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今いる奇跡

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Academic year: 2021

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第3学年○組道徳学習指導案 指導者 ○○ ○○ 主 題 「今いる奇跡」(資料名「あなたはすごい力で生まれてきた」3-(1)生命尊重 ) 指導観 ○ 本主題のねらいは、自分が生きていることのすばらしさを感じ、自己の生命を大切にしていこうとする心 情を育てるものである。本主題は、3-(1)の内容である。 生命は、生物として存在するための根本のことであり、活動の原動力となるものである。それは、身体的 側面だけではなく、人間としての生き方を支える精神的関係的な側面をも含む。人は、日常生活の中では、 生命について深く考えることはあまりない。しかし、自己の生命が、永い歴史を経て、数え切れないほどの 偶然があって存在し、奇跡に近い確率で誕生したこと(偶然性)など、生命への理解が深まると、生命の尊 さやすばらしさを感じ、生命尊重への意識が芽生えてくる。また、生命あるものと直接触れ合ったりするよ うな体験など、生命のぬくもりを実感したとき、かけがえのない自他の生命の重さを感じ、自己の生命のす ばらしさに気付く。自分が今ここにいることの不思議さを感じることは、生きているすばらしさを感じ、自 己の生命を大切にしていこうとすることにもつながる。 本主題の具体的な内容としては、①出産のエピソードから人間が誕生するときの力強さや生命のすばらし さを実感すること、②科学的事実より、生命が誕生するときの不思議さや神秘さを深く考え、今生きている ことの有り難さを感じることができること、③生命の偶然性をもとに、自分もまたかつてそのように誕生し てきた存在であることを想起することなどである。 本主題に関しては、小学校高学年で、生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重す ることを学習してきた。それらを受け、第1学年で人間の生命のみならず身近な動物をはじめ生きとし生け るものの生命の尊厳について学習した。第2学年では、生きていることの有り難さに深く思いを寄せ、生命 あるものは互いに支え合って生き、自分が生かされている存在であることを学習した。第3学年で、自己の 生命の尊さを実感し、かけがえのない生命を尊重する態度を身につけさせることは、高等学校での社会の一 員としての自己の生き方を探求する学習へと発展していくものである。 ○ 本学級の生徒は、家庭科保育領域の学習において、乳幼児とその母親を中学校に招き、乳幼児との触れ合 い体験を経験している。生徒は、乳幼児の泣き声と元気のよさに戸惑い、「なぜ乳幼児はこのように元気なの だろう」という驚きや気掛かりをもっている。また、乳幼児の重みや肌のやわらかさなど、生命のぬくもり に感動し、「大切にかかわらないといけない」という生命尊重への意識が芽生えている。しかし、自分もかつ ては触れ合った乳幼児のように、生きるエネルギーのかたまりとして活動していたことまで思いが至ってお らず、自己の生命のすばらしさを実感しているとは言い難い。 これらは、生命あるものと直接触れ合ったことから、生命の尊さについて意識が芽生え始めたものの、自 己の生命の尊さについて深く考えることが十分にできていないからだと考える。また、生命への深い理解が 十分ではなく、自分が今生きていることに対してすばらしさを感じる生徒が少ないためだと考える。 そこで、生命が誕生する神秘さや、今生きていることがいかに偉大で尊いことかを感受性豊かに受け止め ることができるこの期に、本主題を取り上げる。そして、自己の生命が奇跡に近い確率で誕生し、自分が力 強い生命力をもって生まれてきたことをとらえさせたい。このことは、自分が生きていることのすばらしさ を感じ、自己の生命を大切にしていこうとする生徒を育てる上でも意義深いと考える。 ○ 本主題の指導にあたっては、乳幼児との触れ合い体験を生かした展開を図った単元(単元名「生命の大切 さを実感しよう」)における取組の一環として、生命をとらえる視点を広げ、自己の生命の大切さを実感し、 限りある生命だからこそ輝かせていこうとする態度を育てたい。本主題においては、生徒に生命の大切さを 実感させるために、家庭科の時間に行われた乳幼児との触れ合い体験と、道徳の時間との関連を図っている。 具体的には、2度家庭科において実施される乳幼児との触れ合い体験において、生徒が感じた疑問や気掛か りを解決させたり、道徳的価値に対しての内面的自覚をさせたり、新たな心構えを築かせたりすることを道徳 の時間にねらう。そのために、乳幼児との触れ合い体験で生徒が抱く感想を分析し、道徳の時間の主題構成を

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配列する。本時では、家庭科の時間に行った、生徒に課題意識を持たせるための乳幼児との触れ合い体験①を 生かし、生命の偶然性から自己の生命を大切にしたいという心情を育てたい(「生命尊重」[3-(1)])。 単元の構成と計画 意識の流れ 道徳の時間 家庭科の時間 家庭・地域関係 ・赤ちゃんってかわいいな。 ・なつかしいな。 ・幼児について調べたい。 ・そういえば、自分も小さい頃は ずっと遊んでいたな。 ・子どもと何をして遊んだらいい のだろう。 ・泣かれたらいやだな。 ・子どもと遊ぶのは不安だけど楽 しみだな。 乳幼児検診の様子を見る 1 わたしたちの成長と家族と 地域 (1) 幼いころってどんなだっ たろう (2) 幼児の生活と遊びを知ろ う ・幼児の1日の生活 ・遊びの重要性 ・子どもと遊ぶためにはおもちゃ が必要だ。 ・生命が生まれるってすごいな。 ・自分もこうやってがんばって生ま れてきたからすごいな。 ・今度の保育園訪問では大切な生命 なのだからもっとかかわれるよ うに、乳幼児の発達を調べよう。 ・人間の生命が誕生する神秘に触 れ、今自分が生きていることの 不思議さを感じ、今ある自己の 生命の尊さを感じる。 ・乳幼児の年齢に、ふさわしいおも ちゃを作って保育園へ持って行 こう。 (3) 幼児の心身の発達を知ろ う ・体の発達 ・生理機能 ・おもちゃで子どもが喜んでくれる といいな。 ・心、情緒、ことば、社会性の発達 ・おもちゃは発達を助ける物だな。 ・赤ちゃんが飲み込まないように丁 寧に縫おう。 ・子どもが泣いても見守ろう。 ・基本的生活習慣の発達 2 幼児とのふれあい (1) 幼児が楽しく生活できる ために ・保育園訪問が楽しみだな。 ・次は楽しく子どもたちと遊ぼう。 ・おもちゃの意味 ・おもちゃ製作 ・おもちゃで遊んでうれしかった。 ・やっぱり子どもってかわいいな。 (2) 幼児とのかかわり方を工 夫しよう ・保育園の頃がなつかしいな。 ・自分もああだったんだな。 ・自分も小さい頃は、親がくるのを 保育園で待っていたな。 ・自分も、家族に大切にされて成長 してきたな。 3 子どもにとっての家族を 考えよう ・そういえば小さい頃は家族に甘え ていたな。 ・今の自分は家でどのように過ごし ているかな。 ・自分が家族にとってかけがえ のない子どもとして育てられ てきたことを理解し、家族の 深い愛情にこたえていこうと ・家族との信頼関係 4 中学生にとっての家族を 考えよう ・家族のコミュニケーション する判断力を育てる。 ・家族の気持ちの理解 ・もうすぐ入試だけれど、家族と話 していなかった。 ・いつかは、家族も自分の前からい なくなってしまうんだな。 ・家族に感謝して大切に生きよう。 ・自分もいつかは死んでしまうのな ら、しっかり生き抜きたい。 ・生命を大切にするって、生きがい をもって生き抜くことだ。 ・現在の、自分の生き方を見つめ 直し、限りある生命だからこそ よりよく生きていきたいとい う態度を育てる。 訪問する保育園 の1日をおった ビデオの視聴 協力していただ く地域の保育園 3-(1)生命尊重 主題名「輝かせる生命」 資料名「命を見つめて」 4-(6)家族愛 主題名「つながる生命と愛情」 資料名「愛してるよカズ」 乳幼児との触れ合い体験② 「保育園を訪問して乳幼児と遊ぼう」 「道徳だより」の 発行 3-(1)生命尊重 主題名「今いる奇跡」 資料名「あなたはすごい力で 生まれてきた」 乳幼児との触れ合い体験① 「乳幼児を中学校に招いて遊ぼう」 地域から GT(乳 幼児と母親) 地域から GT(助 産師) 「道徳だより」の 発行 「道徳だより」の 発行

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・家族との関係を見直そう。 ・当たり前すぎて、家族の存在を忘 れていた。 ・子どもを育てる役割 主題のねらい 1 乳幼児との触れ合い体験を生かした道徳の時間を展開し、資料「あなたはすごい力で生まれてきた」「愛し てるよカズ」「命を見つめて」を通して、生命を偶然性、連続性、有限性の視点からとらえ、与えられ支えら れている自己の生命を感じ、限りあるからこそ自己の生命を輝かせていこうとする態度を育てる。 2 流れ図やビデオ等視聴できる具体物によって乳幼児との触れ合い体験を想起したり、自己の成長と家族と のかかわりから自我関与しやすくするために保育体験ノートや家庭科学習ノートを活用したりする工夫を通 して、乳幼児との触れ合い体験を生かし、生命の大切さを実感させる。 主題の計画(全3時間) 第1次 第2次 第3次 家庭科 道徳の時間Ⅰ(本時) 家庭科 道徳の時間Ⅱ 道徳の時間Ⅲ 中 学 校 に 幼 児 を 招 い て 触 れ 合 い 体 験 をする。 主題名 「今いる奇跡」 資料名 「あなたはすごい力でうまれ てきた」(日本文教出版) 保育園を訪 問し、乳幼 児との触れ 合い体験を 行う。 主題名 「つながる生命と愛情」 資料名 「愛してるよカズ」 主題名 「輝かせる生命」 資料名 「命を見つめて」 本 時 平成○○年 ○月 ○日(○)第○校時 第3学年○組教室にて 本時の目標 1 資料「あなたはすごい力で生まれてきた」を通して、人間の生命が誕生する神秘に触れ、今自分が生きて いることの不思議さを感じ、今ある自己の生命を大切にしていこうとする心情を育てる。 2 GT の話を聞いたり、学習プリントに自分の考えを書いたりする活動を通して、自分のもっている生命のと らえを知り、生命の大切さを実感させる。 本時指導の考え方 本主題の指導にあたっては、自分が生きていることのすばらしさを感じ、自己の生命を大切にしていこうと する心情を育てたい。 そのために、導入段階では、乳幼児との触れ合い体験①のビデオや流れ図を提示して、感想を話し合い、乳 幼児の姿から生命の息吹に感動し、泣き声に戸惑いながらも、乳幼児を大切にしたいと感じたことを想起させ、 「なぜ生命が大切なのだろうか」という課題意識をもたせる。そのために、触れ合い体験①の感想を、戸惑い と感動に分類した流れ図を活用する。さらに、展開前段では、資料「あなたはすごい力で生まれてきた」を読 み、感動的に活用し、生命尊重への価値を追求把握させる。そのために、資料ですごいと感じたところとその 理由を考えさせ、自分の考えを表出させる。その際、赤ちゃんの生きていこうとする力強さや生命に備わった 力のすばらしさを感じ取らせるために、感動場面とその理由を記述する道徳学習プリントを活用する。そして、 大集団で話し合わせ、自分の考えと友達の考えの差異から、考えの拡充を図る。次に、「出産のことを伝えるこ とで、筆者は何を伝えたかったのだろうか」という疑問を解決するために、筆者の伝えたかった生命のメッセ ージを追求させる。展開後段では、自分の幼少期を想起することによって、自分も資料の赤ちゃんのように生 命力をもって誕生したことに気付かせる。そのために、家庭科の学習において、自分の誕生の思い出を記入し た家庭科ノートや保育体験ノートを活用する。終末段階では、生命の偶然性をとらえ、自己の生命を大切にし ていこうという心情を高めたい。そのために、GT(助産師)から、胎児の成長や出産までのプロセスなど生命 の偶然性に関する話をしていただき、自己の生命のすばらしさを実感させる。 準 備 教師:資料の流れ図、乳幼児との触れ合い体験の写真・ビデオ、挿絵、乳幼児との触れ合い体験の流れ図 生徒:学習プリント、資料「あなたはすごい力で生まれてきた」、『心のノート』、保育体験ノート、家庭科学 習ノート

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学習指導の過程 活動と内容 生徒の思考の流れ 1 乳幼児との触れ合い体験を想起し、本主題での学習課題につい て話し合う。 (1) 乳幼児との触れ合い体験①の VTR を視聴し、体験で感じたこと を発表する。 (2) 学習のめあてをつかむ。 ※ 触れ合い体験で感じたことを想起させるために、触れ合い体験 の VTR と保育体験ノートを提示する。 2 資料「あなたはすごい力で生まれてきた」をもとに、筆者の伝 えたかったことを考え、生命の大切さについて話し合う。 (1) 資料の中から、「すごい」と感じる箇所とその理由について話 し合う。 ○ 母親と赤ちゃんのがんばりで生命が誕生することをとらえる こと ○ 乳幼児は小さくて、こわれそうで 抱くのがこわかったな。 ○ あたたかくて、かわいかった。 ○ 泣いてしまうので、緊張したな。 ○ 赤ちゃんから、生命の大切さを感 じていたのかもしれないな。 ○ どうして赤ちゃんから生命の力 強さを感じたのだろうか。 ○ 出産は、母親だけが苦しいのかと 思っていたけれど、子どもも命がけ でがんばって生まれてくるのだな。 ○ 生命が誕生することがとてもす ごいことだと思う。 ○ 赤ちゃんは、小さくて何もできな いと思っていたけれど、違うな。 <すごいと思ったところ> 生命の危機 生命誕生の仕組み ・赤ちゃんも命がけだった ・陣痛の痛さ ・「いきみ」の現象 ・赤ちゃんの力に呼応し母体が赤 ちゃんを押しだそうとしている 生命の不思議 生きようとする生命力 ・出産のリズム ・生まれたての赤ちゃんが間違わ ずにおっぱいを飲もうとする ※ 資料「あなたはすごい力で生まれてきた」を読み、感動場面や その理由について発表させる。 ※ 母親と赤ちゃんのがんばりに気付かせるために、感動場面を母 親と赤ちゃんに分けて板書する。 (2) 筆者が本当に伝えたかったメッセージについて話し合う。 ○ 自分が強い生命力をもって生まれてきたことを自信にかえて、 しっかり生きてほしいという生命のメッセージに気付くこと ※ 生命誕生の神秘性から、自己の生命のすばらしさに気付かせ、 全体交流させる。 3 把握した価値に照らし合わせ、自己の生命を見つめ直す。 ○ 自分もすごい力をもって母親と一緒に出産を乗り越えてきた ことに気付くこと ○ 生命誕生の仕組みは、不思議で尊 いな。 ○ 触れ合い体験の赤ちゃんも、こん なすごい力をもっているのだな。 ○ 赤ちゃんはすごいな。 ○ 生まれてきたこと自体がすごい ことのような気がする。 ○ 赤ちゃんは「生きたい」と思って 生まれてくるのだな。 ○ 人間の生命力は、とても強いのだ な。 ○ 筆者が伝えたかったこととは何 だろうか。 ○ 生まれてきたということは、それ だけですごいことなのだな。 ○ 自分も覚えていないけれど、がん ばって生まれてきたのだな。 ○ 自分も命がけで生まれてきたと いうことは、とても強い力を持って ※ 資料の赤ちゃんは、かつての自分の姿であることに気付かせる ために、自分の成長記録を書いた保育体験ノートを見直させる。 4 自己の生命とこれからの生き方について、自分の考えをまとめ る。 (1) GTの話を聞き、生命誕生のすばらしさについて話し合う。 ○ 生命が誕生するすばらしさに気付くこと ※ 生命の偶然性をとらえさせるために、GT(助産師)から出産 に関する科学的事実を話していただく。 いる気がする。 ○ 自分はすごいな。 ○ 自分は、すごい確率を生き抜いて きたのだな。 ○ 生命が誕生することが、神秘的で 奇跡的な感じがする。 ○ 自分もこうやって生まれてきた のだな。 なぜ生命が大切なのか、赤ちゃんの泣き声をもとに考えよう。

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発問計画 教師の手立て 生徒の反応 T1 中学校に、お母さんと子どもたちを招いて触れ合った家庭 科の授業を覚えていますか。そのときの感想を振り返ってみ ましょう。 ※ 触れ合い体験①の写真とビデオを見せ、乳幼児を大切にしな いといけないと思いつつも、泣き声に戸惑ったことを想起させ る。 T2 先日行ったアンケートでは、全員が「生命は大切」と考え ていましたね。では、なぜ生命は大切なのですか。赤ちゃん と触れ合って、生命の大切さを感じていたけれど、泣き声に 戸惑っていた人も多かったようですね。 T3 今日は、こんなめあてで学習していきましょう。 ※ 事前アンケートの結果と触れ合い体験①の流れ図を掲示し、 乳幼児から生命のことを考えたことを想起させる。 C1 赤ちゃんは小さくて、あたたかく てとってもかわいかった。 C2 お母さんと離れると泣いてしま うので、困った。 C3 元気がよくて、赤ちゃんのエネル ギーに負けてしまった。 C4 赤ちゃんと大切にかかわらない といけないと思って、緊張した。 C5 どうして赤ちゃんを大切にした いと思ったのだろう。 C6 赤ちゃんから生命の大切さを感 じたのかもしれないな。 C7 生命は大切だと言うけれど、どう して大切なのか深く考えたことは なかったな。 T4 この答えにつながるような資料を準備しました。「あなたは すごい力で生まれてきた」です。「すごい」と思ったところに 線を引きながら聞いてください。 T5 それでは、発表してください。 ※ 出産が、母と子の共同作業であることが分かるように、板書 を構造的にする。 C8 赤ちゃんも出産のときは命がけ だったことがすごいなと思った。理 由は、出産は母親だけががんばるも のだと思っていたから。 C9 母親の体が疲れきってしまわな いように、赤ちゃんが呼吸を計りな がら動いたり止まったりして外に 出ようとしているところがすごい と思った。何もできないと思ってい た赤ちゃんに、そんな力があるとは 思ってもみなかったから。 T6 出産は、お母さんだけががんばったように思うけれど、赤 ちゃんもがんばらないと生まれてこないんですね。 ※ 命がけで生まれてきたことを基盤にして、自信をもって生き てほしいというメッセージが視覚的にとらえられるように、板 C10 自分たちの生命は、生まれるべく して生まれた大切な生命なのだか ら、しっかり生きてほしいというこ とだと思う。 C11 自分は生まれえなかったたくさ んの生命の代表なのだと自分を励 まして、生き続けてほしいというこ (2) 教師の説話をもとに、生命の大切さについて話し合う。 ○ 教師の説話をもとに感得した価値の実現をめざしていこうと する実践意欲を高めていること ※ 実践意欲を高めるために、保育体験ノートを見直させ、これか らの生き方について学習プリントに記述させる。 ○ 生きていることを誇りに思って、 きついことも乗り越えていきたい。 ○ 次の保育園訪問では、もっと子ど もたちを大切にしよう。 (めあて) なぜ生命が大切なのか、赤ちゃんの泣き声をもとに考えよう。 発問1 ① あなたが「すごい」と思ったところはどこですか。 ② なぜ「すごい」と思ったのですか。 発問2 筆者が、みなさんに伝えたかった生命のメッセージ とはなんでしょう。

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書を構造化する。 T7 あなたたちも、14,15 年前は赤ちゃんだったんだよね。保育 体験ノートを開いてみましょう。生み出すお母さんと、生ま れる自分の共同作業で生まれたのが、その写真の姿、つまり あなたたちなのですね。 とだと思う。 C12 自分も、すごい力で生まれてきた のだな。自分のことがとてもすごく 思える。 C13 親が勝手に産んだのではく、自分 ※ 自分の幼少期の写真と出産のエピソードを記入した保育体験 ノートを見直す時間を長くとり、自己の生命を考えさせる。 T8 今日は、生命が誕生するすばらしさについて、もう少し詳 しく考えていきたいと思います。助産師さんに来ていただい ていますので、お話をお聞きしましょう。 G1 みなさん、こんにちは。(10 分程度、話していただく) ※ 触れ合い体験で戸惑った赤ちゃんの泣き声と、生命力の強さ をつなぐために、産声を聞かせる。 T9 今日は、出産から、生命のすばらしさについて考えてきま した。触れ合い体験のときに戸惑った赤ちゃんの泣き声には、 「生きていくぞ」という決意が含まれているのかもしれませ んね。自分も赤ちゃんも、すごい力で生まれてきた大切な生 命ですね。 が望んで奇跡に近い確率を生き抜 いてきたのだな。 C14 つらいことでも乗り越えられそ うな気がするな。 C15 このころの自分は、幼かったけれ ど、すごい力をもって生まれてきた のだなと感じた。 C16 生命が誕生するって奇跡的で尊 いな。 C17 自分も、奇跡に近い確率で生まれ てきたことを知ると、今生きている ことが不思議に思えてきた。 C18 すごい力をもっているのだから、 困難を乗り越えていきたいと思っ た。 C19 次の触れ合い体験では、赤ちゃん が泣いても困らないで、しっかりか かわっていきたいな。 板書計画 発問3 自分もこのようにして生まれたことを考えると、ど のような気持ちになりますか。 発問4 今、自分の生命について、どのような考えがふくら みましたか。

参照

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