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JAIST Repository: 研究人材の国際的移動の論文生産への影響 : 著者略歴に基づく定量的分析の試み(メトリクス)

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(1)

Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 研究人材の国際的移動の論文生産への影響 : 著者略歴 に基づく定量的分析の試み(メトリクス) Author(s) 山下, 泰弘; 上野, 泉; 富澤, 宏之; 近藤, 正幸 Citation 年次学術大会講演要旨集, 21: 1084-1087 Issue Date 2006-10-21 Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6525

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

移動の論文生産への 影響

に 基づく定量的分析の 試み一 0 山下泰弘 ( 文科 省 。 科学技術政策研 ノ 山形大 ) , 上野 泉 ,富澤宏之 ( 文科 省 。 科学技術政策研 ) , 近藤正幸 ( 文科 省 。 科学技術政策研Ⅰ 横 国人 ) A 。 はじめに

本研究は、 工学系分野における 研究人材の国際移動と 各国の論文生産の 関係を、 論文に記載された 著者略歴

基づき比較分析する。 まず、 主要国における 状況を概観した 上で、 特に日本にとって 重要な科学技術大国で

あ る米国と中国について 個別に分析を 行 う 。 これらの分析を 通じて、 研究人材の国際移動の 影響を定量的に 把 握 するとともに、 著者略歴に基づく 分析手法の有用性を 検証する " 論文著者の略歴に 基づく計量分析の 先行研究は非常に 少な L 、 が 。 例外的に中国でほ 略歴が掲載されているため、 中国国内諾 は ついてはいく っ かの分析が試みられている 外を対象とした 研究としては、 鰯 ぇ ㎏はデータベースを 用いた世界の

高波引用研究者の 国際移動状況の

らとは異なるデータソース ( ハイ インパクトな 国際 誌 ) を用いて研究人材の 国際移動の把握を 試みる。 分析方法 本 文話のうち、 各分野にお ける 額皿 S 鰍 C 睦 O 蛆 S O 皿 離している。 本研究で 著者略歴はフリーフオーマットであ り " その記載内容 は 著者ごとに大幅に 異なる。 多くの研究者が 出生国を 記していないこと。 発展途上国の 研究者についてほ 幼少時に先進国に 移民するケースがあ り得ることを 考慮し て 。 学士号取得国を 出身国とみなし、 不明な場合には 出生国を出身国とした " 出身不明者については、 五で公開されている を 調査することにより 補完した。 本研究では 1992 。 @@@ 土 牢 02 時点についての 全論文 ( 包括分析デ

-

タ ) と、 2 年 までの期間に 日本及び中国の 研究 により発表された 論文 ( 詳細分析データ。 屯 A のみを対象とする ) の 2 表 1 包括分析データの 内訳 種類のデ

-

タを用し つ @ それぞれのデータの 概要 は 表 1 、 表 2 の通りであ る。 表 2 詳細分析データの 内訳

(3)

宅 @ @ もの 中 L@ 努 m@w@T ぬ 久 @ % ぬ ・・ ,@ フ 竜 蕃の所属 養 蝸の所在国別訴文 敬ン = ア

う屈

豊岡

昔者のお 舟 国別論文致 シ = ア 在 ﹂ ﹂ 8. 分析結果

3% 著者の所属機関所在国と 出身国別論文数

本節では所属機関の 所在国と出身国の

両面から見た 論文 数について、 主要国の特徴を 分析する。 穏

(

矢印の終点

) について、

研究者の所属

文教シェア ( 横軸 ) と出身国別論文教 シ エ ア ( 縦軸。 出身国不明を 除、 出 ) を プロットしたも のであ る。 図には 工 99% または 年にいずれかのシェア が

5%

を超える国のみ 示してあ る。 内側の図 は 。 米国を除 いた部分を拡大したものであ る。 矢印の始

の対角線の下にあ れば、

それは

1991

年は て 、 当該国の機関に 所属する研究者による 論文生産が。 当

該国出身の研究者による

論文生産よりも 相対的に多いこと を意味し 、 従って当該国が 相対的に多くの 外国

活用していることを 意味する。 一方、

が対角線の ヒ に位置する場合は 、 逆に

に当該国出身研究者が

外国機関で生産する 論文教が相対的 に 多いことを意味する。 米国は、 いずれの学術 話 においても、 所属機関の所在国 別論文教、 出身国別論文教とも 極めて大きなシェアを 占め 年間で大幅に 低下している ( 図 Ma) ∼ 妃 )) 。 矢印 は 常に対角線の 下に位置していることか

ら、 外国出身の研究者による

米国機関の論文生産への 寄与 が 相対的に大きいことがわ 力、 る 。 特に 。 て ほ体

国 出身者による 論文生産のウェイトが

いる。 において。 外国居住者のみでほ も論文生産を 行う形態へのシフ トを示している。 しかし相変わらず 外国居住研究者の 論文 生産が多く。 今後彼らを活用することができれ ば 中国の研 究活力がさらに 増大することは 疑いない。 インドの機関に 所属する 研 年 ともほとんどない。 イン ドの 優秀な研究者は 外国に移住して 研究を実施する 場合が

のと考えられる。

年にほ韓国出身の 研究者が全員外国から も @ し日嗣 三 きふ 文を発表していたが、

線上に乗る形で

論文生産性を 大幅にを

韓国出身研究者

のほとんどが 韓国機関から 論文を発表するようになったこ とによる。 2 年にはカナダ 出身者が中 心となって論文生産を 行っていたが、 2 ㎝年には覚国出身

者を活用する 方向に大幅にシフトしてし

概してアジア 諸国ほ。 自国出身者による 国内 文生産 か 外国居住での 論文生産の形態をとって 人の積極的活用を 行っているのは 米国以外では 一 1085 一

(4)

ける フランス、 カナダなど欧米諸国であ る。 今後アジア域内での 研究者の本 互 活用に よ る知識生産を 推進する だ 。 要があ ろう。

日米の研究機関から 発表される論文の

著者出身国の 内訳

求 "" 憶 "" 蕃零 'T"" " 文 """" 身 国別 "@ 台

米国の機関から 発表さ

は、 どの分野においても

その多くは生粋の 米国人によるものではな

く、 外国出身の研究者の 寄与が大き われている。 本節でほ。 直米の研究 弘文がどの国出身の 研究者によって 発表さ ているか分析し " 両国の論文生産構造の 違 いを 明らかにする。 著者の所属機関 別 論文致シェアを 米国ほいずれの 学術 誌 においても 琳と 大きなシェアを 占めている ∼

(c)

の甲矢の円バラフ 几 しかしな 内訳を著者の 出身国別に見る 月 - 身の研究者の 寄与が極めて 多く 、 T 。 騰 A の 2 誌でぽ 拓を超えている ( 図 端の帯グラフ ) 。 も においても外国出 同数の論文を 発表している。 内訳を見るとインド、 中国出 身 者が最も多く、 3 話 とも米国の機関から 発表される論文の % 前後に寄与している。 特に前節の分析から 明らかになったように。 ほとんどが外国に 居住して研究を 行 る インド人を多数受け 入れている 影 ヨ 本の俺 関 の 零零 l こ よる '"" 著者 """ 別劃 " 著者の所属機関 別 論文教 シェアでは 3 ∼ 7 位とやや低迷している。 著者の出身国別で 見ると、 ほとんど論文が

日本出身者によって 生産さ

の 帯グラフ

)"

近隣のアジア 突入射 が 。 日本ではなく ア メリカで研究を 行っている状況がデータ ら 示されたと言えよ 二フ 0 3 ぷ 中国の研究者の 研究経験年数

亀 」の寄与

中国の論文生産への 帰国研究者

( 「海亀」 ) の 寄与については、 日本の倍以上の 比率を 占めていることをすでに 報告した では、

さらに踏み込んで 研究経験年数の

観点から日中両国の 研究人材構成を 分析し、 中国の「海亀」 えた影響を考察する。 ここでは、 中国の機関から 発表さ 2 誌を対象とした。 1 年間の国別での 投稿者数 は非削

(5)

投稿者を対象とし、

5

年時点における 研究経験年数を 集計した。 学士号取得後

なし、 それが不明な 場合には

歳 で大学を卒業するとみなして 年

@ こ 基づくビブリオ メ を 可能にした。

lazi-@ 時

著者の略歴を 含む雑誌は

意性 。 必然的に小サン

""l"""" 。 。 とによる統計的な 信 , ffl06-40S? 回ゴ 里雙ち 』 とは否定できない。 特 に 包括分析については 各国の論文 白茶 年 大きく変動していることを 考慮して。 正

確な分析のためにほ 最低

ほ ついて計測する 必要があ ろう。 したがっ て 、 本研究の結果のみからそ 図

3.

中国の研究者の 研究経験年数

全体。

るいは広く工学分野の 傾向を断定

することはできない。 しかしながら。 分析 対象とした雑誌はいずれもそれぞれの 分 野のトップジャーナルであ ることから、 そ れぞれの分野の 傾向をあ る程度代表しているものと 思われる。

参考文献

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鰯 上野 泉 、 山下泰弘、 富澤宏之。 近藤正幸。

@

国 における科学技術活動と 日中共著関係 コ 調査 料 No.123 、 2006 年 3 月

参照

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