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JAIST Repository: ハイパーカードを利用した漢字学習支援システム

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title ハイパーカードを利用した漢字学習支援システム Author(s) 寺, 朱美; 桑山, 正彦; 海谷, 治彦; 落水, 浩一郎 Citation

Research report (School of Information Science, Japan Advanced Institute of Science and

Technology), IS-RR-95-0001S: 1-25 Issue Date 1995-02-28

Type Technical Report Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/8424 Rights

Description リサーチレポート(北陸先端科学技術大学院大学情報 科学研究科)

(2)

ハ イ パ ー カ ー ド を利 用 した

漢 字 学 習 支 援 シ ステ ム

寺 朱 美 桑 山 正 彦 海 谷 治 彦 落 水 浩 一 郎 1995年2月28日 IS-RR-95-0001S 北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 情 報 科 学 研 究 科 〒923-12石 川 県 能 美 郡 辰 口 町 旭 台15 [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] OAkemiTera,1995 1SSNO918-7553

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一 要 旨 留学 や技術研 修 の 目的で一定期 間 日本語教 育プ ログ ラムに参 加す る学習者 は、時 に 漢字 の学習 にか な りの 困難 を感 じる。(1)短 い期 間 に集 中的 に学 習せ ざる を得 ない ため、個 々の漢字情 報や使用例 な ど総 合 的 な学習 が不足 しが ちな こ と(2)学 習 及 び 漢字 の認 識の方法が 日本人 と同 じか どうか疑問が残 る こと、な どが代 表的 な問題 で ある。 この ため には 、(1)授 業 の復習 を支援 し、その 中で漢字 や用例 な どの情報 が 必 要 に応 じて入手 で きるこ と、(2)漢 字 の形 、音訓 、 その意味 す る ところ を覚 える だけで はな く、熟語や漢字 で表現 され る語句 、ひい ては文 中で の使 い方 まで も含め た学 習 を視聴覚 を利 用 して支援 で きるこ とが必 要 であ る。本 稿で は 、学 習者が教 室 で使用 す る教科書 に従 って復 習で き、必要 な関連 情報 を随時手 に入 れる こ とが で き る よ うな 目的 を持 つ漢 字学 習 システ ムの設計 と試作 結果 につ いて報告 す る。

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脚 も く じi も く じ 1は じ め に1 2対 象 と す る 漢 字 と 漢 字 学 習 の 問 題 点1 3シ ス テ ム の 目 的 と 機 能3 4漢 字 学 習 支 援 シ ス テ ム4 4.1シ ス テ ム の 概 要...4 4.2シ ス テ ム の 想 定 利 用 者_...。4 4.3使 用 計 算 機 、 ア プ リ ケ ー シ ョ ン ・ ソ フ ト ウ ェ ア 及 び 使 用 言 語6 4.4漢 字 学 習 支 援 の 概 要..,...7 5シ ス テ ム の 構 成(1)一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一8 5,1漢 字 カ ー ド...8 5.1.1漢 字 カ ー ド に 記 載 さ れ て い る 漢 字 の 属 性..。..。.9 5.2教 科 書 カ ー ド...12 5.3自 由 帳 カ ー ド...・....・...・.・.13 5.4自 由 帳 カ ー ド の 自 動 作 成...15 6シ ス テ ム の 構 成(2)一 教 師 の た め の 諸 機 能 一16 6.1漢 字 カ ー ド の 自 動 作 成...16 6.1.1個 別 漢 字 デ ー タ...。..17 6.1.2熟 語 デ ー タ...17 6.1.3重 複 登 録 に 関 す る 優 位 性...17 6.2教 科 書 カ ー ド の 自 動 作 成...,...19 6.3自 由 帳 カ ー ド の 自 動 作 成..,...20 7そ の 他 の 機 能21 7.1学 習 者 の 操 作 履 歴 の 記 録...。...21 7.2選 択 し た 漢 字 の レ ポ ー ト 印 刷...22 7.3漢 字 ・ 熟 語 デ ー タ の シ ス テ ム か ら の 書 き 出 し...22 8現 状 の 問 題 と 今 後 の 課 題22 ◎

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(5)

一 図一 覧 11 図 一 覧 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 シ ス テ ム の 構 造..._...4 学 習 者 の た め の 機 能...__・ …5 教 師 の た め の 機 能..._._..6 漢 字 学 習 支 援 シ ス テ ム の 概 要...__7 漢 字 カ ー ド:表 紙..._...__._.9 漢 字 カ ー ド...・ ・ …10 教 科 書 カ ー ド:表 紙..,..._..._....13 教 科 書 カ ー ド..._.14 自 由 帳 カ ー ド:表 紙_...◎.._..._...15 自 由 帳 カ ー ド..._._..・ ・ …16 漢 字 デ ー タ 読 み 込 み..._..._.._18

表 一 覧

1 2 3 4 5 漢 字 の レ ベ ル_...__._...._...12 対 応 教 科 書..._....14 シ ス テ ム に 使 用 し た 漢 字 デ ー タ の 一 部..._.._...17 シ ス テ ム に 使 用 し た 熟 語 デ ー タ の 一 部..._...18 文 節 の 区 切 り 文 字(11文 字)...24 一一 一 一劇繍闇一 闇■圏 ■ ■闘願■■圏■ ■國■■ ■■國■■ 膨

(6)

闘 1は じ め に 1 1は じめ に 現 在 石川県 には 、1994年6月 現 在 約5,500人 の在住 外 国人 が い る。そ の半数 は 在 日外 国人で 、特別 な 日本語学 習の必 要 はない と思 われ る。残 る半 数 は、成 年 、未 成年 を問 わず 何 らかの形で 日本 語 を習得 す る必要 を持 ってい る。県 内で は金沢大学 をは じめ、大 学 ・短大 ・専 門学校 、その他研 修生受 け入 れ先 にお いて広 く日本語教 育が行 なわ れてい る。 石 川県 社会 教育 セ ン ター国 際文 化交 流 セ ンター 日本語 教 室 を例 に とる と、1993 年度 は、のべ566人 が 日本語学 習 の 目的で本 セ ンター を訪れ てい る。その 内訳 はセ ンター主催 の クラス授業 、プ ライベ ー ト授 業及 び、石川 県が受 け入 れてい るア メリ カ、 イギ リス 、フラ ンス な どの大学 、研 修生 の 日本語研 修 セ ミナー な どであ る。ま た、留学生 や 日本語学 習 を目的 として石 川県 を訪れ る外 国 人 も増 加 の一途 をた どっ てい る。 日本語学 習者 に とって学 習の際の大 きな関 門の一つ と して漢字 の習得 があげ られ る。「手 習い」 や 「身体 で覚 える」 な どの言 葉 で表 わ される ように、我 々は書 いて 覚 える ことに慣 れてい るが 、日本 人以外 の学 習者 に とって この方法 はなか なか な じ め ない場 合が多 く、視聴 覚 的な補 助教 材 が不可 欠で あ る。 近年 、 よ り視覚 、聴覚 に訴 える学 習方法 として、計 算機 を利 用 した様 々な領域 の 日本 語学習 システ ムの研究 が盛 ん になって きてい る。本報告 で は特 に漢字 及び漢字 を含 む熟語の習得 に焦点 をあて 、学習者が 習得 してい る漢字 数 にあ った レベ ルで情 報 を得 、自分 のペー スで学 習で きる漢字学習支援 システムの設計 と試作結 果 を報告 す る。

2対

象 とす る漢字 と漢字学習の問題点

日本語 に は、ひ らが な ・カ タカナ ・漢 字(音/訓 を含 む)・ ローマ字 とい うよ う に表記方法 が4つ ある。 日常生 活 におけ る表記 は、看板 、広告 を読 む な どの場 合 を 除 き二次 的な問題 で あるが 、日本 で長 く暮 らす、また は仕事 の ため、専 門分野 の勉 強 をす るな どの場 合 、漢字 を含 む文 章か ら情報 を得 る必要 が 出て くる。 ひ らが な、 カタカナ は各 々約50に 過 ぎないが 、現代 の新 聞雑 誌 な どに使 用 され る漢 字 数 は4,000字 以 内 とい わ れ 、 そ の う ち約3,000字 が 一 般 に使 用 さ れ 、 中心 的 には常用漢字 の約2,000字 が用 い られ ている。新聞 に関す る調査(昭 和56年 以前 の 統計 に よる)で は、当用漢字(当 時1,850字)の 占め る割 合 は述べ 漢字 数の98.2%、 教 育漢字(当 時996字 、現 在1,006字)は90.1%と い われ てい る。[1][2]   噸糊 噛一欄麟幽■国醐 藺 闇■■■■■圏■■■■■■■■■膨

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一 2対 象 とする漢字 と漢字学習の問題点 2 しか しその ような漢字 を個別 に覚 えて も新聞 の内容が90%理 解 で きる とい うわけ では ない。 また漢字 の書 き川頁につ いては 、日本 人の場合 手 で書 い て覚 える ことが優 先 的 に行 なわれて来 たが 、非漢字 圏 の外 国 人に とって 、手で書 いて覚 えるこ とが は た して妥 当か ど うか 、また、書 き順 を覚 え る必 要があ るか ど うか とい う疑 問が残 る。 外 国人 と日本 人 を比べ る と、そ れぞれ文字 を認識 す る方 法が違 うので はない か と 思 われる こ とが 多 々見 られ る。例 えば同 じ 「口」の漢字 を書 く場合 、 日本人 に とっ て最後 に書 く画 は、下 の 「_」 だが 、外 国人 に とっては どこか ら始 まろ うが終 ろ う があ ま り大 きな問題 で はない。書 き順 を教 わ って初 めて 「_」 を最後 に書 くよ うに なるので は ない だろ うか。 日本人の子 どもは、生 まれ て以 来ず っ と同 じ書 き順 の漢 字 を見 て きてい るが 、外 国 人の場 合 い きな り漢字 の形 に触 れ る ことにな る。学 習者 の多 くが成人 であ るこ とも習得の段 階で大 き く影 響 してい るか も知 れ ない。漢字 を 認識 す る過程 において学習 者が 目で書 き順 を追 い 、かつ どん な形で使 われ てい るか を確認 しなが ら復 習 で きる こ とが望 まれ る。 日本語教 育で は構造 言語学 か ら、さ らに コ ミュニ カテ ィブ なアプ ローチが取 り入 れ られ るよ うにな り、パ ター ンの学 習か ら実際 の言 語事象 に近 い 日本語 の学習へ と 進展 してい る。漢字 を学 習す る際 に もコ ミュニ カテ ィブ なアプ ローチ はないだ ろ う か。覚 えるこ とを主 に した漢字学 習 は時 と して学習者 の負担が 大 きい。特 に短期 間 で 日本語 を習得す る必 要が ある場合 、時 間の無 駄 をな るべ くな くし、生 きた 日本語 の一環 と しての漢字学 習 に取 り組 ませ た い。 近年 、漢字学 習 のための支援 シス テム 、辞書 シス テムが少 しつつ 開発 されてい る が 、その主 な もの は、書 き順 ・使 い方 ・テ ス トな どの学習項 目を設け、学 習者 に漢 字 の属性 ・形 を認 識 させ学 習 を支援 す るシステ ム、漢字 の形 や構 成す る部分 に 目を 向け、その部分 を属性 とと らえ 、学 習者が漢字 の構成 を理解 す るこ とによって漢字 の認 識 をはか る シス テム な どで ある。 しか し学 習者が 漢字 の形 、読み方 を覚 え るだけ で は、実際 に書 かれ てい る漢字 か な交 じ りの 文章 を理解す る ことは難 しい。 殆 ん どの学 習 者 は主 と な る教 材 、主 に教 科 書 を使 用 し学 習 を進 め る 。 そ の 際教 科 書本文 中 には学習 の レベ ル に応 じた漢字 が 出て くる。「習 った漢 字 だけ ど、 この熟 語 は初 めて見 る」 とい うよ うな場 合、一 つ一つ辞書 で調べ るの に時 間がか かる な ど の理 由か ら、学 習者 はついお っ くうにな り、覚 える こ とを諦 め 、つ いに はだ んだん 漢字が嫌 いに なってい くことがあ るので はないか と考 え られ る。実際 目にす る文 章

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繭 3シ ス テ ム の 目 的 と機 能 3 の 、どこにこの漢 字が使 われてい るか を確認 しなが ら学 習す る ことは、学習意欲 を 高め る上 で大切 な要 素 だ と考 え る。 学習者 の 日本語学 習の 目的 は、大 き く2つ に分 け るこ とがで きる。一 方 は 日常 生 活 で使 う日本語 を習得 す るグループ、 もう一 方 は 日本 語 を専 門 と して学ぶ 、 も し く は専 門分 野の情報 を 日本語 で得 る必要 があ るグループ であ る。後 者 の学 習者 は比 較 的短期 間 に集 中的 に学 習す るケー スが多 く見 られ る。 この場合効 率 的に学習で きる 反面 、次 々に現 れ る漢字 に責め たて られ 、学習者 は漢字 を学 習す る本来 の 目的 を見 失いが ちである。また、同 じ漢字習得数 の学 習者であ って も、医学 部 ・工 学部 ・文 学 部 ・経 済学部 な ど専 門分野 が違 えば 自ず と必 要 とされ る専 門用 語が 異 な って くる。 日本語教 師 に とって、 これ ら学 習者一 人一 人の漢字習得 数 ・進 度 ・専 門 に合 わせ た漢字学習教材 を作成 す る ことが必要 であ るが 、電子化 されたデー タが少 ない、簡 単 に作成で きない な ど、現状 で はなか なか 困難 があ る。希望 す る範 囲の漢字 デ ー タ を容易 に取 り出 し、プ リン トア ウ トで きる ようなシステムが あれ ば、教 材作成 の面 で大 き く役 立つ と思 われ る。 そ こで、外 国人の漢字学 習 を支援 す る ことを 目的 に持 ち、学 習者が授 業 の後 の復 習 で使 え、かつ 、日本語教 師が漢字学 習の ための教材作成 をスム ーズ に行 な うこ と が で きる、計 算機 を使 用 した 「漢字 学習支援 システム」が あれ ば役 に立 つ もの と思 われ る。

3シ

ステ ムの 目的 と機 能

学習者 は、教科書 に準 じて 日本語 を学習す るこ とが多 い。授業 で既 に習 った漢字 を、教 室で利用 した教科書 、使 用 された教授 法 に従 って授業後 復習 で きる よ うな学 習支援 シス テムの 開発 を 目指 したい 。 以 下 にあげ る4項 目を本 システ ムで達成 す る課 題 とす る。 ・学 習者が教 科書 の本文 を読 み 、そ の時 わか らない漢字 がで て きた ら、す ぐ に 情報 として取 り出せ る ・ 漢字 初級学 習者 か ら、新 聞が読 め る学 習者 まで 、漢字 の習得 数 は大 き く幅が あるが 、その多 くの学 習者 に とって役 に立 つ シス テム を構築 す る ・ 教 師が学 習者 一 人一 人の レベ ル ・進度 に合 わせ 、簡 単 に漢 字復 習教材 を作成 す る こ とが で き、あ らゆ る教科 書 に対 応す る可能性 を持 つ …"施府鼎 顧繭 剛 ■口■■■■■■■■繭■■ ■■■ ■■ ■■■■ 陰

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一 4漢 字学 習支援 シス テム4 ・学 習者が本 人宛 の電子 メー ルやOCRで 取 り込 ん だ文章 デ ー タな ど、実際 に 使 われ る漢字 に触 れ る こ とで 、学習意欲 を持 たせ る 4漢 字 学 習 支 援 シ ス テ ム 4.1シ ステムの概要 この システム は、個別漢字 とその複 数の属性 を記述 した 「漢字 カー ド」及 び、教 科書 の文章 を読み込 んだ 「教 科書 カー ド」及 び、学習者 に電子 化 されたデ ー タや電 子 メール を読 み込 む機 能 を提 供 してい る 「自由帳 カー ド」 の集合体 で構 成 され る。

ll オー プニ ン グ 画面 (学習者) ス タ ー ト

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減鑓 _一 一τ1二二 ・"7! ムノ ロ ツ ー 蟻iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii…i…iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;iiiiiiiiiiii 警聾 室;夢ii鼻 聖撃室;h7.. 画面 、 画 面 い

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H E-一 学習 者 が利用 す るカ ー ド 教師 が利用 す るカー ド 学 習者 の移 動 教 師 の移動 矢 印の 両方 向 に移動 矢 印の方 向 に移動 図1:シ ス テ ム の 構 造 4.2シ ステムの想定 利用 者 この シス テムで は、学習者が 漢字 を復 習す る時 に使 うだけ では な く、教 師が学 習 者の習得漢字 数 、進度 にあった教材 を作成す るこ とも大 きな 目的の一つ と考 えてい る。そ のため付与 されてい る機能 は両者 の 目的 に よって役 割 を異 にす る。 以下 にシステ ムの対象者 とその 目的 を述べ たい 。 ・ 日本語 学習者(漢 字学習) `'噸 一嘲 幽'一廟 蘭闘■■■■■ ■■■暉嗣■■ 圏嗣 ■■■ 闘■■陰

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一 4漢 字学 習支援 シス テム 5 なん らかの形 で 日本語の授業 を受 けて いる 日本語学習 者。殆 ん どの学習者 は主 と なる教材 、主 に教科 書 を使用 し、各 レベ ル に応 じて漢字が 本文 中 に出 て くる。学習 者 は学習 した漢字 をすべ てす ぐ覚 え られるわけで はない。授 業後理 解で きない漢字 を含 む語彙 があ る場 合 、また既 習の漢字 だけ ど、 この熟語 や使 い方 は初 めて とい っ た場合 、学習者 は この システム を起動 し、画面上 で教 科書 の本文 を読 み 、わか らな い漢字 に関す る情報 を取 り出す。 この システムで は、学習者 が読み たい文章 を電 子デ ー タ化 し、学 習者 自身が シス テ ム に読 み込 ませ 、文章 中の漢字 及 び熟 語 と漢字 カー ドを リン クさせ る こ とが で きる。 学 習者 はそれぞれ 日本語 学習 の 目的 を異 にす る。この ため将来 的 には各専 門分野 別の熟語 ・用語 に留意 した辞書 を内蔵 し、学 習者の専 門的 な学習 内容 に も対 応 させ たい希 望で あ る。 溝 宰 学 習 古 樗 シ ス チ ム 目垂 U目 2。 翻. 己@シ3亀 己デ 幽 『酬 書 。 偲 「F⑳ 三{ヨ 耀 調 が 劉「闇 「

銅 一一一一』 「。 翻 昇 ㌦ 鞍 騨専書 ¢肉 審 憾 齢 書 に リ ン ウ しτ 恥 蔑 ず 》 自 薗 帳 ¢餌 曹 亀姻 蹄己爾 ⑳ 禽 寧 竈儘 麹・魅 ん で1 齢 書1置リ ン 夢 窓 借 轟 昌 幽 郎 層 費 虚 ず ⊃

漢 字 辞 典

教 科 書

自 由 帳 睡 終 了 図2:学 習者 のため の機 能 ・ 日本 語 教 師(漢 字 学 習 の た め の 教 材 作 成) 学習者の レベル に よって適 切 な教材 を作成 し与 える ことは、 日本語教 師 の大 きな 役割で あ る。 この システ ムで は、学 習者の漢字 習得数 、学 習 レベ ル にあった漢字及 び熟語 を選 び 、学 習者 に復 習教 材 を与 える こ とが で きる。

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w 4漢 字 学習支援 システ ム 6 例 えば初級 レベ ルの学習者 は、「一」を学 習 した時点 で 「一」の使 用例 と して 「一 般 的」が出 て きて は戸惑 うと考 え られ る。 この場 合教 師 は熟語デ ー タの 中か らレベ ル に よって使用 す る漢字及 び熟語 を選 んで提 供す るこ とがで きる。 漢字(最 終 的に は2,000字 一4,000字)及 び漢字 に対応 す る熟 語 は 、 シス テムが 完 成 した時 点で格納 されてい る予 定だが 、漢字 数が不足 であ る、または新 た に漢字 カー ドを作 りたい 、自分 たちの選 ん だ教科書 のデ ー タ も取 り入 れたい とい う希 望が あ る場 合 、教 師 は 自動 作成機能 を利用 し、既存 の属性 デー タとの重複 を避 け なが ら 新 た な属性 デ ー タを漢字 カー ドに読 み込 み 、独 自の漢字 カー ドの集合体 を構築 す る こ とが可能 であ る。 この場合 、教 師間で分担 して入力 した場 合 にお い て も、教 師が 常 に最新 のデ ー タを書 き出 して把握 で きる よ う配慮 した。 また、検 索 に よって選 ん だ漢字 デ ー タをプ リン トア ウ トし、教 材 と して利 用す るこ とが可 能 であ る。 漢 字学 習支 援 シス テム 撫 襲学一夢管理

穂留書炉一夢管翻

巨]垂 漢 字 デ ー タ読 込 漢 字 デ ー タ書 出 熟 語 デ ータ 読' 熟 語 デ ータ 書出 書 き順 ボ タ ン 作 成 敦 科書 デー タ読込 リ ン ク 作 成 熟 語 表 示 しペ ル L4

漢 字 辞 典

教 科 書

自 由 帳 終 了 図3:教 師 のため の機能 4.3使 用 計 算 機 、 ア プ リ ケ ー シ ョ ン ・ソ フ ト ウ ェ ア 及 び 使 用 言 語 マ ウ ス な ど で 比 較 的 簡 単 に 操 作 で き 、 か つ 、 動 く情 報 を扱 う機 能 が 多 い こ と か ら 以 下 の 計 算 機 を 選 ん だ 。 ま た で き る だ け 新 た に シ ス テ ム ・ソ フ ト を 購i入 し な く て もす む よ う に 、 現 在 殆 ん ど のApPle社 のMacintoshに 付 属 し て い る 以 下 の ア プ リ ケ ー シ ョ ン ソ フ ト を利 用 して い る 。

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一 騨 4漢 字 学 習 支 援 シ ス テ ム7 ・ 使 用 計 算 機 AppleComputer社Macintosh ・ 使 用 ア プ リ ケ ー シ ョ ン ・ソ フ ト ウ ェ ア AppleComputer社HyperCardVer.2.2 ・ 使 用 言 語 HyperTalk 4.4漢 字 学 習 支 援 の 概 要 漢 字 カ ー ド と教 科 書 カ ー ド、 自 由 帳 カ ー ド を 利 用 して 日本 語 学 習 者 が 復 習 を す る 時 の 支 援 の 概 要 を 以 下 に 説 明 す る 。[6] (画面1)(画 面2)(画 面3)(画 面4)

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図4:漢 字 学習支 援 システ ムの概 要 1.教 科 書 を選 び(画 面1)、 さ らに課 を選 ぶ(画 面2)。 2.教 科書 の本文 を画面 で確 認 しなが ら復習 を進 め 、不 明 な漢字 や熟 語 をマ ウス で指定 す る(画 面3,4)。 ド…一 ■■■■■■膨

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一 5シ ステ ムの構成(1)一 学 習者 のため の諸機能 一8 3.漢 字 や熟 語 に対 す る意味 ・熟語 ・書 き順 な どの情報 を検 索 す るため の表示画 面 を出す(画 面5)。 個 々の漢 字 に対 す る書 き順 、熟語 、意味 な どを必 要 に応 じて検索 させ る。一枚 の漢字 カー ドに リン クさせ る属 性情 報 と して以 下の項 目を選 ん だ。 ・ 個別 漢字 ● 音読 み及 び使 用例 ・ 訓読 み及 び使 用例 ・ 意味:外 国語(現 在英 語の み) ・ 部首(現 在 は まだ表示 してい ない) ・ 画数 ・ 教科 書 名/課 ● レベ ル(1∼6) 4.そ れぞ れの ボ タンを ク リックす る と、(画面6)の よ うな表示 が な され る。熟 語 は学 習者 の レベ ル に応 じた漢字 に よって構 成 され る よ うにす る。 5.書 き順 や音 声 な どの動 的情報 を、マ ルチ メデ ィアを利用 し効果 的 に提示 す る。 このシステ ムは2つ の立場 か ら構 成が なされ てい る。 シス テムのデ ー タ構成 を学 習 者 、教 師そ れぞれの観 点 か ら以下 の順 で述べ て い く。 1.学 習 者の ための諸 機能 2.教 師の ための諸機i能 、 5シ ス テ ム の 構 成(1)一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一 5.1漢 字 カー ド 本 システムの大 きな目的 は学 習者が漢字 を学習す る際 に考 え られ る困難 をで きる 限 り排 除 し、授 業 の後 の復 習 を支 援 す る こ とで あ る 。学 習 者 は漢 字 ・熟 語 を含 む文 章 を本 シス テムの辞 書機能 を利 用 して読 む。 この観点 か ら見 る と辞書 的機 能 は教科 書本文 カー ド、自由帳 カー ドに次 いで3番 目に位 置す るが 、その担 う役割 は大 で あ る。漢字 ・熟語 を含 む本文 を読 む際必 要 な語彙情 報 、将 来 的 には各専 門分野 の語彙

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騨 5シ ス テ ム の 構 成(1)一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一 9 情報 を備 え なけ ればな らない。その意味 では最 も充実 した内容 ・機能 を 目指 さなけ れば な らない。 しか し形 と して は影 に隠れ た存在 であ る。 現在 試作段 階 の システ ムに は128枚 の漢字 カー ド、12枚 の教 科 書本 文 カー ド及 び、3枚 の 自由帳 カー ドが格納 されてい る。各 カー ドで は漢 字の形 ・音訓 ・意味 だけ では な く、熟語 や漢字 で表現 され る語句 な どの情報 を視聴 覚 を利用 し取 り扱 う。各 カー ドの文章 に含 まれ る漢 字 ・熟 語 はそれ ぞれ個別 漢字 カー ドと リンク して い る。 図5:漢 字 カ ー ド:表 紙 漢字 カー ドには11項 目の個 別漢字 の属 性が デ ー タ として記 載 され てい る。各項 目はそ れぞれ索引 項 目 と して機能 し、漢字 を体系 的 に理解 す る一 助 とす る。 本 シス テムで は各検索 キ ーを選択 または入力 す る と該当す る カー ドだけが選択 さ れ る。該当数 が画面 に表 示 され選択 された カー ドが 閲覧可能 になる。本 システ ムで は以 下 の属性 に よる検 索が で きる。必 要 に応 じて複 数 の属性 に よる検 索 も可 能 に なる。 5.1.1漢 字 カ ー ド に記 載 さ れ て い る漢 字 の 属 性 個別漢 字 現在 は漢字128字 を格納 してい る。将 来的 に は新聞漢字 が読め る数の漢字 を網羅 舳帽 噺剛輔 醐 醐 咀■■■嘲 ■■■■■■■ 蘭■■■■■■ 墜

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一 5シ ス テ ム の 構 成(1)一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一 10 漢字 学 習支援 シ ステ ム 凹藝 全9枚

訓読み 音読み 意 喋 ま な ・ぷ 画数 ガ ク,ガ ッ 8 レベ'ル 17 stud

学生

女子学生

大学

力学

が くせ い じよ しが くせ い だ い が く りき が く 漢 字辞 典 漢字 検索 熟語(生徒) astuderrt agirlstudent auniversity dynamjcs 合 ◇ は じ め に も ど る 書 き順(数 字) M 図6:漢 字 カ ー ド したい希 望 であ る。現 在 、基本 テ キス トとして 「基本漢字Vol.1:筑 波大 」[3]「基 本漢字Vol.2:筑 波 大」[4]「漢字V1000PLUS:筑 波大 」[5]か ら入 力 した 。 訓読 み 現在 は 「基 本漢字V・1.1:筑 波大 」「基本漢字Vol.2:筑 波大 」「漢字V1000PLUS: 筑波 大」 に使 用 され る訓読 み を入力 した。将 来的 には新聞漢字 が読 め る数 の漢字 に 対 応す る訓 読み を網羅 したい希望 であ る。 音読 み

現在 は 「基 本漢字Vol.1:筑 波 大」「基本漢字Vol.2:筑 波 大」「漢字V1000PLUS:

筑波大 」に使用 される音読 み を入力 した。将来 的 には新 聞漢字が読 め る数 の漢字 に 対応す る音読 み を網 羅 した い希 望で あ る。

意 味

現在 は 「基 本漢字Vol.1:筑 波大 」「基本漢字Vol.2:筑 波大 」「漢字V1000PLUS:

筑波 大」 に使 用 され る意味 を英 語で 入力 した。将来 的 には新 聞漢字が読 め る数 の漢 字 に対 応 す る意 味 を網 羅 したい 希 望 で あ る。 英 語 以 外 の 外 国 語 の 意 味 情 報 を入 力 す る こ とに よってそれ ぞれの言 語 に応 じた システム の構築 が 可能 であ る。 画数 画数 につ い ては、一般 に漢字辞典 で採用 されて いる こ とと、外 国人が漢字 を体 系

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一 5シ ス テ ム の 構 成(1)一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一 11 的に学 ん だ り記憶 した りす るす る場 合 、漢字 の部分 を認 識す る上で役 に立つ と思 わ れるため 、採 用 した。現 在 は 「基本 漢字Vol.1:筑 波大 」「基 本漢字Vol.2:筑 波 大」「漢字V1000PLUS:筑 波 大」 に使 用 され る画数 を入 力 した。基 本 的 には教 育 漢字表 、常用 漢字 表 に従 う。 熟語

現在 は 「基 本漢字Vol.1:筑 波大 」「基本漢字Vol.2:筑 波大 」「漢字V1000PLUS:

筑波 大」 に使用 され る熟語 を入力 した。将 来的 には新 聞記事 が読 め る程 度 の熟語 を 網 羅 したい希望 で ある。 書 き順 書 き順 は、必ず 覚 えなけれ ばな らない とい うもので はないが 、正確 に書 いた り認 識 した りす る助 けに なる と思 われ る。この シス テムで は書 き順 をアニ メーシ ョンで 表示 し、学 習者が希 望す る時見 られる よ うに した。基本 的 な書 き順 は教 育漢字 表 、 常用 漢字表 に従 う。 教 科書名/課 この属性 は 、教 師が教材 作成 を考 える場 合の利 便 を優先 してい る。あ る教 科書 、 あ る課 に出て くる漢字 の リス トが この属性 の検索 に よ り容易 に検 出 で きる。初級 レ

ベ ルでは 「基本漢字Vol .1:筑 波 大」「基本漢字Vol.2:筑 波大 」「漢字V1000PLUS:

筑波 大」 を使用 、将来 的 には必要 と され る教科 書 に対応 させ たい希望 であ る。 部首:デ ー タを後 で読 み込 ませ る 部首 は漢字 を構 成す る要素 と して漢字 を学 習す る上 で学習者 の理解 を助 け る と思 われる。漢字 に よっては本 来の部首 と異 なる もの もあ るが 、徒 に難 しい語源 をた ど る よ り一般 的 に使 われてい る部 首 を使用 す る。約250種 類 の部首 につ いて対応す る 漢字デ ー タ を作 成 し順 次各 漢字 カー ドに読 み込 ませ 、検 索 な どに対応 させ たい 。 レベル(1∼6) 学 習者の漢字 習得 レベ ル に よ り、漢字 カー ド及 び熟語 を レベ ル別 に構 成 す るこ と がで きる。学習者 は上 に記 した漢字 の属性 情報 を漢字 習得 レベ ル に応 じて検 索す る ことがで きる。また 、学習 者 に対す る教育 的配慮 か ら教 師 が画面 に現 れ る漢 字及 び 熟 語の数 を制限 して与 える こ とが で きる。 本 システ ムで は漢字 の レベ ル を表1の よ うに設 定 した。 漢字 に付 随 して表示 される熟 語の レベ ル は、熟 語 を構成 す る漢 字の最 も高 い レベ ルに設定 してある。す なわ ち熟語 は熟 語 を構成 す る各漢字 をすべ て学習 し終 えた段 階で現 れて くる。この熟語 表示 レベ ルは変更 す る ことがで きる。教 師 は漢字 カー ド を学習者 に与 える際 、学 習者の漢字 習得 レベ ル を考慮 し、難 し過 ぎる熟語が 出現 し ない よう配慮 す る こ とがで きる。 しか し、例 えば医学 や理 学、工 学 な どの専 門用 語 … 》噛 酬舶欄 剛醐圃自醐 蘭 ■■■圏■ ■■闘 闘■■■■■■ ■膨

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一 5シ ス テ ム の 構 成(1)一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一 12 表1:漢 字 の レ ベ ル

漢字習得数

1∼250 251∼500 501^.750 751∼1000 1001∼2000 2001 漢字習得 レベル 1 2 3 4 5 6 を学ぶ学 習者 に対 しては 、少 ない漢字 習得数 の段 階で もすべ ての専 門語彙 が現 れ る よ うにす るな ど配慮 が可 能で あ る。 あ る漢字が未登 録の場 合 、自動 的 に レベ ル を6に 設定 す る。 これ らの漢字 は レベ ル6の 漢字 と同等 に表示 され る。 「レベルX」 は 「レベ ルX以 下の総 漢字 」 とい う意味 を表す 。 5.2教 科 書 カー ド 既 に第2章 で も述べ た よ うに、学 習者 は個別 に漢 字 を学 習 しただけ で は充分 と は言 えない 。実際 に漢字が使 わ れてい る文章 を数多 く読 む ことに よ り、 どこで 、 ど ん な形 で漢字 が使 われ るか を理 解 す る こ とが で きる。 その ため 、最 も身近 な教 科 書 の本文 が困難 な く読む こ とがで きる よう、システムの教材 として取 り上 げ ている。 学習 者 は授 業 であ る教科書 のあ る課 を勉 強 した後 、復 習 のため に計算 機 を起動 す る。教科書 カー ドの表紙 の 、教 科書 ・課 ・種類 の三項 目か ら検 索 項 目を選択 す る。 該 当す る項 目だけが一 覧表 示 され 、そ の該 当数が画 面 に表示 され る。 画 面 の リス トか ら自分 の勉 強 したい教 科 書 を、次 に課 を選 ぶ 。本 文 が画 面 に現 れ 、読 んで い くうちに忘 れ た漢字 が出 て くる と、そ の熟 語 を ク リックす る。画面 に は熟語 を構 成す る漢字 を含 む熟 語の リス トが現 れ、学習者 は得 たい熟語 で ク リック す る。次の画面 で は熟語 を構 成す る数枚 の漢字 カー ドが選 び出 され 、各漢字 カー ド には漢字使 用例 が レベ ル別 に現 れ る。初級 の学 習者 には初級 レベ ルの漢字使 用例 が現 れ 、上 級 レベ ルで は総 ての レベ ルの 漢字使 用例 が網羅 され た熟語 情報 が得 ら れ る。 本文 を読 む こ とになん ら困難 が生 じなか った学 習者 は、 この段 階 を踏 む必要 が な

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一 5シ ス テ ム の 構 成(1) 一学 習者 の ための諸機 能 一 13 漢 字 学 習 支 援'シス テ ム

教 科 書 を読 む

検 索 在佳 【」1Aπ で十 一'd・ し ノ

謹 羅1雛一

ε===.1.,,...,Cu浄ent嫁anese AdvancedJapanese 基 礎 漢 字1課 復 lntenSiVeCOUC'SeOf訟 照neSe 講 義 で 聞 く 日本 語 朝 日 新 聞 で 日本 を読 む

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七 調 P_]≡ 図7:教 科 書 力0ド:表 紙 い と思 われ る。 基本 となる教科 書 と して表2を 選 んだ。 しか し、教 師 の希 望 に よってあ らゆ る教 科書 に適応 で きる可能性 を持 つ 。(教 科書/略 号 の順 に記載) 5.3自 由帳 カ ー ド 教 科書本文 カー ドと同様 、学 習者が実 際 に 目に触 れる漢字 を含 む文章 にで きるだ け慣 れ親 しむ 目的で この段 階 を設 け た。基 本的 な操 作 は教 科 書 本文 カー ド と同 じ で 、テ キス トデ ー タの読 み込 み とリンク作成 機 能 を学 習者 に提 供 してい る。 最 近 、欧米 を中心 に 日本 で も電子 メール を使 用す る場面が 多 くな った。学 習者 は 日本語 で書 かれ た電子 メー ル を見 て 、その 中のい くつか の漢字 は習得 してい るに も 関 わ らず 、熟語 を構成 す る他 の漢字が読 め ないばか りに意 味が わか らない とい った 無念 の思 い を持 った こ とが 多い こ とと推 測 され る。文 中の漢 字の い くつか に興味 を 持 ってい れば、そ の漢 字が構成 す る熟 語 を多 く目にす る こ とに よって、漢字 その も の に対 す る抵 抗 感 が 失 せ 、 か つ個 々の 漢 字 の働 きに さ らに興 味 を持 つ よ うに な る こ とが期待 で きる。 以上 の観点か ら、あるい は熟語 の意味 を調 べ るだけの安易 な使 い方 か ら、あ るい は個 々の漢字 すべ てに興味 を持 つ段 階 まで 、学習者 に とって漢字 に対 す る幅広 い学 `"噸 ■圏嘲■■圏圏■■■■■■『

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騨 5シ ス テ ム の 構 成(1) 一学 習者 の ための諸機 能 一 14 漢1享単 習 古 樗 シ ス デ ム 凹 ≡ 曹 ・ ・M・"唇 ・ ・膠1

[プ ラ ニ ー一さ ん の は な し]

私 は 日本 大 学 の 学生 で す 。

専 門 は体 育 です 。

十 月 九 日に タイか ら きま した 。

月 曜 日か ら金 曜 日まで 日本 語 の ク

ラス で べ ん き ょ う します 。 私 は 日

囹 本 語 が 好 きで す 。

ハ 図8:教 科 書 力0ド 表2:対 応教科 書 基 本 漢 字Vol.1(筑 波 大 学) 基 本 漢 字Vol.II(筑 波 大 学) 漢 字Plus1000Vol.I AnIntroductionToAdvancedSpokenJapanese JapaneseLifeToday 日 本 社 会 再 考 CurrentJapanese AdvancedJapanese IntensiveCourseofJapanese 講 義 で 聞 く 日 本 語 朝 日 新 聞 で 日 本 を 読 む BKl BK2 1Kl ASJ JLT Saiko CJ AJ ICJ Kogi Asahi 一一一 燗 一 鯛 醐 ■闘 ■■■ 日 閾■繭 圏嗣 ■■ ■■■■ ■■夢

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一 5シ ス テ ム の 構 成(1) 一 学 習 者 の た め の 諸 機 能 一 15 習 の選択 権が 与 え られる と思 われ る。 海!享単 習 支 樗 シ ス テ ム

凹≡ デ ー タ 読 込 翻

連絡

Z Z: 図9:自 由 帳 カ ー ド :表 紙 5.4自 由帳 カー ドの 自動作 成 学 習者が電子化 され たデ ー タを学 習者の希望 に よって学習者 自身が シス テム上 に 読 み込 み 、 リンクさせ る機能 であ る。これ によ り学 習者 は興味 を持 った教材 を辞 書 と リン クさせ て読 むこ とが可 能 にな る。 熟語 の読 みや意味 を本文 と同一画面上 に表示 し、 メー ルや新 聞記事 の内容の理 解 を優先 す るこ とがで きる。学習者 が必要 だ と思 われ る時 にのみ個 々の漢 字の 晴報 を 参照 で きる よ うに した。 本 システ ムの 自由帳 カー ドの 自動作成 機能 をま とめ る と以下 の よ うにな る。 ・ 学習者 が友 人か ら受 け とった電子 メールの漢字 が わか らない時 や 日本語 の新 聞記事 を読 みたい時 な ど、電子デ ー タを直接 、またはOCR(文 字認識装 置)を 利 用 して文字 を電子 デ ー タ化 した後 、本 システ ムに 「自由帳 カー ド」 と して 読 み 込 み 、 わ か らな い 漢 字 を調 べ る 。 ・教 師が 学習者 の漢字 習得 数 に合 わせ た漢 字 ・熟 語の レベ ルを設定 した システ ム を与 える ことに よ り、学 習者 は多過 ぎる漢 字デ ー タに煩 わ され る こ とな く 漢 字 に親 しむ こ とが で きる。 冒嗣一脚醐側 陶 ■劇 ■■■■ ■噸 ■ ■ ■ 圏■■■ ■■■ ■■■■勝

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一 6シ ス テ ム の 構 成(2)一 教 師 の た め の 諸 機 能 一 16 津 牢 学 習 古 構 シ ス 子 ム 巨雇

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図10:自 由 帳 カ ー ド 6シ ス テ ム の 構 成(2)一 教 師 の た め の 諸 機 能 一 本 システ ムは、あ らゆ る電子化 され た文字教材 か ら容 易 に漢字 教材 を作成 で きる ことを目的にい くつか の機 能 を実現 している。この機能 に よ り本 システ ムのデ ー タ 構成 を新 たに作 り変 え る ことが で きる。 本 章で は教材 を自動 的 に作成 す る機 能 を以 下 の順 に述べ たい 。 1.漢 字 カー ド自動 作成機能 2.教 科書 カー ド自動作成 機能 3.自 由帳 カー ド自動作 成機能 4.漢 字 ・熟語 のテ キス トデ ー タ書 き出 し機能 6.1漢 字 カ ー ド の 自 動 作 成 漢 字 カ ー ド は 、 テ キ ス トデ ー タ と し て 入 力 し た 漢 字 数 と 同 数 の カ ー ド が 作 成 さ れ てい るが 、 さ らに補 充 したい場 合個 別漢 字 とそ の属性 デ ー タを一定 の 形式 で作 成 し、 システム に漢 字 カー ドを加 える こ とが可 能 であ る。

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一 6シ ステ ムの構 成(2)一 教 師の ための諸機 能 一17 個別漢字 及 び属 性 の入力 を次の よ うに行 った。 6.1.1個 別 漢字デ ー タ 漢字 の各情報 を 「Tab」キーで区切 り、各漢字毎 の情報 を 「Return」 キーで区切 る。 個 別漢字/通 し番号/教 科書 名 ・課/画 数/訓 読 み/音 読 み/意 味 属性 情報が複数 の場 合 、区切 りを半角 コンマ 「,」で表示す る。 レベ ルは漢字個 々に つ けた通 し番号 に よ り自動 的 に決定す る。入力 に用 いたデ ー タの一部 を表3に 示す。 表3:シ ス テ ム に 使 用 し た 漢 字 デ0タ の 一 部 車9BK1-17く る ま 門10BK1-i8か ど 火11BK1-24ひ 水isBK1-24み ず 金13BK1-28カ 、オ& 土14BK1-23つ ち 子15BKi-23こ 女16BK1-23お ん な 学17BK1-28ま な ・ぶ シ ヤ モ ン カ ス イ キ ン ド シ ジ ョ ガ ク,ガ ッ car agate fire water gold,money,metal ground,earth,soil child woman,female study 6.1.2熟 語デ ータ 熟語の各情報 を 「Tab」キーで区切 り、各熟語毎 の情報 を 「Return」キーで区切 る。 熟語/ふ りが な/意 味/教 科書 名 ・課 意味 が複 数 あ る場 合 、区切 りを半 角 コンマ 「,」で表 示 した。 レベ ル は熟 語 を構 成 す る個 々の漢字 につけ た通 し番 号 に よ り自動 的 に決定 す る。入力 に用 い たデ ー タ の一部 を表4に 示す。 6.1.3重 複登録 に関す る優位 性 上 の方法で 入力 を行 な う際 、現在 まで に登録 済み の漢字 に新 た な属性 が付加 され た ものが デ ー タと して読 み込 まれ る可能性 が高 い と思 われ る。 同 じ漢字 カー ドが2 枚 以上 にな らない よう重複 登録 を避 け なけ れば な らない。これ に対す る対 応策 と し て再登録 時の属性 に よる優位 性 を以下 の よ うに定 めた。

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.... 6シ ス テ ム の 構成(2) 一 教 師 の た め の 諸 機 能 一 18 表4: システ ムに使 用 した熟 語デ ー タの 一部 車 自動 車 電車 門 専門 火 火曜 日 火山 水 くる ま じ ど う し ゃ で ん しゃ も ん せ ん も ん ひ か よ う び か ざ ん み ず acar acar,anautomobile atrain agate aspecialty fire Tuesday avolcano water BK1-1 BKi-1 BK1-1 BK1-1 BK1-1 BK1-2 BK1-2 BK1-2 BK1-2 漢字 学 習支援 シ ステ ム 醸 薦享炉一多管聰 漢 字 デ ー ≡翻 噛蔚書学目夢管聰 執 罫玉 一'一 葦吉' ≧ 一'一__.,, 漢字 デ 1 漢 字 の テ キ ス トデ ー タ は モコ 試 作 品4 ■ 轟=。 D漢 字(作 成 デ ー タ) D基 礎 漢 字 本 文1 D教 科 書 復 習 例 題 デ ー タ d熟 語(原 始 デ ー タ) D熟 語(作 成 デ ー タ) D履 歴 ロ 連 絡(今 日 の 日本 語 敦 室. oMacintoshHD [w.'】 ドラ イ ブ 〕 4 〔

キ ャ ン セ ル 終 了 図11:漢 字 デ ー タ 読 み 込 み

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6シ ス テ ム の 構 成(2) 1.漢 字デ ー タ 漢字 訓 読 み 音 読み 意 味 画 数 レベ ル 教 科書 ・課 2.熟 語デ ー タ 熟 語 読 み 意 味 レベ ル 教科書 ・課 一教 師の ための諸 機能 一 最初の登録 を優先す る 追加登録す る 追加登録す る 追加登録す る 最初の登録 を優先す る 最初の登録 を優先す る 追加登録する 19 最 初の登 録 を優先す る 追加 登録 す る 追加 登録 す る 最 初の登 録 を優先す る 追加 登録 す る .最 初 の登録 を優先 す る もの は、二度 目の登録 の際無 視 され る。 これ らの項 目 を修正 したい場 合 は、各 漢字 カー ド上で 修正す る。 ・ システ ム側 で この機能 を提 供す るこ とに よって 、教 師の作 業が効 率 化で きる と考 える。一 冊 の教 科書 を複 数の教 師が手分 け してデ ー タを作 成 した り、い くつ かの教科 書 をそ れぞれの教 師が作 成 し後 で一 つ にま とめ るな どの作業分 担が 可能 に なる。 .ま た、初級者用 と上級 者用 の辞 書 を区別 して作成す るこ とな ど も可能 になる。 最 初 に初級 者用 の辞書 を作成 してお き、後 か ら上級 者用 のデ ー タを追加 して 読 み込 む。全 く新 しい漢字が 追加登 録 され るこ と もあ る し、す で に登録 され てい る漢字 に対 して 、上級 者向 きの訓読 みや音読 みが登録 される場合 もある。 6.2教 科書 カ ー ドの 自動 作成 学 習者が使用 す るほ とん どの教科書 には主 となる本 文が あ り、本文 が理解 で きる か ど うか は各 課 の 学 習 項 目 をす べ て 学 習 し終 え たか ど うか を測 る 目安 に な る 。学 習 者 に とって も抵抗 な く読 め る よ うに なる こ とは大 きな 自信 につ なが る と考 え られ る。 この 目的 で 、各教 科書 、各課 の本文 をOCR(文 字 認識装 置)で 読 み取 り、電 子 デ ー タ化 した後 システ ムに読み込 み 、教 科書本 文 カー ドを作成 した。 一

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騨 6シ ス テ ム の 構 成(2)一 教 師 の た め の 諸 機 能 一 20 よ く使 われる教 科書 の本文 カー ドはシステムが完成 した時点 で格納 され るが 、す べ ての教科 書 を網羅 しているわけ では ない 。また 日本 語教育 の場 は広 く、手 作 りの 教科書 、新聞記事 を利用 した授 業 もよ く行 なわれ てい る。 この ため格 納 された教科 書本文 だけで はな く、文字 を利用 したあ らゆ る教材 を対象 に して本文 カー ドが作成 で きる よ うな システムの構築 を目指 した。 教 師 は学習者 の漢字 習得数 ・学 習 レベ ルに合 わせ て文章 を選 び、電 子デ ー タ化 し、 シス テムに読み込 ませ るこ とに よって本文 カー ドを作成 し、学習者 に提 供 す る こと がで きる。 本 シス テムの教 科書本 文 カー ドの 自動作 成機能 を まとめ る と以 下 の よ うにな る。 ・主 な教科書 よ り本文 を電子デ ー タ化 した後 システ ム に読 み込み 、本文 中の漢 字 及 び熟 語 と個 々の漢 字 カー ドを リン クさせ る。学 習者が 本文 中の わか らな い漢字 をク リ ックす る こ とで選 んだ熟語 、熟語 を構 成 す る個 々の漢字 の情報 を表示す る。 ・教 師 が 自作 の漢 字 を含 む文字 教材 を電 子 デ ー タ化 し、 システ ム に読 み 込 み、 本 文 カー ド と して利 用す る。 ・教 師が新 聞記事 ・本 か ら教材 を選 び 、授 業 で使 う場合 、そ の文章 を電子化 し シス テム に読 み込 み 、本文 カー ド として利用 す る。 6.3自 由帳 カー ドの 自動 作成 教科 書 カー ドと同 じ目的で 自由帳 カー ドの 自動作成機能 を構築 した。学習 者が さ らに身近 な文 章 に親 しめ る ように 、電子 化 されたデ ー タを学習者 の希望 によって学 習者 自身が システ ム上 に読 み込 み リンクさせ る機能 で 、通常 学習者 に提 供 されて い る。 しか し教 師が適 当 な文章 を選 び電子 デー タ化 され た教材 か ら自由帳 カー ドを作 成 し、学習者 に生 きた教材 として提 供す る ことが で きる。 本 シス テムの 自由帳 カー ドの 自動 作成機 能 をま とめ る と以 下 の ようにな る。 ・学 習者が手紙 や 日本語 の新聞記事 を読み たい時 、OCR(文 字認 識装置)を 利 用 す るな ど して、文字 を電子 デ ー タ化 しこの シス テム に取 り込 み 、利 用す る。 .教 師が学 習者 の漢字 習得数 に合 わせ た レベ ルの シス テム を与 える こ とに よっ て 、学 習者 は多過 ぎる情報 に惑 わ され る こ とな く、 身の回 りの文字デ ー タか ら漢字 に親 しむ こ とがで きる。

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一 7そ の他 の機 能 21

7そ

の他 の機i能

7.1学 習者 の操作 履歴 の記録 この機 能 は学 習者 の操 作(学 習)履 歴 を記録 す る もので 、得 られ る情 報 として以 下の項 目を取 り上げ た。 これ らの情報が シス テム と同 じフ ォル ダ内の 「履歴 」 とい うフ ァ イルに記録 され る。 ・履 歴記 録 に よって記録 され るデ ー タ 一 い つ(日 付 、時 間) 一 ど の カ ー ド で(カ ー ド 名) 一 ど ん な 操 作 を し た か(操 作 の 記 録) 一 そ の 際 ど の 文 字 を ク リ ッ ク し 、 ど ん な検 索 を行 っ た か(対 象 文 字) 学習 の履 歴記録 か ら得 られ る可 能性 と して以下 の よ うな例 が考 え られ る。 ・学 習 の履 歴記 録 の例 一 学 習者Aの リンクの た ど り方 を調 べ る と: 「本文1」 → 「私立 大学 」熟語→ 「私立 」熟語 → 「立」漢字→ 「公立 」熟 語→ 「本 文1」 に戻 る→ 「大学 」熟語→ 「本 文1」 に戻 る 一 学 習者Bの リンクの た ど り方 を調べ る と: 「本文1」 → 「私 立大学 」熟語→ 「私立 」熟語→ 「本文1」 に戻 る→ 「大 学 」熟語→ 「本 文1」 に戻 る 以上 の ような観 察の 結果 が得 られた場 合 、教 師 は学習 者A、 学 習者Bの リンク のた ど り方 か らA、Bが どの よ うに漢 字デ ー タを参照 して い るか 、 また学 習の効 果 は どの よ うに現 れ るか など結果 の考察 を行 ない 、これに よって学習者 が どの よ う に学習 を進 め るか を把握 、分 析す る一助 とす るこ とが可能 で あ る。 また、何 回 も同 じボ タンを押 したの は理 解 しに くいか らで はないか な ど、 リンク 構造 の再編 な どを検 討す る際の情報 となる ことが期待 され る。使 い方 がわか らない な どの ク レ0ム に対 して も 、そ れ が シ ス テ ム の 善 し悪 し に依 存 した もの か 、漢 字 学 習 の際 の問題 か 、 さらにCAIに 求め られる る もの は何 か な どの分 析 を進 め るこ と も可能 であ る と考 える。[7】

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一 8現 状の問題 と今後の課題 22 7.2選 択 した 漢 字 の レ ポ ー ト 印 刷 本 シ ス テ ム で 用 い たHyperCardで は そ れ ぞ れ の カ ー ド を 簡 単 に プ リ ン ト 出 力 す る こ と が で き る が 、 各 フ ィ0ル ド の ス ペ ー ス に 限 りが あ り、 実 際 カ ー ド 上 に 表 出 し て い る デ ー タ だ け を プ リ ン ト し て も 見 え な い デ ー タが 残 さ れ る 。 そ の 機 能 を カ バ ー す る た め に 、 カ ー ドの 漢 字 と 漢 字 の 属 性 の う ち必 要 な デ ー タ を選 び 、 レ ポ ー トプ リ ン ト と し て い つ で も 出 力 で き る よ う に した 。 こ れ に よ っ て 教 師 は 必 要 な 漢 字 を マ ー ク し 、 こ れ を漢 字 教 材 と して も使 用 す る こ と が で き る 。 7.3漢 字 ・熟語デ ー タの システ ムか らの書 き出 し システ ムの漢字 カー ドには11項 目の漢字 の属性 が記 されてい る。複 数の教 師が 作 成 したデ ー タか らは、重複 記述 を避け る方法 で読 み込 まれ、漢 字 カー ドは 日々書 き換 え られる可 能性が あ る。 シス テム を管理す る場合 常 に書 き込 まれ てい る最新 の デー タを認識 し保存 したい。そ こで、蓄積 されてい る漢字学 習支援 シス テムの漢字 に関す るデ ー タをテキ ス トデ ー タ として書 き出す機能 を提 供 した。 これ まで 、デ ー タはシステムへ読 み込 むだけで あったの に対 し、今 回この機能 を 提 供す る ことに よって、最 新の漢字 ・熟語 のデ ー タを認識 し保存 す る こ とがで きる。 また 、複 数の教科書 のデ ー タを別 々に作成 し読 み込 ん だ もの を一つ のテ キス トデ ー タに まとめてプ リン トア ウ トす るこ とが で きる。この際 、前 章で述べ た重複登 録 の チ ェック機 能が働 き、同一漢 字 、同一熟 語 は一 つの情 報 に ま とめ られ る。

8現

状 の問題 と今後 の課題

現 在128の 漢字及 び漢字 に対応 す る熟語 を格納 して 、試 験的 に運 用 してい る段 階 で あるが 、 まだ まだ課 題が 多い 。現 在 までの 問題 と して以 下 の3点 があげ られる。 システ ムデザ イン 学習の履歴 記録及 び、学 習 に実 際使 ってみ て も らったあ との意見 を参考 に漢字 シ ス テム全体 に渡 る最 終 的 なデザ インを仕上げ たい。 画 面表示 につい て まず最初 のバ ージ ョンと して、システ ムの大 部分 の画面 を 日本語 で表示 した。こ れ か ら学 習 者 に試 験 的 に使 用 して も らい 本 シ ス テ ム の 問 題 点 を取 り出 す に当 た り、 早急 に外 国語の画面 表示 を行 なわ なけれ ばな らない 。 さしあた って英語バ ー ジ ョン を作成 す る。 漢 字 カー ドで使 用す る書体

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一 8現 状の問題 と今後の課題 23 漢字 カー ドの書 き順 アニ メー シ ョンの 「書体 」 を選定 中で あるが 、現在 は 「平成 明朝」 を使用 してい る。比 較 的素直 な形 であ るが 、通 常印刷 に使 われ る書 体 は 、新 聞 な どの よ うに字 が ま とまって使 わ れて い る時読 みや す い 目的 で 、デ フ ォル メ さ れてい る ものが 多い 。理想 と して は、小 学校 の教科 書 に使 われ てい る 「教 科書 体 」 で、点画 が は っ き り認 識 され る ものが 望 ま しい 。 今後 は現状の問題点 を解 決 に導 きなが ら以 下の3点 の課題 に取 り組 んで行 きたい。 漢 字及 び熟語 デ ー タ 本 シス テムの漢字 ・熟語デ ー タと して教科 書の語 彙 だけで は な く、新聞 など 日常 生活 で使 われる漢字 ・熟 語デ ー タ、将 来的 には各専 門分野 の語彙 も取 り入 れたい希 望で あ る。 視聴 覚情報 の利 用 言語 を習得す る上 で視聴 覚情報 は重 要 な要 素 を握 る。本 シス テムの視聴 覚 を扱 い やす い環境 を生 か し、音声 情報 につい て も取 り組 み たい。 また今 回は取 り組 まなか ったがハ イパ ー カー ドの利 点 を生 か し、「漢字 の成立 ち」 な どを視 覚 に訴 え る形で取 り入 れ、漢字 カー ドに リンク させ て学習 者の漢字 の知識 の周辺 部分 を充実 させ たい 。 デ ー タ読 み込 み時の 文章 の区切 りの 認識及 び形態 素 との関 連 本研 究で は、本 来的 な この システ ムの利 用 目的が 、文章 と漢字 ・熟語 デ ー タを リ ンクさせ 、学習者 の理解 をはか る こ とで ある こ とを考慮 し、語彙 の辞書形 に着 目 し 研 究 を進 め た。 英語 の場 合個 々の単語 は半角 スペ0ス で区切 られ てい るが 、 日本 語の文 章 は区切 りが 認識 されに くい。本研 究 で は、本来 的 なこの シス テムの利用 目的 を考 慮 し、語 彙の辞書 形 に着 目、漢字 ・熟 語 をあ らか じめ準 備 した上 で リンクを行 な った。読み 込 んだ文 章 と辞書 を リンクさせ る場 合 、文章全 体か ら熟 語 を検 索す る よ り、文 章 を 区切 った上 で熟語 を検索す る よ うに し、これに よ りリンク生成 の効 率化 をはか った。 ・ 私 は 、 日 本 語 を勉 強 し ま す 。 「Return」 と い う文 章 を

・ 私 は 、 「tab」 日本 語 を 「Tab」 勉 強 し ま す 「Return」

の よ う に 文 章 中 の の 区 切 り に 自 動 的 に 「tab」 を 挿 入 し な が ら 、 読 み 込 む 。 区 切 り と な る 文 字 と し て 、 表5の 文 字 を登 録 し た 。

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一 8現 状 の問題 と今後の課題 24 表5:文 節 の 区切 り文 字(11文 字) を 「 」()、 。 , .!? 現 在 は 、読 み込 む文 章 の 中か ら熟 語 を抜 きだ し、漢字 カー ド とリ ンク させ て い る。 しか し将 来的 に は漢字デ ー タ及 び熟語デ ー タの数が膨 大 に増 え るこ とが予想 さ れ るため 、システ ムの内部 に形態 素解析 を取 り入 れ る必 要が 出て くるか も知 れ ない と考 える。

謝辞

本研 究 は、筑波 大学留学生 セ ンター 日本語 教育 の教 官の方 々の御著書 を中心 に進 め させ て頂 きま した。特 に加 納千恵子 先生 には何 回 もご教 示頂 きま した こ とを心か ら感謝 申 し上 げ ます。 またご支援 頂 きま した石 川県社 会教 育 セ ンター国際文化 交流 セ ン ター 日本語教 室 の皆様 に心 か らお礼 を申 し上 げ ます。

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参 考 文 献25 参 考 文 献 [1]原 田 種 成 編 「漢 字 小 百 科 辞 典 」(1ggo・ 第 二 刷 発 行)三 省 堂 [2]「 こ と ば 」 シ リー ズ16(1986・ 第 二 刷 発 行)文 化 庁 [3]加 納 千 恵 子 ・清 水 百 合 ・竹 中 弘 子 ・石 井 恵 理 子 著 「基 本 漢 字VOL1」 筑 波 大 学 留 学 生 教 育 セ ン タ ー(1989)凡 人 社 [4]加 納 千 恵 子 ・清 水 百 合 ・竹 中 弘 子 ・石 井 恵 理 子 著 「基 本 漢 字VOL.2」 筑 波 大 学 留 学 生 教 育 セ ン タ ー(1989)凡 人 社 [5]加 納 千 恵 子 ・清 水 百 合 ・竹 中 弘 子 ・石 井 恵 理 子 ・阿 久 津 智 著 「漢 字1000PLUS VOL.1」 筑 波 大 学 留 学 生 教 育 セ ン タ ー(1993)凡 人 社 [6]寺 朱 美 ・落 水 浩 一 郎 「ハ イ パ ー カ ー ド を 利 用 し た 漢 字 学 習 支 援 シ ス テ ム 」 日 本 語 教 育 会 誌Vol.1,No.3,pp36-37(1994) [71海 保 博 之 ・原 田 悦 子 「プ ロ ト コ ル 分 析 入 門 」 新 曜 社 【8]寺 朱 美 ・桑 山 正 彦 ・海 谷 治 彦 ・落 水 浩 一 郎 「ハ イ パ0カ ー ド を利 用 し た 漢 字 学 習 支 援 シ ス テ ム 」北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学JAISTResearchReport(1995)

参照

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