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工業ゾーンまちづくり方針 都市計画マスタープラン|浦安市公式サイト

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Academic year: 2018

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工業ゾーンまちづくり方針

4

 工業ゾーンは、若潮通り、都市計画道路

3

3

5

号(富士見港線)、都市計画道路

3

3

9

号(舞浜鉄

鋼通り線)などで区切られる、鉄鋼通り・港・千鳥 で構成されるゾーンです。

 第

1

期埋立地の鉄鋼通り地区は、東京都鉄鋼取

引改善連合会の鋼材業者が都内より集団移転し、昭

44

年に完成した地区です。第

2

期埋立地の港・

千鳥地区は、当初鉄鋼流通基地の建設を目的に埋立 て造成がなされましたが、その後の経済状況の変化 などにより土地利用を「流通・加工・業務」に見直 しました。

 現在、浦安鉄鋼団地(鉄鋼通り・港地区の一部)

では、約

270

事業所が操業し、日本最大の機能を

誇る鉄鋼流通基地であり、約

4,200

人が就労して

います※。港・千鳥地区では、倉庫・流通・加工・

業務などのほか、元町地域の住工混在の解消のため 移転してきた工場も立地、操業しています。また、 工場や事務所の良好な操業環境を守るため、平成

16

年に特別用途地区、平成

18

年に地区計画が定

1

 まちづくりの基本目標

められています。

 浦安マリーナ、ごみ処理施設(クリーンセンター)、 し尿処理施設、リサイクルプラザ(ビーナスプラザ) に加え、最近では、斎場、ワークステーションも開 設し、各種都市施設の整備が進んでいます。  東日本大震災では液状化に伴う地盤沈下や噴出土 砂により、建物の沈下・傾斜、道路や下水道などの 損傷、護岸の沈下・損傷などの被害が発生しました。  上記を踏まえた上で、今後の工業ゾーンのまちづ くり・まち育てを進めるにあたり、基本とすべき目 標を次のように定めます。

●基本目標:水とみどりに囲まれた魅力ある工業

ゾーンを形成する

 ・・・ 現在の土地利用である鉄鋼流通を中心とし た流通・加工・業務機能の集積を維持するととも に、水際線の整備を図り、水とみどりに囲まれた 魅力ある工業ゾーンを形成します。

(2)

93

4

4 工業ゾーンまちづくり方針

針 ̶

 工業ゾーンは、概ね都市基盤の整備は完了してお り、流通・加工・業務機能の集積地として、浦安市 の産業の中核となる工業地区を形成しています。こ の良好な操業環境を維持するため、特別用途地区の 指定により、住宅立地の排除を行いました。さらに、 鉄鋼通り・港の一部の地区では、鐵鋼団地協同組合 と連携しながら、地区計画を決定し、商業施設立地 の排除など、用途や敷地面積の最低限度の制限を行

 現在、工業ゾーンに出入りする大型トラックなど が住宅地に流入することが課題となっています。大 型トラックの交通を分離し、住宅地への流入を抑制

するため、都市計画道路

3

1

7

号(明海鉄鋼通り線)

と若潮通りを結ぶ交通動線を整備します。また、都

市計画道路

3

3

5

号(富士見港線)での街路樹の

整備や、関係機関と連携した違法駐車の減少に努め るなど、地域内の道路環境の改善に取り組みます。

 また、緊急輸送道路である都市計画道路

3

3

9

号(舞浜鉄鋼通り線)の幹線道路については、緊急

2

目標

1

良好な操業環境の維持と産業を支えるための連携

3

目標

2

安全かつ周辺市街地に配慮した道路環境の改善

いました。

 これらを踏まえ、今後も引き続き、鉄鋼流通を中 心とした流通・加工・業務機能を充実・振興するた め、周辺環境との調和を図りながら、良好な操業環 境の維持を図ります。また、地域連携機能の強化や 産官学連携事業の推進など、事業者・経済団体・大 学などとの連携を図ります。

車両の通行を確保するため、液状化対策に取り組み ます。

(3)

94

 海岸沿いでは、護岸の機能を保全するとともに、 海への眺望を意識しつつ、海に可能な限り接近でき る空間、水辺を視認できる空間の確保・整備を目指 します。(仮称)臨海公園では、水際線に面した立 地を活かし、海への眺望を意識しつつ、周辺の緑地 とともに水辺を視認できる空間の確保・整備を目指 します。

 工業ゾーンでは、工業地内の緑地や周辺環境に配 慮した緑化を促進するため、緑化協定により確保さ れた緑地におけるみどりの維持・増進を図るほか、 協定が締結されていない工場や事業所においても、 道路に面する緑化の推進を図り、みどり豊かでうる おいある景観形成を目指します。また、住宅地に面 する地区は、敷地外周部の緑化や施設の修景などに より、周辺の住宅地などの環境となじむ工業地の景 観形成を誘導します。

 港・千鳥地区の海岸沿いの緑地では、液状化の際

4

目標

3

海を身近に感じ気軽に楽しめる水際線の創造

5

目標

4

みどり豊かでうるおいある環境形成の推進

 また、浦安マリーナとその周辺では、千葉県や事 業者と連携し、企業岸壁の対応について検討すると ともに、災害時の活用や気軽に立ち寄りマリンス ポーツを楽しめる場の創出を目指します。

に発生した噴出土砂などを利用して、二酸化炭素

CO

2)削減に寄与し、津波・高潮被害の軽減効果

もある浦安絆の森を整備し、都市の生活環境を守る とともに緑化の推進を図ります。

 道路周辺や駐車場などにおける緑化や、企業活動

に起因する

CO

2の削減など、環境負荷の軽減を目

(4)

95

4

4 工業ゾーンまちづくり方針

針 ̶

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