運動部活動等に対する社会的責任感に
関与する要因の地域差の検討
岡 田 猛 1982年10月15日 受理)
Examination of Regional Difference on Factors Affecting
●
a Sense of Social Responsibility Needful for Athletic Club Activity, etc
Takeshi Okada
129
Abstract
Today, it is said generally that a sense of social responsibility is on the decrease,
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while a sense of private responsibility is increasing. In this paper, how a sense of social responsibility in the light of role-taking in class room and club activity in school is stipulated
● ● ●
by 48 explanatory factors is examined. Those 48 explanatory factors consist of factor-group with face-sheet, life-rhythm of child, life-habit of child, contact and perception
● ●
between child and his mother, child s receiving of mothrer's discipline, child-mother relation, home-condition, and mother's discipline-e放>rt.
281 pairs of丘rst graders of secondary school and their mothers in Kagoshima city and ●
181 pairs in ilands in Kagoshima prefecture are analysed with Hayasi's quanti丘cation ●
theory II respectively.
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As a result of analysis, are extracted many routine factors which show regional difference. Hence, in teaching a sense of social responsibility, different steps are needed m two regions.
●
Correlation ratios (ヤare 0.56, 0.31 and probabilities discriminating precision are 89%,
77%, in Kagoshima city and Hands respectively. Ⅰ.は じ め に 今日,児童や生徒の実態の把糎が,各方面から試みられている。それというのも,彼らの実態が 単に過去にくらべて大きな変化を示しているというにとどまらず,その変化が問題状況としてとら えられる内容を多分に含んでいるからである。校内暴力,家庭内暴力,非行,身体的異常,低学九 登校拒否などが今日大きな問題となっている。 ところで,筆者もその一所員である「鹿児島子ども研究センター」では,鹿児島県内の児童・生 徒の実態を解明すべく, 1980年6,7月, 1981年2月の2回にわたり,鹿児島市,川辺町,野田・ 高尾野町,名瀬市,沖永良部の各地域にわたり,小学5年,中学1年,中学3年,の児童・生徒と その母親について,総計4,172組を対象に調査を実施した。それは「子どもの自立」の問題を軸と
し,それを「基本的な生活習慣」と「しつけ」, 「親子関係」とのかかわりでとらえようとするもの である。 調査結果の全般的内容については,既にまとめられた報告書5)にゆずるとして,ここでは調査内 容の一部である「社会的責任感」に焦点を絞り,そのありようがいかなる要因によって規定されて いるか,それが鹿児島市内と離島の間にちがいがあるかを,中学1年生を対象にして解明していき たい。 ところで,一般に責任感といわれるものが,今日の児童・生徒の前述した問題状況にいかにかか わっているかについては,種々の調査が行なわれている。ここでは,その一例を山形県教育セン ターがまとめた「中・高校生の問題行動に関する研究」報告書9)にみてみることにする。 10 20 30 40 50 60 % 図1責任感に乏しい者の割合(山形県教育センタ-) 図1は,昭和54年度に,万引き,窃盗・強盗などの反社会的行動,薬物乱用,家出・無断外泊, 登校拒否などの非社会的行動,不純異性交遊,わいせつ行為などの性に関する行動をひきおこした, 中学の問題行動生徒の責任感をみたものである。 責任感に乏しい者の割合は,一般抽出生徒の10.8%に対して,問題行動生徒は,全体で51.1 と 4.7倍のちがいがあり,その間には,危険率1%で有意な差が認められる。 さらに表1ほ,主要な問題行動と責任感の関係を示したものである。責任感に乏しいことが,す べての問題行動に対して,なかんずく,家出,一無断外泊,金銭強要に対して関係が深いことが察せ 表1.主要な問題行動と行動・性格上の問題との関係(山形県教育セソクー)
岡 田 猛 〔研究紀要 第34巻〕 131 られよう。 このように,責任感は,生徒の問題行動の背景を知るうえで重要な要因であるといえよう。 ところで,筆者は既に,鹿児島市内と川辺町の中学1年生については,社会的責任感を規定する 要因について分析を行い,そこで幾つかの点を析出した。 社会的責任感の程度を規定する要因として,母親の年齢,居住地,親のしつけの子のうけとめ 一遂行努カー,テレビの視聴時間,登校前の時間的余裕などの要因があげられ,また,下校から夕 食の間の活動としての友人との遊びで,それが家であるのか,外で行なわれるかで社会的責任感の あり様が異なっていた。 今回は,社会的責任に対する積極群と態度未表明群の弁別に寄与する諸要因のウェイトを求め, 両群の特徴を多次元的に分析し記述することを試みる。そしてこの手続きを鹿児島市と鹿児島県離 島の二地域に別々に行ない,地域差を検討したい。
ⅠⅠ.社会的志向性の概況
「滅私奉公から滅公奉私へ」というシェーマが論じられるように,意識や行動のあり方にとって 現代は一つのエポックを印づけているかもしれない。 幾つかの調査によって状況を点描してみよう。 】 個人の幸福と日本全体との関係について, 「個人が幸福になって,はじめて日本全体がよくなる」 とする個人優先型が38.796, 「日本がよくなって,はじめて個人が幸福正なる」とする社会優先型 21.1%, 「日本がよくなることも,個人が幸福になることも同じである」とする並列型33.696とな らび,青少年における個人志向性をわずかに示している6)。 別の調査2)によると, 「自分の生活よりも,まず社会のことを考える」社会志向型は全体の10% と少ない。それに対して, 「社会のことを考える前に,まず自分の生活をたいせつにする」私生活志 向型は78%と高い。後者はさらに, 「家庭では,一人一人が自分の好きなことをして過ごすよりも, 家庭の団らんをたいせつにしたい」とする家族志向型・マイホーム型 と, 「家庭生活では, 家族の団らんだけでなく,一人二人が自分の時間をもつことをたいせつにしたい」個人志向型 (2896)に分かれる。 また, 「現代青年のきままきを好む傾向や,趣味的なサークル活動を好む傾向は明らか」であり, 「青年の忠誠の対象は,個人的な楽しみや趣味的な余暇活動に集中」し「現実の青年の意識の中に は,身近な生活に重心がかかり過ぎ,社会二公と積極的につながりを保っていこうとする,他者-の献身の積極的意識は乏しい」という報告10)もある。 以上のような傾向は,栄,独に比して日本において高く, 「わが国青年の公共についての無関心な いし無責任さと,不満の高さ」が指摘されている7)0 ところでわれわれの調査では,責任感について, 「あなたは,学級の係やクラブ(部活劫)のしご とをひきうけたときにせいいっぱいがんばりますか。」という質問で社会的責任感を, 「あなたは,社会的薯任感r はい」 私的賓任感「はい」 図2 責任感に対する回答 友だちと約束したことは,きちんとまもりますか。」という質問で私的責任感を明るみにだした。図 2は今回の調査データよりみた回答状況である。 程度の差はあれ,両地域で私的責任感が学年とともに増加しているのに対し,社会的責任感は, 市内で,中3・で急激な低下,離島で横ばいの状態であり,前述の諸調査結果を,特に市内において, 傾向として裏づけている。
III.社会的責任感について
次に社会的責任の概念について-管しておきたい。 ・ 人間は社会的存在であるといわれるように,われわれはほとんどあらゆる場面で人間関係を通し て,あるいは集団の一成員として生活している。その場合,活動を積み重ねるにつれて相互の間で, また集団において地位(position)が出現・分化し,それがさらに安定していくにつれて,人間関係 や集団が維持されていくことになる。 ところで,社会的地位とは,それがいかなる人によって占められようと,その占取者に対しては 一定の活動が要請されているものであり,それは地位の占取者にとって義務としての様相をおびて くる。このような,ある地位に固有の活動的側面をわれわれは役割(role)と呼んでいる。 1)ソト ン11)はそれゆえに,役割とは,特定の地位に結びついた文化型(行動様式)の総体で,そこには ある地位を占めているすべての人に対して,社会が課する態度,価値,行動などを含んでいる,と いっている。各自がその占める`地位に要請される活動,つまり役割を果たさなければ,人間関係や岡 田 猛 〔研究紀要 第34巻〕 133 社会集団の存続は危うくなり,他の人々の不信をかうことになる。 このように考えてくると,社会的責任とは何よりも役割の遂行であり,人の占める地位にふさわ しい行動を実行しうる能力のことであるといえよう。 さらに社会的責任にはもう一つの前操が必要になる。それは役割活動が自由なる意志に基づいて 遂行されているということである。命令されたり,強制された役割活動では,それがたとえ履行さ れなくても,そのことについて真からの責任感は生じようもないのである。みずから自主的にひき うけた役割の遂行においてこそ責任感が生ずるのである。リントンのいう文化型もそこには一定の 幅があるのであり,たとえ他律的に決められた役割においてさえ,その一定の幅の中からある行動 を積極的に選択する場合には責任感が生ずるのである。 ところで,学校生活において,これまで述べてきたような意味での役割遂行としての責任感が試 されるのは,生徒達が,自主的・主体的に活動する場を比較的に保障されている,生徒会活動,学 級会活動,運動部活動,文化部活動,クラブ活動等からなる,特別教育活動においてであろう。社 会的責任感を問うた前述の質問内容も,この意味で妥当であったといえるであろう。 大平3)によると,彼の責任意識の発達段階の中で,中学校期は「集団的課題解決への協力的責任 意識の時期」と位置づけられている。 ⅠⅤ.方 法 IV-1.林の数量化理論第ⅠⅠ類について データ解析の方法としてこれまでよく用いられてきたのは,クロス分析,トリプル分析であった。 しかし,それらの手法には,飽戸1)の指摘するように大きな限界があり,多変量解析が重要祝され てきた。林を中心にして開発されてきた数量化理論8)紘,一定のモデルを演算して事後的に数量を 与えること,それまでの多変量解析では分析することのできなかった質的変量をも量的変量と全く 同様に同一の次元で扱えるようになったこと,等を大きな特徴としてもつものである。 数量化理論のうち,数量化理論第ⅠⅠ額とは,多変量解析としての判別関数を,その扱えるデー タを質的変数にまで拡大した解析方法である。 ⅠⅤ-2.分析の対象(外的基準と説明変数) 分析の対象は次のごとくである。 鹿児島市 離 島 i I 市内新興住宅地の中学1年生とその母親 194組 市内商業地区の中学1年生とその母親 220組 鹿児島県名瀬市の中学1年生とその母親 181組 鹿児島県沖永良部の中学1年生とその母親 294組 鹿児島市では,他の調査地区よりも,とりあげた両地区が最も都市的特徴を示すように思われる ことと,離島とのデータ数とのバランスをとるために新興住宅地と商業地区にした。離島は今回調
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〔研究紀要 第34巻〕 135 ふ -/ y ^ y 卜 ︰ h 練 直 Q ) ( 華 ) 梶 + , 芸 練 直 C b 碑 . ? 軒 ︰ U 岡 田 i a E J K l 国 醒 団 サ * & g * i r r a 別 」 サ 園 m m 閲 戒 ′ ブ 」 ㊥ 沖 戚 策 ? り ) 助 巾 4 3 4 助 ? ◎ ′ J 悪 ㊤ 戒 . ブ J ㊥ 恕 小 中 * 詛 " ・ . ノ ? 量 H ^ T t ◎ ′ 宗 4 ㊤ asw国.匹NKa&ggmfl田園art園 琶皿m g 中 的 U h 屈 皿 ◎ ・ノ磨Cf′ノ出)?㊥ 堰煙れ?′JHi範東リ恵@ 畑中9秒1愈軌範展◎ 畑中q矩㌢q7皿㊤ ・ ノ 3 S < * ′ ノ 日 ソ ? ㊥ 3 品 ? 磨 小 r ケ 恕 恕 弱 ㌢ 音 頭 ◎ m ; J g 鳴 朝 寒 ㊤ ・ J w . ノ ㊥ 小 . J T 4 足 助 ? ? ] 中 嶋 t . q 憾 琵 ⑳ 小 . J V r ㊤ S K B f f l 閑 阿 琶 E 芸 ^ r a & 度 & m a 冠 閲 ォ 1 西 E i 圏 SttfSM!困れ園 twn困れ圏 ・ノ執追小史′Jw村中◎.ノ悪㊤ 琶i3E此mms園 」W鹿田Ea圏 -一 ー l ∼ l 一l 一 一 lJ 一 -・ 1 -一l 一 l ∼ l ▲ ■ 一 l 一 一 一 ・・ - 一 - ・ 一 l 一 l l l 一 . ■一 -. l 一l ■ 一 ■ 一 ■ 一 .■ 一 ■ . ■ 一 ll ■ 一 ▲ 一 l l I ∫ . ■ 一 _一 -一 l ■ 一 一 -. ■ 一 ■ 一 ■一 一 . ■ 一l 一 一 -一 ■ 一 ■ 一 ▲ l ■ ■1 . ■ 一 I l ■ ■ 一 l l ■ 一 ■一 l I I ▲ 一 l 一 l I I 一 一 I4 - I A. T y ′ ブ ノ ㊥ < 2 i f > X ′ ノ 机 却 7 り 小 ′ 宗 r a れ 7 ◎ . 宗 4 ㊤ T y ′ ナ ノ ㊥ q : ケ 望 l A 机 刈 ◎ 将 卒 V r ㊤ T y ′ ブ ノ ㊥ 墨 小 村 * * * . ㌔ ? ^ 9 ^ . ? ㊨ . 宗 4 ㊤ T y . ブ ノ ㊥ 恕 小 舟 * サ 蝣 * . ㌔ ? 量 < 3 < 3 . . ? ◎ 二 郎 4 ㊤ ・ i ^ . ノ 詛 ? / y ? ォ ㊥ 小 こ れ . ? れ ? ◎ 小 ′ J V r ㊤ IrcisalRIisKs巴琵 閲KH盛E*i囲 elE祖Ei閏 JJ盟ggraari壁国 LォnT^r#-^r,国 msm圏 ォ M f 3 サ r ォ ォ g 3 ] 国 和 サ 」 * # * < 謁 v m m i i 国 2 4 屯 7 g 烏 q 対 馬 . 等 下 記 舟 a ^ i 壇 . J 堪 Q ′ J 贈 与 . ト 寸 伸 す 舟 ] ヨ t i -2 1 ? り g ケ Q 碑 . ? 巾 . 等 伯量7対空?巾oりりふ)i.等 ォtfォ51sg囲Hi塾項問 ∵m 小 r g 恕 ? Q 4 r ㌢ 御 感 噛 . 等 和mmffig^g凹閲 L弐 小 r ゆ す 趣 申 副 Q 唖 韓 . T 寸 ■ 一 l t 一 . . - l d 1 - - l 一 一 I I ・ ■ 一 - l ■ 一 ● _■ 一 - -・ l l一 l 一 一 l l 一 - l l ▲ 一 l l I l l l 鮮 噸 胆 -坐 . ノ 贈 与 . 0 7 1 ぐ 村 中 蟻 展 望 車 # ' 6 牀 as花冠^nn圏凹もi圏sas柑 ∵智 q : 烏 ) 1 ′ ノ 匿 対 Q 恕 栗 鵜 . ト の 飽 j = 薄 9 : ′ ノ 堪 Q ′ ノ 贈 与 . 9 e SHE!田凹園田巴nara S : 長 1 ^ > ? 3 -号 ^ 椋 唄 Q 蜜 . 諾 l 一 l l 1 -1 1 1 1 一 l t l 一 l l l l 一 t 一 t l l I 一 l l l t l l l l l l I 1 1 1 1 1 1 1 - l l l I 1 一 ■ ■ 爪r将恵ぐ趣東リ恵足匪皆.のe 小 r 将 J A l b 卑 ㌣ 和 寒 哩 . N e 小 r f 2 鳴 中 越 H I ' I E 小 T 」 4 -舟 朝 潮 Q 雌 韓 . O e 鬼 才 夜 ? . ? ^ 恵小史 か 9 : ぐ ゥ 4 -1 一軒*AJ^-
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Ⅴ.分析の結果
V-l.相関比,弁別判断適中率
はじめに全体としての今回の解析の精度をみておきたい。 まず,相関比(り)でみてみると離島が0.56で,市内が0.31である.離島で,とりあげた変数が, 全分散の56%を説明しているのはまずまずの成績であろう。それに対して市内では離島の約半分 の精度である。市内においてほ,この分析でとりあげた生徒の基本的生活行動以外の他の複雑な要 因が,彼らの社会的責任感のあり様に関与しているのであろう。従って,市内における生徒に対す る責任感育成はより困難であることを窺わせる。それに対して,離島においてほ,まだ,基本的な 生活行動の形成によって,かなりの程度社会的責任感を育てる可能性が残っている,といえる。 次に弁別判断適中率をみると,市内77%,離島89%と,これも離島の成績がよい。しかし市内 でもこの指標では,ここでの説明変数に対する回答パターンによって,社会的責任感に対し, 「積極 的」であるか, 「態度未表明的」であるかを, 4人のうち3人までほ予測することができるというこ とであるから,悪い成績であるとはいえないであろう。岡 田 猛 〔研究紀要 第34巻〕 137 -2.500 ∬ --0.352 ∬2-0.886 弁別判断適中率: 78帝 図3 社会的責任感の判別グラフ -市内一 -2.498 ^i--0.884 ∬2-0.640 弁別判断適中率: 89多 図4 社会的責任感の判別グラフ -離島一 図3と図4は,それぞれ市内,離島におけるサンプルスコアーの累積パーセントを示したもので あり,図中における分布曲線の重なったところが判断の誤った部分である。 以上,全体としての分析精度を表わす指標として,相関比と弁別判断適中率をみたが,特に相関 比において両地域に差が認められた。 V-2.偏相関係数,レンジ 表3は,とりあげた変数個々の,社会的責任感の判別に対する寄与の度合を偏相関とレンジで,
∞-00005'OOO)寸Cv>CO;完CMC^ CocM諾誌等Tl nヨto等t-HOO -tfv-i苛萱S等oCO CMCM等コ i;i掩1日EEs>: m聞 9 -O S O f -O Z D の I O N U N I O N U T -O Z O O T -e i o 6 -e i o S I の t U z -e i o 9 -∽ l u S I e T U 寸 -S I O s -s t o z -e i o T I S t U O I U ∞U ∽U L I U ¢ T U 謝m 寸U IU H I C I m四 94 9h Sh 頼長Qく沸せQBg 刈りQ*Q封-?りQ併蟹1 7りQ音感-7 り Q b 増 C > 剰 堰 -// // // // ?ォ3旺圏国mll;m-i圏ii盟 蜜 Q 中 ソ 史 り h i : り ′ ノ 4 -4 ^ 淵 I E5」!当用-沖壊1 野 ∬ r 」 -」 * 3 r c 野 v & t m 使 用 -JJ // // // // // 鼻握薄暑-n q:蛸壷.qユー トIn .g埋㌢67台In 席蛍㌣撮1匹Q僻47q量聾i Pq7皿趣鑑査0唖韓 g.JL兎助舟罵皆QQ鮭.食堂69溝感 旺Eia回旺lJf圏vem ll-▲■一■lI▲一■一▲l--一一-II-■-■一Il---一---II----111--■■■一一・II 臣皆溝密0㌢撮 腰間ar=t*Eは廻画-匝皆69㌢御母掴q量壁礎 堪藁Q静 q:助題3.Y-静 l■一-_一l■l一・■一-1■一一-■一-一1-一-I-I--一l■1・l-11--▲l-II一-.■一1---一1----●一▲-掛嘗蛙亜 7TA些亜記 観朴GO展36 轟姓GO霧中 rtE避Q碑。7巾 巾¥)^Q封建即蜂 !展巾e車重・彊最 朝建n氷A4 巾 am> Q lS!-壁 卜tlYr(・ 嘱掴-忘F7監僻gケ掴惑粛健蛍凧宅朝出.S嘱
〔研究紀要 第34巻〕 139 将 鳴 0 . 1 -2 ! 婁 0 0 1 ' 小 r ′ ノ ケ C > 嘩 巾 ¥ * A ユ ☆ % l l : 馳 せ 嘱 基 弄 r J g 東 T の o : # 監 窄 9 6 6 8 : 線 各 伺 基 弄 r J g 令 9 9 * 0 : 3 T 監 窄 A -* y : > 卜 練 直 6 9 ( ㊥ ) 展 皿 圏 圏 i i s は Uョh 伯 i A 亜 7 g : 長 q 恕 栗 ケ 玉 串 J j 足 9 : ニ 壁 田 . ノ 贈 与 伸 す 趣 n 記 J j 足 ? り 伸 す Q 碑 . ? 巾 伸 長 丁 心 碑 . ? ア o り り 4 ) 7 和 f c g f e g B F M a a S M s m 層 問 * K 四 m 凹 s s x m ォ<」」」迅囲」*サ 小 r q : 小 串 酎 副 Q 地 帯 辞魂胆-ポアノ贈与 値 m m 問 招 H E E q : . ノ 1 愈 れ 趣 r l # 皆 Q 僻 4 7 Q 碑 . ? i q : 烏 ) i . ノ 匿 趣 6 } ] 栗 鵜 旺屈KE9圏mmE ・ J T 桝 量 4 r d 追 盛 唐 g ′ # n ^ > ? 3 -Y q l 足 殺 虫 Q 蜜 V M r n s m G r ^ 囲 w s m 圏 E E 小 T 9 : ^ ? 6 4 r ㌢ 郎 麗 唯 ***s廻ER 小r伸す対酎副Q唖韓
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声 王 声 ; 声 兎 ぜ 夜 7 . 7 り ふ 恵 巾 i ・ 2 小畑ぐ Q ケ ]離島,市内の二地域別に示したものである。 前述したように,相関比が離島において高いため,偏相関係数は概して離島において高いが,こ こでは各地域内での変数の相対的な寄与度を比較するために順位を中心にして,レンジとあわせて みていきたい。 いずれの地域においても判別力の高い変数は,母親の年齢,起床から登校までの時間,最後まで やりとげるよう(しつけに対する子どものうけとめ,以下子と略する),母親が口やかましい(千), 等であり,子どもの性別,朝の排便,下校から夕食の間-ひとりで遊ぶ-,下校から夕食の間-チ レビを見る-,下校から夕食の問一家の手伝い-,下校から夕食の間-その他-,親との会話一友 達や遊びのこと-,等はいずれの地域でも判別力が弱い。 相対的に離島において判別力の強い変数は,部屋の掃除を自分で,下校から夕食の間一寝る-, 部屋の整理をするよう(千),おねだりを聞いてくれる,時間にけじめをつけるよう(子に対する 親のしつけ努力,以下親と略する),小遣いの使い方に口出しをする(釈)等であり,逆に,父親の 学歴,テレビ視聴時間,家での勉強時間,正直であるよう(千),時間にけじめをつけるよう(千) 等の変数は,市内での判別力が相対的に高い。 親子の対になった変数では, 「しつけ」についても「親子関係」についても一般に子ども側の判 別力が高いが,逆に親の判別力の高い変数として,離島では「時間にけじめをつけるよう」, 「小遣 いの使い方に口を出す」,市内で「部屋の整理をするよう」がある。 V-3.カテゴリーウェイト 次に,偏相関とレンジからみて,比較的判断力が高いと思われる変数をとりあげ,それらの判別 に対する具体的内容をカテゴリーウェイトでみていきたい。 図5は,市内における判別力上位変数のカテゴリーウェイトを図示したものである。 母親の年齢では, 30歳未満と「いない」が未表明群に強く効いており, 31-35才, 51-55才が 積極群に効いている。成人前の出産や欠損家庭においてほ社会的責任感は育ちにくいのであろう。 テレビ視聴時間では,きれいな傾向が出ていて, 「みない」から視聴時間がふえるにつれて,責 任感が減退していっている。 起床から登校までの時間では, 1時間∼1時間20分を除いてほ,時間が長くなることがむしろ責 任感を減退させている。 家での勉強時間では,少ないことも多いことも社会的責任感に対して消極的に寄与している0 父親の学歴の高さは,その子の社会的責任感の強さに寄与しており,これはきれいな直線的傾向 を措いている。 「正直であるよう(千)」は,社会的責任感との間に直線的な関係は認められず,解釈が困難であ る。 「部屋を整理するよう(釈)」は,そういうしつけをしない場合,子どもは社会的責任に対して積
' . * 卜 者 u 平 野 い い 臣 H M R 川 J t 署 u H 岡 田 猛 〔研究紀要 第34巻〕 141 ア イ テ カ テ ゴ リ ー ウ エイ ト ← 積 極 群 未 表 明群 → レ ンジ 偏 相 関 - 0.5 0.5 ー 母 親 の 午 節 3 0 歳 未 満 3 1 3 5 歳 3 6 4 0 歳 4 1 4 5 歳 4 6 5 0 歳 5 1 55 歳 5 6 歳 以 上 い な い . 8 8 2 - . 7 2 4 - . 0 6 0 . 2 2 0 . 2 1 7 - 1.2 8 1 . 0 0 0 2 7 3 4 ョ 4 .0 1 5 ② . 1 9 2 一 見 ■日 に る チ レ時 ど を 間 見 な い 1 時 間 以 下 2 時 間 以 下 3 時 間 以 下 3 時 間 以 上 - .9 5 7 -- .1 9 7 .0 3 2 .3 9 7 . 1 9 6 ② 1.3 5 4 ⑤ .1 6 3 起 ま 床 で か ら の 登 時 校 間 2 0 分 以 下 2 0 40 分 4 0 60 分 1 時 間∼ 1時 間 2 0分 1 時 間 2 0 分 以 上 .0 0 4 - . 0 6 2 . 2 4 8 - .7 4 3 . 4 5 0 ④ 1.1 9 4 ⑥ .1 5 8 家 勉 強 で 時 の 間 あ ま り し な い l l 時 間 以 下 2 時 間 以 下 3 時 間 以 下 3 時 間 1以 上 .3 7 7 .7 5 9 - .2 1 6 - .0 7 8 .4 4 3 ㊨ .9 7 5 ③ .1 8 2 父 親 の 学 歴 中 学 校 卒 業 高 等 学 校 卒 業 短 期 大 学 卒 業 大 学 ●大学 院 卒 業 .6 9 2 - . 1 1 9 - - 1 6 1 - .2 3 2 ㊨ .9 2 4 ③ .1 9 1 正 る 直 よ で う あ ◎ よ く い う と き ど き い う ほ とん どい わ な い - .2 3 3 .5 3 0 - . 1 9 3 ㊨ .7 6 3 ① . 1 9 7 部 す 監 る を よ 整 う 理 ◎ よ く い う ◆乱 雑 に な って い る とき は い う い わ な い - .0 3 8 二 .0 6 1 1.0 5 9 ㊨ 1.1 2 0 ⑳ .1 3 0 最 り 誓 書 ◎ よ く い う と き ど き い う ほ とん どい わ な い - . 1 9 1 .2 3 6 .6 5 5 ⑳ .8 4 6 ⑦ .1 4 9 -図5 1社会的責任感の弁別(弁別力上位のアイテム)一市内一
母親の年 -51 時間にけ けるよう (M)-b 登校まで 母親の年 SKiiaS -ほとん 下校から 父の仕事 積極群 く 「 -1.0 -0.5 ニー一一二二ニー- 未表明群 0.5 1.0 I I I I I I I I I I I I I I I I 齢 母親のi ■5 5 才- - l B、 日 - 口 の しない -じめ をつ す るよ - あま■りい; 母 親の年齢 くにいわない 一 挙 - 30 葺 最 後までや - 下 の時間 60 80 分 -齢 よ う (M ) - とくにい 勉 強時間 ー 1 抹 日 ■父親 の学歴 - 中学 - 30 - 35 才 ー じめ を け るよ > ■下校か ら夕食の間 (C ) どいわない -夕食 までの間 一家 で友達 と遊■ 最後 までや りとげ る 外 で友達 と遊ぶ ー への知誠 一ほ とん ど - ほ とん どいわな 正直 である ようー(C ) しらない- - ときどきいう 図6 社会的責任感の弁別に寄与する主要なカテゴT) -ウエイト⊥市内一 りとげる わない- 時間以下-よう(C)
い-岡 田 猛 〔研究紀要 第34巻〕 143 極的でなくなっている。 「最後までやりとげるよう(千)」は, 「よくいう」が積極的に, 「ほとんどいわない」が未表明に, これもきれいな直線的傾向がでている。 図6は,上記変数を含めて,特に外的基準に対して効いているカテゴリーを上位からひろい出し たものである。ほとんどのカテゴリーが上述した変数に含まれているが,それ以外に,積極群に効 いているカテゴl)-として,時間にけじめをつけるよう(親)-とくにいわない-,生活水準一下-, 時間にけじめをつけるよう(千)-ほとんどいわない-,下校から夕食の問一外で友達と遊ぶ-,父 の仕事への知識-ほとんどしらない-が,未表明群に効いているカテゴリーとして,最後までやり とげるよう(釈)-とくにいわない-,下校から夕食の間一家で友達と遊ぶ-,が抽出されている。 下校後に友達と遊ぶのでも,それが家でなされるのか,外でなされるかほ,社会的責任感に対して 対照的な弁別をすることが注目される。 次に,同様にカテゴリーウェイトを離島についてみていくことにする。 判別力上位変数をみると,市内とは変数,順位においてかなり異なっている。 (図7参照) 「部屋の掃除を自分で」は,自身の実行程度においてほ「ほい」が積極群, 「あまりしない」が未 表明群, 「ときどきする」がその中間と,直線的傾向を示している。ただ母親の代行が積極群に効い ているのほ解釈困難である。 起床から登校までの時間は,短い方から長い方にかけて積極群から未表明群へわりときれいな傾 向がでている。ここでとりあげたデータでみるかぎり,登校前の時間的余裕という生活における望 ましい傾向は,社会的責任感の強さにそのまま連動してほおらず,逆の関係を示している。 母親の年齢では, 55歳以下では,年齢の高さとその子の社会的責任感は比例関係にある。しか し, 「いない」は積極群に効いているのほ,市内と逆であり,この点データをふやして追跡しなけれ ばならない。母親の成年以前の出産が,特に強く未表明群に効いているのは市内と一貫している傾 向である。 「部屋の整理をするよう」にとの母のしつけに対する子どものうけとめは, 「よくいう」とうけと めている生徒ほど積極群に傾斜している。この変数ではわりと直線的傾向がでている。 「時間にけじめをつけるよう」にとの母親のしつけ努力は,判然とした傾向は示していないが, 大まかにいうと,しつけ努力の強い方が積極群に,弱いまたはしない方が未表明群に効いている傾 向が窺える。 「おねだりを聞く」に対する「ほい」という子どものうけとめが,特に強く積極群に効いている。 偏相関が0.309ときわめて高いけれども,解釈が困難である。 親の子に対する「小遣いへの口出し」傾向では,少ないほど積極群に効いており,きれいな傾向 がでている。この点「母親が口やかましい」とうけとめる子どもほど未表明群に効いている傾向と 共通している。 「最後までやりとげるよう」にとの親のしつけに対する子どものうけとめには,一貫した傾向は
ア イ テ ム カ テ ゴ リ ー ウ エ イ ト ← 積 捷 群 未 表 明群 → レ ン ジ 偏 相 関 - 0.5 0.5 部 自 良 品 分 ′ 除 を で す る と き ど き す る あ ま り し な い お母 さん な ど が す る - .3 5 5 .3 2 8 .9 3 9 - .4 3 8 ⑧ 1.3 7 6 ② .3 6 0 起 ま 未 で か の 墓 時 校 間 2 0 分 以 下 2 0 4 0 分 4 0 6 0 分 1 時 間 ∼ 1 時 間 2 0 分 1 時 間 2 0 分 以 上 .3 5 3 - .2 1 4 .4 1 5 .2 2 4 1 .1 8 9 ② 1.5 4 2 ③ .3 4 2 ▼ 母 親 の 午 齢 8 0 「歳 未 満 3 1 3 5 歳 3 6 4 0 歳 4 1 4 5 歳 4 6 5 0 歳 5 1 5 5 歳 5 6 歳 以 上 い な い 1.7 0 5 - .0 0 2 . 1 0 8 .0 6 3 - .2 5 3 - .4 8 8 3 .1 7 9 - 2.4 8 8 ① 5 .6 6 7 ④ .3 4 1 部 を 足 す の る 整 よ 理 う(C よ く い う と き ど き い う ほ とん ど いわ、な い - .3 7 4 .4 7 4 -6 4 2 ㊨ 1.0 1 5 (D .3 8 3 -時 を 間 つ に け け る じ よ め う(M 自 分 で 守 ら せ る 親 が きめ て 守 らせ る け じめ が な い と き 注 意 と く に い わ な い 自 由 に さ せ る - . 1 2 4 - .5 8 7 .2 4 9 .6 0 6 . 1 7 1 ④ 1 .1 9 3 ㊨ .3 4 1 お を 完 閉 り く(C は い と き に は きい て く れ る Y、 い 戸 - . 8 1 5 .1 6 7 - .0 2 9 ㊨ .9 1 7 ⑦ .3 0 9 小 口 遺 出 へ の h M は い と き に は い い え .5 5 6 - .1 0 3 - . 3 6 1 ⑧ .9 1 7 ㊨ .3 0 9 最 と 後 げ 喜 …(C よ く い う と き ど き い う ほ とん どい わ な い - .3 7 5 .4 7 8 - .1 3 8 ⑳ .8 5 4 ㊨ .3 3 1 下 夕 1 校食 寝 か のる ら間 す る し な い .8 9 0 - .0 8 0 ◎ .9 7 1 ⑳ .2 4 5 母 か 親 ■ま 苦 し や n (C は い ど ち らか とい えば そ うだ い い え .7 2 9 .1 1 0 - .1 8 1 ⑨ .9 1 0 0 .2 3 7
図7 社会的責任感の弁別(弁別力上位のアイテム)一離島-岡 田 猛 母親の年齢 -いない-父の仕事への -ほとんど おねだりを聞 くれる(C) -はい-時間にけじめ 一視が tq ・ 小 -ー q 呈 = 、 1 -・ ト 1 1 ト ド 、 -¶ 〔研究紀要 第34巻〕 145
積極群一 一→ 未表明群
- 1 .0 - 0 .5 0 .5 1 .0 I I I I I I I I I- I
- 5 6 歳 知口 ■■■▼ 二 母 の年 しらない- - 30 歳 登 hまで をつけるよう(M ) - 1時間2 0分J; 部屋の掃隣D きめて- - あま りし; 下校からタi 「 嘩 J るP1■ 母親が口やかま しー - は い 十 部屋の整理をす、るよう M ほ とんどいわない一 時間にけじゃを? けるP⊥ - とくにいわか 、■ -、 小達の使い方耳-口碑 L (R - は い ー 最後までやり■とげる1よ■う - とくにいわない T 図8 社会的責任感の弁別に寄与する重要なカテゴリーウエイト ー鹿島-令 よう(M)でていない。特に「ほとんどいわない」ことが積極群に効いており,この点市内ともことなる。 下校から夕食の間一寝る-では,その肯定者が特に強く未表明群に効いている。 図8は,これまでみてきた判別力上位変数を含めて,全体的にみてウェイトが0.5以上のカテゴ リーを選び出したものである。上記上位変数以外では,積極群に,父の仕事への知識-ほとんどし らない-,未表明群に,最後までやりとげるよう(釈)-とくにいわない-,があがっているだけで ある。積極群に対する寄与度の高いカテゴリーの少なさは,相関比の離島における高さを勘案する と,逆に多くのカテゴリーによる安定的寄与に負うものであろう。
Ⅴ.地域差の検討
Ⅴ-1.偏相関係数 表4ほ,離島と市内におけるアイテムのそれぞれの偏相関を,右欄に示した両地域の偏相関係数 の差の絶対値の大きさの順に示したものである。従って,方向を別にすると,上位のアイテムほど, その社会的責任感に対する判別力に地域差があるということになる。 表4.偏相関係数よりみた地域差一覧表 ア イ 部屋の整理をするよう 部屋の掃除を自分で 小遣いの使い方に口を出す おねだりを聞いてくれる 下校から夕食の間一寝る 戟,一人で起きる 起床から登校までの時間 最後までやりとげるよう 時間にけじめをつけるよう 母親の年齢 父親の学歴 母親が口やかましい 夕食は家族そろって 布とんの仕末を自分で 親との会話一世の中の事 正直であるよう 親との会話一将来の事 最後までやりとげるよう 生活水準 うそをつかないよう ねだられる負ける テ ム 偏相関 (離島) 下校から夕食の間一外で友達と遊ぶ C13-6 小遣いは一定金額 M9 時間にけじめをつけるよう C39 子どものすることに口出しをする M46 小遣いの使い方を干渉 C52 0. 3828*** 0. 3599*** 0. 3094*** 0. 2894*** 0. 2451*** 0. 2543*** 0. 3416*** 0. 3314*** 0. 2646*** 0. 3410*** 0. 0755 0. 2372** 0. 0133 0. 1699* 0. 1139* 0. 1057 0. 1657* 0. 1966* 0. 1597* 0. 1088 0.1327 0. 0301 0. 0877 0. 0295 0. 1463 0. 0748 33 偏相関 (市内) (離島一市内)偏相関の差 0. 0019 0. 0471 0. 0635 0. 0868 0.0297 0. 0579 0. 1575** 0. 1493* 0. 1104 0. 1923*** 0. 1906** 0. 1382* 0. 1122 0. 0738 0. 0220 0. 1966*** 0. 0797 0. 1114 0. 0814 0. 0330 0. 0578 0. 1039 0. 0149 0. 0935 0. 0936 0. 1258* 0. 3808** 0. 3127** 0. 2459** 0. 2025* 0. 2153* 0. 1963* 0. 1841* 0. 1821* 0. 1542* 0. 1486* -.1150 0. 0989 -.0989 0. 0960 0.0919 -.0909 0. 0859 0. 0852 0. 0783 0. 0758 0. 0749 -.0738 0.0727 -.0639 0. 0527 -.0510 r H c v j c o ^ t < m < 」 > i > - o o a > O r H e < i c O ' < t f L o t o c - o o a > H W c O " * I O ォ O T H r H r -( T -サ T -4 r -4 C a C v i C M C v J O a C S I C > J岡 田 猛 〔研究紀要 第34巻〕 147 表4. (つづき) ア イ テ ム ∫ I.t叫 ㌧ \ ー んー皇r童ト ▲■ト.王︻ 下校から夕食の間-ひとりで遊ぶ C13-2 勉強の始め,終りの時刻をきめている C8 下校から夕食の間一家で勉強 C13-1 部星の整理をするよう M35 親との会話一友達や遊びの事 C20-2 下校から夕食の間一本を読む C13-4 下校から夕食の間-その他の事 C13-10 下校から夕食の間一塾やけいこごとに行く C13-9 -日にテレビを見る時間 C16 親との会話一勉強の事 C20-3 下校から夕食の間一家の手伝い C13-8 家での勉強時間 C17 出生順位 F14 下校から夕食の間一家で友達と遊ぶ C13-5 親との会話一学校でのでき事 C20-1 子どもの夕食の時刻をきめている M7 他の兄弟に比べてとくにしかる C43 父の仕事への知識 C21 朝の排便 C4 とくにこの子どもをしかる M43 子どもの性別 F3 下校から夕食の間-テレビを見る C13-3 子どもの回答 親(母)の回答 フェイス・シ-I 偏相関 (離島) 0.0075 0. 0301 0.1000 0. 1742* 0. 0617 0. 0389 0. 0513 0. 1114 0. 1952* 0.0685 0.0528 0. 1601* 0. 0642 0. 0425 0. 1278 0.1576 0.1161 0.1039 0. 0392 0. 0805 0. 0108 0. 0385 三・'f 喜美等 (離島一市内)偏相関の差 0. 0559 0. 0770 0. 0560 0. 1303* 0. 0213 0.0765 0.0171 0. 1446* 0. 1630** 0.0963 0. 0304 0. 1824** 0.0836 0. 0581 0. 1139 0. 1454* 0. 1044 0. 0931
紺
相関比: 0.56 相関比: 0.31 弁別判断適中率: 弁別判断適中率: 11% -. 0483 -. 0468 0. 0439 0. 0439 0. 0404 -.0376 0. 0341 -.0331 0. 0321 -.0278 0. 0223 -.0222 0. 0194 -.0156 0. 0139 0.0122 0. 0177 0.0107 -.0103 -.0095 0. 0089 0.0078 ***-p<0. 001 **-p<0. 01 *- p<0.05 離島,市内の欄についている有意性表示は,真の偏相関がゼロであるという帰無仮説をtテスト を用いて検定したものである。右欄の両地域の差における有意性表示は,両地域の偏相関係数をZ′ 変換し,それを臨界比(critical ratio)で検定したものである。いずれも,実測値ではなく,数量化 された数値に対して施した検定であるので,その点,掛酌して読まなければならない。 部屋の整理をするよう(千),部屋の掃除を自分で,の2変数では,偏相関の差が0.3以上で極め て大きく,小遣いの使い方に口を出す(釈),おねだりを聞いてくれる,下校から夕食の間一寝る-, の各変数で差が0.2以上と大きい。さらに,朝一人でおきる,起床から登校までの時間,最後まで やりとげるよう(千),時間にけじめをつけるよう(釈),母親の年齢,父親の学歴,の各変数でも その差が0.1以上とこれまた無視できない差がある。これらの変数の差の方向は,父親の学歴を除 いてほいずれも離島における判別力が大である。 親のしつけ努力や,親のしつけの子のうけとめ,生徒の生活リズムに関する,操作可能な変数の 偏相関が離島において大きいことは,図2でみた現状における社会的責任感の較差を回復する可能 性の高さを示唆するものとうけとってよいだろう。ア イ テ ム ■カ ■テ lJ ゴ u - ウ エ イ ト ( 離 島 ■) ← 積 極 ●群 未 表 明 群 → ウ エ イ ト ( 市 内 ) - 0 . 5 0 .5 母 親 の 午 齢 8 0 歳 末 ■ 満 3 1 年 歳 ▼3 6 4 0 、 歳 4 1 ′ 4 5 歳 4 6 γ 5 0 I 歳 5 1 5 5 歳 5 6 ■歳 以 ■■ 上 い な い 1 ●7 ¢ 5 - . 0 0 2 . 1 0 8 ( . 0 6 3 - . 2 5 3 ⊥ . 4 8 8 3 .1 7 9 ⊥ 2 .4 8 8 . 8 8 2 - . 7 2 4 - . 0 6 0 . 2 2 0 . 2 1 7 - 1 .2 8 1 . 0 0 1 2 .7 3 4 ●- ● -起 朱 か ら 登 校 t ま で の 時 間 2 0 ■分 以 下 2 0 4 0 分 4 0 6 0 分 6 0 「 8 0 分 8 0 ▲分 以 上 一 .3 5 3 - .2 1 4 . 4 1 5 . 2 2 4 1 .1 8 9 . 0 0 4 . 0 6 2 . 2 4 8 - . 7 4 3 . 4 5 0 チ レ ビ ◆ ● 祝 ■ 聴 ■ 時 ∴ 間 見 な い 1 時 間 以 下 2 時 間 以 l下 ーl 3 時 廟 以 下 3 時 間 以 上 . 2 9 4 - . 4 6 2 . 1 0 2 . 1 0 3 - ○2 6 3 - . 9 5 7 「 . 1 9 7 ∴. 0 3 2 . 3 9 7 . 1 9 6 他 比 ∴の ■ペ ∴■ 兄 ■て 弟 牝 に る ( C ) は い ど ち ら か と い え ば I い い ー ■え - . 2 2 7 - . 1 2 0 . 0 8 5 . 2 6 3 . 1 9 6 「 . 1 3 9 母 口 や - ■ 親 窒 ;: L が V (C は い ど ち ら か と い え ば い い Jt .7 2 9 . 1 1 0 一 〇l 革 1■、 - . 3 6 1 - . 0 0 7 . 2 4 3
一
-ね 負 ∴ ど £ け 丁る■ と ■る (M ) は い ど ち ら■か と い え ば い い え .2 8 7 二0 8 1 - .0 9 ! 「 . 1 3 8 † .0 1 0 . 0 8 8 図9 カチゴ1) -への反応パターソにおいて地域差の認められる要因岡 田 猛. 〔研究紀要 第34巻〕 149 Ⅴ-2.カテゴリーウェイト 次にカテゴl)-におけるウェイトの出現パターンにおいて,比較的に地域差の認められる変数を みておきたい。 (図9参照) 母親の年齢では,傾向において一貫した対照性は認められないが, 56歳以上における両地域の違 いが特著である。この点,前述したようにサンプルをふやして追跡する必要がある。 一起床から登校までの時間は,離島ではきれいな直線的傾向が認められるのに対して,市内では, 60-80分のみが積極群に効いていて,直線的傾向にない。 テレビ視聴時間では,離島の「1時間以下」を除けば,全体として逆の傾向がみられる。 他の兄弟にくらべてしかる(千)以下3変数では,両地域とも傾向としてそれぞれはっきりでて いて,しかもその傾向が対照的な関係にあるところに特徴がある。社会的責任感を育てる際に,同 じ項目について,両地域では全く逆の対応が要請されるということで興味深い。 ⅤⅠ.お わ り に 今回の生徒の非行をはじめとする問題状況に深いかかわりがあるとみられる社会的責任感につい て,中学1年生の親子を対象にして,林の数量化理論第ⅠⅠ類により分析し,社会的責任に対する 「積極群」と態度「未表明群」の弁別に対する説明変数の効果を鹿児島市と離島の2地域別にみて, 地域差を検討してきた。 とりあげた説明変数による全体として判別力は離島において高く,市内にくらべて積極性に劣る 離島生徒の責任感育成の可能性が示唆された。 この点,個々の説明変数の偏相関が市内よりも離島において大きい変数に,しつけをめぐる親子 の認識に関する変数や,生活リズムに関する変数といった比較的に操作可能なものが含まれている ことは注目されてよいであろう。 弁別判断適中率も両地域ともかなりの精度を得ている。 全体として,分析結果の記述にとどまって,社会的責任感を育成するという観点から考察を深め る余裕はなかった。この点はしかし,いちいち説明するまでもなく,用いた図や表を見ることに よってはっきりしてくる事柄も多い,と思う。 例えば,変数のカテゴl)-ウェイトをみることによって,未表明群に効いているカテゴl)-から, 積極群に効いているカテゴリーへ,しつけや,生活習慣,生活リズム内容の重点を移すことによっ て,社会的責任感を高めることが考えられてよいであろう。 ただその場合,鹿児島市と離島では画一的であってほならないことは,今回の分析結果から明白 である。図9でみたように,他の兄弟に比べて叱る(千),母親が口やかましい(千),ねだられる と負ける(M)といった項目にいたっては,両地域では全く逆の対応が要請されるのである。責任 感の育成についても,それぞれの地域の実態に応じたしつけや教育がなされなければならないので ある。
しかしいずれにしても,解析結果は,それぞれの地域についてのフィールドワークにもとずく理 解や,なによりも,当該地域生活者による追体験的理解によって血肉化されなければならないだろ う。このことなしの画一的実践化が危険であることはいうまでもない。 (附記)本研究は「鹿児島子ども研究センター」の共同研究の成果の一環であるが,文責は筆者 のみが負うものである。データの解析には鹿児島大学電子計算機室にお世話になった。共同研究者 に対してと同時に,記して感謝の意を表したい。 なお本論文の概要は,日本体育学会第33回大会(1982. 10. 15-17 於東京大学教養学部)にお いて発表した。 狂 1)飽戸弘, 「数量化理論一社会行動研究における適用の効用と限界について-」,社会心理学会編,年報社会心理 学第5号1964, p.89. 同上,社会調査入門,日経新書1971, p.40, pp.132-134. 2) NHK放送世論調査所編,現代日本の意識構造,日本放送出版協会1977, pp.158-159. 3)大平勝馬, 「責任意識とその発達」,教育心理Vol.14-ll,日本文化科学社1966, p.9, 4)岡田猛, 「社会的責任感を規定する要因の検討」,鹿児島子ども研究センタ-研究報告No.1, 1982, pp.45-57. 5)鹿児島子ども研究セソタ-,鹿児島の子どもと親の生活と意識調査報告書(第1次), 1981 同上,鹿児島の子どもと親の生活と意識調査報告書(農村・離島編), 1982. 6)総理府青少年対策本部,いまの青年・いまの大人一青少年の社会性と個人性に関する研究調査報告書-,大蔵 省印刷局1981, pp.114-118. 7)同上,青少年のルール観,大蔵省印刷局1975, p.l. 8)林知己夫,数量化の方法,東洋経済新報社, 1972,デ-タ解析の考え方,東洋経済新報社, 1977,参照。 9)山形県教育セソタ-, 「中・高校生の問題行動に関する研究」報告書, 1982. なお引用は, 「内外教育」 1982年9月3日付のpp.14-17よりおこなった。 10)青田他編,現代青年の意識構造,日本放送出版協会1979, pp.115-120, pp.165-173. ll)ラルフ・リソトソ(清水・犬養訳),文化人棋学入門,創元新社1966, p.100.