近畿圏の潜在自然植生
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(2) 114. Pittosporo−Quercetumphilly. raeoides,Euonymo−Pitto−. Pんア「αgノπ∼’8∫ω〃〃ノ呂〃z島一Gesellschaft u. a.. sporeturrLtQbiraeund1)1ッoρ’81層目∫. 18 ヒルムシロクラス……………・…・……….……!31. Zαご8陥Cα〃’磁り@・1z加一Gesellschaft. (Phragmitetea communis). Potamogetonetea. 12 イロハモミジーケヤキ群集…・……………・9…126. lg ハマボウ群落他(塩沼湿地植物群落)………13!. Acero−Zelkovetum. Hめおα,ぶ1zα〃’こめ。_Gesenschaft(Salzstrauch−. 13 モチツッジーアカマツ群集他(アカマツ自. Vegetation u. Salzswiesen). 然林) … 一・・◆・・・・・・・・・… 一・・… 一… 。・・・・・・・・・… 9一・・・… 128. 20 キノクニシオギクーアゼトウナ群集…………134. Rhododendro−Pinetum k玉nkia−. Chrysanthemo−Crepi(1三ast−. num u. a.(nat琶rllche P∼ノz∼‘∫ゴ6〃3ゲZo・距. retumkeiskeanum(KUstenfels−. Walder). Vegetation). 14 オノエヤナギーカワヤナギ群落他(河辺. 2! ハマグルマーコゥボウムギ群集他(海岸砂. 林) _...。.,._..。..,...........一・・・… 一・… 。。・・・・・… 一… 128. 丘植生)…・………・・………………………………134. 3αz嬬∫αoノ認;〃θ〃5ど5−5αz認9εZg’αノ∼色. Wedelio−Caricetumkobomugi. Gesellschaft u a.(Auen−Walder). u.a.(K蔵stendUnen−Vegetation). 15 オギ群集他(河辺草本植物群落)……………128. 近畿圏における主要地域の潜在自然植生の配. Miscanthetum sacchariflori u.a.. 分…………・……・……・………………………・……・・134. (Auen−Wiesen). まとめ………・………・………・………・・……………・144. 16 ハンノキ群落……………・…・………・……・・…!28. Zusammenfassun9………・・一……………・・…一145. 」4♂πzぐ∫ブ妙。πごごα一Gesellschaft. 引用文献………………・・…………・……・・………・…147. 17 ヨシ群落(ヨシクラス)………………………131. は じ め に 多彩な自然環境条件の総和を生命集団の測から具体. 計鴻化ができる様な顕在化されている植生や生物生産 量ではなく,それぞれの立地や自然環境の潜在自然植 生維持能力あるいは植生を基礎とした生物生産を考え. 的に袈現しているのが,それぞれの立地固有の自然植. る時,その立地固有の植生的潜在生産性をいう。. 生である。しかし,我が国のヤブツバキクラス域 (Carnellietea japonicae_Gebiet)の様に古. 我々が限られた地域や国土の白然環境の保全や破壊. くから様々な人為的干渉が加えられている:文化景観域. な創造を行い,あるいは持続的に間違いの少い立地の. では,現存植生の大都分は,自然環境に様々な人為的. 潜在自然環境の許容範囲内で刑1用しょうとする場合. 干渉や影響が加つた結果生じている,自然植生のおき. の,もっとも遊確で生物集団の側からの生きた指標で. されているところでの生物的自然環境の復元,積極的. かえ群落,すなわち代償三生(Ersatzgesellsclユaft)で. もあろう。. ある。. この様に生態学的,植物社会学的に現存植生(actual. 植物社会学的な樋継成の組み合わせ,その他の自然. vegetation;reale Vegetation),原(始)植生(ori・. 科学で一般的に行われる抽象化の操作によって把纒さ. ginal vegetation;Urspr蔵ngliche Vegetation)に次. れた植生単位の具体的な地図上への醜下図は植生図. いで新しい第3の植生概念と評価されている潜在自然. (vegetation map;Vegetat1onskarte)と呼ばれる。. 右亘生 (potential natural vegetation;Potentielle na・. 現存植生の配分図としての現存植生図(actual vege−. t廿rliche Vegetation nach R TUxen 1956)は,人. tation map;Karte derτealen Vegetation)の調査. 為的干渉の瀦わっていない自然域では同時にその立地. 研究・作製は,現実に存在している野分の所属する植. の原植生や現存植生と一一致する。. 生単位についての客観的情報を正しく把握することが. しかし,日本や[辻界の文明国をはじめ,今醸地球上. 可能な手法であれば,地形図作製的な,かなり画一. の大部分の地域では,長い間の様々の人為的影響の結. 的,統一的な調査法でも,作図ができるはずである。. 果,現存植生は,立地固有の自然植生が様々な人為的. しかし,潜在自然植生の把握は現存植生の場合の様. 干渉によって変形,変化,あるいはおきかえられた代. に単純な画一化,機械化は,現状ではきわめて困難で. 償植生である。したがって,現存植生は,その立地本. ある。潜在自然植生とは文化景観域で一切の人為的干. 来の原植生とは異っている。同時に現在の大目模な地. 渉を停止したとき,その立地が現在支え得る終周自然. 形の変化に象徴されるような自然環境の変化・改変. 群落をいう。すなわち潜在自然穣生の概念は,すぐに. は,その立地や植生に加わえられている一切の人為的.
(3) 1!5. 2’. 1. 植物社会学的に決 定された植生単位. 2. 立地の判定 2”. 残存する自然 植生の把握. 地形図上へ点. 4. としてプロット. を基礎として. 代償植生の把. 潜在自然植 生の作製指 針の作製. 5. 植生単位とそ の生育環境の システム化. 自然植生と代. 3 握. 償植生の相71: 3’. 7 完 成. 関係の把握. 室内および現地校正を くりかえしながら麟化. 7. 6. 地形図上へ 面的にひろ げてゆく. 隣接植生域 との比較. トー一一一一一一現地調査(GT)一一一 Fig.1.潜在自然植生図化騨究のシステム Forschungssystem der Kartierung der potentiellen natUrlichen Vegetation.. 干渉を停」ししても,今すぐかつての立地が許容してい. 件とのかかわり合い,人為的干渉と植生の動態・変貌. た原植生を支え得る潜在能力は低下または変化してい. などの個々の研究成果の精度を検討するもっとも総合. ることも少くない。. 的な各種植生学的研究成果を批判する試験図(PrUf−. したがって,我々が文化景観域で,それぞれの立地. stein der vegetationskundlichen Auf簸ahmen und. の現在の自然植生の維持力を総合的に判定するために. Ergebnisse, Braun−Blanquet 1964他)でもある。. は,相当の調査経験と練度をも必要とする。もとより. この様な,現地調査を基礎とした確度の高い,それ. 現存植生図化の場合にも,非生物的な人工材料を扱う. ぞれの立地の潜在自然植生の具体的配分図としての潜. 様な単純に基準化された画一的な手法では同然の多様. 在自然植生図は,地域や地方,さらには地域的に将来. 性に応じた多彩な植生の把握と,そのひろがりについ. の生物的な潜在生産能力の判定や自然環境の生物的な. ての厳密な判定は困難である。相観による概観的な現. 質の把握,間違いの少い国土利用計画や植生を利用し. 存植生の把握の場合を除いて,現地調査による植生の. た積極的な自然環境創造計画の質的な基礎図としての. 質:にもとづいた,種の組み合わせを基礎とした圏際的. 機能も果たさせ得る。. な植物群落単位によった現存植生の把握,さらに植生. 1.潜在自然植生図化研究のプロセス. 図化には,現地における植生調査が,すべての研究の. 潜在自然植生図化の研究・調査の過程については,. 基本になる。. 従来は可成り現地調査の経験を基礎に行われていた。. とくに,長い間の人闘活動の結果現存植生の大部分. 現在ではT甑en(1956)によってはじめて提幅された. が代償植生におき変えられている我が国のヤブツバキ. 潜在自然植生の概念を基礎に我が国各地における各縮. クラス域のような文化景観域で,潜在自然植生の具体. 尺による潜在自然植生図化の研究・調査の過程や成果. 的な配分図としての潜在自然植生図化の研究は,広域. を基礎に以下の潜在自然植生図化研究プログラムに沿. 的な多数の現地調査を基礎に総合的な調査・検討によ. って行われている(Fig.1)。. ってはじめて可能である。また臼然は多様であり,残. L 研究対象域全域について縮物社会学的に(ある. 存自然植生,残存木,マント群落,ソデ群落,代償植生. いは他の方法で)決定された植生単位を基礎とし. との関係,さらに地形,土壌,土地利用形態などの広. て,自然植生と代償植生に分けて区分・把握する。. 域調査結果から綜合的に決定される。したがって現時. 2,残存する自然植生を確認し,地形図ヘプロット. 点では,我が国の研究現状はもとより,匡際的に見て. しながら自然植生の立地についても把握する。. も広域の潜在自然植生図化を画一一的凡例(Legende). 3.代償植生とさらにマント群落,ソデ群落も含め. によって機械的に行うことは四難である。. て自然植生との相互関係を把握する。. 同時に植生図化,とくに潜在自然植生図化は,生態. 4. 1∼3の確認データを基礎に潜在自然植生の作. 学的,植物社会学的な植生単位の把握,立地や環境条. 製指針の作製を行う。.
(4) 116. 5.潜在自然植生単位,その特徴(Merkmale)と. 近畿圏の自然環境. 生育環境や立地との相互関連システム化を行う。 6. 各潜在自然植生の広がりを地形図上に面的にひ. 今回調査の対象とされた近畿圏は,名古屋を中心と. ろげてゆく。. する中部圏に続く地域であり,大阪府,京都府,福井. 7.室内および現地校正をくり返しながら最終植生. 県,滋賀県,兵庫県,奈良県,三重県および和歌山県. 原図を作成する。同時に隣接植生域と比較し,潜. の2府5県に及ぶ…帯である。一大商都の大阪を中心. 在自然植生図を完成してゆく。. とする一一帯,古都の京都,奈良など古くから多くの人. なお,以上の潜在自然植生図作製プロセスの中で. 々が移り住み,一一大鷺{∼市圏を形成している近畿圏は,. 2,4,7の一部を除いてすべて現地調査を主体とし. 日本海に面した若狭から太平洋に突出している紀伊半. て行われる。また4の潜在自然植生作製指針は,. 島まで含まれており,その臼然環境は多様である。ヤ. 1∼3”までの現地調査結果を基礎とした調査対象域内. ブツバキクラス域がほぼ全域を占めている近畿潤は,. でのみ有効である。. 多様な自然環境の変化孕こ応じた潜在臼然植生の酉己分が. 以上の調査システムに沿って,同報では首都圏,中. みられる。. 部圏に次いで実施された1975年度の近畿圏のヤブッバ. 地形約に近畿圏は,比良・愛宕,西山および摂津・. キクラス域(常緑広葉樹林帯)の植生調査結果がまと. 六甲とっつく諸地塁の南東縁を境として北側が,中国. められた。. 高原の爽のつづきをなす播但山地・丹波山地とその南. きびしい野外調査,植生図化や室内での資料整理,. 北の斜面からなる北陸に続く一帯に区分される。さら. 群落組成表作製,植生図校正作業に協力戴いた横浜圏. に低地と地塁が続く中央都をはさみ,中央構造線以南. 立大学環脆科学研究センターの協同研究者の皆様,と. のほとんどが紀伊山地で占められている地.域とに大別. くに研究生の中村幸人,大山弘子,山田政幸,弦牧久. されている。. 仁子,阿久津卓,村上雄秀の諸氏に厚くお礼申し上げ. 若狭湾に面した…帯は,冬に多くの積霊をみる褒日. たい。また現地調査に際して,岡大学教育学部遠山三. 本型気候下にあり,ハイイヌツゲ,ヒメァォキ,ハイ. 樹夫,滋賀県立短大小林圭介,大阪府立大の高橋理喜. シキミなど振体単側に限って特徴的に分布する種.群が. 男の各教授や同大学の前中久行氏にも協力戴いた。記. みられる。大阪湾に面した野地下流と六甲山塊南部. して謝意を糊したい。. は,西から続く瀬戸内海型気候下にあり,アカマツ林 ガ. 6. /ll.. 松江 境. 2000課子. 醜墨・胃. 烏取2000. 津山 ・. 惣. 2400. () @. 240G. ぬ. も。. 警鞠. 12。騨、融 噸 o恩. も 6 ワ 口O. 輸・ _16。享。 ア伊ロ山. も も ゆム. 、、. `.、、 6 高松9’ \一一多度津. o弼 o名古麗. 3200. 表翫. 高知. 0. 2400. 4656 引戸血甲. 鰭響瞬 1欄 \\\. 0 100k槻. 沖珪山甲 、2800. / 136。. \、 \.. Fig.2年降水量分布図(mm) Verbreitungsl{arte der Jahr1三chen Niederschlagsmengen(lnm). (1941年∼1970年の平均Mittel von 1941 bis 1970).
(5) 117. エ4. 一∠. 菖』 松江 境 リ ヨ. (米子. 金沢. 墾惚,’. 影.. 勲猛鷹 騨湘;塁山. o. μ. 松永. 8. も腎. 1. 、、 P6〆. iO. ll ・z鍍津. .7. ・雛ミへ鰐. 、2 副≦121. 麹。. ∼・. H灘塗!ユグ. 16 浜松. 蜜戸岬 /. / 0 1OOkm. 潮岬つうγ. 136・. Fig・3年平均気温分布図(。C) Verbreltungskarte der Jahres−lsothermen G947年∼1970年平均 Mittel von 1647 bis 1970). が特徴的にみられる花崩岩地域でもある。京都,奈良. ス(常緑広葉樹林)の垂直的,あるいは水平的にブナク. などの各盆地は,寒暖の差が著しく日較差,年較差が. ラス(夏緑広葉樹林)への移行帯に広く分布している。. 大きい地域であり,山地斜面下端付近を中心に自然度. モミ,ッガ,カヤなどの針葉樹と,シキミーモミ群集. の高い植生の残存植分もみられる。紀伊半島南部は,. の構成種であるシキミ,アセビ,ソヨゴなどの常緑広. 暖流の影響を強く受け,西南日本に広く分布するハマ. 葉樹は,帽子状にヤブツバキクラスとブナクラスにま. ボウ,ルリミノキ,シロモジ,ナチシダ,カツモウイノ. たがり生育している種である。ヤブツバキクラス構成. デなどが,近畿圏では限られた分布をして特徴的にみ. 種の常緑カシ類や,ヤブツバキクラスの標徴種群をも. られる。とくに尾鷲付近は年闘i降水量が3,00(}∼4,700. った群落はシキミーモミ群集としてまとめられる。. mmに達しており,日本でも有数の多爾地でスギを中. 群落の構成は高木/暫にモミが優占することが多いが. 心とする林業の生産地でもある。. 紀伊半島の紀の川上流域ではツガが優占している。亜. 近畿圏における潜在自然植生. 高木周にツクバネガシ,ウラジロガシ,アラカシ,シラ. カシなどの多くのカシ類や,カヤ,ヤブツバキなどが. 1. シキミーモミ群集. 生育している。低木層にシキミ,アセビ,ソヨゴ,シ. Illicio幡Ab玉etu皿 firmae (Tab.1). ャシャソボが多く,またヒイラギが高い常在度で生育. 京都府大原,大津市,綾部市,桜井市などの内陸部. している。ブナクラスに接するためヤマウルシ,クロ. にはモミが高木癩に被度2∼4と優引する常緑カシ類. モジ,タカノツメなどの夏緑低木が混生している。. のウラジロガシ,アラカシ,シラカシが混生した林分. シキミーモミ群集は,一般に常緑広葉樹林域では上. が残存している。紀伊半島紀の川上流域では,モミ以. 限域の昆根や急斜藏をしめている。近畿圏では表日本. 外にさらにツガ,時にゴヨウマツ,コウヤマキ,トガ. 側では海抜300∼7001nに生育がみられる。 i時に上限. サワラ,ヒノキなどの針葉樹が尾根筋に混生すること. が800mに達することがある。近畿地方のモミ林の例. がある。このような高木層に針葉樹が優占しウラジロ. としては奈良市春日山,紀の川上流の三元公用,高野. ガシ,アラカシ,シラカシ,ックバネガシなどの常緑カ. 山などの山地や,桜井甫,綾部市,大津市,京都市な. シ類が優占度をきそっている高分はシキミーモミ群集. どの内陸地に分布する。. として現在まとめられている(宮脇・藤原・原田・楠・奥. シキミーモミ群集の立地は,他の群集と比較して生. 照1972)。シキミーモミ群集は一般にヤブツバキクラ. 育立地がきわめてきびしい。したがって,人為的な利.
(6) 118. 。峯塾. 隷. .鱗. 。、繍診竃轡 轄ぼ縄凪.麟. 躍鍵・. 顎講. 詳 ’鯉. a聯炉弩,. 悉編桑覇購藪旗毒. 。躍礪. 、疑. メ響. Phot 1神社の社叢林として残されているシラカシ群集。モウソウチク林やスギ植林が隣接し ている(兵庫県豊岡市)。. EinBestanddesQuercetum myrsinaefoliae,derumelnenShinto−Schreinerhalten geblieben ist, Seine Kontaktgesellschaften sind P乃こy〃。∫如ご1∼y∫ 1∼‘”8ノη‘二y6Z‘∼ var.〆wろ85α’〃∫ und. α=〉少孟。〃∼β1ゴαノ‘ψoノ∼f6α一Forst(Stadt Toyooka in⊂ler Prafektur Hyogo).. 用には鶏姦当である。伐採された地域では二次林の形. 一般にカシ林は内灘部の斜面部という気候約,地形. 態としてアカマツ;林一モチツツジーアカマツ群集一. 的にきびしい条件下にあるため,土.壌の形成は一般に. 一を構成している。. 悪く,表層土の薄い乾性立地となる。そのため,前述 のシキミーモミ群集とは気候条件,生育条件ともきわ. 2。アラカシーウラジロガシ群落およびアカガシ群 落他 Qπθrcπs gZαπσα・Qπθrcπ88αZ∫伽α一Gese茎1−. めて類似している。. 近畿圏では京都市,奈良市でモミを欠いたツクバネ. schaft, Qπθrcπs αcω如・Gesellschaft u. a.. ガシ優占群落が,また大塔山系ではアカガシが優占す. (T3h.2). るアカガシ群落,ウラジロガシが優蔑するアラカシー. ウラジロガシ,アカガシ,アラカシ,ツクバネガシな. ウラジロガシ群落がみとめられたが,いずれも種組成. どのカシ類は常緑広葉樹林の内陸型の森林の尚木叢を. 的には独立性が薄く,植物社会学的には箭項のシキミ. 形成している。一部ウラジロガシ,アラカシは海岸近. ーモミ群集の下位単位群落と考えられる。さらに種組. くまで分布し,スダジイ懇懇に生育することがある。. 成の比較検討によって決定したい。. このようなカシ類で代表される植分は一般に階層が 発達した高木林では高木層にウラジPガシ,ツクバネ. 3. シラカシ群集. ガシ,モミが生育している。亜荊木層ではピサカキ,. Quercetum玉nyrs玉nae窒ol量ae. サカキ,アラカシなど,低木層にヤブツバキ,シキミ. (嬰ab.3). などの木本植物の出現度が高い。. シラカシ群集は高木瀬にシラカシが優熱し,時にウ. ヵシ林の立地は,一般に丘陵部から山地部にかけて. ラジロガシやアラカシを伴うことがある。樹高20∼30. の斜面に立地している。時に渓谷にそった急傾斜地の. mに伸長したシラカシはケヤキによく似た樹形を示. 場合もある。閨東地方の場合はこのような立地にアラ. し,高木は樹高の上部3分の1のところに常緑広葉を. カシ群落が,中部地方ではウラジロガシ群落がみられ. 密生している。亜高木層にはヤブツバキ,サカキ,モ. る。. チノキなどが高常在度で生育する。低木層にはアオ.
(7) 119 1鍵鎌.. 憲・撰. 鱒轡1. 謬 靴き磁 憂.. 離1影. Phot.2 急傾斜断輿地に残されているナナメノキーアラカシ群落(京都府保津峡)。 Z♂6a:∫1〃ω∼3∼∫_(p∼,〔ノ1ぞ郡gゾα故7α一Gesellschaft auf 3teilem Hang(Hozu−kyo in der Prafektur Kyoto),. キ,ヒサカキ,ナンテン,ナワシログミが,草本層に. する。シラカシ群集の潜在立地は古くから人々が生活. ジャノヒゲ,ヤブラン,テイカカズラ,シュンラン,. して文化を築いてきた地域である。したがって現在農. ヒメカンスゲ,ベニシダなど他の常緑広葉樹林に・普遍. 耕地や住宅地に広い天草で利用されている。わずかに. 的な植物で構成されている。シキミーモミ群集とは,. 屋:敷林,社寺林としてその断片が残されていたり,あ. ヒイラギ,シキミ,モミ,ソヨゴ,アセビなどの貧養. るいはシラカシが生筑や庭木として植栽されているに. 性植物が少ないことで区分される。アラカシーウラジ. すぎない。したがってこの地域では環境保全林として. ロガシ群落やツクバネガシ群落とは,区分種はきわめ. シラカシ群集の構成種を∫}養いることにより,冬の北風. て少ないが,ツクバネガシやウラジロガシを欠くこと. を防ぎ,夏の緑陰をつくることができる。. で区分される。. シラカシ群集は近畿圏では主として兵庫県下の内陸. 4. ナナメノキーアラカシ群落. 部の沖積地や:編井片髪,滋賀県の内陸部の沖積地ひこみら. 1ZθκSεπeπSεS−Qπεrcπs gZα配Cα・Gesel叢scha£t. れる。一般にシラカシ群集立地の最大の特徴は,地形. (T哉h4). が平坦で安定し,しかも土壌条件,とくに表層土が,. 花崩岩起源の貧養立地では,歴史的に長い期間,人. カシ林域における他の群集よりも厚いことにある。. 為的影響が過度に加えられた場合,地力の回復がきわ. 東海地方では地形的に限られ,名古屋北方の各務原. めて遅く,森林を支える能力が低くなる。大阪平野,. 市,美濃加茂市,大垣市などの木曽川の河成平野であ. あるいは京都・奈良盆地の一部では,霞くから文化が. るのに対し,近畿圏では加古川,猪名用,紀ノ川,舞. 発達し,表層土が完全に洗い流され,乾燥・固化した. 鶴川などの河川の淋積地にみられる。三重県の上野市. 立地が多くみられる。このような立地では,厳しい乾. などの盆地にもみられ.る。…部和歌懇懇犬鳴1知の急斜. 燥・貧化立地に生育するナナメノキーアラカシ群落. 薩に分布している。. が,今日各.地で持続群落を形成していると考えられる。. 福井県鯖涯市では,アズキナシ,コブシ,タチシオ. ナナメノキーアラカシ群落は,高木層にアラカシが. デ,ホツツジ,ウメモドキ,アクシバ,ネジキ,アオ. 優占することが多く,亜高木層にはナナメノキ,カナメ. ハダ,エゴノキなどの落葉樹が混生したアズキナシー. モチ,ヤブツバキなどが高常難度で生育する。低木層. シラカシ群落が調査された。. にはシャシャンボ,ソヨゴ,ピサカキ,ナナメノキ,ネズ. シラカシ群集は内陸地の沖積地などの適潤地に発達. ミモチが生育している。草本1蟹は3∼!0%と貧弱で,.
(8) 120. r灘・. 鐘鶴霧轡、. 灘. 凝,. 欝一羅 、』騰. 灘蕪懸嚢、_鵯轟麟 Phot・3 花歯骨地に分布するサカキーコジイ群集(舞鶴市内の神社林). Beδtand(lesC夏eyero−Castanopsietum cuspi(Iatae, dasaufGranitin Mittel−und Westjapan verbreltel ist(Ein Sl、into−Tempelwald in der Stadt Maizuru).. シシガシラ,ヤブコウジ,ベニシダなどが}ヨ立っ。. Cleyero−Castanopsietum. 群集,群落を決定する環境条件には,広域的には気. c臓spidatae(Tab。5). 候条件が大きく影響するが,ナナメノキーアラカシ群. サカキーコジイ群集は主としてコジイが高木厨に優. 落は,気候条件も含め,乾燥,貧化土壌など厳しい環. 蓋している常緑広葉樹林である。サカキーコジイ群集. 境条件下に生育すると判定される。. はコジイ,サカキ,カナメモチ,シャシャソボ,クロ. ナナメノキーアラカシ群落は,サカキーコジイ群集. バイ,ソヨゴ,アセビ,シキミなどを識別種として,. の立地よりも,さらに貧化した土壌条立地,あるいは気. 高木層にアラカシ,モチノキ,クロガネモチ,ヤマモ. 候的に降水量が少ない乾燥した貧養:立地に発達し,持. モが混生することがある。林床にはヤブコウジ,マン. 続群落を形成している。近畿圏ではナナメノキーアラ. リョウ,シュンランなどが高常在度でみられる。草本. カシ群落の立地は,現在ほとんどが宅地・市街地,工. 層は20∼40%の植被率でベニシダ,ヤブコウジ,テイ. 場地として利用され都市羅漢化している地域が多い。. カカズラ,ジャノヒゲ,マルバベニシダなどが高常在. わずかに神社林としてクスノキが単木的に植栽された. 度でみられる。. り,あるいはアカマツの二次林の地域となっている。. サカキーコジイ群集は,丘陵地の乾性地にみられ,. ナナメノキーアラシカ群落はさらに近畿圏の大阪平. 基盤となる土壌は,愚蒙の花崩岩が風化したもので土. 野,兵庫県よ明認由県にかけて,1ヨ本文化の古い歴史. 性が悪く,艇機質:の多い土壌層の形成をさまたげてい. と,瀬辮内海塑気候の降水量の少ないことによる乾燥. る。透畿圏では鈴鹿山地を中心に大阪平野の低丘}簑地. との趨乗作絹による立地の貧化にともない潜在自然植. 五条市,桜井術,京都,奈良,大津:市など広く分布する。. 生としての広がりが見られる。したがって,ナナメノ. 内陸部の盆地周辺の丘陵・低山地ではモチツツジ,シ. キーアラカシ群落の潜在自然楠生域では現在の潜在向. シガシラ,リンボク,ネジキ,アセビ,ソヨゴ,シキ. 然植生の回復による冨養化,安定化に伴い,…部では,. ミなど貧養地性の植物が高常在度で生育している。琵. より多様な自然槁生の生育噸旨な立地への変化が予想 される。. 琶湖周辺の大津市ではウスギヨウラク,ホツツジ,シ ョウジョウバカマ,ミヤマガマズミ,ツルリンドウ,. コァジサイなどの貧養地生落葉植物を伴っている。 5. サカキーコジイ群集. サヵキーコジイ群集の立地は生産性に乏しいため農.
(9) 121. 簸‘撃鎗籔雛楓鍛. 薦. 1無蓋. 嚢 甥、鋤舗. 箋.一蚤. 灘. 霧嚢嚢嚢 Phot.4海岸沿いの低山地に残されているヤブコウジースダジイ群集(兵庫県城崎郡イケ野町)。. Noch erhaltenes Arclisio−Castanopsietum siebol(hl,(iasaufeinem H琶gel an der l>leereskUste(Hyogo−Prafektur).. 耕地に利用されることなく,林業利用に多く用いられ. にゆくにしたがい多く混生する。亜高木層にはヤブツ. ている。現在アカマツニ次林や斜面下部のコナラ林が. バキ,モチノキ,アラカシ,ヤブニッケイなどが,低. .巨二陵地・低山地をおおっている。相観的にわけられる. 木層にはピサカキ,シロダモ,アオキ,ヤツデなどが. アカマツ林・コナラ林は種組成的にはほとんど区別が. 高常難度で生育している。草本層は比較的貧弱で,テ. つかずモチツツジーアカマツ群集としてまとめられて. イカカズラ,ジャノヒゲ,キヅタ,ベニシダ,イタビ. いる。管理の悪い所では林床にコシダ,サルトリイバ. カズラなどがまばらに生育している。. ラ,ウラジロの生育が隣立つ。. 近畿圏のとくに日本海岸の花崩岩を基盤とする立地 ではソヨゴ,サカキ,ツクバネウツギ,ネジキ,ヒメ. Ard量s呈。−Castanopsiet疑m. カンスゲ,アセビ,リョウブ,サイゴクミツバツツ ジ,アカマツ,シャシャンボなどの貧養地性の植物が. sieboldi玉(Tab.6). 生育し,特徴づけている。これらの種群はサカキーコ. 日本海沿岸の敦賀湾沿岸から兵庫県・鳥取県にかけ. ジィ群集に種組成がきわめて類似しているがサカキー. 6. ヤブ凝ウジースダジイ群集. ての丘陵地・低出地,あるいは伊勢平野の一部や京都市. コジイ群集が,クロバイ,カナメモチ,クチナシなど. の一部などにヤブコゥジースダジイ群集が生育する。. をもつのに対し,E体海沿岸のスダジイ林ではこれら. ヤブコゥジースダジイ群集は常緑広葉樹林のもっと. の種を欠くことより,ヤブコウジースダジイ群集の下. も北方に分布する代表的なスダジイ林である。東海地. 位単位とされた。第三紀層あるいは古生層を基盤とす. 方以北及び日本海沿岸にその分布の主部をもち,中部. る丘陵地,山地では,海岸の風衝の影響があるところ. 圏,近畿圏では,やや内陸部の台地,あるいは第三紀層. ではトベラ,マルバグミ,ホソバカナワラビ,トラノ. 基盤の立地で乾燥しがちな丘陵地・低山地に分布する。. オシダ,ツワブキなどで区分される下位単位が,また. ヤブコゥジースダジィ群集は常緑広葉樹林の北方に. その他沖積地などでは特別な区分種をもたない植分で. 分布するため,その構成種は特別な標徴麺を欠き,広. 区分される潜在立地がみられる。福井県蒼島では,さ. く一般に生育する常緑広葉樹,常緑草本植物より構成. らにマメヅタ,ナタオレノキ,ムサシアブミ,コササ. される,高木層にスダジイが優占し,時にタブノキが. キビなどの区分.種で特徴づけられる地域的なヤブコウ. 混生することがある。アカガシ,ウラジロガシが内陸. ジースダジイ群集の下位単位がみとめられた。.
(10) 122. 畿鞭. 誌欝ζ 憲. 麟華 灘−. 難敏 灘 灘i. 撃. ・鵜.、. Phot・5 ヤブコウジースダジイ群集林内相観。. InneresdesArdisio−Castanopsietum siebo1(hi. 7. ミミズバイースダジイ群集. ワブキ,ナワシログミ,フウトウカズラなどが目:立. Symploco 9蚕aucae−Castanopsi−. つ。わずかに風陰地あるいは海風の風背地側になると. etun毫 siel)o塁dii (Tab,6). サカキ,アラカシ,カナメモチ,ヤマビワ,クロバイ,. 紀伊半島の温暖多遜譲にはミミズバイ,ッルコウ. ジャノヒゲ,シャシャソボ,コジイ,シュンラγ,オガ. ジ,センリョウ,イスノキを標懇懇としたミミズバイ. タマノキ,アオキ,ヤマモガシなどの生育がみられる。. ースダジイ群集が分布する。. ミミズバイースダジイ群集の立地は一般に人為的影. ミミズバイースダジイ群集の標欝欝は,フロラ的に. 響をうけやすく,低丘陵地では神社や寺院の社叢林を. ソハヤキ要素と岡じ分布状態を示し,日本海側では田. 除き,クロマツ植林地や人為的な伐採,火入れなどに. 1二!県長門以西,太平洋岸では静岡県まで,さらに九州. よるクμマツニ次林あるいはウバメガシニ次林(コシ. 及び四匡iに分布する。. ダーウ・ミメガシ群集),スダジイ筋芽林などの森林形. ミミズバイースダジイ群集は,近畿圏では紀伊半島. 態をとっている。また地形的に平坦地では畑地や果樹. の大阪府岸和段{町以南から海岸沿いに愛知県四Ei灘南. 憾に利用されている。. 付.近まで分布する。. ミミズバイースダジイ群集に隣接して,沖積地はイ. ミミズバイースダジィ群集は高木層にスダジイが被. ノデータブ群集やムサシァブミータブ群集,山麓部や. 度3∼5と.優饗して生育する。時にコジイにおきかわ. 丘陵下部ではイチイガシ群集,沖積低地にはハンノキ. ることがある。高木層,亜高木1轍こはさらにサカキ,. 群落が発達する。. ホルトノキ,ヒメユズリハ,カクレミノ, ミミズバ イ,イスノキが混生する。低木層にはミミズバイ,ピ. 8, イチイガシ群集. サカキ,ヤブニッケイ,モッコク,ネズミモチなどが. Quercetum gilvae(Tal}.6). 生育する。草本層は比較/内種類が豊富でツルコウジ,. 伊勢神懸をはじめとして,下宮の伊梅宮など沖積地. テイカカズラ,ベニシダ,センリョウ,マンリョウ,. や丘陵・山地下部にイチイガシ,ルリミノキ,ハナミ. ヒトツバ,コバノカナワラビなど常緑植物や羊歯植物. ョウガで特徴づけられるイチイガシ群集が分布する。. が多い。. イチイガシ群集は,南九州より東海地方まで,海岸風. 紀伊半島においては外湾に面した涯須崎,稲積島で. 衝地の風背地にミミズバイースダジイ群集に接して発. はサカキカズラ,ホルトノキ,トベラ,ツルグミ,ツ. 達する。高木願にイチイガシが被度2∼4で生育し,.
(11) 123 纏想;羅{畳. 一麹. 講甑幾. 爆瓢 .懇一. .鰻. ζンへ鴬野 鞭犠を畠 1デ. ・1. Q騨繍訓. い 1ゴ繧_醐1. Pho七.6 神社に残されているイチイガシ群集。. Gu重entwickelter Bestand des Quercetum g量lvae, Tempelwald um den Shlnto−Schreins(Kii−Katsuura三n Prafektur Wakayama).. コジイや時にスダジイと混生する。林床にはオオキジ. たヤブコゥジースダジイ群集が新潟県,福島県を北限. ノオ,ナガバイタチシダなど羊歯植物の種類が増し,. 地としているのに対し,イノデータブ群集はさらに北. カンザブロウノキ,ヤツデ,ジュズネノキなどミミズ. .ヒし,秋田県本庄市(断片}{1勺に著森県岩崎村まで)や,. パイースダジイ群集に生育していない種がみられる。. 岩手県三陸海岸まで雌ヒ上している。. イチイガシ群集の立地は,比較的開発しやすい地形. 遍畿圏ではイノデータブ群集は敦賀湾沿岸からEi本. であるため,農耕地,住宅地などに禾翻され神社林や. 海沿岸にかけて,さらにi琵琶湖周辺の沖積地,伊勢平. 寺院の社叢林としてのみ残存林が残されている。. 野の沖積地に分布している。. イノデータブ群集は高木層にタブノキが20∼30mの 9. イノデータブ群集,ナ謹選レノキータブ群落,キ. 樹高で難度3∼5で林内をうっそうとおおう。構成種. ノクニスゲータブ群落,ムサシアブミータブ群集. にイズセソリョウ,ボルトノキ,タイミンタチバナ他. 1》01yst呈cho隔Machi蓋etum th疑nl)er幽. のミミズバイースダジイ群集,ホソバカナワラビース. gii, 08配απ‘ん麗8 ’π8配’αrε8一ノ施。んμπ8 fんππ一. ダジイ群集,ムサシアブミータブ群集の標徴麺をもた. ゐθrσ跡Gesel藍schaft,0αrεκ〃z耐8π〃剛rαθ一鹸一. ず,常緑広葉樹林に広く共通する種により構成されて. c痂加8漉配πbε憩εε一Gese董lscha銑軽nd A翌isa−. いる。イノデータブ群集は地域的にヒメユズリハ,ヵ. emo鱒厳ach圭letu皿thu蓑bergi三. ラスザソショウ,ツワブキ,アカメガシワなどで区分. (Tab.9). される海岸沖穣地の植物群落が福井県音海半島,大島. 適潤地の沖積地は,土壌条件,地形条件などが開発. 半島,敦賀半島に分布している。さらにケヤキ,シュ. しやすく,また入が住みつき,生活しやすくきわめて. ロ,ネズミモチ,オニヤブソテツ,ムクノキ,フユイ. 良好な便利な立地である。現在日本各地の沖積地は農. チゴなどをもつ魏魏は,橿井県,島根県,三重県の沖. 耕地,住宅地に利用され,自然林が残されているとこ. 積地にみられる。. ろは少ない。このような立地では潜在i難然植生はタブ. タブ林は一般に地域性,あるいは微地形による植物. 林と判定される。. の住みわけがあり,棉井県雄島,あるいは藤島などで. イノデータブ群集は,ヤブコウジースダジイ群集と. 1.よ,ピサカキ,オモト,キヅタ,イノデを欠く特異な. ともにヤブツバキクラス域の北限地域に分布する。ま. 群落が記録された。雄島ではホウチャクソウ,キノク.
(12) 124. Phot 7海岸風衝地にマッキー耳プぐに発達するトベラーウバメガシ群集(和歌山県浦雁ll半島)。. Maquisartiges Plt仁osporo−Quercetum phylliraeoides auf猟アind−exponiertem K{玉stenfelsen(Uτagam鈷Halb三nsel der Prafektur獄1akayama).. ニスゲで区分されるキノクニスゲータブ群落が,出現 種数12∼19種と少ない種数で記録された。蒼島ではム. 10.ボルトノキ群落. サシアブミ,ナタオレノキで匿分されるナタオレノキ. E’αθocα逝ρ配s 8〃εoθs’rε8 vδr,θg伽fεcπ8・. ータブ群落が記録された。ナ野田レノキは種子ケ島の. Gese叢lschaft(田ab.10). 海岸部のタブ林にムサシアブミとともに生育している. 紀ノ川沿岸の沖積地にはホルトノキが高木層に優占. が,..般に本州各地ではきわめて少ない。藤島ではス. した残存林が目立つ。紀ノ川沿岸の沖積地にとどまら. ダジイ林内にも生育している特異な存在である。. ず,瀬戸内海沿岸の鎌水lll:の少ない瀬戸内塑気候下の. 紀炉半島では温暖多湿地なため,バクチノキ,ホソ. 沖積地は,香川県,愛媛県などでも共通してみられる。. バカナワラビ,モッコク,ホルトノキ,フウトウカズ. ボルトノキ群落は,高木,亜高木層にムクノキ,エノ. ラなどで他のタブ群落と区分されるムサシァブミータ. キの落葉樹とともにシロダモ,ヤブニッケイなどクス. ブ群集が記録された。紀伊半島はリァス式海岸で淋積. ノキ科の植物が,低木層には,アオキ,マサキ,イヌビ. 地が比較的少ないが,山足部や,やや乾燥した淋積地. ワ,シュロ,ヤブツバキなどが高常在i度で生育する。. ではイチイガシ群集が,適園地の海岸沿いにムサシア. 草本層にはイシカグマ,オニヤブソテツ,ベニシダ,. ブミータブ群集が生育すると考えられる。. ホソバカナワラビなど羊歯植物が多く生育している。. これらのタブ林の立地は現在農耕地や,住宅地とし. ホルトノキ群落の立地は,本来イノデータブ群集あ. て利用され,カラスビシャクーニシキソウ群集やヨモ. るいはムサシアブミータブ群集が発達する沖積地だが. ギ群落などの雑草群落あるいは工場地の帰化植物群落. 花霞岩起源の沖積士泡など乾燥立地の一ヒ,降水量が少な. におきかわっている。また,ハンノキ群落の埋立など. いことも相乗してタブ林の発達が悪い。そこでホルト. により潜在自然植生がイノデータブ群集におきかわっ. ノキ優占の特異な群落を形成するものと考えられる。. た地域もある。海岸埋立地においても同様である。現. 瀬戸内海沿岸の沖積地は,古くから水の利を得て文. 在自然がもっとも破壊されている地区であるタブ林立. 化が発達してきた地域である。したがって現在残され. 地はまた人々が住居として利用している地域でもあ. ている自然はきわめて少なく,現存植生では各神社林. る。潜在立地を考えた環境保全林形成には,それぞれ. などにクスノキ植林が多い。残存しているボルトノキ. の地域性をもつタブ林の復元が望まれる。. 群落もクスノキを混生している。クスノキは天然には.
(13) 125. Phot・8 斜面に残存するケヤキ林(チャボガヤーケヤキ群落)(京都府宮津τiの。 7b1・’W∂∼・畷勧ηvar」u‘1加ノ∼∫一Z6♂々・π・・∼36〃厩α一Gesellschaft auf einen ]ヨ【ang(Stadt M量yazu in der Prafektur Klyoto).. 台湾にその自生林が記録されている (細川1945,鈴木. raeoides, Euonymo−Pittospore脚. 時夫1954)。日本では人為的に植栽され,あるいは逸. tu㎜ tobirae 疑獄d 1)r〃OP舌ωゼs Jαcerα圏. 鴫したものである。したがって瀬戸内海沿岸の一部淋. Cα7πθπεαブαpoπεcα・Gesellschaft(Tab.11,12,13). 積地嫁タスノキを欠いたホルトノキ群落が現在の潜在. 紀伊半島や日本海沿岸の海岸ぞいにはりァス式海岸. 自然植生と判定される。. が点在し,切りたった国運地が入り組んで林立してい. ホルトノキ群落は瀬戸内海沿岸の埋立地や沖積地の. る。このような断巌地には常に吹きつける塩風によリ. 自然消減地における環境保全林のモデルとなり,また. トベラ,ウバメガシ,マルバシャヲソバイ,マルバグ. 潜在自然植生に応じた自然林復元に.より環境保全林形. ミ,ヤブツバキなどの常緑低木冠物の組み合わせによ. 成に役立てられる。. る風衝低木林が断崖地をおおっている。. 近畿圏では紀伊半島にトベラーウバメガシ群集が,. 11.トベラーウバメガシ群集,マサキートベラ群. a本海沿岸部にマサキートベラ群集及びクマワラビー. 集,クマワラビーヤブツバキ群落. ヤブツバキ群落がみとめられる。. Pittosporo・Quercet羅m phi}ly一. トベラーウバメガシ群集は,ウバメガシ,マルバシ.
(14) 126. ♂ンめ織画璽糎麟沸磐轡轡. 姦繍舗鵜島 Pkot.9 花鰹岩出のやせ尾根に発達するモチッッジーアカマッ群集の自然林(奈良県五条窃)。. Nat廿rlicherBestand⊂ies Rhododendro_Pinetum ldnkianum auf schlnalem BergrUcken aus Gran1t(Stadt Golo in der Pr装f. Nara),. ヤリソバイ,ハマヒサカキ,ナニヤブソテツ,マルバ. 下にあるため復元が田難である。したがって,開発は. グミを標徴種及び区分種としてまとめられる。樹荷. 最低限でおさえる。また低木林が破壊されたあとは潜. 0.5∼5mの低木林で時に7∼12mの樹高で高木層にク. 在自然植生に応じた巳然復元を行い,森林を形成し,. ロマツが超出して生育し,2∼3層群落を形成する。. 海岸沿いの自然環境の保全とともに魚付林などとして. 藍二本層にはオニヤブソテツ,ツワブキ,ヒトツバ,ヒ. の機能を十分に果たさせることが望まれる。. メヤブラン,コバノタツナミソウが高常在度で生育す る。. 12.イロハモミジーケヤキ群集. トベラーウバメガシ群集は伊二、1半島以匹iに分布し,. Acero−Zelkovet疑m(Tab.14). その生育条件は気温と,立地の懇懇により制限されて. 箕面叢叢公園の箕面欝欝,あるいは大阪府犬難山の. いる。太平洋岸の風衝の強い:ii吃議しがちな立地に生育. 獲麟沿いの繕面には高木瀬にケヤキ,イロハモミジが. する。日本海沿岸には分布しない。. 被度2∼5と優類した落葉広葉樹林が発達している。. マサキーi・ベラ群集は広域的に分布し,太平洋岸,. 亜石木層,低木層にはウラジロガシ,カゴノキ,アラ. 日本海沿岸の風衝地に分布している。クマワラビーヤ. カシ,ヤブツノミキなどの常緑疹1葉樹が混生している。. ブツバキ群落は,i3本海沿岸の風衝地に胤池的に生育. 草本層にはヤブソテツ,オオバノイノモトソウ,クマ. する。クマワラビーヤブツバキ群落はヤブツバキ,シ. ワラビなどの羊歯植物が1。1常在度で杢}三馨している。夏. ロダモ,クマワラビ,アオキ,ジャノヒゲで区分される。. 緑広葉樹はイロハモミジ,ケヤキ以外に,ムクノキ,. 海岸風衝地は一・般に地形的・気候的に開発が困難で. エノキ,サンショウ,ダンコウバイなど適潤地を好む. あるため,比較的最近まで原地形のまま残されてき. 植物が混生している。. た。しかし,観光開発という秘ヨで,道路が造成さ. イロハモミジーケヤキ群集は一般にヤブツバキクラ. れ,公園や観光施設が作られるようになり破壊され,. ス域の漢谷沿いの急傾斜地や,巌錐などの排水のよい. ススキ,チガヤ,メダケ草原になっていることが多. 適地で,しかも表!.「土が移.動しゃすい不安定な立地に. い。したがって今後の課題としては潜在自然叢生が風. 乙旨」’する。箕面漢谷では,ヤヅコウジースダジイ群集. 衝低木林の立地では一反破壊されると厳しい環境条件. に隣接し,犬鴫山ではシラカシ群集に接して発達して.
(15) 127 『Tab.!5. Rhododendro−Pinetu孤 kinkianum モチツツジーアカマツ群集. .Nr. d. Aufnahme:. 調 査 番 四. 1. 2. Datum d. Au.fnahme:. 川 査 月 日. ’75. ’75. 11. 1!. 21. 22. L. Exposition:. 方 位. S. Ne童gung (Q):. !5. Gr6Be d. Probeflache(m2)=. 傾 斜 調 査 面 積. ]日[6he d. Baumsch量cht−1(m):. 高木第一ノ習の高さ. 18. Deckung d. Baumschicht_1(%):. 高木第一層植被率. 7(>. Hdhe d. Baumschicht−2(m)=. 高木第二履の高さ. !2. 12. Deckung d。 Baumschicht−2(%):. 宵木第二層縦[被率. 30. 50. H6he d. Strauchschicht(m):. 低木層の高さ 低木履植被率. 3. 2.5. 80. 70. 0.2. 0,2. Deckung d. Strauchscl}icht(%):. 150. !00. H6}1e (L K:rautschicht (鵬):. 鐸まオくノ轡の葦石さ. Deckung d, Krautschicht(%):. 草本層椎こ被率. 10. 30. Artenzahl=. }お 写色 種 . 数. 23. 21. 3・3. 4・4. !∼enn=u想...丁虻田只artg塾......“.=...今§§.t.....票蝸V璽薫.り無∼!e景.三...群身. PガノZZ‘5どβ〃54707一α. ア. 々yOノ廊・曽αZ⑳〃αvar.θ♂妙彦かごα. ネ. 群団標二種および区分種 カ マ ツ B1. c. B2. ジ キ. S ……. EuO4ψ1》αノ∼α謬∫πη0辺α2∼∫. B・i. タ カ ノ ツ メ. si. ●. 1・1. 2・2. 2・2. ●. 1・1. 2・2. 2・2. 2・2. 十・2. RIZO♂06」6ノ∼47¶0〃 ノ’召’ノα’Zα’∼〃〃. コノミノミッ/ミッッジ. π躍1)84∼〃’α40∫α. ソ ヨ ゴ. B2. 旦1. 1・1. 2・2. RIZO40♂8〃41’0πノ〃αごノ噂05砂‘ぬ〃ノ’. モチ ツ ツ ジ. S. .巡i. 2・2. 十・2. 《‘8∼・θrαオα69漉zゼz〃♪3. ウ リ カエデ. 沢ん040480訪「0π乃α8〃顧8ノブ. ヤマ ツ ツ ジ. 砺cc’〃々‘〃βゐ1・α‘’8α‘∼〃〃. シャシャンボ. si sl. ●. 十. o. 十. ■. !・2. Arten d. Ordnung:. フi一一ダーの二乗. ノiんめ∼αgz々ノ∼α’α. ア ケ ビ. S. 十. 3・3. C1召’ゐノ・α∂αノ・う’〃6ア・て,∼5. リ ョ ウ ブ. B2. 十. o. Q1.’.ω・α.65 sεザブαオα. コ ナ ラ. S. 工・!. o. 十. ヤマ ウルシ. S. 孟ゐ8あα宴》α’加‘z認α. ツクバ不ウツギ. S. 十. V写b㍑2フ∼㍑ηみ θ7−05Z’η2.. コバノガマズミ. S. 十. Sollstlge Arten;. その他の種 S 1. 十. K i. ÷. B・i. o. 1。2. 十. 1・2. 十. 十. Rんπ∫彦1ゴ6ゐ06αアアα. α〃∼8π∫αブ妙0π飴α. ヤ フ“ ツ バ キ. ●. 十. …. EZ〃ツαブ@oノ∼fcα. ●. …. ヒ サ カ キ. 3〃凄’zα灘‘ヲだノzα. サルトジイノミラ. 1♂o記‘フで〃αオα. イ ヌ ツ ゲ. si Kl. i. K[. 十. 出現1圓の種 Au信erdem le elnmal in Aufn・Nr4:/1♂ノzμ∫/’〃〃αヤシャブシB2−1・2, K−1・2, A如房α ‘ノ・洒Zゴα砿 ミツバアケビS一十,Alw∼4〃zα1”αカツ9〃多α6αvar.81αんuネザサS−1・2。, K一十, Mf∫6αアz疏∼‘∫. 5加8ノ∼∫おススキK一十,Aノ・読5如ノ妙。〃∫(忽ヤブコウジK一十, A4π疏”α∼級4z‘伽オαツルアリドウシK一十, SoZ∼血go‘し,々’gてこrαz{1℃αvar.α5’α‘ご。αアキノキリンソウK一十, in 2:Clzα〃’α8(妙αプお。∂砲∫αヒノキB2一十, S一十,C陵y6/rαノ64>oπ∫‘αサカキS一十・2, Qz4ω’cμ55α♂∼ご”∼αウラジロガシS一十,積z(=o沈∫z{〃z 5ノノ3αZ疏var.. 8∫α6/wμスノキS一十,K−1・2,πZlc々〃πノ働8Zf8’fo∫z〃〃シキミK−1・2,3乃.oノ”∼α50Z磁ノz8ZZo∫4θ∫イワカガミ.
(16) 128 K−2・2,L8醐。飢yπ〃Lsp.シラガゴケ属の∼種M一十. 調査地 Aufr1, NL 1:Hanasono im Kohga−Bezirk der Sh三ga−Prafektur滋賀県甲賀郡花園 Aufn.2:Seno−oto irl Kohga−Bezlrk der Shiga−Prafektur滋賀県甲賀郡瀬の音 Aufnahme von S. Okuda, M. Yamada und H. Ohyama. いる。. である。. イロハモミジーケヤキ群集は関東地方から近畿圏ま でのヤブツバキクラス域の湯谷沿いに生育している。. 14・オノエヤナギーカワヤナギ群落他(河辺林). 海抜800m以上の地域ではアブラチャソーケヤキ群集. s認鋤sαcゐαz如θπsε8−sαzεκρだ9εαπα一Ges311・. に隣接する。. schaft程. a.(Auen−waider). 日本海側の多雪地ではチャボガヤ,ヒメァオキなど. 近畿圏には加古川,武庫月1,猪名川,淀川,紀ノ絹,. 多島地性の植物をもったチャボガヤーケヤキ群落がみ. 日高川,吉野川,宮旺i川,総野川,宮川,櫛田川,木. られる。. 削口,丹山川,矢日羅川など多くの河川が流れ出ている。. イロハモミジーケヤキ群集の立地は一度破壊される. 最近は限月1工事がゆきとどき砂礫唯積地が少なくなっ. と,それまで自然植生と立地の間に保れていた均衡が. たが,各河川にヤナギ林が心密に生育しているのがみ. 崩れ,土砂崩壊が著しくなり復元がきわめて四難であ. られる。一般に河1目によって運搬推績された河辺ぞい. るばかりでなく,大きな災害をひきおこす危険度が高. の不安立定地にヤナギ属植物が先駆的森林群落をつく. くなる。したがって,立地の安定を維持するためにも. る。これらの群落は定期的に冠水するかぎり,くり返. 森林を保護し,水資源の確保,環境保全,あるいは観. し出現する。. 光資源として現在残されている士分を厳重に保護・育. 猪名月i,武庫川ではオノエヤナギ,カワヤナギなど. 成することが必要である。. による樹高5∼6mの低木林がみられた。不安定度が 高い河辺立地の潜在自然植生といえる。. 13.モチツツジーアカマツ群集他(アカマツ自然林). Rぬ。δodenδro一】Pi孤etum kiRkiaの. 15.オギ群集他(河辺草本植物群落). 烈um臓, a.(Rat敏rl圭che Pεη配8{1θπ8εfZorα一. M隻scanthetum sacchar量flo罫i u。a.. W琶董der)(7ab.15). (Auen−W量esen). 近畿圏の低丘陵地や山地は,その大部分がアカマツ. 近畿圏に流れる河川に限らず,河川の河辺環境は時. 林でおおわれている。自然林も代償植生も含めて,き. 々の降水などの影響をうけ,ゆるやかに流れる,ある. わめて類似した相観を形成している。アカマツ林は,. いは増水により川全体が水中に没するなど変化が多. とくに近畿隅や中国地方においては,林業的にアヵマ. く,常に…定していない。また,河水の運搬作調,機. ッを育成するために,二次的に生育しはじめたアカマ. 械作用,堆積作用などにより流域の立地に常に影響が. ツを残し,塗扇の伐採による純林化された林分が多. 与えられている。河川によって形成された泥湿原には. い。このようなアカマツ林は常緑広葉樹を多く低木層. 流路に接した水際の不安定環境から低木林の位置ま. にもっており,その潜在自然植生はサカキーコジィ群. で,一年生草本植物群落と多年生草本植物群落が帯状. 集と判定された。. に生育している。. しかし母岩が露出した乾燥しやすいやせ尾根や山頂. 近畿圏ではオギ群集,セリークサヨシ群集,ツルヨ. 部ではアカマツ林の自然林が分布する。ネジキ,スノ. シ群集,イヌビエーケアリタソウ群落などが報告され. キ,コバノミツバツツジ,モチツツジ,ツクバネウツ. ている(宮脇・藤原1974)。. ギなどの赤瓦地性の落葉樹に,アセビ,ソヨゴ,シャ. シャンボ,イヌツゲなどの常緑広葉樹が低木層に混生. 16.ハンノキ群落. している。花闘岩を基盤とした立地では,偲岩が由く. 五Zππsノαpo泥εoα一Gese蚕lsch&ft (Tah.16). 露出してみられる。. 現在水田耕作されている沖積低地の大部分は,潜在. モチツツジーアカマツ群集は透畿圏に広く分布して. 自然植生がハンノキ群落と判定される。現存植生はき. いるが,潜在自然植生の立地としてはきわめて限られ. わめて少ないが琵琶湖周辺安曇川町や三重県の天然記. ている。潜在立地は貧養・酸性で,生産性の低い土地. 念物指定南島町道方,浮島のハンノキ林が自然に近い. である。画然状態でもモチツツジーアカマツ群集が持. 状態で残されている。. 続する立地である。また一度破壊されると復元が困難. ・・ンノキ群落は高さ15∼20mの高木林で,高木震}に.
(17) !29. Phot 10阿辺のクサヨシ群落。 1)1∼‘∼1ωハα〃〃κノ〃∼α‘8‘トGesellscha‘t ln emer FluBaue. 趨繋灘難. 藩. 繕醗1. Phot 11 南島lli凄道:方の1孚島のハンノキ林。 △Zノ∼zハノζψo〃1ζ召一F()rst auf emer Schwlmmenden Insel(Uklsh11na)von Mlchlkata be三Nanto−cho・. Prafektur Mle.
(18) 130 Tab.16 AJ/z∼‘∫ノ砂。π∫‘伽Gesellschaft. ハンノキ群落. 調査番号. Nr, d. Aufnahme:. Datum d, Aufnahme:. 1 2. 調査月 日. ’76 ’75. 11 11 14 20. 調査面積. 100 300 8 11. 高木層植被率. 70 70. 低木履植被率 草本願の高さ 草本層丁目率. 20 7. Artenzah1:. 出 現種数. 12 40. Trennart d. Gesellschaft:. 群落区分種. Gr6Be d. Probefl琶che(ln2)=. H6he d. Baumschicht(m): Deckung d. Baumschicht(%); H6he d. Strauchschicht(m):. 4 3. Deckung d. Strauchschicht(%)= 夏{6he d. Krautschicht (m)=. Decku雛g d. Krautschic1覚(%):. 泓πμ∫ブψ01∼’‘α. ハ ン ノ キ. Sonstige Arten:. その他の種. Pb4ygolzκ〃乃彦1LZ〃zδ82司8’∫’. ミ ゾ ソ ノミ. P1びα9η漉85ωノπ〃32〃Z’∫. ヨ シ. 06παπ”L8ブαηαη∫6α. セ リ. E〈∼zパ∫θ孟〃παノ.’留ノ∼58. ス ギ ナ. 八{∫ガCノ・05♂喀∫μ〃Z親ノ}ゆZθZ〃π. ア シ ボ ソ. 1 0.8 90 95. B. 4・4 4・5. S. 1・2 十. K K K K K. 4・4 3・4. 3・3 十 2・3 十 1・2 十 2・2 十・2. var.ρ・Zy∫オα61弓,μ〃Z. 出現11酉の種 AuBerdem le einmal in Aufn・Nr・1:R謝6∼‘〃’飯∫z’!oα’♂〃πヌカキビK一十。2,7砂1∼α Zα曜bZ∫4ガマK−1・2, Lθθノ噛5如ブ曜)oπκα.アシカキK一十・2, G砂ご81¶’αf5‘1迦ym〃8z〃α ドジョウツナギK一十・2, M6Zo〃z万αブαρo疵6αスズメウリKl一}・2, in 2:Ro3αノノ∼8’Z’ゲZoノ¶αノイバラS一十,ハ伽9〃oZfαた。わ♂‘∫コブシ.S一 十,漉。臨58α∫6万。召αシロダモS一十,.A’‘6∼めαブ¢1)oノ∼fcαアオキS一十, L∫g∼43ケ〃μoゐ如5ヴbZ∫∼〃μイボタノキ. S一+,B・1伽・伽・伽客!∫メギS一+・K−1・!・β・励…!一・・〃・…クマヤナギS一+,冊・一〃・μ∼・ζll〃・. ・…’一・鰍’1LヤブデマリS}. ∵. 吻5”’α‘z徽”∼’‘∫ヒメシ・ネK一+・2・/’脚伽5鰯・励リ・フネ. ・ウK+Zα繍”’∫∫6わ01‘1 魔V握:K−1’3・のZ1∫”’‘”∼z’∫〃1’‘∼‘’Z‘伽Z1”∫va・・ノ吻〃。”∫コチヂミザサ K一+・2,A々・伽伽磁αミ7・塗嬉・、K+2・野∼α48”’””ブ・ψ・・’…”’・ズれ判K一+・Zκ・4・…. ノ卿岬田畑ン以ラK一+・.A吻油伽欄シラヤマギクK一+・ノ1〃ψ吻・鱒・’・吻蜘・α’z・’・ノカごウ. KザジG蜘・蜘…妙・厩ψ1漁〃げマチ・ヅルK一+・伽囎・磁イヌツゲK一+・五η凹溜砺・紛 ダ錬盛+,C・・…Z・・媚・δ・・アオ・ヅラ・ジ盈+・照…・一4・ツボス・・K一+セ,&…吻・∫・ ∫,、、♂f、。〃ナミソウK一÷,C・1撚4砂・Z伽カサスゲK小2,C。欄’1、,“、ゐ。,8∫∫?アゼスゲ?K毛..2, 11yc(4》μ∫盈6∫4μ∫シロネK−1・2, Gα伽〃3.塑配1噌’z〃πvar.εc海πo宴)81フノωπヤエムグラK一十・2, CεZα∫か∼f5. 0乃∫α‘Zα‘z∬ツルウメモドキK一十,五改yアηπ”Lθ5ブ妙。π∫α‘ヒカゲイノコズチK一十,Eπoπッ〃臨∫∫∫β60Z4fαπz‘5 マユミ K一十,Gα‘〃’ブ曜)oπ∫α‘〃’ダイコンソウ K一十, Gプα〃∼加8α8 sp.イネ科の一種K−!・2,ノ1/zg8Z∼6α. ♂8αぴ3加αノダケK一十,ゐα∫ケβα晒8ら{μ6が5ヒメシダK一÷.. 調査地 Fundorte:Adogawa in Shiga−Praf.滋賀県安曇川町. von A. Miyawaki, M, Klimura und Y. O$awa(Aufn.1), K. Suzuki, Y. Kawamura und Y. Nakamura(Aufn,2).. ハンノキが優占する。低木暦にはイボタノキ,ウメモiご. の植物が多く入っている。安曇川町では草本題にミゾ. キ,クロウメモドキなどの特有な種群がみられる。草. ソバ,ヨシ,セリ,スギナなどの水田放棄地に生育す. 本属には一般にカサスゲ,ゴオソなどのスゲ類やヨシ,. る種が林床に多い。安定したところでは,シロネ,カ. ミゾソバ,ツボスミレな:どヨシ湿原に共通な種群が多. サスゲ,ツボスミレなどが林床に,低木層にイボタノ. い。安曇月1町のハンノキ群落は復元途上の林分で周辺. キ,イヌツゲ,ヤブデマジなどが生育している。.
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