 成 す る 意 味 が 出 て くる 。 グ ル ー プ を構 成 す る メ ンバ ー の 得 手 不 得 手 の 分 野 は さ ま ざ ま で あ り、 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン を 繰 り返 す こ と に よ り、各 々 の 持 つ 欠 点 を相 補 い つ つ 共 通 の 高 次 な ゴ ー ル を達 成 で き る 。 しか し、 グ ル ー プ の 共 同活 動 は常 に 協 調 して い る と は 限 らず 、協 調 を 維 持 す る た め に は 、調 整 が 必 要 とな っ て くる 。 まず 、 こ の 「調 整 」 の き っか け を 与 え る様 々 な概 念 を明 ら か に す る必 要 が あ る(図1)。
協調
Ggal/↑1
aO・ずれの発生/
一
ずれの 自然消滅
調整
Goal掘
非協調
Ggal 争 =£
●
● き一
調整の要請
図1:協 調 と調 整 図1に お い て 、協 調 とは 、 グ ル ー プ の 形 態 を保 ち な が ら作 業 を行 な い 、最 終 ゴー ル に到 達 し よ う と活 動 中 で あ る場 合 に 、 グ ル ー プ 内 の メ ンバ ー 個 々 の 活 動 ベ ク トル が 同 じ方 向 に あ る状 態 と考 え て い る 。 と こ ろ が 、最 終 ゴ ー ル を 目指 して い る うち に 、各 々 の メ ンバ ー の 持 つ 知 識 や 技 量 の格 差 、 あ る い は思 い 入 れ 、思 惑 や 立 場 ・役 割 、人 間 関係 な ど人 的 要 因 と、 さ ら に通 信 手段 や 共 有 デ ー タベ ー ス の 破 壊 、 あ る い は停 電 な どグ ル ー プ 活 動 の 依 存 す る環 境 か ら の物 的 要 因 に よ り、 この 活 動 ベ ク トル にず れ が 生 じて くる 。 こ の 活 動 ベ ク トル の ず れ を生 じる原 因 の 中 に は 、 グ ル ー プ 活 動 の 作 業 状 態 の 維 持 を極 端 に 阻 む 要 因 が あ り、 こ れ を本 研 究 で は 閉 塞 要 因 と呼 ぶ 。 閉塞 要 因 は 、 自然 に取 り除 か れ る場 合 は少 な く(取 り除 か れ る場 合 は あ っ た と して も 、取 り除 か れ る まで に長 い 時 間 が か か る可 能 性 が 強 い)、 こ の要 因 に よ っ て 引 き起 こ され た状 態 で 作 業 が 滞 っ た ま ま 、未 解 決 の 6一
騨 状 態 を閉 塞 状 態 と定 義 す る 。 特 に グ ル ー プ 活 動 が 「会 議 」 に 限 定 さ れ る場 合 に は 、 「何 らか の 要 因 に よ り、通 常 の 会 議 計 画 が 中断 も し くは 大 幅 な 遅 延 を起 こ して い る状 態 」 を指 す 。 生 身 の 人 間 同士 の グ ル ー プ 活 動 で あ るの だ か ら、ず れ や あ る い は 、極 端 な場 合 に は対 立 が生 じて も不 思 議 で は な い 。 しか し、 活 動 ベ ク トル の ず れ を放 置 して お い て は 、 い つ ま で た っ て も最 終 ゴ ー ル に は た ど り着 か な い だ ろ う。 そ こ で 、ず れ を生 じる 要 因 を取 り除 く調 整 が 必 要 と な る。 また 、場 合 に よ って は 、 要 因 を取 り除 くだ け で は 、解 決 に は な らず 、初 期 の 目標 を変 更 し、 ゴ ー ル の 再 設 定 が 必 要 な 場 合 も出 て くる だ ろ う。 これ も調 整 の 大 事 な 要 素 で あ る と考 え て い る。 調 整 支 援 を施 す に は 、 さ ま ざ ま な 閉 塞 要 因 の種 類 の 中 か ら 、 そ の 要 因 を特 定 し な け れ ば な らな い 。 そ の た め に は 、 正 確 な 状 態 把 握 が 必 須 とな る 。 2.2モ デ ル 化 の ポ イ ン ト1(状 態 把 握) 現 在 、 グ ル ー プ ウ ェ アの 分 野 で 、非 同 期 で 行 な わ れ る コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン に 関 す る研 究 に は 、構 造 化 電 子 メ ー ル 技 術 を利 用 した複 数 の シ ス テ ム や 議 論 の 状 態 遷 移 モ デ ル を 導 入 し た 討 論 支 援 ツ ー ル で あ るgIBIS[2]等 が 挙 げ ら れ る 。 まず 、 構 造 化 電 子 メ ー ル 技 術 の 場 合 、会 話 の 追 跡 支 援 を実 現 して い る もの もあ り、討 議 内 容 の状 態 把 握 と い う点 で は 評 価 で き る 。 しか し、半 構 造 化 メ ッ セ ー ジ の 場 合 、 定 型 化 した 内 容 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンや 定 時 的 な連 絡 用 に は 効 果 を発 揮 で き る だ ろ うが 、 た と え ば 、 ソ フ トウ ェ ア 開 発 の 上 流 工 程 に お け る要 求 定 義 な ど討 議 対 象 の 世 界 の 輪 郭 が 明 確 で な い も の や 、討 議 に よ っ て新 た な付 加 価 値 を 生 み 出 して い くよ う な会 議 に は 向 か な い で あ ろ う。 そ れ は 、討 議 途 中 で ゴー ル の 再 設 定 を余 儀 な くさ れ た り、討 議 中 に 交 わ され る 言 葉 や 資 料 に 発 生 す る 因 果 関 係 、会 議 参 加 者 の知 識 の構 造 が徐 々 に変 遷 を遂 げ て い くか らで あ る。 そ こ で 、本 研 究 で は 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンの 内 容 そ の も の の 表 現 に 主 眼 は置 か ず 、表 現 に 関 して は フ レキ シ ビ ィ リ ィテ ィ を与 え 、 そ の 反 面 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンプ ロ セ ス の 状 態 把 握 に焦 点 を絞 る。 す な わ ち 、討 議 内 容 の 状 態 よ りは 、討 議 進 捗 状 態 を重 視 す る 。 そ して 、 複 数 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンプ ロ セ ス 間 で 生 じる前 後 関 係 や 相 互 関 係 に柔 軟 性 を与 え 、 プ ロ セ ス の 走 行 川頁序 の変 更 、 プ ロ セ ス の 追 加/除 去 、 プ ロ セ ス の 目標 や 処 理 手 順 の変 更 等 を 平 易 に す る 。 討 議 内 容 の 状 態 把 握 に関 して は 、各 々 の 討 議 進 行 役 の 判 断 を通 して 討 議 進 捗 情 報 に変 換 し管 理 を行 な う。 ま た 、9エBエSは 、 ネ ッ トワ ー ク状 の 議 論 の構 造 を分 か りや す く掲 示 す る仕 組 み を持 ち 、 議 論 の 全 体 的 な流 れ の 中 で 、 一 つ 一 つ の 意 見 を 追 い か け て ゆ く こ とが 可 能 で あ る 。 一 方、討 議 途 中 な どすべ て の 意 見 が 網 構 造 に な っ て つ な が っ て い る た め に 、最 終 結 論 や 複 数 の ノ ー ドに ま た が った 思 考 の 筋 の 表 現 が 困 難 で あ る こ とや 、 時 間 的 な論 点 の 遷 移 が 分 7 一 謝一噸 一幽圏嘲 關 ■闇圏闇 ■闇 馴■■■ ■闘■ ■■■ ■陰
一 か りに くい と い う問 題 点 が あ る。 本 研 究 は 、討 議 進 捗'i態 の 把 握 を 目指 す とい う点 で は 、9エBエSと 目標 は一 致 す るが 、討 議 デ ー タ の 取 り扱 い 方 針 に相 違 が あ る。
過去
会
議i
静 的状 態
\
\
lllll
格 納 の時点
の
流
れ
動的状態
\
図2:討 議 デ ー タの2状 態 ●● ㍉・・ 「」L ㌔ ㌔・噛L現在
.. ㍉ ㍉ 咽L L す な わ ち 、glBエSの よ うに 、 討 議 当初 か ら の デ ー タ を 一 つ の デ ー タ群 とは せ ず 、 「討 議 デ ー タ」 を2つ の状 態 に切 り分 け て 定 義 し(図2)、 そ れ ぞ れ の デ ー タ群 別 に管 理 を行 な う。 つ ま り、討 議 内 容 が変 化 しつ つ あ る ま た は 変 化 す る可 能 性 の あ る動 的 状 態 を 、9エBISよ りは情 報 の 粒 度 の粗 い 討 議 プ ロ セ ス 群 と して モ デ ル化 し(図3)、 変 化 が な くな った 静 的 状 態 を議 事 録 デ ー タ 群 と して 管 理 す る(図3)。 さ らに 、動 的 状 態 に 関 して は 、討 議 状 態 を変 化 させ る トリ ガ ー とな って い る情 報 とそ の 変 化 が 生 み 出 す 情 報(途 中 成 果)を 切 り分 け 、静 的 状 態 に関 して は 、 結 果 が 生 み 出 さ れ る まで の 過 程 と最 終 結 果 と を別 管 理 す る とい う方 針 で あ る 。 こ れ らの 切 り分 け に よ り、 ・ 討 議 空 間側 に お い て は 、起 動 され て い る 討 議 プ ロ セ ス は 、現 在 検 討 中 の 議 題 に対 す る もの だ け で あ り、進 捗 状 態 と論 点 を 捉 えや す い 。 ・ 議 事 録 デ ー タ群 側 で は 、最 終 的 な結 論 の 表 現 が 明 示 的 で あ る 。 過 去 の 議 事 録 問 の 相 互 関係 の把 握 は 、議 事 録 デ ー タ群 の ブ ラ ウ ジ ング に よ り可 能 で あ る 。 8 一瑚 繭 一■劇蘭 ■醐■圖■蘭■闇■閣■ ■■■■■■闘圏駆騨
討議
⑳
D 「事象
., metati
通 一 調 .・知 整c。ordinatio レ 完 度 詳 細 化.・ △ 度 の 口 喩 i時 間 一r・ r… … 討議 プロセ ス銑1ユ
繍,鰻 鞭 ρ ・ 灘 R 図3:討 議 デ ー タ の2層 管 理 2.3モ デ ル 化 の ポ イ ン ト2(調 整 の 要 素) 調 整 とい う観 点 に 関 して 、グ ル ー プ ウ ェ ア に関 す る研 究 を総 括 的 に把 え る一 つ の枠 組 を 提 供 して い る の はT.W.Maloneに よ る調 整 理 論 で あ る[3][41(図4)。 そ れ は 、 「コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン」 の 繰 り返 し に よ り、 部 分 的 な 「グ ル ー プ の 意 思 決 定 」 を し、 こ の部 分 的 な意 思 決 定 を構 造 化 す る手 段 と して 「調 整 」 と い う レベ ル を 設 け て い る 。 さ らに 、「調 整 」 レベ ル は 、全 体 ゴ ー ル に対 す る サ ブ ゴ ー ル の設 定 で あ る 「ゴ0ル 分 割 」、 こ れ らサ ブ ゴ ー ル へ の タス クや 資 源 割 り当 て 、 サ ブ ゴ ー ル 間 の 同期 ・順 序 づ け の プ ロ セ ス か ら成 り立 っ て い る 。 そ して 、 こ れ ら一 連 の活 動 の 中 で 生 み 出 さ れ る情 報 を共 有 す る 手 段 を 与 え る の が 、 「共 通 オ ブ ジ ェ ク ト認 識 」 の レベ ル で あ る 。 こ の 調 整 理 論 の4つ の レベ ル 分 け に つ い て は 、本 研 究 の 考 え方 と共 通 す る部 分 が 多 い 。 しか し、調 整 レベ ル の プ ロ セス に関 して は相 違 が あ る。 つ ま り、T.W.Maloneの 方 は プ ラ ン ニ ング 的 な 要 素 が 強 く、 ゴ ー ル が 当 初 か ら固 定 さ れ て い る場 合 に は 有 効 と思 え る 。 しか し、討 議 な どの よ うに対 象 世 界 が 限 定 され ず 、 そ の 結 果 に つ い て の 見 通 しが 立 て に くい 場 合 な ど に は 適 用 しが た い と考 え る 。 本 研 究 は 、 グ ル ー プ 作 業 中 に 、 ゴ ー ル が 少 しつ つ 変 わ る場 合 や 全 く変 わ っ て しま う場 合 な どに 適 応 で き る よ う に 、「ゴ ー ル 再 設 定 」 とい う調 整 の 9 噌蝋 欄 剛噛 纈 幽■幽■■闇 ■ ■ ■■■闘 ■■■ ■ ■■■ 膨騨
Maloneら
が提唱 する調整理 論
レ ベ ル調整
グルー プ意思決 定
コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン共通 オ ブジェ ク ト認識
プ ロ セ ス ゴ ー ル 分 割タス ク割当
資 源割当
同期
順序づけ
代替案提案
代替案評価
メ ッ セ ー ジ 転 送 ル ー テ イ ン グ共 通情報の参照 ・操作
図4:調 整 理 論 要 素 も取 り込 ん で い る。 10巾
一
■
■
■
■
勝
騨
3討
議プ ロセス群 と討議空間
議 題1つ1つ は 、 討 議 の ラ イ フ サ イ ク ル を もち 、 こ れ を 討 議 プ ロ セ ス と呼 ぶ 。 こ の 討 議 プ ロ セ ス を駆 動 す る もの は事 象 で あ り、 シ ス テ ム外 か ら の 外 部 事 象 と、 討 議 プ ロ セ ス の 処 理 結 果 を継 続 す る 内 部 事 象 が あ る 。 こ の 討 議 プ ロ セ ス 群 が 作 り出 す の が 討 議 空 間 で あ る が 、3つ の 軸(時 間 軸 、 詳 細 化 の 度 合 軸 、 完 遂 度 軸)に よ っ て 特徴 付 け られ る 。 3.1時 間 軸 時 間軸 は一 連 の討 議 の流 れ で あ り、討 議 プ ロ セ ス 間 の 継 続 関 係 に よ り定 義 さ れ る 。討 議 プ ロ セ ス に よ り生 み 出 さ た議 事 内 容 は 、 次 の 討 議 プ ロ セ ス に処 理 結 果 と して 継 続 さ れ て ゆ く。 と こ ろ が 、 受 け 継 が れ る途 中 で 他 の 流 れ の 討 議 プ ロ セ ス か ら の 影 響 を 受 け(相 互 依 存 /排 反 関 係)、 議 事 内 容 に変 化 を もた らす 場 合 が あ る 。 a.継 続 討 議 プ ロ セ ス の処 理 結 果 を引 き継 い で ゆ く前 後 関 係 。 引 き継 ぎ形 態 か ら 、 継 続 な し、1対1、 分 割 化 、統 合 化 に分 類 さ れ る 。 こ の 決 定 は 、1つ の 討 議 プ ロ セ ス が 持 つ 前 提 条 件 と後 件 条 件 とい う属 性 に よ る 。 つ ま り、 あ る討 議 プ ロ セ ス の 後 件 条 件 は 、 継 続 す る討 議 プ ロ セ ス の 前 提 条 件 と な る 。 b.相 互 依 存 付 加:相 手 討 議 プ ロ セ ス の処 理 内 容 が 、 討 議 プ ロ セ ス の処 理 内 容 に付 け 加 え ら れ る 。 た だ し、付 加 され る だ け で 元 の 内 容 の 書 き換 え は お こ ら な い 。 変 更:討 議 プ ロ セ ス の 処 理 内 容 自体 の 一 部 書 き換 えが お こ る 。 c.排 反 あ る 討 議 プ ロ セ ス の処 理 開始 に よ り、 別 の プ ロ セ ス の処 理 が 必 要 な くな っ た り、 も し くは相 容 れ な い 場 合 。 3.2詳 細 化 の 度 合 軸 一 つ の 議 題 につ い て 、話 し合 わ れ る詳 細 化 の 量 を表 した もの で あ る。 討 議 空 間 の 構 成 単 位 と な る一 つ の 討 議 プ ロ セ ス は 寿 命 を 持 ち 、5つ の ス テ ップ(図5)の 流 れ と して捉 え ら れ る 。 つ ま り、 こ の 軸 は 一 つ の討 議 プ ロ セ ス の 寿 命 の あ い だ に 、 そ の 討 議 を達 成 す る た め の 議 題 の ミニ議 題 へ の 詳 細 化 量 で 表 現 さ れ る 。 農 開 され た 各 ミニ 議 題 も図5に 示 した 討 議 プ ロ セ ス の形 態 を持 つ 。 ミニ議 題 を生 成 す る ト リガ ー は 、 第3番 目 の 「議 論 」 の ス テ ップ で あ る 。 詳 細 化 の 起 こ る要 因 は 、2種 類 に分 か れ る 。 a.計 画 的 詳 細 化=会 議 開 始 時 点 で詳 細 化 が判 明 一 つ の 議 題 で は話 しの 内 容 が 大 き過 ぎ る場 合 に 、予 め 細 分 化 して お く(こ の 細 分 化 の'予 測'が 狂 う と、不 都 合 が 生 じ突 発 的 詳 細 化 を引 き起 こ す)。 b.突 発 的 詳 細 化:会 議 開 始 後 にirregularに 発 生 そ の原 因 と して は 、以 前 の 討 議 が 不 十 分 な た め 、 ま た 未 決 定 の 懸 案 事 項 の 出 現 に よ る情 報 11 【 甲帽 劇 幽 ■嘲 醐 劇■■ ■■■■ 圏■■■闘闘 ■■■■ ■膨騨
step1
目的が
生 じる
a
義 題 登 、・2
目的の
開示
i
討議開始
3
r・ 1¥ :的:達 戒 ∵ :: : く∴漁 翌
被 繋 鵠
4
目的達成
i
結論
・議 終 了
5
目的の
格納
i
議事録
作成
図5:討 議 プ ロ セ ス の 寿 命 の 追 加 な どが 考 え られ る 。 最 終 的 に 、詳 細 化 さ れ た子 討 議 プ ロ セ ス は討 議 終 了 後 、討 議 結 果 を親 討 議 プ ロ セ ス に報 告 す る と同 時 に 、 議 事 録 デ ー タ群 に結 果 を格 納 し、 消 滅 す る 。 3.3成 果 軸 討 議 が ど れ だ け 達 成 さ れ た か を示 す 軸 で あ る 。 完 遂 度 は人 問 の 主観 に 大 き く影 響 され る た め 、絶 対 的尺 度 を定 義 す る こ とは 難 しい 。 そ こ で 現 時 点 で は 、 終 了 判 定 者 が 判 断 を下 しや す い よ うに 、 〈 終 了 、延 期 、打 ち切 り、取 消 、 未 開 始 〉 の 簡 潔 な5段 階 の 完 遂 度 を 定 義 して い る。 こ こで 、 〈 延 期 〉 と は後 日再 討 議 を 要 す る もの 、 ま た く打 ち切 り 〉 とは 再 討 議 を要 さ な い の もの で あ る 。 完 遂 度 は 、後 日再 討 議 が 必 要 とな る か ど うか の 一 つ の 判 断 材 料 と して 、 あ る い は 議 事 録 検 証 の 際 の 資 料 と な る 。 こ れ らの 討 議 空 問 よ り、 た と え ば 、討 議 量(時 間 ×詳 細 化 の 度 合)が 異 常 に多 い とか 、 討 議 の 完 遂 度 が 低 い と い う よ うに 、 会 議 進 捗 把 握 の 目安 を得 る こ とが で き る。 3.4メ タ 情 報 に よ る 討 議 空 間 の 集 中 管 理 討 議 空 間 に は 、複 数 の 討 議 プ ロ セ ス が あ り、 これ ら を集 中 管 理 して い る の は メ タ情 報 で あ る。 メ タ情 報 は 討 議 プ ロ セ ス 運 行 の 管 理 情 報 を持 つ た め 、討 議 空 間 の 制 御 も可 能 で あ る。 また 、討 議 デ ー タ(電 子 メ イル 等)の 集 配 局 の 役 割 も行 な う。 3.4.1討 議 デ ー タ の 集 配 に 関 す る集 中 管 理 この メ タ情 報 の 集 配局 を 中心 と した討 議 は次 の 段 階 を踏 ん で 進 め ら れ る。 1.会 話 の 必 要 性 発 生 。 モ ー ド選 択 。 参加 者側 a.会 話 モ ー ド(会 話 支 援 機 能 の み) b.討 議 モ ー ド(進 捗 管 理 、討 議 デ ー タ管 理 等 の 付 加 機 能 有 り) 12 一 一-繭 一剛潮顧劇幽 ■繭 ■■闇 ■■ ■■ ■ ■嘲 ■■■■レ一 以 下bを 選 択 した 場 合 の み 。 2.議 題 申請 。 参 加者 側 同時 に進 行 役 の 推 薦 も可 能 。 3.議 題 承 認 。 コーデ ィネー タ側 討 議 パ タ ー ン(進 捗 チ ェック用)と 進 行 役 を決 定 。議 題 を管 理 ブ ッ ク(後 述)に 登 録 。 4.討 議 開 始 の 旨 と討 議 プ ロ セ スID通 知 。 コーデ ィネー タ側 (進 行 役 や 議 題 名 、 討 議 の 目 的 、討 議 メ ンバ 、 開 始 時 期 等 も付 記)通 知 先 は 選 択 。 a.不 特 定(メ イ リ ン グ リス ト全 員) b.指 定 さ れ た討 議 メ ンバ 5.議 題 に対 して 意 見 提 出 。 参加 者 側 討 議 プ ロ セ スIDと 特 別 受 け 取 り人 を付 記 。 特 別 受 け 取 り人 とは 、討 議 メ ンバ の うち受 け 取 り人 を特 に指 定 した い 場 合 に使用 す る (メ ンバ 全 員 も可 能 。 提 出 意 見 は 、進 行 役 に よ り編 集 さ れ る た め)。 6.メ タ情 報 局 にて 意 見 集 配 。 (a)メ タ情 報 が す べ て の メ イ ル を収 集 し、差 し出 し人 の チ ェッ ク を行 な う。 (b)メ イ ル の 討 議 プ ロ セ スIDを も と に 、 進 行 役 を管 理 ブ ッ ク よ り検 索 し、 進 行 役 と特 別 受 け取 り人 宛 に メ イ ル を コ ピ ー して 配 送 。(こ の 際 、 オ リジ ナ ル の メ イ ル は メ タ 情 報 が 副 議 題 毎 に バ ー ジ ョ ン管 理 を行 な う。) (c)受 け て 側 で は 、受 信 メ イ ル を 元 に 返 答 。 、 ぜ こ の 際 、 メ イル の 管 理 は 個 人 次 第(ex.読 ん だ メ イ ル は 削 除 可 。 デ ー タ瞥 理 の 繁 雑 化 と誤 操 作 か らの 解 放 が 目的 。 誤 操 作 の 場 合 、 メ イ ル の 再 配 送 可 。 公 開 可 能 な情 報 の 問 い合 わせ も可 。)。 (d)討 議 内 容 の 編 集 。 進 行 役 側 メ イル の 内容 を 自 由(個 人 裁 量)に カ ッ ト&ペ ー ス ト。編 集 作 業 につ い て は 、「討 議 デ ー タn・tewind・w」 で行 な え ば 、save後 に 自動 的 に デ ー タ 管 理(メ タ情 報 側 に て …集 中管 理)を 行 な う。 7.進 捗 チ ェッ ク。 メ タ情 報 側 各 「討 議 デ ー タn・tewind・w」 が 更 新 され る毎 に 、進 捗 チ ェック を行 な う。 も し、討 議 パ タ ー ン の変 更 が 要 請 さ れ た場 合 、 そ れ ま で の パ タ ー ン を加 味 しな が ら 、変 更 す る。 13 一 幽 禰一嘲一 醐 劇 ■■■■■圏闇■■願■■■國■■■ 膨
一
ま た 、 進 行 役 が 途 中 で変 わ っ た場 合 は 、
a.「 討 議 デ ー タnotewindow」 が 旧 進 行 役 か ら はず され 、passwdも 変 更 。
b.「 討 議 デ ー タnotewindow」 が 新 しい 進 行 役 宛 に設 定 さ れ 、newpasswdが 通 知 。 c.メ イ ル の 配 送 先 の 変 更 。新 進 行 役 に今 まで の 討 議 結 果 と討 議 メ ンバ ー に 関 す る情 報 を通 知(希 望 に よ り、 そ れ ま で の 討 議 に使 用 の 全 メ イ ル の 配 送 可)。 進 行 役 に つ い て は 、 複 数 人(MAX3人)の 指 定 が 可 能 で あ り、 主 た る 進 行 役 を 決 定 して お く。 「討 議 デ ー タnotewindow」 は進 行 役 全 員 に設 定 され る(共 用)。 討 議 内 容 の 編 集 は 、 進 行 役 が 自 由 に行 な うが 、 編 集 に 際 して 衝 突 が あ っ た場 合 は 、 最 終 権 限 は主 た る進 行 役 が 持 つ 。 3.4.2討 議 プ ロ セ ス 走 行 情 報 の 集 中 管 理 メ タ情 報 は 、 一 つ の 討 議 プ ロ セ ス が 生 成 され て か ら消 滅 す る まで の プ ロ セ ス の 走 行 に 関 す る情 報 を持 ち 、 これ を ユ頁 の 構 成 単 位 とす る管 理 ブ ッ ク を持 って い る 。1頁 あ た りの 項 目 は以 下 の20項 目で あ り、 コー デ ィネ ー タが 入 力 をす る 。 1項1:プ ロ セ スlDlプ ロ セ ス の 識 別IDで 会 議 開 催 期 間 を通 して 一 意 。
項2:議
題名
討議 内容を端的 に表す議題が付け られるが 、再討議時は元議題 と同一名
(4節)。
1項3:副
議題名i討 議の最終 目標が明確 な場合に、副議題名 として付 けてお く。討議 目標
が 変 わ っ た 時 点 で 変 更 可 能 で は あ る が 、 副 議 題 毎 に討 議 デ ー タ は バ ー ジ ョ ン管 理 さ れ る 。 1項4=起 動 時 間(年 月 日 、 時 刻)1討 議 プ ロ セ ス の 起 動 時 刻 。 実 際 の 処 理 開 始 は 、 イベ ン ト到 着 後 。1項5=予
定処理時間1各 討議プロセス毎に許容 される討議時間を割 り当ててお き、超過 し
た時点でチェック用 の割 り込み を行 なう。
1項6=前 提 ・後 件 条 件13.1のa。 項7=継 続 先3.1節 のa。 項8:処 理 手 順 ス ク リプ トで 記 述 予 定 同 。 項9:親 プ ロ セ スID直 属 の 親 が あ る場 合 、親 のID。 項10=子 プ ロ セ スlD詳 細 化 した 議 題 の プ ロ セ スIDで あ り、直 属 の もの の み(孫 以 下 の 情 報 は 持 た な い 。)。 項11:再 討 議 議 題 情 報 再 討 議 に参 照 す る議 事 録 情 報(4節)。 項12:討 議 デ ー タ の保 管 情 報 実 際 討 議 に使 用 した電 子 メ イル 等 の 保 管 情 報 。 項13=相 互 依 存 、 排 反 関 係 情 報3.1節 のb、c。 項14:進 行 役 1.コ0デ ィネ ー タ,2.参 加 者,3.討 議 プ ロ セ ス(前 提 条 件 成 立 後 、 自動 的 に処 理 が 進 む 場 合) 14 γ禰}醐剛嘲一 網■■劇 ■■剛1■胴■■ ■■■圏■ ■■■■ ■■廓騨 の3ケ ー ス の い ず れ か 。 コ ー デ ィ ネ ー タ に は 、 種 々 の仕 事 が 集 積 す る こ とや 、 す べ て の 議 題 に精 通 して い る わ け で は な い こ とな ど か ら 、 一 つ 一 つ の議 題 毎 に適 任 者 を進 行 役 に して 負 荷 分 散 を計 る 。 項15=パ ス ワ ー ド 議 事 録 編 集 ・格 納 用 の パ ス ワ ー ドで 進 行 役 に の み 公 開 。 項16:討 議 パ タ ー ン 種 々の 討議 パ ター ン(ex.通 知 、調 停 、合 意 形 成etc.)の うち 、こ れ か ら展 開 さ れ る で あ ろ う討 議 に 一 番 適 合 して い る も の を選 ぶ 。 討 議 パ ター ン は 、 図5の 第3番 目の 議 論 の ス テ ップ が 、 そ れ ぞ れ パ タ ー ン に 応 じて 細 分 化 した もの で あ る 。 た と え ば 、論 点 掲 示 、 意 見 収 集 、 ま とめ 等 に細 分 化 さ れ る 。 この 討 議 パ ター ンの 使 用 目的 は 、 討 議 の進 捗 チ ェッ ク と進 捗 状 況 の 視 覚 化 の た め で あ る 。 こ の 通 り に討 議 を進 め て ゆ く必 要 性 は な い 。 討 議 途 中 で 変 更 可 能 で あ る 。
1項17=終
了判定者1討 議プロセスの終了判定を行 なう者。進行役が終了判定者 も兼ねる
が、複数進行役がいる場合 は、主たる進行役が務 める。
1項18:終
了状態1終 了判定者が 、プ ロセス内の処理内容 を編集 して処理結果(議 事録)
を 作 成 し、 さ ら に そ の 終 了 状 態(3.3節)を 下 す 。 終 了 状 態 が く 終 了 〉 以 外 の 場 合 は 、延 期 、 打 ち 切 りや 取 消 に な っ た理 由 が 、処 理 結 果 に書 き込 まれ る 。 1項19=終 了 時 間(年 月 日 、 時 刻)1終 了 状 態 が書 き込 ま れ た 時 間 。項20=結
果格納情報
討議が終了 したプロセス の処理結果が議事録 データ群 に書 き込
まれる際の情報。主 に同一議題に関 して行 なわれた討議 の通 し番号が カウン トアップされ
てついている。その議題に関 して一番最初の討議の場合、初期値の通 し番号がセットされる。
討 議 プ ロ セ ス 自 身 が 持 つ 情 報 は 、 自分 自 身 の プ ロ セ スIDと 進 捗 情 報 の み で あ り、 そ の 他 の情 報 は 、 そ の 都 度 管 理 ブ ッ ク を参 照 す る 。 終 了状 態 が 書 き込 まれ る と 、討 議 プ ロ セ ス は必 要 に応 じて 処 理 結 果(議 事 録)を 継 続 も し くは 親 プ ロ セ ス へ 報 告 す る と と もに 、 〈議 題 名 、 プ ロ セ スID、 討 議 期 間 、 同 一 議 題 通 し番 号 、処 理 結 果 〉 の5項 目 を議 事 録 デ ー タ群 に格 納 す る 。 処 理 結 果 に は 、 作 成 者 名 と終 了 状 態 が 含 まれ て い る 。 も し、終 了 判 定 者 以 外 が 作 成 した議 事 録 を格 納 しよ う と した 場 合 、 監 視 機 能 に よ り リジ ェ ク トされ 、 コー デ ィネ ー タ側 に 異 常 状 態 が 通 知 さ れ る 。 討 議 プ ロセ ス は 、格 納 処 理 が 正 常 終 了 す る と メ タ情 報 に 完 了 通 知 を し、消 滅 す る。 メ タ 情 報 側 で は 、 こ の 該 当 プ ロ セ ス の 管 理 頁 を管 理 ブ ッ ク か ら取 り外 し、 メ タ情 報 内 の 別 の 場 所 で保 管 す る。 また 、討 議 の 途 中 で 生 じたデ ー タ は 、一 固 ま りの デ ー タに 加 工 し、 プ ロ セ スIDの タグ を付 加 して 、デ ー タベ ー ス 内 に保 管 す る 。 15 西嘲 帽蛸 騨醐 醐贈 劇 ■■繭 圏■闘闘 闇■■■■■ 圏勝脚 ス タ ー ト時 点 で は 、会 議 の 議 題 は プ ラ ンニ ング さ れ て お り、討 議 プ ロ セ ス 間 に は明 確 な 前 後 関係 も し くは詳 細 化 関 係 が あ り、討 議 空 間 を構 成 して い る 。 しか し 、討 議 が 進 む に つ れ て 、最 初 の 時 点 で は 予 測 で き な か っ た 話 しの展 開 が お こ り、 新 た な 討 議 プ ロ セ ス が 必 要 に な っ た り、 討 議 順 が 変 わ っ た りす る 。 この 場 合 、 最 初 の プ ラ ン さ れ た 討 議 プ ロ セ ス 群 の 'i間 で は 、 現 状 に即 さ な くな る。 そ こで 、討 議 プ ロ セ ス群 の 動 的 再構 成 が 必 要 とな るが 、 そ れ が 可 能 と な る よ う に柔 軟 性 を与 え る 必 要 が あ る。 す な わ ち 、 ・ 討 議 プ ロ セ ス の 予 定 外 の 組 み 込 み 自 由 ・ 後 続 の 討 議 プ ロ セス の 追 加/付 替/除 去 ・ 討 議 プ ロ セス の 処 理 手 順 の 変 更(部 分 的 マ ー ジ 、 一 部 破 棄 等) ・ 不 要 に な っ た討 議 プ ロ セ ス を抹 消 等 が呵 能 で な け れ ば な ら な い 。 こ の よ うな動 的 再 構 成 は 、状 況(事 象)に 応 じて 駆 動 可 能 な事 象 駆 動 型 討 議 プ ロ セ ス に よ り可 能 と な る。 この 動 的 再 構 成 の 情 報 も 、 メ タ情 報 に記 憶 さ れ る(図6)。
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図6:動 的再構成 の仕組 み
ノ そ の 手 順 は 、 16 嘔"哨一幽 圏醐 ■劇 ■■圏 ■■一 圏■■■■ ■■ ■■ ■ ■吟一 1.討 議 順 の 変 更 や 新 議 題 が 必 要 に な る と 、 コ ー デ ィネ ー タに そ の 旨 を 申請(図6:〈 ユ〉)。 2.申 請 内 容 に つ い て 、承 認 の 可 否 決 定(コ ー デ ィネ ー タ側)(図6:<2>)。 承 認 す る と 、 ・ 新 議 題 の 場 合 、新 しい 管 理 頁 を作 成 し、管 理 ブ ッ ク に 組 み 込 む(図6:<3>)。 ・ 変 更/削 除 の 場 合 、 管 理 ブ ッ ク の 新 版 作 成 。 こ の 新 版 の 施 行 時 刻(動 的 再 構成 の 実 施 時 刻)も 付 与(図6:<4>)。 3.メ タ情 報 側 で は 、 ・ 新 議 題 の 場 合 、起 動 時 間 に な っ た 討 議 プ ロ セ ス を 生 成(図6:<5>)。 ・ 変 更/削 除 の場 合 、 動 的 再 構 成 の 実 施 時 刻 に な る と 、 (a)討 議 プ ロセ ス 群 をス ト ップ させ 、 (b)管 理 ブ ッ ク 旧版 を 含 む 討 議 空 間 情 報 の バ ッ ク ア ッ プ を と り(図6:〈6>)、 (c)管 理 ブ ッ ク を 旧版 か ら新 版 に移 行 し 、 (d)討 議 空 間 を 再 ス タ ー ト(図6:<7>)。 こ の 動 的 再 構 成 に よ り、現 状 の 問 題 に よ り即 した 討 議 の 維 持 が 可 能 とな る 。 と こ ろ で 、 討 議 の 結 果 が もた らす 副 産 物 に よ り、 人 間 の 脳 に 存 在 す る 関 連 情 報 や 知 識 に 関 す る再 構 成 が 起 き る場 合 が あ る。 こ れ は人 間 内 の 情 報 の 再 認 識/再 思 考 の 問 題 で あ り、 討 議 プ ロ セ ス の 再 構 成 と は 直 接 的 に は関 係 な い が 、再 思 考 の結 果 に よ る議 題 の 組 み 変 え を メ タ情 報 に 反 映 す る こ と に よ り、 討 議 プ ロ セ ス 群 の 動 的 再 構 成 へ と繋 が る 。 17
、
一
4議 事 録 デ ー タ 群 と 議 題 の 蒸 し 返 し 議 事 録 デ ー タ群 で は 、最 初 に討 議 の 終 っ た子 プ ロ セス の く議 題 名 、 プ ロ セ スID、 討 議 期 間 、 同 一 議 題 の通 し番 号 、 処 理 結 果 〉 の 一 組 が 葉 と して 作 成 され 、 さ ら に 自分 の 親 とな るプ ロ セ ス の 仮 ノ ー ド も作 成 して 、 これ に接 続 され る 。 親 プ ロ セ ス の 討 議 も終 了 し議 事 録 が格 納 さ れ る と、 仮 ノ ー ド は親 プ ロ セ ス の デ0タ に置 き換 え られ る。 と こ ろ で 、会 議 を行 な っ て い る と 、同 じ議 題 に対 す る再 討 議 を ど うす る か とい う蒸 し返 しの 問 題 が 発 生 して くる 。 こ れ に 関 して は筆 者 ら は 、 図5の 最 後 の ス テ ップ(議 事 録 格 納) に よ り討 議 プ ロ セ ス の寿 命 は尽 き 、 議 事 録 デ ー タ と して の 寿 命 が ス タ ー トす る と考 え る 。 す な わ ち 、議 題 の蒸 し返 し と は 、 同一 議 題 に対 す る新 しい 討 議 プ ロ セ ス の ス タ ー トで あ り、 必 要 が あ れ ば 、元 の 議 題 に対 す る議 事 録 結 果 を参 照 す る こ とで 再 討 議 を 進 め て ゆ く。 こ の 同 一 議 題 に 関 す る 元 討 議 プ ロ セ ス と新 討 議 プ ロ セ ス の 参 照 関 係 も 、 メ タ情 報 内 の 管 理 ブ ッ ク に よ り定 義 付 け さ れ る(管 理 頁 の 項11)。 議 題 の蒸 し返 しの 管 理 法 に つ い て 、 簡 単 な例 を用 い て 説 明 す る 。 まず 、 図7の 状 態 に至 る ま で の 経 過 と して 、Pid1は 、Pid1.1とi.2の 子 プ ロ セ ス を 持 ち 、 さ ら にPidi.2は3つ の プ ロ セ ス に詳 細 化 さ れ て い た とす る 。 こ の 時 、6枚 の 管 理 頁 が 作 成 さ れ て お り、 親 討 議 プ ロ セ ス が1つ 、 子 プ ロ セ ス が2つ 、 孫 プ ロ セ ス が3つ 走 っ て い る 。 そ の後 、Pid1.2に 関 す る討 議 が 全 て 終 り、 議 事 録 デ ー タ群 に格 納 さ れ る 。 終 了 した管 理 頁4枚 分 は 、現 行 管 理 ブ ッ クか ら外 さ れ 、 メ タ情 報 の 別 の 場 所 で保 管 さ れ る 。 後 日 、Pidi.2の 議 題 に つ い て 蒸 し返 しが 生 じた とす る(図7)。 こ の 再 討 議 の 手 順 とは 、 1.会 議 参 加 者 側 で 再 討 議 が 必 要 に な る と 、 コー デ ィネ ー タ に そ の 旨 を 申請 。 2.申 請 内 容 に つ い て 、終 了 した 管 理 頁 の 中か ら元 議 題 に 関 す る 情 報 を検 索 し、承 認 の 可 否 を決 定(コ ー デ ィネ ー タ側) 3.承 認 す る と 、そ の 議 題 に関 して新 しい 管 理 頁(図7:Pid1.3)を 作 成 し、 さ ら に 同一 議 題 の 通 し番 号(図7:bbbO)と 元 議 題 の プ ロ セ スID(図7:1.2)も 書 き加 え る。 4.起 動 時 間 に な り、 生 成 され た 討 議 プ ロセ ス(図7:Pid1.3)は 、 議 事 録 デ ー タ群 中 の 元 プ ロ セ ス(図7:Pid1,2)の 議 事 録 を参 照 し なが ら討 議 を 進 め て行 く。 5.討 議 終 了後 は 、 同 一 議 題 の 通 し番 号 が カ ウ ン トア ップ(こ の 場 合 、bbb1の 値)さ れ 、 管 理頁(図7斜 線 部)に 更新 され る。 18 鳳
一 :討議 窒 聞' pidユ 1.1 1.3
∼
◎ ご 参' 照 ∼ ド 仮n。de …i…嚢 ・・尋P土dユi .・ ■ Pid 1.1 議 題aaa 親pid1 子pidな し 再 討..情 報 な し 結 果..情 報 Pid 1.3 議 題bbb魏
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再討・
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醜
結 果..情 報 躍 Pid :討議:終 潔:済澱:の:惑砂: 1.2.3 議 題CCC 親pid1.2 子pidな し 再 討..情 報 な し 結 果..情 報cccO Pid 1.2 議 題bbb 親pid1子pid瞭
再 討..情 報 な し 結 果..情 報bbbO図7:管 理頁の例示:再 討議 の場合
5調
整 支 援
本節では前節 までに得 られた概念モデルをもとに、プ ロ》エクトの協調'1態 の維持を支
援 す る方 法 に つ い て 部 分 的 で は あ るが 考 察 をお こ な っ た 。 5.1閉 塞 と は 活 動 ベ ク トル の ず れ を 生 じる原 因 の 中 に は 、プ ロ ジ ェ ク ト活 動 の 作 業 状 態 の維 持 を極 端 に 阻 み 、 自然 に は 除 去 さ れ に くい 要 因 が あ り、 こ れ を閉 塞 要 因 と呼 ぶ 。 閉 塞 要 因 に よ っ て 引 き起 こ さ れ た 未 解 決 状 態 を閉 塞 状 態 と定 義 す る。 こ の'i態 を放 置 して お け ば プ ロ ジ ェ ク ト活 動 は停 止 して し ま う。 そ こ で 、 コ ーデ ィネ ー タ に よ る調 整 支 援 を施 し、 閉 塞 状 態 か ら の 脱 却 を計 る 。 メ イ リ ング リス トを利 用 した 会 議 事 例 に お い て は 、 ・ 外 部/内 部 事 象 が 長 時 間 未 到 着 状 態 。 ・ 討 議 プ ロ セ ス の 処 理 中 断 、 中 止 状 態 。 ・ 無 駄 な詳 細 化 に よ り、子 プ ロ セ ス か ら の処 理 結 果 が 未 回 収 状 態 。 な どの 閉 塞 状 態 が 考 え られ る。 こ れ らへ の 対 応 策 と して は 、討 議 プ ロ セ ス は知 能 を持 た な い た め 、 現 在 置 か れ て い る状 態 が 閉塞 状 態 か 否 か を判 断 す る 能 力 は な い 。 よ っ て 何 らか の 基 準 を設 け て 、 そ の 基 準 を 過 ぎ た 時 点 で 、 コ ー デ ィネ ー タ に通 知 す る必 要 が あ る 。 19 轟喩一 闘■■■■■酵印 まず 、 通 知 基 準 と して 会 議 の 物 的 資 源 で あ る 「時 間 」 の 消 費 が 考 え ら れ る 。 具 体 的 に は 、 管 理 頁 の 討 議 予 定 時 間 の チ ェッ ク を メ タ情 報 が 行 な う こ とで 実 現 す る 。 ま た 、 別 の 通 知 基 準 と して 、 一 つ の 議 題 に対 す る詳 細 化 の レベ ル 数 が 考 え ら れ る。 た だ し、 こ の 基 準 は 必 ず し も閉 塞 状 態 と直 結 す る概 念 で は な い の で 、今 後 の 検 討 が 必 要 で あ る 。 20 』『哨 劃 駒噛 醐轍 劇圏剛 圏 髄 ■聰 蘭■ ■ ■■■ ■■ 騨
6ま と め 本 論 文 で は 、 プ ロ ジ ェ ク ト メ ンバ 間 で 生 じる非 同期 型 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン を2つ の 状 態 に切 り分 け 、 動 的 状 態 を討 議 プ ロ セ ス 群 、 静 的 状 態 を議 事 録 デ ー タ群 と して モ デ ル化 し、 さ ら に 討 議 プ ロ セ ス群 が お りな す 討 議 空 間 を 詳 細 化 、 継 続 等 の 関 係 を 用 い て構 造 化 し た(詳 細 は文 献[6]を 参 照 の こ と)。 そ して 、 こ の 討 議 空 間 に お い て 時 間 に関 して発 生 す る 閉塞 状 態 の 検 出 は 可 能 で あ る 。 こ の概 念 モ デ ル を さ ら に充 実 させ る た め に は 、議 事 録 デ ー タ群 の 具 体 的 な デ ー タ構 造 につ い て の考 察 が 必 要 で あ る 。 さ ら に 、 モデ ル に従 っ て 作 成 さ れ るプ ロ トタ イプ(試 作 品) に よ りそ の有 効 性 を確 認 す る よ う な ア プ ロ ー チ が 必 要 で あ る 。 概 念 モ デ ル が 充 実 した 時 点 で 、 プ ロ ト タ イプ を作 成 し 、実 質 的 な評 価 を行 な う予 定 で あ る 。 最 後 に シ ス テ ム化 に あ た っ て 留 意 す べ き点 お よ び研 究 の 方 向性 につ い て ま と め る 。 ・ 討 議 進 捗 情 報 の 共 有 討 議 空 間 や 討 議 の 進 捗 状 況 を視 覚化 し、 そ の イ メ ー ジ を共 有 す る こ とで 、討 議 進 捗 に 関 す る 同 一 認 識 や 臨 場 感 が 持 て る よ う に した い 。 非 同期 の会 議 と言 え ど も 、意 見 交 換 の タ イ ミ ング が ず れ て い る だ け で あ り、会 議 存 続 中 は リア ル タ イ ム に討 議 関 連 の 情 報 が 得 られ て もい い は ず で あ る 。 この 視 覚 化 に よ り、常 に リア ル タ イ ム な仮 想 討 議 空 間 を供 給 す る こ と を 目指 した い 。 ま た 、進 捗 情 報 の 共 有 に よ り、 メ ンバ ー の 会 議 へ の参 加 意 識 の 向 上 も計 れ る の で は な い か と推 察 す る 。 こ の全 体 管 理 が う ま く行 くよ う に な れ ば 、 コ ーデ ィネ ー タ の特 権 的 な操 作(強 制 終 了 や 議 題 の 認 可etc.)は 、 しだ い に必 要 性 が 減 っ て くる と推 察 で き る。 ・ コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの 対 象 範 囲 非 同期 型 コ ミュ ニ ケ ー シ ョン の扱 い が 可 能 で あ れ ば 、意 見 交 換 の イ ン タ ー バ ル が 短 く な っ た形 態 で あ る リ ア ル タ イ ム 型 コ ミュ ニ ケ ー シ ョン も 、シ ス テ ム に 組 み 込 み 可 能 で あ る と考 え る 。 そ こで 、 同 期/非 同期 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン手 段 を状 況 に応 じて使 い 分 け る こ とが 可 能 に な る よ う な シ ス テ ム を 目指 した い 。 そ れ は 、お 互 い の 時 間 が 許 す 限 りは リア ル タ イ ム で お 互 い の顔 を見 な が ら会 話 した 方 が 、 目 の動 きや 口 調 、顔 の 表 情 な ど微 妙 な ニ ュ ア ンス が 伝 わ り易 い か らで あ る。 そ し て 、時 間 的 に制 約 の あ る キ ー パ ー ソ ンは 、非 同期 コ ミュ ニ ケ0シ ョン ツ ー ル を用 い て 適 切 な コ メ ン トを与 え る とい う具 合 で あ る 。 同期/非 同期 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョン手 段 を状 況 に応 じて使 い分 け る こ とが可 能 に な れ ば 、 た と え ば 、ソ フ トウ ェ ア分 散 開 発 の 様 々 な側 面 で 生 じる コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン の型 との 対 応 が 容 易 に とれ る よ うに な る。 ・ グ ル ー プ ウ ェ ア ベ ー ス に よ る 討 議 情 報 統 括 管 理 リア ル タ イ ム/非 リ アル タ イ ム型 の いず れ の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの 場 合 も、会 議 全 体 21 …一 コ■■■■■■墜 一
一 の 進 捗 状 況 、 また 自分 の 参 加 して い る討 議 の 状 態 や さ ら に は 自分 の参 加 して い な い他 の 討 議 に 関 す る 情 報 を把 握 す る こ とが 、 円 滑 に 会 議 を進 め て ゆ くキ ー ポ イ ン トと な る 。 これ らの 討 議 進 捗 情 報 や そ の最 終 結 果 を管 理 し、 プ ロ ジ ェ ク ト活 動 の キ ー ポ イ ン ト と な る協 調 や 調 整 とい う概 念 を活 か す よ うな グ ル ー プ ウ ェ ア ベ ー ス を 開 発 す る こ と が 最 終 的 な 目標 で あ る(図8)。 ン難 ・ ・ 0 ・ ・ 0 肛.● 隻 .、
マルチ
リアル
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CoordinationToo C.rocess _..潔 ご.き し. Groupwarebase 図8:Groupwarebaseを 土 台 と す る 分 散 型 会 議 支 援 この 研 究 を さ ら に発 農 させ る こ とで 、 時 間 と い う壁 あ る い は 地 理 的 に 離 れ て い る とい う疎 外 感 を感 じさせ な い討 議 の 世 界 を構 築 した い 。 そ して 、 この よ うな アプ ロ ー チ を通 じ、 分 散 開発 環 境 下 にお け る 開 発 チ ー ム構 成 員 問 の 協 調 活 動 を 支 援 す る た め の 基 礎 理 論 へ と発 展 させ る 必 要 が あ る1?J。 22 }帆隔噛 脳m嘲 醐 醐醐 ■■■■ 圏繭圃 ■■■ ■ ■■■■■圏畔一 参 考 文 献 国 門 脇 千 恵,落 水 浩 一 郎:先 取 り実 行 や 遅 延 回 復 機 能 を 有 す る ソ フ ト ウ ェ ア プ ロ セ ス の 実 行 制 御 方 式,日 本 ソ フ ト ウ ェ ア 科 学 会 第1回 ソ フ ト ウ ェ ア プ ロ セ ス 研 究 会 資 料 SP93-1-7,pp.61-65(1993) [2]JeffConklinandMichaelL.Begeman:glBIS:AHypertextToolforExploratory PolicyDiscussion,CSCW'88,pp.140-152(1988) [3]グ ル ー プ ワ ー ク 支 援 シ ス テ ム の 研 究 開 発 報 告 書CSCW,財 団 法 人 日 本 情 報 処 理 開 発 協 会,5章(1993) [4]ThomasW.MaloneandKevinCrowston:TowardanInterdisciplinaryTheoryof Coordination,MITTechnologyPaper,(1992) [5]RogerC.Schank:ダ イ ナ ミ ッ ク ・メ モ リ,近 代 科 学 社,(1988) [6]門 脇 千 恵:グ ル ー プ 活 動 の 討 議 プ ロ セ ス に よ る モ デ ル 化 と調 整 支 援 へ の 応 用,北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 情 報 科 学 研 究 科 修 士 論 文,(1994) [7]門 脇 千 恵,落 水 浩 一 郎:非 同 期 分 散 型 会 議 の 事 象 駆 動 型 討 議 プ ロ セ ス に よ る モ デ ル 化 と調 整 支 援 へ の 応 用,情 報 処 理 学 会 第96回 ソ フ ト ウ ェ ア 工 学 研 究 会 資 料96-25, pp.193-200(1994} 23 一 噛導 刷 刷醐 馴 劇■剛醐 ■闇■ ■ ■■■ ■ ■■■■ 膨